
辻氏(左)と中村氏
抽選会で「俺が打って、二松学舎出身の海老原が投げて勝つ」と豪語した中村健人氏(29)がチームの柱になる「SYLA(シーラ)」を取材した。この前発表した暫定レーティングでは、相当の力があるとみて「91」と日曜ブロックで5番目に挙げたが、やや過大評価したかもしれない。取材に応じたチームのスポークスマンで、同社グルーブ企画本部人事部・辻祥太氏(25)が「メンバーは17人。平均年齢は28歳で、すべてが野球経験者。ただ、チームをつくってから1年も経過していない。みんなブランクがあり、練習もできていない」と弱音を吐いたからだ。
辻氏によると、野球部を立ち上げた目的は、新卒採用対策と社員同士の交流、そして大会に参加している不動産会社との交流。会社は、楽天イーグルスのスポンサー(西武ファンの記者は楽天戦をほとんど視聴しており、現在8連勝中。しかし、シーラの広告が目に留まった記憶はない)になっており、案内された部屋には、代表取締役会長・杉本宏之氏(50)の楽天ユニフォーム飾られていた。背番号「625」は杉本氏の誕生日。杉本氏も部員に名を連ねているが、趣味はゴルフで、試合に出場することはないようだ。
91のレーティングについては、他チームとの力関係が分からないためか辻氏は「シビアな戦いになりそう」と多くは語らなかった。
本人は、千葉経大硬式野球部出身で、二松学舎-中央学院大卒のチームのエース左腕の海老原(25)とは大学のリーグ戦で対決しており、「他の投手からは安打を放ったが、彼からは3-0。打てなかった。内角をえぐるストレートには威力がある」と話した。上司の人事部長(27)は日大鶴ケ丘高出身で捕手を務める。「本人は自分はプロ級」(辻)と自慢しているようだ。
辻氏から一通り話を聞いたところに〝真打〟中村氏が登場。皆さん、写真を見ていただきたい。記者は抽選会でお会いし、一目惚れした。辻氏も美男子だが、プロの選手は桁違い、後光がさしている。
もう一度、中村選手の球歴を紹介する。中京高-慶大-トヨタ自動車-広島カープで、広島時代の成績は2022~2025年で79試合に出場、151打数31安打、4本塁打、12打点。通算打率は.205。慶大時代の3年秋に5本塁打を放ち、最多本塁打とベストナインを獲得している。
慶大野球部同期のプロ入り選手が凄い。郡司(日ハム)、柳町(ソフトバンク)、津留崎(楽天)、植田(ロッテ)の名を中村氏は上げた。本人曰く。「成績はあの年が一番よかった…馘首された理由はわからない」
軟式については「初めての軟式の試合で、1、2、3で打ったら本塁打になったが、硬式では絶好の当たりだと思っても凡飛になるし、三振もした。難しい。バッティングセンターに通って練習はしている」と話した。
自チームについては「慶大同級生の三井不・宮田主将も守備がうまいが、うちにもスローイングがいい原がいる。とにかく勝ち上がって、三井と対決したい」と気合十分だった。チームは初戦でコスモスイニシアと対決する。
杉本会長の楽天ユニフォーム
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