
「ファインコート弦巻 ザ マスターズ」
三井不動産レジデンシャルは9月15日、分譲戸建て「ファインコート」のハイエンドモデルとなる「ファインコート弦巻 ザ マスターズ」のメディア向け内覧会を実施し、9月19日から事前案内を開始すると発表した。恵まれた立地条件を生かし、外観・外構に自然石を多用したデザインとし、全館空調など設備仕様を高めているのが特徴。価格は2億円を超える模様。
物件は、東急田園都市線駒沢大学駅から徒歩9分、世田谷区弦巻2丁目の第一種低層住居専用地域(建ぺい率60・70%、容積率100%)に位置する全4戸。土地面積は116.64~128.00㎡、建物面積は128.52~147.85㎡、価格は未定だが、2億円台の前半から2億円台の後半になる模様。構造・規模は木造(2×4)2階建て。施工は三井ホームエンジニアリング。販売開始は2026年10月上旬。エントリーは6月に開始してからこれまで250件超。
現地は3方道路に接道。北側は「世田谷美術館分館 向井潤吉アトリエ館」、東側は世田谷区立駒沢中学校の敷地。外構デザインはMOL GARDEN(黒澤哲也氏)、内外装はSHARCHITECTS & DESIGN(原田周子氏)が監修。外構には自然石を採用、周辺の街並みと調和する外観・内装デザインとしている。
主な基本性能・設備仕様はZEHニアリー、太陽光パネル+1kWh相当の蓄電池、パナソニックの全館空調「with air」、ビルトインガレージ、リビング天井高最大3.8m、フィオレストーンキッチン天板、BOSCH社製の深型食洗器、1620サイズの浴室「スパージュ」、メーターモジュール階段幅など。意匠面では永大産業「グランマジェスト」、Raiki製のガラススライドドアなどを採用。
契約から入居後までのサポートとして、三井デザインテックの専属インテリアコーディネーターによる新居の家具提案とカーテンのオーダーサービス、整理収納のプロによる引越し前後の収納コンサルティングと代行サービスを行う。

モデルハウスリビング

オートロック門扉と大型宅配ボックス

「スパージュ」

外構
◇ ◆ ◇
さて、Question.「女性が身に着けているもので、頭のてっぺんからつま先までほとんど本物なのに1つだけ安物・偽物だった場合と、その逆に、ほとんど安物・偽物なのに1つだけ本物だった場合、人はどのような評価を下すでしょう」
なぜ、いきなりこのようなことを書くか。記者は「人」を外見では評価しない。目を見れば、二言三言会話を交わせば本質が見えるからだし、記者は自分の身なりが人にどのように映るか、全然興味がない。
ところが、わがかみさんは〝みっともないからスーツを新調せよ、コートを買え、ズボンが擦り切れている、靴を買い替えよ〟などと外出するときに難癖をつけるのが日常だ(〝金もないのに、買うのは俺だ〟とは絶対言い返さない)。
この質問の答えは人それぞれだろうが、ChatGPTに聞いてみた。次のように回答した。「① ほとんど本物で、1つだけ安物・偽物の場合、こちらは比較的、全体として高く評価されやすいでしょう」「『この人は良いものを選んでいる』という全体的な印象が先に形成されるため、1点だけ安物があっても、『全部ブランド物にするよりセンスがある』などと好意的に評価する」のだという。「ただし、ただし、非常に目立つ場所に偽物を置くと話は変わります。たとえば全身が明らかに高級品なのに、胸元の大きなロゴだけ偽物だった場合、『本物を買える人なのに、なぜそこだけ偽物? 』という違和感が生じ、場合によっては『偽物を本物として見せようとしている』という評価につながります」
「②ほとんど安物・偽物で、1つだけ本物の場合、その1点の本物があまり評価されない可能性があります」「全体を見て『安っぽい』という印象を持った後で、たとえばバッグだけ本物の高級品だと分かっても、『バッグだけ頑張っているんだな』『一点豪華主義なんだな』というように、その一点の意味を強く解釈されることがあります」
そして、「『本物か偽物か』だけでなく、『どこにその1点があるか』『その人がそれを本物だと主張しているか』『見る人がブランドに詳しいか』によって結果が大きく変わります」「もし質問の意図が、単なるファッション評価ではなく、『人間そのものの価値・人格・経済力・社会的地位まで、こうした一点によってどう推測されるのか』という心理についてでしたら、そこまで掘り下げるとかなり興味深い話になります」と締めくくっている。
◇ ◆ ◇
同社の「ファインコート」を見学するのは2022年410以来、久々だった。前段は、例えは適当かどうかは分からないが、物件の価値を評価するうえでとても大事なことだと考えて書いた。
現地に着いて建物を見た瞬間、「ファインコート」の特徴でもある外観・外構デザインが優れていると感じた。自然石がふんだんに用いられ、外壁も自然石かタイルかと見間違えるほどで、エントランスの床も自然石かと思ったほどだ。巧みな〝魅せる〟工夫は見事というほかない。
一方で、屋内の床はシート張りで、「グランマジェスト」も本物の木ではなかった。飾られている観葉植物もフェイク。トイレもTOTOの普通のグレード-正直に言って、同業他社のハイグレード物件と比較して、全体としてよくわからず、価値判断に迷う物件だと感じた。ただ、価格はとてもリーズナブルで、多分、早期完売するはずだ。
今後、デベロッパー間のハイエンド分譲戸建ての競争は激化するのは必至で、どこがヘゲモニーを握るか、とても興味深い。

外壁(自然石調漆質タイル)
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