第27回RBA野球大会 水曜ブロック2回戦 記者のどっちも〝勝って〟予想
第27回RBA野球大会水曜ブロック予選2回戦の記者のどっちも〝勝っ手〟予想。( )内は記者のレーティング。( )は格上げ、( )は格下げ。
【お願い】 2回戦は同時進行で5~6試合行なわれます。記者が一人で全ての試合を取材するのは不可能です。均等に取材しても1試合20分しか見ることはできません。 取材が全くできないことも想定されます。取材ができていない試合については、勝っても負けても記者宛に勝因、敗因、ヒーローコメント、写真などメールで 送っていただきたいと思います。ご協力をよろしくお願いいたします。メールアドレスはこのメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。です。
エイブル(82)-オークラヤ住宅(78)
ともに初戦を快勝。エイブルは田口-斉藤とつないだ。ここも田口が先発か。斉藤はいつでも投げられる状態で待機か。打線はいつも通りいま一つ。オークラヤはユニフォームを一新。ムードもいい。レーティングを1点上げた。丸山が連投か。一条の戦力を計る意味で重要な試合。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
エイブル | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
オークラヤ住宅 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
ナイス(76)-ポラス(80)
ポラスが優勢。新戦力はいま一つよく分からないが、若返ったのは評価できる。岩瀬も絶好のスタートを切った。ナイスは芦沢、福島の95歳コンビで初戦を突破したが、ここはエース正木か。芦沢ではポラス打線は1巡まで持つかどうか。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
ナイス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||
ポラス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
ミサワホーム東京(88)-積水ハウス京葉(83)
好勝負必至だが、打線がいいミサワが上位とみた。先発はエース古市とみた。積水京葉はエース生田は宅建講習とかで欠場。おにぎりくんも負傷で欠場。不安ありとみてレーティングを1点下げた。生田が再び欠場すれば大敗もあるとみた。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
ミサワホーム東京 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
積水ハウス京葉 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
セキスイハイム不動産(72)-大和ハウス工業(72)
セキスイハイムは初戦快勝。井上-高橋が完封リレー。ベテラン柳川を温存する余裕もあった。レーティングを2点上げ、ここは互角とみた。大和ハウスは所詮が不戦勝。新人が期待通り活躍すれば勝機が生まれる。大内が先発だと苦戦必至。トミーは遠征しないと見た。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
セキスイハイム不動産 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||
大和ハウス工業 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
中央ビル管理(68)-リスト(87)
リストが優勢。初戦は選手が集まらずピリッとしなかったが、ここはいかにも相手が弱い。手抜きもあるか。中央ビル管理は20日締めが目前。果たして選手が集まるか。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
中央ビル管理 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
リスト | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
ミサワホーム東京 神奈川(83)-三菱UFJ不動産販売(69)
ミサワ神奈川が優勢。ベテラン清水がマンションを支持て登板か。チームも若返りに成功。ここは相手を一蹴するか。三菱UFJは初戦突破。レーティングを1点格上げ。善戦期待。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
ミサワホーム東京 神奈川 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||
三菱UFJ不動産販売 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
旭化成ホームズ(92)-オープンハウス(90)
2回戦最大の注目カードだが、最近の直接対決では旭化成が勝っている。ここもエース今野が先発して相手を牛耳るか。オープンハウスもエース川崎が投げる。川崎は早朝の試合に弱い。立ち上がりに気をつけたい。今野と謝敷の対決が見ものだが、謝敷は軟式に苦労している。今野のスライダー、シュートを打てるか。ストレートは見せ球。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
旭化成ホームズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
オープンハウス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
積水ハウス(76)-東急リバブル(79)
レーティング差は3点。リバブルがやや優勢だが、谷貝の〝退団〟は痛い。藤巻の制球難が心配。立ち上がりを無難に切り抜ければスイスイ投げるか。打線は好調。積水ハウスは新人投手が期待通りの投球を見せるか。すべてのカギは新人投手が握る。期待外れだと惨敗もある。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
積水ハウス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||
東急リバブル | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
積和不動産(73)-一条工務店(71)
初戦はエイブルに完敗した積和だが、昨年より確実に戦力がアップ。プロレスラーのような熊谷がムードメーカーとしての役割を十二分に果たしている。レーティングを1点上げた。初陣一条工務店は後がない。オークラヤに善戦したから、ここは互角に戦える。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
積和不動産 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
一条工務店 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
スターツ(77)-三菱地所ホーム(65)
初戦で初回7失点したスターツは1点格下げ。しかし、一方の地所ホームも初戦に大敗。ここはスターツが上位。敗れたほうが早々と予選敗退が決まる。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
スターツ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||
三菱地所ホーム | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
ちばリハウス(77)-日神不動産(71)
ちばリハウスがやや優勢。初戦はミサワ東京に完売したが、内容的には悪くない。エース篠原は衰えをみせていない。日神は柳原がまずまずの投球を見せたが、かつての剛球投手もいまは昔。吉松も打たれた。救世主はいないのか。敗れたほうが予選敗退。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
ちばリハウス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
日神不動産 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
東急ホームズ(71)-パナホーム(73)
敗れたほうが予選敗退。初陣の東急ホームズの初勝利なるか。ここはチャンス。ムードもいい。パナホームは初戦選手が集まらず不戦敗。レーティングを1点格下げ。しかし、このチームは選手が集まると予想外の強さを発揮することがある。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
東急ホームズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||
パナホーム | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
長谷工グループ(73)-東京建物不動産販売(74)
好勝負必至。長谷工は期待の新人投手が1回持たず完敗。3点格下げ。新人は果たして中1週間で調整できるか。東建不販は住林に善戦。投手力も安定している。ここは3点格上げして、長谷工と逆転。紙ひとつリードとみた。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
長谷工グループ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
東京建物不動産販売 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
みずほ信不動産販売(68)-伊藤忠ハウジング(84)
伊藤忠ハウジングが優勢。初戦は三井不動産リアルティに惜敗したが、渡辺が完全復活。中1週間がどうかだが、まだ老け込む歳ではない。ここも先発か。力で相手をねじ伏せる。みずほ信の新人、丸山投手は初戦、絶好の立ち上がりを見せたが、どうして崩れたのか。いまだに不明。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
みずほ信不動産販売 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||
0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
総合地所(71)-ケイアイスター不動産(82)
ケイアイスター不動産が優勢。初戦は完敗したが、戦力は昨年よりアップしていると見た。2点格上げ。総合地所もあの川崎から2点奪取した。2点格上げ。ここはかつての大投手長島がこれまたかつての〝強きをくじき弱きを助ける〟投球をみせればチャンスあり。このチームは昨年も対決しており、総合地所が勝っている。ケイアイスターに苦手意識はないはずだが…。闘志をむき出しにすると、長嶋の術中にはまることも想定したい。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
総合地所 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
ケイアイスター不動産 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
コスモスイニシア(65)-住友不動産販売(83)
コスモスイニシアは吉村が異動で出場できなくなり、8点の大幅格下げ。有給を取って出られないのか。ここも苦戦。住友不販は初戦敗れたがここは確実に勝利をものにするはず。ただ、越前は完全に肩を痛めている。先発するようだと危ない。エース伊藤が投げないと苦戦するかも。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
コスモスイニシア | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||
住友不動産販売 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
清水建設 機動力野球は健在 藤川-田村の継投も決まる
デビュー戦を白星で飾った清水・藤川
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
清水建設 | 1 | 0 | 2 | 1 | 2 | 0 | 6 | |||
菱重エステート | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
菱重エステート佐々木乱調9四死球で自滅
菱重 佐々木(4安打しか打たれていないのに、四死球は9)
清水が菱重の佐々木の制球難につけ込み着々と加点した。主砲小寺が3連続死球を選んだ。藤川-田村の継投も決まった。菱重佐々木は4安打しか打たれていないのに、9四死球で自滅。
清水は初回、2死から4連続四死球で1点。3回には2つの四死球と敵失に8番藤川のタイムリー2塁打で2点。4回は1番田村の安打を2番川崎が手堅く送る小技で1点。5回には1死から2塁打を放った7番松浦将と四球を選んだ8番藤川(or山内)との間で重盗を決め、内野ゴロと暴投で2点を挙げた。機動力野球は健在。
先発は新人の藤川。藤川は5回、先頭打者を歩かせたところでエース田村に交代。藤川は4回3分の0を投げ、被安打1、自責点1の好投。初回に3四死球を出した以外はほぼ完ぺきに抑えた。田村も2回を投げ被安打2、3三振を奪った。
菱重は完敗。初回、先頭の漆原が安打し、3四死球で押し出しの1点を挙げたが、得点はこの1点のみ。放った安打は3安打。
清水 松浦兄弟(左が弟の豪大、右が兄の将太)兄は7番レフトで先発、3-1。弟は途中出場。守備のみ
5年振り復帰トーシン 西田が満塁弾 猪俣-塚越の継投決まる
トーシン田中監督(しばらく見ないうちにすっかり叔父さんになっちゃった。現役のころはしぶといバッターだった)
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | ||||
トーシンパートナーズ | 0 | 0 | 5 | 2 | 0 | 7 | ||||
サンフロンティア不動産 | 0 | 0 | 3 | 2 | 0 | 5 |
サンフロンティア課題の投手難解消されておらず
サンフロ山本
5年ぶり復帰のトーシンが西田の満塁弾を含む5打点の活躍で復帰戦を白星で飾った。猪俣-塚越の継投で逃げ切った。サンフロは山本、末次の連続本塁打などで迫ったが、及ばず。課題の投手陣が整備されていない。
0-0で迎えた3回、トーシンの主砲が火を噴いた。この回先頭の8番設楽がチーム初安打の3塁打を放ち、満塁から3番山本の内野安打で1点を先制。続く4番西田が満塁弾を放ちこの回5点。2点差に追い上げられた4回には、2つの四球からチャンスを迎え、山本の適時打で1点、さらに敵失で1点を加点。
体重95キロの巨漢、猪俣投手は3回3分の1投げ、あとは塚越が1回3分の2を抑えた。猪股はスタミナが課題。
5点先取されたサンフロはすぐ反撃。3回裏、2死から死球で出塁した1番岩木を置き、2番山本が本塁打、続く末次も本塁打しその差2点に。
再び4点差をつけられた4回には2つの敵失と3つ敵失などで2点を返した。しかし、反撃もここまで。
先発の年盛は満塁弾を浴びたところで降板。2番手の山本は4回に2四球を出して降板。代わって周東が投げたが、踏ん張れなかった。
〇田中監督 以前の選手はわたしと上林くらい
〇岩本 ダメ、ダメ、ダメ(当時の実際の采配を揮ったのはこの岩本)
〇猪俣 相手は強い
●二宮監督 末次はサンフロ内村の中大の先輩。アメリカに野球留学し、帰国してから四国の独立リーグで活躍した。打つのはいい。問題は投手
トーシン西田
しこを踏むのかと思ったら、投球前の体をほぐす運動だった。どこかマエケンに似ていた トーシン猪俣
日駐 鈴木1安打7四死球で完封勝ち 三井住宅リースは沈黙
日駐 鈴木投手
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
三井不動産住宅リース | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
日本駐車場開発 | 0 | 0 | 1 | 0 | 3 | 3 | 7 |
三井住宅リース 中野投手
日駐の鈴木投手が1安打完封勝ち。先制-中押し-ダメ押しと理想的な攻めで圧倒。三井住宅リースの先発中野もよく投げたが、打線の援護がなかった。元ヤクルトの高橋は欠場。エース佐藤も先発を回避。
0-0で迎えた3回、日駐は相手の2つの連続エラーで1点先制。5回には1番玉木のソロと3番山本の2ランで3点追加。6回にも松内の本塁打、代打大沼の2点2塁打などで3点を加えコールド勝ち。
鈴木投手は7四死球を与えたが、1安打完封勝ち。
三井住宅リースは元気がなかった。中野投手はよく投げたが、味方が好投を見殺し。放った安打は最終回の松苗の1本のみ。
●佐藤 中野の先発は僕より上ということ。高橋は仕事で欠場
日駐ベンチ
日駐 松内(左)と玉木
日駐 田原
タイセイ 早くも江戸川に花火7発 三井レジ内山は火だるま
タイセイ・ハウジーの江戸川花火大会
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
三井不動産レジデンシャル | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 3 | ||||
タイセイ・ハウジー | 7 | 4 | 1 | 3 | X | 15 |
タイセイ1チーム7発は日曜ブロック大会記録
火だるまを浴びた内山
タイセイ・ハウジーが7発を含む14安打を三井レジ投手陣に浴びせ圧勝。新人花井が2本塁打4打点の活躍。高橋は内山に2ランを浴びたが、余裕の完投。三井レジは完敗。初回に頼みの内山が1四球をはさみ2発を含む8者連続安打を浴びて万事休す。自らの本塁打は空砲。
タイセイが初回で試合を決めた。いきなり1番桧垣が安打を放つと2番貞池が2塁打、3番花井が2ラン、4番井上が2塁打、5番千葉英は四球、6番千葉政が2ラン、7番高橋が安打、8番吉村が2塁打とここまで1四球を挟み7連続安打。
2回以降も毎回得点で14安打、うち11本が長打で本塁打は7本。本塁打を放ったのは花井(2発)、桧垣、井上、千葉英、千葉政、吉村。9番の近藤のみが3-0で蚊帳の外。
詳しいデータはないが、1チームの1試合最多本塁打は今回の7本が間違いなく日曜ブロック記録。水曜ブロックでは、一昨年の第25回大会で旭化成ホームズが対ちばリハウス戦で10本の本塁打を放っている。
三井不動産レジデンシャルは完敗。先発の内山がつるべ打ちに遭った。
〇村上監督 グラウンドに助けられた(外野の後方には大きな溝があり、危険なので超えたら本塁打とか。普通のグラウンドだったら半分は外野フライ)
タイセイ 高橋
花井(左)千葉政
東急不動産 序盤の集中攻撃で安田不動産を完封
初回の集中打で主導権を握った東急不動産
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
東急不動産 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | |||
安田不動産 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
安田 三井リアルから電撃トレードの北地を援護できず
安田 北地(無償トレードか金銭トレードかは聞かなかったが、金銭なら相当の額になるはず)
東急が快勝。序盤、相手の拙守につけ込みリードを奪い、小山-加藤で1安打完封勝ち。期待の新人は次戦の清水戦に備える余裕を見せた。安田は電撃トレード で三井不動産リアルティから移った北地が先発したが、味方の拙守に足元を掬われた。放った安打は石渡の1本のみ。西沢の抜けた穴はあまりにも大きい。
東急は初回、1死から米谷が四球で出塁、続く高野、津島の連打でまず1点、さらに敵失からもう1点追加。2回にはこの回先頭の8番吉岡の安打を足掛かりに米谷の安打と敵失を絡めてさらに2点追加。
先発の小山は5回を1安打に抑え、6、7回を加藤が締めた。
主砲西沢を関西異動で欠く安田は元気なし。三井不動産リアルティかせ電撃トレードした北地は本来の打たせて取るピッチングを披露したが、肝心の味方が足を引っ張った。放った安打は5回の8番石渡の1本のみ。名手森は序盤に2つの失策ともりなら裁けるゴロを内野安打にした。これが致命傷になった。
〇津島期待の新人は清水戦のため温存。安田さんとは「市川」でJVマンションをやっているので、安田さんも遠慮してくれるはず
〇小山 上から投げたり、下から投げたりする。野茂のようなフォークはない(記者を煙に巻いた)
●北地 三井不動産リアルティはきちんと〝退団〟しました。安西さんも了解してくれた(安田は駐車場事業にも力を入れており、三井不動産リアルティからは砂川もトレードで獲得している)
東急 小山
安田 唯一の安打を放った石渡(左)と新人の梅沢(江戸川区・紅葉川-日大卒。大学では野球はやっていないそうだ)
三井不 新人大坪3ラン含む3得点 下手投げ橋本もデビュー
3ランを放った大坪
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
三井不動産 | 2 | 0 | 2 | 0 | 0 | 3 | 7 | |||
青山メインランド | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 2 | 5 |
青山メイン 津久井の熱闘報われず 拙守響く
津久井
三井不動産が死闘を制した。下手投げの新人橋本が先発し、最後は室谷が締めた。新人大坪が3ラン3得点の活躍。青山メインの先発津久井はスライダーが冴えたが、味方に足を引っ張られた。青山メインは1~4番まで1安打のみと上位打線が沈黙したのが響いた。
三井は初回、先頭の新人大坪がいきなり2塁打。続く南光院が四球で好機をつくり、大坪は3盗。3番内海のショートゴロで大坪が生還。さらに敵失もあり盗塁していた内海も返りこの回2点。3回にはエラーで出塁した大坪を内海の2塁打で1点、さらに暴投で内海もホームインしてこの回2点。追い上げられた最終回は大坪の3ランが飛び出し、青山の望みを砕いた。大坪は足もある。要注意人物だ。
先発の下手投げ橋本は低めの内外角に投げ分け、相手打線をほんろうした。ストレートはシュート気味に回転する危ない球があるが、スライダーはキレがある。最後は疲れたのか室谷にリリーフを仰いだ。次は満を持して相澤か。はたまた橋本の連投か。
青山メインは闘志が空回り。津久井は球威もあり、高速スライダーを多投したが、味方が足を引っ張った。それとも三井の打線を褒めるべきか。上位打線も1安打のみで沈黙。加藤が一発を放った。
〇細井監督 金田、内海、南光院、山本…みんな気合が入っていた。最後は室谷がビシッと締めてくれた
〇中野 青森高校-東大です。高校では軽音楽。大学は野球とは無縁。社会人になって中学以来の野球をやろうと…(4回、代打で三振。東大野球部出身は肥田、溝口、浅井、内海、山本らがいるが、野球と無縁の選手がレギュラーになれるか注目。取材したかった橋本には逃げられた。西武の牧田に近い)
〇金田 川越高校です。慶大ではサークル
橋本投手
〝俺が内海だ〟 内海(左)と野球は7~8年ぶりという中野(東大野球部は趣味のレベルでないはずだか)
若手にレギュラーの座を奪われた福田(子育てに専念か)
本塁打を放った加藤
追い上げた青山メインだが…
ケンコーポ ジャンケンで勝ち拾う 三菱地所は涙
じゃんけんに勝ち子供のように喜ぶケンナイン
ジャンケンでケンコーポの勝利
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
三菱地所 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | |||
ケンコーポレーション | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 |
三菱地所 社〝奮投〟ケン打線を無安打に抑える
三菱 社
三菱地所・社、ケンコーポ・小笠原の両投手の投手戦は2-2のまま延長サドンデスになっても決着がつかず、ジャンケン(3つ先に買ったほうが勝利)の結果、3-2でケンコーポが勝利した。ケンはノーヒット。敗れはしたものの三菱は王者ケンコーポと互角の戦いを演じた。
1点先行を許したケンは初回、いきなり4者連続四死球を選び同点に。さらに1点リードを許した3回、1死から羽中田が死球を選び盗塁と内野ゴロで同点に追いついた。
4回裏、この回先頭の7番大原が四球で出塁すると、田辺監督はすかさず代走に山田を起用。1点を確実に取る戦略に出た。社は何度も牽制したが、結局、山田は盗塁を決め、さらにボークで3進。続く8番朝日の痛烈なショートゴロで山田が3塁を飛び出しアウト。絶好の勝ち越し機を逸した。
ケンは無安打に抑えられた。
三菱は初回、先頭の成瀬が2塁打と6番三浦の適時打などで1点先制。同点の3回には2番永関の2塁打を足掛かりに5番北原の犠飛で再びリードを奪ったが、その後は小笠原に抑えられた。放った安打は5安打。
〇小笠原 ドーム決戦のすぐあと子供が誕生した(5安打を許すなど本来の調子ではなかったようだ)
●矢澤監督 (どうしてサドンデスで5番から? )5回は4番鈴木で終わり、順番だから
最終回、超美技で失点を防いだ大山中堅手
じゃんけん 最初に出すのはグー? チョキ? パー?
成瀬は「グー」、矢澤は「チョキ」であることがよく分かる
地所の選手は「グー」、小笠原は「パー」だった
皆さんはじゃんけんで最初に出すのは何だろうかと考えたことはないか。記者はだれでも勝ちたいから力を込めて「グー」をだすか、出しやすい「パー」を出すのではないかと考えたことがある。
さて今回、最初の対決で地所成瀬は「グー」を出し、ケンコーポの曲者・矢澤は「チョキ」を出して敗れた。最後の対決となったときは、ケン小笠原は「パー」を出汁、地所・大山(?)は「グー」を出し、決着がついた。
ここで考えてほしい。地所の選手は間違いなく力が入っていた。勝てば大金星だ。みんな「グー」を出したのではないか。一方のケン矢澤の愛称は〝当たり屋〟。一癖も二癖もある男だ。単純ではない。みんなが出しずらい「チョキ」を出した。記者は矢澤の性格をよく知っている。単純だがへそ曲がり。一発勝負に出たのだ。
頭がいいのは小笠原だ。確率はどうか知らないが、みんな「グー」か「パー」を最初に出すのであれば、負けない確率が高いのは「パー」だ。小笠原も只者ではない。
矢沢監督はサドンデスになっても打順を変えなかった。正攻法で攻めた。これも納得だが、一癖も二癖もあるケンに対してはケタぐりもあったのではないか。5回、永関が安打を放ち盗塁した場面。記者ならすかさず3盗も決行する。小笠原も羽中田捕手も3盗は絶対ないと考えていたはずだ。「野球に絶対はない」だからこそミスも出るのだ。以前、旭化成ホームズの名捕手・山本が牽制だったか、盗塁だったかを刺そうと3塁に悪送球して失点した場面を覚えている。
旭化成リフォーム 風間-菓子でノーヒット・ノーランリレー
土屋の安打で生還した時田を迎える旭化成リフォームベンチ
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
明和地所 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||
旭化成リフォーム | 0 | 0 | 4 | 3 | X | 7 |
明和地所、〝野球は素人〟福眞 死球で出塁も盗塁死
岩崎投手
旭化成リフォームが初戦をコールド勝ち発信。先発の風間は4回までノーヒット・ノーランだったが、「落合野球を目指す」江上監督は5回に菓子に交代。菓子は微妙な(記者の)判定もあったがノーヒット・ノーラン継投を完成させた。土屋が3安打猛打賞。明和は「野球は素人」の同社の〝星〟、仕入れ一筋16年の 福眞がナインを鼓舞したが、及ばず。舌戦では圧勝した。
相手の岩崎投手を打ちあぐねていた旭化成は3回、この回先頭の8番黒山、9番時田が連続四球、盗塁と暴投でそれぞれ進んだ無視2、3塁から1番水島はエンドランスクイズを敢行。球はふらふらと3塁に上がり併殺かと思われたが、3塁手が落球して満塁に。動揺した岩崎は暴投してまず1点。続く土屋がタイムリーしてさらに1点。3番福島の内野ゴロで2点を追加してこの回4点。
4回にも土屋の猛打賞となる安打などで3点を加点してコールド勝ち。
風間投手は4回まで振り逃げと四球の走者を2人出しただけ。完璧に抑え、最後は旭化成ホームズから転籍した菓子がいきなり死球を与えるなど危なっかしい投球ながらもノーヒット・ノーランリレーを完成させた。
明和は完敗。岩崎が力感あふれるピッチングを披露し、「野球は素人」の仕入れ一筋16年、同期の出世頭で次長に昇格した福眞がナインを鼓舞したが、力及ばず。
〇江上監督 うちは「落合野球を目指す」(〝非情〟かどうかわ分からないが風間から菓子へリレー)
〇吉野 太陽光線? 太陽はあっちだよ(ライト方向を指差した。グラブに当たった? もちろん。ベンチにも音は届いたはず)
●藤縄監督 あれは太陽光線が目に入ったか、それともPM2.5の影響か。グラブに球が当たっていないという証言もあるからヒットじゃないの? (最終回、代打鶴田の平凡なセンターフライを吉野が落球して)
●福眞 もう40。あんなもんですよ(最終回、代打で出場。死球で出塁。「足は速い」ともう10年前に聞いていた記者は「走れ」と号令を掛けたら、絶好のタイミングでどたどたと駆けだしたが、楽々アウト)
風間投手
左から土屋、吉野
親子三代で甲子園出場を果たしている明和・平石氏
無難に守備をこなした小宮山
明和 言うことなし 藤縄-福眞-鶴田ライン
福眞(左)と鶴田
藤縄監督と鶴田はRBAでもおなじみだが、福眞は10年くらい前、タイムズの〝元気印〟に登場してもらったことがある。藤縄顧問(当時は専務)が目の中に入れたいくらいの秘蔵っ子だった。確か東洋大卒で、同窓創業者の故原田利勝氏にあこがれて入社したのではなかったか。
その後もマンションの取材で会ってはいるが、久々の再開だった(数カ月前、藤縄氏と福眞とも一緒に飲んだが、何を話したのか全然覚えていない)。その福眞の味方も敵もあっけにとられる声援。野次はやはり只者でないことを証明した。
いくつか紹介しよう。敗れた岩崎に対して、「岩崎、討ち取った球をみんなに取ってもらえないのはお前の日頃の行動だ」(岩崎の自責点は3のみ)
危なっかしい送球をしている2塁手小宮山に対しては、「コミちゃん、最高」「ファインプレー」を連発(小宮山は6度の守備機会を無難にこなした)
チャンスに打てなかった佐藤に対しては、「ショウタ、OK。守備で取り返せ」と激励した。
福眞は来週、子どもの授業参観で欠場とか。痛いがしようがない。
三菱地所リアル 強豪ポラスにサヨナラ勝ち 木下サヨナラ打
地所リアルナインと応援団
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
ポラス | 0 | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | |||
三菱地所リアルエステートサービス | 0 | 0 | 2 | 0 | 3 | 1x | 6 |
ポラス まさか5点差ひっくり返される 〝心が〟折笠がっくり
ポラス折笠
記者のレーティング73の三菱地所リアルエステートサービスがレーティング80の格上のポラスに5点差からの逆転サヨナラ勝ち。主砲橋本が同点弾を放ち、木下がサヨナラ打を放った。西田投手は満塁弾を浴びながら3回以降を0に押さえた。ポラスはまさかのサヨナラ負け。エース折笠は肩を落とした。
5点を追う地所リアルは3回、この回先頭の1番松田、2番木下の長短打で好機を作り、3番落合の内野ゴロと4番橋本の安打で2点。さらに5回には敵失からチャンスをつかみ、落合の3塁打と橋本の2ランで同点に。同点の6回には、1死1、3塁から木下が見事に右翼前に流しサヨナラ。
西田は2回に満塁本塁打を浴びだが、スライダーがよく決まり、3回以降はよく踏ん張った。
ポラスは悔やまれる敗戦。2回、5番東窪の安打と敵失、四球から好機をつくり9番甲斐の満塁弾で一挙5点を奪った。しかし、その後は3回の2死3塁、5回の1死2、3塁の好機に後続が凡退。
先発は18歳の新人甲斐。甲斐は2回から球が浮き出し、スタミナ不足を露呈。急きょ登板した折笠は調整不足。
○榊監督 次は栗山を予定している(栗山は力があるが、ここしばらく登板していない)
●成田監督 投手交代は間違っていなかったと思うが…
サヨナラのホームを踏んだ吉田
歓喜の地所リアルナイン
左から橋本、木下、西田
地所リアル 実際の采配は岡野-猪股? 榊監督は飾り?
負けたらこっちをトップの写真に使うつもりだった(地所リアルの応援団)
地所リアルナインが試合後、サンケイグラウンドのクラブハウスで祝杯を上げていた。みんな車で帰るためか、記者以外、酒は一滴も飲んでいなかった。かき氷をほおばっていた。
しかし、日曜ブロックに移動して2年振りの勝利で、しかも強豪のポラスにサヨナラ勝ちしたためか酒には酔っていなかったが、勝利には完全に酔いしれていた。さらに砂糖の甘さで脳がしびれ、氷の冷たさで舌がもつれたのか、滑舌の具合も絶口(好)調だった。
唇じゃなかった口火を切ったのは宮原だ。「榊監督はお飾り。マスコット」と爆弾発言をした。驚いた記者に向かって近藤が静かに頷いた。(と、書けとナインはけしかけた。そういえば、榊監督は野球は素人。地域のママさんバレーのコーチを長年務めている)
ナインが真相を明らかにした。実際の采配を振るっているのは岡野だそうだ。岡野は試合前、記者に「この前はありがとうございました」とお礼を言われる覚えがないのにお礼をした(個人的に理由がないほけではないが)。
その岡野は試合途中でグラウンドを後にした。「台湾へ出張のため」だそうだ。(なるほど、アジアからのインバウンドに対応するため台湾に飛ぶというのは理解できる)
そして、その後の采配を引き継いだのが仙台から呼び寄せたヘッドコーチ猪股(50歳)だそうだ。猪股本人は首を横に振ったが、国分町の帝王とかで、野球も知悉しているという。(仙台勤務は事実のようだ。仙台には素晴らしい「泉パークタウン」がある)
ここからが猪股采配がすごい。5回裏、1点を還し、なおも無死3塁。打席に立つ4番橋本に「2球目を狙え」と指示したのだという。橋本はその通り2球目を強振し、同点の2ランを放った。
橋本の女性友だちは「かっこよかったと」目を潤ませた。橋本は顔をゆがませた。
すごいのはとどまらない。最終回の6回の裏、1死1、3塁。打席には2番木下。記者はスクイズもあると考えたが、木下は何と初球の甘い外よりのストレートを右に流した。球はライナー性で1、2塁間の間を破り、3塁走者の吉田が小躍りしてホームを駆け抜けた。
木下に「初球から打て」と指示したのも猪股だった。打たれた折笠は「初球から狙ってくるとは思わなかった」と悔いた。
榊監督は試合後、「次は栗山」と栗山先発を匂わせたが、これは影武者・猪股の台詞か。
ポラス川守田 「起用してくれない」憂さを記者にぶつける
左から川守田、渡辺
試合後、ポラス成田監督らからコメントを取っているときだ。「危ない!」という声とほぼ同時に記者の後頭部にたいして痛くはなかったが、かといって痛くなかったかと言えばそうでもない衝撃を受けた。頭を直撃したホールが弾んで目の前を飛んでいった。
振り返ったとき、ナインが「投げたのは川守田」と叫んだ。川守田はずっと先から「ごめんなさい」と叫んだ。投球練習をしていたようだ。川守田と記者の間は優に25メートルくらいはあった。投球間隔だったら、記者は昏倒していたはずだ。どうしてこんなに距離が離れているのにボールが当たるのか。
脳みそを覚醒された記者は瞬時にその理由を理解した。川守田は試合中「オレが一番うまいのに、監督は出してくれない」とぼそぼそとつぶやいていた。つまり、監督が起用してくれない不満と試合に負けた悔しさを晴らすためにわざと記者を狙って投げたのだと。
そこで叫んでやった。「このヤロー、川守田!その程度の球でオレを討ち取れるか!」と。そのボールを受けていたこの日ノーヒットの4番渡辺はしらばくれった。これからは川守田を背後に置かないよう気をつけよう。成田さん、川守田を出してやってください。(それにしても成田の鈍足はメヒア以下。5回、代打で2塁打を放ちながら内田の2塁打でホームに返ってこれないとは。あそこで点を取っていれば相手の息の根を止めたかもしれない)
ポラスの18歳新人カルテット(左から大迫、甲斐、犬童、東窪)木遣りを覚える練習もしているそうだ
甲斐投手