
「プラウドシティ国立」
野村不動産は9月24日、UR リンケージとともに参加組合員として推進した「国立富士見台団地マンション再生事業」の建替え後のマンション「プラウドシティ国立」が 2026年3月に竣工し、2026年7月から引き渡しを行っていると発表した。
同事業は、1965年に竣工した総戸数298戸の「国立富士見台団地」の再生事業として推進されたもので、「国立市まちづくり条例」に基づき高さ緩和制度の適用を受け、建築物の最高高さが19mから25mへ緩和された。
既存樹の保存・移植を実施し、「迎えの庭」「集いの庭」「散策の庭」などの趣の異なる庭を設け、在来種を中心とした植栽計画を採用。緑地を敷地面積の約24%確保した生物多様性保全の取り組みが評価され、ABINC認証を取得。
外観デザインは、東西2棟で構成。さくら通りに面する南側ファサード建物ボリュームを分節化し、低層部には落ち着いたダークカラーのタイルを、上層部には反射ガラスを用いることで、空へ溶け込む軽やかな表情を演出。
物件は、JR国立駅から徒歩20~23分(国立駅からバス7分、徒歩4~8分)、国立市富士見台1丁目に位置する敷地面積約27,479㎡、8階建てウエストコートと、8階建てイーストコート2棟。戸数は589戸(権利者住戸207戸、募集対象外住戸1戸含む)。10月中旬に分譲予定の第4期(戸数未定)の専有面積は56.71~85.13㎡、価格は5,400万円台~8,600万円台(最多価格帯6,500万円台)。参加組合員は野村不動産、東京建物、URリンケージ、コンサルタントは都市設計連合、設計は長谷工コーポレーション、南條設計室、施工は長谷工コーポレーション。


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「国立」といえば、記者の人生を変えた明和地所の14階建て「クリオレミントンヴィレッジ国立」(343戸)14階建て思い出す。このマンションが建つエリアの地区計画による高さ規制は20mだ。明和のマンションの高さは44mなので既存不適格建築物だ。裁判の記事を添付したので読んでいただきたい。
今回の物件は高さ規制19mから25mに緩和されている。これについてとやかく言う立場にはないが、この19m、25mは何を根拠にした数値か、合理的に説明できる人はいないはずだが、地区計画もなかったときのことだ。記者が当時の上原公子市長に「建物の高さはいったいどれくらいが適当か」と質問したら、上原氏はしばらく考え「イチョウ並木と同じ25mくらいかしら」と答えた。
具体的数値が初めて出された。その後、明和のマンションのエリアは20mに、そして今回のマンションが完成したエリアは19mに指定された。物件は8階建てなので25÷8=3.125、階高は約3mということが分かる。リビング天井高は2450ミリ確保できるかどうかだろう。
記者は、建て替えマンションの最高峰は野村不・三井レジ「桜上水ガーデンズ」だと思っているが、このマンションも高さ規制31mから地区計画によって45mに緩和された。リビング天井高は約2.6mだ。当時は野村不も三井レジも当たり前の天井高だった。時代は間違いなく退行している。
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