
優勝したみずほ不動産販売ナインと応援団
みずほ不動産販売が5連覇-銀行系不動産会社の三井住友トラスト不動産、三菱UFJ不動産販売、みずほ不動産販売3社恒例の野球大会が11月12日(水)、港区芝公園野球場で総当たり方式により行われ、投打の歯車がかみあったみずほが2連勝し、5連覇を達成した。1勝1敗の三井住友トラストが2位、2連敗の三菱UFJ不が3位。三井住友の増谷は2試合で5打数4安打8打点の活躍。本塁打を放てはサイクル安打だった。大会には各社の社長や役員、家族なども応援な駆けつけ盛り上がった。

開幕式

幹事の三井住友トラスト不動産・粕谷和彦社長「昨年は当社の都合で中止になりまして申し訳ございませんでした。今日はとてもいい天気で、私も出場したいくらい。プロ野球より面白い。怪我がないよう楽しんでください」と開幕宣言

「勝ちにこだわり、明日の仕事の支障に…聞き取れず…精いっぱい頑張ることを誓います」選手宣誓した三菱UFJ不動産販売・山口
三井住友トラスト不動産15-4 三菱UFJ不動産販売
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
| 三井住友トラスト不動産 | 9 | 4 | 2 | 15 | ||||||
| 三菱UFJ不動産販売 | 0 | 4 | 0 | 4 |
(コールド)

右翼側はホームから60mくらいしかなかったが、桁違いのパワーを発揮した三井住友トラスト不動産・増谷

増谷

三菱UFJ不動産販売 大川

三菱UFJ不動産販売 大本

三井住友トラスト不動産 井出

大量点に沸く三井住友トラスト不動産ベンチ
三井住友トラスト不動産が3回まで大量15点を挙げ時間切れコールド勝ち。国際武道大学卒の3番増谷(23)は3打数3安打8打点の対活躍。最終打席は本塁打を放てばサイクル安打だったか、2死満塁から押し出しの四球を選んだ。東洋大卒の宅建試験で48点を取った1番草川(28)も2安打3打点。井出投手は4失点したが、大量点に守られた。
三菱UFJ不動産販売は初回の大量失点が堪えた。2回、8番大川が3ランを放ったが焼け石に水。
○粕谷和彦社長(59) 小・中学校まで野球はリトルでやっていました。先輩には愛甲(元ロッテ)がいます
●加藤(影の監督) ユニフォームを12年ぶりに一新した。新人も10人入ったが、今日は一人もいない。メンバーは従来のメンバー。小野寺は人事担当だが、研修担当。人事権は握っていないようだ
●小野寺監督 そうなの。私は研修担当。来年は何とか巻き返さないと
●黒田健社長 みんなよく頑張った(終始、ベンチでおとなしく観戦していた)
三井住友トラスト38人部員全て宅建士 草川は48点 ナミキ西は民法勉強せず39点(202510/8)
みずほ不動産販売 2-0 三井住友トラスト不動産
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
| みずほ不動産販売 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | ||||
| 三井住友トラスト不動産 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
(時間切れ)

みずほ不動産販売 丸山

みずほ不動産販売 丸山(左)と高﨑

三井住友トラスト不動産 草川
みずほは初回、先頭の伊藤が左翼前、2番鈴木が右翼越え2塁打を放ち、3番高﨑が四球で満塁としたあと、4番山根の内野ゴロが野選となり1点先制。2回は、この回先頭の8番山口が四球を選び、2盗、3盗を決めた2死から鈴木の適時打で1点を追加した。
先発のエース丸山は3回無失点で抑え、4回から登板した高﨑が2回をぴしゃりと締めた。二人で被安打1、与四死球6、奪三振4の完封リレー。
三井住友トラストは無念。初回、2死から増谷が中堅越え3塁打を放ったが、後続が続かす。3回は4個の四球を選んだが打線がつながらす。結局、5回までに放った安打は初回の増谷の3塁打のみ。増谷は2試合で7打席5打数4安打、8打点の活躍。3塁打2本、2塁打とシングルが各1だった。守備でも美技を再三披露した。
井出投手はよく投げたが、出鼻をくじかれた。被安打4、与四死球2、失点2の完投。

みずほ不動産販売 後藤社長
○後藤裕司社長 投手がよく投げ、打線もよく打った
○岩本監督 初戦の結果から、三井住友さんのチームが一変していると思ったが、継投がうまくいった
○丸山(33) 10月1日付で福岡に異動。飛行機で駆けつけた(関係者によると、交通費は会社持ちのようだ)
○高﨑(23) 専大松戸-専大硬式野球部。本職はショート
●近松監督 何とかみずほさんの6連覇を阻止しようと思ったが…また来年。夜な夜な、飲み歩いている? そんなことしない(名古屋勤務から駆けつけて…月に2回は東京に帰るのだそうだ。2年ぶりにお会いしたが、お腹だけは臨月のように一段と膨らんでいた)
●草川 宅建マイスター? 挑戦する。準備? しなくても多分大丈夫(宅建試験で48点合格。業法は丸暗記したとか)

三井住友トラスト不動産
◇ ◆ ◇
記者は戦前、みずほ丸山が投げ、3点リードしたら、まず負けないと予想した。丸山は初回から投げ、2回を1安打に抑えた。味方の打線は2点を先取した。丸山のこれまでの出来からしたらすいすい投げると思ったが、どうしたわけか、3回、いきなりこの回先頭の9番打者に四球を与え、続く1番打者も四球、次の2番打者を3塁ゴロ併殺打に斬って抑えたのだが、またまた4・5番打者に連続四球を与え満塁。5番打者を中堅飛に討ち取り何とか無失点に抑えた。
ここで岩本監督のさい配が冴えた。4回表は丸山でなく、2番手の高﨑を起用。高﨑は2回をぴしゃりと抑えた。
丸山&関係者によると、丸山は朝一の飛行機で球場に駆け付けたようだ。ネットで調べたら福岡空港7;00発~羽田空港8:30着のANA便は、ファーストかビジネスかエコノミーかは知らないが料金は62,710円。一方で同時刻のスカイマーク2便は38,360円とある。どちらに乗ったのかは不明だが、料金は会社が支払ったのは間違いない。帰りの交通費も会社負担だろうから、往復で10万円前後だ。さすがエース。
丸山がどうして突如制球を乱したか、2点を取ってもらって緊張の糸が切れたのか、それとも、前夜の深酒の影響か、あるいは飛行機酔いか(機内ではまさか飲んでいないはず)…全く不明。それでも大会6連覇の立役者であるのは間違いない。
三菱UFJ不動産販売3-6 みずほ不動産販売
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
| 三菱UFJ不動産販売 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 3 | ||||
| みずほ不動産販売 | 4 | 0 | 2 | 0 | X | 6 |
(時間切れ)

みずほ不動産販売 松本

勝勢に沸くみずほ不動産販売ベンチ

劣勢でも底抜けに明るい三菱UFJ不動産販売ベンチ

三菱UFJ不動産販売 後藤

興南出身のみずほ不動産販売 金澤

試合後、何やら語り合うみずほ不動産販売・後藤社長と岩本監督

三菱UFJ不動産販売 黒田社長
みずほ不動産販売が先制逃げ切り。初回、4番の松本が3ランを放ち、3回には2つの四球から暴投、犠飛で貴重な2点を追加した。3回まで高﨑投手が1安打に抑え、2番手の金沢は4安打を浴び3失点したが、最後の回は3番手の山口が締めた。
三菱UFJ不動産販売は4回、日体大卒の後藤の2塁打などで3点を還したが及ばず。帝京高校卒の小守は初回に1死から四球を与え、4連打を浴びたのが最後まで響いた。

応援団に深々と頭を下げるみずほ不動産販売ナイン
