RBA OFFICIAL
 
2023/10/06(金) 12:12

Cf. 女性記者が書いた野球記事と小生の下品で拙劣な記事

 記者も試してみたことがあるが、「ChatGPT」の威力は皆さんもご存じのはずだ。情報処理能力は人間の百倍千倍どころか、無限大もある。あと数年も経たないうちに、多くのアナログ職業は失業するはずだ。

 だが、しかし、「ChatGPT」には決定的な弱点がある。「考える力」がないことだ。国や自治体、企業・団体が発信するリリースをそのままコピペするような記者の仕事はなくなるかもしれないが、様々な事象を頭の中で咀嚼し、分析し、美しい言葉に変換する本来の記者の仕事は決してなくならない。紙媒体は執筆-印刷-運搬という工程を経なければならないので、時間的にもコスト的にも映像・Web媒体などにはかなわないが、美しい文章は読者の心をつかむ。

 それを証明したのが、わが第三企画の女性記者の次の記事だ。記事の生命線は刺身と同じ鮮度。1秒でも2秒でも先に書いた方が勝ちという問題はあるが…小生の下品で拙劣な記事と比較して読んでいただきたい。

ケンコーポ 決勝トーナメント一番乗り

 ケン・コーポレーションが強打の三井不動産を抑え、決勝進出一番乗りを決めた。先発上松が六回二死まで完全試合ペースの見事な投球で2017年に同カードで打たれ敗戦した借りを返し、2番手杉下が六回のピンチをしのいだ。長谷川が2ランで決勝点を挙げ、杉下が長打で駄目を押した。三井不動産は2投手の好投を打線が援護できず、準決勝で涙をのんだ。

  ケンコーポは二回一死から6番矢澤が粘って四球出塁を得、続く長谷川が特大2ランで先制。四回、この回先頭の長谷川が敵失で2進すると、二死三塁から杉下が中前適時打で貴重な追加点を挙げた。先発上松は六回二死まで一人の走者も許さぬ素晴らしい投球。相手3番楠田は五回に三振して思わず天を仰ぎ、継投を予定していた田辺監督は「打たれなくて変えられなかった」という。六回二死後に相手2番手の松田投手に四球を選ばれ、次打者に二塁打を喫して、杉下に交代した。杉下が後続を断ち、最終回は一発を浴びたものの打者4人に抑えた。野手陣もきっちり、ノーミスで支えた。

 三井不動産は2投手継投で被安打は計2本のみ。四回は四球、六回は失策からの失点だった。打線が相手投手をとらえきれず、抜けるかに見えた当たりも相手の堅守に阻まれた。終盤は五回に一死三塁を凌いで好ムードで六回の攻撃に入り、二死二、三塁とするもあと1本が出ず。裏の守備で、この試合で四番に抜擢された関山中堅手が本塁打性の当たりを好捕、さらに最終回一死で打席に立つと初球から振り続けて食らいつき、ボール球を大きく道路まで運んで本塁打としたが、反撃はこの1点止まりに終わった。

「会社の元気は野球部から」実践 ミサワホーム東京

 「会社の元気は野球部から。仕事も頑張っているメンバーがここに野球に来ている。仕事も頑張り、野球も頑張り、家族としても、オールジャンルで、何でも頑張れる人に育てたい。今シーズン、若手が入りベテランと融合して、一体となり楽しんでやれた。来季も頑張ります」。試合後の岡崎監督の言葉だ。

 ミサワ東京は第1回RBA野球大会からコロナ流行による大会中止を除き毎年連続出場している5チームの一つ。歴代監督が「会社の元気は野球部から」と率先して声を出し、野球を通じて横のつながりを広げ会社を元気にするチームづくりを実践している。

 この日もグラウンドに立つナインに終始活発に指示を出し声をかけていた岡崎監督。試合後のチームミーティングでは「○○、△△、も良かったし、□□も良かった」と一人一人の名を挙げて選手たちの頑張りを称え、「このメンバーで一体となって野球がやれて良かった。これを仕事にも、ワンチームでつなげてほしい」「来年は、今黒のアンダーを着ている若いメンバーが、パステルカラーのアンダーになれるように」と、今後の成長・活躍に期待を込めた。

(上記の記事は、小生が「岡崎監督の采配にも? マークを付けざるを得ない。どうして谷繁と真っ向勝負したのか」と書いたのに対し、彼女が「酷評すぎる」と認めたものだ)

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