RBA OFFICIAL
 

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タウングループ(左端が高坂監督)

 一塁側スタンドにタウングループの高坂監督、エース坂本ら4人が駆け付け、ミサワ応援団と一緒になり声援を送った。

 タウングループがRBA野球に参戦する際に必要な推薦をしてくれたのがミサワホーム東京。「こうしてRBAに出られるのはミサワさんのお蔭」と感謝を忘れず、この縁を大事にしている。決勝トーナメントでの直接対決では、敗戦後、エース坂本が「ミサワさんにドームに行ってほしい」と熱望していた。

 ドームで緊張するであろうミサワナインのため、試合前にはシャインマスカットを差し入れた。「もぐもぐタイムでリラックスしてほしくて」。観戦後、高坂監督は「ミサワさんが敗れとても悔しい! 来年はうちがここに立つ! 合宿しないと!」と我がことのように悔しがり、仇討ちを期した。

◇       ◆     ◇

 高坂さんよ、坂本さんよ、御社のチームが年々強くなっているのはよく理解している。坂本-菊池のバッテリーは最高にいい。だからレーティングをひきあげた。

 しかし、貧打は解消されていない。野村アーパンが優勝できたのはエース茂木の奮闘があったからだが、強力打線が支えたことも大きい。

 来年までに〝頼れる1番と4番〟を補強しないと坂本にその分負担がかかる。仇討ちどころか、返り討ちを食らうのは間違いない。敬愛してやまないミサワ東京にだって勝てないのじゃないの? わが西武ライオンズを少しは見習ったほうがいい。

 あっ、忘れてた。昨日、試合が終わってから岡崎監督からシャインマスコットじゃなかったシャインマスカットのおすそ分けを頂戴した。とても美味しかった。

 岡崎監督は〝貰いもの〟などと一言も言わなかった。きっと所有権が移転したら独り占めするような性格ではないか。顔はだんだん丸くなり、お釈迦様のような柔和な表情をしているが、時に鋭い眼光でもって相手を射すくめる。下手に出ると永遠に勝てないぞ。

 岡崎監督で思い出したことがある。確か「わたしは空気だって売ることができる」と豪語したのではなかったか。

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敗戦直後の岡崎監督(このお釈迦様のような顔を鵜呑みにしちゃいかんぞ)

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阿部監督を胴上げするナイン

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野村アーバンが優勝を決めた瞬間

野村不動産アーバンネット(91)8-3 ミサワホーム東京(88⇒89)

  1 2 3 4     合 計
野村不動産アーバンネット 0      
ミサワホーム東京      

  (時間切れ)

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ベンチを飛び出すナイン

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阿部監督(左)と岡崎監督

 野村不動産アーバンネットが初優勝-第30回RBA野球大会水曜ブロック決勝戦が10月10日、東京ドームで行われ、第8回大会から出場している野村不動産アーバンネットがミサワホーム東京を8-3で下し初優勝を飾った。3回、2死から主軸の5連打で一挙5点を奪い、エース茂木-岩崎-高木の3継投で逃げ切った。ミサワ東京は2回の無死満塁の好機を生かせず、流れを手繰り寄せられなかったのが全て。双方ともほとんどの役員が応援に駆け付けるなど総力戦を演じた。

 2回のピンチをしのいだ野村は3回、この回先頭の7番和田が四球で出塁し、二死となった後、1番礒部が左中間3塁打を放ち1点先制。続く折笠の適時打で1点追加。勢いに乗る野村は3番塚本が内野安打、4番中川が四球を選び、相手先発の古市をKO。代わった植松から5番森が技ありの内野安打を放ち、6番山本の2点適時打でこの回一挙5点を奪った。

 5回には中川の3塁打と山本の犠飛で2点を追加し、6回には礒部の適時打でダメ押し。

 先発の茂木は3回を1安打無失点に抑えると、2番手の岩崎が2回を3失点、最後は高木が無失点に抑えた。

 ミサワ東京は2回の好機を生かせなかったのが全て。この回、先頭の4番井町が両チームを通じて初の安打を中堅前に運び、続く古市の四球と敵失で無死満塁と攻め立てたが、後続が断たれた。7点差をつけられた5回には1番谷屋、2番寺泉、3番山田の3連打などで3点を返したが、反撃もここまで。

 先発の古市がつかまると、岡崎監督はすぐに左腕の植松に代えたが、相手の勢いを止められなかった。

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無死満塁のピンチを抑えたナインを迎えるベンチ

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先制の3塁打を放った礒部

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先制のホームを踏んだ吉本(背番号24)を迎えるナイン

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内野安打を放った塚本(1塁手は井町)

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2点打を放った山本

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茂木

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高木

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3塁打を放った中川

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前田社長ら役員

〇阿部監督 嬉しい。Dカップで勝って、今度はRBA。一歩ずつ前進している。あそこ(2回の守り)で持っていかれたらどうなっていたか…。継投は最初から考えていた。打線は礒部、折笠、山本がよく打ってくれた

〇茂木 肩がめちゃ痛い。でもよく抑えられた(試合途中で)

〇礒部 ぼくがヒーローでしょ(その通り)

〇鳴瀬元常務 俺のかみさんの写真? ダメダメ(2廻りくらい若く見えた奥さんを写真に収めたが…)

〇木内応援団長 泣くもんか、前回だって泣いちゃいないぞ(顔が泣いていた)

〇前田社長 5点リード? 油断しちゃいけない(3回の攻撃を終えて。1,000枚つくったというTシャツを着て応援していた)

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磯貝社長(この段階ではまだ元気だった)

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無死満塁の好機生かせず(走者は井町、捕手は吉本)

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反撃の安打を放った谷屋

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適時2塁打を放った山田

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古市

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植松

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1点を返したミサワベンチ

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礒部(左)と山本

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井町(左)と保田

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松宮と奥さん

●岡崎監督 しょうがない。来年はもっと強いチームをつくる

●内村前監督 あそこがねえ(2回の好機を逃したのを悔しがっていた)

●保田 18年前は俺が1番だった(若田部と同窓の鎌倉学園卒のかつての主砲)。みんないいプレーをした

●井町 くそっ、あそこで何とかしたかった(2回、初安打を放ったが無得点に終わり)

●松宮 今日はダメだった。2番だったら打てたかも(2回の好機に凡退)

●磯貝社長 何? 劣勢? これからですよ(5点リードされ)

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左は北斗の奥さんとお子さん、右はどなただったか

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〝撮って〟と言われたので撮りました(記者の責任ではありません)

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左から村石、元社長の北村氏、伊藤氏

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※以上、写真は下手なもの以外は全て石井俊志カメラマン撮影

【野村不動産アーバンネット】

位置 選手 1回 2回 3回   4回 5回 6回 7回    
礒部 左飛   中3   左飛   左安    
折笠 中飛   中安     二ゴ 二ゴ    
塚本 投飛   一安     死球      
中川   四球 四球     中3      
  二ゴ 一安     左犠      
山本   右飛 右安     右飛      
丹羽                  

和田     四球 三邪          
岡野             中安    
吉本     三ゴ   一ゴ   中飛    

佐藤

    二ゴ   中飛        
小林             一飛    

投手

茂木(3回)-岩崎(2回)-高木(1回)盗塁 折笠、塚本(3回)

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

【ミサワホーム東京】

位置 選手 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回    
谷屋 一飛   中飛   中安        
古川           遊飛      
寺泉 投飛   四球   右2        
山田 三ゴ   三振   中2        
井町   中安 二ゴ   右飛        
古市   四球              
植松       左失   三ゴ      
北斗   投ゴ   投ゴ   中飛      
  中飛   遊ゴ          
有川           四球      
松宮   遊ゴ   二ゴ          
小岩           中飛      
渋井   捕邪     投飛        
吉川           二失      

投手

古市(2回3分の2)-植松(3回3分の1)盗塁 吉川(6回)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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応援団に応える阿部監督(左)と鳴瀬初代監督

【3回野村】

礒部先制左中間3塁打。折笠タイムリー、盗塁

塚本1塁内野安打

中川四球で満塁。ミサワ植松に投手交代

【2回ミサワ】

野村中川エラー。満塁も無得点

【2回野村】

森併殺打

【1回】

両投手とも絶好の立ち上がり

試合前、野村主砲の森「トイレ」緊張のためか

ミサワ岡崎監督 18年前のエース石毛も応援に来ている

野村阿部監督 継投も考えている

ミサワ保田 18年前はおれが主砲

野村 赤堀 おれを出せ

 

 第30回RBA野球大会水曜ブロック決勝戦、野村不動産アーバンネット-ミサワホーム東京が10月10日(水)、東京ドームで19:50~行われる。記者の〝どっちも勝って〟予想。( )内の数字は記者のレーティングで、矢印は前回からの変更。

野村不動産アーバンネット(91)-ミサワホーム東京(88⇒89)

 レーティングは野村アーバンが上位だが、双方とも初優勝がかかる。普段通り戦えるかどうか。戦う前に舞い上がったほうが負けそうだ。

 両者の戦いは最近2度あり、いずれもミサワ打線が茂木を攻略している。野村がミサワに対して苦手意識を持っていれば2度あることは3度あるか、それとも三度目の正直になるか。

 野村はエース茂木が必勝態勢で先発する。準々決勝、準決勝戦でマメができたのが気掛かりだが、ここは初回から飛ばす。ミサワ打線を封じる力がある。継投になったら高木が2番手だが、制球に不安がある。

 打線は好調。主砲の中川を中心に森、塚本、折笠らが元気で、前回は山本が大活躍した。どこからでも突破口を切り開く。強肩強打の高原捕手の〝退団〟は痛いが、準決勝戦はユーティリティプレーヤー吉本がその穴を埋めた。

 対するミサワはエース古市が先発か。予選では痛打を浴びる場面があったが、粘り強く投げチームをドームに導いた。前試合は5回までに6個の四死球を与え1失点に抑えた。今回は四死球が致命傷になりかねない。過去の2戦でそれぞれ2失点に抑えているのは強みか。

 古市が速めに降板したときは、左腕植松が投げる。ストレートに威力があり、最少失点に抑える力があると見た。

 打線は、前試合で活躍した渋井、谷屋と同期の北斗がいる。清水、井町らにも期待がかかる。

 両チームの通算成績は、ミサワ東京が124試合67勝57敗、勝率.540、野村アーバンが106試合58勝48敗、勝率.547。ミサワが勝つと勝率は.544となり野村アーバンを上回る。

ミサワ東京 逆転勝ち 4回打者一巡の猛攻 古市が完投 野村アーバン茂木 痛打浴びる(2017/10/18)

ミサワホーム東京 3連勝 決勝Tシード権獲得(2013/7/11)

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逆転したミサワ東京ベンチ

ミサワホーム東京(87⇒88) 2-1 エイブル(89)

  1 2 3 4     合 計
ミサワホーム東京 0      
エイブル      

  (時間切れ)

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小笠原投手

 ミサワ東京が逆転勝ち。3回、敵失から好機をつくり、渋井と谷屋の長短打で逆転。エース古市が粘投、最後は植松が締めた。エイブルは再三のチャンスを生かせず、初回に挙げた1点どまり。7奪三振の小笠原投手を援護できなかった。

 1点を追うミサワ東京は3回、この回先頭の7番岳が三塁内野安打(記者は完全なエラーだと思う)で出塁すると、1死から9番渋井の2塁打で2、3塁とし、続く谷屋の2点適時打で逆転。ワンチャンスをものにした。

 エース古市は5回まで6個の四死球を与えたが、2安打2失点に抑え、最後は植松が締めた。

 エイブルは決め手を欠いた。初回、先頭の荒川が安打を放ち、盗塁を決めたあと2者連続四死球で無死満塁とし、4番杉下は内野ゴロで荒川は本塁封殺。5番小笠原の犠飛で1点を先取。結局、得点はこの回の1点にとどまった。

 2回の1死1、2塁、3回の無死1塁、5回の無死2塁の好機をことごとく併殺や盗塁失敗で潰した。

 小笠原投手は毎回の8三振を奪ったが無念。

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初回、小笠原の犠飛で生還したエイブル森永

○岡崎監督 うちが勝つと思わなかったでしょう!? このまますぐ練習したい(120%勝てないと思っていた。奇跡だ。古市はスピードがなくなり、打者も帯に短したすきに長し。渋井、谷屋、北斗が新人で入ってきたときは鮮明に覚えているが、もうダメかと思っていた。よくぞやった)

○古市 四球に死球、自分の中ではさんざんで、特に序盤はテンポが悪かった。チームのみんなに助けてもらった。三回以降は今まで通りに投げられたので、ドームではそれを初回からやっていく

●清水監督 今季はレギュラーが約半分入れ替わった。4月のGWから始動しやってきた中で、過去にないまとまりが出てきた。大スターはいないが個々がしっかりやってくれている。熟していけばもっともっといいチームになる。この敗戦は、決勝がそう簡単じゃないということをわからせてくれた。切り替えて来年へやっていく

●小笠原 調子はいつも通り。打たれたのは自分の責任。センター前に打たれたあの1球。ゼロに抑えれば勝てた

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ミサワ東京 勝利の瞬間

5年目同期が本領発揮 ミサワ東京

IMG_9684_三回、谷屋が低めの直球を中前へ運び2者生還、逆転.jpg
逆転打を放った谷屋

 〝全員野球〟-ミサワ東京の逆転劇は下位打線が突破口を開いた。エイブル小笠原に2回まで6人に抑えられていた3回、この回先頭の7番岳が三塁内野安打(記者はエラーと記録)した一死後、打席には9番渋井。これまでナインが振らされてきた小笠原のスライダーを捉えて左二塁打して2、3塁。

 ここで1番谷屋は低めの直球を中前へ打ち返し、岳と渋井が生還して逆転。これが決勝点となった。渋井は「ありがとう!!谷屋」と心で叫びながら走った。

 この日は得点に絡まなかった6番北斗と谷屋、渋井は入社5年目の同期。「やっと」(渋井)ドーム切符をつかんだ。

 「自分たちが中心メンバーとしてドームへ行けて嬉しい。歴史をつないでくれた先輩たちに感謝を込め、勝ちたい」と谷屋が語れば、渋井は「皆さんへの感謝を忘れず、勝てるよう全員で頑張ります」と健闘を誓った。

 チームは第1回大会から30年連続でRBAに出場、第6回大会・12回大会に続く18年ぶり3度目の決勝進出となった。安倍晋三首相は第4次安倍改造内閣について「全員野球内閣だ」と述べたが、〝全員野球〟はミサワ東京のスローガンだ。この日は、これまでの井町や清水代わって山田が捕手を務め、5回の1死2塁から、2塁走者の荒川の3盗を刺すなど存在感を示した。ヒーローがいなくて勝てるか、真価が問われる。

平田社長ら20人が声援 エイブル

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平田社長

 エイブルは平田社長の声掛けで各店舗から計約20人が応援に駆け付け、ナインを声で後押しした。

 「ピッチャー頑張ってるよー!」などと元気な声で応援していた女性は試合後、「練習から見ていました。初回から打ってくれて、いい試合だったと思います。東京ドームに行きたかった! また来年!」と期待を込めた。

 試合後のミーティングでは、平井社長が「実はそっと、来週の応援を集めていた。野球部が頑張ってくれると、会社が盛り上がる。また来年頑張ってほしい」と、悔しがるナインを激励した。

(チアガール姿の女性がエイブルダンスを踊っていれば勝てたのではないか。結局、一度も踊ることなく球場を去った)

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エイブルダンスは観られず残念

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先制のホームを踏んだ野村アーバン森(捕手は隅田)

野村不動産アーバンネット(91) 10-3 オープンハウス(87⇒90)

  1 2 3 4     合 計
野村不動産アーバンネット 0         10
オープンハウス        

  (時間切れ)

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〝気持ちは分かるが、ちょっといやらしくないか〟山本に抱きつく鳴瀬雅也・元常務(右は榎本副社長)

 野村アーバンが快勝。3回、この回から登板した野口投手を攻め、敵失を絡め7安打を浴びせ一挙6点を奪い試合を決めた。山本が3ランを放った。エース茂木から高木へ繋いだ。オープンハウスはエース川崎が肩痛から2回で降板したのが全て。

 野村は2回、この回先頭の5番森が右翼越え2塁打を放ち、2つの暴投で1点先制。同点に追いつかれた3回、2番手の野口からこの回先頭の9番折笠と続く礒部がそれぞれ内野安打を放ち、2つの敵失で2点を挙げると、4番中川、5番森が連打し、6番山本がとどめの中堅越え3ランを放った。4回は押し出しと吉本の適時打で2点を追加。〝退団〟した高原に代わってマスクをかぶった7番吉本が2安打を放った。森も2安打。中川は3打数1安打、1三振。山本は4打点。

 エース茂木は4回を1安打1失点(自責ゼロ)の好投。5回に登板した高木は2安打1失点。役員、幹部が数人応援に駆け付けていた。

 オープンハウスは川崎の途中降板が響いた。打線は2回、この回先頭の4番橋本が2塁ゴロで倒れたかに見えたが、執念のヘッドスライディングで1塁に生き(双方のチームとも記録は内野安打だったが、記者は失策と記録)、盗塁と野選-内野ゴロで同点に。4回は橋本の安打と敵失で1点、5回には9番鈴木と1番荻野の連打で1点返したがそれまで。大阪桐蔭・謝敷は3番で出場したが、3打数無安打、1三振。PL中川との対決は中川に軍配。

 新人の左腕野口は味方の拙守から崩れた。

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茂木投手

〇阿部監督 みんなよく頑張った。茂木もよく投げた

〇吉本 2安打だぞ

〇中川 何? マルコウを知らない? 〇に甲子園の甲だよ。記者やめたほうがいいよ(記者はマルコーしか知らない。8番の小林は安打を放ったが、山梨の名門・市川高校で甲子園に出場経験があるとか。そういえば〝ミラクル市川〟が流行ったことがある)

●光永監督 しょうがない。川崎は今季ずっと肩が痛かったようだ

●川崎 肩が痛い

●橋本 わたしベストナイン? (城西大出身。1年生の時6番で、その後は故障でレギュラーではなかったようだ。堅守巧打。足も速い。出場機会は少なかったが新人王候補の一人)

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〝何だよ、俺に走れっといったのは〟小林の安打でホームを突くも楽々アウトの吉本

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〝うちは強いね。俺が現役のとき頑張ってくれていたらなぁ木内よ〟初代監督だった鳴瀬氏(あの頃は〝出ると負け〟だった。木内のせいじゃない)

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〝肩が痛いよ〟川崎

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〝茂木ってそんなにいい投手か〟謝敷

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橋本

決勝で戦うミサワ東京との戦いでは野村アーバンは嫌な思い出もあるようだ。これがその記事か

ミサワホーム東京 3連勝 決勝Tシード権獲得(2013/7/11)

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山本の3ランで生還した森を迎える野村アーバンナイン

 水曜ブロック決勝戦はミサワ東京vs野村アーバン-第30回RBA野球大会水曜ブロック準決勝戦2試合が10月3日、神宮外苑軟式野球場で行われ、エイブルとの接戦を制したミサワホーム東京と、オープンハウスに快勝した野村不動産アーバンネットが東京ドーム進出を決めた。ミサワ東京は第12回大会以来18年振り、第8回大会から出場している野村アーバンは初のドーム。決勝戦は10月10日(水)東京ドームで行われる。いずれが勝っても初優勝。

ミサワホーム東京(87⇒88) 2-1 エイブル(89)

  1 2 3 4     合 計
ミサワホーム東京 0      
エイブル      

  (時間切れ)

 ミサワ東京が逆転勝ち。3回、敵失から好機をつくり、渋井と谷屋の長短打で逆転。エース古市が粘投し、最後は植松が締めた。エイブルは再三のチャンスを生かせず、初回に挙げた1点どまり。7奪三振の小笠原投手を援護できなかった。

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2塁打を放ったミサワ谷屋(左)と逆転打の渋井は同期 

野村不動産アーバンネット(91) 10-3 オープンハウス(87⇒90)

  1 2 3 4     合 計
野村不動産アーバンネット 0         10
オープンハウス        

  (時間切れ)

 野村アーバンが快勝。3回、この回から登板した野口投手を攻め、敵失を絡め7安打を浴びせ一挙6点を奪い試合を決めた。山本が3ランを放った。エース茂木から高木へ繋いだ。オープンハウスはエース川崎が肩痛から2回で降板したのが全て。

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野村アーバン山本

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先の台風24号で倒れた球場内の巨木ヒマラヤスギが撤去されていた(数本倒れたとか) 

 第30回RBA野球大会水曜ブロック決勝トーナメント準決勝戦2試合が10月3日(水)、神宮外苑軟式野球場で行われる。記者の〝どっちも勝って〟予想。( )内の数字は記者のレーティングで、矢印は前回からの変更。

ミサワホーム東京(87⇒88)-エイブル(89)

 互角、大接戦だが、好投手・小笠原を擁すエイブルが僅差でリード。3年振り優勝に平田社長直々にカメラマンを買って出るなど会社挙げての応援もナインを鼓舞する。小笠原は、体がやや緩んでいるような印象を受けるが、調子は絶好調と見た。相手打線を力で牛耳る。

 打線は核になる選手が不在だったが、ここにきて杉下が頼れる4番として活躍。前後を打つ打者次第でさらに上昇可能。

 ミサワ東京も負けていない。〝野球部が会社を元気づける〟を合言葉にチーム一丸、28年振り決勝進出に士気が上がっている。先発は古市か。後ろには植松、新人の加藤が控える。エイブル打線なら最少失点に抑える。

 打線は清水、井町、北斗らが小笠原を攻略できるかどうか。機動力を生かしたいが…。

野村不動産アーバンネット(91)-オープンハウス(87⇒90)

 ここも死闘が演じられそうだ。レーティングは絶対的なエース茂木を擁す野村アーバンが1点優勢と見たが、オープンハウス川崎も力は互角。闘志をむき出しにして相手打線を抑えにかかる。ロースコアになるのは必至だ。

 打線は野村がやや上位。主砲中川を軸に塚本、礒部、折笠らどこからでも突破口を開く打力がある。

 しかし、オープンハウスにはあの謝敷が帰ってきた。前試合では4打数3安打3打点の活躍でトラバースを粉砕した。逆転があるとすれば謝敷の一発だ。橋本、荻野、塚原らも元気。創部10周年、5年ぶりの決勝進出を目指す。

 謝敷は大阪桐蔭、中川はPL。この2人の〝名門〟対決も見ものだ。活躍したほうが勝つと見た。

 

 明日(9月30日)予定されていましたRBA野球大会日曜ブロック決勝トーナメント3試合は雨天が予想されているため中止となりました。

 第30回RBA野球大会日曜ブロック決勝トーナメント1日目が9月30日(日)、三郷サンケイグラウンドで3試合が行われる。勝者がベスト8に勝ちあがる。記者の〝どっちも勝って〟予想。( )内の数字はレーティング。⇒印は前試合の戦いぶりを考慮した修正。

ポラスグループ(81⇒83)-タイセイ・ハウジー(86.5)

 投手力はタイセイ高橋、ポラス折笠の両左腕は互角だが、打撃力が勝るタイセイがやや優勢とみた。高橋は好不調の波があるが、好調ならポラス打線をほぼ完ぺきに抑える。打力は、元新潟アルビレックスの野呂弟がどれだけ軟式に慣れたかだ。同僚だった木ノ内は水曜ブロック・トラバースの主砲として大活躍した。野呂弟が実績通りの活躍を見せれば、一気に決勝まで突き進む力があると見たが…。

 ポラスは折笠に負担がかかるが、前試合でリリーフした田中がいい。野呂弟を抑えれば(足が速いから出塁させたら3塁まで走られる)、互角に持ち込める。

 しかし、〝アラフィフ〟がトリオどころかカルテット状態では機動力も使えず、厳しい戦いになりそう。

三井不動産レジリース(86)-旭化成リフォーム(85.5)

 互角だが、三井レジリースの元ヤクルト土肥(どひ)が万全の態勢なら、まず打たれない。チームはオール三井の大会で優勝したそうだから、旭化成を蹴散らすはずだ。記者がみたときは、球に威力はなかった。ナインは〝力3分〟と話した。打線も守備もよくなっている。ここで圧勝したら決勝に突き進むか。

 旭化成は、水曜ブロックの同僚・旭化成ホームズがまさかの準々敗退。何としてでも勝ちあがりたいはず。しかし、土肥が相手では苦しい。土肥が投げなくても、佐藤投手がいる。攻略するのは容易でない。

サンフロンティア不動産(84⇒85)-三菱地所リアル(84⇒85)

 ともに絶好調。優劣がつけがたい。レーティング差をつけようと考えたが、あきらめた。サンフロの93キロの巨漢エース三村は力で封じに掛かる。地所リアルで打ち返せる打者は、4つに組んだら互角の相撲が取れそうな〝右玉〟橋本くらいだ。

 打力もどっこいどっこいだが、サンフロの主砲末次は相手のフーチン寺田を粉砕する力がある。寺田は末次の前に走者を出さないことが絶対条件になる。下位打線が弱いので、敬遠の手もある。

 よって、末次vs寺田、三村vs橋本の戦いという見方もできそうで、サンフロ野崎監督vs地所リアル岡野監督の采配もみものだ。

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逆転に沸く野村アーバンベンチ(右は同点のホームを踏んだ折笠)

野村不動産アーバンネット(91) 2-1 旭化成ホームズ(93)

  1 2 3 4     合 計
野村不動産アーバンネット 0 0      
旭化成ホームズ      

  (時間切れ) 

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逆転の決勝打を放った高原

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折笠に続き逆転のホームを踏む礒部(捕手は倉富)

 野村不動産アーバンネットが逆転勝ち。退社が決まっている高原が決勝の逆転打を放った。エース茂木は6安打を浴びながら5つの三振を奪う力投で6回途中まで1失点。最後は吉本が抑えた。旭化成ホームズはエース今野が真っ向勝負で挑んだが、1球に泣いた。

 3回の1死満塁の好機をつぶした野村アーバンは5回、この回先頭の9番折笠と1番礒部の連打でつくった2死2、3塁の好機に、4番高原が飛距離90mのファウルフライを飛ばしたあと、三遊間を破る適時2点打を放ち逆転。

 茂木投手は6安打を浴びたが、要所はストレートで押し1失点に抑えた。チームはこれまで数回は戦っているはずの相手から初めて勝利した。

 旭化成は惜敗。2回、この回先頭の4番松井の2塁打と6番原田の安打から好機をつくり、7番藏立の内野ゴロで1点先制。4回は1死満塁、5回は1死1、2塁のチャンスをつくったがいずれも後続が凡退。今野を援護できなかった。

 来年4月で〝不惑〟40歳を迎える今野投手は内に外に際どい球を投げ分けたが、痛恨の逆転打を許した。

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5回の好機に三振した旭化成・松井(捕手は高原)

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高原

〇阿部監督 茂木? いつも通り。中川が遅刻? いいんじゃなかったか。何事も前向きだよ

〇茂木 調子? いつも通り(つぶしたマメとテープでぐるぐる巻きにしていた腕が痛々しかった

〇高原捕手 茂木? これ以上ないくらいよかった

〇木内 俺が投げていた頃はせいぜい8強止まり。全然歯が立たなかった相手。泣いてなんかいないよ。泣くのはドームに行ってからだ(「醜い」じゃない「醜く」か、どっちでもいいか、とにかく顔をゆがめた。目は真っ赤だった)

〇吉本 高原は会社を辞めるんだよ。嬉しいやら悲しいやら。泣けてくるよ。最後の打者にはおれが投げたんだ

●佐藤監督 俺が入社して15年目。初めて決勝進出を逃した

●今野 調子はよかった。過信しすぎたか。来年4月16日で40歳。それまでは頑張る

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茂木投手

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茂木を称えるナイン

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〝顔が醜いか醜くか、勝手にしろ。俺は泣いてなどいないぞ〟木内

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〝こうすればもっと良くなるぞ〟試合後、茂木に声を掛けアドバイスする今野

 

 

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