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2023/06/21(水) 20:24

3年間の空白 1日で埋める 最高のリスタート 第35回RBA野球 水曜ブロック開幕 更新

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一条工務店・加藤とそのご家族

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(試合前はぐっすり眠っていた赤子が試合後動き回っているのを見て、その成長の早さに目を白黒させたが、1歳9か月なら当たり前か)

 3年間の空白を乗り越えRBA野球大会が華々しく開幕-第35回RBA野球大会水曜ブロック開幕戦が6月21日(水)、大宮健保グラウンドで行われた。予定されていた16試合のうち2試合は中止(不戦勝)となったが、コロナ禍で試合どころか練習すらままならなかった各チーム・選手が躍動。大会を盛り上げてきたベテランも新戦力も空白を全く感じさせない盛り上がりを見せた。

 同時進行で4~6試合が行われたため、記者は1試合につき20~30分しか試合を見られなかったので、とりあえず試合結果と感想を紹介する。全体的には、個々がバッティングセンターなどで練習を行ったのだろうか、打線は総じて好調。投手も4年前までのエースが良く投げ、補強の成果か、新人投手も好投手が目立った。問題は守り。バンザイをする外野手は少なかったが、内野ゴロエラーで打者走者が生還するなど、送球ミス、連携ミスが目についた。コロナの後遺症だろう。(詳報は明日以降)

タイセイ・ハウジー4-10ポラスグループ

  1 2 3 4     合 計
タイセイ・ハウジー 0        
ポラスグループ         10

(時間切れ)

 他のチームはかなり若返っていたが、この2チームは4年前のメンバーとあまり変わっていなかった。ポラスの7番・菊地は5キロ減量に成功し82キロ。

住友不動産販売2-9積水ハウス京葉

  1 2 3 4     合 計
住友不動産販売      
積水ハウス京葉 4x      

(コールド勝ち)

 積水ハウス京葉が快勝。RBAの元祖〝二刀流〟生田が2失点完投。日大鶴ケ丘時代-に甲子園に出場している武蔵大卒の2番栗田(26)が2本塁打4打点。棚橋監督は「生田頼みから打てるシステムを構築した」と呵々大笑。核弾頭の坂本も元気。社員の中で知らない人はいないという〝伝説の徳永〟の息子も7番で出場。堂原は仕事で欠場。

 住友販売は、先発の伊藤(39)が4回2失点と踏ん張ったが、2番手以降が誤算。前田主将は「費用は各チーム負担にして、敗者どうしの大会をやってほしい」と懇願。

大和ハウス工業1-12みずほ不動産販売

  1 2 3 4     合 計
大和ハウス工業        
みずほ不動産販売         12

(コールド勝ち)

 互角だと予想していたが、みずほか圧勝。丸山-片岡(西武-オリックスの森そっくり)バッテリーがチームを引っ張り、浦和学院で甲子園優勝チームの3番だった小暮(28)が先制打。このチームはもっと強くなる。

 大和ハウスは52歳のトミー(冨永)か先発。スピードは衰えているが、見事なピッチングを披露した。初回の3失点は、投げ勝った打球が不運にも内外野の中間に落ちたもの。記者はエラーと判断した(記録は安打か)。春日部共栄で甲子園に出場し、7打数4安打2打点の活躍を見せ、進学した東海大では巨人・菅野と親交があるという長岡(27)は先制機に凡飛。硬式の強打者にはよくあることだ。丸山を立ち直らせた。

ケイアイスター不動産〇(不戦勝)●東京建物不動産販売

  1 2 3 4     合 計
ケイアイスター不動産 0    
東京建物不動産販売    

スターツコーポ●(不戦勝)〇長谷工グループ

  1 2 3 4     合 計
スターツコーポ 0    
長谷工グループ    

東急リバブル5-3オープンハウス

  1 2 3 4     合 計
東急リバブル        
オープンハウス        

 リバブルの主砲・河野(42)が大活躍。先制2ランに決勝タイムリー3安打3打点。2安打目の左翼前安打を見たが、見事な流し打ち。ソフトバンク柳田と近藤を足して2で割ったような選手。絶好調とみた。記者が相手なら勝負を避けるが、前後を打つ左打者もよく打つ。8番の濱も凄い当たりをみせた。打線は完全に仕上がっている。

 駒大卒の井上投手は大学では草野球だったようだが、低めにストレートを集めた。変化球も絶品。大槻監督の「優勝を狙う」は法螺ではないとみた。

 オープンハウスの先発・伊勢川はいい球を投げたが、制球に難があった。沖縄尚学出身の宮城(25)は一時同点打となる3点打(記者は1安打で1打点、2失点は河野の失策によるものとみた)。浦和学院-立命館の森川翼(22)は高校時代オールジャパン代表とか。

東京セキスイハイム7-9オークラヤ住宅

  1 2 3 4     合 計
東京セキスイハイム 0      
オークラヤ住宅      

(時間切れ)

 オークラヤ住宅が辛勝。先発の新人・加藤(22)は奈良県の公立高校出身。中島(25)がホームランを放った。東京セキスイハイムは終盤追い上げたが序盤の大量失点が響いた。今年52歳の柳川は出塁したあと、次打者で名前も「新」の伊藤(23)の平凡なショートゴロエラー(2塁への送球ミス)で生還し、打者走者の伊藤も還った(内野ゴロエラーで打者が生還するシーンなど見たことない)。

野村不動産ソリューションズ3-1グローバル住販

  1 2 3 4     合 計
野村不動産​ソリューションズ 0      
グローバル住販      

(時間切れ)

セキスイハイム不動産1-4タウングループ

                     
セキスイハイム不動産 0    
タウングループ    

 タウングループが接戦を制した。池田投手が好投したのか。高坂GMはベトナムへの出張で不在。丘監督が采配を揮った。セキスイハイム・杉本も互角に投げたようだが、あと一歩及ばず。

三菱UFJ不動産販売6-5ミサワホーム東京

                     
三菱UFJ不動産販売    
ミサワホーム東京    

 三菱UFJには失礼だが、まさかミサワ東京が負けるとは。ただ、三菱UFJは第31回大会で4勝をあげているように戦力は飛躍的にアップしている。その立役者は女性監督だ。昨年は小野寺さん、今年は花形さん。花形さんは監督兼広報担当兼人事担当。「大型新人が入った」と推奨した新人・加藤は活躍したのか。エース藤井はゴルフで欠場したが、それでミサワ東京を倒した力は本物だ。

 ミサワ東京は、抽選会に参加した4人の〝大型新人〟のうち出場したのは仙台育英-駒大野球部出身の澤田のみ。出し惜しみしたのか。エース植松が最後まで投げたのか。岡崎監督のコメントを聞きたかった。

ナミキ1-6旭化成ホームズ

  1 2 3 4     合 計
ナミキ 0        
旭化成ホームズ        

(時間切れ)

 同僚・北寒寺とともに〝王者〟の座を維持し続けてきた絶対的エース・今野(44)が最終回の抑えとして登板。「全然投げていない」と言いながら、素晴らしい投球を披露した。味方の失策で2走者を出したが、奪った3アウトは全て三振。最後の打者は3球三振だったと思うが、3球目は自慢の内角をえぐるシュートか。打者は見送るほかなかった。北寒寺は欠場した。

 勝率.100の〝最弱〟ナミキは大健闘。最後は上森投手(55)と石津捕手(46)合わせて101歳がバッテリーを組んだ。上森は「2ランを打たれた。今日が引退試合になるかも」と覚悟を決めたが、篠監督は「俺がいる限り引退はさせない」といたわった。〝美穂ちゃん〟は退社し、そのユニフォームを鳥居(23)が着ていた。鳥居は〝美穂ちゃん〟が何を意味するか知らないようだったので検索することを進めた。今夜は眠れないのでは。ギャハハハハ。

一条工務店31-0東急Re・デザイン

  1 2 3 4     合 計
一条工務店 15           31
東急Re・デザイン          

(時間切れ)

 一条工務店が初回に15点あげるなど、4回まで毎回得点の31点を挙げ4回時間切れ大勝。東急Re・デザインはエース佐藤、〝RBAの太陽〟稲木が欠場。58歳の田口捕手はほとんど守りにつかされた。(こら!一条!武士の情けを知らんのか、年寄りをいたわれ!)

 RBAの1イニング最多得点は28点、1試合の最多得点は36点。いずれも三井不動産リアルティ(前・三井のリハウス)。

昨日の41四死球試合に負けないRBA野球大会の大記録、珍記録(2018/7/21)

三菱地所ハウスネット-5日神グループHD

  1 2 3 4     合 計
三菱地所ハウスネット    
日神グループHD    

 日神グループが〝大金星〟(これは失礼か)。地所ハウスネットの長崎海星-愛知学院大の〝大型新人〟井手口投手は(23)は「本職はセカンド、ショートだが、どこでも守れる」器用な選手で、日神グループ打線ならスイスイ投げるだろうと思っていたら、あにはからんや。3回に集中打を浴びたようだ。主砲の森は、結婚の挨拶をするため彼女の実家・熊本に出向いており不在。

 まさかの敗戦に、小森林監督は「わたし? 10キロ太った、もう投げられない。敗因は牧田さんが『森、お前のせいだ』と仰ったが…それと、岩藤。ゴルフから駆け付けたのはいいが、ユニフォームを忘れてきて…」ナインは車座になってしょげかえっていた。

 日神グループは山田投手(24)が好投。野球は和歌山・向陽までしかやっていないが、いかにも投手タイプの体形。津端監督は仕事で欠場したが、代理の竹中は「昨年6月から毎月6時間練習を続けてきた。練習試合の初戦で2-20で大敗し、みんな奮起。今年の勝率は5割。外野のエラーはなし、ファインプレーもたくさんあった」とナインを讃えた。

リストグループ15-0三井不動産リアルティ千葉

  1 2 3 4     合 計
リストグループ 3           15
三井不動産リアルティ千葉          

(時間切れ)

 リスト打線が爆発、大笑したが、倉持監督は「無死満塁で6番、7番が連続内野フライ。8番の石田が安打を放ち得点したからよかったが」とおかんむり。西武OBでもある監督は「松井がかわいそう」と下を向いた。次男の長男(孫)も5番センターで出場した。

 三井不動産リアルティ千葉は再三走者を出したが、あと一本が出なかった。篠原の〝奮投〟に、倉持監督も褒めた。

伊藤忠ハウジング3-0ナイス

  1 2 3 4     合 計
伊藤忠ハウジング 0    
ナイス    

 伊藤忠ハウジングが最終回、一死二・三塁から福澤の2点適時などで3点をあげ、そのまま完封勝ち。

 伊藤忠・佐久間、ナイス・山本の投手戦がいかに素晴らしい投手戦だったかは、主審の方が「こんな素晴らしい投手戦の草野球は久々。とても楽しかった」と語った言葉が象徴している。

 佐久間は聖光学院時代、高校野球ファンの間で話題になった。入社してから3年、軟式をマスターしたか。打つのは容易ではない。力任せで押すタイプではない。ナイス山本は肩やひじに故障を抱えるが、3年のブランクがよかったようだ。

三菱地所ホーム6-13三井不動産リアルティ

  1 2 3 4     合 計
三菱地所ホーム        
三井不動産リアルティ 5X         13

(コールド勝ち)

 第31回大会で2勝したものの、水曜ブロックでは最低レベルの三菱地所ホームが大健闘。敗れはしたものの、リアルティ先発の石谷から3番・田中、4番・馬越がそれぞれ本塁打を放ち、他の打者も外野へ大飛球を連発、6点をもぎ取った。チームは完全に若返っている。

 リアルティは主砲・横瀬の満塁弾などで打ち勝ったが、試合後、安西監督は「石谷は悪くなかった。相手はめちゃくちゃ打つ。外野がよく守った」と胸をなでおろした。

 

 

 

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