AQ Groupは5月24日、全国47都道府県の工務店や中小ゼネコンを対象に「フォレストビルダー」を組織化し、街並みから消えた木造ビルの復活に向けチャレンジすると発表。同社がこれまで培ってきた10年以上にわたる中規模木造建築のノウハウを加盟企業へ公開する。
同社は、中規模木造建築を普及させるためには地域のゼネコンや工務店・大工が設計施工可能となる“普及型”の開発が重要と考え、「より安く」「より普及できること」を念頭に研究開発を続けてきた。
2024年3月に竣工した「AQ Group新社屋 純木造8階建てビル」がその集大成で、同社が開発した特殊技術を使用せず建築が可能なノウハウを提供することで、地域ゼネコン・工務店、木材加工会社などが中規模木造建築の市場に参入することができ、全国の都市に「木造マンション」や「木造ビル」が加速度的に建築することが可能となるとしている。
5月22日に開催した第1回フォレストビルダーズ「事業戦略セミナー」には全国から31社55人の参加があり、参加者からは「市場を変える価値がある」「他社との差別化として提案したい」など、今後の中規模木造建築普及に対する期待の声が多く寄せられた。
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