元プロ野球首位打者・長崎慶一氏(元大京コーチ)RBA25周年記念懇親会に出席

長崎慶一氏
プロ野球大洋ホエールズ時代の1982年に打率.351で首位打者に輝き、平成元年の第1~3回RBA野球大会に大京のコーチを務めていたレイアンドエム社長・長崎慶一氏(63)が11月22日(金)に行われる「RBA設立25周年記念懇親会」に出席される。開催を前に長崎氏は「野球も仕事もプラス思考。失敗したらどうしようなんて考えないで行動すること」とRBA関係者にエールを送った。
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まず長崎氏の輝かしい経歴を紹介しよう。
長崎氏は大阪出身。法大では、六大学野球リーグ史上初の2シーズン連続首位打者を獲得するなどの活躍を見せたあと、1972年、ドラフト1位で大洋ホエールズに入団。当初は三振の多い打者だったが、自然体で構え、身体の回転で球を運ぶ打法に変更してから打率が上昇。1982年には、当時、中日ドラゴンズの田尾安志氏と首位打者を争い、対中日最終戦で大洋が田尾氏を敬遠〝攻め〟にして長崎氏が打率.351で首位打者になった。その差はわずか2毛差だった。
その後、阪神タイガースに移籍。1985年の日本シリーズでは西武相手に第6戦で満塁本塁打を放ちチームを初の日本一に導き、優秀選手賞に選ばれている。
1987年に現役引退。その後はテレビの野球解説者、シドニー五輪の日本代表打撃コーチ、高校教師を経て、2003年、荒川区議選に自民党から出馬して当選。区議を1期務めたあと、2007年に民主党公認で参院選に立候補したが落選。現在は、冒頭の会社社長として、いわき市の震災復興プロジェクトでもある観光農園「ふくしま和郷園・きずな農場」のオープンに向けて取り組んでいる。
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「私が大京さんでコーチを務めたのは3年間だが、力建さんや東急リバブルさんが強かったのを覚えている。当時の大京さんは勢いがありましたね。選手も高校や大学野球の経験者が多く、決断力が速く、マイナス思考の人はいなかった。野球も営業も一緒。三振したらどうしよう、ゲッツーだったらどうしようと考えると、絶対三振するんですよ。プラス思考でまず行動すること。失敗したら、そこで考えればいいと」と、何事もプラス思考に徹することを強調した。
もう一つ、長崎氏はものの見方・考え方にも通ずる貴重なアドバイスをした。「毎日、数字を追いかけていたら疲れちゃう。私は、広島の山本浩二さん(法大の先輩)から教わったんですが、規定打席403(当時、試合数は130試合で規定打席は130×3.1=403)を4つに分けて、100試合で30安打放つことを考えた。それ以上打てればもうけものですよ。根つめると精神的によくない」(ものごとをクォーターで考える思考方法はラグビーやテニスに代表されるように欧米の発想だろうが、わが国の証券取引でも2003年から四半期決算が導入された)
「バブル崩壊後、企業スポーツは真っ先に弾き飛ばされた。なのに、RBAはよくぞ25年間も継続してやってこられた。すごいこと。ドームや海外交流の機会があれば、仕事の疲れも吹っ飛びモチベーションも上がるはず。22日は友人を連れて出席させていただく」と語った。(記者は、大京のコーチ時代、何度かお会いしているが、それより西武ファンの記者は長崎氏が西武の息の根を止める満塁弾を高橋直樹投手から放ったのをよく覚えている)
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長崎氏のプラス思考は現役を退いてからも変わらない。先に高校教師になったことを書いたが、「自分の息子を教えるため。自分の息子を教えられないシステムに問題があると思った」からだそうだ。
区議に立候補したのもプラス思考・「少年の野球教室を行なっており、グラウンドがないので区に陳情に行ったら『区議になったら出来るかもしれないよ』と勧められ立候補したら受かっちゃった」
参院選の出馬については「甘かった。スポーツ省をつくろうという動きに乗って立候補したが、選挙のシステムもよく分からなかったし、区議を辞めて2カ月しか準備期間がなかった」
そして、現在のビジネス。いわき市のハワイアンズに隣接するゴルフ場跡地約2万坪のうち1万坪に農業法人と組んで観光農園を開業する計画だ。「ふくしま和郷園・きずな農場」と称するもので、いちごやトマトを栽培してハワイアンズのお客さんなどに販売するほか、100本のバラの庭園、キャンプ場、レストラン、直売場などを整備するものだ。「準備まで2年かかったが、一部は来年オープンできる」そうだ。
見ごたえあった同姓「今野」対決と今野と川崎の同窓「明大」対決

旭化成ホームズ今野(左)とオープンハウス川崎
水曜ブロック決勝戦、旭化成ホームズ-オープンハウスは2-2のまま決着がつかず、昨年と同様、引き分け再試合となった。旭化成の今野もオープンハウス川崎も完璧の投球を見せたが、それぞれ味方のミスも絡んで2失点した。今野は「力んでしまった」と悔い、川崎は「ドームには魔物がいた」と声を絞り出した。〝勝つと思うな、思えば負よ〟-記者は古い演歌のフレーズを思い出した。「今野」の同姓対決と、明大卒の同窓対決を振り返った。
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まず、旭化成のエース今野とオープンハウスの核弾頭・今野の同姓対決から。
記者は戦前からこの〝今野対決〟を楽しみにしていた。結果は旭化成の今野が3打数無安打に抑えたが、今野投手の2失点はオープンハウス今野が奪ったともいえる。
そのシーンを振り返る前に、前打席の対決を紹介する。前2打席ともオープンハウス今野はファウルフライに討ち取られている。旭化成の今野に軍配が上がった。とくに2打席目が面白い。初球、今野投手は「捕手の要求どおり」内角にオープンハウス今野をのけざらせるストレートを投げた。そして2球目。一転して緩いカープを投げた。バッターの今野はタイミングが合わず3塁ファウルフライ。わずか2球で決着がついた。今野投手の投球が光った。
そして、3度目の対決。0-0の5回裏、2死2、3塁で打席にオープンハウスの今野が立った。ここで今野投手に迷いが生じた。「四球でもいいと思ったが、勝負にいった」。〝四球でもいい〟という思いが〝針の糸を通す〟制球力を狂わせ、スライダーは外に大きく外れ暴投。2者が生還した。オープンハウス今野はこの打席であわやスタンドインという大ファウルを放ったが、結局、キャッチャーファウルフライに倒れた。
討ち取った今野も討ち取られた今野もその理由は分かったはずだ。次の対決もまた見ものだ。
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最終回。ここまでオープンハウス川崎は無安打に抑えていた。許した走者は味方の失策と四死球による3者のみ。盗塁などでいずれも3塁まで許したが後続を力で抑えていた。最終回も〝普通に投げれば〟川崎がノーヒット・ノーランを達成していたはずだ。
しかし、川崎に魔物が立ちはだかっていた。川崎は先頭打者の9番横田に四球を与えた。明らかに力んでいた。ストレートはすべて高めに浮いた。新人の横田は冷静だった。「2球目、きわどい球だったが、ボール一つ外れていた」と判断してボールを選ぶとあとは明らかなホールで四球。
ここで旭化成は揺さぶりを掛けた。代打は取って置きの久保田。横田が盗塁したあと、久保田が甘い高めのストレートを中堅前に運び1点差。勢いに乗る旭化成はここで代走に新人の池田。池田は2盗し、さらに意表を突く3盗を敢行。慌てたオープンハウス日隈捕手は3塁に悪送球して池田が難なく生還して同点に。今野投手のドーム無敗神話は継続された。
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再試合がまた見ものだ。双方とも相手の手の内が読めたはずだ。今野は連打を浴びなければ抑えられると思っただろうし、川崎もストレートの力勝負に自信を持ったはずだ。しかし、各チームの打線も攻略法を探るはずだから、同じ手が通用するとも限らない。だから野球は面白い。

今野、痛恨の暴投て2失点した場面
第25回RBA野球大会水曜ブロック決勝戦 フォトページ
先日行われた第25回RBA野球大会水曜ブロック決勝戦の感動の写真を掲載します。観客席で撮った写真以外はすべてプロカメラマンが撮影したものです。








以下が記者が撮った写真

オープンハウスの総勢15人のチアガールはすべて写真。「OPEN HOUSE」の箱男は入社2年目、仕入れ担当の木村さん

旭化成ホームズの内定者と人事担当者
RBA野球 水曜ブロック決勝戦 2年連続引き分け再試合
オープンハウスの応援席
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
| 旭化成ホームズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | |||
| オープンハウス | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 |
プロのCSより面白い! 決勝は2年連続引き分け再試合-第25回RBA野球大会水曜ブロック決勝戦、旭化成ホームズ-オープンハウスが10月23日、東京ドームで行われ、制限時間1時間30分で決着がつかず2-2の引き分けとなり、前回の第24回大会に引き続き再試合となった。再試合の日程は未定。
試合は同じ明大卒の旭化成ホームズ今野、オープンハウス川崎のそれぞれが持ち味を生かした投手戦となったが、先手を奪ったのはオープンハウス。5回、今野の暴投と津久井捕手の悪送球で2点を奪った。
しかし、旭化成がすぐ反撃。6回、先頭打者の横田が四球を選び2盗を決めた後、代打久保田はチーム初安打を中堅前に運び1点差。代走池田が2盗、さらに意表をつく3盗を試み、慌てたオーブン日隈捕手が3塁に悪送球する間に池田が還り同点。出塁した5走者が6盗塁を決めるなど相手にプレッシャーをかけたのも光った。試合はそのまま引き分けた。
オープンハウス川崎はストレート勝負で押し6回を投げ被安打1、奪った三振8個の好投を見せた、初回はすべてストレート勝負の3者三振に斬って取るなど、500人の大観衆の声援に応えた。荒井社長も「川崎は最高の立ち上がり」とたたえた。しかし、最後は勝ちをあせったか、横田に与えた四球が相手に勢いをつけてしまった。
対する今野は頭脳的なピッチングが光った。速球中心ながらここぞの場面は変化球で相手を翻弄。唯一のピンチだった5回の2死2、3塁の場面で、同じ姓のオープンハウス今野に痛恨の暴投と味方の失策で2失点したが、最終回は3者三振に斬って取り、川崎に明大先輩の貫禄を示した。
先制点を挙げたオープンハウス(右は荒井社長)
△佐藤監督 最後は旭化成さんの底力を見せられた。今度は倍返ししたい
△川崎 …ドームに魔物がいた。最後は力んでしまった
△山本監督 2点取られたときは厳しいと思ったが、横田がよく出塁したし、先発起用も考えていた久保田がよく打ってくれた
△今野 暴投の1球は勝負に行った僕のミス。最後はサドンデスもあると見て、流れを作るよう三振を狙った
チーム初安打が追撃の一打となった久保田(中)と同点歩踏んだ池田(左)
2年振り13度目Vか旭化成ホームズ 上場祝う初Vかオープンハウス
第25回RBA野球水曜ブロック決勝戦 旭化成ホームズ-オープンハウス展望

旭化成ホームズ今野 オープンハウス川崎
第25回RBA野球大会水曜ブロック決勝戦、旭化成ホームズ-オープンハウスが10月23日(水)東京ドームで行われる。旭化成が勝てば2年振り13度目の、オープンハウスが勝てば参加5年目で初の優勝となる。勝敗を占ってみた。
旭化成の先発はエース今野か
戦績、データからは旭化成が優勢だが、オープンハウスにもチャンスありと見た。後述するように、この8年間で旭化成を破っているのは2チームしかなく、その1チームがオープンハウスだからだ。そのシーンが再現できる可能性は十分あると見た。
旭化成の先発はエース今野か2番手平山か。どちらでもオープンハウスを抑える力があるが、知将・山本新監督はオーソドックスな采配を揮う。サプライズはないとみて、エース今野の先発と読んだ。
今野はこの8年間、チームのエースとして君臨してきた。決勝戦での通算成績は5勝0敗。35回投げ、被安打16、奪三振24、与四死球9、自責点0。化け物だ。
しかし、今野も人の子。年齢は33歳。ここ数年は後半にばてるシーンもたびたび見られる。不安はスタミナだ。試合は7回か1時間30分。微妙な時間だ。スイスイ投げれば完投できるが、球数が多くなる展開だと厳しい。とはいえコントロールは抜群。針の糸を通す制球力がある。
間違いなく省エネ投法、早めの勝負に出る。相手が打てないとみれば3球勝負もある。無駄な球は投げない。ストレートは見せ球に変化球で相手を翻弄するのが狙いだろう。
しかし、山本監督は石橋を叩くタイプ。継投も十分視野に入っているはずだ。平山は初回からいつでも投げられる準備をするはず。問題は、今野ほど安定感がないことだ。調子が良ければ完璧に抑えるが、変化球が決まらず自滅することもあった。このあたりが今野からエースの座を奪えない課題だ。
一発勝負だけに継投のタイミングが難しい。山見と監督の采配が見ものだ。
野手陣は盤石。足がある新人の横田、原田、松井らの起用がズバリ的中。攻守の要・北寒寺を3番に据えた新オーダーが定着した。ノーヒットでも1点を取る野球は健在だ。守備も鉄壁だ。

打率5割の旭化成ホームズ津久井
力で押すかオープンハウス川崎
オープンハウスは2年目の明大硬式出身のエース川崎が王者に立ち向かう。もちろん最大の武器はストレート。相手が誰であろうと抑える力がある。しかし、今年は打たせて取るピッチングも身に付けた。野手陣がしっかり守れば、投球の幅も広がる。川崎の魅力を引き出せるかどうかは守備にかかってくるとみた。しっかり守れば逆転の芽も出るとみた。
攻撃陣は先頭の今野に注目だ。旭化成のエースが今野なら、オープンハウスの打のキーマンも今野だ。試合時間からすると今野は3回打席につく。旭化成の今野を攻略すればムードは一気に高まる。
もう一人は沖縄出身の新人・与那嶺。東北に野球留学した高校時代、あの菊池雄星から猛打賞を放ったというから相当の力があるとみた。足もある。本人は「軟式は難しい」と今ひとつなじんでいないようだが、調整してくれば怖い存在だ。
曲者も揃う。23回大会で旭化成の今野から本塁打を放った塚中、2塁打を放った平賀、サヨナラ打を放った光永らがいる。旭化成今野は忘れていないはずだし、悪夢を思い出させればチャンス。再戦が見ものだ。
もう一つの援軍は大応援団だ。荒井社長は準決勝戦で三井不動産リアルティを倒した後、「全社員を動員する」とコメントした。就業時間もあるので微妙だが、過去最高記録となりそうな500人近くの大応援団を送り込むようだ。ドームは完全にオープンハウスのホームグラウンドに化す。上場を祝う最高の舞台は整った。ただ、選手が舞い上がって実力を発揮できなくなるリスクは当然ある。
対する旭化成の平居正仁社長はチームの育ての親だが、本業が忙しいのか、社長に就任してからすっかり応援の回数が減った。応援合戦ではアウェーとなるのは間違いない。

オープンハウスの攻撃の要 今野
ケンコーポ小笠原復調 金子がバント失敗後しぶとく適時打

小田の適時打で生還した朝日を迎えるケンナイン
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
| 鹿島建設 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 | ||||
| ケンコーポレーション | 0 | 4 | 0 | 0 | X | 4 |
(5回時間切れ)
鹿島 豊田2回にリズム崩す 中原の1発及ばず
鹿島-ケンコーポは、2回に3安打を集中して挙げた4点をエース小笠原が守りきった。鹿島はエース豊田が2回に力みからリズムが崩れた。中原が本塁打を放ったが、及ばず。
ケンは2回、この快投先頭の4番羽中田が死球で出塁、盗塁で2進したあと、5番金子が送りバントを2回失敗したが、しぶとく中堅前に運び1点先制。さらに2死2、3塁から1番小田が2点2塁打を放ち、この回4点をもぎ取った。
エース小笠原は4回に2失点したが、球威が回復。確実に復調しつつある。

ケン 小笠原
鹿島は悔やまれる敗戦。豊田が2回、先頭の羽中田に死球を出してから乱れた。許した安打は3本のみだが、すべて2回に許したもの。4回、中原が本塁打を放ち、さらに田中の安打と敵失で1点を返したがそれまで。
○笠 いい当たりで距離は十分だったが(4回、大飛球を放ったがファウル)
●福本監督 コメント? ないなぁ。まあ、来年も頑張る
●豊田 えっ、あれ安打(完全に打たれた安打は確かに1本のみ。2回だけ力みからリズムを崩した)
●山本 うちは最初から全試合先攻。最初の抽選会で先攻、後攻が決まってしまうシステムは考えてほしい(確かに。後攻のほうが戦いやすいとはいえる)
●田中 この前は20年間で1本といったのじゃなく、20試合で1本の割合という意味。今日も1本出てよかった
ケン小笠原

ケン小田

鹿島 豊田(左)と中原
清水 治下、中井の連打で決勝点 田村は1安打完封

選手をねぎらうかつての清水の核弾頭・野尻
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
| 三井不動産レジデンシャル | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
| 清水建設 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | X | 3 |
(6回時間切れ)
三井不動産レジデンシャル 怪物・山際 今季初出場したが…
三井不動産レジデンシャル-清水建設は、清水が5回に集中打を集め完封勝ち。中井がエンドランスクイズを決めた。田村投手は1安打完封。三井レジは1残塁のみ。主砲山際が今季初出場したが、2打席しか回ってこなかった。
4回まで放った安打はお互い1本ずつ。残塁も三井か1回、清水がゼロ。三井・山本、清水・田村の投げ合いとなったが、試合を決めたのは清水。5回、先頭の4番小寺が死球で出塁。続く治下が左翼前に安打し好機を広げ、中井がエンドランスクイズを決め、中堅前安打となる間に2塁走者の治下も還り2点。さらに9番田村の内野安打で1点を追加した。
田村投手は中井捕手との呼吸もぴったり。は緩急を巧みに使い1安打完封。

清水 田村
三井は初回、先頭の川崎が右翼前に放ち、暴騰で2塁まで進んだが、盗塁を決めようと走ったとき、3番渡辺がショートフライ併殺となったのが痛かった。今期初出場のケタ違いの力の持ち主・山際につなげられなかった。放った安打は結局、この安打のみ。その後は1四球で走者を出すのがやっとだった。
左腕山本はよく投げたが、5回に死球からつかまった。2番手として登板した山際は力で押したが、時すでに遅し。
○山寺監督 今年は春先からチームを立て直してきた。いいチームになった
○治下 やっと出た。ドームでも打つ
●保立 残念。山際? 僕の部署に配属になればもちろん全試合出させる
●川崎 1死3塁のチャンスを作りたかった。タイミングはセーフ(併殺に倒れ打場面を振り返った)
●山際 駅から3分の免震。価格も安い。いい物件の担当をさせていただいています(新三郷駅前のマンション販売担当。試合後も現場に駆けつけた)

清水 中井(左)と治下

三井 山本(左)と山際
日曜 決勝戦は清水建設-ケンコーポレーション 第25回RBA野球大会 準決勝
勝利を喜び合う清水・金子(左)と中井
日曜ブロック決勝戦は清水建設-ケンコーポレーション-第25回RBA野球大会日曜ブロック準決勝戦が9月29日、三郷・サンケイグラウンドで行われ、三井不動産レジデンシャルに3-0で完封勝ちした清水建設と、鹿島建設を4-2で下したケンコーポレーションがそれぞれ決勝に勝ち進んだ。清水は3年ぶり7度目、ケンコーポは3年連続14度目の決勝進出。
三井不動産レジデンシャル-清水建設は、清水が5回に集中打を集め完封勝ち。中井がエンドランスクイズを決めた。田村投手は1安打完封。三井レジは1残塁のみ。主砲山際が今季初出場したが、2打席しか回ってこなかった。
鹿島-ケンコーポは、2回に3安打を集中して挙げた4点をエース小笠原が守りきった。鹿島はエース豊田が2回に力みからリズムが崩れた。中原が本塁打を放ったが、及ばず。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
| 三井不動産レジデンシャル | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
| 清水建設 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | X | 3 |
(6回時間切れ)
鹿島建設 2-4 ケンコーポレーション
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
| 鹿島建設 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 | ||||
| ケンコーポレーション | 0 | 4 | 0 | 0 | X | 4 |
(5回時間切れ)
〝オレはバントよりヒットを打つのがうまいんだ〟(2度バントをした後、適時打を放ったケン金子)
日曜日ブロック決勝トーナメント 9月29日試合日程
第25回 RBA野球大会 日曜ブロック(タイ王国大使杯)
9月29日(日)サンケイスポーツセンター
全2試合 10:00~
グラウンド「12」
No.5 清水建設㈱ - 三井不動産レジデンシャル㈱
グラウンド「14」
No.6 ㈱ケン・コーポレーション - 鹿島建設㈱
※次回、決勝戦の日程は未定です。
