RBA OFFICIAL
 
2023/09/29(金) 17:54

水曜ブロック決勝・予選敗退トーナメント 記者のどっちも〝勝って〟予想

 第35回RBA野球大会水曜ブロック決勝トーナメント1回戦4試合と、予選敗退チーム同士のモンゴル国親善野球大会トーナメント1回戦が10月4日(水)、大宮健保グラウンドで行われる。いつものように記者のどっちも〝勝って〟予想。チームの( )内の数字は記者のレーティング。

決勝トーナメント1回戦

三菱UFJ不動産販売(88)-リスト(91)

 個人的には花形桃子監督と〝影武者〟加藤の三菱UFJを応援したいのだが、ここは相手が強い。リストの優勢は揺るがない。平塚学園-鶴見大卒の三上(24)は今大会屈指の好投手とみた。どこと戦ってもゼロ封できる力がある。問題は守備と打撃。とくに守備を固めないと優勝は望めない。主砲の岩島は怪我から復帰できるか。

 三菱UFJは、新エース高橋の踏ん張りに期待だ。リスト打線は4年前と比べ向上していない。守備にも不安がある。ここにつけ入る隙がある。

オークラヤ住宅(86)-野村不動産​ソリューションズ(91)

 野村がやや優勢。エース茂木が完全復活した。2番手磯部も調子を上げてきた。課題は打線だと思っていたが、東急リバブル戦では磯部らが相手の好投手井上を攻め立てた。

 オークラヤ住宅はエース加藤が健在。相手打線は強化されるが、加藤は調子がいいとすいすい投げる。打線は藤野、中嶋らに期待だ。茂木は完全復活したとはいえ、優勝した5年前のように完璧に抑えられる状態にまでは戻っていない。逆転の目がないわけではない。

ケイアイスター不動産(86)-一条工務店(87)

 記者のレーティング差はわずか1点。あってないような差だ。一条が上と見たのは、打力もある村井、町田両投手がいるからだ。

 ケイアイスター不動産の浅見投手は化け物だ。どこにそんな力が潜んでいるのか。元巨人の育成選手・谷内田が〝入団〟し、都合がつけば出場する意向があると聞いた。本職は捕手。浅見をリードし、打線でも活躍すれば一条を蹴散らすか。

積水ハウス京葉(87)-日神グループHD(89)

 レーティングは日神が上だが、エース山田は予選最終戦で肩を痛めたのが回復していないようだ。山田が投げられなかったら、惨敗必至だ。

 積水ハウス京葉の生田は全盛期の出来にはほど遠いが、コントロールがいいので大けがはしない。打線は日大鶴ケ丘時代に甲子園に出場している武蔵大卒の2番栗田(26)がキーマン。生田を援護したい。 

RBA第35回水曜ブロック予選敗退チーム(モンゴル国親善野球大会)

予選トーナメント1回戦

RBA日本モンゴル国親善野球大会トーナメント表_page-0001 (1).jpg

 

大和ハウス工業-住友不動産販売

 いずれも1回戦で敗退しているチーム同士の対決。これまでの戦績から住友販売が優勢。投げるのは39歳のエース伊藤か。完投できるかどうかは分からないが、最小失点に抑えるはず。打線がどこまで援護できるか。

 大和ハウス工業は52歳のトミー(冨永)が先発すると見た。予選では、みずほ不動産販売に完敗したが、不運な当たりと拙守によるもの。球威は住友販売の伊藤と互角。打線が奮起すれば逆転の目はあるとみた。

伊藤忠ハウジング-ナイス

 予選の再戦。この日の一番の注目カード。予選では最終回の7回、伊藤忠が3点を奪い3-0で完封勝ちしたが、戦力は互角。伊藤忠の先発は予選と同様、聖光学院-共栄大卒の先発・佐久間(25)とみた。佐久間は肩痛を抱えているようで、果たして完投できるか。他にも投手はいるのが心強い。

 ナイスも先発は山本だろう。打線は佐久間を攻略するのは容易ではないが、一度対決しているので対策を練ってくるか。

伊藤忠ハウジング 投手戦を制す 佐久間-福澤完封リレー ナイス山本の力投報われず(2023/6/22)

ミサワホーム東京-グローバル住販

 ミサワホーム東京は、有力新人が4人も5人も入り、優勝を狙えると思っていたが、初戦で三菱UFJ不動産販売にまさかの逆転負け。ここは必勝態勢だろう。植松投手の激太りが心配だが、新人が活躍しそう。

 グローバル住販は予選で不戦敗。戦力は不明だが、選手が揃えば信じられない力を発揮するチームだ。

長谷工グループ-ミサワホーム神奈川

 ミサワホーム神奈川が優勢と見たが、予選ではケイアイスター不動産相手に初回10点を奪いながら、エース大沼はアキレス腱を裂断し途中退場した。重症には思えないので、3か月あれば復帰は可能ではないか。

 長谷工は、戦力が全然変わっていない。年年歳歳人同じからずというが、記者には変わったのはしわの数だけとしか見えない。ここも苦戦必至。

スターツコーポレーション-ナミキ

 スターツは予選を不戦敗。戦力は未知数。ナミキは初戦で〝王者〟旭化成ホームズに完敗。試合後、上森投手(55)は「2ランを打たれた。今日が引退試合になるかも。捕手の石津とあわせ101歳。ギネスに載るかも」と語ったが、悲観することはない。また石津とバッテリーを組んでほしい。4年前のスターツと変わっていなければチャンス十分。

 もう一つの見物は、鳥居(23)だ。〝美穂ちゃん〟が何者か分かったはずだ。ユニフォームは新調してもらったのか、まだお古なのか。

三井不動産リアルティ千葉-ポラスグループ

 ポラスがやや優勢。エース岩瀬の肩痛は相当深刻と見たが、ここは無難に切り抜けるのではないか。代わりの投手を育てるのが課題だ。

 三井リアルティ千葉の篠原投手は、予選のリスト戦で4回15失点完投。ポラスの打線はリストより劣る。打線が奮起して岩瀬にたくさん球を投げさせたい。

タウングループ-東京セキスイハイム

 どのような組み合わせになっているのだろう。ここも予選の再戦。予選ではタウンが4-1で快勝している。今回もやや優勢と見たが、そんなに差はない。ナインは高坂GMの期待に応えられるか。

 東京セキスイハイムは雪辱する可能性ありと見た。杉本が先発するか。一度戦っているチームだから、彼我の力関係は分かったはずだ。

タウングループ 接戦制す 池田-湯徳リレー セキスイハイム 一歩及ばず(2023/6/22)

オープンハウス-三菱地所ハウスネット

 好カード、互角とみた。オープンハウスは予選の初戦で東急リバブルに屈したが、オリックス宮城と同姓の沖縄尚学出身の4番宮城(25)ら若手の加入もあり、戦力はダウンしていない。リバブル戦で投げた伊勢川は制球をやや書いた。どこまで修正してくるか。

 三菱地所ハウスネットは必勝態勢だろう。予選の日神グループHDでは拙攻がたたった。しっかり練習を積んできたはずだ。注目は主砲の一人の森だ。彼女の実家での挨拶は首尾よくいったのか。予選は3タコだった佐々木ともども2人が活躍すれば勝算は高くなる。

 

 

 

ログイン

アカウントでログイン

ユーザ名 *
パスワード *
自動ログイン