RBA OFFICIAL
 

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〝勝てばいいんだ〟3失点のナイス正木

  1 2 3 4     合 計
東急ホームズ      
ナイス      

  
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横澤(左)と村尾(今季はこの2人の調子がいい)

 ナイスが快勝。主砲村尾が3ランを放ち、3番横澤が3塁打と2塁打を放つ活躍。正木投手が3失点に踏ん張った。新人5人のうち4人は宅建直前で欠場。初陣東急ホームズは惜敗。〝口撃〟隊長の8番稲木が2安打を放ったが、得点に結びつかなかった。

 1点先取されたナイスは2回、この回先頭の5番芦沢が安打し、敵失で同点。さらにリードを許した3回には2番佐藤が四球で出塁、続く横澤の2塁打で同点とし、4番の村尾が2ランして逆転。4回にも敵失で1点を追加した。エース正木が完投。

 東急ホームズは小刻みに加点したが及ばず。初回は先頭の保田が安打と盗塁、暴投で先取。3回には安田の2塁打と四球、4番佐藤の安打で満塁と攻め立て、6番本多の押し出しで1点リード。最終回には敵失で1点を返したがそこまで。

○城戸監督 来週は宅建の直前。5人の新人のうち4人は出ることができない

○横澤 今日は2塁打と3塁打。サイクル狙うぞ(その後は凡退。芦沢もそうだがメタボを何とかしないと絶対無理だろう)

○芦沢 (横澤の当たりは本来は本塁打と3塁打。走れないからサイクルは無理無理(本人はホームランの当たりでもせいぜい2塁まで)

○中家 宅建? 取得していますよ(新人らしく初々しい顔もきりりとしていた)

●稲木 負けた気がせんな、相手も勝った気がせんのじゃないか(放った安打はナイスが6本、東急が5本。うち2本が稲木。決定的に違うのは足。稲木が48、捕手の田口が50歳。相手の横澤も芦沢も同じくらい遅いが、あとはみんな若い)

●スコアラー 一人2点だ! (試合途中で檄。つまり2×9=18点取れと言うこと。稲木以上に過激。本業でもこうやって、営業の尻を叩いているんじゃないか)

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ナイス中家(新人の皆さん、不動産業界に就職するなら大学3年、4年のうちに宅建の資格くらい取らないと。民法は難しいが、宅建業法と建基法、都市計画法などはそんなに難しくない。70点でいいんだ)

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〝俺は口だけじゃないぞ!2安打だぞ〟稲木

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左から50歳田口、スコアラー氏、48歳の稲木(スコアラー氏のスコアはほぼ完璧)

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岩佐も怪物だ

  1 2 3 4     合 計
積水ハウス神奈川             12
オークラヤ住宅            

(1時間30分時間切れ)

  積水ハウス神奈川が3回までに大量12点を奪い圧勝。4本のホームランを放った。ただ、エース秋山は肩痛が再発したようで3回途中で降板。5失点。次戦の登板は絶望的。オークラヤは丸山、小森が火だるま。相手が悪かった。

  積水神奈川は初回、先頭の崎浜が内野安打、続く石田が四球で出塁したあと3番岩佐が3ラン。その後も敵失と四球を絡め5番小松崎の3塁打、6番小林の適時打などでこの会5点奪取。2回には岩佐の2打席連続本塁打と5番斎藤、小松原の連続2塁打などで3点追加。3回にも2番石田の本塁打などで4点を加点。岩佐は猛打賞。

  先発のエース秋山は球威、制球力ともになく、3回途中で降板。4安打7四球5失点。最後は岩佐が抑えた。

  オークラヤは2回と3回で5点を返したが焼け石に水。

○石田ら 今季は45試合やって44勝1敗。負けたのは旭化成戦だけ。あの時は最悪だった。負けて悔しくて、沖縄に観光を兼ねた1泊の合宿を張った。打線は〝ヤバイ〟(危ないという意味ではないらしい)。旭化成を特別意識しているわけではないが、優勝できなかったら廃部する(大丈夫か、そんなこと言って。挑発するつもりだろうが、返り血を浴びるのではないか。戦力は旭化成のほうが上だと思う。積水神奈川は守備と投手に不安あり)

○岩佐 2打席連続ですよ、本塁打。秋山? 今度は3番手の工藤が投げる

○斎藤 今日も打ちましたよ2本(足はないと思っていたが、2盗、3盗)。ほら、見て。みんなナイキ。僕、ナイキのスポンサーが付いているんですよ。

○小林 相澤さんは元気? 大坪はよく活躍しているようだけど(慶大で大坪と同期。小林は学生コーチ) 

●小森 相手の打撃はすごい

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2回3失点して引き上げる秋山(右)

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小林

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化け物の斎藤(しゃべることも普通じゃない)

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オークラヤ住宅の女性応援団

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エイブル斎藤(左)と田口

  1 2 3 4     合 計
エイブル      
ミサワホーム東京      

 

 エイブルが接戦を制した。斎藤-田口の継投が決まった。坂木が3安打猛打賞。荒川兄が先制のホームを踏んだ。ミサワはエース古市が不調。ストレートが走っていなかった。打線も2安打に抑えられた。

 エイブルは2回、この回先頭の4番荒川卓が安打した2死後、7番田口の適時打で1点先制。同点の3回には、2番坂木の安打と荒川卓の左翼飛が敵失となり荒川も還って2点。

 先発の斎藤が2失点した後は田口が締めた。

 ミサワ東京は2回、この回先頭の井町が安打し盗塁、内野ゴロと敵失で同点に追いつき、3回には井町の2塁打で1点差と追い上げたがそこまで。

 昨年大活躍した高橋は8番に降格され、2三振。

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エイブルが先制した場面

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荒川卓(左)と坂木

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ミサワホーム東京神奈川ナイン

  1 2 3 4     合 計
スターツ  
ミサワホーム東京神奈川 1x   1

(延長サドンデス)

 ミサワホーム東京神奈川が延長サドンデスを制しサヨナラ勝ち。清水-大沼の継投で完封した。最後は石部が死球を選んだ。スターツ井原は無念。打線が援護できなかった。

 7回までミサワの放った安打は5安打、喫した三振は7個、スターツは3安打、5三振。両チームの投手の好投で決着がつかず延長戦へ。スターツは2人の打者とも三振し、その裏、石部が死球を選んでサヨナラ。

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ミサワ清水

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スターツ井原

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「徹底して点を取れ。15点が目標だ」檄を飛ばす倉持監督(左は横溝、右は海藤)

  1 2 3 4     合 計
りスト 7 2 2       11
積和不動産      

 

 リストが相手の拙守に乗じ大量11点を挙げコールド勝ち。〝秘密兵器〟左腕の横溝はストレートに威力があり、スライダーのキレもあった。積和は小田川が先発したが、味方に足を引っ張られた。打線も横溝の前に沈黙。

○倉持監督 西武? ダメだねぇ。昨日、袴田(元ロッテで、西武のバッテリー&チーフコーチ。今期限りで退団が決定)から電話があったよ。俺? 西武のコーチ? それよりロッテだね。リストに愛着もあるし…。倉持氏がナインに檄を飛ばすのを聞いていたことがあるが、素晴らしいスピーチだった。西武の投手陣を再生するのはこの人しかいない。リストが期待に応えられないのは…いわないほうがいい。頑張れ! リスト)

●寺島 全然ダメ。エラーばっかり。ぼくが先発すればよかった。うちの女性応援団を撮って(2番手で打たれたのではないか)

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横溝

◇       ◆     ◇

 残念ながらこの試合はスコアを両チームともつけておらず、記者も同時進行の4試合を見られるはずがないので、詳細はわからない。

 リストのスポークスマン杉山によれば、「僕は四球ばかり」で、放った安打は4本のみ。うち45歳の海藤と田中が2本ずつということらしい。つまり、他の打者は安打を放っていないようだ。

 杉山が〝秘密兵器〟と言った横溝は秘密でも何でもなかった。記者は2年前、次のように紹介している。

 「リストに八筬の後輩の大型新人が加入した。横浜隼人高校のエースとして活躍した横溝(24)だ。身長183センチ。5日の東急リバブルとの練習試合で本塁打を放った。『僕と矢筬さん? 矢筬さんが全然上。僕はカーブ、スライダーが得意ですが、肩を故障していまして…バッティングは好きです』と話した」

 あれから2年。ナインは「長いイニングは投げられない。4イニングまで」と野次ったが、杉山は「大丈夫。もっと投げられる」と否定した。真偽のほどは分からない。

 少しだけピッチングを見たが、たしかにストレートに威力があり、スライダーがよくキレた。積和が完封負けするのは当然だ。

 もう一つ、チームに明るい材料がある。エース舟山の復活だ。予選ではスピードが全くなく痛打を浴びたが、本人曰く「あのときはいろいろあって。今は大丈夫」と胸を張った。この試合でも1イニングを投げたようだ。

 リストのレーティングは引き上げる予定。

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〝情けない〟小田川(左)と寺島

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積和の女性応援団と情けない投手

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同点弾を放った河野を迎えるリバブルナイン

  1 2 3 4     合 計
三井不動産リアルティ        
東急リバブル 1x         2

 

 東急リバブルがサヨナラ勝ち。主砲河野が同点の本塁打を放ち、河添がサヨナラ打を放った。第17回大会の優勝投手・猪股が6回1失点の快投。三井リアルは4回の無死2、3塁の好機に1点しか奪えなかったのが惜しまれる。松浦投手が許した安打は3安打たった。

 3回までノーヒットに抑えられていたリバブルは4回、この回先頭の4番河野がカウント2-0から松浦投手のストレートをジャストミートし右翼越え本塁打で同点。最終回の5回には敵失で出塁した9番尾形を2塁に置き、1番河添が左翼越えにサヨナラ打を放った。

 第17回大会の優勝投手・猪股は毎回のようにピンチを招きながら、コーナーを丹念に突き相手に的を絞らせず、3安打1失点完投。

 三井リアルはあと1本が出ず惜敗。4回、無死2、3塁からその後、2死満塁となり2番岩瀬の内野安打で先制したが、結局得点はこの1点のみ。

 2回の1死2、3塁、3回の無死2塁、5回の1死2塁のチャンスをことごとくつぶした。

 松浦投手は変化球が決まらず苦しいピッチング。河野には2-0とカウントを悪くしてストレートを狙い打たれた。わずか2安打で敗戦投手となった。

○大槻監督 我慢がまんして勝機をうかがっていた

○猪股 肩が痛くなかった。サドンデスも覚悟していた

○河野 もうストレートしかないと思っていた

○河添 打ったのはストレート。瞬間抜けると思った

●安西監督 先発の猪股? 当然読んでいました(と試合前)試合後は「完敗」

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河添

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リバブル河野

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リバブル猪股

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三井リアル松浦

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茂木(背番号16)をたたえる野村アーバンナイン

  1 2 3 4     合 計
積水ハウス    
野村不動産アーバンネット    

 

 野村不動産アーバンネットは3年目エース茂木が気迫のピッチングを見せ、宮島社長と前社長の金畑氏の熱い応援に応え、御前試合を3安打完封。吉本が決勝2ランを放った。積水ハウスは高橋が好投したが、打線が相手の新旧社長に遠慮したわけではないだろうが沈黙。堀田監督は「3安打じゃ話にならない」と悔しさをにじませた。

 野村アーバンは初回、先頭の折笠がいきなり2塁打を放った1死後、3番吉本が右翼超え本塁打。その後は2安打に抑えられたが、エース茂木が初回から飛ばし3安打完封勝ち。ストレートに威力があり、変化球も低めに決まった。

 積水は先発の山本が4安打に踏ん張ったが、打線が散発の3安打に抑えられた。

○宮島社長 初めて気持ちいい試合を見せてもらった。勝ち進んでみんなでドームに行きましょう

○三根監督 よく勝ったが、茂木の踏ん張りに追うところが多い。打線はもっと奮起しないと

○吉本 初回、ホームランを打った(中途採用だが、チーム貢献度は高い)

●堀田監督 三安打じゃしょうがない。うちの投手もよかったでしょ

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吉本

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〝よっし、茂木、いいぞ〟木内応援団長(後ろのスーツ姿が宮島社長と金畑前社長)

新旧社長が応援 プレッシャーを力に変えた茂木

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 野村アーバンの今年3年目茂木投手が6回3安打完封の快投を見せた。茂木は新人の時から活躍はしていたが、力みからコントロールを乱す場面もあり、どちらかと言えば投げてみないと分からないタイプとみていた。

 しかも、この日は宮島社長と前社長の金畑氏が応援に駆け付けていた。相当のプレッシャーを受けていたはずだが、それを力に変えた。見事というほかない。

 試合後は「緊張? いやむしろ気合が入った。調子は良くなかったが、変化球が決まった」と話した。

 これまで野村アーバンは北村章・元社長をはじめ米津正五・元専務、鳴瀬雅也監査役、神園徹・執行役員らが頻繁に応援に駆け付けていた。もちろん勝った時もあるが、みんないいところを見せようと力が入りすぎたのか、負けた試合のほうがはるかに多かった。

 今回は茂木が見違えるような好投をみせ、野手陣も無失策で茂木をバックアップした。

 次の試合は積水ハウス神奈川。記者のレーティングは旭化成ホームズに1ポイント下回るだけの91。対する野村アーバンは今回の茂木の快投を考慮しても84くらいか。圧倒的な力量差があるとみた。

 どこまで善戦することができるか。〝負けてもともと〟無力で戦えば意外な力を発揮するかもしれない。

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野村不動産アーバンネット宮島青史社長(右)と前社長の金畑長喜氏

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野村アーバンナインと応援団

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〝以前は阪神不安だったが、お家騒動ばかりやっていたので愛想をつかした〟野村不動産アーバンネット宮島青史社長(右)と前社長の金畑長喜氏

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〝よくやってくれた。初めて勝利をみせてもらった。ドームに行きましょう〟三根監督を労う宮島社長(右は金畑氏)

 準々決勝戦はエイブル-ミサワ東京神奈川、リスト-東急リバブル、ナイス-旭化成ホームズ、野村アーバン-積水ハウス神奈川-第27回RBA野球大会水曜ブロック決勝トーナメント初日が10月7日、大宮健保グラウンドで8試合が行われ、ベスト8がすべて出揃った。準々決勝は10月14日と21日に行われる予定。

 ( )内の数字は記者のレーティング。上位チームの勝敗は5勝2敗。2敗の敗因は、リバブル猪股がまさかあれほどの気迫のピッチングをするとは読めなかったのと、ミサワを過大評価したため。古市の出来があまりに悪すぎ、昨年大活躍した高橋が不振なのは予想外。スターツとミサワ神奈川は延長になり、会心の予想。井原は水曜ブロックベスト5に入るかも。積水神奈川はレーティングをケンコーポより上の91に引き上げる。エイブル、リスト、リバブル、野村アーバンなども2~3点くらい格上げする予定。

エイブル(843-2 ミサワホーム東京(88

 エイブルが接戦を制した。斎藤-田口の継投が決まった。坂木が3安打猛打賞。荒川兄が先制のホームを踏んだ。ミサワはエース古市が不調。ストレートが走っていなかった。打線も2安打に抑えられた。

  1 2 3 4     合 計
エイブル      
ミサワホーム東京      

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エイブル斎藤(左)と田口

東急ホームズ(723-5 ナイス(82

 ナイスが快勝。主砲村尾が3ランを放ち、3番横澤が3塁打と2塁打を放つ活躍。正木投手が3失点に踏ん張った。新人5人のうち4人は宅建直前で欠場。初陣東急ホームズは惜敗。〝口撃〟隊長の8番稲木が2安打を放ったが、得点に結びつかなかった。

  1 2 3 4     合 計
東急ホームズ      
ナイス      

  
スターツ(81.50-1 ミサワホーム東京神奈川(81

 ミサワホーム東京神奈川が延長サドンデスを制しサヨナラ勝ち。清水-大沼の継投で完封した。最後は石部が死球を選んだ。スターツ井原は無念。打線が援護できなかった。

  1 2 3 4     合 計
スターツ  
ミサワホーム東京神奈川 1x   1

(延長サドンデス)
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ミサワ石部(左)と大沼

 リスト(8411-0 積和不動産(80

 リストが相手の拙守に乗じ大量11点を挙げコールド勝ち。〝秘密兵器〟左腕の横溝はストレートに威力があり、スライダーのキレもあった。積和は小田川が先発したが、味方に足を引っ張られた。打線も横溝の前に沈黙。

  1 2 3 4     合 計
りスト 7 2 2       11
積和不動産      

 
東急リバブル(822-1 三井不動産リアルティ(86

 東急リバブルがサヨナラ勝ち。主砲河野が同点の本塁打を放ち、河添がサヨナラ打を放った。第17回大会の優勝投手・猪股が6回1失点の快投。三井リアルは4回の無死2、3塁の好機に1点しか奪えなかったのが惜しまれる。松浦投手が許した安打は2安打たった。その2安打が失点につながった。

  1 2 3 4     合 計
三井不動産リアルティ        
東急リバブル 1x         2

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河添

旭化成ホームズ(927-0 オープンハウス(88

 旭化成ホームズが快勝。2回、先頭の松井の2塁打をきっかけに1点先制。4回には1死から2連続敵失などで一挙6点を奪った。エース今野は今季一番の出来 で、相手打線を翻弄。オープンハウス川崎は1点も与えられないプレッシャーに押しつぶされた。許した安打は3本、自責点は1のみだった。

  1 2 3 4     合 計
旭化成ホームズ        
オープンハウス        

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〝パパ、来年は今野をやっつけて〟オープンハウス謝敷の1歳3カ月のお子さん

野村不動産アーバンネット(812-0 積水ハウス(79

 野村不動産アーバンネットは3年目エース茂木が気迫のピッチングを見せ、、宮島社長と前社長の金畑氏の熱い応援に応え、御前試合を3安打完封。吉本が決勝 2ランを放った。積水ハウスは高橋が好投したが、打線が相手の新旧社長に遠慮したわけではないだろうが沈黙。堀田監督は「3安打じゃ話にならない」と悔し さをにじませた。

  1 2 3 4     合 計
積水ハウス    
野村不動産アーバンネット    


積水ハウス神奈川(8912-5 オークラヤ住宅(78

 積水ハウス神奈川が3回までに大量12点を奪い圧勝。4本のホームランを放った。ただ、エース秋山は肩痛が再発したようで3回途中で降板。5失点。次戦の登板は絶望的。オークラヤは丸山、小森が火だるま。相手が悪かった。

  1 2 3 4     合 計
積水ハウス神奈川             12
オークラヤ住宅            

(1時間30分時間切れ)
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〝ほら、みんなナイキ、ナイキのスポンサーがついているんだ〟積水神奈川 斉藤

【お断り】徹夜する体力がなく、明日は終日取材が入っていますので、残り6試合の詳報は木曜~金曜日に掲載します。

 いよいよ水曜ブロック決勝トーナメントが7日開幕する。例によって記者のどっちも〝勝って〟予想。レーティング上位チームの勝率は予選では7割を超えた。決勝はチーム力が拮抗してくるので外れる確率も高まるが、どうだろう。( )内は記者のレーティング。

エイブル(84)-ミサワホーム東京(88)

 打力がやや勝るミサワ東京がやや優勢。打線は2年目の高橋が精彩を欠いているのが気になるが、若手と中堅のバランスがよく、下位からでもチャンスが作れる。投手はエース古市の先発だろう。古市は新人の頃よりスピードが落ちてきたが、変化球が使えるようになってきた。渋井もエイブル打線を封じる力がある。

 エイブルは齊藤、田口の両投手が好調。どちらが先発するか分からないが、間違いなく継投だ。先手を奪って逃げ切りを図るのが勝ちパターン。双方とも2、3失点に抑える力がある。

 問題は古市を攻略できるか。坂木、坂本、荒川兄弟、海野ら巧打者揃い。機動力で相手守備陣をかきまわしたい。レーティングは4点の差をつけたが、そんな差はないか。

東急ホームズ(72)-ナイス(82)

 ナイスが優勢。山本投手と稲見の両新人がいい。宅建の直前で出場できるかどうか。出られなくても正木がいる。やや波があるのが心配だが、調子がいいとスイスイ投げる。

 東急は劣勢だが、運を味方につけたい。エース佐藤がどこまで踏ん張るか。

スターツコーポレーション(81.5)-ミサワホーム東京 神奈川(81)

 極めて難解な試合だ。レーティングは互角とみたが、記者の沽券に係わるのであえてスターツを0.5ポイント上にした。新人の井原投手は前試合のポラス打線から15三振を奪った。これは本物だ。守りに不安があるが、力で牛耳るか。

 ミサワ神奈川は清水が投げる。投球術はRBA屈指。若手が多いスターツ打線を翻弄する場面も想定したい。打線は井原から連打連打で得点するのは難しそうで、少ないチャンスをものにしたい。主砲鈴木がカギを握る。

旭化成ホームズ(92)-オープンハウス(88)

 優勝候補同士の激突。旭化成がこの10年間で敗れたのは4度ある。17回大会、23回大会、24回大会、26回大会だ。

 ところがエース今野はまだ一度も敗れたことがない。23回大会ではオープンハウスに延長の末、サヨナラ打を許しチームは4-5と敗れはしたが、延長サドンデスを記者は投手成績に含めない。くじ引きみたいなものだからだ。だからこの試合で今野に負けはつかなかった。あとの3回の敗戦投手は17回大会が常田、24回大会が平山、26回大会が篠永だ。

 この間、今野が何試合投げたかテータはないが、1年に5試合として50勝0敗だ。

 オープンハウスが勝つとすれば、川崎が完璧に抑え、誰かが走者を置いて長打を放つケースだろう。今野から長打を放てそうな打者は…やはり謝敷だろう。謝敷が打てば打線が活気づく。明大の同窓だからといって遠慮はいらない。

 旭化成も川崎から得点するのは難しいが、少ないチャンスをものにする試合運びのうまさはオープンハウスをはるかに凌駕する。主砲松井は打てるか。

リスト(84)-積和不動産(80)

 リストがやや優勢。予選ではエース舟山がピリッとしなかった。どう調整してくるか。横溝の先発もあるかもしれない。打線は強力だが、波があるのが気がかりだ。

 積和は、小田川-寺島の継投か、あるいは寺島の先発か。相手は強いが、投手に不安がある。先手を奪い慌てさせたい。チャンス十分とみた。

積水ハウス(79)-野村不動産アーバンネット(81)

 レーティング差は2ポイント。総合力で野村アーバンがやや優勢とみたが、エース茂木がやや心配。継投もありそう。打線は若手の加入で厚みが増した。

 積水は高橋の出来次第。ピンチに力を発揮するタイプ。堀田監督も「うちのエースは高橋」と全幅の信頼を置く。打線は高齢化が進行しているが、みんな老け込む歳ではない。逆転の芽も十分とみた。野村は大応援団を繰り出しそうで、冷静に対処できるか。

三井不動産リアルティ(86)-東急リバブル(82)

 みんな看板を背負っているからだろうか、不動産流通会社の対決はどの試合も面白い。選りによってどうして初戦からシード権を獲得したチーム同士でしかも流通会社対決になったのか。

 この試合も大激戦になりそうだが、ここ数年は三井リアルがリバブルを圧倒している。ここも押し切るか。新エース松浦はストレートがそれほど速いわけではない。変化球のキレで勝負するタイプ。リバブルの打線が好調だけに失投が命取りになるケースもあるか。石谷捕手が投げるのに意欲的なのが気になるが、まさか先発はないはずだ。

 打線は互角以上。神を中心に怖い打線で、意外性のある選手も多い。藤巻、猪股もよく行っているはずだ。

 リバブルはやはり投手力がカギを握る。今季は藤巻が好調で、課題だった制球難が解消されつつある。かつての大エース猪股も復活した。猪股の先発はないとみたが、いつからでも投げる準備をしてくるはずだ。

 松浦投手のような変化球投手は苦手かもしれないが、コントロールがよければ却って狙いやすいか。

積水ハウス 神奈川(89)-オークラヤ住宅(78)

 初陣だが、古豪の雰囲気が漂いだした積水神奈川が優勢。誰が投げるのか不明だが、エース秋山だろう。打線は間違いなく旭化成と互角かそれ以上だ。

 オークラヤは相手が悪すぎた。丸山も小森も抑えるのは容易でない。残念ながら玉砕しかない。

 

 

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〝主砲は俺だ〟初回、うまくセンターに運んだタイセイ花井

  1 2 3 4     合 計
タイセイ・ハウジー         11
日本駐車場開発        

 (5回コールド)

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〝俺は今日は気分がいいんだ〟先制のホームを踏んだ千葉政(カバーするのは鈴木)

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〝俺はホームランしか狙わないんだ〟4タコの千葉英

 貞池がいなくても勝てる! タイセイ・ハウジーが圧勝。毎回の9安打11点でコールド勝ちした。日本駐車場開発は石郷岡が欠場、代わって先発した鈴木がしあいをぶち壊した。

 タイセイは初回、先頭の千葉政が初球死球、続く内山も初球死球で好機をつくると、千葉英は中堅飛で倒れたが、鈴木の牽制悪送球に暴投で難なく1点。さらに花井の2点2塁打などでこの回4点。2回には9番山下からの3連打で2点。3回には高橋と5回には内山の本塁打も飛び出して圧勝。

 貞池は結婚式の打ち合わせらしく欠場したが、代わって登板した高橋が2安打完封。

 チームは、試合前から千葉英と千葉政がいつものように掛け合い漫才を披露、村上監督も「3年ぶりに抑えで投げようかしら」と軽口を叩き、まるでお祭り騒ぎ。ただ、先発9人のうち3番の千葉英のみが4タコ、主砲の井上も死球を選んだもののノーヒット。二人が蚊帳の外だった。

 日駐は惨敗。鈴木が初回独り相撲を取ったせいか、ナインは戦意喪失。弱い日駐に逆戻り。

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〝俺だって貞池に負けないぞ〟高橋

○村上 俺だって投げられる。3年ぶりに投げるかも

○木下 貞池? 今日は本人の結婚式の打ち合わせでいない

○千葉英&千葉政 (記者がロッテはどうなったの? と聞いたのがきっかけで)今年の涌井はいいねから始まり一挙に記者を交えた漫談に花が咲いた(それにしても千葉英さんよ、4タコはない。広角に打ち分けないと。秋山を見なさい。千葉政さんはいいね。2塁打に3四死球。いい打者とは自分がアウトにならない打者。2番の内山も4打席すべて出塁。新人花井も2安打絶好調。下位も打った…ケンを倒すのはこのチームか)

●ナイン えっ、貞池じゃないの? 貞池対策をみっちり練ってきたのに…高橋? あの球の速いの? 右だっけ、ひだりだっけ。うち? エースの鈴木。(記者が)いいねって褒めたじゃないの(いつのことかさっぱり分からない。2球でピンチを招き、悪送球と暴投で点を取られるようじゃ試合にならない)

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〝おかしいな、こんなはずじゃなかったのに〟日駐 鈴木

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横浜高校時代、涌井の2番手だった千葉政「今日はいいよ、横浜が勝った(秋季県大会のことらしい)。涌井はいいね。西武の秋山? 同じ少年野球。お父さん の葬式にもいった。西武の坂田は同じ中学、オリックスに行った原もDeNAの石川も同級生」(涌井とは対照的によくしゃべるが、有言実行。この日は1番で 1-1、打率10割、3四死球。4タコの千葉英も真っ青)

 

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