
「T-LOGI南船橋」
東京建物は10月5日、千葉県習志野市の物流施設「T-LOGI南船橋」のメディア向け説明会を開催した。同施設はで9月30日に竣工したもので、4階建て延床面積約9.6万㎡。同社の「T-LOGI」シリーズのうち竣工済みの物件としては関東地方最大規模。
物件は、JR京葉線南船橋駅から徒歩約11分(東関東自動車道谷津船橋IC約0.1km/京葉道路花輪IC約0.8km)、千葉県習志野市茜浜一丁目の準工業地域(建ぺい率60%、容積率200)に位置する敷地面積約38,200㎡、4階建て延床面積約96,391㎡。設計・施工は前田建設工業。工期は着工:2024年11月12日、竣工:2026年9月30日。耐震構造。梁下有効天井高は各階5.5m。床荷重は1.5t/㎡。
全12区画のマルチテナント型施設で、約2,800㎡からの小規模区画に対応するほか、両面トラックバースを備えた区画や冷凍冷蔵設備を導入。3・4階には荷物用エレベーターや垂直搬送機を設置し、効率的な荷物運搬や区画の分割利用にも対応する。
4階には従業員専用ラウンジを3か所整備。Wi-Fiや電源、無人コンビニを備え、一部からは谷津干潟を望める快適な就業環境を提供する。
環境面では、屋上の太陽光発電による電力を施設内で自家消費し、余剰電力を都心の「トフロム八重洲 タワー」や「ハレザタワー」へ送電するなど、再生可能エネルギーを有効活用する。これらの取り組みにより、「ZEB」認証およびCASBEE Sランクを取得している。
同社はまた、周辺で物流施設の開発を進めており、既存2物件は満床稼働、今後竣工予定の2物件についても入居検討が進むなど、同エリアでの物流需要を取り込んでいる。直近のデータでは、空家率は首都圏全体では10%近いのに対し、千葉県湾岸部は外感情エリアとほぼ同様の4.1%と最も低い水準で推移している。
同社が物流施設事業に参入したのは2019年。2020年に第一号「T-LOGI久喜」を竣工後、これまで22棟を竣工。2025年末までに竣工した物件はすべて満床。開発案件は国内で累計54プロジェクト、タイや米国、豪州でも事業を展開している。
用地取得-企画・開発-リーシング-管理・運営を一気通貫で担い、テナントの声を計画に速やかに反映するのが強みとしている。

倉庫内

エントランス

ラウンジ
◇ ◆ ◇
説明会場案内図は事前にメールで送られていたのだが、地図を印刷しないで駅に着いてからアンドロイドのナビゲーションに任せたのが間違いだった。初動は問題なかった。現地まで3分と表示された途端、Uターンの指示と「12分」の表示が出た。もうパニック。道行く人は少ない。尋ねてもわかる人はほとんどいない。
駅近くに戻ったところで、記者と同じ年齢くらいの女性二人に尋ねた。待つこと数分。女性もスマホをいじくりながら「分かった。元〇〇だったところ。そこの歩道橋を渡って右に曲がって真っすぐ」と丁寧に教えてくれた。現地に着いたら、集合時間より30分遅れていた。約40分歩いたことになる。
家に戻ってアンドロイドのナビゲーションについて調べたら、かなり問題があるとの指摘がたくさんあった。この前の三井不動産の、「IndoorFlow 日本橋初実装 記者説明会・体験会」で、どこかの女性記者の方が「アイフォンとアンドロイドは似て非なるもの」と教えてくれたが、その理由をしつこく聞くべきだったか。もうナビゲーションには頼らないようにしたほうがいいのか。
デベロッパーなどこの種の見学会主催者は、記者のような老人もいるのだから、駅前に案内人を配置するとか、駅に降りたら〇〇を目印に歩き、〇〇の角を右に曲がり…大きな字で図示していただきたい。
施設そのものについては書かない。わからないからだ。マンションや分譲戸建てなら各社のブランドの違いが見分けられるのだが、物流施設は似ているようで似ていないし、似ていないようで似ている。
共通しているのは従業員用の労働環境には力を入れているようだが、2時間も3時間も待たされるドライバーの休憩室や仮眠室、シャワー施設などは見たことがない。マンションやオフィスは至れり尽くせりではないか。この落差は何だ。〝嫌悪施設〟と呼ばれていることと無関係であることを祈る。
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