住友不販に逆転勝ちした野村不動産アーバンネット
第27回RBA野球大会水曜ブロック予選1回戦が6月10日、大宮健保グラウンドで16試合が行われた。前大会準優勝の三井不動産リアルティが伊藤忠ハウジングに1-0と接戦をものにしたほか、オープンハウス、ミサワホーム東京など強豪が順当に勝ちあがったが、初参加の積水ハウス神奈川がけた違いの攻撃力を披露するなど優勝戦線は波乱含みの幕開けとなった。 ( )内は記者のレーティング。
【お願い】 1回戦は同時進行で5~6試合行なわれます。記者が一人で全ての試合を取材するのは不可能です。均等に取材しても1試合20分しか見ることはできません。 取材が全くできないことも想定されます。取材ができていない試合については、勝っても負けても記者宛に勝因、敗因、ヒーローコメント、写真などメールで 送っていただきたいと思います。ご協力をよろしくお願いいたします。メールアドレスはこのメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。です。
初陣 積水ハウス神奈川 けた違いのパワー 優勝候補に浮上
積水ハウス神奈川 斉藤
一条工務店(71)2-6オークラヤ住宅(77)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
一条工務店 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | ||||
オークラヤ住宅 | 0 | 2 | 0 | 2 | 2 | 6 |
古豪オークラヤが意地を見せた。丸山が好投。2番手川上が「七色ストレート」を披露して失点する余裕も見せた。一条は初戦突破の厚い壁に阻まれた。
エイブル(82)5-1積和不動産(72)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
エイブル | 0 | 0 | 5 | 0 | 0 | 0 | 5 | |||
積和不動産 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 |
エイブルが快勝。2年目斉藤が好投。ただ堀内監督は「話にならない」と試合後はおかんむり。積和は闘志が空回り。熊谷がパワーのあるところを見せ付けた。岡崎は、孫のほうがかわいいようで〝引退〟とか。
住友林業(81)8-7東京建物不動産販売(71)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
住友林業 | 0 | 4 | 4 | 0 | 8 | |||||
東京建物不動産販売 | 0 | 0 | 5 | 2 | 7 |
住友林業林が冷や汗ものの辛勝。先発、2番手もピリッとせず、最後はエース石井が何とか締めた。鈴木監督は欠場。東建は大魚を釣り損ねた。加覧が同点のホームをついたが本塁憤死。加覧の足を計算に入れなかった3塁コーチのチョンボで勝利がフイに。新人投手は期待出来そう。
長谷工グループ(76)2-6リスト(87)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
長谷工グループ | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | |||
リスト | 4 | 0 | 0 | 0 | 2 | X | 6 |
リストが圧勝。選手が揃わずいまひとつピリッとせず、倉持監督はおかんむり。主砲杉山も長打狙いで三振。記者は「西武・森くんを見習え」と声をかけたら、倉持監督は「余計なことを言うな」と記者を一喝。長谷工は期待の新人が四死球を乱発して1回持たず。大谷はゴルフで欠場。
三菱地所ホーム(65)0-8ポラス(80)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
三菱地所ホーム | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||
ポラス | 1 | 7 | 0 | 0 | X | 8 |
格上のポラスが余裕の完封勝ち。新人の守口-高谷-山田がデビュー。地所ホームの前監督・鈴木は異動で欠場。最弱チームからの脱出はさらに困難に。みんな仕事でがんばっているようなのが救いか。
スターツ(78)5-12ナイス(76)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
スターツ | 0 | 0 | 0 | 4 | 1 | 5 | ||||
ナイス | 7 | 1 | 0 | 1 | 3 | 12 |
ナイスが乱打戦を制した。48歳芦澤-47歳福島の95歳投手リレーで逃げ切った。スターツは先発が誤算。「相手に7点のハンディを与えてから闘おうと思った」と負け惜しみ。格下げを検討。せいぜい70か。
伊藤忠ハウジング(82)0-1三井不動産リアルティ(85)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
伊藤忠ハウジング | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
三井不動産リアルティ | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 1 |
前大会準優勝の三井不動産リアルティが辛勝。北地、松田が〝退団〟したというビッグニュースが飛び込んできたが、初登板した松浦投手がその穴を埋めるのに十分な投球を披露。ストレートに威力があり制球力が抜群。伊藤忠は渡辺が完全復活。敗れはしたが、力感あふれるピッチングで強打の三井打線を抑えた。
みずほ信不動産販売(68)3-12三菱UFJ不動産販売(68)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
みずほ信不動産販売 | 3 | 0 | 0 | 0 | 3 | |||||
三菱UFJ不動産販売 | 0 | 3 | 8 | 1 | 12 |
レーティング68同士の対決は三菱UFJに軍配。みずほの新人、丸山投手は絶好の立ち上がりを見せたが、2回以降突如乱れた。原因不明。かつての小さな大投手山下は「2度と投げられない」とのことで、記者がピンチに「山下!登板しろ」と声をかけたら「私を殺す気ですか」と情けない声をあげた。レーティングは双方とも据え置き。一向に変わり目なし。調教不足。
積水ハウス京葉(84)10-2日神不動産(71)
日神の応援団
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
積水ハウス京葉 | 0 | 1 | 1 | 5 | 0 | 3 | 10 | |||
日神不動産 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 2 |
積水京葉が大勝。エース生田は宅建講習とかで欠場(生田さんよ、わたしだってかつて大して勉強しないで32点くらいとって後一歩まで迫った。宅建士なんてそんなに価値はないが、それがルール。がんばれ)。代わって冨井が投げた。〝おにぎりくん〟佐藤は「朝起きたら脚が腫れていた」と訳のわからない理由で欠場。部長はヒットを打ったが、レーティングを下げることを検討。日神は柳原が先発。3回までは踏ん張った。
ミサワホーム東京(88)7-1ちばリハウス(76)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
ミサワホーム東京 | 1 | 0 | 0 | 1 | 2 | 3 | 7 | |||
ちばリハウス | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 |
ミサワ東京が好発進。古市が好投したようだ。ちばリハウス篠原は終盤打ち込まれたようだが、強打のミサワ打線をよく抑えた。次戦以降に期待。
ケイアイスター不動産(80)0-8積水ハウス神奈川(83)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
ケイアイスター不動産 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
積水ハウス神奈川 | 1 | 0 | 0 | 0 | 3 | 4X | 8 |
1回戦の好カードは積水神奈川が圧勝。迷彩服のようなユニフォームで敵をかく乱した上、現役バリバリと思える左打者を4人そろえるなどレベルの違いを見せ付けた。国士舘卒の4番斉藤が特大の90mホームランを放った。謝敷よりパワーがありそう。軟式にも慣れている。投手はエースではなく、2番手、3番手の工藤。左腕エース秋山は7月になれば投げられるという。格上げ。旭化成ホームズを倒すのはこのチームか。ケイアイスターは浅見投手が踏ん張ったが、味方の援護がなかった。
総合地所(69)2-18オープンハウス(90)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
総合地所 | 2 | 0 | 0 | 2 | ||||||
オープンハウス | 18 | 0 | X | 18 |
オープンハウスがラグビースコアで圧勝。エース川崎が調整登板。いきなり平凡な投手フライを落球。2番には高めストレートをセンター前に運ばれ、3番に3塁打を浴び2失点。しかし、ここからスピードで押し三者三振。その裏、相手投手のボーク連発などから一挙18得点で試合を決めた。謝敷はまだ軟式をマスターしていないようだが、初回に2塁打を放った。総合地所は初回、石井が安打し、新人中塚が2点3塁打を放ったまではよかった。長島は登板回避。
大和ハウス工業(72)○(不戦勝)●パナホーム(74)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
大和ハウス工業 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 | ||
パナホーム | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
東急ホームズ(71)0-5セキスイハイム不動産(70)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
東急ホームズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||
セキスイハイム不動産 | 4 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | X | 5 |
セキスイハイム不動産に救世主-左投げ新人井上が初陣東急ホームズに安打を許しながら要所を締めた。柳川は投げたのか投げなかったのか。初陣東急ホームズは厳しい洗礼を受けた。しかし、稲木を中心としたユニークな野次はRBA野球に新しい1ページを刻んだ。次は歴史的な1勝が目標。
野村不動産アーバンネット(79)10-5住友不動産販売(83)
野村不動産アーバンネット応援団
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
野村不動産アーバンネット | 2 | 0 | 1 | 0 | 7 | 10 | ||||
住友不動産販売 | 0 | 2 | 0 | 2 | 1 | 5 |
野村アーバンが長打攻勢で逆転勝ち。塚本が2本目となる逆転2ランを放ち、PL学園新人の中川がダメ押し2ラン。茂木が打たれながらも踏ん張った。住友不版はエース伊藤が不在。代わって登板した越前が後半に痛打を浴びた。肩を痛めているようだ。新人の下田が意地の空砲一発。
東急リバブル(79)11-2コスモスイニシア(73)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
東急リバブル | 3 | 4 | 0 | 2 | 2 | 11 | ||||
コスモスイニシア | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 |
東急リバブルがコールド勝ち発進。先発は藤巻。コスモスイニシアのエース吉村は異動のため土曜・日曜が休日になったため欠場。高瀬が先発したが相手の打線に屈した。コスモスイニシアはレーティング65に格下げ。
「黙っていると死んじゃう」東急ホームズ稲木(予告どおり1番で初球を安打)