三菱地所 社
ケン・コーポレーション1-4三菱地所
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
ケン・コーポレーション | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | |||
三菱地所 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 4 |
(時間切れ)
ケンコーポ上松(左)と杉下
三菱地所が王者ケン・コーポレーションを破り、Cブロック1位通過を決めた。三菱地所の決勝T進出は2016年以来で、コロナ渦の大会中止を除き4大会ぶり。前回2019年の予選ではケンコーポに0-22で惨敗して予選敗退しており、雪辱を果たした格好だ。
三菱地所は初回、相手エース上松を捉え、2番山本が3塁内野安打を放ち、続く成瀬は四球、4番社は左翼前に運び満塁、5番藤村は三振したが、6番横手の左翼越え2点二塁打で先制。さらに7番和田のタイムリーで2点追加、この回4点を奪取した。投げてはエース社がケンコーポを散発2安打に打ち取り、1失点で完投した。社は杉下からも難しいスライダーをはじき返し、左翼越え2塁打を放つなど大活躍。
ケンコーポは打線がつながらず。四回に死球を足掛かりに1点返すにとどまった。
エース上松はまさかの敗戦投手。初回4安打を浴び、4回で降板。5回に登板した杉下は2安打を打たれたが、他の打者は全て三振に斬って取るなど、ストレートも変化球も威力があった。
2点2塁打を放った横手
横手の適時2塁打で生還する山本(山本は杉下のストレートも安打した)
横手に続き2点打を放った和田
4点目のホームを踏む横手(捕手は宮部)
○澤田監督 強い相手を社がよく抑えた。打線も初回のつながりが良かった。今季のチームは投打のバランスが良く、投手が打たれたら野手がカバーし、打線が打てない時は投手が頑張った。予選MVPは社
○社 強くて勝てたことのない相手。自分のやれることをやった。低めに投げて、打たせる投球。野手がしっかりしていて、互いにうまく助けてこられた。前回決勝Tに進んだ2016年は初戦敗退だったので、ドームと思って気負うことなく、まず1勝、初戦をしっかりとりたい
●上松主将 (決勝Tについて)一から出直します
4回、福井の犠飛で生還するケンコーポ上松
〝決勝トーナメント進出だ!乾杯!〟野村不動産(クラブハウスで)
野村不動産9-5タカラレーベン
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
野村不動産 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 1 | 6 | 9 | ||
タカラレーベン | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 2 | 5 |
(タイブレーク)
タカラレーベン金野尾投手
野村不動産が延長タイブレークを制し、第30回大会以来2度目の決勝トーナメント進出を決めた。3継投も決まった。試合を優位に進めていたタカラレーベンは3度の満塁機に3点しか奪えず、信じられないミスが命取りになった。金野尾投手は6回まで3失点したが、自責点は1のみ。
野村は3回、この回先頭の7番・大場が敵失で出塁し二進したあと、8番・上田の適時打で1点先取。1-3と劣勢の5回には先発投手でもある9番・生井が左翼超え本塁打で1点差に迫ると、6回は2死3塁から、大場の三振は振り逃げ&捕手の1塁悪送球で同点に追いついた。
タイブレーク(1死満塁で攻防)では、最初の打者・生井は1塁凡飛かと思われたが、主審がインフィールドを宣告せず、1塁手は落球、あわてた3塁走者の近藤は本塁で封殺。この珍プレーがチームを勢いつかせたか、1番・篠、3番・木道の2塁打などで一挙6点を奪取して試合を決めた。
先発の生井は4回3失点(自責はゼロ)で降板。5回は2番手・青山、6回は3番手・篠が無失点に抑えた。
タカラレーベンは逸勝。1点先取された3回、1死から9番・矢代が敵失で出塁、続く1番・山田がエンタイトル2塁打、2番・塚越が四球で満塁とし、3番・金野尾は凡飛に倒れたが、4番・伊藤の左翼前安打で同点。4回にも無死から三連続四死球から満塁としたあと、敵失で2点を挙げリードを奪った。5回にも、この回先頭の4番・伊藤の2塁打を足掛かりに2つの四死球で満塁にしたが、8番・小林、9番・矢代が三振。3度の満塁の好機に3点しか奪えなかった拙攻が祟った。金野尾の粘投は報われず。
○近藤監督 松﨑常務? 今日は接待。するほう、されるほう? (試合前)1塁手が落球したので走るしかなかった(本塁憤死して。結果としては走らなくとも本塁に送球されてアウト。3-2-5の併殺もあったかもしれない)
続々加点に沸く野村不動産ベンチ
生井投手
篠
○生井 本塁打はもっとも好きなコース(高めの完全なボールを見事にとらえた)
●岩本監督 草野球だからね(これを糧にチームを強化してほしい)
●吉井捕手 勝ちたかった…(試合後はうなだれていた。振り逃げを許した場面では、打者走者と1塁手が完全に重なっていた。山なりのボールを投げるしかなく、悪送球になった。1塁手も打者走者を避けて構えるべきだった。吉井さんよ、悲観することはない。チームが打てなかったのが敗因だ)
伊藤の適時打で生還した矢代
吉井
◇ ◆ ◇
野村・近藤監督から面白い話を聞いた。ラガーマンなら常識なのだそうだが、パンツは50代が紺、60代が赤、70代が黄、80代は紫色を履き、タックルは同世代と1つ上の世代のみを可能にするルールがあるという。
RBA野球もワッペンを胸に付け、40代以上の打者にはストレートのみを投げるとか、40代以上の投手には1球ストライクのアドバンテージを与えるようにしたらどうだろう。
野村不動産 応援団
〝ヒーローは俺だ〟先制打を放った旭化成リフォーム樋口
安田不動産5-12 旭化成リフォーム
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
安田不動産 | 0 | 2 | 0 | 2 | 1 | 5 | ||||
旭化成リフォーム | 1 | 0 | 7 | 0 | 4X | 12 |
(コールド勝ち)
身長186センチの渡辺(ツインタワーの一人か)
旭化成リフォームがコールド勝ち。3回に6安打を集中、7点を奪い試合を決めた。風間投手は5失点完投。安田は3回の7失点がこたえた。予選敗退。
旭化成は初回、1死満塁から6番・樋口の適時打で、安打を放って出塁していた2番・中村が生還してまず1点。逆転された3回には、この回先頭の3番・新井が出塁すると打線に火が付き、4番・中口以下、佐久間、樋口、木下が4連打。そのあとも9番・水島、中口の安打など打者一巡の猛攻でこの回一挙7点。5回にも敵失と四球を絡め5点を奪いコールド勝ち。
風間投手は初回、三者凡退に討ち取るなど無難な立ち上がりを見せたが、5回までに5失点。味方打線の援護に救われた。
安田は2回、この回先頭の4番・渡辺が四球で出塁すると二盗&捕手の悪送球で三進し、続く5番・小久保の適時打で1点。小久保は二盗、三盗を決め、7番・松永の犠飛で逆転。ここまではよかったが、先発の林、二番手の小久保ともピリッとしなかった。
旭化成・風間(左)と安田・林
○金田監督 風間がヒーロー? 5失点だぞ(この後続々と〝有望〟選手を紹介した)
○中村 国士館出身のサウスポー。MAX146キロの本格派。得意球? ストレート、カーブ、スライダー、フォーク…(ナインには「根性に欠ける」と言われていた)
●田保監督 ツインタワー? 今日は欠場(約束をほごにした)
中村(ではない気もする)
初安打を放った智辯和歌山出身の大星(ではない気もする)
拓大広陵出身の新井(ではない気もする)
代走要員の50m6.2秒の陸上部・隅谷(左)と東海大望洋サッカー部出身の金崎
金崎の元ロッテ・マーティンのユニフォーム(チームから自由契約にならないよう)
左から鹿島・高柴、谷内、高木
鹿島建設3-1青山メインランド
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
鹿島建設 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | ||
青山メインランド | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 |
門馬投手
鹿島が快勝。シード権を獲得した。6~8番の下位打線が活躍。光太投手は7回1失点完投。青山メインランド門馬投手も好投したが、打線の援護がなかった。
鹿島は2回、この回先頭の4番・古和が敵失で出塁、続く坂根は三振に倒れたが6番・高柴、7番・谷内、8番・高木が連続右中間2塁打を放ち3点を奪取。
三重県公立の強豪校・津西-滋賀大卒の光太投手は4回に一発を浴びたが、3安打1失点完投。5個の三振を奪った。
青山メインランドは惜敗。3点を追う4回、この回先頭の2番・角田が右翼越え本塁打を放ち1点を返したが、反撃もここまで。主砲の4番・奥園は3三振。
門馬投手は2回に集中打を浴びたが、4回を投げ被安打3、奪三振5。5回から登板した佐々木投手は3回を投げ、被安打2。
〝東京ドーム行くぞ〟鹿島ナイン
○福本監督 何とか決勝トーナメントに勝ち進んだ。東京ドームに行きたい。三井さんが所有するのだから借りられるのではないか
福本監督
○光太投手 横手投げの野間は今日は欠場。投げるのは自分一人(と試合前)
光太投手
●山梨監督(54) 俺は49のとき2発はなっている。決勝では最高年齢本塁打を更新するぞ
●小川(22) 千葉英和-国際武道大です(敵も味方もショートの守備を絶賛した)
小川
本塁打を放った角田
生井が凡飛を打ち上げた瞬間
〝俺がルールブックだ〟-皆さんはご存じか。二出川延明(1901-1989)が主審を務めていた1959年、当時の西鉄・三原脩監督の抗議を一蹴したことから話題になった言葉だ。あれから64年、記者はこの日(7月9日)、審判は神聖にして侵すべからざる存在であることを改めて思い知らされた。絶対的な存在だ。でもしかし、これは書かざるを得ない。勝ったか負けたかは二の次だ。ルールは守られているのかどうかを問いたい。
それは、野村不動産-タカラレーベンの延長タイブレーク(1死満塁)の場面だった。先攻の野村の先頭打者・生井は平凡な1塁フライを打ち上げた。記者はすぐインフィールドフライだと判断したのだが、何と1塁手は落球。打者走者の生井はその間に1塁ベースを駆け抜け、野村の三塁走者はドタドタと本塁に向かって走ったがアウト。
結果的には走者が入れ替わっただけだが、主審がインフィールドフライを宣告しなかったのは解せなかったので、試合後に聞いた。主審は「(1塁手は)捕球態勢に入っていなかったから」と説明した。
この説明は明らかにルールと異なると記者は思った。ルールブックを読んだ。「無死または1死でランナーが1・2塁、1・2・3塁にあるとき、バッターが打った飛球(ライナー及びバントを企てて飛球となったものを除く)で内野手が普通の守備行為をすれば捕球できるものをいう…審判員は、打球が明らかにインフィールドフライになると判断した場合には、ランナーが次の行動を容易にとれるように、直ちにインフィールドフライを宣告しなければならない」とある。
主審は「捕球態勢」というが、ルールブックにはそう書かれていない。「直ちに」判断することだ。百歩譲ってあの場面を振り返ると、生井が打ってから1塁手が捕球態勢に入るまで3~4秒はあった。ライナーではなかった。凡飛だ。飛球は1塁ベースから2~3mしか離れていなかった。風も止んでいた。1塁手が落球するころには生井は1塁(塁間27.431m)まで半分以上達しており、故意落球でもセーフになったはずだ。
審判は、西武の源田であろうと旭化成の北寒寺であろうとタカラレーベンの1塁手(名前は勘弁していただきたい。記者がお世話になっている広報担当者。本人にも確認したが、故意落球を企図できる技量はない)であろうと、その技量を忖度することなく「普通の守備行為をすれば捕球できる」と判断し、「直ちにインフィールドフライを宣告」すべきだったのだ。タカラレーベンの金野尾投手(これまた同社広報担当)はここから崩れ6失点(自責は1のみ)した。
「普通の守備」とはなにを指すかは考えないといけないが、この場面を「普通の守備」と判断しなかったのであれば、RBAのレベルを見下すもので、記者は断じて許せない(コロナ禍で練習できなかったためか、送球ミスはこの試合も他の試合も目を覆いたくなるほど頻発したが、捕球は内野手も外野手もみんな素晴らしい)。
野球にミスはつきものだが、ルールは変わらないはずだ。10年前の記事を添付する。二出川さんが生きていたら何というか。
仏の細井監督 神(審判)の誤審に怒り…涙飲む(2013/7/29)
第35回RBA野球大会日曜ブロック3回戦(最終戦)5試合(残り1試合は不戦勝)が7月9日、三郷・サンケイグラウンドで行われ、1・2位決定戦の勝者と敗者、3位決定戦の勝者がそれぞれ決勝と―ナンメント進出を決めた。
【1・2位決定戦】
鹿島建設3-1青山メインランド
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
鹿島建設 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | ||
青山メインランド | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 |
大成有楽不動産●(不戦勝)○三井不動産
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
大成有楽不動産 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||
三井不動産 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 |
ケン・コーポレーション1-4三菱地所
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
ケン・コーポレーション | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | |||
三菱地所 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 4 |
(時間切れ)
【3位決定戦】
安田不動産5-12 旭化成リフォーム
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
安田不動産 | 0 | 2 | 0 | 2 | 1 | 5 | ||||
旭化成リフォーム | 1 | 0 | 7 | 0 | 4X | 12 |
(コールド勝ち)
東京建物0-1三菱地所リアル
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
東京建物 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||
三菱地所リアルエステートサービス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1x | 1 |
野村不動産9-5タカラレーベン
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
野村不動産 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 1 | 6 | 9 | ||
タカラレーベン | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 2 | 5 |
(タイブレーク)
第35回RBA野球大会水曜ブロック3回戦7試合が7月12日(水)、4回戦3試合が7月19日(水)、それぞれ大宮健保グラウンドで行われる。12日の10:00~の4試合のうちB、C、Dグループの試合は1、2位決定戦で、勝者は決勝トーナメントシード権を獲得する。敗者と12:00~の勝者は決勝トーナメントに進出する。Aグループの勝者と敗者は19日の最終試合に臨み、ケイアイスター不動産-みずほ不動産販売の勝者は積水ハウス京葉と1、2位の座を、敗者はポラスグループと決勝トーナメント進出する最後の座を賭けてそれぞれ戦う。
これまでの戦いぶり・記者予想を振り返り、恒例の「記者の〝どっちも〟勝手予想」を以下に紹介する。
7月12日(水)大宮健保グラウンド
【1、2位決定戦】(Aグループ除く)10:00~
Aグループ ケイアイスター不動産-みずほ不動産販売
Bグループ 野村不動産ソリューションズ-東急リバブル
Cグループ 旭化成ホームズ-三菱UFJ不動産販売
Dグループ 三井不動産リアルティ-日神グループHD
【3位決定戦】12:00~
Bグループ オークラヤ住宅-長谷工グループ
Cグループ 一条工務店-タウングループ
Dグループ 伊藤忠ハウジング-リストグループ
7月19日(水)大宮健保グラウンド10:00~
【1、2位決定戦】10:00~
Aグループ (ケイアイスター不動産-みずほ不動産販売)勝者-積水ハウス京葉
【3位決定戦】10:00~
Aグループ (ケイアイスター不動産-みずほ不動産販売)敗者-ポラスグループ
Aグループ 振り返りと予想
【Aグループ】は前回の記事で、「▲ポラス、▲積水ハウス京葉、▲ケイアイスター不動産、▲ミサワホーム神奈川が横一線」で「大混戦」と書いた通りの展開。「大穴は△みずほ不動産販売」としたが、▲△の戦いだ。みずほの1位突破も可能性としてはゼロではない。
みなさん、どうだ。記者はマンションの単価予想をまず外さないように、RBA野球の勝敗予想も7~8割は的中させる自信がある。しっかり現場を見ているからだ。4~6時間、ポカリしか飲まずグラウンドを駆けずり回って、投手を中心にしっかり戦力を分析し、馬鹿な記者に無警戒な監督が不用意に話すコメントを聞き逃さず、選手はメタボかどうか、彼女に振られるなど個人的な悩みを抱えていないかどうか、顔が黒いのはゴルフか酒焼けなのかもしっかり見ている。
例えばミサワ神奈川の大沼。「右でも左でも投げられる」と豪語したが、2回で降板、アキレスけんを裂断した。普段の不摂生が祟ったのだろう。主砲の石部も激太り。ラグビーの選手のようだった。その一方で、14点も奪われて完投したケイアイスター浅見は化け物だ。コロナ禍で奥さんに手弁当を作ってもらって、一心不乱に仕事に打ち込んできたからできた芸当だ。
ケイアイスター不動産-みずほ不動産販売
印は▲ケイアイスター、△みずほとしたが、間違えたかもしれない。ケイアイスター浅見投手の凄さは認めるが、4回14失点では不安がいっぱい。みずほ打線に袋叩きにあう可能性も否定できない。打線もみずほ・丸山を攻略するのは容易ではないと見た。みずほはチャンス。圧勝しても驚かない。
【1、2位決定戦】10:00~
ケイアイスター-みずほ不販の勝者-積水ハウス京葉
積水ハウス京葉とケイアイスター-みずほの勝者の比較では、積水がやや上位か。〝二刀流〟生田は想定以上に元気で、4年前のメタボから脱している。ただ、寄る年波には勝てず、ストレートの威力はかなり落ちている。その分、技巧は増しているが…。打線は4年前と比べるとアップしている。
【3位決定戦】10:00~
ケイアイスター-みずほ不販の敗者-ポラスグループ
ポラスの相手はケイアイスターになるはずで、そうなったらポラスが優勢。ただ、岩瀬投手は肩の調子がかなり悪そうだ。幸いなことに中2週となるので、どこまで回復しているか。痛み止め注射を打ってくるのか。
Bグループ 振り返りと予想
【Bグループ】は前回、「○東急リバブルと○野村不動産ソリューションズがほぼ決勝トーナメント進出確定」と書いた。これまた大的中。記者のレーティング付与能力の高さを証明した。「リバブルは完全に仕上がっている。野村より戦力は上と見た」とも書いたが、その通りになるはずだ。「△オークラヤ住宅-△長谷工グループは…オークラヤがやや優勢」とも予想したが、これも的中するはずだ。
【1、2位決定戦】10:00~
野村不動産ソリューションズ-東急リバブル
東急不動産が優勢。ここは必勝態勢。先発はこれまでの2戦と同様、井上だろう。野村はエース茂木を温存すると見た。茂木の性格からして全力で抑えにかかる。全力投球で怪我でもしたら元も子もなくなる。負けたらショックも大きい。小林監督はそんな愚を犯さない。誰が投げるかは不明。
【3位決定戦】12:00~
オークラヤ住宅-長谷工グループ
オークラヤ住宅が優勢。加藤投手の回復具合が気になるが、中1週なら大丈夫と見た。打線も奮起するはずだ。長谷工は人材不足を露呈した。ここも苦戦。
Cグループ 振り返りと予想
【Cグループ】は前回、「○王者・旭化成ホームズが無難に決勝トーナメント進出を決めそうだ…あとは▲タウングループ、▲三菱UFJ不動産販売、▲一条工務店の3チームが2つの座を争う。「タウン-三菱UFJは死闘を展開するか」と書いたが、3-3で勝負がつかず、延長タイブレークになったではないか。
【1、2位決定戦】10:00~
旭化成ホームズ-三菱UFJ不動産販売
旭化成が優勢と見たが、だれが投げるのか。怪物・今野が投げるのをみたいが、様々な情報から判断して、初戦で投げた慶大卒の益川か、2戦で投げた筑波大卒の清水だろう。
三菱UFJは負けてもともと。失うものはない。花形監督-加藤主将がどのような采配を揮うかだが、死に物狂いで勝ちにいくことはしないとみた。高橋投手がどこまで通用するか、打線は何点取れるか。
【3位決定戦】12:00~
一条工務店-タウングループ
ここは接戦。一条は村井が先発する可能性が大きいと見たが、〝秘密兵器〟を先発させる賭けに出る可能性も否定できない。
タウンは必勝態勢。ここで負けたら高坂GMは怒るだろう。気負い過ぎが裏目に出なければいいが…。
Dグループ 振り返りと予想
【Dグループ】の前回予想は大外れ。○リストと○伊藤忠ハウジングとも敗れ、3位決定戦に回った。▲三井不動産リアルティはまずまずだが、「△日神は恵まれて」と書いた。無印にしなかったのは我ながら天晴れだが、まさか無失策でリストを破るとは…。かつて昔、相手はどこだったか忘れたが、「あんたたちが勝ったら頭剃ってやる」と挑発したら、その通り日神が勝利し、丸坊主になったことがある。髪の毛が生えるまで1か月かかった。
【1、2位決定戦】10:00~
三井不動産リアルティ-日神グループHD
▲三井リアルと△日神との差は僅差。競馬に例えれば鼻差かクビ差。勢いからして、日神がやや優勢と見た。山田投手は打てそうで打てない。三井リアル打線もど壺に嵌まる可能性大だ。安西監督の咆哮は選手を素通りし、荒川の芥と一緒に水面に消えるのではないか。
三井の先発は1、2戦と同じ石下だろうが、石下はもともと捕手。ある程度の失点を覚悟して打撃戦に持ち込みたいだろうが…。
【3位決定戦】12:00~
伊藤忠ハウジング-リストグループ
○印同士の対決となった。これは大激戦。血を血で洗う、目には目の、ノーガードの打ち合いの、空前絶後、前代未聞の激闘が展開されるのではないか。
リストの三上投手はいい投手だ。伊藤忠打線も攻略には苦労するだろう。解せないのは、伊藤忠の佐久間投手だ。ナイス戦で素晴らしいピッチングをしたのに、どうしたのだろう。
水曜ブロック 決勝トーナメント進出12チーム 大胆予想(2023/6/27)
第35回RBA野球大会予選トーナメント3回戦(最終戦)6試合が7月9日(日)、三郷・サンケイグラウンドで行われる。うち3試合は決勝トーナメント進出を決めている6チーム同士の対決で、勝った方が決勝トーナメントのシード権を獲得する。残りの3試合は3位決定戦で、勝利したチームが決勝トーナメントに進出する。情報が少なく取材もできていないのだが、記者の〝どっちも〟勝手予想-。
【1・2位決定戦】
鹿島建設-青山メインランド
打撃力は青山メインがやや勝っているような気がするが、投手が安定している鹿島建設が総合力でやや優勢と見た。鹿島の先発投手は初戦と2回戦とも無失点に抑えた滋賀大卒の横手投げ野間(24)か。試合展開にもよるが、2番手は同窓のストレートに威力がある光太(25)だろう。2回戦は5失点したが、最後は一打逆転・同点のピンチで三者三振に斬って取った。抑え向きの投手だ。
青山メインの先発は立正大卒の門馬(23)だろう。初戦は味方の拙守に足を引っ張られたが、2回戦は3回を1安打無失点に抑えた。2回戦で登板した2番手の大島は制球力を欠いた。どこまで修正してくるか。打線は、横手投げに対応できるかにかかっている。
大成有楽不動産-三井不動産
三井不動産が優勢。先発は、初戦で完封勝ちした慶大野球部出身の衛藤(24)か、2回戦で投げた東大野球部出身の松田(25)か。読みづらいが、両投手とも大成有楽打線なら抑える力がある。打線は完全に仕上がっている。六大学野球ベストナインに選ばれた東大卒の楠田とその前後を打つ大坪が絶好調。
前試合で東建打線を5回までノーヒット・ノーランに抑えた大成有楽の伝法谷投手は安定している。そのときのピッチングが出来れば最小失点に抑えるはずだ。ただ、三井打線は東建とは〝格〟が違う。とにかく楠田と大坪の前に走者を出さないことだ。この二人にストレート狙いでストレートを投げたら、間違いなく打たれる。攻めるなら内角だ。足はなさそうだから、敬遠の選択肢もある。2回戦のように守備陣もしっかり守りたい。
打線は、一発狙いはどうか。連打で得点するのは難しい。カウントを取りに来るストレート1本に絞る。外野は狭い。(相手にも言えることだが)
ケン・コーポレーション-三菱地所
ケンコーポが優勢。1、2戦ともそうだったように、エース上松が先発し、2番手は硬式でMAX150キロを投げた法大野球部出身の杉下(24)の継投だろう。打線も少ない好機をいかす機動力は健在だ。
三菱地所は社(33)が3連投するのは間違いない。初戦の三井レジデンシャルには9失点したが、2回戦のタカラレーベン戦は要所を締め完封勝ちしている。スタミナもありそうだ。ただ、今回は相手が違う。一つのミスが致命傷になりかねない。〝二刀流〟上松とはまともに勝負しないことと、無駄な四球を出さないことだ。相手はそんなに打てる打線ではない。
【3位決定戦】
安田不動産-旭化成リフォーム
おもしろい試合になりそうだが、待望の西沢の復帰でムードが上がり、最高峰ツインタワーが初出場する安田が優勢と予想する。
旭化成リフォームは投手がいない。風間、結城の継投だろうが、中1週間では回復していない可能性が大きい。安田はここにつけ入る隙がある。とにかく球数を投げさせ、消耗戦に持ち込むことだ。打線は187cmの〝ツインタワー〟に期待がかかる。西沢はこの前は力み過ぎ。打とう打とうという気持ちが出過ぎた。〝好球必打〟に徹したい。
旭化成はどうするか。風間、結城は失点覚悟で、打撃戦に持ち込む戦略か。安田・林投手はどんな投手か全くわからないが、鹿島に2回に6点許している。四死球を連発したようだ。同じような展開に持ち込みたい。
東京建物-三菱地所リアルエステートサービス
どうなるか全く読めない。これまでの戦いぶりからすれば、地所リアルが一蹴するはずだが、問題は選手が揃うかどうか。レギュラー9人のうち、攻守の要の〝右玉〟橋本のほか3~4人が欠場する模様だ。これは危機。投手はプーチン寺田が踏ん張るだろうが、守りが心配。性格からして拙守にブチ切れる可能性もある。選手を鼓舞するため、非常事態とばかり岡野監督が大阪から駆けつける可能性はあるが、欲しいのは〝口撃力〟ではなく選手だ。大阪から選手を連れてくるか。
東建も不安がいっぱい。エース河越は大成有楽戦で4回3失点したように明らかに調整不足。中1週間で修正できるはずはない。相手打線はレギュラーが半分欠けるのだから抑えても不思議ではないが…。
打線も心もとない。伝法谷に5回まで完璧に抑えられたように、〝右玉〟はいないがプーチン寺田に〝手玉〟にとられる可能性もある。
なので、この試合は予測不能。
野村不動産-タカラレーベン
この試合もどうなるか全く分からない。野村はこの前、日曜最強のケンコーポに惨敗したが、これはやむを得ない。生井投手(34)は3回に突如乱れ、四死球を乱発し、長打に屈したが、他の回は抑えた。タカラ打線ならスイスイ投げ切る力はあると見た。
ケンコーポに3安打に抑えられた打線はどうか。三菱地所打線を2点に抑えた金野尾投手を攻略できるか。松﨑は最年長本塁打記録の大幅更新がかかる。これも見ものだ。
タカラは4年前からチームが一新している。地所には完封負けしたが、確実に戦力はアップしている。相手投手の生井を攻略するのは容易ではないが、また突如制球を乱すかもしれない。その可能性に賭けようではないか。野村にはほかに投手はいないはずだ。
〝俺がRBAの元祖二刀流だぞ〟積水ハウス京葉 生田
積水ハウス京葉13-4ポラスグループ
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
積水ハウス京葉 | 1 | 0 | 9 | 3 | 0 | 13 | ||||
ポラスグループ | 0 | 0 | 3 | 0 | 1 | 4 |
(コールド勝ち)
〝俺だって肩が痛くなければ、生田に負けないぞ〟ポラス岩瀬
積水ハウス京葉が大勝。〝二刀流〟生田は大量点に守られ3失点完投。ポラスはエース岩瀬が不調。賞味期限切れ〝サファテ〟高屋は選手生命の危機とかで投げられず、2番手、3番手は敗戦処理。主砲・清水の2発は空砲。積水はみずほ不動産販売-ケイアイスター不動産の勝者と1、2位の座を争い、ポラスは敗者と3位決定戦に進むこととなった。
積水は初回、先頭の坂本、3番・生田、5番・徳永の3安打で1点先制。3回以降は「バカスカ打った」(ナイン)模様で、坂本と6番・栗田は猛打賞。生田投手は少なくとも7安打されたが、大量点に守られた。
ポラスの4番・清水は、3回の2ランと5回のソロ2発を放ち、3打数3安打3打点の活躍を見せたが、焼け石に水。焼けただれた荒川河川敷のグラウンドに涼風を送ることなく、ただ蒸し暑くする効果しかない蒸気となってしばし空中を舞ったあと、雲散霧消。あとはこともなし。
○坂本 猛打賞だぞ。みんな打った。どうなっているのかわからない
●石橋監督 2塁打を打ったぞ
●清水 大丈夫だ。あと1周いけるぞ(2発目の本塁打を放ったのはよかったが、3塁を回って足がもつれ転倒。本塁にドタドタと音を響かせやっとホームイン。息も絶え絶えだった)
●自称〝サファテ〟高屋 肩が痛くて…選手生命終わった
積水ハウス徳永が先制打
徳永の先制打で生還する坂本(捕手は清水)
◇ ◆ ◇
試合は初回だけ見学した。全試合で好投した模様のポラス岩瀬は、肩が痛いのか苦し紛れに投げたストレート(シュート回転がしていた)を主軸にはじき返された。3つのアウトは全て三振に斬って取ったが、球数はかなりに達したはずだ。生田はさすがに落ち着いたピッチングを披露。ピンチをしのいだ。
この初回の攻防をみて、ポラスベンチには「岩瀬は危ない。早めの交代を考えたほうがいい」とご注進申し上げたのだが、馬耳東風。結果はその通りになった。
ポラス3番手の岩本
〝赤は火の玉にも火の車、火だるまにも見える〟から不思議だ ポラスベンチ
2発目を放った清水を迎えるポラスベンチ
〝何言ってんだ、もう1周走れるぞ〟清水
〝どうだ今野、俺は同じ歳でもナインから賞賛されているぞ〟ケイアイスター浅見
ミサワホーム神奈川14-15ケイアイスター不動産
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
ミサワホーム神奈川 | 10 | 0 | 1 | 3 | 14 | |||||
ケイアイスター不動産 | 0 | 6 | 4 | 5 | 15 |
(時間切れ)
アキレスけんを痛めて無念の離脱 大沼
ラグビースコアの試合はケイアイスター不動産が制した。エースで本業でも稼ぎ頭の44歳・浅見が14点奪われながら完投。初回に10点取ったミサワホーム神奈川は悪夢。「右でも左でも投げられる」と豪語していたエース大沼は2回で降板。4回の打者走者のときアキレスけんを裂断(記者のパソコンは「劣」に変換した。止まっている球ばっかり打っているから劣化するのだ)。ケイアイスターの次戦はみずほ不動産販売、ミサワ神奈川は予選敗退が決まった。
ケイアイスターは初回10点先取されるも、二回から走者を溜めて毎回得点し追い上げ、最終回二死満塁で死球押し出しでサヨナラ勝ち。エース浅見が耐えて投げ抜いた。打線は二回、8番秋山の安打で1点を返したのを皮切りに、4番増川の3点三塁打など打者10人で6得点の猛反撃。6-11で迎えた三回、2番戸田の二塁打など再び打者10人の猛攻で4点を返し、1点差に迫った。最終回となった四回、またも10-14に離されたがその裏、8番秋山の三塁打、9番戸澤の安打、四死球などで1点ずつ詰め寄り、逆転勝利をつかんだ。
ミサワホーム神奈川は初回、無死満塁から4番関の適時打で先制。3番石部の2点三塁打など打者15人で一挙10得点を先取した。三回に石部が本塁打、四回に9番大沼が2点タイムリーを放つなど、追加点を重ねて終始リードを保ったが、最後の最後で1点に泣いた。投手は4人くらい投げた模様。
○豊川主将 10点とられたが諦めない、大きいのを狙わず1人ずつ溜めていこうとやれたのが勝因。増川が期待に応え、投手も流石だった(14点取られて流石とは。こらっ、浅見に胡麻をするな)
○浅見 ストライクが入らず14失点。次はストライクを。今日は増川のドライバーのおかげ。運もあった
○増川 二回の三塁打は良かったが、最終回はサヨナラを打ったイメージで入ったら力んでしまった。練習はゴルフ(押し出しの死球で勝ったのではないのか)
●長島監督 初回10点先取したにも関わらずこてんぱんにやられたイメージしかない
●大沼 アキレス腱をやってしまい、左を見せられなかった(試合前、左右投げ分けられると話していた)
●3打数2安打2打点の関 みんなで打てたのは良かった。守備を強化したい
初回、先制打を放ったミサワの4番・関
初回、先制のホームを踏むミサワの1番・戸張(これが序章のはじまり)
3回、押し出しで9点目のホームを踏むケイアイスター1番・手塚(このあたりが最終章の幕開けか)
14点目を挙げたミサワ神奈川(クライマックスはこのあとだとは誰が信じるか)
〝乱戦にピリオドを打ったのも俺だ〟死球押し出しで生還した浅見
※この記事は女性記者と共同執筆。不穏当な下品な部分は全て記者の責任
喜びを爆発させる三菱UFJ不ナイン
三菱UFJ不動産販売8-3タウングループ
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
三菱UFJ不動産販売 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 8 | |
タウングループ | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
(延長タイブレーク)
タウン 池田
三菱UFJ不動産販売が延長タイブレーク(1死満塁でそれぞれ攻防。打順は任意)を制した。タウングループは運がなかった。三菱UFJの次戦は王者・旭化成ホームズ、タウングループは一条工務店。
三菱UFJは延長タイブレークの8回、6番・新井が四球でまず1点。7番・久保田は倒れたが、8番・大川が右翼前安打を放ち2点追加。さらに9番・高橋が左翼越え2塁打を放ってダメ押し。
高橋投手は3失点したが、味方の失策によるもので自責点は1のみ。投打に活躍した。
タウングループのタイブレーク最初の打者7番・青柳は痛烈なセカンドゴロを放ったが、二塁手・新井が好捕し、4-6-3の併殺を完成させ試合終了。池田投手の力投は報われなかった。
〇花形監督 ビデオ? わたしは人事部&広報担当ですので、ビデオを撮り、編集して社員に配信するのです(野球で活躍すると人事考課で考慮されるのだろか)
〇加藤キャプテン 戦力が相手より下回っているとは思わない(試合途中で。記者も互角だとみていた。一つ気づいたことがある。タイブレークでは6番の新井から打席に立ち、前試合も下位打線が四死球などから好機をつくったように、このチームは下位打線だからといって軽視できない)
●丘監督 3得点(自責1)は失策によるものでもらったようなもの。勝ち越せなかった。打球が相手守護陣に飛ぶなど運もなかった(タイブレークではどうして7番から始めたのか、これまた不思議)。来週は不動産健保大会と重なるが、試合時間が異なるので両方勝ちにいく
●麻生(27) 広島近大付属-国際武道大学卒です。捕手キャラです(相手の加藤キャプテンが守備を絶賛した)
三菱UFJ不 高橋
ダメ押しの2点2塁打を放った高橋
生還する大川(捕手は麻生)
三菱UFJ不 左端が花形監督、中央が前監督の五十嵐氏
左から柳川(23)、吉田(26)、石川(25)、茨(25)
試合後、私服に着替え、車座になって談笑していたどこかのチームの選手に声を掛けた。旭化成ホームズのメンバーだった。初めて見る顔だった。聞きもしないのに〝慶大カルテット〟と名乗った。
早速、その4人をカメラに収めた。名前は柳川(23)、吉田(26)、石川(25)、茨(25)。
メンバー表を確認したら、柳川が1番ショート、吉田が7番サード、石川が3番ライト、茨が8番レフトとあった。記者のファンでもある主将の北寒寺は6番でセカンドにコンバートされていた(柳川がショートの座を奪ったのか、北寒寺が自ら下した決断なのか)。このほか4年前の主力だった石坂がDHで5番。同姓なのか外野手だった「原田」は9番で捕手。投手はこれまた聞いたことがない清水(前回の試合では法大卒の益川が先発)。怪物・今野はこの日欠場。同期の平山はベンチ。メンバーはガラリと変わっている。
試合は4-0の完封勝ち。清水が一人で投げ切ったようだ。益川は登録されていなかった。カルテットは「時代は変わった。俺らが主役」と強調した。
三井不動産や三菱地所にも同大学の硬式野球部出身の選手は多いが、旭化成ホームズが野球部の選手を積極的に採用するようになったのはもう20数年前だ。当時の社長だった平居氏が慶大硬式野球部とコンタクトをとり、その後、同大学だけでなく六大学や関西六大学からも入社する選手が目立った。
それにしても、一つのチームにこれほどの人数が主力として出場するのは、ほかでは伊藤忠ハウジングの城西大くらいしかない。伊藤忠は6人くらいが主力だった時期がある。驚きだ。
東急リバブル井上
東急リバブル13-0長谷工グループ
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
東急リバブル | 2 | 3 | 0 | 3 | 5 | 13 | ||||
長谷工グループ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
(コールド勝ち)
長谷工 見澤
東急リバブルが大勝。竹内の2本塁打など12安打13得点。井上投手は2安打完封、打っても猛打賞3打点。長谷工は惨敗。多田出監督代行は茫然、憮然とするほかなかった。次戦はリバブルが野村不動産ソリューションズ、長谷工はオークラヤ住宅。
リバブルは初回、1番・竹内、2番・濱が連続四球を選び、3番・奥富の適時打で先制、その後も4番・河野の安打と内野ゴロで1点追加。2回には8番・羽方から4連続四球と河野の犠飛で2点。4回には竹内の本塁打と3つの四球を絡めて7番・井上の2塁打で3点、5回は竹内の2打席連続本塁打など6本の長短打などで5点を挙げコールド。井上が猛打賞、竹内と濱が2打数2安打(2つの四球)、奥富と河野が2安打など12安打(うち7本が本塁打を含む長打7本)を放った。
井上投手は2安打完封。4つの三振を奪った。打っては3安打3打点の活躍。
長谷工の放った安打は初回の1番・乙部と4回の5番・梅垣の2本の内野安打のみ。このほか出塁したのは3回の8番・三岳の四球のみで残塁は3つ。4三振。見澤投手が一人投げ切った模様。
〇大槻監督 バランスよく仕上がった。優勝を狙う(このセリフは3度聞いたか)他の投手? 竹内も投げられる
〇竹内(25) 国士館-日大硬式野球部です。2本目の本塁打? 100mくらい飛びましたかね。みんながヒーロー
竹内
〇羽方(22)高校、大学とも軟式。セールスポイントは守備力です
羽方
●梅垣 人材不足。メンバーは10年前と変わっていない
乙部(左)と梅垣
●大谷 かみさんを連れてこい? あんな記事書かれたらかえって来られない。子ども? 元気(大谷が4番じゃ…)
●ナイン 相手のセカンド(羽方)はめっちゃうまい
野村不動産ソリューションズ茂木
野村不動産ソリューションズ5-1オークラヤ住宅
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
野村不動産ソリューションズ | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 5 | ||
オークラヤ住宅 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 |
オークラヤ住宅 加藤
野村不動産ソリューションズが接戦を制した。最終回、6連続四死球などで勝ち越し、茂木投手は1失点完投。オークラヤ住宅は6回に本塁打で同点に追いついたが、その直後、加藤投手は疲れからか球をコントロールできず失点を重ねた。野村の次戦は東急リバブル、オークラヤは長谷工。
野村は初回、敵失で出塁した2番・戸田が内野ゴロで生還し1点先制。同点に追いつかれた直後の7回、この回先頭の6番・山田以下6連続四死球と内野ゴロで4点を挙げた。茂木投手は1失点完投。
初回の3番・中島の内野安打1本に抑えられていたオークラヤは6回、1死から2番打者が本塁打して同点に追いついたが、その直後、加藤投手が崩れた。
〇小林監督 レフトへの痛烈な当たりを横っ飛びで好捕した戸田の守りが大きかった(6回の1死1塁の守りの場面。抜けていたら2ランか)
〇茂木 疲れました。次戦? 大丈夫(5回まで許した安打は内野安打1本のみ)
〇応援団長の木内 来週の俺? 投げたいがゴルフ
木内
●都所監督 加藤が疲れていたのは分かっていたが…人材難が出ちゃった
都所監督
●加藤(29) 6回までは60球くらいのいいペースだったが、7回は捕手が揺れて見えた(6回は3~5番を完璧に抑えたが、7回に突如崩れた)
勝利した野村ナイン
野村 戸田
オークラヤ住宅の応援団