勝ち越しのホームを踏む地所リアル吉田
三井不動産(84⇒86)2-3 三菱地所リアル(79⇒82)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
三井不動産 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | ||||
三菱地所リアルエステートサービス | 0 | 3 | 0 | 0 | X | 3 |
(時間切れ)
〝一発でぶちのめしてやる〟次打席で相手投手にプレッシャーをかける橋本
三菱地所リアルエステートサービスが逆転勝ち。新人・後藤-〝プーチン〟寺田の継投も決まった。三井不動産は新人・亀井-藤枝と繋いだ直後、藤枝が故障、1死も取れず押し出しで失点したのが痛かった。斎藤が急きょ登板し、その後を抑えたが、打線が沈黙。慶大硬式野球部出身の6大学3人目の女性選手・川崎がデビュー。初打席は四球を選びチャンスを広げた。
2点先制を許した地所リアルは2回すぐ反撃。相手先発の亀井と2番手藤枝の制球難に付け込み3点をもぎ取り逆転した。3回から登板したプーチン寺田が3イニングを無失点に抑えた。
先発の後藤は花咲徳栄-駒大卒。花咲徳栄時代はベンチ外で、駒大時代は野球をやっていないという。
三井は藤枝が投げる前に背中を痛め、投球練習を含め11球ともボールで押し出し点を与えたのが誤算。川崎は、相手投手が際どいボールを投げたのを冷静に見極め、一度もバットを振ることなくカウント3-1から四球を選んだ。相当レベルが高いことを示した。
左から三井 亀井、藤枝、斉藤
華麗な守備を見せる川崎
地所リアル小林
〇岡野監督 栗山は欠場。プーチンは肩痛で連投は無理。来週は隠し玉もいる。ベストメンバーで臨む。今年は2回で和戦敗退と覚悟を決めていたが、少なくとも3回やれる(と試合前。欲が出てプーチンを登板させたのが吉と出るか凶と出るか)
〇後藤 何とかゼロに抑えることができた(1回を零点に抑え。2回、川崎相手に渾身の力を込めて投げたが四球。川崎が一枚上手だったが、なにもあんな難しい球を投げなくても…後藤は制球に難があると見た)
○小林主将 入社2年目。開幕前に松田前主将から主将に指名されました。野球は小学1年からしているが外野が長く、内野は去年1年でやっと慣れてきた。今日は狙って構えた位置に打球が来て、いい守備ができた。最後のライナーを捕れて良かったです
●細井監督 川崎? ちゃんと先発で使いますよ(川崎は9番セカンド)
●大坪主将代行 残塁が多く、チャンスを生かし切れなかった。次は負けたら終わりという試合。昨年「神宮」に進出し、今年こんなところで負けるわけにはいかない。何が何でも勝ちます
●西岡 レギュラーではないので今日はいいアピールはできたと思う。最終回が、一打逆転の場面で「抜けた」と思ったんですが、いいところに(相手が)いて捕球されてしまいました
●藤枝 やばっ(2回、亀井の跡を受け登板。投球練習中に思わず口を突いて出た。亀井、藤枝朋慶大野球部出身の模様)
プーチン寺田(左)と後藤
〝よっしゃー、次も勝つぞ〟地所リアル
決定的な4点目を奪った鹿島ベンチ
ケン・コーポレーション(88⇒87)1-4 鹿島建設(84.5)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
ケン・コーポレーション | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | |||
鹿島建設 | 0 | 1 | 1 | 2 | 0 | X | 4 |
(時間切れ)
遠藤投手
鹿島建設が快勝。エース遠藤が1発のみの1失点に抑える好投。新人の2番桑山が先制適時打を含む2安打2盗塁の活躍。ケン・コーポレーションはエース上松が肘痛で登板回避。代わって登板した矢澤が粘り強く投げたが、打線の援護がなかった。2連敗で2度目の予選敗退が決まった。
鹿島は2回、2つの四死球で2死1、2塁とすると、名大卒の2番桑山が左翼前適時打を放ち先制。3回には4番古和が左翼越え本塁打を放ち1点追加。1点差に追い上げられた4回には、この回先頭の1番中野が四球を選び、盗塁したあと、桑山の安打で生還。さらに古和の適時打で1点追加して引き離した。
ケンコーポは4回、5番上松が本塁打を放った1点どまり。同社に入社して以来一度も投げたことがない矢澤は8個の四死球を与えながら踏ん張ったが、被安打5、4失点。上松は初戦に登板したが、球威を欠いていた。
チームは第1回大会から参加しており、これまで5度の総合優勝を飾っており、通算168試合、138勝30敗、勝率.821を誇るが、予選で敗退するのは2度目、2連敗での敗退は初めて。
先取点を奪った鹿島ベンチ
〝こんなはずじゃないんだが…〟服部
〇福本監督 今年こそ優勝する
〇遠藤 完璧。ストレートがよかった
〇桑山 2度のタイムにー2盗塁です
〇服部 3三振。修正が必要だ
●田辺監督 予選敗退はこれで2度目。(第8回大会で)コスモスイニシア相手に6-0で勝っていたとき、投手を交代したら追いつかれ、延長で敗れて以来。あのときの黒崎さんは責任を取って監督を辞任した。今回も敗れたのは私の責任…(引責辞任をほのめかした)
●矢澤 上松が肘痛で投げられず、登板することになったのは前夜。これまで11年間やってきて、投げるのは初めて。よく投げたと思う。来週から日曜日をどう過ごせばいいのか…(矢澤は独身か。なぐさめてやる女性はいないのか)
がっくりするケンコーポナイン
矢澤投手
7月1日(日)行われる予定のRBA野球大会日曜ブロック2日目、安田不動産-明和地所と清水建設-日本駐車場開発は、明和地所、日本駐車場開発の選手が集まらず、安田不動産と清水建設がそれぞれ不戦勝となった。明和地所は初戦も不戦敗で予選敗退が決まった。
◇ ◆ ◇
こんなことは書きたくないが、選手が集まらず不戦敗というのは相手に失礼だ。この日試合があることは参加した時点で分かっていたことだ。不参加のあなたたちは甘いとしか言いようがない。勝つとか負けるとかは二の次だ。相手のことを最優先するのが普通でないのか。本業だったらこんなことは絶対許されない。
〝俺の魂込めた80キロ速球を打ってみろ!〟G .G .佐藤 被安打4の2失点
〝さぁ、来い!力の差を見せつけてやるぞ〟G .G .佐藤 凡飛に終わる
オール ミサワホーム(84) 2-8 トラバース(91)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
オール ミサワホーム | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | |||
トラバース | 6 | 2 | 0 | 0 | 0 | x | 8 |
「最高にキモティー」-オールミサワホーム-トラバースの交流試合が6月26日、新宿・西戸山公園野球場で行われ、元プロが7人出場したトラバースが初回、3番木ノ内(元新潟アルビレックス)と4番梅田(元西武)の連続弾など序盤で大量8点を奪い圧勝。ミサワは先日、7回ノーヒット・ノーランを達成した56歳の鉄人大野が炎上。2回を投げ8失点。大野は、G .G .佐藤のお株を奪う「最高に気持ちいい」を連発、「こんなに気持ちのいい打たれ方は大学時代以来。感激した」と汗だくになり喜びを爆発させた。( )内の数字はレーティング。
交流試合は、ミサワホームの法人営業部が企画し、本業で取引があるトラバースが快諾して実現。親善が目的のため、打者10人制とする変則ルールを適用、女性選手のトラバース松本、印南、ミサワホーム東郷が打席に立つなと目まぐるしく選手が交代した。終盤はともかく、トラバースの各選手のけた違いのパワーとパフォーマンスにミサワの新入社員なども感嘆の声を上げた。
〝よろしくお願いします〟(新宿・西戸山公園野球場で)
〝お疲れさんでした〟
元プロと〝ハイポーズ〟(後列左から前川、田面、太平、林崎、梅田、G .G .佐藤)
◇ ◆ ◇
トラバースの先発メンバーは1番右翼・星恵(球歴不明)、2番遊撃・林崎(元西武)、3番中堅・木ノ内(元新潟アルビレックス)、4番捕手・梅田(元西武)、5番左翼・大平(元日ハム)、6番三塁・松本(球歴不明)、7番DH・平野(元JXエネオス)、8番二塁・前川(元西武)、9番一塁・田面(元阪神)、投手は金子(球歴不明)。球歴不明の3人を除き元プロ6人が名を連ねた。
初回、星が四球で出塁すると、続く林崎の「手加減した」当たりが右翼前安打となり、3番木ノ内は「130mは飛んだ」左翼フェンス越え特大3ラン。さらに4番梅田も中堅フェンス越え本塁打を放ち、無死で4点。勢いづくトラバースはその後も攻撃の手を緩めず、大平、平野、田面の長短打で2点を追加し、この回一挙6点。2回には林崎が中堅越え安打を木ノ内が2打席連続弾で還し序盤で試合を決めた。
ミサワは4回、女性選手の東郷が嶋田投手からチーム初安打を放ち反撃。6回には、この回登板したG .G .佐藤から嶽(元トラバース)の2塁打をきっかけに大野、山田の長短打で2点を還したがそれまで。
途中から出場した〝不惑〟G .G .佐藤は現役時代を彷彿とさせる打席前の儀式をほんのさわりだけだが披露、大振りで観客を魅了したが、不惑目前の寄る年波には勝てないのかセカンドフライに倒れ、投げても「魂を込めた」80キロのストレートは全く通用せず、味方の拙守にも足を引っ張られ被安打4の2失点。〝安全牌〟に成り下がったことを露呈した。
最後は林崎が登板。ほとんどストレートしか投げなかったが、最後の打者を三振に奪った球は威力があった。
前川は、ファウルボールを全力疾走で追いかけ、審判に渡すなど高校球児でもできないような清々しいプレーを披露した。
〇木ノ内 ほら、あそこに見える住友不動産のビルの12階まで飛んだんじゃないの。150mくらい。えっ、(タイセイ・ハウジーに入社した)野呂? 同僚だった。彼はめちゃ足が速い(本塁打は130mくらいか。記者には見えなかった。住友のビルまでは500mはあるか)
〇林崎 次のRBAでは俺が投げる。ストレートだけ? そんなことはない。変化球も全て投げられる
〇G .G .佐藤 前川のボール・ボーイは一級品。(次のケイアイスター不動産なら佐藤さんが投げても勝てる)何だと、なめんなよ
●大野 ストレートもツーシームもスライダーもみんな打たれた。こんなに完璧に打たれたのは大学時代以来。とても気持ちがいい
〝150m飛んだんじゃないか〟木ノ内(後方のビルが住友不動産のビル・マンション)
〝木ノ内が打たなければまた満塁弾だった〟本塁打を放った梅田を迎えるベンチ
〝次のRBAに投げるぞ、ケイアイスター不動産さんよ、覚悟せよ〟林崎
くそボールを空振り三振してすごすごとベンチに帰る前川
〝キモティー〟鉄人大野
〝俺は50だぞ〟無難に締めたミサワ星野
トラバース松本(左)と印南(凡退はしたが並みの選手でないことを証明した)
〝来い!嶋田〟東郷(グラウンドが硬く軟球の特徴を熟知しているのか、源田並の流し打ちでチーム初安打)
◇ ◆ ◇
親善試合は西武ファン歴60年の記者を熱狂させた。三重県出身の記者がなぜ西鉄-西武ファンなのか、28年間ほとんど休まずRBA野球の取材を続けてきたのか説明する。
西鉄-中日が日本シリーズで対決したのは1954年(昭和29年)だ。地元の人はもちろん中日ファンばかりで、4歳年上の兄と兄弟仲が悪かった記者は、そのころから敗れた西鉄を好きになったように思う。決定的だったのは、あの〝神様仏様稲尾様〟〝怪童中西〟時代の西鉄黄金期だった。同時にアンチ巨人になった。小学5年生ころか。
中西氏には「同時はセーフかアウトか」と手紙に書き、サインをもらったこともある。野球専門誌に似顔絵を送ったら掲載され、高価なシャツを貰ったこともある。受信状態が悪いラジオにかじりつき、スコアもつけた。新聞報道より早く打者、投手成績を知った。
社会人になって経済的に余裕ができたころには、3日遅れの「フクニチ」を購読したこともある。いまは仕事や会食がないときは早く帰り、テレビで応援している。
チームが好きなので個人的な贔屓の選手はいないが、引退した大崎選手はイチロー選手に迫ることを願っていた。いまでもサインボールを大切にしている。
そんな野球ファンの記者が一番心を痛めるのは毎年、ドラフトで新しくプロ入りする選手とほぼ同数の選手が辞めていくことだ。それになりの成績を残し引退する人はともかく、1軍メンバーとして試合に出場することなく解雇される選手のほうが圧倒的に多い。引退後のセカンドキャリアは容易ではないと聞く。東大に入学するより難しい高い技術と能力を持っているプロの選手が、社会でそれを発揮できないのが残念でならない。
なぜ西武がいいか。これは確証がなくやや我田引水的だが、かつてドラフトでプロに入団した全選手の在籍年数を調べたことがある。毎年12球団に入団する選手が70~80人で、引退・退団選手がほぼ同数ということは理論的には約10年で入れ替わることになる。その中で、もっとも在籍年数が長いのは西武だ。これは間違いない。そして、いま監督やコーチを務めている人の多さでも西武出身者がもっとも多いはずだ。西武は面倒見のいいチームだと確信する。
G .G .佐藤、梅田、林崎、前川の各氏にお会いし、プロのすごさを見せていただいた。感謝の言葉以外ない。頂点に上り詰めた佐藤氏はともかく、梅田、林崎、前川氏は〝運〟が悪かった。中村、中島、メヒア、栗山、片岡、浅村、秋山、金子ら走攻守それぞれに突出した力を持っている選手揃いだったのが気の毒。出場機会をなくした。もっとトレードを頻繁に行うべきだ。トラバースで花を咲かせてほしい。RBAで高いパフォーマンスを見せてほしい。
◇ ◆ ◇
試合後、ミサワホーム平尾監督、塩島元監督と新入社員らと高田馬場駅そばの居酒屋で歓談した。新入社員には全国クラスのラグビー選手やサッカー、バスケットの選手もいた。野球に転向するには今しかない。まだ間に合う。
ミサワホームの応援団
第30回RBA野球大会日曜ブロック予選2日目が6月24日(日)、三郷サンケイグラウンドで12試合が行われる。例によって記者の〝どっちも勝って〟予想。( )内の⇒印は1回戦の戦いぶりを考慮した修正。
◇ ◆ ◇
三井不動産(84⇒86)-三菱地所リアル(79⇒82)
三井は前回、相手がケンコーポだったからだろうが、相澤が先発してほぼ完ぺきに抑えた。今回は登板回避すると話した。浅井が先発する模様だ。これが本当なら、地所リアルにもチャンスがあるとみた。ただ、フーチン寺田は肩痛があり、連投がきくか。栗山の先発もありうる。
三井は東大ベストナイン楠田が前試合はいいところがなかったが、他の新人もいる。やや優勢。
東京建物(84)-三井不動産レジデンシャル(90)
前大会初優勝のゆるみがなければ、三井レジが優勢。エース吉田が先発するはずだが、新人の染野もありうる。汚名を雪ぐか、恥の上塗り、赤恥となるか見ものだ。
東建は河越が投げれば、最少失点に持ち込める。打線がカギだが、吉田が投げたらお手上げ。染野の乱調にかけよう。
ケン・コーポレーション(88⇒87)-鹿島建設(84.5)
ケンコーポがやや優勢だが、上松がやや心配。ストレートに威力がなかった。めったに欠場などしなかった田辺監督も私用で欠場した。
鹿島は黒星スタート。ケンコーポも同様だが、あとがなくなった。ベストメンバーで臨めば勝ち目はあるが…。
安田不動産(72)-明和地所(70⇒68)
安田がやや優勢。2連敗で予選敗退の危機を乗り切るか。ただ、全回投げた森の連投がきくか。J .J .藤岡にも注目。
明和は初戦、選手が揃わず不戦敗。安田相手なら勝てると読んで、必勝態勢で臨むか。
ポラスグループ(79⇒80)-東急不動産(72⇒75)
期せずして〝アラフィフ〟対決となった。1対3で数の上で優勢のポラスがやや上位とみた。中1週間で疲れが取れていればだが、前回頑張った〝アラフィフ〟トリオが元気。エース折笠も打たれはしたが、前回は1試合をこなしてからの登板だった。健在だ。
東急の48歳谷口は連投が利くのか。無理だとあとは投げる投手がいない。試合を投げるか。「こんなもんじゃない」-前試合3失策の樽本が頑張るか。ひょっとしたら、今回もまた最悪のグラウンドではないか。
三井不動産レジリース(80)-野村不動産(78⇒80)
RBA野球 三井不レジリースに元ヤクルト土肥投手 西武・土肥コーチのはとこ(2018/5/13)
レーティングが同数となった。勝敗は混とん。一寸先は闇だ。野村は松崎常務が元気。増田も調子がいいようだ。〝プラウド〟担当はいなかったが、美女軍団が大挙駆け付けた。ここは負けられない。
三井レジリースは、西武・土肥コーチのはとこ、元ヤクルトの土肥投手が加入した。1軍の経験は少ないが、軟式に慣れていれば、赤子の手をひねるように相手をねじ伏せるか。エース佐藤だって野村が相手なら最少失点に抑える力がある。
三井不動産レジサービス(76⇒78)- 三菱地所(84⇒81)
初戦の三菱地所は情けなかった。まさか48歳の東急・谷口に完投を許すとは。格下げが足りないかもしれない。ただ、打線はそこそこ打った。つながりが悪かっただけで、組み替えれば勝機は生まれる。
逆に、三井レジサービスは好投手・折笠から5得点。総会は大丈夫なのか。打撃戦に持ち込めればチャンスあり。相手はコロンビアほどもない。
タカラレーベン(81⇒80)-菱重プロパティーズ(85)
菱重プロパティーズが優勢。初戦は完敗したが、エース佐藤の出来は悪くない。補強した重工神戸、名古屋の選手も出場して必勝態勢で臨むはず。だからと言って、司ちゃん!格下相手に再起不能の一撃だけは加えないでくれ。
タカラは底が割れたとまでは言わないが、底が知れた。DeNA13勝の小林が投げられず、レディ・ガガの応援も期待できないとなれば、すごすごと2連敗で予選敗退か。新調したユニフォームはお披露目するだけで終わってしまうのか。見るべきところがないようだから、今度、マンションを見に行こう。
清水建設(87⇒88)-日本駐車場開発(75⇒78)
レーティング差が10点もある。ここは清水が優勢。先発が田村でも治下でも抑えられる。大城は登板機会が与えられるのか。
日駐は初戦、2年ぶり復帰の石郷岡が好投したが、ここは相手が悪い。対コロンビアのような大番狂わせは期待薄とみた。しかし、チームは元気を盛り返しつつある。木田監督!娘のバレーリハーサルもいいが、ここは次につながる采配を揮ってくれ。
サンフロンティア不動産(82.5)-ミサワホーム(83⇒84)
大接戦。レーティングはミサワが上位だが、さすがに56歳のノーヒットノーラン男・鉄人大野の連投はきかない。誰が投げるのか。
サンフロンティア不動産の投手難は解消されていないが、打撃は破壊力を秘める。ミサワの投手陣を粉砕しても驚かない。
大成有楽不動産(83⇒80)-メイクス(82)
メイクスがやや優勢と見た。初戦は橋本投手が欠場したが、ここは負けたらおしまい。背水の陣で臨むはず。打線が弱いだけに自分が抑えるしかない。
大成有楽は、初戦が清水とはいえ、負け方がひどい。阿部の肩痛は癒えているはずだが、あの酒乱じゃない守乱では頭が痛くなるのはよくわかる。しかし、阿部!味方がどれほど拙守をさらけ出そうと投げ切るのがエースだ。今度の相手打線はたいしたたことない。スピードで押し切ってやれ。ムキは禁物。
打線はMAX145キロの橋本を打てるか。昨年の橋本はコントロールを乱す場面がしばしばあった。付け入るスキはあるとみた。どらやきのようなポッコリお腹の佐藤に期待したい。マンション商品企画の片鱗をみせてくれ。
アズ企画設計(79⇒76)-タイセイ・ハウジー(87)
タイセイ・ハウジーが優勢。初戦は青山メインランド小松崎の好投に屈したが、エース高橋の調子は悪くなかった。兄は慶事で欠場したが、野呂弟は存在感を示した。野呂兄弟が千葉兄弟から主役の座を奪い、世代交代をアピールする絶好の機会到来だ。
アズ企画は人気先行が分かった。いかに鉄人とはいえ56歳のミサワ大野に7回21人の準完全のノーヒット・ノーランに抑えられるとは。2回だったか、3回だったか、下位打線がわずか4球で討ち取られた。これはないぞ。若手だろうが年寄りだろうが、相手投手にたくさん球を投げさせるのが野球のイロハ。「三文の徳」は早起きであって、早打ちでは断じてない。
第30回RBA野球大会水曜ブロック予選2日目が6月20日(水)、大宮健保グラウンドで16試合が行われる。例によって、記者の〝どっちも勝って〟予想。
レーティング(格付け)は、投手力、攻撃力、守備力などを総合評価し、90点台が4強クラス、80点の後半が8強、80点台が決勝トーナメント進出クラス。( )内がレーティング。
◇ ◆ ◇
一条工務店(84)-住宅情報館(79)
住宅情報館の戦力がいま一つ分からないが、取材の範囲内では急造チームなだけにどこまで。千葉ロッテの公式スポンサーになっていたこともあるように、社長さんは野球好き。
しかし、初参加で初戦を突破するのは相当の力がないと難しい。ここは一条工務店が優勢。防衛大卒の池本が先発しそうで、最少失点に抑えるか。ただ、ここも打撃に不安があり、ロースコアになった場合はどちらに転ぶか分からない。
長谷工グループ(81)-積水ハウス京葉(79)
レーティングは積水京葉がやや上で、優勢とみたが逆転の目もありうる。前回の積水京葉の試合は見ていないが、ロッテドラフト1位の木村はどうしたのか。生田も欠場した。不安がぬぐえない。
長谷工はやる気十分と見た。バーチャル年俸にチームのだれも入っていないのが不満のようだ。ここで相手を一蹴したら1億円プレーヤーが誕生するかもしれない。梅垣が頑張るか。大谷の奥さんは来ないだろう。もう子離れしてもいいはずだが。
ミサワホーム東京(86)-三菱UFJ不動産販売(71)
ミサワ東京が優勢だが、古市はどうしたのか。前試合では途中降板した。減量してスタミナが落ちたのか。連投が利かないとなるとピンチ。
三菱UFJ不は、チームが崩壊したかと思ったが、どうしてどうしてそこそこ戦える戦力を維持している。マスコット木下は最初の2打席は三振したが、三打席目では敬遠気味の四球を選んだ。一発逆転のシーンを演出した。とりあえず育成並みの年俸150万円からは回避できた。しかし、後がない。
東急ホームズ(76)-ナイス(83)
ナイスがやや優勢。前試合は不甲斐なかった。そのショックが尾を引いていなければいいが。
東急ホームズは田口が元気だが、稲木は偉くなったのか、試合に出てこない。野球を優先するため仕事のスケジュールを変更するまでの立場には出世していないようだ。負ければおしまいだぞ。
トラバース(91)-ケイアイスター不動産(82.5)
トラバースは間違いなく強い。実績がないのでレーティングは91にとどめたが、ひょっとしたら旭化成ホームズと互角に戦うかもしれない。元西武の梅田はさすが。西武の打者の伝統だが、振り切るから詰まってもヒットになる。ケイアイスター不動産の浅見あたりでは抑えるのは容易でない。先発は平野ではないと読んだ。平野はRBAのクラスがどの程度か分かったはずだ。記者は元西武の前川がせんぱつしてほしいが…。
そのケイアイスターには新人の投手が入った模様だが、並みの投手では滅多打ちに遭うか。心配のほうが先に立つ。もしひらのが先発したら〝貧打〟が身上のケイアイスターじゃまず打てない。空振りの山を築く。
だがし、しかし、平野はコントロールに苦しんだ。狙い打たれたら危ない。平野クラスのスライダーを投げる投手はRBAにたくさんいる。旭化成ホームズ今野や三井の相澤の全盛時はもっと球が速く鋭く曲がった。
伊藤忠ハウジング(85.5)-三井不動産リアルティ(83)
接戦。レーティングは伊藤忠ハウジングが上位だが、このチームは成績にムラがある。ベストメンバーで臨めば勝機は高まるが、そうでない場合は、逆の目が出る。
三井不動産リアルティはリストに逆転勝ちして勢いがある。新マスコット〝清水談〟がいい。伊藤忠を蹴散らしても全然驚かない。安西監督と面高監督は年齢が近いはず。どちらの〝口撃力〟が勝るかも見ものだ。こちらは互角とみたが。
東京建物不動産販売(72)-エイブル(85.5)
エイブルが優勢。トラバースには完敗したがケンコーポから移籍した小笠原はよく投げた。やや太ったような気がしたが、うまさも増した。ここは軽く相手をひねる。ひょっとしたら先のことを考えて斎藤あたりが先発するか。それとも田口か。
東建不販は昨年よりさらに戦力ダウンした。今日は70年定借の「三鷹」を見学したが、いいマンションだ。担当者はいないのか。
リスト(84)-ナミキ(74)
渡邊美穂さん
勝敗はどうでもいい。ナミキの女性選手、渡邊美穂さんが主役だ。あとはナミキの選手もリストの選手も倉持監督もただの引き立て役だ。
リストの投手はだれでもいいが、間違っても死球など与えるな。即退場だぞ。美穂さんはソフトの経験があるというから、特別ルールで下手投げはどうか。野球では下手投げはボークになるのか。
ひょっとしたら、新人の左腕も舟山も杉山も海藤だってホームページの写真をチェックし、今晩は興奮のあまり眠れないのではないか。倉持監督も腰を抜かすかもしれない。
頑張れ、美穂さん。三振してもいい。敗退してもいい。とにかく試合に出てくれ。
ミサワホーム神奈川(87)-住友林業(88.5)
好勝負必至。どちらが優勝戦線に絡むかを占う意味でも見逃せない一戦だ。住林は石井が昨年の悔しさをばねに、糧にしていたらもっと強くなる。あの悔し涙を記者は忘れない。
ミサワ神奈川も元気だ。相棒のミサワ東京より強いのではないか。牛タンはまた投げるのか。相手は前回より数倍強くなっているぞ。
セキスイハイム不動産 千葉(77)-旭化成ホームズ(93)
旭化成ホームズはくじ運に恵まれたというより気の毒だ。先発は今野でも平山でもなく、沼座だろう。
セキスイハイムは相手に不足はない。当たって砕けろ。砕け散って霧として消えるか。本望のはずだ。
住友不動産販売(87)-日神不動産(68)
住友販売はまさか、今回を見込んでエース伊藤は登板開始したのではあるまい。前田兄弟の弟が投げるか。
日神は、58歳津端の最年長勝利投手の夢は来年に持ち越しとなりそう。
積和不動産(72)-大和ハウス工業(80)
大和ハウス工業がやや優勢。前回は相手が悪かった。積和の試合は見ていないが、昨年からの変わり身はみられないと読んだ。
大和ハウスは新人の投手が投げるはず。それとも上原か。
ちばリハウス(78)-みずほ不動産販売(80)
どっちに転んでもおかしくない。大接戦。ちばリは篠原が連投するのか。みずほはエース丸山か。
スターツ(84)-三菱地所ハウスネット(84)
レーティングが同数の84となった。スターツにはMAX147キロの独立BCリーグの武蔵ヒートベアーズの久保田啓介投手(24)が加入した。ここで先発するか、それともエース井原か。久保田は分からないが、井原が絶好調ならハウスネットを抑える力があると見た。しかし、打線が弱いので、相手の投手を打てるかどうか。
ハウスネットはここが試金石。久保田、井原を攻略するようだと8強以上が狙える。打線は下村、森がいい。決勝打を放った佐々木もいい打者だ。打線はハウスネットが上と見た。久保田や井原に手も足も出なかったら、この前のように女性応援団を大量に送り込み、「久保田さーん、井原さーん、かわいいー」と三半規管を揺さぶってやれ。コントロールを乱し、支離滅裂になるかもしれない。味方の打者が腰砕けになるリスクはあるが、やってみる価値はある。
三菱地所ホーム(70)-パナソニックホームズ(76)
どちらが先に消えるか。みものだ。パナソニックは新エース柳沢が先発か。日大アメフトの斎藤も出場するはず。
地所ホームは前試合で先発した肩に6本のボトルじゃなかったボルトが入っているというアームレスリングの投手がなげられれば面白い。相手の強打者と言えばオコエ改めラブラブボクサー藤代か、スイマー細見くらいだ。斎藤は当たれば飛ぶが、何しろ日大アメフトだ。アームレスリングなら組み伏せる。ラブラブ藤代は一発かます力を秘めている。なめてかかると危険だ。
積水ハウス神奈川(91)-東京セキスイハイム東京(78)
積水神奈川は水曜ブロック優勝を逸し、前回も初戦で初陣に敗れたショックから立ち直れているか。ここは相手は格下でもエース工藤が必勝態勢で臨むか。それとも若佐が汚名返上とばかり先発するか。記者個人的には、若佐は守備と打撃に専心して、あの華麗なプレーを見せてほしい。投手はあと1枚整備しないと、水曜も総合も今年も優勝は難しいと見た。
東京セキスイハイムは前回敗れはしたが、新人の日大硬式出身の渡邊投手はいい。若佐やゴジラ斉藤、熊倉を抑えるのは容易ではないが、コントロールを間違えなければおさえるかもしれない。間違っても力任せのストレートを投げてはいけない。
レーティング上位チームが勝つ確率がほぼ70%台を確保するという、競馬予想の的中率をはるかに上回る、格付け付与能力の高さを証明している記者の独断と偏見による第30回RBA野球大会水曜ブロックの第2次レーティングを発表する。チーム名、レーティング、コメントの順。レーティング80が予選突破の目安。
※レーティングは予告なく修正する。()内は昨年のレーティング。赤字は前回よりアップ、青はダウン。チーム名〇は初参加、△は復帰
チーム 前回 ⇒今回 コメント
旭化成ホームズ 93(91)⇒93 総合V、文句なし。強い
積水ハウス神奈川 92(92)⇒91 工藤一人の投手陣不安増大
野村アーバン 91(90)⇒91 中川が復活、1点加点
〇トラバース 84(-)⇒91 〝プロ一人〟壁跳ね返すか。上昇
住友林業 88.5(87)⇒88.5 昨年の憂さ晴らすか
住友不動産販売 88(87.5)⇒87 選手揃えば強い。脆さも同居
ミサワホーム神奈川 87(86.5)⇒87 大沼の二刀流は?
オープンハウス 87(85)⇒87 補強は本当か。本気出せば強い
ミサワホーム東京 87(86)⇒86 古市に不安。1点ダウン
ポラス 85 (83.5)⇒86 チーム合併。岩瀬踏ん張り加点
伊藤忠ハウジング 85.5(85)⇒85.5 決め手に欠ける
東急リバブル 85(84.5)⇒85.5 大見副本部長昇格に0.5点
エイブル 83(86)⇒85.5 ケン小笠原加入。2点加点
一条工務店 83.5(83)⇒84 誰が核になるのか。打線カギ
タウングループ 83(82.5)⇒84 坂本が絶好調。1点加点
スターツコーポ 84(83.5)⇒84 補強本物ならさらに上位
リストグループ 86(85)⇒84 投手難解消できず、不安拡大
〇地所ハウスネット 81(-)⇒84 予選突破の力あり。3点加点
△ミニミニ 79(-)⇒84 菅井が完全試合。5点アップ
ナイス 84(82)⇒83 小暮社長就任ご祝儀だが…
三井リアルティ 82(81.5)⇒83 新アイドル誕生。1点加点
ケイアイスター不 82.5(82)⇒82.5 浅見一人の投手陣では
オークラヤ住宅 81(83)⇒81 小森退任の影響少ない
長谷工グループ 81(80)⇒81 業績は絶好調 1点加点
みずほ不動産販売 80(80)⇒80 情報ないがムードはいいはず
大和ハウス工業 79(78)⇒80 昨年よりアップ。1点加点
グローバル住販 79(78)⇒81 谷繁の息子加入。2点加点
住宅情報館 79(-)⇒79 予選突破は微妙とみたが…
積水ハウス京葉支店 79(80)⇒79 変わり身なし
東京セキスイハイム 75(79)⇒78 新人投手加入。3点加点
ちばリハウス 77(78)⇒78 不惑・篠原が元気。1点加点
セキスイハイム千葉 79(79)⇒77 井上投手が不調。2点ダウン
パナソニック 78(77)⇒76 若手欠場。2点ダウン
東急ホームズ 77(77.2)⇒76 RBAの光 稲木どこまで
ナミキ 73(78)⇒74 伊藤美穂に期待。1点加点
東京建物不動産販 75(78)⇒72 加覧も歳か…さらにダウン
積和不動産 73(77)⇒72 本業は伸びるが…ダウン
三菱UFJ不動産販売 70(79.3)⇒71 意外と戦える。1点加点
三菱地所ホーム 69(71)⇒70 前試合健闘。1点加点
日神不動産 66(67)⇒68 最弱チーム独走だか2点加点
〝プーチンの怖さを知らないか〟寺田
三菱地所リアル(79) 5-4 鹿島建設(84.5)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
三菱地所リアルエステートサービス | 2 | 1 | 0 | 1 | 1 | 5 | ||||
鹿島建設 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 |
(時間切れ)
トランプでも金正恩(キム・ジョンウン)でもないFIFAワールドカップのロシア・プーチン寺田だ-わがサッカー日本代表の下馬評と同様、圧倒的な〝格下〟ランキングの三菱地所リアルエステートサービスが〝格上〟鹿島建設を競り落とした。プーチン寺田が奮闘(投)。鬼より怖いボス(岡野監督)が不在のなか、選手は解き放たれたかごの鳥のごとく、天空を舞った。1番木下が本塁打を含む大活躍。
鹿島は、グラウンド状態が最悪の新人・桑山が守る三塁ゴロ攻めにあい守勢一方。あと一歩及ばなかった。早くも予選敗退のピンチに立たされた。
鹿島・古和投手
このさわやかな青年はだれだったか
服部(左)と伊藤
誰だ!橋本か
〝みんなボスみたい〟
◇ ◆ ◇
兵庫出身の鹿島・田中に関西弁を教わった。以下の通り。
・京都弁 なにしてはるのん?
・大阪弁 なにしてん?
・兵庫弁 なにしとん?
〝こらっ、お前たち、何しとんねん〟左端が田中(そんなに怒らんでもええやんか=三重・伊勢の言葉)
〝量より質よ〟鹿島の応援団
〝野村プライド〟だ(プラウド担当者はいないが、再開発、物流倉庫、オフィス、チアリーダーと多彩)
タカラレーベン(81) 2-10 野村不動産(78)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
タカラレーベン | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | ||||
野村不動産 | 8 | 0 | 1 | 1 | x | 10 |
(コールド)
増田
野村不動産が大量10点を挙げ、復帰2年目で初得点、初勝利の美酒を堪能した。大挙押し掛けた美女軍団の期待に応えた。3番DHの53歳の超鈍足松崎常務の成績は不明だが、初回、見逃し三振し、「球が白く、見えなかった」と白内障状態であることを露呈した。増田投手が好投した模様。
14年目復帰のタカラレーベンは惨敗。DeNA13勝の小林を所用で欠き元気なし。手島常務(44)も松崎常務といい勝負。初回に凡退すると「俺の役割は終わった」とすごすごとベンチに下がった。一回りくらい年下の奥さんと、色白の今が旬のクチナシの花のようなマネージャーだけが目立った。レディ・ガガの応援は絶望的だという。
3ランを放った野村・篠か
初回1点先取、ムードは最高だったが…タカラレーベン
〝おれが出ていた頃よりレベルが全然違う〟手島
〝わたしは5年生〟44歳手島のご家族(奥さんは元社員とか)
タカラレーベンのマネージャー
〝おい、おい、何を撮ってんだ〟(本間監督は絵になるんです。みんなの股間から)
大成有楽不動産(83) 1-14 清水建設(87)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
大成有楽不動産 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | ||||
清水建設 | 0 | 2 | 12 | 0 | x | 14 |
(コールド)
清水建設が圧勝。相手の拙守に付け込み大量14点を奪った。治下が4回を無難に投げた。抑えで登板した大城は相変わらずのノーコンで途中降板。大成有楽不動産は守乱で自滅。
〇本間監督 課題が残った
〇岩崎右翼手 RBAは初。関西から異動。26歳(ライトゴロを2つ完成)
●ナイン 今日は50代が中心。動けない
左から岩崎、田村大(弟)、今野か
阿部
ショート定位置前レフト前安打許す
大成有楽はよく戦った。阿部はよく投げた。みんな必死で守った。称賛に値する球史に残る珍プレーも披露した。
大量12点を奪われたときのワンシーン。清水の打者は誰だったか。高く打ち上げた飛球は地球引力の法則に順応してきれいな放物線を描いて内野のどこかに落ちるはずだった。内野手は誰も反応しなかった。
と、どうしたことか。敵も味方も唖然とする中、石貫左翼手が何を勘違いしたのか、ホームにはかなり遠いのにホームスチールを敢行するかのように猛然と突っ込んでくるではないか。
ややあって、石貫の意図が分かった。もちろん、左翼手がホームスチールするなんてありえない。素人でもわかる。石貫が飛球に飛び込んだ。半歩かコンマ何秒か及ばず、球のほうが早く地面にポトリと落ちた。その傍には景浦遊撃手が呆然とたたずんでいた。定位置とほとんど変わらなかった。故意落球では断じてない。公式記録員はいなかったが、多分、遊撃前の左翼前安打になったはずだ。阿部は天を仰いだ。
その前、石貫は中堅の凡飛を横取りしようと突っ込んでヒットにした。
「今日は50代が中心。コンデイションが悪い。動けない」大成有楽ナインがコメントを残した。
〝こらっ、ちゃんと守れるゴロを打て〟景浦
〝なんなんだ、このポッコリお腹〟佐藤
〝おい、斉藤、遺恨試合にするつもりか〟のけぞる安田・岩間〝いえ、コントロールが悪いだけです〟
安田不動産(72)0-7 東京建物(84)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
安田不動産 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||
東京建物 | 0 | 0 | 0 | 1 | 6 | 7 |
(コールド)
初のみずほグルーブ対決となり、ひょっとしたら骨肉の血を血で洗う大乱戦になるかと期待したが、終わってみれば〝親戚同士〟の〝仲良しこよし〟の〝凡戦〟といったら失礼か。
東京建物が安田不動産を下し、そそくさとグラウンドを後にした。河越は遺恨試合になるのを避けて登板回避したらしい。左腕の斎藤が完投した模様だ。鑑定士村部が一人蚊帳の外だったそうだ。安田の敗因は、森投手が自滅したためのようだ。
斉藤(どこか大谷に似ていないか、それともDeNAの山口か)
●森 小久保は肩が痛いと言うので半年ぶりに投げた。3回までは完全。4回に僕のエラーから失点し、その次の回に6点取られ、無情にも審判からコールドの宣告を下された。北地さんは子育てに忙しいようで、出てくれればもっといい試合ができる。相手? 村部以外はみんな打った
〝そうだ〟〝ようだ〟と全て伝聞・推測でしか書けないのが残念至極。
東建の期待の新人・萬(左、日大三島)と谷口(広大、アメフトクォーターバック)
森
春日部共栄に〝お試し〟1週間で戦力外 J.J.藤岡デビュー
J .J .藤岡
RBAナンバーワンの西沢が関西異動になって何年か。長期低迷が続く安田不動産に久々にマスコットが誕生した。「春日部共栄の野球部に1週間ほどお試しで在籍し、実力の違いに打ちのめされ、自分から戦力外通告を下した」藤岡(26)だ。
法大卒で、名前は藤岡純平。J .J .藤岡に命名した。
この日は2番サードとして先発出場。初回、バントを決めた。2打数1安打。
〝俺を忘れちゃいかんぞ〟石郷岡
日本駐車場開発(75) 5-1 メイクス(82)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
日本駐車場開発 | 0 | 0 | 1 | 0 | 3 | 0 | 1 | 5 | ||
メイクス | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
(時間切れ)
日本駐車場開発が快勝。石郷岡が2年ぶりに復帰して1失点完投。木村が4打点の活躍。メイクスのMAX橋本は仕事で欠場。いいところがなかった。
〇藤原監督代行 木田監督? 娘のバレー(ボールではない)のリハーサルで欠場
〇石郷岡 2年振りです
〇ナイン 大沼? 故障者リスト入り。今季は絶望かも
●仙崎 来週は橋本も社長も大丈夫
●阿井投手 審判が辛かった
〝大谷と一緒だ、俺は投げて打って4番だ〟石郷岡
バントヒットの中道(左)と4打点の木村
仙崎
〝うまいのか下手なのか〟牧本 プロ並みの難しいセカンドゴロを捕ったまではよかったが、1塁に大暴投
◇ ◆ ◇
日駐は、軟式に慣れたらしい橋本が相手なら惨敗するだろうと〝確信〟して駆け付けたら、その逆だった。マウンドに立っているのは誰だろう、新人かと思ったが、そうではなかった。参加当初投げていたあの石郷岡だった。気合十分で〝貧打〟ではあるがメイクス打線を抑えた。
試合後のナインは関西弁を交え大はしゃぎ。
藤原監督代行
〝よくも賞味期限切れなどと言ってくれたな〟小松崎
菱重プロパティーズ(85) 0-7 青山メインランド(84)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
菱重プロパティーズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
青山メインランド | 0 | 0 | 3 | 1 | 1 | 2x | 7 |
(コールド)
絶好調に映ったが…佐藤
青山メインランド小松崎が3安打完封。菱重プロパティーズは移籍した重工神戸の選手は授業参観で欠場。エース佐藤がまさかの7失点。
青山メインは、戦前「俺が投げる」と予告先発していた津久井ではなく、エース小松崎。スリークォーターのフォームで相手強打線をほぼ完ぺきに抑えた。北野、津久井らの打線が佐藤を攻略した模様。
菱重は完敗。関西に異動した茂木が仕事で出張。采配を揮ったが、散発3安打ではどうしようもなかった。
〝えへへへ、俺は打撃で…〟津久井(あれは何だったんだ。賞味期限切れはあんたか)
〇北野監督 決勝に進めば首がつながるかも(監督2年契約の2年目。楽天・梨田さんのようにはならないか)
〇小松崎 〝賞味期限切れ〟のわたしです(いやいや、そういったのは津久井じゃなかった、やっぱり記者か。脱帽)
●岩崎副社長 茂木? 茂木は出張。アハハハハ。7月1日から社名をJR西日本プロパティーズに変更する。書いてもいいよ(岩崎さん、今度「日吉」のマンションの見学にうかがいます)
●茂木 金曜日から出張。今日、これから帰る(毎週、金曜日に出張すればいいじゃないか)
●善積 言い訳はしない。ここからが菱重
●佐藤 (立ち上がり調子よさそうですね)その理由は言えない。(試合後、調子よくなかったみたいですね)その理由も言えない(…)
〝出張ですよ〟茂木監督
強打者のファウル飛球には注意を
〝司ちゃん〟善積の強烈なファウル飛球がベンチで応援していた三和さんの腹部を直撃。「息が止まった」三和さんは大の字に寝そべったが、「肉がついていたから」と自らのメタボを自画自賛。事なきを得た。
記者は28年間、このRBA野球を取材している。打者の近くでカメラを構え、スコアを付け、インタビューもする。幸い、これまで大事に至ったことはない。注意は払っている。
ベンチには球だけでなく、雨天のときなどはバットも飛んでくる。打者と球から絶対目を離してはいけない。お子さん連れの女性の方たちはベンチではなく、球が飛んでこないところで応援していただきたい。
〝馬鹿にすんじゃないぞ アラフィフだぞ〟左から成田、川守田、荒川
三井レジサービス(76) 5-8 ポラス(79)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
三井不動産レジデンシャルサービス | 2 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 5 | |||
ポラス | 0 | 0 | 6 | 0 | 2 | x | 8 |
(時間切れ)
〝なんだよ、あのへぼ予想は〟ぼやく折笠(この日の記者予想は惨敗)
ポラスが逆転勝ち。〝アラフィフ〟の成田(49)川守田(48)、荒川(47)が大活躍、エース折笠も「下馬評と違うじゃないか」とぼやきながら5失点完投。三井不動産レジデンシャルサービスは先発井上が突如崩れた。
ポラスは3回、1死から1番荒川が四球を選び、続く中川の安打と3番塩原の四球で満塁とすると、4番成田は倒れたが、5番折笠、6番甲斐、7番川守田、8番小林の4連打で一挙6点を奪い逆転。1点差に追い上げられた5回には、成田、折笠の連打に敵失を絡め2点を奪い、再び突き放した。
三井レジサービスは3番池田、4番門井、5番新井の中軸を中心に折笠を攻めたが、頼みの井上が3回に集中打を浴びた。
〝3打点だぞ〟小林
〝くそっ、あのじじい連中め〟悔しがる井上 後の祭り
〇成田監督 昨日は社員の結婚式で、おれは二日酔い状態
〇川守田 俺が先発で出た瞬間で終わり(試合前)俺は2安打、逆転打だぞ。成田、俺、荒川はアラフィフ
〇荒川 今日はおれの誕生日だ。2連続四球だ(その後の2打席は凡退)
〇折笠 何だよあのレーティング。相手の下馬評と違うじゃないか。相手のクリーンアップはめちゃめちゃ打つ(サービスは76、ポラスは79。レーティング差はそれほどつけていないぞ。相手は梅雨入りと同時に総会シーズンで選手が集まらないはずだが…働き方改革でそうでなくなったのか)
左から新井、門井、池田