〝アッシー〟ことナイス芦沢 体重100⇒75キロの減量に成功/城戸監督
〝アッシー〟ことナイス芦沢が大減量に成功-RBAの〝かつての〟本塁打王(通算本塁打は30本近いはず)で、いまは本塁打性の当たりを放ったとしても足がもつれ息が切れせいぜい2塁くらいしか到達できなくなってしまったナイスのベテラン芦沢が何と「体重100キロから75キロの減量に成功した」と、城戸監督が語った。
芦沢がここ数年ダイエットに取り組んでいるのは知っている。結構なことだ。しかし、体重を落とすことはマッスルそのものもそぎ落とされ、まるで糖尿病患者(記者は数値が劇的に好転している)のような骨川筋衛門になるのが心配だが、城戸監督は「大丈夫。この前ミサワ東京と練習試合をやったが6-6の引き分け。芦沢が安定している」と本戦でのエース格として期待を寄せている。
もう一人、昨年華々しくデビューした山本投手については「ヒジ痛を抱えているので無理はさせられない」と継投を匂わせた。
「有望な新人も2人入った。平均年齢は40歳くらいから25歳くらいに若返った」という。有望新人のうちの1人は神奈川大学の軟式野球部のキャプテンだそうだ。
アッシーが復活し若手が頑張れば決勝トーナメント進出は堅そうだ。
大和ハウス 「最弱」が「大穴」に急浮上 2人の有力新人を補強/大原監督
圧倒的な的中率を誇る記者の独断と偏見によるRBA野球レーティング(例のハンデ師とは関係ありません)で、今季は水曜ブロックの最弱チームチームと判断し昨年の「72」から「60」くらいに格下げしようと思っていた大和ハウス工業の大原正義監督と青山の事務所ビルでばったり出くわした。ここぞとばかり喫茶店に連れ込み(ごめんなさい。「連れ込み」などという下品な言葉を使ってしまいました。もちろん「お誘いして」です)取材を開始した。
大法螺じゃなかった大原監督は文字通り法螺を吹くことしか知らないのか、これまで裏切られ放しで恥をかかされ続けてきたが、今度ばかりは信ぴょう性が高いと判断して、決勝トーナメント進出は確実と見た。レーティングは「80」以上に引き上げる。「大穴」候補だ。
すごい投手・野手が入ったようだ。しかも一人でなく2人も。
一人は上原健太(25~26歳)だ。埼玉栄から駒大に進み、プロも注目していたらしいが、ヒジを痛めプロを断念。準硬式に転向したという。
大原監督は「三菱UFJさんと練習試合をやったが、全然打たれなかった。本人は『まだ万全じゃない』と言っているが、硬式のマックスは145キロ。軟式でも130キロは出ていた。トミー(最近はさっぱり出てこなくなった)クラス」と、大原監督は太鼓腹(じゃなかった太鼓判)を押した。
もう一人は星大介。東京新大学リーグに属する東京国際大出身の新人だ。大原監督から聞いたのだが、同大学の硬式野球部の監督は元広島監督の〝名将〟古葉竹識氏(79、今季から名誉監督)なのを初めて知った。星はその古葉監督から教わったのだという。古葉監督はこれまでのプロ野球監督の中で5本の指に入る名監督だと記者も思う。
大原監督は「星はまだ軟式に慣れておらずノーコンだが、バッティングがいいので上原と4番、5番が打てる。間違いなく決勝Tに行く」とまた太鼓腹をゆすった。
「僕? ダイエットしており体重は93キロから83キロに落とした。目標は75キロ」とまたまた巨腹を突き出した。
大和ハウスは第15回大会で大原監督ら強打者を揃えてベスト4入りしたが、その後はわが国の人口動態を先取りする形で高齢化の一途をたどり、この10年間の成績は12勝26敗。勝率は.316。この中には昨年の不戦勝も含まれるから、実質的には.297。これが打撃成績なら立派なものだが…。
RBA野球 開幕まで1カ月 神宮外苑で旭化成ホームズなどが練習
「銀仁朗さん、頑張ってください」京都平安高校の後輩・伊藤忠ハウジング川岸
第28回RBA野球大会の開幕まであと約1カ月。水曜グループの強豪チームが5月18日、神宮外苑軟式野球場で調整を行った。
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6月1日にエイブルと第27回大会の決勝戦を戦う旭化成ホームズは山本監督も参加して練習を行った。
山本監督は、「当日は仕事の都合で出ることができないが、北寒寺に代理で監督をやってもらう。平居さん(正仁氏、旭化成取締役)も応援に来ていただく。相手チームとは戦ったことがないので何の情報もないが、うちの野球をやるのみ」と、普段着の野球をするという。エース今野も「今週と来週あれば仕上げられる」と落ち着いていた。
期待の新人の補強もできたようだ。東経大出身の石島(32)だ。同大ではもっぱらDH、ベンチウォーマーだったそうだが、地元チームで戦った縁からか「北寒寺が引き抜いた。4番候補」(山本監督)ようだ。本人は「軟式には慣れている。今野さん? 打てます」と大物ぶりをアピールした。体重96キロの巨漢。
もう一人は明大硬式野球部の倉富捕手(22)。チームには4番も打てる強肩の津久井がいるが、果たしてレギュラーの座を奪えるか。練習では同窓今野とバッテリーを組んだ。
旭化成ホームズ石島(左)と倉富
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東急リバブルと伊藤忠ハウジングが練習試合を行った。リバブルの先発は津田。伊藤忠は大出。ともに相手打者に痛打を浴びていた。仕上がりはまだまだと見た。打線はともに好調だが、守りのミスも目立った。
リバブルの新戦力は北海道・北海学園大卒の太田。入社2年目で1塁手。1塁にはベテランの主将古屋がいるが、レギュラーの座を奪えるか。
大槻監督には「昨日、伊藤忠都市開発のリバブルが販売する『つつじヶ丘』を見学した。素晴らしい物件。大槻さんは『久が原』担当でしょう」と話しかけたら、「そう、久が原の東急電鉄の物件」ということだったので、「久が原」を見学する約束をした。
伊藤忠は立花義家氏の息子が異動で出られなくなったが、川岸が「(西武の)銀仁朗さんは4つ上の(京都平安の)先輩。僕?僕はプロを断って伊藤忠に入った」と大口を叩いた。つられて東海大相模出身の森田が「菅野と同級生」-と巨人菅野投手にあやかろうと自己主張した。(だから何なんだ)
面高監督は「新戦力はなし。やる気は十分。」と意気込みをみせていた。(早期完売間違いなしの「つつじヶ丘」の販売をリバブルに奪われるようでは情けない)
リバブル津田
「菅野、俺もがんばるぞ」伊藤忠ハウジング森田(左)と「レギュラーの座を狙う」リバブル太田
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三井不動産リアルティとリストが練習試合。三井リアルティ安西監督の姿は見えなかったが、リスト倉持監督が元気で采配を揮っていた。舟山と佐藤の2枚看板が健在のようだった。
リアルティはエース松浦が登板。昨年よりストレートに威力がり、仕上がりは万全と見た。石谷も虎視眈々。2番手に意欲を見せていた。
松浦の球歴を安西監督は全然教えてくれないが、本人は「静岡出身。サッカー少年」ととぼけた。ナインは「確かアメリカに留学しているはず。野球留学? いや経営学のようだ。だからアメリカ人のような顔をしている」
以下、倉持監督と記者とのやり取り。
「倉持さん、今年はどうですか」
「ダメ、最悪」
「しかし、この前の娘さん(AKB48の倉持明日香さん)の始球式はよかったですよ(西武・秋山との勝負は避けたのかワンバウンドだったが、格好がよかった)」
「何? 野球と関係ない」
「倉持さんはまだ投げられるでしょ」
「100キロ」
「村田兆治さんはまだ135キロ投げるらしいですよね」
「わたしより4つ上。たいしたもんだ」
「西武、何とかならんですか」
「昨日、伊原さんと千葉マリン(ロッテ-西武戦)で一緒だった。わたしは千葉テレビ、伊原さんは文化放送ライオンズナイター。西武は投手陣が悪い」
「どうすればいいですか」
「土肥(コーチ)が嘆いていたよ。しかし、今更…、キャンプのときしっかりやらなきゃ」(倉持氏には西武の投手コーチになってほしい。いまの仲良しクラブのようなコーチじゃ西武は勝てない)
「今年はやるぞ」三井不動産リアルティ松浦
水曜決勝 旭化成ホームズ-エイブル6/1 日曜決勝 ケンコーポ-清水建設6/2
日程の都合で延期されていた第27回RBA野球大会水曜ブロック決勝戦、旭化成ホームズ-エイブルが6月1日(水)、日曜ブロック決勝戦、ケン・コーポレーション-清水建設が6月2日(木)、それぞれ19:30から東京ドームで行われることが決まった。
また、第三企画が主催する〝もう一つのドーム決戦〟「第6回Club-D cup」の決勝戦、住友不動産販売-野村不動産アーバンネットが6月1日(水)同じく東京ドームで17:00から行われる。
第28回RBA野球大会6/15 開幕 6/9の抽選会に参加全チーム選手・関係者無料招待!
第28回RBA野球大会が6月15日(水)水曜ブロック、6月19日(日)それぞれ開幕する。開幕に先立つ予選抽選会が6月9日(木)午後18:30からヒルトン東京で行われる。参加全チームの選手・関係者が無料招待される。
水曜決勝トーナメント16強入りの力あり タウングループがRBA参戦
タウングループ野球部(同野球部提供)
アパートやマンションの管理事業を主体とするアレップス、入居者の募集・仲介をメインとするタウンハウジング、売買仲介のタウン住宅販売、デザイン性の高いマンション建築を提案するアヴェントハウスの4社を核とするタウングループが第28回RBA野球大会水曜ブロックに参戦する。創部3年目のチームだが、予選を突破する力は十二分にありそうだ。アレップス賃貸管理部部長で野球部の部長でもある高坂忠司氏(41)と野球部キャプテン・柿添裕典氏(32)に話を聞いた。
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創部は3年前。会社から全面的な支援を得て高坂氏らが中心となって立ち上げた。50名くらいが集まったという。
最初に野球大会に参加したのは不動産健康保険野球大会。野球経験者中心のAチームと、〝野球を楽しみたい〟というメンバー中心のBチームに分けて戦った。結果はともに「2部」初戦で敗退。Aチームはハウスメイト相手にサドンデスの末5-6で惜敗し、Bチームはちばリハウスに乱戦の末9-14で敗れた。
創部の目標に「健保大会で5年以内に優勝」を掲げていることから敗戦を糧に部員が奮起。翌年はAチームが5試合のうち4試合が逆転勝ちという粘りを発揮し見事初優勝。決勝戦のハウスメイト戦は8-7のサヨナラ勝ちという、まさにルーズヴェルト・ゲームを演じた。1部昇格も決めた。Bチームはタイセイ・ハウジー(弱いチームか)に敗れた。
夢はふくらむ。「RBAに参加したかったが、推薦が必要ということだったので付き合いがあるミサワホーム東京の内村監督に頼んで練習試合をしてもらった」(高坂氏)。昨春だ。結果は0-23で惨敗。内村監督には「こんなチームじゃ推薦なんかできない」と断られたそうだ。
〝ここであきらめてなるものか〟と昨秋には再戦を申し込み、その時も1-5と敗れはしたものの、失点は初回のみでその後は互角に戦った。「これだったら」とミサワホーム東京・内村監督のお墨付きを得てRBA野球大会に参加を決めた。
部員は45名。マネージャーが2名。社長、副社長など役員クラスが名誉会長、会長、顧問を務める。
高坂氏は「会社を上げて応援してもらっている。いろいろな部署の社員と交流もできるし、社員の定着率も高まってきた。AとBの総力チームで臨む。目標はベスト16。5年以内に東京ドームに行きたい」と高い目標を掲げた。柿添キャプテンは「レギュラークラスの平均年齢は28歳くらい。高校、大学の野球経験者も多い。投手力も豊富。20歳代のかわいい女性部員がいます。起用する予定です」と話した。
高坂部長(左)と柿添主将
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さて肝心の戦力分析。最初参戦をRBA事務局から聞いたとき、コスモスイニシアの「ガッツ」と練習試合を行い、記者もその試合を見ているとのことだったので、「ああ、あの南海ホークスのユニフォームそっくりのおじさんチームか。ガッツと互角じゃ多くは望めない」と取材に臨んだのだが、ガッツと闘ったのはBチームだったようで、昨秋の練習試合でミサワ東京と2回以降はいい試合を行っていることから判断して予選突破の力は十分あると見た。
参加30数チームのうち少なくとも「ガッツ」を始め10チームくらいには難なく勝てそうだ。10チームくらいとは互角に戦えると見た。
だだ、「健保大会の表彰式で、1部のチームの選手と肩を並べたとき体格の違いを見せつけられた」と高坂部長が話したように、あのタイセイの体重が100キロはありそうな千葉英(だんだん張りぼてになってきたが)や青山メインの怖そうな主砲・石井などに縮み上がったようで、だとすると、気配に圧倒されるようではまだまだ強豪クラスとは力量差がありそうで、ベスト8の壁は厚いとみた。よほどのくじ運がないと突破は難しいのではないか。
しかし、かわいい女性選手が出場するというから、このチームを最優先して取材することに決めた。過去RBAには3~4名の女性選手が試合に出場している。
コスモスイニシア<ガッツ>頑張れ、大和ハウスには勝てる(2015/9/30)
ポラス監督兼主砲・成田 職業訓練校竣工見学会で社を代表して挨拶
威風堂々の挨拶をする成田
最初は全然気が付かなかった。ポラスが4月12日行った「ポラス建築技術訓練校」の竣工見学会の会場でのことだ。同訓練校は、国土交通省の「平成27年度サステナブル建築物等先導事業(木造先導型)」に採択されたもので、設計から施工まで全て同社が担当した〝オールポラス〟の建築物だ。
記者は、今年初めに行われた上棟式も取材しているので、大方の概要は分かっていた。今回は、実際に出来上がったものをこの目で確認するのが目的だったので、冒頭にあいさつした同社経営企画室室長・江本昌央氏の話に一応は耳を傾けながら、建物の出来栄えに目を走らせ、現しの柱や梁が立派だとか、格子の木の外観デザインもなかなかだと判断する一方で、外観は鉄やらコンクリとあまり変わらず、床はありきたりのシート貼りで、椅子や机もどこにでもあるケミカル商品であるのに落胆し、それでもよくぞ木造で建てたと評価した。
ところがだ。そのうちに、会見場正面テーブルの中央に座っている一際大きい男性に目が留まった。その大男が、RBA野球日曜ブロックのポラスの監督で主砲、かつてはローテーション(といってもそんなに投手はいなかったが)の〝谷間〟に投げて好投もしたこともある成田超洋(氏だとかさん付の敬称をつけたら野球記事にならないので略す)だと判断するまでの時間はほんの1秒か2秒しかかからなかった。
そのとたん、成田が売上高1,734億円(平成27年3月期)、グループ社員数3,940名の同社を代表してひな壇の中央に座っているのに感動すら覚えた。さすが成田だ。長い間、RBA野球の取材をしてきた甲斐があったというものだ。
しかし、喜びもつかの間、愛と憎しみは紙一重と同じように、〝果たしてちゃんと喋れるのか〟という不安が一挙に吹き上がり、期待は一瞬にして懸念に転化し、心臓がバクバクと音を立てた。
すると、成田は、数十人の記者と同じ数くらいの同社関係者を、あの相手投手を威嚇するような鋭い目つきで立ち上がると、決して上手とは言えないまでも、かといって大手ハウスメーカーやデベロッパーのトップもたいしたことがない人も少なくないから、まあ五十歩百歩くらいのレベルでもって「訓練校の卒業生は697名。この中からたくさんの木造オリンピック受賞者を輩出してきた。今年の新入生は44名。立派な大工などに育てたい」と無難な挨拶をした。
後で聞いたら部下は新人44名を含め232人もいるそうだ。プロ野球の監督だってコーチ含めても〝部下〟は100人もいないはずだ。成田がそんな大部隊を率いる隊長を務めているとは夢にも思わなかった。訓練校の生徒さんたちはオリンピックだけでなく、構造壁ジャパンカップにも出場している。間違っても世間から後ろ指をさされる違法ギャンブルに手を染めることのないよう生徒さんを指導し、立派な大工さんに育ててほしい。
肝心の今季のRBA野球に臨む意気込みを聞いたら、「高齢化の一途。経験値じゃ勝てなくなってきた。新人? 未知数」と情けない答えが返ってきた。
中内社長! サッカーの浦和レッズにあれだけ肩入れするのだから、その10分の1でもいいから野球ができる社員を採用していただきたい。そうすればたいしてレベルが高くない日曜ブロックなら間違いなく優勝できる。
天井の現しがが美しいポラス建築技術訓練校事務所棟
※肝心の訓練校の完成見学会の記事は「こだわり記事」に後ほど掲載します。
リスト 松坂世代の〝大輔〟が帰ってくる 古豪復活だ
海藤(左)と杉山
大輔が帰ってくる-松坂大輔と同世代のリスト佐藤大輔が来年からRBA野球大会に復帰することがほぼ決まった。リストの海藤主将や主砲の杉山が明らかにしたもので、ここ23回大会に準優勝して以来4年間はベスト4にも残れていない。頼れる投手は舟山しかおらず、舟山の出来次第というチーム状態が続いているからだ。
厳しいシーズを乗り切るためにもう一人の投手を揃えることは必須条件だ。今季はかつての大エース八筬の後輩、横溝が投げた試合もあるが、横溝は肩に爆弾を抱える。そこで待ち望まれるのが佐藤大輔の復帰だ。
横浜商大出の佐藤はRBAの快速投手として15回大会と16回大会にノーヒット・ノーランを達成。チーム躍進に貢献した。ここ数年は勤務の関係でほとんど出場していない。
ところが、来年からは異動で試合に出られる環境に戻れるというのだ、海藤も杉山も「スピードは衰えたが、その分技でカバーできるようになった」と復帰に期待を寄せている。
チームは岩島、田中、横溝らの若手に主砲の杉山らが元気で、〝不惑〟海藤もしぶといバッティングを見せており、打線は水曜トップクラスの戦力を維持している。佐藤が復帰すれば、舟山と横溝の3枚が揃う。古豪が復活する。
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