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2026/06/19(金) 14:29

2×4建築協会 設立50周年パーティ 非住宅・中大規模建築へ更なる飛躍期す

投稿者:  牧田司

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日本ツーバイフォー建築協会 設立50周年記念パーティ(都市センターホテルで)  

 日本ツーバイフォー建築協会(2×4建築協会)は6月11日、通常総会後に記者発表会&協会設立50周年記念パーティを開いた。パーティでは同協会会長・野島秀敏氏(三井ホーム代表取締役社長)が挨拶したほか、来賓として国土交通省住宅局長・宿本尚吾氏、カナダ大使館ルイ・ピエール・エモン公使、住宅金融支援機構理事長・毛利信二氏が祝辞を述べた。300人以上が参加した。

 記者発表会では、2026年度事業計画の重点項目として①災害時の仮設住宅建設への取り組み②ツーバイフォー建築の市場拡大と受注体制の構築③人材確保・育成④法改正への対応と会員支援の拡充⑤技術開発の推進・技術基準の整備などが報告された。

 仮設住宅建設への取り組みでは、定款を改正し、今後、全国的な協力体制を整備し、自治体との協定締結の促進を進める。市場拡大では、非戸建て住宅分野の木造化・木質化の取り組みを強化する。

 記念パーティで野島氏は「1976年に当協会が設立されてから50年、ツーバイフォーの建築戸数は350万戸を突破した。戸建て住宅だけでなく、非住宅・中大規模建築物等幅広い分野で採用されている。50周年は単なる通過点、振り返りではなく未来への第一歩としなければならないし、時代の流れに対応するためわれわれ自身も変わらないといけない」と挨拶した。

 来賓として登壇した宿本氏は「ツーバイフォーはわが国の住宅着工の2割を占めるまで拡大した。50周年という節目は、ベターリビングやポパイと同じ。法改正を受け、国交省としても非住宅の木造利用拡大へ支援を進化させていく」と語った。

 エモン公使は「本日は、日本ツーバイフォー建築協会設立50周年、誠におめでとうございます。カナダ大使館を代表し、心よりお祝い申し上げます。

 協会設立50周年記念誌のなかで、イアン・マッケイ駐日カナダ大使の寄稿文が掲載されております。そのなかで、大使は1974年に日本ツーバイフォー建築協会が設立され、日加両国の建築分野での協力が本格的に始まって以来、この50年間、日本の皆様がカナダにとって、かけがえのないパートナーであり続けてくださっていることへの深い感謝と、両国の関係が次世代に引き継がれることへの期待を述べています。

 こうした長年の協力の成果として、日本国内でこれまでに建設されたツーバイフォー住宅は、延べ350万戸を超えています。耐火性・耐震性・快適性に優れた本工法が、日本の住文化の一部として深く根付いていることを、私たちは大変誇りに思います。

 また、この協力関係を力強く支えてきたのが、カナダ林産業審議会です。カナダ林産業審議会は、技術開発、研究、情報提供など、幅広い分野で、日本ツーバイフォー建築協会の会員の皆様と共に歩んでまいりました。

 昨年10月には、カナダ林産業審議会の協力のもと、協会会員の皆様のカナダ建築視察研修が実施され、ビジネスと技術の両面で両国の関係をさらに深める機会となりました。近年では、脱炭素化や持続可能性の観点からも、木造建築への期待が一層高まっています。中大規模建築物への木材利用の取り組みも進んでいます。

 こうした流れのなかで、良質の木材を安定的に供給することは私たちの責任であり、日本ツーバイフォー建築協会と新たな木材利用の可能性に挑戦できることは、私たちの大きな誇りでもあります。心よりおめでとうございます。協会のさらなるご発展と、会員の皆様のご活躍を心よりお祈り申し上げます」と祝意を述べた。(このエモン公使のあいさつは同協会の文字起こしのご協力を得たものです。感謝いたします)

 また、毛利氏は「宴会担当の毛利です。木は林になり、森になるが、放置すると盛りたくさんになり、災害を引き起こすこともある。当機構も省エネ性能や耐震性に優れた木造住宅には金利を引き下げる融資を行い支援していく。挨拶は短く、幸せは長く」と、いつもの滑らかな〝毛利節〟で会場を笑わせた。

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野島氏

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左から宿木氏、エモン氏、毛利氏

◇        ◆     ◇

 記者はツーバイフォーといえば、タウンハウスを思い出す。同工法がオープン化され、ハウスメーカー・デベロッパーが積極的に供給した。「ライブタウン浜田山」「南桜井ガーデンタウン」「タウンハウス諏訪」「コトー金沢八景」「栗平タウンハウズ」…数十物件は見学したか。一般には戸建てとマンションの中間、基準法的には「長屋」と解されるが、広いオープンスペースを確保したランドスケープデザインに特徴がある。バブル発生とともに姿を消したが、その後、セボン(大伸フード)が積極的に分譲し、人気を呼んだ。コスモスイニシアは今でも時々供給している。今でも最高に素晴らしいと思っている。分譲すればヒットするはずだが…。

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イイダ産業第二営業部課長・飯田裕也氏(左)と同課長・伊藤宏直氏(本社は愛知県稲沢市。飯田グループとは全く関係なく、車の防音材などが主力で、最近は住宅分野まで拡大しているとか)

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大和ハウスウッドリフォーム執行役員技術本部長・大滝信一氏

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