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2018/11/11(日) 17:29

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〝あれはセカンド強襲ヒットだ〟木下(右は〝右玉〟橋本 この日は1-0、2四球)

青山メインランド(84⇒85.5) 3-4 三菱地所リアル(85⇒85.5)

  1 2 3 4     合 計
青山メインランド      
三菱地所リアル 3X      

  (時間切れ)

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プーチン寺田

 過去の戦績が80戦25勝55敗、勝率0.313。8強入りすら経験がない三菱地所リアルエステートサービスが今季のこれまでの試合同様、神がかり的な逆転サヨナラ勝ちで夢の東京ドーム進出に王手をかけた。「今年は2試合で終わると思っていた」岡野監督は感極まり、「東京ドームにいく」声は上ずっていた。下位打線が繋ぎ、最後は木下が決勝打(相手からすれば失策)を放った。プーチン寺田が粘投。青山メインランドは勝利目前で浮足立った。

 2点を追う地所リアルは最終回、この回先頭の5番栗山と6番落合が投手返しの右翼前安打を放ち好機をつくると、続く込山が四球を選び満塁。ここで8番松田が右翼前に運び1点差。9番吉田がきっちり犠飛を放ち同点。勢いに乗る地所リアルは2塁走者込山が相手の一瞬のスキを突いて3塁盗塁を決めプレッシャーをかけると、1番木下のセカンドライナーが相手2塁手のグラブをはじき、込山が猛然とホームを突き抜けた。

 1点先制を許した地所リアルは初回、木下、寺田の連打と橋本の四球で満塁とし、4番小林の犠飛で同点。しかし、その後は決定打を欠き、嫌なムードが漂っていた。

 エース寺田は被安打5、与四死球5、自責点3の完投。粘り強く投げた。

 青山はまさかのサヨナラ負け。初回、先頭の津久井がいきなり3塁打を放ち、3番平野の犠飛で先制。同点の3回には9番佐々木の安打を平野の適時2塁打で1点リード。4回には6番神宮と8番土田の内野安打と犠打、野選で1点を加点。残塁7が示すように、突き放すあと一本が出なかった。

 先発の小松崎は3回を3安打1失点で降板。2番手の鈴木は1回3分の2を投げ、抑えの津久井につないだが、津久井は相手の徹底した右打ちに屈した。

〇岡野監督 〝下位打線が弱い〟と書かれたもんだから、今日は下位打線が活躍した。今年は(組み合わせが厳しく)2試合で終わりだと覚悟を決めていた。8試合もできるなんて…東京ドーム行きますよ。レーティング? もうあげなくていい。ユニフォーム? 足りないから(後藤に)貸したんだよ

〇寺田 うちのこれまでの勝率を見たら3割ちょっと。打者ならすごいが、そんなに弱かったの。今日はよく3点で抑えた。相手のバッティングはすごかった

●豊田 牽制で刺されちゃった(3回の攻撃で…最終回の2塁手としての守りでも痛恨の失策。1塁走者が飛び出していただけに併殺だったかも。今夜は眠れないのではないか。しかし、泣くな、豊田よ、あなたが悪いわけじゃない。失策はチーム全体の力の反映でしかない。何が起きるか分からないから、記者はレーティングを同数とした)

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〝おっ、ダメか〟木下

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〝やったぞ、サヨナラだ〟

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〝下位打線は打てない? 2塁打と四球でサヨナラの走者だ、俺が込山だ〟

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〝馬鹿野郎、俺が逆転を呼び込んだんだ、松田だ〟

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〝ドームに行くぞ〟

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先制の犠飛を放った平野

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小松崎

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津久井

 

 

2018/11/09(金) 17:15

 第30回RBA野球大会日曜ブロック決勝トーナメント2日目が11月11日(日)、三郷サンケイグラウンドで準々決勝戦4試合が行われる。記者の〝どっちも勝って〟予想。( )内の数字はレーティング。⇒印は前試合の戦いぶりを考慮した修正。

清水建設(88)-タイセイ・ハウジー(86.5⇒87)

 清水がやや優勢と見たが、愛と憎しみは紙一重、賽の目と同様、終わってみないと分からない。双方とも勝ち切る絶対的な力がないとみた。

 両チームは昨年も準決勝戦で対決しており、清水が3-5から最終回に一挙6点を挙げ逆転勝ちしている。そのツキはまだあるのか。先発は田村兄か治下か。田村は球威が衰えたとはいえ安定感は抜群。行けるところまで行くはずだ。治下も仕上がっていれば力で押し切る力がある。昨年好継投した鈴木は今季一度も登板していないので、継投が難しい。序盤に大量リードして逃げ切るのが理想形だ。

 打線はやはり小寺がカギを握る。小寺が打てばムードが一変する。投手としてはノーコンの烙印を押された大城が打撃で活躍するようだと勝機は高まる。伏兵も多士済々。

 タイセイは昨年の悪夢を振り払えるか。先発は前回投げた千葉英ではなく、やはりエース高橋だろう。あと一歩で勝利を逃したが、昨年も好投した。雪辱を期すはず。

 打線は清水と互角かそれ以上。鍵を握るのは、旬が過ぎ賞味期限すれすれの千葉兄弟よりは野呂兄弟だ。弟は軟式にはまだ慣れていないようだが、前試合は鋭い打球を飛ばした。ホームラン狙いでなく軽打に徹したい。塁に出れば足もある。兄は弟の前で打つのか。存在感を示すか。

三井不レジ(89⇒87)-三井不レジリース(86⇒88.5)

 どちらが兄で弟か分からないが、相手の手の内を知り尽くしている兄弟対決。実績からは2連連続で決勝に進出している三井レジだが、リースは今年のオール三井の大会で優勝している。互角と見た…いや、三井リースが勝つと見た。

 三井レジはエース吉田だろうが、今季は登板していない。染野か小平田か。打線もいいのかどうかよくわからない。2年連続の決勝進出でお腹いっぱいだし、業績も絶好調。第2四半期決算の売上高は前年同期比984億円増の2,332億円、マンションの今期計上予定戸数3,250戸の契約進捗率は実に90%。もう来季に備え、休眠状態に入っているのではないか。土肥を打てる打者も見当たらない。

 リースは、宅建試験で44点の高得点を挙げた元ヤクルト土肥が頭だけでなく、力の差を見せつけるか。

 打線もいい。土肥の後輩の小野田は化け物。つい2、3年前までは底が抜けた桶状態だった守りもよくなってきた。レジを圧倒するか。

 青山メインランド(84⇒85.5)-三菱地所リアル(85⇒85.5)

 戦績は青山、勢いは地所リアル。大混戦。あと一歩でいつも決勝進出を逃している青山は今年創業30周年とか。念願の決勝目指し士気は高い。エース小松崎の調子もよさそう。はまればスイスイ投げる。

 打線は脆さもあるが、一気呵成に攻める攻撃力は破壊力抜群。

 地所リアルは激戦を勝ち抜いてきた勢いがある。エースのプーチン寺田は肩痛を抱えるが登板間隔も十分。気合の投球を見せるか。前回は変化球もさえた。

 打線は下位がやや非力だが、上位打線は好調。〝右玉〟橋本が神がかり的な活躍でチームに活を入れた。変則投球の小松崎を攻略できるか。ブルンブルン振り回し、下半身のバランスを崩すようだと相手の術中にはまるが…。

 レーティングに差をつけようと必死で考えたが、結局断念した。何が起きるか不明。

東京建物(84.5⇒85)-野村不動産(83) 

 東建がやや優勢。三井不動産レジデンシャルを予選で撃破した力は本物だ。エースで4番の河越はここも力で押し切るか。左腕斎藤も絶好調。どちらが投げても野村打線を封じる力があると見た。

 打線は、やはり河越だ。どれだれ河越の前に走者をためられるか。河越が不調だと危ない。

 鑑定士村部はどうした。選手村の売却価格を一種8万円と評価した不動産鑑定士を信用できなくなった記者だが、その不信感を払しょくできるか。すごすごと尻尾を巻いて退場するのか。ここは見ものだ。

 野村は、一昨年の大手デベロッパーの野球大会優勝チームとしても〝プラウド〟のプライドにかけても負けられない一戦。予選は対戦相手に恵まれた観はあるが、53歳の松崎常務が大活躍。河越を攻略したら拍手喝采。

 投げるのは増田か、それとも他にエースがいると聞いているが…。

2018/10/28(日) 21:33

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満塁弾を放った高橋

ポラスグループ(81⇒83) 3-9 タイセイ・ハウジー(86.5)

  1 2 3 4     合 計
ポラス 0      
タイセイ・ハウジー      

  (時間切れ)

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高橋を迎えるベンチ

 タイセイ・ハウジーが快勝。いつも投げる高橋が1塁を守り満塁弾を放ち、普段は1塁を守る千葉英が先発し無難に投げた。ポラスのエース折笠は3回に集中打を浴びた。

 タイセイは初回、先頭の高橋が安打を放ち、3番野呂兄の適時打で先制。そのごみ敵失でこの回3点先取。3回は、この回先頭の野呂兄が四球をで出塁、続く元新潟アルビレックスの盗塁王・野呂弟の左翼前安打で好機をつくると5番井上、8番吉村の適時打と高橋の中堅越え満塁弾でこの回一挙6点を挙げ試合を決めた。

 千葉英は4回まで4つの四球を与えるなど制球はいま一つだったが、変化球が決まった。2番手の野呂兄は4四死球を与えた。

 ポラスは完敗。2回、3四球を選びながら9番片野の適時打による1点どまりだったのが悔やまれる。折笠は3回、2死から9番打者に四球を与え、高橋に満塁弾を浴びた。打線は2回、9番片島の適時打で1点を挙げ、5回は4つの四死球などで2点を返すのがやっとだった。

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左翼前安打を放った野呂弟(捕手は細野)

〇千葉英監督 完封するかも(4回まで打たれた安打は1本のみ。変化球が冴えた。しかし、下位打線に4四球はなぜ)

〇野呂弟 (水曜ブロックの同僚だったトラバース木ノ内は打率7割以上、本塁打3本、打点王、あなたが打たないと優勝できないと伝えると)軟式? 難しい。そんなにプレッシャーかけないでよ(と言いながら目の覚めるような安打を放った)

●成田監督 今年はグラウンドコンディションが÷なったのが全て

●折笠 4回が… あの満塁弾は完璧に打たれた。力負け

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〝調子がいいのかか悪いのか、この球に聞いてくれ〟千葉英

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〝最後は力負け〟折笠

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〝穴があったら入りたいよ〟成田監督

 

2018/10/28(日) 20:33

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サヨナラだ!地所リアル

サンフロンティア不動産(84⇒85) 2-3 三菱地所リアル(84⇒85)

  1 2 3 4     合 計
サンフロンティア不動産 0      
三菱地所リアルエステートサービス 1X      

  (時間切れ)

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サヨナラ打を放った栗山

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寺田(左)と栗山

 三菱地所リアルエステートサービスが水曜ブロック時代を含め参加28回目にして初の決勝トーナメント勝利をサヨナラでもぎ取った。〝イケメン〟栗山がサヨナラ打を放った。エース寺田はキレがよく2失点(自責ゼロ)の好投。サンフロンティア不動産の三村も寺田と互角の投球を見せたが、最後は力尽きた。

 先制したのは地所リアル。4回、この回先頭の4番小林がチーム初安打となる2塁打を放ち、続く栗山の安打と盗塁で無死3、3塁にすると、6番落合の左翼前2点打で先制。

 好機をつくりながらあと1本が出なかったサンフロが最終回に反撃。これまで2度の走者を置きながら凡退していた主砲の4番末次が怒りの2塁打を放つと、5番川添のショートゴロが敵失となり末次が生還。川添は3塁まで進んだあと、6番三村が自身2本目の安打を右翼前に運び同点に。

 地所リアルに漂った嫌な空気を吹き払ったのはまたも〝右玉〟橋本だった。6回裏、この回先頭の「右玉の調子はいい」3番橋本が四球を選び、続く小林が2塁打を放ち無死2、3塁にすると、栗山がきれいに中堅前に運びサヨナラ。

 寺田投手は毎回走者を出しながら6安打2失点(自責ゼロ)に抑えた。

 サンフロは惜敗。毎回走者を出しながら決定打を欠いて迎えた6回、この回先頭の4番末次が2塁打を放ち、敵失と6番三村の適時打で同点に追いついたが、突き放せなかった。

 三村投手は力投したが、4回、6回に集中打を浴びた。

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寺田

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三村

〇ナイン 決勝トーナメントで初めて勝ったぞ!(勝った瞬間、誰かれなく歓声をあげた)

〇落合 先制打を放ったのはわたし。決勝打になるはずだったのに…あいつ(栗山)に(ヒーローの座を)持っていかれた

●野崎監督 …

●末次 この悔しさをバネに練習しよう…なんて考えるのは誰もいないよな

●三村 調子? よくなかった。(同点打の)走った影響? 関係ない(試合後は大の字になって悔しがっていた)

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岡野監督(左)と向井ゼネラルマネージャー

 

2018/10/28(日) 17:51

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土肥

三井不動産レジリース(86) 9-0 旭化成リフォーム(85.5)

  1 2 3 4     合 計
三井不動産レジデンシャルリース 0      
旭化成リフォーム      

  (時間切れ)

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2回、本塁打を放った小野田を迎えるベンチ

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2発を放った小野田

 宅建試験で44点の高得点を挙げた元ヤクルトの投手で三井不動産レジデンシャルリースの新人土肥投手が好投し、東洋大野球部の3つ後輩の小野田が2発の祝砲で圧勝。1番大坪が猛打賞を記録するなどチーム全体で15安打を放った。旭化成リフォームは先発の森が打たれた。

 三井リースは2回、この回先頭の5番小野田が右翼越え本塁打し、6番佐藤7番中野の連打した2死後、1番大坪が適時2点打を放ちこの回3点先制。4回には9番土肥、大坪、2番渡辺の3連打で1点、5回には2本目となる小野田の本塁打と大坪、渡辺の適時2塁打などで4点を加点。

 土肥は、「力2分か3分」(小野田捕手)ながら、球をコーナーに散らし牛耳った。

 旭化成は完敗。初回、1死から2番木下が四球で出塁、4番中口の安打で木下は本塁を狙ったか憤死。その後も走者を送ったが決定打を欠いた。

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2回、大坪の安打で生還する中野

〇藤代 点差ほど力に差があったわけではないが、小野寺が2発放ち、打線もよく打った。いい流れ出来ている

〇小野田 土肥? いいっすね。力2分か3分だがよかった。本塁打? たまたま(桐生第一-東洋大。本職は捕手で、4年生で公式戦に出場したとか。3つ先輩の土肥の球を受けたこともあるはず)

〇佐藤 小野田を初めて見たがすごいパワー。土肥が投げられたのは雨で試合が延期されたため。宅建前に試合が行われていたらわたしが投げる予定だった

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旭化成リフォーム森投手

◇       ◆     ◇

 万歳!万歳!土肥万歳!-どこが勝とうが負けようが関係ない。こんな嬉しいことはない。野球漬けの元プロの選手が入社してわずか数カ月の勉強しかやっていないのに、宅建試験で44点の高得点を挙げるとは…(元独立リーグのサンフロンティア不動産・末次は昨年40点で合格した)。30年近くもRBAの取材をやってきた甲斐があった。〝野球は馬鹿じゃできない〟-元オリックスでケン・コーポレーションで活躍した庄司大介氏の名言を証明した。

 ウィキペディアによると、東洋大法学部卒の土肥は2014年10月23日、ドラフト会議で東京ヤクルトスワローズから6位指名受け入団。2017年10月、戦力外通告を受けた。この間の公式記録は8試合に登板、10回3分の1を投げ、勝敗に関係なく、自責点7で防御率は6.10。三井不動産レジデンシャルリースに入社したのは今年5月。

 土肥は高校時代からプロを目指していたようで、他のプロ入りする選手と同様、学業に熱中することはなかったという。

 「宅建」の勉強はすぐ始めたようだ。「人事部の(チームメートでもある)竹谷さんが作ってくれたカリキュラムに添って土日は10時間、平日は3~5時間くらい。竹谷さんのお陰。間違ったのは民法で3問、税金で1問、業法で2問」と話した。

 その竹谷は「始業前は早く出勤し、終業後も遅くまで残ってよく勉強していた。44点は社内でも他に1人くらいしかいない」とほめた。

 次戦は過去2年連続で決勝に進んでいる三井不動産レジデンシャルだが、この勢いなら撃破しても不思議でない。同僚対決とはいえ土肥は手抜きなどしないと見た。

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竹谷(8番で出場。1安打を放った)

来季大爆発の予感RBA日曜の最強打者サンフロンティア末次40点で宅建士合格へ(2017/11/23)

 

 

 

2018/10/24(水) 17:32

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〝点を取られないのがいい投手だ〟伊藤

住友不動産販売(87) 10-3 オークラヤ住宅(83.5)

  1 2 3 4     合 計
住友不動産販売 0         10
オークラヤ住宅        

  (コールド) 

 住友不動産販売がコールド勝ち。近藤が3ランを含む4打点。エース伊藤が大量点に守られ完投。オークラヤはエース加藤が不調。

 住友は2回、1死から6番布施が四球で出塁、続く円城寺の適時打で1点先制。さらに2死1、3塁から1番近藤が3ランを放ちこの回4点。3回には敵失で1点、4回には敵失を絡めて2番新井の適時打などで2点、5回にも2死から5番岡村、布施、9番小畑の3安打などで3点を挙げた。

 エース伊藤は9安打を浴びたが要所を締めた。

 オークラヤ住宅は完敗。安打は住友を上回る9本を放ったが、あと1本が出なかった。エース加藤は2、4、5回とも2死からの失点(3回は味方の失策による失点)。野手陣も援護できなかった。

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決勝打を放った円城寺(左)と新婚の布施

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〝おっと〟当たり損ねの投手ゴロに倒れた近藤

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近藤の投手ゴロで生還する円城寺

 

2018/10/24(水) 17:07

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松下投手

東急リバブル(86) 9-2 ちばリハウス(81)

  1 2 3 4     合 計
東急リバブル 0      
ちばリハウス      

  (時間切れ)

 東急リバブルが最終回に一挙8点を奪い逃げ切り。新人の松下投手が5回まで1安打、7奪三振の快投。待望の快速投手が誕生した。ちばリは完敗。城戸の好投に応えられず。最終回2点を返したが焼け石に水。

 東急は2回、この回先頭の4番河野が四球を選び、続く近藤が適時2塁打(ちばリはエラーと記録)を放ち1点。その後、追加点を奪えなかったが、6回、この回先頭の3番宮倉が四球を選んだ1死後、近藤がまたも2塁打で1点を追加すると、松本、宮本の連打に8番坪井の3ラン(ちばリは安打とエラーと記録)が飛び出し、最後は河野がとどめの3点2塁打を放った。

 先発の松下は6回、1死から5連続四死球を与え降板。最後はエース坪井が締めた。

 ちばリハウスは完敗。城戸投手が粘り強く投げ、チーム唯一の安打を放ったが、打線の援護がなかった。

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2回、先制のホームを踏む河野(捕手は杉田)

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6回、近藤(背番号5)と宮倉(同0)を迎えるベンチ

IMG_0321_六回、宮本ホームイン。奥を回っているのが坪井.jpg
6回、ホームインする宮本

〇松下 朝日大学時代のMAXは145キロ。途中でひじを痛め、プロに行く気力もなくなった。(途中降板は)スタミナ切れですね。1年間のブランクもありますし…。宅建? 大学時代に取得済みです(大学時代は公式戦で数勝挙げているそうだ。サイドスロー)

〇近藤 二回はたまたま。6回はつなぐ気持ちでいって結果良かった

〇坪井 セカンドの守備? 高校時代ぶり、15年ぶりくらい。楽しかったです

〇ナイン 松下? スピードは間違いなくRBAの上位

●永田監督 新ユニフォームは注文済み。この日勝てば次戦で披露する(と試合前)相手はいいピッチャー。全然打てなかった(と試合後)

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城戸投手(記者は観ていなかったが、リバブル打線を5回まで1失点に抑えた力は本物か)

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ちばリ最後のユニフォーム姿

2018/10/24(水) 16:13

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山本投手

野村不動産アーバンネット(91) 3-5 ナイス(85)

  1 2 3 4     合 計
野村不動産アーバンネット      
ナイス      

  (時間切れ)

 ナイスが逆転勝ち。0-3の4回、突如崩れた相手高木投手から6四死球と針生、稲垣の連打などで一挙5点を挙げた。山本投手が自責ゼロの好投。野村アーバンはRBA野球大会に優勝した燃え尽き症候群か、主力をほとんど欠き、高木投手が試合をぶち壊した。

 ナイスは4回、この回先頭の3番中島以下、4番武田、5番山本が連続四球を選び満塁とし、続く芦沢が犠飛でまず1点。7番池田が四球で再び満塁とすると、8番針生、9番稲垣の連打で逆転。なおも1番村尾、2番茂木の四死球で1点を追加した。

 山本投手は味方の拙守で3失点したが、自責点ゼロの5安打完投。8三振を奪った。

 野村はまさかの敗戦。初回、先頭の佐藤が2塁打を放ち、敵失と5番小林の適時打で2点を先制。3回にも3番礒部の安打を足掛かりに敵失で1点を追加して試合を優位に進めたが、その後はノーヒットに抑えられた。選手は9人しか集まらず、レギュラーは礒部と吉本くらいで、ベテラン佐藤も2安打するなど気を吐いたが、及ばず。

 茂木に続く投手として期待されている高木は3回まで1安打とほぼ完ぺきの投球を見せたが、4回に突如として崩れた。

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針生(左)と池田

 

〇城戸監督 山本がよく投げた。針生も2安打。横澤? おたふくかぜの疑いは晴れたのだが体調不良で欠場。酒? 少し飲んでいるようだ

〇山本 あの3失点はみんなエラーでしょ(数年前の新人に戻ったように元気)。三井リアルってそんなに強い? (抑えられるか)

〇池田 6年前高崎商業時代の94回大会に甲子園に記録員として出場しています

●阿部監督 結婚やら仕事やら引っ越し準備やら…主力を欠いた。野球はこういうときもある

●吉本 燃え尽き症候群かも

●東海林 高木はつかみどころのない好投(2回までを評して)

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〝お宅らはもう満腹でしょ〟タイムリーを放った山本(左)とナイス芦沢1塁手

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〝さわやかな秋だなぁ〟高木(堪えている様子は全くなかった)

 

2018/10/24(水) 15:05

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ナイス山本投手

 第9回RBA不動産流通カップ第1回戦3試合が10月24日(水)、大宮健保グラウンドで行われ、ナイス、東急リバブル、住友不動産販売がいきなり準決勝進出を決めた。準決勝戦は住友-東急、ナイス-三井不動産リアルティと決まった。11月14日(水)に行われる予定。( )内の数字はRBA大会のレーティングにならった。

住友不動産販売(87) 10-3 オークラヤ住宅(83.5)

  1 2 3 4     合 計
住友不動産販売 0         10
オークラヤ住宅        

  (コールド)

 住友がコールド勝ち。近藤が3ランを含む4打点。エース伊藤が大量点に守られ完投。オークラヤはエース加藤が不調。

東急リバブル(86) 9-2 ちばリハウス(81)

  1 2 3 4     合 計
東急リバブル 0      
ちばリハウス      

  (時間切れ)

 東急が最終回に一挙8点を奪い逃げ切り。新人の朝日大卒の松下投手が5回まで1安打、7奪三振の快投。大学時代のMAXは145キロとかで、待望の快速投手が誕生した。ちばリは完敗。最終回2点を返したが焼け石に水。

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松下投手

野村不動産アーバンネット(91) 3-5 ナイス(85)

  1 2 3 4     合 計
野村不動産アーバンネット      
ナイス      

  (時間切れ)

 ナイスが逆転勝ち。0-3の4回、突如崩れた相手高木投手から6四死球と針生、稲垣の連打などで一挙5点を挙げた。山本投手が自責ゼロの好投。野村アーバンはRBA野球大会に優勝した燃え尽き症候群か、主力をほとんど欠き、高木投手が試合をぶち壊した。

第9回RBA不動産流通カップ10/24開幕 記者の〝勝って〟予想(2018/10/19)

2018/10/11(木) 17:09

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約200名の応援団に呼び掛ける磯貝社長

 ミサワホームは社員約10人が入場開始時刻の1時間以上前からドーム前に集合し、同社イメージキャラクターのミッフィー4体などを並べて、200人に迫る応援団を出迎えた。

 試合開始10分前には、応援担当社員が「野球部から元気とパワーをとやってきたそうです」とチームを紹介した後、磯貝匡志.社長がメガホンを持ってスピーチ。 

 この一戦について「本当に嬉しい話。ドームは18年前に出て以来と聞いた。ミサワは50周年を9月末で終え、今まさに51年目の最初の月に入ったところ。51周年目の第一歩、最初の、元気で良い話。ぜひ頑張っていただき、これからのミサワの発展に元気をもらえたら」と語り、応援の火ぶたを切った。

 試合が始まると、応援担当者の先導の下、客席一丸となり選手名をコール。守備で一つアウトを取るたびに万歳や拍手が起こり、5失点後の四回には「ここからだー!」と激励の声が上がる。そして五回。「負けているのは応援の声が足りないからだ!」と鼓舞する声とともに、さらに声援が力を増し、谷屋の安打で大きく「ミサワ、ミサワ、…」の大合唱。続く寺泉、山田の連続二塁打で3点を返し、「声で点を呼び寄せたー!!」。立ち上がり拍手、拍手で、喜びに沸いた。

 優勝は叶わなかったが、最後は、健闘したナインに、そして対戦した野村不動産アーバンネットにも、大きな声援と温かな拍手を送った。

 「実は野球は好きではない」という磯貝社長も、初回から終始、拍手や万歳を繰り返して試合を見守り、「いい試合を見せてもらいました。ありがとうございます」と穏やかな笑顔で語った。

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応援団を誘導する同社スタッフ(イメージキャラクターのミッフィー4体も一緒)

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磯貝社長

2018/10/11(木) 16:51

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喜びを爆発させる佐藤(左から2人目)

 RBA出場15年目の佐藤は、優勝が決まると「めちゃめちゃ嬉しい!」と喜びを爆発させた。「あのでこぼこチームから、こんなにいい試合ができるチームに…。変わった…。不思議…」。弱かった時代からの軌跡を知る、ベテランならではの感慨があった。

 2004年の入部当時は、ゴロをアウトにできないような弱いチームだったという。だが勝てない時も諦めず、勝ちたい、ドームに行きたいという目標意識をみんなで持ち続けて、この日を迎えた。「どんどん新戦力が入り、気が付いたら強豪の旭化成さんを倒せて、ドームにいた。サインなんてしないんです。勝つためにどうするか、1人1人が考えるチーム」

 前々日に誕生日を迎え43歳に。8番左翼として出場し、真剣にそして楽しくプレーした。「本当に実現できるとは、夢のよう! しかも自分が出ていてね。もちろん飲みますよ」と球場を後にした。

◇       ◆     ◇

 ご存じない方へ。佐藤さんが若いころはチームの1番を打っていた。長打を飛ばすタイプではないが、シュアなバッティングが光った。打率はいつも4割くらいをマークしていた。

 打率4割の選手なら他にもたくさんいたが、佐藤さんはとにかく足が速かった。塁に出ると必ず走った。単打は2塁打になった。2塁打は3塁打になったこともあった。佐藤さんをホームに還す打者がチームにいたら、いつもベスト8には進出していたのではないか。

 その佐藤さんの奥さんとお子さんに出会った。女の子だから野球は無理かもしれないが、ソフトがある。とても聡明そうな顔をしていた。きっと頭もいいのだろう。

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奥さんとお子さん

2018/10/11(木) 16:13

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タウングループ(左端が高坂監督)

 一塁側スタンドにタウングループの高坂監督、エース坂本ら4人が駆け付け、ミサワ応援団と一緒になり声援を送った。

 タウングループがRBA野球に参戦する際に必要な推薦をしてくれたのがミサワホーム東京。「こうしてRBAに出られるのはミサワさんのお蔭」と感謝を忘れず、この縁を大事にしている。決勝トーナメントでの直接対決では、敗戦後、エース坂本が「ミサワさんにドームに行ってほしい」と熱望していた。

 ドームで緊張するであろうミサワナインのため、試合前にはシャインマスカットを差し入れた。「もぐもぐタイムでリラックスしてほしくて」。観戦後、高坂監督は「ミサワさんが敗れとても悔しい! 来年はうちがここに立つ! 合宿しないと!」と我がことのように悔しがり、仇討ちを期した。

◇       ◆     ◇

 高坂さんよ、坂本さんよ、御社のチームが年々強くなっているのはよく理解している。坂本-菊池のバッテリーは最高にいい。だからレーティングをひきあげた。

 しかし、貧打は解消されていない。野村アーパンが優勝できたのはエース茂木の奮闘があったからだが、強力打線が支えたことも大きい。

 来年までに〝頼れる1番と4番〟を補強しないと坂本にその分負担がかかる。仇討ちどころか、返り討ちを食らうのは間違いない。敬愛してやまないミサワ東京にだって勝てないのじゃないの? わが西武ライオンズを少しは見習ったほうがいい。

 あっ、忘れてた。昨日、試合が終わってから岡崎監督からシャインマスコットじゃなかったシャインマスカットのおすそ分けを頂戴した。とても美味しかった。

 岡崎監督は〝貰いもの〟などと一言も言わなかった。きっと所有権が移転したら独り占めするような性格ではないか。顔はだんだん丸くなり、お釈迦様のような柔和な表情をしているが、時に鋭い眼光でもって相手を射すくめる。下手に出ると永遠に勝てないぞ。

 岡崎監督で思い出したことがある。確か「わたしは空気だって売ることができる」と豪語したのではなかったか。

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敗戦直後の岡崎監督(このお釈迦様のような顔を鵜呑みにしちゃいかんぞ)

2018/10/08(月) 13:02

 第30回RBA野球大会水曜ブロック決勝戦、野村不動産アーバンネット-ミサワホーム東京が10月10日(水)、東京ドームで19:50~行われる。記者の〝どっちも勝って〟予想。( )内の数字は記者のレーティングで、矢印は前回からの変更。

野村不動産アーバンネット(91)-ミサワホーム東京(88⇒89)

 レーティングは野村アーバンが上位だが、双方とも初優勝がかかる。普段通り戦えるかどうか。戦う前に舞い上がったほうが負けそうだ。

 両者の戦いは最近2度あり、いずれもミサワ打線が茂木を攻略している。野村がミサワに対して苦手意識を持っていれば2度あることは3度あるか、それとも三度目の正直になるか。

 野村はエース茂木が必勝態勢で先発する。準々決勝、準決勝戦でマメができたのが気掛かりだが、ここは初回から飛ばす。ミサワ打線を封じる力がある。継投になったら高木が2番手だが、制球に不安がある。

 打線は好調。主砲の中川を中心に森、塚本、折笠らが元気で、前回は山本が大活躍した。どこからでも突破口を切り開く。強肩強打の高原捕手の〝退団〟は痛いが、準決勝戦はユーティリティプレーヤー吉本がその穴を埋めた。

 対するミサワはエース古市が先発か。予選では痛打を浴びる場面があったが、粘り強く投げチームをドームに導いた。前試合は5回までに6個の四死球を与え1失点に抑えた。今回は四死球が致命傷になりかねない。過去の2戦でそれぞれ2失点に抑えているのは強みか。

 古市が速めに降板したときは、左腕植松が投げる。ストレートに威力があり、最少失点に抑える力があると見た。

 打線は、前試合で活躍した渋井、谷屋と同期の北斗がいる。清水、井町らにも期待がかかる。

 両チームの通算成績は、ミサワ東京が124試合67勝57敗、勝率.540、野村アーバンが106試合58勝48敗、勝率.547。ミサワが勝つと勝率は.544となり野村アーバンを上回る。

ミサワ東京 逆転勝ち 4回打者一巡の猛攻 古市が完投 野村アーバン茂木 痛打浴びる(2017/10/18)

ミサワホーム東京 3連勝 決勝Tシード権獲得(2013/7/11)

2018/10/03(水) 18:49

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逆転したミサワ東京ベンチ

ミサワホーム東京(87⇒88) 2-1 エイブル(89)

  1 2 3 4     合 計
ミサワホーム東京 0      
エイブル      

  (時間切れ)

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小笠原投手

 ミサワ東京が逆転勝ち。3回、敵失から好機をつくり、渋井と谷屋の長短打で逆転。エース古市が粘投、最後は植松が締めた。エイブルは再三のチャンスを生かせず、初回に挙げた1点どまり。7奪三振の小笠原投手を援護できなかった。

 1点を追うミサワ東京は3回、この回先頭の7番岳が三塁内野安打(記者は完全なエラーだと思う)で出塁すると、1死から9番渋井の2塁打で2、3塁とし、続く谷屋の2点適時打で逆転。ワンチャンスをものにした。

 エース古市は5回まで6個の四死球を与えたが、2安打2失点に抑え、最後は植松が締めた。

 エイブルは決め手を欠いた。初回、先頭の荒川が安打を放ち、盗塁を決めたあと2者連続四死球で無死満塁とし、4番杉下は内野ゴロで荒川は本塁封殺。5番小笠原の犠飛で1点を先取。結局、得点はこの回の1点にとどまった。

 2回の1死1、2塁、3回の無死1塁、5回の無死2塁の好機をことごとく併殺や盗塁失敗で潰した。

 小笠原投手は毎回の8三振を奪ったが無念。

IMG_9662_初回、5番小笠原が中飛となり三走森永がタッチアップで先制.jpg
初回、小笠原の犠飛で生還したエイブル森永

○岡崎監督 うちが勝つと思わなかったでしょう!? このまますぐ練習したい(120%勝てないと思っていた。奇跡だ。古市はスピードがなくなり、打者も帯に短したすきに長し。渋井、谷屋、北斗が新人で入ってきたときは鮮明に覚えているが、もうダメかと思っていた。よくぞやった)

○古市 四球に死球、自分の中ではさんざんで、特に序盤はテンポが悪かった。チームのみんなに助けてもらった。三回以降は今まで通りに投げられたので、ドームではそれを初回からやっていく

●清水監督 今季はレギュラーが約半分入れ替わった。4月のGWから始動しやってきた中で、過去にないまとまりが出てきた。大スターはいないが個々がしっかりやってくれている。熟していけばもっともっといいチームになる。この敗戦は、決勝がそう簡単じゃないということをわからせてくれた。切り替えて来年へやっていく

●小笠原 調子はいつも通り。打たれたのは自分の責任。センター前に打たれたあの1球。ゼロに抑えれば勝てた

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ミサワ東京 勝利の瞬間

5年目同期が本領発揮 ミサワ東京

IMG_9684_三回、谷屋が低めの直球を中前へ運び2者生還、逆転.jpg
逆転打を放った谷屋

 〝全員野球〟-ミサワ東京の逆転劇は下位打線が突破口を開いた。エイブル小笠原に2回まで6人に抑えられていた3回、この回先頭の7番岳が三塁内野安打(記者はエラーと記録)した一死後、打席には9番渋井。これまでナインが振らされてきた小笠原のスライダーを捉えて左二塁打して2、3塁。

 ここで1番谷屋は低めの直球を中前へ打ち返し、岳と渋井が生還して逆転。これが決勝点となった。渋井は「ありがとう!!谷屋」と心で叫びながら走った。

 この日は得点に絡まなかった6番北斗と谷屋、渋井は入社5年目の同期。「やっと」(渋井)ドーム切符をつかんだ。

 「自分たちが中心メンバーとしてドームへ行けて嬉しい。歴史をつないでくれた先輩たちに感謝を込め、勝ちたい」と谷屋が語れば、渋井は「皆さんへの感謝を忘れず、勝てるよう全員で頑張ります」と健闘を誓った。

 チームは第1回大会から30年連続でRBAに出場、第6回大会・12回大会に続く18年ぶり3度目の決勝進出となった。安倍晋三首相は第4次安倍改造内閣について「全員野球内閣だ」と述べたが、〝全員野球〟はミサワ東京のスローガンだ。この日は、これまでの井町や清水代わって山田が捕手を務め、5回の1死2塁から、2塁走者の荒川の3盗を刺すなど存在感を示した。ヒーローがいなくて勝てるか、真価が問われる。

平田社長ら20人が声援 エイブル

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平田社長

 エイブルは平田社長の声掛けで各店舗から計約20人が応援に駆け付け、ナインを声で後押しした。

 「ピッチャー頑張ってるよー!」などと元気な声で応援していた女性は試合後、「練習から見ていました。初回から打ってくれて、いい試合だったと思います。東京ドームに行きたかった! また来年!」と期待を込めた。

 試合後のミーティングでは、平井社長が「実はそっと、来週の応援を集めていた。野球部が頑張ってくれると、会社が盛り上がる。また来年頑張ってほしい」と、悔しがるナインを激励した。

(チアガール姿の女性がエイブルダンスを踊っていれば勝てたのではないか。結局、一度も踊ることなく球場を去った)

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エイブルダンスは観られず残念

 

 

 

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