三井不動産レジデンシャルは9月1日、シニアレジデンス「パークウェルステイト(PWS)」シリーズ最大規模の「パークウェルステイト幕張ベイパーク」をオープンする。開業に先立つ8月29日、メディア向け内覧会を行った。共用施設が充実しており、緑化率24%の緑をふんだんにあしらった外構デザインが秀逸、まるでラグジュアリーリゾートホテルだ。
現地は、幕張新都心の総面積約17.5haの住宅・商業などの複合機能を一体で開発する「幕張ベイパーク」内に位置。住宅などとの連坦建築物設計制度の適用を受けて建設された。
施設は中間免震構造を採用し、居室数は関東最大級の617室。緑地面積は約6,600㎡、敷地内に約2,400本の中高木を植樹。地域に開かれた広大な外庭と、入居者専用のプライベートな中庭・屋上庭園を含め10の庭を設けているのが特徴。
共用施設のガーデンスパ(大浴場)では、群馬県みなかみ町や栃木県那須塩原市から天然温泉を運び込み、年間を通じて3種類の温泉を楽しむことができるほか、時間限定で第三者も利用できる約260席のダイニング、クラフトビールなど酒を楽しめるガーデンバー、テラスなどを設置。この他、書店「文喫」がプロデュースするPWSシリーズ最多の蔵書数2100冊超のライブラリー、公園を臨むフィットネスルーム、最上階にはスカイビューラウンジとパーティールームを設けている。
ボリュームゾーンの53㎡の前払い方式の入居一時金(一人入居)は75歳で5,112万円、78歳で4,431万円、月額利用料は207,300円。月払い方式の月額利用料は471,300円〜。
2022年11月にホームページを開設してからこれまでの問い合わせは4,700件。今年6月から契約を開始し、185件の申し込みがある。入居者の属性は、居住地は千葉県内居者が65%、都内が23%、年齢は60代から90代で、平均年齢は81.3歳。2人入居は約3割。
施設は、JR海浜幕張駅から徒歩18分、千葉市美浜区若葉3 丁目の住居系用途地域(建ぺい率60%、容積率300%)に位置する28階建て全617室。住戸面積 一般居室(534戸)は42.40~71.28 ㎡、介護居室(83 戸)は22.88~23.89㎡。着工は2021年8月、竣工は2024年5月、開業は2024年9月。設計・施工は熊谷組。外観・インテリアデザインはホシノアーキテクツ、外構デザインは光井純アンドアソシエーツ建築設計事務所、鳳コンサルタント、環境デザイン研究所。介護・看護パートナーは社会福祉法人太陽会、医療連携は太陽会・医療法人鉄蕉会。
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地獄の沙汰も金次第とはよく言ったものだ。小生のような貧乏人は宝くじでも当てないと入居できないが、お金持ちにとっては超割安だろう。月払いに換算すると、食事付きで1日約16,000円。ラグジュアリーホテルなら数万円はするはずだ。前払い方式の場合、想定居住期間が何年に設定されているかわからないが、長く住めば済むほど負担額は少なくなる。
外観・インテリアデザインを担当したホシノアーキテクツ、外構デザインの光井純アンドアソシエーツ建築設計事務所、鳳コンサルタントなどはさすがというべきか。
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