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斉藤氏

 「軟式は難しそうだが、チャレンジしたい」-昨年末に西武ライオンズを退団・任意引退し、リストグループに入社した斉藤彰吾氏(31)がRBA野球大会に出場する意向を表明した。斉藤氏は西武時代、392試合に出場し、初ホームランが逆転 サヨナラ3ランとなる記録を残した。RBA大会に出場した元プロ選手は大京に所属したことがある長崎慶一氏(阪神時代に首位打者)や屋鋪要氏(横浜大洋時代に3年連続盗塁王)など10人を超えるが、〝現役〟とほとんど変わらない〝大物〟は少ない。同社に入社した経緯、抱負などを聞いた。( )内は記者。

 【斉藤彰吾氏プロフィール】1989514日生まれ。埼玉県春日部市出身。春日部共栄高等学校卒。2007年秋のプロ野球ドラフト会議で埼玉西武ライオンズから7巡目で指名され入団。201472日の日本ハム戦で、9回裏、自身初本塁打となる逆転サヨナラ3ランを放った。在籍12年間の通算成績は392試合、355打数79安打、24打点、5本塁打、打率.223

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 ◇      ◆     ◇

 いかにプロ野球選手になるのが難しいか、少し説明する。

 プロ球団は12チームあり、毎年100人くらい入団し、ほぼ同数の選手が退団する。約10年間で選手が総入れ替えとなる計算だ。入団する選手の半数は1度も1軍を経験せず退団する。

 各チームの戦力均衡を図るため支配下選手という制度があり、基本的に1チーム70人が限度で、しかも1軍登録選手は28人という制限があるためだ。

 春日部共栄高校出身の斉藤氏は、2007年秋のドラフト会議で埼玉西武ライオンズから7巡目で指名され入団。

 「野球の選手になるのは小学生のころからの夢でした。勉強? しませんでしたね。ずっと野球漬け」(春日部共栄は優秀な生徒さんが多いと聞いていますが)「文武両道の高校でして、入学した成績は学年でビリから2番目。これはやばいと思い、少しは勉強もし、卒業するころは真ん中より少し上でした」

 西武時代の思い出に残るプレーは、2014年の日本ハム戦で放った逆転サヨナラ3ランを上げた。

 「あれが一番ですね。私自身の初ホームランだったんですが、初ホームランがサヨナラ打というのは球団初でした」

 翌年は103試合に出場したが、レギュラーを獲得するまでには至らなかった。「凄い選手ばかりでしたからね」

 斉藤氏が在籍した12年間、西武の外野は栗山と秋山の二人が定位置をほぼ占めた。残り1つのポジションを坂田、佐藤友、高山、G..佐藤、後藤武、大崎、熊代、木村、金子侑、外崎ら錚々たる選手と争った。

 退団したとき、斉藤氏は「まさか12年もやれると思っていなかった。やってきたことを自信にして次のことにチャレンジしていけたら」とスポーツ紙に語った。

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 リストインターナショナルリアルティに入社した経緯について、斉藤氏は次のように語った。

 「もともと営業の仕事はやりたいと思っていました。『家』にも興味があり、関係者からリストさんを紹介してもらいました。富裕層の方と接する機会を得られ、海外不動産などを販売する仕事はやりがいがあると判断し、決断しました」

 不動産営業マンにとってバイブルでもある宅地建物取引士の取得にも意欲を見せている。「宅建? すぐ取得というのは難しいかもしれない。2~3年計画でチャレンジしたい」

 軟式については、「シーズンオフに小学生を対象にした野球教室をやりましたが、みんなポップフライになっちゃう。軟式は難しい。けど、絶対やりたい。(リストは)投手がいない? それじゃ、わたしが投げようか。まあ、しかし、入社1年目。3年計画で、わたしが投げて打ってドーム(優勝)というのはどうですかね。梅田と林崎へのメッセージ? うーん、待ってろよ、委縮するなよと伝えていただきたい」

 斉藤氏は今年の期待の西武の選手も上げた。「川越(誠司氏=投手で今季から外野に転向)はいいですよ。彼とは一緒によく食事などしました。レギュラーを奪うかもしれない。注目してください」

林崎氏と梅田氏が挑発的エール

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左からG.G.佐藤氏、林崎氏、梅田氏

 トラバースには、西武ライオンズ時代の先輩GG佐藤氏、同期だった林崎遼氏と梅田尚通氏が在籍している。林崎氏と梅田氏は、のようなコメントを寄せた。

 林崎 軟式をなめんなよ!

 梅田 えっ?(リストの)野球部に入るんですか? 入らないって聞いていたけど…軟式野球に対応できるんですかね?ポップフライ万歳!

 同社野球部のスポークスマン酒見達也氏は「対戦できることを楽しみにしているようでした」フォローしている。

リストに元西武の斉藤彰吾氏〝入団〟MAX153キロ投手も 「優勝だ」山中主将(2020/2/6)

 


 

 

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石田(戸塚・ノココタウン モデルハウスで)

杉山さん!海藤さん!覚悟!-リストの2年目石田雅樹(25)がレギュラー取りに名乗りを上げた。石田は宮崎日大出身。本職は2塁手でレギュラー。最高成績は九州大会ベスト8。主に1番打者で打率は3割くらいとか。

進学した日大では「野球はやっていません」と語ったが、今季のレギュラー取りに意欲を見せた。

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 リストについては、別掲の記事を参照していただきたい。元西武ライオンズの斉藤彰吾氏とMAX153キロの投手が入社したためか、今季新キャプテンに就任した山中が「今年は優勝するぞ」と怪気炎を上げた。

 石田がどの程度の力があるか不明だが、「投手は無理。投げられない」というからには、強打線のレギュラーの誰かを引きずり下ろすしかない。

 主砲の岩島を抜くのはまず不可能。打力がある山中、田中、鈴木らのレギュラー陣から正位置を奪い取るのもどうか。可能性があるとすれば、野球よりマラソン、トライアスロンに夢中の杉山か、髪がすっかり抜け落ち最高年齢者として存在感を増している分だけ影が薄くなった海藤か。

 石田が杉山、海藤をベンチに押しやる存在になれば、優勝も夢ではない。頑張れ!石田!負けるな杉山!海藤!

リストに元西武の斉藤彰吾氏〝入団〟 MAX153キロ投手も 「優勝だ」山中主将(2020/2/6

リスト杉山 Asset Management投資営業部長に NYと横浜で2週連続フルマラソン挑戦(2019/10/18

 

 

 

 トラバース期待の独立リーグ出身の新人・秋山投手は制球に難-トラバース野球部のホームページによると、今季初戦を2月23日に行い、國學院栃木-高知ファイティングドッグス-栃木ゴールデンブレーブスで、高知時代に藤川球児と同僚の秋山陸(24)が先発したが、4回を被安打1に抑えたが、3連続四球などの押し出しで1失点、敗戦投手に。7つの四死球を与えるなど軟式への対応が課題であることが分かった。

 RBAの開幕までまだ時間はあるが、どこまで調整するか。新人投手が不安だと、戦う舞うに黄信号が灯る。

◇      ◆     ◇

 この記事に対して早速、酒見スポークスマンからメールが届いた。

 「まだ、今年になって一度も全体練習をしていませんので、徐々に上がってくるでしょう。ピッチャーに関しては、他にもいるのでそれほど心配はしてません。
 問題は攻撃面ですね。
 相変わらずのタイムリー欠乏症で、監督(社長)のストレスもMAX。選手(社員)はその緊張感から、負のスパイラル。
 体がでかい重量打線だけど、実際は足も使えない。野手の新戦力4人がどの程度使えるかが優勝へのカギとなりそうです」

◇      ◆     ◇

 トラバースの選手の皆さん、今日(3月2日)、リストの取材に出かけます。同社に〝入団〟した斉藤彰吾さんにインタビューを申し込みます。伝えたいことはありませんか、それともアドバイスを欲しいですか。

 それにしても、打てないね。この前も散発の4安打とは。旭化成ホームズは6回までに4安打放ったら、間違いなく3点は取るチームです。梅ちゃん、木ノ内さん、どうした。林崎さんも投げるようになったら打てなくなった。前後を打つ打者も情けない。

 傷口に塩を刷り込むようだが、〝ひとりはみんなのために、みんなは一人のために〟-ワンチームにならないと野球は勝てない。昨日の西武の先制攻撃は見事だった。

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G.G.佐藤監督

 G.G.佐藤監督の首を支えるのは誰か

 先に、西武ライオンズから2019年10月に戦力外通告を受け退団した斉藤彰吾氏がリストに〝入団〟した記事を書きましたが、トラバースのスポークスマン酒見氏からご指摘がありまして、一部不正確な部分があることが判明しましたので訂正します。梅ちゃん、ごめんなさい。

 酒見氏によると、「斉藤氏は2007年のドラフトで高校生7位(春日部共栄高)での指名ですが、その年の高校生5位(鯖江高)が当社の梅田なので、ふたりは同級生ということになります。さらに同年のドラフトで日ハムの高校生4位(波佐見高)が当社の大平成一でこちらも同級生です。同年のドラフトでは、日ハムの中田翔(大阪桐蔭)、広島(現巨人)の丸佳浩(千葉経大付)が出世頭です。ちなみにその4年前の2003年ドラフト7位がG.G.佐藤で、3年後の2010年ドラフト5位(東洋大学)が林崎です。従って、斉藤氏と梅田、大平は同級生の31歳、林崎は1つ上の32歳」とのことです。

 小生は、よく調べもせず、「トラバースにいる元西武の梅ちゃんと林崎さんを比べたら、まだ若い分、斉藤さんのほうが上だ」と書いたのは正確を欠きますので、〝まだ若い分〟をカットし、〝実績が豊富な分〟に訂正します。(その実績が軟式に通用するかどうかは分かりませんが)

 いずれにしろ、今年は林崎、梅ちゃん、斉藤の元西武3人組の覇権争いは見ものだ。

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 もう一つ訂正。記事で「トラバースが独立リーグから大量6人の選手を補強」と書きましたが、酒見氏によると「独立リーグからの補強は4人(投手2名、捕手1名、内野手1名)で、独立リーグ上りは6名になりました。NPB上りはG.G.佐藤(監督、もう動けない=記者注)も含めて5名ですが、プロ1名ルールに則り林崎をメインに回していきたいと思います。新卒も野球枠で3名入社(立正大、城西国際大)し、昨季から大幅に総合力がアップしました。今年こそは、旭化成を倒してタイトルを奪取したい」とのことだ。

 参考までに、今季のトラバースの布陣を紹介します。これは凄い!

 しかし、長崎、平野の両投手は薹が立ち、元ロッテの長崎は林崎、梅ちゃんとの1名枠があるので登板は微妙。國學院栃木-高知ファイティングドッグス-栃木ゴールデンブレーブスで、高知時代に藤川球児と同僚の秋山陸(24)、岡崎工業-ルネス紅葉スポーツ-石川ミリオンスターズの中根彬(23)、長崎・海星高-立正大学の石場匠(22)が主戦になるとみた。石場は甲子園先発経験がある。中根は右ひじに不安があるそうだ。

 捕手は、長野商業-信越硬式BC-新潟アルビレックスBCの西澤知史(23)が入社。「待望の本職キャッチャー」だという。

 このほか、熊谷商業-立正大学の吉永聡内野手(22)、作新学院-城西国際大学の佐藤隆雅外野手(22)も入社。吉永は「野球部主務」だそうで、これは平たく言えばボールボーイか、あるいは敵情視察、相手の弱点を探るスパイか。佐藤は甲子園組のわが西武の今井達也(西武)の1年先輩。

 このメンバーで勝てなかったら、G.G.佐藤監督の首は赤子のそれと一緒。危ない。誰が支えるか。新人の秋山、中根、石場か、それともエースの平野か。あの平野のスライダーはだれも打てない。3球で三振を取れる。3×3×7=63球で完封できるが…(肩、肘が完治していればだが)

トラバース野球部2020.pdf

リストに元西武の斉藤彰吾氏〝入団〟MAX153キロ投手も 「優勝だ」山中主将(2020/2/6)

 RBAタイムズ409号が下記ホームページに掲載されました。1面は昨年のRBA野球大会ベストナイン・新人王、2面は今季1,000万円以上の199人のRBA野球選手バーチャル年俸、3面は昨年の「ベスト3マンション」「話題のマンション28物件」です。アフリカ・ベナン特集号410号とともにどうぞご覧ください。

RBAタイムズ410号(2020年1月)

RBAタイムズ409号(2020年1月)

 

 


 

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山中(左)と田中

 新しくキャプテンに就任したリスト山中選手が「目指すのはドーム」と、販売代理責任者を務める山田建設「ミオカステーロ橋本」の事務所で怪気炎を上げた。

 山中キャプテン曰く。「投手? まだ見ていないがMAX153キロの投手が入る。もう投手難と言わせない。それと、言っていいのかな…(いいとも)。元西武の斉藤ショウゴ」(えっ、斉藤? ショウという字は忘れたが、ゴは「吾」と書くあの斉藤さん? )

 斉藤彰吾氏は1989年生まれの春日部市出身。春日部共栄高校出身。2007年のドラフトで埼玉西武ライオンズから7巡目の指名を受け入団。2019年10月、戦力外通告を受け引退した。外野手。

 西武在籍10年間で通算成績は392試合に出場、355打数79安打、打率.223、5本塁打、27盗塁の成績を残している。

 斉藤氏が在籍した10年間の西武の外野手は栗山さんと秋山さんの二人が定位置を占め、残りの1つの座を多くの選手がしのぎを削った。坂田、佐藤友、高山、G.G.佐藤、後藤武、大崎、熊代、木村、金子侑、外崎…錚々たるメンバーだ。斉藤氏も含めみんな他球団ならレギュラーの座を占めたと思われる選手ばかりだ。

 そんな斉藤氏がリストに入ったら、打撃力は水曜ブロック断トツになる。主砲の岩島に山中、中山、田中、杉山、鈴木。海藤…。斉藤さんの前に走者をためれば大量点が奪える。トラバースにいる元西武の梅ちゃんと林崎さんを比べたら、まだ若い分、斉藤さんのほうが上だ。

 MAX153キロの投手は未知数だが、森一人では勝ちきれず、舟山は衰えた。この投手が投げられればまず打たれない。

 今季のRBA水曜ブロックは、トラバースが独立リーグから大量6人の選手を補強し、伊藤忠ハウジングは福島・聖光学院-共栄大投手が入社してそれぞれ優勝を狙っている。ここに、〝古豪〟の色があせ、髪の毛と同様、すっかり影が薄くなった元ロッテ-西武の倉持監督率いるリストが割って入り、監督の古稀を祝うかもしれない。

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ゴジラ齋藤(2018年撮影)

 会社の機構改革・人事異動で選手が二分されたため第30回大会から不参加となっている第28回RBA野球大会水曜ブロック優勝チームの積水ハウス神奈川が第32回大会の日曜ブロックに参加する意向だ。当時の主砲〝ゴジラ〟こと齋藤が明らかにした。

 齋藤は、「人は集めても以前のように高いレベルで野球ができず、そんな状態では勝てないことは目に見えており参加を控えさせて頂いておりました。しかし今回、以前の賃貸住宅担当のメンバーで主戦であった工藤と私を軸にチームを再結成し日曜リーグに挑戦したいと思います」とメールを記者に送ってきた。

 戦力として、投手・工藤、捕手・熊倉、2塁手・齋藤、遊撃手・八木、中堅手・小松原で、センターラインは旧メンバーで固まりつつあるようだ。「何より層が薄いため初戦突破と業界内の関係強化が一番の目標。腰は低く目標は高く頑張ります」とコメントしている。

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 早速コメントから戦力を分析してみた。ゴジラ齋藤は「腰は低く目標は高く」などと殊勝なことを宣うが、野球はチームで戦うもの。

 ゴジラ齋藤と工藤投手、齋藤の後輩の熊倉、センター小松原は、この2年間で身体が緩んでいなかったら日曜ブロックではトップクラスの選手と評価できる。熊倉は名前の通り、ゴジラを超えるかもしれない。

 問題は投手。工藤一人では暑い夏の連投は厳しい。八木はもう投げられないはずだ。残りの3選手はどうか。

 よって、予選を突破する力はありそうだが、恵まれての8強止まりとみた。工藤が万全ならほぼ完ぺきに抑えるだろうが、打線はケンコーポ・上松、鹿島・遠藤、三井レジリース・渡邊、東建・河越らの好投手を攻略するのは至難の業ではないか。少なくともこの4投手と地所リアルのプーチン寺田はゴジラや熊倉と真っ向勝負する勇気はある。どっちが勝つか負けるか、五分五分と見た。乱闘になったらゴジラに勝てるのは青山メインの妹尾くらいだろう。

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〝俺が今野だ〟

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〝今年は俺がトップだ〟北寒寺

 プロ野球選手の来季年俸がほぼ決まった。トップは菅野(巨人)の65,000万円で、1億円以上は67人(2019年末現在)。RBA野球選手をプロ野球選手になぞらえたのが別表のバーチャル年俸だ。記者の独断と偏見によるプロとはやや異なる年功序列を重視したのが特徴で、1億円プレーヤーは79人。199人が1,000万円以上となった。

 最高年俸は不惑の旭化成ホームズ・今野と1歳年下の同僚・北寒寺の55,000万円。今野は昨季、1試合しか投げず、無様な走塁をしたので5,000万円ダウン。逆にフォア・ザ・チームに徹し大活躍した北寒寺は15,000万円アップ。菅野を超えて袋叩きにあうのを避けた絶妙の査定だ。

 チームを8年ぶりに決勝戦に導いた住友林業・石井投手兼監督は15,000万円増の45,000万円で3位。〝RBAの星〟三井不動産・志村は据え置きの40,000億円で4位。投打にわたりチームを引っ張ったタイセイ・千葉英は12,000万円アップの38,000万円で5位に浮上。

 このほか、三井不動産レジデンシャルリースの投打の要・渡辺は21,000万円増の27,000万円、獅子奮迅の活躍をした鹿島建設・遠藤投手も同額アップの26,000万円。7回14Kの東京建物・河越は準々決勝戦を個人的な理由で欠場したため15,000万円増の25,000万円にとどめた。チームは2連敗で予選敗退したが、攻守に素晴らしいプレーを披露した野村アーバン・礒部は14,000万円増の22,000万円。新人王とベストナインに選出された青山メイン・妹尾はいきなり15,000万円の大金を獲得した。

 大幅にダウンしたのは野村アーバン・茂木(30,000万円⇒20,000万円)、オープンハウス・川崎(28,000万円⇒18,000万円)、タイセイ・高橋(25,000万円⇒12,000万円)など。

 1億円以上は79人(水曜53人、日曜26人)。1,000万円以上は199人。女性選手の三井不動産・川崎、ナミキ・渡邊美穂もランク入りし、初の女性監督に就任して最弱チームを再建した三菱UFJ不動産販売・小野寺監督も特別扱いで1,300万円とした。昨季は210万円で育成扱いだった三菱UFJ・木下は一度も出場せず、ランク外とした。

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 (注)バーチャル年俸はあくまでも記者の独断と偏見による査定であり、本人の本業や個人生活とは全く関係がありません。この年俸を真に受けて浪費し生活が破綻しても記者は責任を負いません。通用するのはRBA野球の現場のみです。

 それでも年俸に不服のある選手は「参稼報酬調停」をRBA事務局、または記者まで申請してください。厳正なる再審査の上、調定額を提示します。調定額に不服のある選手は任意引退扱いとし、他チームへの移籍、メジャー挑戦などをお勧めします。

水曜・日曜総合バーチャル年俸ランキングは以下へ

  文書4.pdf    文書5.pdf    文書6.pdf

  悩みに悩んだ。過去の実績を重視するか、それとも令和の新時代を牽引する新戦力を選ぶべきか、激しい内なる綱引きの結果、双方を天秤にかけ冷徹な目と忖度を以てして以下の通り選んだ。

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【水曜ブロックベスト9】

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石井(左)と林崎

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橋本(左)と町田

 投手は住友林業の石井を選んだ。旭化成ホームズ今野も考えたが、1試合しか投げず、よせばいいのに先発に名を連ねたのがいけなかった。出塁したまではよかったが、よたよたと走る姿にひたひたと迫る老いを感じた。

 その点で、石井は自らも投げ、新人・町田、隠し玉・拵の能力を最大限に引き出した采配も評価した。エイブル・小笠原、野村アーバン・茂木は登板過多、経年劣化を起こしている。

 捕手は全日本軟式野球大会に出場したこともあるオープンハウス・宅間が№1だ。捕手の運動量、思考力からして捕手を高く評価すべきだと思う。試合を支配するのは捕手だ。

 野手は別表の通り。トラバースの元西武・梅田と林崎、旭化成ホームズ・北寒寺は文句なし。あとの一人を誰にするか迷ったが、各チームからまんべんなく選ぶことを重視して城西大卒の2年目オープンハウス・橋本を選んだ。

 旭化成ホームズ・松井、野村アーバン・中川、伊藤忠ハウジング・大倉、住友林業・小池なども互角。

 外野手でひと際光ったのは野村アーバン・礒部。足もある。西武の秋山みたい。名球会の谷繁氏の息子・谷繁もいい。チーム事情でもっぱら投手を務めたが、外野に専念したら父を超えるかも。旭化成ホームズ・秋山もすんなり決まった。

 DHはトラバースの元新潟アルビレックス木ノ内。

 あとはリスト・岩島、東急リバブル・河野、ミサワ神奈川・石部、ポラス・清水、住友販売・村井、東急リバブル・濱なども選びたかった。

 ベテラン(と言っては失礼か)ではリスト・杉山、伊藤忠ハウジング・杉山、野村アーバン・吉本、同・佐藤、ナイス・横澤、大和ハウス・トミー、東建不販・稲富らの頑張りが印象に残った。

 新人王は住友林業・町田が他を圧倒した。町田がいなかったら住林は予選で敗退していたかもしれない。

【日曜ブロックベスト9】

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遠藤(左)と妹尾

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千葉(左)と渡辺

 投手は、鹿島建設・遠藤にするか東京建物・河越にするかで最後まで迷ったが、ケンコーポ打線を完璧に抑えた遠藤を上位と見て選んだ。こらっ!河越!準々決勝戦で登板回避した理由を記者は知ってるぞ!それでも男か!

 捕手は文句なしに青山メインランドの新人妹尾。化け物だ。西武山川クラスだ。

 野手は、データはないが、打率6割くらいをマークしたタイセイ・千葉英をまず選び、全盛時よりは衰えたがまだまだ存在感があるケンコーポ・羽中田と三井レジリース・山際、ようやく本来の力を発揮し始めた前新潟アルビレックスのタイセイ・野呂弟にした。

 外野手は、今季は絶不調だったが前年の活躍が目に焼き付いている三井レジリース・渡辺、わが〝司ちゃん〟のJR西日本プロパティーズ・義積、六大学ベストナインの東大卒の三井不動産・楠田ですんなり決まった。

 DHは、兼監督としてナインを鼓舞した名門・北海高校卒の青山メイン・山梨。

 新人王は、青山メインの妹尾がベスト9とのダブル受賞。三井レジリース・樺沢、地所リアル・込山、タイセイ・井原、清水建設・吉田らの活躍が霞んでしまった。選びきれなかった選手では、地所リアル・橋本、ケンコーポの上松と越後、鹿島・古和ら。

 ベテランでは、三井不動産・志村、同・相澤、野村不動産・松崎、ポラス・成田、ミサワ・須賀らが活躍した。

 RBA野球関係の皆さま、新年あけましておめでとうございます。

 昨年のRBA野球は、令和元年の年にふさわしいのかそうでないのか、仲良しこよしのおままごとお医者さんごっこの大凡戦を時には挟みながら、酔っ払った記者の足取りと同じ右へ左への大激戦、大乱戦の連続で、一寸先は闇の世の中を皆さんは誰はばかることなくあまねく展開されました。

 お陰を持ちまして記者は、加齢による足腰の衰え、思考力の退行などいかんともしがたい肉体的精神的な瑕疵を抱えながら、生きるために欠かせないタバコとポカリ一本でグラウンドを駆けずり回り、年間100試合超を取材し、地獄に突き落とされた悲惨なチームと同数の天国にも上る歓喜の悲喜こもごもの瞬間を記事にまとめることができました。

 さて、毎年恒例の年末のベストナイン、新人王、バーチャル年俸の記事は、公私に忙しかった年末のせいで、あと一歩までは進行しているものの、正月元旦の時点でまとめ切れておりません。

 果たして、球界最高年俸6億円の旭化成ホームズ・今野は今年もトップの座を守れるのか、修験者の域に達しそうな同僚の北寒寺や、8年ぶりにチームをドームに導いた住友林業・石井はどこまで迫れるのか、野村アーバン茂木はいくらまで下がるのか、そしてまた7回14Kノーヒットノーランを達成した東京建物・河越、けた違いのパワーをさく裂させた青山メインの新人妹尾の価値はいくらか、新婚パナソニック・オコエ、鹿島・古和は無事年を越せたのか。高校サッカー初戦で8点を奪い圧勝した国学院久我山の加覧は痛風鍋で復活できるのか。年収210万円の育成・木下の運命やいかん。

 全ての運命は記者の舌先三寸、胸先八丁味噌に握られている。いつもは計量カップで量られた2合の焼酎しか飲ませてもらっていない記者だが、この日は昨日とは違う目出度い日とかで純米吟醸の「船中八策」をチビチビと飲みながら、良心の呵責を覚えないわけではないが、いくらの値を付けようと記者の懐には一切関係ない今季バーチャル年俸を明日か明後日までには必ずWebに発表する。その数は1億円超プレーヤー約90人(日本人プロ野球選手は81人)を含めた約200人。乞うご期待!

 これまでとは違う鋭気に満ち満ちた新年を祈念します。

 

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