第29回球大会日曜ブロック決勝トーナメント3日目の準々決勝2試合、準決勝1試合の記者のどっちも〝勝って〟予想。( )内の数字は記者のレーティング。
清水建設(86.5)-タイセイ・ハウジー(83.5⇒86.0)
準々決勝戦。清水がやや優勢と見たが、レーティング差は僅差。勝利の女神はどっちに微笑むか全く不明。神のみぞ知る。
清水の先発は田村か大城か、はたまた治下か。田村が投げればある程度の予測はつく。タイセイ打線を最少失点に抑える。安定感は抜群だ。不安を探すとすればここ数戦投げておらず、試合間隔が開いていること。大城は球威があるがノーコンが致命傷になりかねない。治下は今季登板が一度もない。本間監督も頭が痛いはずだ。
打線は小寺、金子がいなくなったが、補充もできておりそれほど戦力低下にはなっていない。治下がチームを引っ張れば上昇可能。
タイセイは高橋が好調と見た。普通に投げれば最少失点に抑えられる。一発の警戒は必要だが、連打を浴びることはないと見た。
打線も清水と互角かそれ以上。鍵は花井。いつまでも千葉英などベテランに頼っていては前進しない。ここで存在感を示せるか。
清水に劣るのは機動力。この差が結果に出るような気がするが…。
三井不動産レジデンシャル(81⇒85)-旭化成リフォーム(84.5)
準々決勝戦。ここも大接戦。今季の三井不動産レジデンシャルはチーム状態が最悪、四分五裂かとおもっていたら、昨季のエース吉田が復活。予選最終戦でRBA4人目の完全試合を達成した。相手は〝格下〟のナミキとはいえ価値がある。今回は打線が強化されるが、すいすいの場面もありうる。打線はいいのか悪いのか不明だ。相手の風間がどのような投手か、どうすれば攻略できるかインプットされている打者はいるのか…。
旭化成リフォームは不安のほうが先立つ。風間の調子が読みづらいからだ。調子が良ければ三井レジ打線なら抑える力があるが、やってみないとわからない。
打線は三井レジと互角。吉田投手を攻略できるか。機動力で攻略したいが…。
三井不動産(84.5⇒87)-ケン・コーポレーション(89⇒90)
準決勝戦。屈指の好カード。レーティングをそれぞれあげたが、総合力でケンコーポが勝ると見た。先発は上松か。予選では変化球のコントロールが悪く、苦し紛れのストレートを打たれたが、前試合は球威、制球もよかった。大澤もスクランブル態勢。上松がよくないとみれば早めの継投もある。力は上松と互角かやや勝るか。
打線はやはり羽中田にどうつなぐか。前試合は先頭の村上が四球を選び盗塁を成功させ、2番のベテラン大原も犠打を決めるなど羽中田につなぐ理想的な攻めを見せた。4得点全てが羽中田(打点は1だが)のおかげといっては言い過ぎか。
三井は誰が投げるのか。前試合は12年ぶりに志村が登板し、2安打完投した。細井監督は「来週もお願いします」と頭を下げたが、志村は51歳。いくらなんでも中1週で王者ケンコーポ相手は苦しい。打線ははるかに強化される。振り回す打者はいない。となると相澤か。球威は若いころより衰えたが、それでも並みの投手とは異なる。高速スライダーは健在だ。しっかり守れば最少失点に抑えるはずだ。
問題は打線だ。相手上松も大澤も日曜ブロックではトップクラス。前試合で機動力を生かしたように少ないチャンスをどう生かすか。しっかり守れるかどうかも明暗を分ける。先手を奪えば勝機は高まる。
ケン・コーポレーション(89) 4-1 青山メインランド(84.5)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
ケン・コーポレーション | 1 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 4 | |||
青山メインランド | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 |
ケン・コーポレーションがそつのない攻めで力を見せつけた。初回、村上の四球をきっかけに3番羽中田がきっちり適時打を放ち、5回には38歳大原がダメ押し2ランを放った。上松は球威、制球ともよく2安打1失点(自責ゼロ)完投。青山メインランドは4失点のうち3失点が四球の走者。鈴木投手は5回まで4度四球と内野安打で先頭打者を出したのがすべて。機動力に屈した。
ケンは初回、先頭の村上が四球を選び2盗を決めたあと、2番大原が手堅くバントで送り、3番羽中田が中堅前安打を放ち1点先制。3回にもこの回先頭の村上が四球-2盗と初回と同じような好機を作ったあと、敵失で1点追加。5回には四球で出塁した山田を2塁に置いた1死後、大原が左翼ギリギリに2ランを放ちダメ押し。
上松投手は4回まで四球の走者を一人出したが、併殺で切り抜け、5回には味方の失策から安打を許し1失点したが、ほぼ完ぺきに抑えた。
青山は完敗。5回、1死から5番神宮が敵失で生き、暴投で2進したあと、7番山梨がチーム初安打となる左翼越え2塁打を放ち1点を返すのがやっと。
先発の鈴木は相手の足攻めに屈した。
〇上松 たどれはそうかもしれない(ベンチから〝西武-中日の和田といとこ〟の声が飛んでいた)今日はコントロールがよかった
〇羽中田 上松は昨日朝の4時まで飲んでいたのがよかったかも
〇大原 38歳ですよ。カウント2-1から抜いた球ではなかったか(左翼越え本塁打し)
●北野 優勝を目指したが…(ナインをねぎらったが、涙が止まらず。声も掛けられなかった)
●山梨 48歳だからね。意地ですよ(唯一の打点を放ち)
三井不動産(84.5) 4-1 菱重プロパティーズ(83.5)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
三井不動産 | 0 | 2 | 1 | 0 | 1 | 0 | 4 | |||
菱重プロパティーズ | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 |
三井不動産が快勝。第17回大会以来、実に12年ぶりに登板した志村(51)が6回を2安打に抑え、味方の失策による1失点完投。打っては1番斎藤が2点先制打を放ち、2番大坪が4盗塁を決めるなど7盗塁して志村を盛り立てた。菱重プロパティーズは4番武田が一人2安打を放つなど気を吐いたが、他は沈黙。失策が失点につながった。佐藤投手は力投及ばず。
三井は2回、この回先頭の5番山本が敵失で出塁、そのまま2進したあと、続く内村の中堅前安打で本塁封殺されたが、2死から8番南光院、9番志村が連続四球を選び満塁とし、1番斎藤が右翼前安打し2点先制。3回はこの回先頭の2番大坪が左翼前安打を放ち、2盗、3盗を決めると、4番池田の犠飛で1点追加。2点差に詰め寄られた5回には、またも大坪が敵失で出塁、2盗、3盗を決めると池田の野選で1点加点して突き放した。大坪は4盗塁、チーム全体で7盗塁を決めた。
第17回大会で清水建設相手に2安打完投勝ちして以来、実に12年ぶりに「選手がいないというので」登板した志村は、ストレートを見せ球に得意の鋭く曲がるスライダー、カープをコーナーに投げ分け相手打線をほんろうした。打撃では先制点につながる四球を選ぶなど、相手投手にプレッシャーをかけた。
菱重は完敗。得点は3回、敵失で出塁し、3盗と捕手の悪送球で還った義積の1点にとどまった。放った安打は4番武田の2安打のみ。初回、3四死球で2死満塁の好機を生かせなかったのも悔やまれる。
佐藤は力投したが、2回に2死から2四球を与えたのが悔やまれる。
〝RBAの星〟三井不動産・志村亮氏(51)が12年ぶり登板抜群の制球力健在(2017/11/20)
〇細井監督 来週も頼みます(試合後、志村にお願いしていた)
〇志村 (どうしてそんなに球が曲がるのか)遅いから。球が速いと曲がらない(バックネット裏で観戦したが、意表をつくストレートはともかく、ボールから入ってくる、あるいはストライクからボールになるカーブ、スライダーは落差にして20~30センチはあった)野球? 時々やるていど(顔は真っ黒。身体は若いころとほとんど変わっていなかった)
〇南光院捕手 8~9割方は構えたところに入ってきた。志村さんとか相澤さんの球を受けられるなんて…大学はサークルしかやっていない僕なんか恐縮している(感動の面持ち)
●茂木監督 失策が…
●佐藤 たらればはない…(2回、南光院を1-2に追い込み、内角ストレートをボールと判定されたのを悔やんだ)志村? 敬遠(1つもストライクが入らずピンチを広げた)
●武田(42) 3出塁ですよ。実力ですよ(1度目は四球、2度目はストレートをライトへ、3度目はスライダーをレフト前に運んだ)
●佐々木(36) 投げたのは2年ぶり(5回、途中から投げ好投)
〝RBAの星〟三井不動産・志村(51)が1失点完投-第29回RBA野球大会日曜ブロック準々決勝戦2試合が三郷・サンケイグラウンドで行われ、〝野球は趣味で〟の名言を残し、読売巨人のドラフト1位指名を拒否して平成元年に三井不動産に入社した志村が12年ぶりに登板、菱重プロパティーズを2安打1失点(自責ゼロ)に抑える快投を演じ快勝。ケン・コーポレーションは機動力で青山メインランド圧倒、上松が味方の失策による1失点に抑え完投。両チームはそれぞれドーム進出をかけ来週対決する。
三井不動産(84.5) 4-1 菱重プロパティーズ(83.5)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
三井不動産 | 0 | 2 | 1 | 0 | 1 | 0 | 4 | |||
菱重プロパティーズ | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 |
三井不動産が快勝。第17回大会以来、実に12年ぶりに登板した志村(51)が6回を2安打に抑え、味方の失策による1失点完投。打っては1番斎藤が2点先制打を放ち、2番大坪が4盗塁を決めるなど7盗塁して志村を盛り立てた。菱重プロパティーズは4番武田が一人2安打を放つなど気を吐いたが、他は沈黙。失策が失点につながった。佐藤投手は力投及ばず。
ケン・コーポレーション(89) 4-1 青山メインランド(84.5)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
ケン・コーポレーション | 1 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 4 | |||
青山メインランド | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 |
ケン・コーポレーションがそつのない攻めで力を見せつけた。初回、村上の四球をきっかけに3番羽中田がきっちり適時打を放ち、5回には38歳大原がダメ押し2ランを放った。上松は球威、制球ともよく2安打1失点(自責ゼロ)完投。青山メインランドは4失点のうち3失点が四球の走者。鈴木投手は5回まで4度四球と内野安打で先頭打者を出したのがすべて。機動力に屈した。
第29回球大会日曜ブロック決勝トーナメント2日目の記者のどっちも〝勝って〟予想。( )内の数字は記者のレーティング。
ケン・コーポレーション(89)-青山メインランド(84.5)
不動産健保大会も含めてお互い手の内を知り尽くしているチーム同士の対決。勝敗はこの10年間でケンコーポが8勝2敗くらいではないか。青山を圧倒しているのは昨年末に〝退団〟した絶対的エース小笠原の存在が大きい。
しかし、その小笠原がいない今年は、レーティング上位のケンコーポも安穏としていられない。今年の勝敗は1勝1敗だからだ。
ケンコーポの先発は昨季の優勝投手・大澤だろう。ストレートに威力があり、多彩な球を投げる。仕上がっていれば最少失点に抑えるはずだ。昨年、初登場した上松もいるが、制球に難がある。変化球が決まらないと苦しい。
打線は、羽中田が巧みさを増した。羽中田の前に走者をためたい。他では土田、村上、越前らが売り出し中。機動力もある。
前試合では小松崎-佐々木-津久井の継投が決まったが、今回も青山の先発は横手投げの小松崎か。行けるところまで行くはずだ。継投の段階になったら敗色濃厚の場面か。
打線は、大澤を攻略できるかどうかにかかっている。主砲平野、打撃の調子がよさそうな北野が打てば打線に勢いが付く。ベテラン山梨も元気。このあたりで〝負け癖〟〝苦手意識〟を払しょくしたいはず。
三井不動産(84.5)-菱重プロパティーズ(83.5)
予選で対決しており、三井不動産が完封勝ちした。ここも三井が優勢と見たが、菱重も士気上がる。大久保社長、岩崎副社長など会社幹部も毎試合のように応援に駆け付けている。
三井の先発は相澤でほぼ確定。相澤を欠くようだと苦戦必至。相澤は若いころのスピードはなくなったが、伝家の宝刀スライダーは健在。まず大量失点はしない。
打線は、予選の菱重戦では各バッターが右打ちに徹し、左腕佐藤を攻略した。投手にとって一番いやな攻められ方だ。今回も同じ戦法か。
しかし、菱重佐藤-武田のバッテリーも相手の戦略は百も承知。どのような手で相手打線を封じるか。
打線はわが〝司ちゃん〟義積が元気だし、武田、佐藤もいる。下位打線はやや弱いが、ここを突破しないと前に進めない。奮起に期待。
タイセイ・ハウジー(83.5⇒84) 5-0 ポラス(82)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
タイセイ・ハウジー | 1 | 2 | 0 | 2 | 0 | 5 | ||||
ポラス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
タイセイ・ハウジー高橋が11奪三振2安打完封勝ち。初回、内山が先制弾を浴びせ、〝野球は中学まで〟の9番近藤が決定的な2点打を放った。ポラスは9人のうち8人が20歳代の大工さんが先発したが完敗。2番大山が2安打してひとり気を吐いた。
タイセイは初回、2内山が初球ストレートを左翼越え本塁打。2回には1から6番千葉政の安打と2つの四球から満塁とし、「野球は中学まで」の9番近藤がきれいにセンター返しして2点加点。4回にも四球と敵失を絡め3番花井の適時打でダメ押しの2点を追加した。
左腕エース高橋はトレートが走り奪三振ショー。5回を投げて11個の三振を奪う快投。許した安打は2本のみだった。
ポラスは、この試合の前に草野球の関東大会出場しており、先発メンバー9のうち8人が20歳代の大工さんという若手メンバーで臨んだ。先発の大川が立ち上がりに一発を浴びリズムに乗れなかった。5回からは2番手田中が登板して小気味いいピッチングを披露。来季に期待を抱かせた。
打線は2番大山が2安打を放ったのみ。
〇内山 初球ストレート。すっごく甘かった
〇高橋 真っすぐが勢いあった。(3球三振狙い? )そんなコントロールはない
〇井上捕手 (高橋は)コントロールがいま一つのところもあったが、いい球が来ていた
〇千葉政 涌井? アメリカに行くんじゃないですか
〇千葉英 近藤は三郷でよく打つ
●成田監督 来年は若返りを図る
●折笠 関東草野球大会で投げてきた。3失点自責1で敗戦
●大山 左投手は嫌いだが…
●田中 どこでも守れるが、そんな投手じゃない(元DeNAの千葉英、ロッテ涌井と同期の千葉政が絶賛していた)
三井レジリース(68⇒78) 0-3 菱重プロパティーズ(83⇒83.5)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
三井不動産レジデンシャルリース | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||
菱重プロパティーズ | 1 | 1 | 1 | 0 | x | 3 |
菱重プロパティーズが快勝。4番武田が先制打を放ち、〝関西のイチロー〟9番赤井が技ありの3塁打で1点追加、さらに敵失で1点を加えた。エース佐藤はコントロールに苦しみながら2安打完封。三井不動産レジデンシャルリースは佐藤が力投したが、3失点全てが四球で出した走者だった。打線も佐藤を見殺し。
菱重は初回、2死から佐藤が四球で出塁、2盗を決めると4番武田の中堅越え2塁打で先制。2回には1死から7番鈴木が四球を選んだ2死後、9番赤井が技ありの左翼越え3塁打を放ち1点追加。3回にも1死から佐藤が四球で出塁した2死後、敵失で貴重な追加点を上げた。赤井は2-2の活躍。
エース佐藤は6つの四死球を与えるなど制球に苦しんだが、ここぞという場面で踏ん張った。
三井リースは無念。菱重の左腕・佐藤と互角の投げ合いを見せたが、失点はいずれも四球の走者で2死からによるもの。打線は山際と大坪の2安打に抑えられた。4回、無死満塁の好機で併殺に倒れたのが痛かった。
〇茂木監督 赤井がよく打った
〇赤井 抽選会で〝関西のイチロー〟と言ったでしょ(確かに、あの3塁打は見事。イチローそっくり)
〇義積 相手の山際がバケモン? 俺もモンスターと呼ばれた。高校(滝川二高)では日本代表の1番。阿部慎之助と同期。足だってあるぞ(試合後、タバコが切れたので強請ったら〝賄賂じゃないぞ〟とメンソールを3本くれた。記者は若いころ〝立たなくなるぞ〟と脅されて吸わなくなった。司ちゃん、深海サメは大丈夫か)(相手の佐藤は)いいストレートを持っている(とエールも忘れなかった)
〇武田 打ったのはストレート
〇松村 あれは打てない(2回、フォークに三振して)
●阿部捕手 あれを打たれるとは…(左の赤井に3塁打された球は外のボールからギリギリ入るスライダー)
●佐藤 切れると思ったが…。来年また頑張る(赤井にうまく打たれて)
三菱地所リアル(84⇒83) 0-11 青山メインランド(84⇒84.5)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
三菱地所リアルエステートサービス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||
青山メインランド | 0 | 1 | 9 | 1 | X | 11 |
青山メインランドが〝大笑〟した。2回、振り逃げをきっかけに1点先制、3回には拙守につけこみ1~9番まで全員連続得点の9点を挙げ試合を決めた。小松崎-佐々木-津久井が2安打完封リレー。地所リアルは岡野監督が欠場。緊張の糸が切れたナインは7失策・野選。敗れタコ、支離滅裂、四分五裂になった。
青山は2回、この回先頭の6番岡本が振り逃げで出塁、敵失で3進すると8番鈴木の内野ゴロで難なく先制。3回には2番佐々木の安打をきっかけに3つの四球と6つの敵失を絡め、1番豊田、3番北野の適時打など打者15人を送る猛攻でこの回一挙9点を奪い試合を決めた。鈴木が1発を放ち、先発全員得点のおまけつき。
先発の小松崎は3回を投げ1安打4三振、2番手の佐々木は1回1安打、最後は津久井が3者三振の完封リレー。
三菱地所リアルエステートサービスは元気なし。7番松田と代打遠藤の2安打に抑えられた。7三振を喫した。11失点のうち投手の自責点は1点のみ。
〇北野監督 次のケンさんとは今季1勝1敗(不動産健保大会含む)。次につながる試合ができた
〇山梨 ケンさんに負けた試合に俺は出ていない
●ナイン (S不動産は野球部11人中8人が宅建に受かったそうですよ)何言ってんだ、俺たちは部員50人のうち資格を持っていないのはIだけだぞ。保有率は98%だ
8強決まる-第29回RBA野球大会日曜ブロック決勝トーナメント1日目が11月12日、三郷・サンケイグラウンドで3試合が行われ、三菱地所リアルエステートサービスに圧勝した青山メインランド、三井不動産レジデンシャルリースに完封勝ちした菱重プロパティーズ、ポラスに快勝したタイセイ・ハウジーがベスト8に勝ち進んだ。青山メインはケンコーポと、菱重は三井不動産と、タイセイは清水建設とそれぞれベスト4を賭けて戦う。
三菱地所リアル(84⇒83) 0-11 青山メインランド(84⇒84.5)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
三菱地所リアルエステートサービス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||
青山メインランド | 0 | 1 | 9 | 1 | X | 11 |
青山メインランドが〝大笑〟した。2回、振り逃げをきっかけに1点先制、3回には拙守につけこみ1~9番まで全員連続得点の9点を挙げ試合を決めた。小松崎-佐々木-津久井が2安打完封リレー。地所リアルは岡野監督が欠場。緊張の糸が切れたナインは敗れタコ、支離滅裂、四分五裂になった。
三井レジリース(68⇒78) 0-3 菱重プロパティーズ(83⇒83.5)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
三井不動産レジデンシャルリース | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||
菱重プロパティーズ | 1 | 1 | 1 | 0 | x | 3 |
菱重プロパティーズが快勝。4番武田が先制打を放ち、〝関西のイチロー〟9番赤井が技ありの3塁打で1点追加、さらに敵失で1点を加えた。エース佐藤はコントロールに苦しみながら2安打完封。三井不動産レジデンシャルリースは佐藤が力投したが、3失点全てが四球で出した走者だった。打線も佐藤を見殺し。
タイセイ・ハウジー(83.5⇒84) 5-0 ポラス(82)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
タイセイ・ハウジー | 1 | 2 | 0 | 2 | 0 | 5 | ||||
ポラス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
タイセイ・ハウジー高橋が11奪三振2安打完封勝ち。初回、内山が先制弾を浴びせ、〝野球は中学まで〟の9番近藤が決定的な2点打を放った。ポラスは9人のうち8人が20歳代の大工さんが先発したが完敗。2番大山が2安打してひとり気を吐いた。
三井不動産リアルティ 0-5 野村不動産アーバンネット
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
三井不動産リアルティ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||
野村不動産アーバンネット | 0 | 0 | 0 | 5 | x | 5 |
野村不動産アーバンネットが快勝。2年連続で東京ドーム進出を決めた。4回、7番田中の先制打をきっかけに敵失も絡め5点を奪い、高木-岩崎の継投も決まり、完封勝ち。三井不動産リアルティは石谷投手が3回まで踏ん張ったが、4回強打の野村打線に捕まった。
0-0の4回、野村はこの回先頭の5番森が中堅前に運び、続く中山の四球で好機を作ると、7番田中の中堅越え2塁打で先制。さらに敵失と9番折笠の安打などで5点を奪い試合を決めた。
三井は1番米澤が3安打を放ち、気を吐いたが及ばず。
○三根監督 今年の決勝Tは打線があまり良くなくちぐはぐだったが、今日はいい形で集中打が出て、粘り強くやれた。漠然と打つのでなく、1球で仕留める集中力をと言ってきた。投球では新卒の高木が力をつけてきた。岩崎はなかなか投げる機会が無かったが、今日はしっかり投げすごく良かった。茂木と3人、来年が楽しみです
○田中 (先制打について)点が入らず流れに乗っていなかった場面。思い切っていって良かった。打席に立つ前に監督から言われたのは、思い切って振るようにということ。監督の指示通りです!
〇中川 (打撃不振? )自由契約。トライアウトに挑戦するか(今期はRBAを含め無安打。この日も3打数ノーヒット。かなり重症。昨季の年俸は1億8,000万円。大幅ダウン必至だが、まだ若い。PLの生き残りとして引く手あまた。三井・安西監督が狙うか)
●安西監督 チーム力の差。大事なところで、野村さんは1本をきっちりつないで点を取り、我々はつなげず点が取れなかった。また、野村さんは投手を中心にしっかり守られるチームでした。差が出ました。来年は私も投げる。年齢? 来年で53歳。ミサワさんの鉄人大野さんに挑戦する。平賀? 私より年上。まだまだ大丈夫。毎日のように走っているようですよ
●石谷 3回までは何とか粘れたが、4回、四球を出したのがまずかった
初回、走者一掃の3点2塁打を放った東急リバブル濱
東京ドーム切符は野村アーバンと東急リバブル-第8回不動産流通カップ準決勝戦が11月8日、大井ふ頭野球場で行われ、三井不動産リアルティに完封勝ちした野村不動産アーバンネットと、住友不動産販売を下した東急リバブルがそれぞれ東京ドーム進出を果たした。決勝戦は日程の都合で来春になる模様。
東急リバブル 8-4 住友不動産販売
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
東急リバブル | 6 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 8 | |||
住友不動産販売 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 2 | 4 |
東急リバブルの先制攻撃が奏功、3年ぶりドーム切符を手にした。初回、9番濱の走者一掃の3点2塁打などで6点をもぎ取った。エース坪井が粘り強く投げた。住友不動産販売はエース伊藤が疲れからか先発回避。代わって西が先発したが、2死から制球を乱し痛打を浴びた。
三井不動産リアルティ 0-5 野村不動産アーバンネット
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
三井不動産リアルティ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||
野村不動産アーバンネット | 0 | 0 | 0 | 5 | x | 5 |
野村不動産アーバンネットが快勝。2年連続で東京ドーム進出を決めた。4回、7番田中の先制打をきっかけに敵失も絡め5点を奪い、高木-岩崎の継投も決まり、完封勝ち。三井不動産リアルティは石谷投手が3回まで踏ん張ったが、4回強打の野村打線に捕まった。
東急リバブル 8-4 住友不動産販売
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
東急リバブル | 6 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 8 | |||
住友不動産販売 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 2 | 4 |
東急リバブルの先制攻撃が奏功、3年ぶりドーム切符を手にした。初回、9番濱の走者一掃の3点2塁打などで6点をもぎ取った。エース坪井が粘り強く投げた。住友不動産販売はエース伊藤が疲れからか先発回避。代わって西が先発したが、2死から制球を乱し痛打を浴びた。
リバブルは初回、1死から古屋、大田が連打した2死後、4者連続四死球で3点を挙げ、9番濱は走者一掃の3点2塁打を放った。2回にも、この回から登板した伊藤を攻め、古屋、5番近藤、7番宮倉の安打などで2点を追加。
エース坪井は緩急を使い4失点完投。
住友はエース伊藤が先週2試合で11回を投げ、疲れが残っていることから登板回避。先発の西が崩れた。打線は2回、2つの四死球と敵失の1死満塁から8番鈴木が安打して1点を返したが、後続が凡退。3回には2死から5番村井、6番新井の連打で1点、最終回には2死から鈴木の2塁打などで2点をそれぞれ返したが、序盤の大量失点がこたえた。
〇大槻監督 今季は練習試合も含めてたくさん試合をやってきた。坪井がよくなってきた
〇坪井 今年は安定して投げられたが、肩が痛い
〇濱 四死球が続いていたので甘い球が来ると睨んでいたら、その通りになった。(打ったのは)甘いストレート
〇古屋 今日は次男の誕生日。昨日は結婚記念日。私と河野、小宮山はセンター旅行をキャンセルして試合に臨んだ(2安打2三振)
〇河野 今日は2塁打1本(奥さんが応援に駆け付けていた)
●古賀監督 しょうがない。早くドーム決勝戦やりたい(対戦相手は野村)
●伊藤 先週投げすぎた…(3回以降はほぼ完ぺきに抑えた)
野村不動産アーバンネット 6-1 オークラヤ住宅
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
野村不動産アーバンネット | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 3 | 6 | |||
オークラヤ住宅 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
野村不動産アーバンネットが快勝。俊足の折笠が決勝打を放ち、塚本がダメ押し3ランを放った。エース茂木はしり上がりに調子を上げ1失点完投。オークラヤ住宅は新エース加藤の制球が乱れた。
1-1の同点の4回、野村はこの回先頭の7番高原が右翼越え3塁打を放ち、続く折笠が右翼前安打を放ち勝ち越し。折笠は2、3盗を決め相手を揺さぶり、1番礒部の内野ゴロで生還。6回には3番塚本が左翼越え3ランを放ちダメ押し。4打点の活躍。主砲中川は2四球を選んだが、この日もノーヒット。
エース茂木は立ち上がり不安だったが、3回以降はほぼパーフェクトに抑え、4安打10奪三振の好投。
オークラヤ住宅は初回、先頭の斎藤が四球で出塁し、3番や丸山の安打などで1点を挙げたが、得点はこの1点のみ。2回には6番出羽の2塁打と8番横地の安打で好機をつくったが生かせず。加藤投手は制球が定まらなかった。
〇茂木 アップが全然できなかった(同じことを積水ハウス工藤が話し、旭化成ホームズ今野も住友不動産販売伊藤も先頭打者に安打を許した)
〇中川 打撃不振? 自分でもよくわからない
〇山本 足の速さ? 折笠さん、礒部さん、そして私の順
●小森監督 相手の投手がよかった。肩? 痛そうには見えなかった
●加藤 制球が悪かった
住友不動産販売 7-0 ナイス
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
住友不動産販売 | 0 | 1 | 2 | 0 | 1 | 3 | 7 | |||
ナイス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
住友不動産販売が圧勝。エース伊藤が別の試合で5回を投げていたにもかかわらず6回を4安打完封。全7打点を6番以下の下位打線がたたき出した。ナイスは初回の好機を生かせなかった。
住友は2回、この回先頭の4番越前が中堅前に運んだ1死後、6番新井龍の適時打で先制。3回には9番上田の2ランで加点。5回にも1点を追加し、6回は8番前田の2点適時打などで勝負を決めた。9番上田が3打点、8番前田が2打点を挙げた。
エース伊藤は、試合前にも別の大会で投げており、この日の試合を含め11イニングを投げたが余裕の完封勝ち。
ナイスは初回、先頭の中島の2塁打と3番池田の内野安打で1死1、3塁、2回にもこの回先頭の6番横澤の安打と8番佐藤大の安打で1死1、3塁の好機をつくったが後続が凡退。その後は伊藤に翻弄され無安打に抑えられた。足のなさが致命傷になった。
before
〇古賀監督 伊藤はダブルヘッダー。11回投げている。前の試合は彼の暴投で負けたが…上田が2ラン
〇前田 久々の快打(左狙いの右打ちが見事。ソフトバンク内川と松田を足して割ったような打法)
●城戸監督 相手が強かった
●村尾 僕が満塁の好機で打てなかった
●山本 来年はいける(まだ3年目なのに1回もだず足がつるとは情けない。相手のエースは11回投げてケロッとしているぞ)