第36回RBA野球大会日曜ブロックが6月16日、三郷サンケイグラウンドで開幕する。初戦は予定されていた10試合のうち鹿島建設-東京建物不動産販売は鹿島が、三信住建-三井不動産レジデンシャルリースは三井不レジリースがそれぞれ不戦勝。いつものように〝独断と偏見〟記者の〝どっちも勝って予想〟。レーティングは決勝トーナメントに勝ち上がった時点でつけることにした。
ケン・コーポレーション-青山メインランド
ケンコーポがやや優勢と見た。両チームはRBAでも不動産健保野球大会でもこれまでたくさん対決しているが、青山メインランドはどういうわけか〝蛇に睨まれたカエル〟状態に陥り、敗れている。ケンコーポの勝率は9割以上ではないか。投げるのは上松だろう。杉下はいつでも投げられる状態で控えるはずだ。
青山メインは、勝ち目がないわけではない。若手ばかりのナインはケンコーポと戦ったことがなく、〝怖いもの知らず〟だからだ。委縮しなければ勝機は生まれるか。現役プロ選手の弟が加入し、デビューするそうだが、果たして力は?
安田不動産-東京建物
どちらが兄か弟かわからないが、初戦で兄弟チームが対決する確率はどれくらいか。くじ引きはやはり怖い。両チームに勝たしてやりたいが…。河越の出来次第という条件付きだが、力は東建のほうが上回っていそう。
ただ、骨肉の争いにはしたくないだろうから、血を血で洗う試合にはならない。とはいえ、〝仲良しこよし〟にもならない。負けたらおしまいだ。
野村不動産-サンフロンティア不動産
抽選会でコメントを得られていないので何とも言えないが、昨年の戦いぶりからすれば生井、岡村の投手が二枚揃っている野村不動産が優勢か。
サンフロンティア不動産は、強い頃の選手で残っているのは川添監督と立和田のみ。戦力不足は否めない。
大成有楽不動産-東急不動産
昨年の初戦と同じカード。昨年は7-7の同点からジャンケンで大成有楽不動産が勝利した。大成有楽の伝法谷投手が昨年並みの状態を維持していれば、優勢と見た。そうでなければ惨敗もありうる。野手陣がしっかり守りたい。
東急不動産は雪辱を期すはずだが、戦力が整っているのか。
三井不動産レジデンシャル-清水建設
優劣不明。互角と見た。三井不動産レジデンシャルは昨年、三菱地所に9-10でサヨナラ負けした屈辱を晴らしたいだろうから必勝態勢で臨むはず。
清水建設もまた、昨年は三菱地所リアルエステートサービスに1-2で惜敗している。ここは負けられない。施主だろうが何だろうが、本間監督は忖度などしない。
タカラレーベン-旭化成リフォーム
これまでの実績からすれば旭化成リフォームだろうが、風間、結城、水島の3人の投手は〝帯に短し襷に長し〟。乱打戦になるか。
タカラレーベンはコメントがないので戦力は不明だが、若い選手ばかりのはずで、相手の老獪なベテラン3投手の陥穽にはまれば惨敗もあると見た。
三菱地所リアルエステートサービス-三菱地所
こちらも兄弟対決。悪魔のささやきか。三菱地所は昨年の優勝チーム。初戦で敗退するわけにはいかない。澤田監督も必勝を期す采配を揮うはずだ。獅子奮迅の活躍をした社の穴をどう埋めるか。社はまさか米国(ボストンか)から飛んでくるようなことはしないだろう。
三菱地所リアルもなりふりなど構っていられない。込山が投げればゼロ封する力がある。ただ、打力は三菱地所のほうが上回っているような気がする。
THEグローバル社-三井不動産
三井不動産が優勢と見た。昨年は準決勝戦でケンコーポに惜敗したが、今年は負けられない。打力は日曜ブロックナンバーワンだろう。衛藤投手も万全と見た。
THEグローバル社は誰が投げるのか。佐々監督が自ら投げるようなら、つるべ打ちにあうのは間違いない。ハチの巣状態だろう。
三井不動産(92⇒93)1-3ケン・コーポレーション(90)
鹿島建設○-●東京建物不動産販売
三信住建●-○三井不動産レジデンシャルリース