「夜目遠目笠の内」ということわざがある。女性は、夜見るとき、遠くから見るとき、笠をかぶっているときに見るのが一番美しいという意味だ。言いえて妙。記者はおまけに近眼と老眼。姥桜も乙女桜に見える。このことわざにもっともふさわしい阿波踊りを今夜(8月24日)、ハウスメーカーの広報担当などで構成される住宅広報連絡会主催の8月度臨時会「地域活動の現状視察 南越谷阿波踊り」で堪能した。
会場となった南越谷阿波踊りは、本場・徳島、高円寺と並ぶ「日本三大阿波踊り」の一つ。住宅広報連絡会のメンバーでもあるポラスグループの創業者で徳島出身の故・中内俊三氏の呼びかけで始まったもので、今回が38回目。前夜祭の金曜日を含め、24日(土)、25日(日)の3日間で60~70万人の来場が見込まれている。
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「地域活動の現状視察 南越谷阿波踊り」は今回で20数回目。記者はおそらくただ一人の皆勤賞。目的は、各社の広報担当者や同業の記者の方たちと歓談することも楽しいのだが、冒頭に書いたように美しい女踊りを鑑賞することと、酒を飲むことだ。
きれいに撮れていないが、デジカメに収めた写真を紹介する。女性がつま先立って踊るときの衣装(すそよけ)の煽情的な裾模様と白い脛がたまらなく美しい。女性はハイヒールを普段から履いているからだろうか、もう芸術的というほかない。スケベ爺と言わないで頂きたい。異常なほどの足指フェチだった谷崎潤一郎と比べれば、小生など足元にも及ばない。
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この日の参加者は、ハウスメーカー広報担当が9社17人、メディア関係者などが10人の総計27人。多いか少ないか、記者が判断することではないが、もっとも多かったころと比較すると半減している。
増やそうとするならば、やはり目的を明確にすることだと思う。飲み放題を楽しむのか(2時間では短すぎると思うが)、身内同士の交流を深めるのか、メディア関係者とコンタクトをとるのか、「にわか連」に加わって踊りたいのか…などだ。何度も言う。小生は目に彩な阿波踊り魅了されたからだ。これまでも同業の記者の方と歓談したことはほとんどない。
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