
「津田沼奏の杜(かなでのもり)」防災訓練(三菱地所レジデンス提供)
三菱地所レジデンス、三菱地所コミュニティ、エリアマネジメント組織一般社団法人奏の杜パートナーズの3者は3月8日、習志野市「津田沼奏の杜(かなでのもり)」エリアで地域居住者約8,700人を対象とした防災訓練を開催した。第1回を2015年に開催してから今回が11回目。大勢の人が楽しみながら防災訓練を行った。訓練は2026年2月、「第30回防災まちづくり大賞」総務大臣賞を受賞している。
イベント対象者は、三菱地所レジデンスが分譲したマンション居住者だけでなく、周辺の戸建て、他他社分譲マンション居住者など約8,700人。
テーマは、「共生(ともに生きる)~多様な人が主体的に動けるまちへ~」。災害時に一人ひとりが地域を支える存在として、主体的に行動できる体制づくりを目指そうというもので、「まちの防災ソングづくりワークショップ」を実施したほか、アップデートした「そなえるアクション」「防災バックパックバトル」「アイラップをつかった防災食ワークショップ」などを実施。児童・生徒・学生等18人がボランティアとして参加し、運営に携わった。
訓練は、午前9時から始まり、各マンション・戸建にて安否確認訓練、避難訓練を行い、10時から谷津奏の杜公園に集合し、全体訓練と総評を行い、①【Update】そなえるアクション~7つのミッションから防災を体験する~②そなえる探検~谷津奏の杜公園の防災設備を学ぶ~③そなえるドリル~自宅の備えを考える④【NEW】まちの防災ソングをつくろう⑤災害用伝言ダイヤル171体験⑥AED・心肺蘇生訓練⑦水消火器体験⑧公園内マンホールトイレの組立訓練・フタ開け体験⑨起震車による地震体験⑩煙体験ハウス⑪【NEW】防災ワークショップ(防災バックパックバトル)⑫【NEW】アイラップをつかった防災食ワークショップ-の12の訓練を行った。
今後は、三菱地所レジデンスなどが分譲した「津田沼ザ・タワー」(総戸数759戸)にも参加の呼びかけを行っていくそうだ。

マンホールトイレ組み立て

災害用伝言ダイヤル

起震車による地震体験(10数組が並んでいた)

非常用トイレ体験

会場に当てられていた「谷津奏の杜公園」

左が「ザ・パークハウス津田沼奏の杜」(721戸)、右が「ザ・レジデンス津田沼奏の杜」(869戸)
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このイベントを取材するのは今回で4回目。これまでの取材でどのようなことが行われるか分かっているので、途中から参加し、一通り見て回って帰ってきた。海に近いからか、とても寒く、海風が強く何度も吹き飛ばされそうになった。最悪の状態だったが、多くの家族連れが楽しみながら防災訓練を行っていた。継続は力なり。いざという時に大きな効果をもたらすはずだ。
訓練が「第30回防災まちづくり大賞」総務大臣賞を受賞したのは、地域ぐるみで継続して行ってきたことが評価されたのだろう。三菱地所レジデンスと三菱地所コミュニティのボランティア組織「三菱地所グループの防災倶楽部」は現在約170人の規模に達しており、これまでに三菱地所コミュニティが管理するマンション180 物件・61,799 世帯を対象とした防災訓練をサポートしている。
昨日は、長谷工総研の「CRI」の〝月8時間は集合住宅活動に充てよう〟という特集記事を紹介した。各社が連携すれば素晴らしい活動ができるはずだ。いったいこの防災訓練の記事をどれくらいの人が読んでくれているのか調べたら、アクセスは第1回目は4,000件以上あり、「津田沼ザ・タワー」の約3,500件より多い。

「ここに、地下40mに40tの水が溜められる貯水槽があって、断水したときはポンプでくみ上げて生活用水として使えるの」(小学4年の女の子に教えられるまで、こんな巨大な防災井戸があることを知らなかった。発電機もあった。日常的に利用できるようにしたらどうか)
長谷工総研CRI最新号〝月8時間は集合住宅活動に〟ぜひ実践を(2026/3/7)
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