大野を胴上げするミサワナイン
ミサワホームの54歳鉄人大野が17年ぶりに最年長勝利投手記録を更新-第28回RBA野球大会日曜ブロック予選トーナメント1回戦が6月19日、三郷サンケイグラウンドで10試合(2試合は不戦勝)が行われ、ミサワの大野投手が三井不動産レジデンシャルリース相手に2安打完封勝ち。第11回大会に関東菱重興産(菱重ファシリティー&プロパティーズ)の藤原投手が52歳で勝利投手になって以来、実に17年ぶりに記録を更新した。
明和地所は復帰3年目で初勝利をサヨナラで飾った。青山メインランド-タイセイ・ハウジーは狭いグラウンドだったため、双方で11本の本塁打が飛び交った。清水は治下が日駐相手に1安打完封。地所リアルは東建に打ち勝った。
このほか、三菱地所、ポラス、鹿島、旭化成リフォームなどが勝利した。ケン・コーポレーションと三井不動産レジデンシャルは不戦勝。
三菱地所・鈴木キャプテンと奥さん(結婚1年、野球部内結婚とか)
三井不動産レジデンシャルリース(75) 0-2 ミサワホーム(74)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
ミサワホーム | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | |||
三井不動産レジデンシャルリース | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
54歳ミサワ大野がRBAの最年長勝利投手記録52歳を20年ぶりくらいに更新する大記録を2安打完封のおまけつきで達成した。ナインは試合後、大野を胴上げ。記者は身も心も震えた。新婚1カ月の三井リースのエース佐藤は2回以降ほぼ完ぺきに抑えたが、大記録をアシストした。
タイセイ・ハウジー(84.5) 6-13 青山メインランド(84)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
青山メインランド | 1 | 0 | 4 | 6 | 2 | 13 | ||||
タイセイ・ハウジー | 2 | 0 | 1 | 2 | 1 | 6 |
ノーガードの乱打戦を青山メインが制した。津久井が好投。折からの風と最深部で70mくらいしかない狭いグラウンドのせいか、青山は平野の3発、46歳山梨の満塁弾をを含む7発、タイセイは飛距離120mくらいという千葉英の1発を含む4本の本塁打が飛び出した。
〇ケンコーポレーション(90) 不戦勝 三井不動産(85)●
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
三井不動産 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
ケン・コーポレーション | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 |
ケン・コーポレーションが不戦勝。小笠原は欠場する予定だった。ムードメーカー矢澤は肋骨骨折で登録抹消。前期は絶望。代わってボストン(大ではない)帰りの女性が登録。元巨人などのイ・スンヨプの弟が入団した模様。
ケン矢澤(左)とボストン帰りの女性マネージャー
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
日本駐車場開発 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||
清水建設 | 6 | 2 | 3 | 0 | X | 11 |
清水の元三重スリーアローズ゛の治下が快刀乱麻の素晴らしいピッチング。ケンとの第27回決勝戦でいきなり4者連続四死球で降板した屈辱を晴らした。1安打完封勝ち。日駐・大沼は自滅炎上したが、最後は復活を予感させるいいピッチングをした。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
菱重ファシリティー&プロパティーズ | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | ||||
旭化成リフォーム | 0 | 3 | 0 | 2 | 3X | 8 |
旭化成リフォームが完勝。中大卒の風間が1失点完投。菱重はチームは一新したが惜敗。ラガーマン山野の活躍の場面はなし。
明和地所(67) 5-4 三井不動産レジデンシャルサービス(76)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
三井不動産レジデンシャルサービス | 2 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | ||
明和地所 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 2 | 1X | 5 |
明和地所が復帰後3年目にして初の、大会参加9年ぶりの勝利を飾った。序盤の劣勢を跳ね返しサヨナラ勝ち。68歳藤縄の登板機会はなかったが、河合が藤縄の黄金バットでサヨナラ打を放った。三井レジサービスはまさかの敗戦。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
三菱地所 | 1 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 4 | |||
サンフロンティア不動産 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 3 |
三菱地所が接戦を制した。野球部内結婚の鈴木キャプテン夫婦に白星をプレゼント。先頭打者大山が初球先制弾。東大卒の4年目成瀬が4番を打ち、〝ベンチ外〟の新人沢田も先発出場。ムードは最高だった。サンフロは内村が本塁打を放ったが惜敗。
トーシンパートナーズ(81) 9-0 コスモスイニシア(73⇒82)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
コスモスイニシア | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||
トーシンパートナーズ | 2 | 6 | 0 | 1 | x | 9 |
トーシンは田中前監督が〝退団〟。岩本監督が采配を揮った。チームの戦力ダウンは否めないが、徳村が好投した。コスモスイニシアは吉村が久々に登板したが2回持たず、噂の松村も今一つ。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
安田不動産 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||
ポラス | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | X | 1 |
ポラスが辛勝。エース折笠が7回1安打完封。下位打線が得た1点を守り切った。安田は久々に登板した小久保が奮投したが、打線の援護がなし。次戦で東急不動産と生き残りをかけて戦う。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
鹿島建設 | 2 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 4 | ||
東急不動産 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 |
右の遠藤と左の内田の新人の継投が決まった鹿島が完勝。打っては鈴木、加瀬の新人がそれぞれ1打点の活躍。東急は新人の高岡マネージャーが完璧のスコアを付けたが、6回途中まで一人の走者も出せずナインには役に立たなかった。
東京建物(81⇒78) 5-9 三菱地所リアルエステートサービス(79)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
三菱地所リアルエステートサービス | 0 | 6 | 1 | 0 | 2 | 9 | ||||
東京建物 | 3 | 2 | 0 | 0 | 0 | 5 |
三菱地所リアルエステートサービスが逆転勝ち。木下が2打席連続弾。寺田投手が3回以降踏ん張った。東建は村部が絶好の立ち上がりを見せたが、2回に崩れ、河越も追加手を許した。
●野村不動産パートナーズ(72) 不戦勝 三井不動産レジデンシャル(79)〇
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
三井不動産レジデンシャル | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 | ||
野村不動産パートナーズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |