横浜商大デーだ リストトリオが4発6打点(左から横溝、小林、杉山)
旭化成ホームズ、三井不動産リアルティ、東急リバブル、エイブルが決勝Tシード権-第27回RBA野球大会水曜ブロック4日目が7月22日、折からの強風で砂塵が巻く悪コンディションの中で9試合が行われ、積水ハウス京葉を一蹴した旭化成ホームズ、ナイスに逆転勝ちした三井不動産リアルティ、藤巻が4回までセキスイハイム不動産をノーヒット・ノーランに抑えた東急リバブル、斉藤-田口の継投で住友林業に逃げ切ったエイブルが無敗でそれぞれ決勝トーナメントのシード権を獲得した。
このほか、ミサワ東京に打ち勝った初陣の積水ハウス神奈川、ポラスに圧勝したミサワ神奈川、オークラヤ住宅に大勝したリスト、大和ハウスに不戦勝の野村不動産アーバンネットが決勝T進出を決めた。決勝T進出へ残りの8チームは9月に行われる5日目で決まる予定。
川崎だけじゃないぞ! オープンハウスも3発(左から丹羽、隅田、与那嶺)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
住友林業 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 3 | |||
エイブル | 0 | 2 | 0 | 3 | 1 | X | 6 |
エイブルが逃げ切り。3回の無死満塁のピンチに先発の斉藤から受け継いだ、今夏の甲子園出場を決めた仙台育英卒の田口がぴしゃりと締めた。エイブルは初の決勝Tのシード権を獲得。住林は追い上げだが及ばず。積和不動産と決勝Tの座を争う。
ミサワホーム東京 神奈川(83⇒81) 8-4 ポラスグループ(80)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
ミサワホーム東京 神奈川 | 2 | 4 | 2 | 8 | ||||||
ポラス | 1 | 3 | 0 | 4 |
ミサワホーム神奈川は決勝T進出。ベテランエース清水が打線に助けられた。ポラスは岩瀬の力投及ばず。次戦でスターツと決勝T進出を賭ける。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
オープンハウス | 3 | 5 | 0 | 0 | 1 | 9 | ||||
ちばリハウス | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 2 |
オープンハウスが圧勝。丹羽、隅田、与那嶺が本塁打を放った。前試合で7回15奪三振の川崎は5回まで12奪三振。最終回は降り逃げを含む4連続三振を奪った。次戦で積水ハウス京葉と決勝T進出をかけて戦う。ちばリハウスは完敗。次戦でミサワ東京と決勝T進出を賭ける。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
リスト | 2 | 8 | 0 | 10 | 20 | |||||
オークラヤ住宅 | 3 | 3 | 0 | 0 | 6 |
前試合でコールド負を喫したリストが鬱憤を晴らすかのように猛打が爆発。横浜商大卒の杉山、横溝、新人の小林が本塁打を放った。初回、舟山が2連続四球を出すと、すぐ横溝に代えた倉持采配も冴えた。リストは決勝T進出。オークラヤは小森が〝師匠〟倉持監督に一泡吹かせようと先発したが、火だるま。次戦で長谷工グループと決勝Tの座を争う。
伊藤忠ハウジング(85⇒86)〇(不戦勝) ●スターツコーポレーション(77)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
伊藤忠ハウジング | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 | |||
スターツ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
伊藤忠の不戦勝。伊藤忠は次戦でナイスと、スターツはポラスとそれぞれ決勝Tの座を争う。
長谷工グループ(76⇒78)●(不戦勝) 〇積和不動産(73⇒76)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
長谷工グループ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
積和不動産 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 |
積和が不戦勝。次戦で住林と決勝T進出の座を争うが、積水ハウスの寺島が「戦力外」で加入した。好勝負になるか。長谷工はオークラヤと次戦で決勝T進出をかける。
旭化成ホームズ(92) 13-0 積水ハウス 京葉(83⇒82)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
旭化成ホームズ | 7 | 2 | 1 | 0 | 3 | 13 | ||||
積水ハウス京葉 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
旭化成ホームズが圧勝。初回、1死から制球が定まらない生田投手を攻め4連続四球と北寒寺の適時打などで一挙7点を奪い試合を決めた。平山が2回を投げた。今野は3塁を守った。今季初登板の積水・生田は精彩を欠いた。「宅建」の勉強に一生懸命なのか、顔がむくみ投げられる状態でなかった。旭化成ホームズは決勝Tのシード権を得た。積水京葉はオープンハウスと決勝Tの座を戦う。
野村不動産アーバンネット(81)〇(不戦勝)●大和ハウス工業(72)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
野村不動産アーバンネット | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 | |||
大和ハウス工業 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
野村アーバンが不戦勝。決勝T進出一番乗りを決めた。大和ハウスは東急ホームズと決勝Tの座を争う。
三井不動産リアルティ(87⇒86) 11-6 ナイス(76⇒82)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
三井不動産リアルティ | 1 | 0 | 10 | 11 | ||||||
ナイス | 1 | 4 | 0 | 5 |
三井リアルが逆転勝ち。先発は石谷。ピリッとしなかったが、味方の打線に救われた。松浦は欠場。ナイスは山本がヒジ痛で登板回避。芦沢は2回まで好投したが、3回に痛打を浴びた。三井リアルは決勝Tのシード権獲得。ナイスは伊藤忠ハウジングと決勝T進出を賭ける。
積水ハウス 神奈川(88⇒89) 9-5 ミサワホーム東京(88)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
積水ハウス神奈川 | 1 | 5 | 0 | 0 | 3 | 9 | ||||
ミサワホーム東京 | 0 | 2 | 0 | 2 | 1 | 5 |
積水ハウス神奈川が決勝T進出を決めた。エース秋山が先発したが、久々の登板だったためか、RBA初登板だったためか、制球が定まらず四死球を連発した。打線は好調で、2番石田が2連発4打点の活躍。ミサワ東京は追いすがったが及ばず。エース古市が打たれた。次戦でちばリハウスと決勝T進出をかける。
東急リバブル(80⇒82) 8-5 セキスイハイム不動産(72⇒76)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
東急リバブル | 0 | 2 | 1 | 1 | 4 | 8 | ||||
セキスイハイム不動産 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 5 |
東急リバブルが無傷の4連勝で第19回大会以来8年ぶりに決勝Tのシード権を獲得。藤巻投手は小気味いいピッチングで4回まで3四球を与えたのみで、完璧に抑えたが、足を怪我したためか5回に突如崩れ、6連続四死球などで5失点した。セキスイハイム不は積水ハウスと次戦で決勝T進出を賭ける。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
積水ハウス | 1 | 9 | 0 | 3 | 1 | 14 | ||||
東急ホームズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
積水ハウスが大勝。高橋が5回完封。坂本が満塁弾を放った。次戦でセキスイハイム不動産と決勝Tの座を争う。これまでチームのピンチを再三救ってきた寺島が積和に「トレードてはない。戦力外」で移ったそうだ。積和は間違いなく戦力アップする。東急ホームズは大和ハウスと決勝T進出を賭けて戦う。
〝4人の息子がみんなプロに行ってくれたら俺は左団扇だ〟積水ハウス植田と10歳の「プロ野球選手」が夢の次男の息子さん。(この日の植田は2-1、1打点。それにしても子ども4人とは表彰状あげたい)