RBA OFFICIAL
 

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サヨナラだ!住友だ!

東急リバブル(8687.5) 3-4 住友不動産販売(87)

  1 2 3 4     合 計
東急リバブル      
住友不動産販売 4X      

  (時間切れ)

IMG_0470_最終回二死満塁、上田が逆点サヨナラ中前打、決勝進出を決める.jpg
サヨナラ打を放った上田

住友不動産販売が逆転サヨナラ勝ち。上田がサヨナラ打を放った。新人・前田祥-エース伊藤の継投も決まった。東急は〝アンピリバブル。あと一人からまさかの4失点。住友とは対照的に新人松下-エース坪井の継投に失敗。

5回まで1番円城寺の内野安打1本に抑えられていた住友販売は最終回、2死から2番新井、3番の代打布施が連続四死球を選び、4番丹が左翼越え3塁打(転んでホームを突けなかった=本人)で1点差。5番伊藤亮が死球で出塁すると、6番越前の同点打と7番村岡、8番上田の連打でサヨナラ。

先発の新人前田祥は3回を2失点、自責ゼロに抑え、4回から登板したエース伊藤は走者を出しながら1失点に抑えた。

東急は惜敗。3回、敵失をからめ3番宮倉と5番古屋の安打(住友は失策と記録)で2点先取。4回にもこの回先頭の7番の代打松本の安打と内野ゴロ、犠打でつくった2死3塁から1番奥住の2塁打で1点を加えリードを広げた。

しかし、初回の敵失から得た無死3塁、連打と四球でつくった2回の無死満塁、最終回の1死1、2塁の好機を生かせなかったのが悔やまれる。

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前田祥

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〝前田兄弟だ〟(左がかつての主砲の前田英、右が新人の前田祥)

布施 若手がどんどん入部し、今は普段は控えなんですが、「ワンチャンスがくる」と思ってやっています。チームは守備で初回の無死三塁、二回の無死満塁を無死から守り抜き、三回に失策で先制されたものの、我慢し粘った。そして最後にワンチャンスを仕留めたのが勝因と思います

○前田祥 入社1年目。後ろにエースがいてくれるので全力で投げられた。勝っていても負けていても、常に0-0の緊迫感をもち同点のつもりで投げています。大学ではサークルには入っていたが本格的に野球をしてはいなかったので、入社後は走ったりして登板へ準備してきた。決勝へ向けてもっと体を動かし、任されたら全力で投げます

○上田 来た球をバットに当てる、その1点に集中した。そうすれば何かがある。打って逆転が分かり、「決まった!」と思いました

大槻監督 持ち場持ち場をみんなが理解して、最高に良い試合をつくった。難しい…

古屋主将 実力不足です。来年頑張ります

IMG_0459_六回二死三塁、越前が中前適時打で丹を還す.jpg
同点打を放った越前

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〝どうだ、この完璧な打撃フォーム〟3回の先制打を放った古屋(住友は失策と記録)

IMG_0420_三回、先生のホームを踏んだ濱 (1024x768).jpg
先制のホームを踏んだ濱

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松下投手

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住友ナイン

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〝秋風が身に沁みるなぁ〟期待が大きい分だけ、落ち込みも深くすごすごと球場を後にするわたしは誰?

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山口投手

三井不動産リアルティ(8687) 4-1 ナイス(8585.5) 

  1 2 3 4     合 計
三井不動産リアルティ        
ナイス        

  (時間切れ)

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山本投手

 三井不動産リアルティが山口投手と清水談の2人の新人の活躍で5年振り決勝進出を決めた。山口は1失点(自責ゼロ)の完投、清水談は自らの失策を帳消しにして余りある同点打と2点2塁打を放った。ナイスは山本投手が投打にわたる活躍を見せたが、最後は力尽きた。

 1点を追う三井は4回、この回先頭の4番岩瀬が中堅前安打を放ち、続く米澤の内野ゴロで岩瀬は二封されたが、6番横澤が四球を選び好機を広げると、自らの失策で先制を許した7番清水談がきれいに右翼前に流し同点。5回には2つの四球で得た2死1、3塁から米澤の適時打で1点加点。さらに6番横瀬の四球から満塁とし、またも清水談が左中間2塁打(左翼手が飛球を見失った)を放ってこのかい3点をもぎ取った。

 山口投手は調子がいま一つなのか再三ピンチを迎えたが、味方の失策による1失点に抑えた。奪った三振は6個、与えた四死球は4戸。被安打は4。108球を投げた。

 ナイスはあと一歩及ばず。2回、この回先頭の7番山本の安打と敵失で1点を先制したが、得点はこの回のみ。初回、2番村尾の安打と2つの四球で一死満塁の好機を逸し、最終回も2死満塁と攻め立てたが、後続が倒れた。

 山本投手はよく投げたが、結局は4、5回に与えた4四球が命取りになった。

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2点2塁打を放った清水談

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清水談

〇安西監督 みんなよく守りよく打ってくれた。清水談は調子が悪いので7番に降格したが、奮起してくれた。今日は清水談。山口も粘り強く投げた

〇清水談 全部監督の戦略通り。監督の期待に応えるのが野手の仕事(監督だったらこう答えるだろうと談話の形で当意即妙のコメントを連発したことから、あだ名を「清水談」とした)

〇山口投手 たくさん投げされられた。相手のバッティングがよかった

●城戸監督 山本はよ投げたが、最後はばてたようだ(山本は2安打)

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清水談の適時打で生還した米澤(捕手は池田)

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審判が絶賛した横澤

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敵失で生還した山本を迎えるナイスベンチ

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5年ぶりに決勝進出を決めた三井不動産リアルティ

 第9RBA不動産流通カップ準決勝戦が1114日(水)、大井ふ頭中央海浜公園野球場で行われ、三井不動産リアルティが山口投手の好投と清水談の活躍でナイスを4-1で下し、住友不動産販売が東急リバブルを逆転サヨナラで破り、それぞれ決勝戦に勝ちあがった。三井リアルは5年ぶり、住友は2年ぶりの進出。 ( )内の数字はRBA野球大会のレーティング。

東急リバブル(8687.5) 3-4 住友不動産販売(87)

  1 2 3 4     合 計
東急リバブル      
住友不動産販売 4X      

  (時間切れ)

三井不動産リアルティ(8687) 4-1 ナイス(8585.5) 

  1 2 3 4     合 計
三井不動産リアルティ        
ナイス        

  (時間切れ)

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最終回、逆転を手繰り寄せる2点3塁打を放った住友・丹

 第9回RBA不動産流通カップ準決勝戦が11月14日(水)、大井ふ頭中央海浜公園野球場で行われる。RBA野球大会にならって記者の〝どっちも勝って〟予想。( )内の数字はRBA野球大会のレーティング。

東急リバブル(86⇒87.5)-住友不動産販売(87)

 大接戦だが、朝日大学時代にMAX145キロを投げたというサイドスローの快速投手が加入した東急リバブルがやや優勢とみた。前試合を見てはいないが、ちばリハウス打線を1安打に封じた。エースの坪井をはじめ敵も味方も絶賛した。宅建も大学時代に取得済みという。その力が本物なら住友打線をきりきり舞いさせても不思議ではない。

 打線も〝岡住二世〟奥住が加入して厚みが増した。チームバッティングに徹し、勝利を最優先する選手が多く、どこからでも好機をつくれるのが魅力。とっくに賞味期限が切れているはずのベテラン古屋はうまみが増した。古屋がカギを握ると見た。

 しかし、住友だって負けられない。RBA大会ではまさかの予選敗退。その憂さを晴らさないと年は越せないはずだ。昨年も準決で負けているのでここは必勝態勢。絶対に負けられない。

 投げるのはエース伊藤。朝が弱く、立ち上がりにやや難があり、相手が〝格下〟とみると手を抜く癖があるのが不安材料。万全の態勢で臨めるかどうかにかかっている。記者のこの「0.5」のレーティング差を本人がどう読むか。この前の日曜ブロックの記者予想と結果を見れば、いかに記者の格付け付与能力の高さが理解できるはずだが…伊藤はそんなもの見ないか。

 打線は快速の相手投手を攻略できるかどうか、不安のほうが大きい。怪物・村井に期待したいが、出たり出なかったり…。巻き返しを

三井不動産リアルティ(86⇒87)-ナイス(85⇒85.5)

 三井リアルがやや優勢。身長174センチ、体重60キロの〝小さな大投手〟の新人・山口投手は、RBA大会で強打のトラバース打線を3安打3失点に抑えている。ナイス打線を完璧に抑えるか。

 打線と守りの要は横瀬捕手だ。打力があり、肩の良さはRBAの審判団が絶賛するほど。モリーナか甲斐キャノンか。相手はもともと足がないので、盗塁を阻むシーンは観られそうもなく、山口も走者を出さないか。

 やや劣勢ではあるが、ナイスはRBAの王者・野村不動産アーバンネットに逆転勝ちした勢いがある。肩が痛いの肘が痛いのとここ数年は投げることすらしなかった山本ががぜん奮起。強打の野村打線から8つの三振を奪った。野村の試合くらい投げれば最少失点に抑えられる。

 打線は横澤に期待がかかる。酔っぱらって道端に寝込み、財布ごと盗まれるのにも気が付かず、あとで金だけ抜き取られた財布がゴミ箱から見つかるという情けない大失態をやってのけ、悪いのは歯止めが利かない自分なのに、あろうことか責任を酒になすりつけ、軽佻浮薄、愚の骨頂の〝断酒宣言〟まで突き進んだ主砲だが、ようやく悪夢から目が覚めたのか最近はちびりちびり飲みだしたという。結構なことだ。

 どうせ敵わない相手だ。今夜は浴びるほど飲み、二日酔い状態で振り回せばまぐれで当たるかもしれない。

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〝うりゃー、打てるもんなら打ってみろ〟清水 治下投手

清水建設(88) 10-5 タイセイ・ハウジー(86.5⇒87)

  1 2 3 4     合 計
清水建設         10
タイセイ・ハウジー        

  (時間切れ)

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〝なんの、馬力じゃ負けないぞ〟タイセイ千葉英

 清水建設の先制攻撃が決まった。初回、打者一巡の猛攻で一挙9点を奪い逃げ切り。大城が2発を放った。治下投手は5失点したが、球に力があった。タイセイ・ハウジーは先発の高橋投手の不調が誤算。野呂弟は欠場した。

 清水は初回、相手先発の高橋を攻略。先頭の田村和が内野安打で出塁、2番大城は四球を選ぶと、3番小寺の2塁打で2点。ここで一挙に打線に火が付いた清水は4番治下の2ラン、5番山崎の2塁打、7番上島、9番藤川、田村和の適時打で得点を重ね、打者2巡目の大城が2ランを放った。大城は4回にもソロ本塁打を放った。

 治下投手は7安打を浴びたが力で押した。

 タイセイは初回の大量失点がこたえた。打線は2回、四球と敵失をからめ9番鶴田の適時打で2点を返し、4回には7番千葉政、8番吉村の連打と1番高橋の2塁打で2点、5回にも4番野呂兄、5番井上、6番千葉英の3連打で2点を挙げたがそこまで。

 2回からは千葉英が登板し、大城の一発だけに抑えただけに悔やまれる。

〇本間監督 初回はみんなよく打った。相手の投手の調子がよくなかったんじゃないの。勝ててよかった。相手の打線はよく打つし、礼儀正しいし気持ちがいい。練習試合も申し込んだ。治下? 投手らしくなってきた。田村? あいつは歳。ゴルフに夢中になっているようだ。プロゴルファーに転向するんじゃないの

〇大城 投手? 任意引退です(2発を放ったように打者に専念か)

〇小寺 俺の先制から猛攻が始まったんだ

●千葉英 2安打放ったし、ピッチングもまずまず。15キロ減量して118キロになった。また来年

●井上 高橋は肩の調子がよくないので今季は登板させなかった…行けるところまでと考えたが…

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〝打つだけなら任せてよ〟清水 大城

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〝今季初安打だ〟山崎

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〝身内だからね、抑えるべきか、打たせるべきか、難しいんだよ〟土肥

三井不レジ(89⇒87) 4-5 三井不レジリース(86⇒88.5)

  1 2 3 4     合 計
三井不動産レジデンシャル        
三井不動産レジデンシャルリース        

  (時間切れ)

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三井レジ 石井

 〝地所リアルよ、東建よ、下剋上の主役はうちだ〟-昨年までの勝率は0.272、日曜参加26チームの中で下から2番目の三井不動産レジデンシャルリースが2年連続で決勝に進んでいる三井不動産レジデンシャルを破り、参加12年目にして初の4強に勝ち進んだ。元ヤクルトの新人投手・土肥は宅建試験で44点を挙げて舞い上がったのか、コントロールが定まらなかったが、打線の援護を受け逃げ切った。三井レジは最後追い上げたが及ばず。

 2点を先制された三井リースはすぐ反撃。前試合で3死球を食らった(奪ったのか)先頭の山際が死球で出塁し、盗塁と2つの内野ゴロで生還。2回には、5番中野、6番小野田の連打に7番大野が手堅く送り、1死2、3塁から8番土肥、9番小泉の長短打で逆転。3回にも4番渡辺と中野の長短打で1点、さらに小泉の適時打で加点して逃げ切った。

 土肥はいいのか悪いのか、ジキルとハイド、クラゲのような手応えのないピッチングで4失点完投。5つの三振を奪ったが、5回まで被安打7、与四球2。次戦の清水相手に不安ものぞかせた。

 三井リースはこの日の勝利で通算成績を39戦14勝25敗、勝率0.359に引き上げた。

 三井レジは惜敗。初回、先頭の大栗の安打と2つの四球から2死満塁の好機をつくり、6番小平田の適時打で2点先取。3点を追う最終回には1死から2番山本と3番篠塚の連続長打と5番門井の適時打で1点差に追い上げたがそれまで。

 先発の新人石井投手はピリッとしなかった。エース吉田は欠場。

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宅建より難しいよ〟土肥

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小泉

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〝うーん、土肥さんはいいのか悪いのか〟

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〝土肥さんも最初は緊張したんじゃない〟大坪(左)と小野田
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2点先制打を放った三井レジ小平田

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〝ドームに行ってよね〟三井レジ渡辺監督

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2点タイムリーを放ち女性応援団に迎えられる對馬

東京建物(84.5⇒85) 4-0 野村不動産(83) 

  1 2 3 4     合 計
東京建物 0      
野村不動産      

  (時間切れ)

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敵失を誘う平凡なゴロを放った村部

 〝地所リアルよ、うちのほうが上だぞ〟-過去863056敗、勝率0.349の勝率は地所リアルより3分6厘上回っているが、〝出ると負け〟〝がんばれベアーズ〟(42年前に流行ったアメリカ映画)状態だった東京建物が第5回大会以来実に25年ぶりに4強入りを決めた。若きエース河越は最終回、2死から3連続四球を与えたが2安打完封。鑑定士村部が幸運な敵失を誘うゴロで先制、守備もうまい對馬がダメ押し打を放った。野村不動産は4つの失策で投手の足を引っ張ったのが敗因だが、53歳の主砲・松崎常務が仕事(どうせゴルフ)で欠場し、モチベーションを下げたのも響いた。

 東建は2回、この回先頭の6番對馬が四球で出塁、続く河越が中堅前に運び、内野ゴロと敵失、四球で満塁と攻め立てた1死後、1番村部の何でもないセカンドゴロを相手2塁手が本塁に悪送球して2点。

 5回には、1死から敵失で3番齋藤が出塁し、4番田中の安打で迎えた2死2、3塁から對馬の中堅前2点適時打で突き放した。

 河越は球威十分。力で相手打線を2安打(うち1安打は内野安打)に抑えた。奪った三振は5個、与えた四死球は6個。

 野村は元気なし。初回、先頭の篠が安打を放ち、2つの四球で1死満塁としたが、後続が凡退(本来なら松崎がどこかでDHとして打席に立ったはず)。最終回は2死から3者が四球で出塁したが、それまでの4失点がこたえた。

 先発の増田はよく投げたが、制球がいま一つ。2回を被安打2、与四球3、自責点ゼロで降板。2番手の中本は3回を被安打3、奪三振6の好投を見せたが、拙守に泣いた。中本も自責はゼロ。

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河越

 

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敵失で河越が先制のホーム

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野村 増田

〇ナイン 中町監督? 今日は仕事(中町監督はずっと監督。記者と二人で「がんばれベアーズを脱するのはいつですかね」とよく話し合っていた。映画では最後に優勝する)。對馬? 對馬は加覧さんの後輩。守備はすごい

〇生出 3三振。僕が最年長(30歳)になっちゃった

〇村部 あの打席はね、相手の守備がよくないと思ってセカンドにゴロを打ったんだ。1種8万円? 私とはレベルが違う(さすが鑑定士。口は達者)

〇河越 あれは全く見えなかった(2つの平凡な投手フライを捕球態勢すらせず逃げ、1つは内野安打、もう一つはファウルグラウンドに転がり難を逃れた。記者は「河越よ、プロじゃあるまいし草野球だぞ。あれはエラーだ」と書こうと思ったら、ここで女房役の磯田が河越に助太刀。「いや、投手フライは捕れないもんですよ」と。なるほど、プロでも野手が捕りにいくのだから、あれは野手のエラーか)

〇齋藤 次? 僕の先発もあるかも。今日も準備だけはしていた

●ナイン 常務? 仕事(ゴルフに決まっている。野球とゴルフのどっちが大事だ)

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適時打を放った對馬

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齋藤に続き生還した田中を迎える東建ベンチ

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河越-磯田バッテリー

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〝常務、こんな大事な時に仕事を優先させるなんて〟

 

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〝あれはセカンド強襲ヒットだ〟木下(右は〝右玉〟橋本 この日は1-0、2四球)

青山メインランド(84⇒85.5) 3-4 三菱地所リアル(85⇒85.5)

  1 2 3 4     合 計
青山メインランド      
三菱地所リアル 3X      

  (時間切れ)

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プーチン寺田

 過去の戦績が80戦25勝55敗、勝率0.313。8強入りすら経験がない三菱地所リアルエステートサービスが今季のこれまでの試合同様、神がかり的な逆転サヨナラ勝ちで夢の東京ドーム進出に王手をかけた。「今年は2試合で終わると思っていた」岡野監督は感極まり、「東京ドームにいく」声は上ずっていた。下位打線が繋ぎ、最後は木下が決勝打(相手からすれば失策)を放った。プーチン寺田が粘投。青山メインランドは勝利目前で浮足立った。

 2点を追う地所リアルは最終回、この回先頭の5番栗山と6番落合が投手返しの右翼前安打を放ち好機をつくると、続く込山が四球を選び満塁。ここで8番松田が右翼前に運び1点差。9番吉田がきっちり犠飛を放ち同点。勢いに乗る地所リアルは2塁走者込山が相手の一瞬のスキを突いて3塁盗塁を決めプレッシャーをかけると、1番木下のセカンドライナーが相手2塁手のグラブをはじき、込山が猛然とホームを突き抜けた。

 1点先制を許した地所リアルは初回、木下、寺田の連打と橋本の四球で満塁とし、4番小林の犠飛で同点。しかし、その後は決定打を欠き、嫌なムードが漂っていた。

 エース寺田は被安打5、与四死球5、自責点3の完投。粘り強く投げた。

 青山はまさかのサヨナラ負け。初回、先頭の津久井がいきなり3塁打を放ち、3番平野の犠飛で先制。同点の3回には9番佐々木の安打を平野の適時2塁打で1点リード。4回には6番神宮と8番土田の内野安打と犠打、野選で1点を加点。残塁7が示すように、突き放すあと一本が出なかった。

 先発の小松崎は3回を3安打1失点で降板。2番手の鈴木は1回3分の2を投げ、抑えの津久井につないだが、津久井は相手の徹底した右打ちに屈した。

〇岡野監督 〝下位打線が弱い〟と書かれたもんだから、今日は下位打線が活躍した。今年は(組み合わせが厳しく)2試合で終わりだと覚悟を決めていた。8試合もできるなんて…東京ドーム行きますよ。レーティング? もうあげなくていい。ユニフォーム? 足りないから(後藤に)貸したんだよ

〇寺田 うちのこれまでの勝率を見たら3割ちょっと。打者ならすごいが、そんなに弱かったの。今日はよく3点で抑えた。相手のバッティングはすごかった

●豊田 牽制で刺されちゃった(3回の攻撃で…最終回の2塁手としての守りでも痛恨の失策。1塁走者が飛び出していただけに併殺だったかも。今夜は眠れないのではないか。しかし、泣くな、豊田よ、あなたが悪いわけじゃない。失策はチーム全体の力の反映でしかない。何が起きるか分からないから、記者はレーティングを同数とした)

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〝おっ、ダメか〟木下

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〝やったぞ、サヨナラだ〟

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〝下位打線は打てない? 2塁打と四球でサヨナラの走者だ、俺が込山だ〟

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〝馬鹿野郎、俺が逆転を呼び込んだんだ、松田だ〟

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〝ドームに行くぞ〟

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先制の犠飛を放った平野

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小松崎

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津久井

 

 

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逆転サヨナラ勝ちした三菱地所リアル

 準決勝は清水建設-三井レジリース、東京建物-地所リアル-第30回RBA野球大会が11月11日(日)、三郷サンケイグラウンドで準々決勝戦4試合が行われ、タイセイ・ハウジーに快勝した清水建設、三井レジとの同門対決を制した三井レジリース、野村不動産に2安打完封勝ちした東京建物、青山メインランドに逆転サヨナラ勝ちした地所リアルがそれぞれ勝ちあがり準決勝進出を決めた。

 準決勝戦は来週行われる予定。清水は勝てば9度目の決勝進出。他チームは東建が過去4強入りを一度果たしているのみで、勝てばもちろん初の決勝進出となる。

清水建設(88) 10-5 タイセイ・ハウジー(86.5⇒87)

  1 2 3 4     合 計
清水建設         10
タイセイ・ハウジー        

  (時間切れ)

三井不レジ(89⇒87) 4-5 三井不レジリース(86⇒88.5)

  1 2 3 4     合 計
三井不動産レジデンシャル        
三井不動産レジデンシャルリース        

  (時間切れ)

青山メインランド(84⇒85.5) 3-4 三菱地所リアル(85⇒85.5)

  1 2 3 4     合 計
青山メインランド      
三菱地所リアル 3X      

  (時間切れ)

東京建物(84.5⇒85) 4-0 野村不動産(83) 

  1 2 3 4     合 計
東京建物 0      
野村不動産      

  (時間切れ)

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東建の祝勝会(クラブハウスで)

 第30回RBA野球大会日曜ブロック決勝トーナメント2日目が11月11日(日)、三郷サンケイグラウンドで準々決勝戦4試合が行われる。記者の〝どっちも勝って〟予想。( )内の数字はレーティング。⇒印は前試合の戦いぶりを考慮した修正。

清水建設(88)-タイセイ・ハウジー(86.5⇒87)

 清水がやや優勢と見たが、愛と憎しみは紙一重、賽の目と同様、終わってみないと分からない。双方とも勝ち切る絶対的な力がないとみた。

 両チームは昨年も準決勝戦で対決しており、清水が3-5から最終回に一挙6点を挙げ逆転勝ちしている。そのツキはまだあるのか。先発は田村兄か治下か。田村は球威が衰えたとはいえ安定感は抜群。行けるところまで行くはずだ。治下も仕上がっていれば力で押し切る力がある。昨年好継投した鈴木は今季一度も登板していないので、継投が難しい。序盤に大量リードして逃げ切るのが理想形だ。

 打線はやはり小寺がカギを握る。小寺が打てばムードが一変する。投手としてはノーコンの烙印を押された大城が打撃で活躍するようだと勝機は高まる。伏兵も多士済々。

 タイセイは昨年の悪夢を振り払えるか。先発は前回投げた千葉英ではなく、やはりエース高橋だろう。あと一歩で勝利を逃したが、昨年も好投した。雪辱を期すはず。

 打線は清水と互角かそれ以上。鍵を握るのは、旬が過ぎ賞味期限すれすれの千葉兄弟よりは野呂兄弟だ。弟は軟式にはまだ慣れていないようだが、前試合は鋭い打球を飛ばした。ホームラン狙いでなく軽打に徹したい。塁に出れば足もある。兄は弟の前で打つのか。存在感を示すか。

三井不レジ(89⇒87)-三井不レジリース(86⇒88.5)

 どちらが兄で弟か分からないが、相手の手の内を知り尽くしている兄弟対決。実績からは2連連続で決勝に進出している三井レジだが、リースは今年のオール三井の大会で優勝している。互角と見た…いや、三井リースが勝つと見た。

 三井レジはエース吉田だろうが、今季は登板していない。染野か小平田か。打線もいいのかどうかよくわからない。2年連続の決勝進出でお腹いっぱいだし、業績も絶好調。第2四半期決算の売上高は前年同期比984億円増の2,332億円、マンションの今期計上予定戸数3,250戸の契約進捗率は実に90%。もう来季に備え、休眠状態に入っているのではないか。土肥を打てる打者も見当たらない。

 リースは、宅建試験で44点の高得点を挙げた元ヤクルト土肥が頭だけでなく、力の差を見せつけるか。

 打線もいい。土肥の後輩の小野田は化け物。つい2、3年前までは底が抜けた桶状態だった守りもよくなってきた。レジを圧倒するか。

 青山メインランド(84⇒85.5)-三菱地所リアル(85⇒85.5)

 戦績は青山、勢いは地所リアル。大混戦。あと一歩でいつも決勝進出を逃している青山は今年創業30周年とか。念願の決勝目指し士気は高い。エース小松崎の調子もよさそう。はまればスイスイ投げる。

 打線は脆さもあるが、一気呵成に攻める攻撃力は破壊力抜群。

 地所リアルは激戦を勝ち抜いてきた勢いがある。エースのプーチン寺田は肩痛を抱えるが登板間隔も十分。気合の投球を見せるか。前回は変化球もさえた。

 打線は下位がやや非力だが、上位打線は好調。〝右玉〟橋本が神がかり的な活躍でチームに活を入れた。変則投球の小松崎を攻略できるか。ブルンブルン振り回し、下半身のバランスを崩すようだと相手の術中にはまるが…。

 レーティングに差をつけようと必死で考えたが、結局断念した。何が起きるか不明。

東京建物(84.5⇒85)-野村不動産(83) 

 東建がやや優勢。三井不動産レジデンシャルを予選で撃破した力は本物だ。エースで4番の河越はここも力で押し切るか。左腕斎藤も絶好調。どちらが投げても野村打線を封じる力があると見た。

 打線は、やはり河越だ。どれだれ河越の前に走者をためられるか。河越が不調だと危ない。

 鑑定士村部はどうした。選手村の売却価格を一種8万円と評価した不動産鑑定士を信用できなくなった記者だが、その不信感を払しょくできるか。すごすごと尻尾を巻いて退場するのか。ここは見ものだ。

 野村は、一昨年の大手デベロッパーの野球大会優勝チームとしても〝プラウド〟のプライドにかけても負けられない一戦。予選は対戦相手に恵まれた観はあるが、53歳の松崎常務が大活躍。河越を攻略したら拍手喝采。

 投げるのは増田か、それとも他にエースがいると聞いているが…。

 

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