大成有楽不 牟礼団地再生「吉祥寺」3カ月で109戸完売
大成有楽不「オーベルグランディオ吉祥寺」 3カ月で106戸完売
「オーベルグランディオ吉祥寺」完成予想図
大成有楽不動産は4月4日、三鷹市のマンション「オーベルグランディオ吉祥寺」が3月9日の販売開始から4週間で109戸を売り出し106件の申し込みがあったと発表した。1月5日の事前案内会開始から約3カ月で来場者は約800組に達した。
同マンションは「牟礼団地総合再生プロジェクト」の分譲マンション第1号。都市再生機構(UR)がプロデュースする総開発面積約41,000㎡の一角。
物件は、JR中央線・総武線、京王井の頭線吉祥寺駅からバス13分、バス停徒歩1分、三鷹市牟礼6丁目に位置する8階建て全177戸(販売対象外46戸含む)。109戸の専有面積は35.87~87.65㎡、価格は1,870万~5,180万円。申し込み倍率は最高5倍、平均1.4倍。施工は長谷工コーポレーション。竣工予定は2014年1月下旬。
震災から2年 大京「仙台」即完 マンション着工73%増
震災前2年間と比べ住宅着工は29%、マンション73%増
「ライオンズ仙台レジデンス」完成予想図
大京が2月に東日本大震災後初めて東北エリアで分譲したマンション「ライオンズ仙台レジデンス」108戸が最高4倍、平均1.2倍で即日完売し業界でも話題になった。仙台駅東口から徒歩7分の区画整理事業地のほぼ中央に位置し、大林組の最新の技術である2棟連結免震構造を採用したほか、専有面積62.18~91.34㎡で2,290万~5,090万円(最多価格帯3,000万円台)というリーズナブルな価格設定が人気の要因だ。同社はこれまで仙台市内で195棟のマンションを分譲しており、市場を熟知しているのも好調な売れ行きとなった。
建築中の 「ライオンズ仙台レジデンス」
◇ ◆ ◇
この大京のマンションが象徴するように、被災した東北3県のマンションや分譲戸建て、持家が震災後大幅に伸びている。
東日本大震災の被災3県(岩手、宮城、福島)の平成23年3月から25年2月までの2年間の住宅着工戸数は67,727戸(前年同期比25.6%増)となっており、内訳は持家が36,417戸(同22.3%増)、貸家が22,143戸(同30.9%増)、分譲住宅が8,451戸(同23.4%増)と大幅に伸びている。分譲住宅の内訳はマンションが2,729戸、一戸建てが5.722戸。
震災復興に向け確実に戸数を伸ばしていることが分かるが、震災後2年間と震災前2年間(平成21年4月~23年3月)とではどうなっているのか調べてみた。震災前2年間と比べると住宅着工総数は29.1%増、持家は34.3%増、貸家は16.8%増、分譲住宅は41.4%増となっている。分譲の内訳のマンションは72.7%増、一戸建ては31.3%増。つまりマンションの伸びが突出しており、持家や分譲戸建ても大幅に伸びていることが分かる。貸家は震災復興の2年間に大幅に伸びてはいるが、震災前と比べるとそれほどでもないことが分かる。
今後どうなるかだが、宮城県では持家が昨年12月から3カ月連続して前年同月比で下回っており、岩手、福島も伸び率は鈍化傾向を示している。その一方で、マンションや戸建ても伸び率は鈍化しているが、まだまだ高い水準で推移しており、今後も相当の勢いで伸びるものと思われる。
積水ハウス「スマートコモンシティ明石台」
日本綜合地所 4月1日から設立20周年キャンペーン
日本綜合地所は4月1日から9月30日まで「設立20周年キャンペーン」行う。期間中、予約の上モデルルームに来場した人にもれなく商品券2,000円分をプレゼントするほか、抽選で毎月20名合計120名に家電などをプレゼントする。
キャンペーンサイトは http://www.ns-jisho.co.jp/anniversary/