高松氏
不動産協会・FRK、プレハブ建築協会に続いて、マンション管理業協会の新年賀詞交歓会と住宅広報連絡会の新年会参加者に「今年に託す言葉」を聞いた。ぶしつけな、ほとんど強要に近い質問に応えていただいたみなさんに感謝いたします。順不同。< >内は記者のコメント。
高松茂氏(三井不動産レジデンシャルサービス特別顧問)
<管理業者管理方式については「利益相反」の問題が付きまとうが、記者は楽観的に考えている。チェック体制をきちんと構築すれば防げる。負担額は1世帯当たり月額約1,000円というのもリーズナブルな価格だと思う。DX技術を駆使し、仲介会社との連携も進めてほしい>
「管理者と管理業者は構造的に利益相反の関係」香川弁護士 旭化成不レジ 基調講演(2024/8/23)
小佐野台氏(日本ハウズイング代表取締役社長)
小佐野氏
<おっしゃる通りだと思う。マンション管理の主体は管理組合であり居住者だ。同社にはしっかりサポートしていただきたい。同社は昨年9月、ゴールドマン・サックス傘下に入り、上場廃止となったが、今後の展開に注目したい。「ちょうど一割、たった1割」発言の続きを聞きたかったが登壇しなかった。余計なお世話ですが、社長!暴飲暴食は慎んだほうがいいですよ>
星の数より件数 2年後の適正管理評価1万件目指す マンション管理協 総会・懇親会(2023/6/14)
鉃谷守男氏(近鉄住宅管理取締役相談役)
鉃谷氏
<9人いる副理事長のうち所属会社が関西なのは鉃谷氏のみ。〝負けたらあかんで東京に>
問田和宏氏(野村不動産パートナーズ代表取締役社長)
間田氏
綿貫達也氏(野村不動産パートナーズ執行役員)
軽部次郎(野村不動産パートナーズマンション事業本部東京支店長)
大塚毅氏(野村不動産パートナーズマンション事業本部横浜支店長)
右から軽部氏、綿貫氏、大塚氏
<「プラウド」はマンションの質・量ともトップクラス。管理適正費用化制度の登録件数でもトップを目指してほしい。トリプルとは「安心」「安全」「愛情」>
雜賀克英氏(東急コミュニティー取締役会長)
雑賀氏
<一瞬「桃」かと思ったが、そうではない。「会社も個人としてもチャレンジ精神が必要」と雑賀氏は話した>
毛利信二氏(住宅金融支援機構理事長)
毛利氏
<来賓として挨拶されたときも「今年はマンション再生元年」と話された。「マンション共用部分リフォーム融資」は法人格の有無は問わないし、担保も不必要。全期間固定金利で、優遇措置もある。同機構は令和6年度末でマンションすまい・る債を活用するマンション管理組合数を7,200組合以上としている。達成できるのか>
落合英治氏(大京アステージ取締役会長)
落合氏
<同社の受託管理戸数は日本ハウズィング、東急コミュニティーに次いでベスト3だそうだが、大京の全国累計供給戸数は47戸超で、トップではないか。記者が知るかつての大京役員クラスでは落合氏しかいなくなった。がんばってほしい>
白沢英之氏(大京アステージ取締役)
寺田憲弘氏(穴吹コミュニティ四国支店副支店長)
白沢氏(左)と寺田氏
<白沢氏はICTソリューション事業部・カスタマーサービス事業部管掌。寺田氏は同社がマンション管理適正評価制度の登録件数が2割以上とのことで表彰された>
谷信弘氏(長谷工コミュニティ代表取締役会長兼社長)
谷氏
世古洋介氏(三井不動産レジデンシャルサービス代表取締役社長)
世古氏
<ひょっとしたら、わが故郷・三重県出身ではないかと思ったら愛知県出身とか。当たらずとも遠からず。三重県伊勢市にはこの姓が多い>
櫻井正春氏(陽光ビルサービス専務取締役)
櫻井氏(左)と武者氏
<ホテル喫煙所で同社・武者氏とばったり。しばし歓談>
古川陽氏(マンション管理業協会専務理事)
古川氏
岡田麻実さん(司会)
岡田さん
<この言葉に記者は舞い上がった。プレ協の賀詞交歓会のMCの方と一緒。とても字が美しい。「たおやか」の漢字は「嫋やか」。女偏は変な漢字が多い>
阿部雅敏氏(住宅産業新聞代表取締役、2月1日付で代表取締役社長に就任)
阿部氏
<住宅系業界紙の課題はデジタル化だと思うが、ハウスメーカーとデベロッパーの垣根がなくなった現在、デベロッパーへの取材強化は欠かせない。阿部社長のかじ取りに注目したい>
西口彩乃さん(東京都文化スポーツ部戦略広報担当課長)
西口さん
<西口さんはAQ Group広報担当時代、「木のストロー」を開発し、自らが著者として書籍を出版。その後、テレビでも放映されるなどAQ Groupの認知度を劇的に高めた。記者も16本の記事を書いており、アクセス数は数千件に達している。その後、東京都職員に転職>
西口さん役の堀田真由さん好演 宮沢社長も記者役で出演 フジテレビ「木のストロー」(2022/2/26)
アキュラホーム カンナ社長・宮沢氏も感動 西口彩乃さん「木のストロー」本(2020/10/24)
竹中怜香さん(AQ Group管理本部総務人事部広報課)
佐藤翔一氏(AQ Group管理本部総務人事部広報課)
佐藤氏(左)と竹中さん
<木造本社ビルが完成したとき、宮沢俊哉社長が「機は熟した」と話したように同社の今後の展開に注目が集まる。お二人のご活躍に期待したい>
◇ ◆ ◇
前回のプレ協の新年賀詞交歓会での反省を踏まえ、今回は81円で買ったボールペンに加え、660円(税込み)の筆ペンを神田・文房堂で買って好きなほうを選んでもらった。その効果はあったように思う。小生も試しに書いてみたが、まずまずだった。
皆さんは文房堂をご存じか。明治20年(1887年)創業の老舗で、名だたる文豪が署名入りの原稿用紙を文房堂に注文した歴史がある。文豪の名前も注文した理由も忘れたが、万年筆などのインクのノリがよかったのではないか。