RBA OFFICIAL
 

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〝相撲取りじゃないぞ〟オープンハウス今井

一条工務店(85.5) 2-4 オープンハウス(87)

  1 2 3 4     合 計
一条工務店 0 0      
オープンハウス 0      

  (時間切れ) 

 オープンハウスが接戦を制した。白崎が決勝2点二塁打を放った。今井が好救援。一条工務店は〝逸勝〟

 同点に追いつかれたオープンハウスは5回、二つの四球から好機をつくり、3番白崎が決勝の2点2塁打を放った。先発の野口が5回途中2失点降板。急きょ登板した今井が1死満塁のピンチをしのいだ。エース川崎は仕事で欠場。

 一条はエース池本など主力欠き、望月が粘投したが及ばず。5回、同点に追いつき、なおも1死満塁の好機で8番桒原、9番草彅が凡退し、逆転できなかったのが全て。

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白崎(左)と今井

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先制弾を放った荻野

〇白崎 初球から振ろうと思っていった。今井のために打った(今井と同期)

〇今井 今季2回目の出場…。監督が直属の上司で、見えない力に呼ばれて来ました。野球は一致団結できるのがいい。次回からは毎試合来ます

●草彅監督 自分が逆転のチャンスを潰した。来年は天理高の3番で立命大に進んだ選手と、川越東の楽天・高梨の弟が加入する。強くする

●原田 伊那を朝6時半に出て4時間かかりました。加入のきっかけは同期で静岡から来ている加藤の誘い。これからももちろん来ます

●望月 水曜勤務の部門へ異動となり、有休を取ってきました。いいピッチングができたけど、中盤の勝負どころで強さが要る

●石田 来年はベスト8の壁を越えたい

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オープンハウスのナイン

IMG_9429_押し出しで同点 (1280x960).jpg
一時は同点に追いついた一条工務店・吉原

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エイブル小笠原

エイブル(86) 3-0 三井不動産リアルティ(84⇒86)

  1 2 3 4     合 計
エイブル 0 0      
三井不動産リアルティ 0      

  (時間切れ)

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〝おれがエイブルの主砲だ〟杉下 

 エイブル小笠原が2安打完封勝ち。自らダメ押し打も放った。三井不動産リアルティは山口投手を援護できなかった。

 エイブルは4回、3番斉藤が敵失とパスボールで3進したあと、4番杉下が適時打を放ち1点先制し、さらに2死から7番堀川の安打でこの回2点。6回には安打した斉藤を5番小笠原がしぶとく左翼前に運び1点加点した。

 小笠原は初回のピンチをしのぐと力で相手打線を封じた。

 三井リアルは初回、先頭の安田が四球を選んだが二盗に失敗したあと2番大和の安打と死球、振逃で大和が本塁憤死したのが痛かった。山口投手は被安打4と力投したが及ばず。

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初回、果敢に本塁を突くも憤死した大和

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山口投手

 

 

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倉富に抱き着く佐藤監督

住友林業(89) 0-6 旭化成ホームズ(93)

  1 2 3 4     合 計
住友林業 0 0      
旭化成ホームズ      

  (時間切れ) 

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走者一掃の3塁打を放った倉富

 旭化成ホームズが快勝。2年目の新人左腕の伊藤投手が2安打完封。倉富が4打点の活躍。住友林業はエース石井が不調。放った安打は東大・宮台の2歳年上の笠原と吉原のみ。

 旭化成は2回、この回先頭の5番鈴木と6番原田がそれぞれ左翼前安打を放ち、続く北寒寺が3塁線に絶妙のバントヒットを決め、石井投手の悪送球で鈴木が還りまず1点。さらに8番倉富の犠飛で1点追加。3回には2死から鈴木が安打し、2者が四球で満塁としたあと倉富が走者一掃の3塁打を放ち3点。5回には北寒寺の代打蔵立の犠飛でダメ押し。

 1~4番は無安打(2四死球)だったのに対し、5番から8番は6-6-5と大活躍。全打点を叩き出し、4四球を選び2つの犠飛を決めた。

 伊藤は制球を欠きながら威力のあるストレートで押し被安打2、奪三振4、与四死球4の83球完封。エース今野は登板回避。

 住林は完敗。0-4の4回、2つの四球を挟み5番笠原の安打で2死満塁の好機をつくったが、8番小池が三振。石井はリズムが悪く制球も欠いた。

〇倉富捕手 伊藤は球威があった。コントロールが悪かったが、ストライクが取れなかったわけじゃない

〇今野 若手を育てないと。伊藤はいいよ

●石井監督 調子が悪かったわけじゃない。また出直し

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伊藤投手

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伊藤(左)今野

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2回、橋本の2塁ゴロで本塁を突いた北寒寺は憤死(捕手は長瀬)

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石井投手

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笠原

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住友林業ナイン

 

 

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〝俺が三冠王だ〟トラバース木ノ内(左)と元西武梅田(木ノ内は5試合で打率7割、18打点、4本塁打)

 シードの三井不リアルと東急リバブル敗れる-第30回RBA野球大会水曜ブロック決勝トーナメント1日目8試合が9月12日、大宮健保グラウンドで行われ、予選トーナメントを無敗で突破した三井不動産リアルティがエイブルに0-3で、東急リバブルはタウングループに2-3でそれぞれ敗れ敗退が決まった。エイブル小笠原、タウン坂本が好投した。

 王者・旭化成ホームズは住友林業に6-0で快勝。新人・伊藤投手が完封勝ち。優勝を狙うトラバースは13--1でパナソニックホームズにコールド勝ち。木ノ内が三冠王独走の決勝4号を放った。野村不動産アーバンネットはミサワホーム神奈川をタイブレークの末5-2で下した。礒部が決勝打を放った。

 オープンハウスは一条工務店に4-2で辛勝、ナイスはオークラヤ住宅に2-1で逆転勝ち。山本投手が7回完投。ミサワホーム東京は三菱地所ハウスネットを3-0で下した。井町が決勝打を放った。記者の〝勝って〟予想は5勝2敗。

 準々決勝戦は来週行われる。

エイブル(86) 3-0 三井不動産リアルティ(8486)

  1 2 3 4     合 計
エイブル 0 0      
三井不動産リアルティ 0      

  (時間切れ) 

オークラヤ住宅(82.583.5) 1-2 ナイス(83)

  1 2 3 4     合 計
オークラヤ住宅 0 0    
ナイス 0    

  (時間切れ) 

タウングループ(84.585) -2 東急リバブル(86)

  1 2 3 4     合 計
タウングループ 0      
東急リバブル 0      

  (時間切れ) 

三菱地所ハウスネット(82.783) 0-4 ミサワホーム東京(85)

  1 2 3 4     合 計
三菱地所ハウスネット 0 0      
ミサワホーム東京 0 x      

  (時間切れ) 

一条工務店(85.5) 2-4 オープンハウス(87)

  1 2 3 4     合 計
一条工務店 0 0      
オープンハウス 0      

  (時間切れ) 

パナソニックホームズ(7981) 1-13 トラバース(8991)

  1 2 3 4     合 計
パナソニックホームズ 0        
トラバース 10       13

  (コールド) 

住友林業(89) 0-6 旭化成ホームズ(93)

  1 2 3 4     合 計
住友林業 0 0      
旭化成ホームズ      

  (時間切れ) 

野村不動産アーバンネット(91) 5-2ミサワホーム神奈川(8889)

  1 2 3 4     合 計
野村不動産アーバンネット 0    
ミサワホーム神奈川 0    

  (タイブレーク)

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走者一掃の3点決勝打を放った野村アーバン礒部

 

 第30回RBA野球大会水曜ブロック決勝トーナメント1日目8試合が9月12日(水)、大宮健保グラウンドで行われる。記者の〝どっちも勝って〟予想。( )内の数字は記者のレーティングで、矢印は前回からの変更。

◇       ◆     ◇

エイブル(86)-三井不動産リアルティ(84⇒86)

 大接戦。レーティングに差をつけようと必死で考えたが、結論が出ない。タイブレークに持ち込まれる可能性もあると見た。

 エイブルの新エース小笠原は本来の力を発揮すれば、三井リアル打線を完璧に抑えるか、失点しても2~3点だろう。鍵は打線が握る。エイブル首脳陣は記者が〝貧打戦〟と攻撃しているのに反発するが、今年の予選で大量得点したのは相手に恵まれたから。調子がいま一つだったトラバース平野投手から1点も取れなかった。核となってチームを引っ張る選手が出現しないとドーム進出は厳しい。

 三井リアルは、そのトラバースを破った。4連勝は本物と見た。すい星のごとく現れた新人山口投手が踏ん張った。

 力で牛耳るタイプではないので、ある程度の失点はありそうで、エイブルと同様、打線が小笠原を攻略できるかどうかにかかっている。このチームは〝火事場のバカ力〟を出すことがある。いけいけムードで一気呵成に攻め、小笠原をパニック状態に陥れれば勝機は高まる。

オークラヤ住宅(82.5⇒83.5)-ナイス(83)

 これまた大激戦必至だ。オークラヤ加藤投手の調子がよければ手が付けられないので、0.5だけレーティングを上位としたが、加藤は案外なところもある。吉が出るか凶が出るか。加瀬新監督になり若返りも図れている。

 ナイスは誰が投げるのか。山本は肩痛を抱えているが、間隔が開いており投げられる状態に戻っていれば、3回は抑える。あとは誰につなぐかだ。打線は断酒中の主砲横澤がチームを引っ張れるかどうか。禁断症状を呈していないのか。村尾にも期待がかかる。

タウングループ(84.5⇒85)-東急リバブル(86)

 難解な一戦だ。過去に対戦したことがあるのかどうか、タウングループの高坂監督が強気な発言をした。日大三高のマー君世代、市立船橋の硬式経験者、日体大荏原の軟式で全国大会に出場した選手も補強したようだ。「坂本が打たれたらしようがない」とも話したように、坂本がどこまで踏ん張れるか。

 リバブルは無傷の3連勝でシード権を獲得した。これは自信につながっているはずだ。エース坪井はこの2年間で負けたのは1度のみ。コントロールがよくなってきており、安定感は抜群。破壊力がある〝岡住二世〟の新人奥住は出場するのかどうか。

三菱地所ハウスネット(82.7⇒83)-ミサワホーム東京(85)

 実績豊富なミサワホーム東京を上位と見たが、レーティング差ほどの力量差はないかもしれない。ハウスネットの強さは本物かどうか読み切れないからだ。積水ハウス神奈川、スターツ、タウングループ戦は神がかり的な逆転劇を演じたかと思えば、オープンハウスには手も足も出なかった。

 だれが投げるのかも分からない。佐藤監督は「国士舘出身の投手は一度も投げていない」と揺さぶりをかけたが、一方で「森はヘルニアで今季絶望、宅建未取得者も…」と弱音も吐いた。

 ミサワはエース古市の調子次第。速球派から技巧派への転身もうまく図れている。創価大の2年後輩の下村との対決も見ものだ。下村が速球狙いに的を絞れば古市の術中にはまる。古市は欲を出してストレートで抑えようとはしないはずだ。それを下村が読んだら…。少なくとも3度は対決する。

一条工務店(85.5)-オープンハウス(87)

 オープンハウスが優勢。野球部創設20周年の今年は〝やる気〟十分。エース川崎なら一条打線をきりきり舞いさせるか。打線は口ほどもないが、2点取れば安全圏。

 とはいえ、一条にも可能性がないわけではない。池本投手はオープンハウス打線をほぼ完ぺきに抑えそうで、川崎がなめてかかってくれば思う壺。失うものはない。当たって砕けろだ。

パナソニックホームズ(79⇒81)-トラバース(89⇒91)

 トラバースが優勢。肩痛を抱えるエース平野は登板回避か。代わって投げるのは元西武の林崎か。やはり元西武の前川はないのか、G.G.佐藤もあるかもしれない。打線は木ノ内、林崎(あるいは梅田、G.G.佐藤)、佐藤雅、星らが活躍しそう。

 パナソニックは相手が悪い。徳山投手がどこまで踏ん張るか。

住友林業(89)-旭化成ホームズ(93)

 屈指の好カードだが、旭化成ホームズの優勢は動かない。ここは必勝を期し、エース今野が先発するはず。住林打線なら手玉に取る。打線も守りも破綻しないと読んだ。

 住林はエース石井が踏ん張るが、どこまで打線が援護できるか。日ハム入りした宮台の2つ先輩の東大出身・笠原は相当のパワーがありそうで、今野を攻略すれば面白いが…連打で得点するまではどうか。チャンスがあるとすれば、とにかく今野に球を投げさせ、疲れが出る後半に攻略したときだ。

野村不動産アーバンネット(91)-ミサワホーム神奈川(88⇒89)

 野村不動産アーバンネットがやや優勢。旭化成ホームズには完敗したが、他のチームなら負けない。エース茂木が必勝態勢。力で押し切りそう。

 ミサワ神奈川はエース大沼が闘志をむき出しにして投げるだろうが、最少失点に抑えても、打線が茂木を攻略するのは容易ではない。

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 〝右玉〟こと橋本捕手の活躍で地所リアルが大逆転勝ちしたことを報じたが、試合後、橋本は次のように激白した。

 「16歳のとき。捕手をやっていてファウルチップが股間を直撃した。痛いってもんじゃなかった。野球やめようと思った。すぐ病院にいったら医者からすぐ『摘出する。1個あれば十分』と言われた。結婚? 2年くらい先を考えている。玉は大きくなっている。勃起? それは玉の機能とは別。大丈夫。名前も考えている。男だったら『金太』、女だったら『金子』ガハハハハ」

 野球をやった人なら急所に球を受けた経験は二度や三度はあるはずだ。橋本はうずらの卵ほどしかない〝左玉〟を若干16で奪われた。〝元服〟の儀式くらいは済ませていたかもしれないが、実践での玉の威力は経験していなかったはずだ。

 その痛さといえば脳天を突き抜け、息が止まり、ガマの脂汗がしたたり落ち、真っ暗な目から星がちかちか光り、真っ青な月は命が尽きるように明滅し、いっそのこと手足をもぎ取られ、業火に焼かれたほうがましだと思うほどだ。尻を叩かれたって何の効果もない。筆舌に尽くしがたいとはこのことを言う。

 そればかりか、〝グリコは二度おいしい〟とは真逆の本当の心の痛みは術後に襲ってくる。医者の「大丈夫」は単なる気休めであり、去勢されたことで成長がとまり、おのことしてめのこを孕ませる獣性としての男を否定され、セン馬のように使役のみの一生を課せられるのではないかというおののき恐怖が全身を貫いたのは間違いない。

 その後、どうしてまた野球をやろうとしたのか経緯は不明だが、〝片玉〟でも立派な男になったことを証明したではないか。片方をなくしたばかりに思考のバランスを欠くこともあるというが、そもそもが右と左のバランスを欠いている世の中だ。気にすることはない。

 だがしかし、橋本よ。余計なお世話かもしれないが、もし双子だったらどうするのかという疑問が沸々と湧いてきた。金太、金子とつけようと考えるくらいだから、きっと〝キンキン〟〝タマタマ〟などと語呂がいいパンダのような名前を付けるのだろうが、それだれはよしたほうがいい。

 呼ばれた本人はともかく、朝からそんなはしたない言葉を発しようものなら、奥さんは赤面絶句するばかりか、身が持たなくなり、そのうちに捨てられるのは必至だ。

 「男やもめに蛆(うじ)がわき,女やもめに花が咲く」という諺を知ってるだろ。一人枕を抱え『キンよ、タマよ』と喚いたところで、返ってくるのはせいぜいカラスの「アホ!」という一鳴で、結局は涙とよだれで枕を濡らすことになるのは火を見るより明らかだ。

 いまはそんな余計なことを考えず、次戦で対決するレーティングがほぼ同じのサンフロの巨漢三村の速球をいかに打ち返すかに集中したほうがいい。それがチームを決勝トーナメントに導いた千両万両役者としてのあなたの役割だ。頑張れ!

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〝その馬か牛のようなケツはなんとかならないか〟

地所リアル 土壇場で大逆転 橋本が反撃の狼煙 落合逆転打 鹿島・遠藤10奪三振フイ(2018/9/10)

 

 

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3ランを放った山田を迎えるサンフロベンチ

サンフロンティア不動産(83⇒84) 5-0 メイクス(82⇒80)

  1 2 3 4     合 計
サンフロンティア不動産    
メイクス    

 

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三村投手

 サンフロンティア不動産が快勝。山田の3ランと末次の2ランで試合を決め、三村投手が7回5安打完封勝ち。メイクス阿井投手はテンポよく投げたが、5回に痛恨の2発を浴びた。自責点はゼロだった。

 好機に決定打が出ず攻めあぐねていたサンフロは5回、この回先頭の7番小林が安打で出塁、8番野崎、9番立和田は三振に倒れた2死後、1番伊藤のショートゴロは敵失となり、2番山田がたまたま吹いた神風に乗せたのか左翼越え3ラン。3番三村も2塁打を放つと、主砲末次はセンター方向から本塁方向に吹く強烈な風をもろともせず、根っこに当たった球を中堅越え本塁打した。奪った得点はこの回のみ。

 投げては体重93キロの巨漢・三村は、変化球が決まらず苦しいピッチングながら、ストレートで押しまくり、最後まで球威は衰えず完封勝ち。9個の三振を奪った。

メイクスは完敗。阿井投手の打たれた5回の投球は球を揃えすぎた。打線は渡辺監督兼遊撃手の7番渡辺が2塁打を含む2安打、8番若山が2安打するなど下位打線の打撃が光ったが、打線がつながらなかった。放った安打はこの二人のほか2番坂本の2塁打のみだった。

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山田

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〝ほら、ここで打ったんだぞ〟末次(右は野崎監督)

〇野崎監督 打ったのはあの回のみ。相手投手の自責はゼロ

〇三村 風が強く投げづらかった。普段はカーブもスライターも決まる

〇末次 ほら、見ろ。俺のあの本塁打はここ(バットの根元を指さし)で打ったんだ(と自画自賛)

〇小林 (みんな好球を見逃し、悪球に手を出した)相手投手のテンポがいいので逆に球を絞り切れなかった

●渡辺監督 (3回の攻撃のとき「作戦Aで行こう」と指示した意味は)カーブを狙おうというサインだったが、全然来なかった)

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阿井投手

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〝作戦A〟空振り渡辺監督

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〝あの野郎、全部自分でいいとこ持っていきやがって〟ポラス田中

三井不動産レジサービス(78⇒79) 5-8 ポラスグループ(81)

  1 2 3 4     合 計
三井不動産レジデンシャルサービス        
ポラス 4X        

  (時間切れ)

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満塁サヨナラ弾を放った田中

 ポラスがサヨナラ勝ち。2番手田中投手が最終回4失点で逆転を許したが、自らの満塁サヨナラ弾で自作自演のドラマを演じた。三井不動産レジデンシャルサービスは井上の逆転打で一度は勝ち越したが、最後は与四球が命取りとなった。

 4-5で迎えた最終回、ポラスは1死から9番太田以下、1番中川、2番細野の連続四球で満塁とすると、続く田中が右中間を破る満塁本塁打を放ち劇的なサヨナラ勝ち。

 打線は2回、成田監督、川守田(ベンチ)、荒川(欠場)とともに〝アラフィフ〟カルテットの一人・太田(48)が適時打を放ち同点に。4回には3つの四球を絡め、3番田中と5番折笠の適時打などで3点を奪った。

 投げては初回、味方の拙守で失点し「心が折れた」エース折笠が「打撃に専念」するため田中に交代。2回から登板した田中は直球に威力があり、スライダーもよく決まったが、5回は3つの四死球から崩れ4失点した。そのミスを自らの一発で帳消しにした。田中は猛打賞。

 三井レジサービスはあと一歩及ばず。初回、2つの敵失で1点を先取。3点を追う最終回には、この回先頭の1番大石が死球で出塁、続く吉松と3番綾部の連打1点を還すと、4番門井、5番新井の連続四球から満塁と攻め立て、6番井上の走者一掃の2塁打で逆転したが、そのあとすぐ失点した。

 門井-井上-吉松の継投も決まらなかった。3投手で12四死球を与えたのが命取りとなった。

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うなだれる三井レジサービスナイン

 

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門井(左)と井上

〇成田監督 逆転され負けたと思った。首の皮一枚残った

〇太田 日大土浦の三年生長男は甲子園に出場し、俺の夢をかなえてくれたし、中一の次男は牛久のリトルで全国大会に出場してくれた。プロに行って、契約金を俺にくれれば悠々自適の生活が送れる。ガハハハハ

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同点打を放った太田

 

 

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〝息子がプロに行ってくれたら俺は左うちわだ〟ポラス太田

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〝あの凡守で俺の心が折れた〟折笠

 

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〝逆転だ〟地所リアル

三菱地所リアル(83⇒84) 4-2 鹿島建設(85⇒86)

  1 2 3 4     合 計
三菱地所リアルエステートサービス      
鹿島建設      

  (時間切れ)

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寺田投手

 三菱地所リアルエステートサービスが土壇場で大逆転勝ち。〝右玉〟しかない橋本が反撃の狼煙を上げ、打線に火が付き4連打を浴びせ、落合が逆転打を放った。〝プーチン〟寺田が2失点完投。鹿島建設は涙。遠藤は10三振を奪ったが、最後は力尽きた。

 0-2と敗色濃厚の地所リアルは最終回、この回先頭の9番吉田が右翼前安打を放ち、1番木下、2番寺田が倒れた2死後、4回に一つしかない〝右玉〟に自打球を当て、悶絶したものの獣的本能に覚醒した3番橋本が逆風を突く中堅越え2塁打でまず1点。続く小林の中堅前適時打で橋本が生還して同点に。

 いけいけムードの地所リアルは5番栗山も安打を放ち、「4回には目測を誤って失点するきっかけを作った。何とかしたかった」6番落合の力ない打球は右翼線を抜け、小林、栗山が生還して逆転。

 寺田投手は7安打を浴びながら辛抱強く投げ2失点完投。野手陣も堅い守りで盛り立てた。

 鹿島は悪夢。エース遠藤は初回から飛ばし、5回まで許した走者は4回の四球と、5回の内野安打による2人のみだったが、「最後はスタミナ切れ」の6回に連打を浴びた。

 打線は4回、この回先頭の2番服部が左翼越え3塁打を放った1死後、4番中原の右翼前安打で先制。5回にも3番古和の適時打で1点追加。遠藤の出来からすれば安全圏と思われたが、勝利は風と共に消えた。

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遠藤投手

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〝俺がヒーローになるはずだったのに…〟先制打を放った中原

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〝さすがわが三重の秀才〟服部

〇岡野監督 今年は2試合でおしまいかと覚悟していたが、よくぞここまでみんな戦ってくれた。(4回の橋本のファウルチップは当たっていないのでは)いや、あいつは嘘をつかない。間違いなく当たっている

〇橋本 (記者の予想記事で)何だか鹿島で決まりのような記事のお詫びをしてもらおうじゃないか(とすごみ)、まあ、あれでうちも火が付いた

〇宮原 あいつは〝右玉〟しかないんだ(橋本が4回、自打球を股間に受け、もんどりうった場面で)

●福本監督 主力を5人欠いた。しょうがない

●遠藤 最後はスタミナ切れ

●服部 5回に打てなかった(3-2の活躍)

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逆転打を放った落合

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落合

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〝同点だ〟地所リアル

 

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最悪のコンディション(しばしば試合は中断された)

 決勝トーナンメントへ生き残り5チーム決まる-第30回RBA野球大会日曜ブロック予選トーナメント最終戦が9月9日、三郷サンケイグラウンドで3試合が行われた。この日は、試合開始前から疾風・雄風・強風・疾強風が吹き荒れ、目と言わず鼻と言わず口も耳も穴という穴に粘着質の砂塵が襲い掛かり、身体か揺れ、三半規管が悲鳴をあげ脳髄が攪拌され、先の北海道地震が想起され、息が詰まるほどの不感感が限界を超え取材どころではなかったにも関わらず、わがRBAの各チーム各選手はそんな猛り狂う天候をもろともせず果敢に戦い、その感動的ですらある男の中の男の雄姿にまずもって三拝九拝、三跪九叩頭のお礼を申し上げるとともに、

  肝心の三菱地所リアルエステートサービス-鹿島建設の試合は、16歳のときファウルチップを股間に受け、左の玉を摘出せざるをえなかった〝右玉〟しかない地所リアル橋本が自らとチームを奮い立たせる〝バット〟(玉の機能とは別)で大逆転を演じ、5回まで奪10三振の鹿島・遠藤を粉砕し、三井不動産レジデンシャルサービス-ポラスは、最終回にまさかの4点を奪われ逆転を許したポラスの張本人田中投手がその裏に、自作自演の逆転サヨナラ本塁打を放って見せ、サンフロンティア不動産-メイクスは、体重93キロの威風堂々のサンフロ三村投手が背中の追い風を味方につけたのか変化球に苦しみながらストレートの球一本で押しまくり7回完封勝ちを演じ、化け物の末次は逆風をもろともせずバットの根っこに当てた球(玉ではない)を自画自賛の中堅越え本塁打にし、お陰で勝者と敗者を越えた奮闘激闘に酔いしれた記者にも乾杯したい。生きてきたかいがあったと。

 行われる予定だった三井不動産レジデンシャルリース-東急不動産、タイセイ・ハウジー-日本駐車場開発は、三井レジリース、タイセイがそれぞれ不戦勝。

 これで決勝トーナメント進出全11チームが決まった。ついでに球(玉か)を打ち尽くした記者の渾身の一発。東急よ日駐よ、わが日本軍のように玉砕しろとは言わない。しかし、〝左玉〟をなくしたばかりに時として思考までバランスを欠く〝右玉〟橋本はチームに活を入れ、見事に勝利に導いたではないか。あなたたちは玉(魂)があるのか、それでも男か。

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地所リアルの〝右玉〟橋本

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〝右玉〟は〝左玉〟を補って余りある大きさだとか(触ってみたがどれほどかは分からなかった。生殖能力にも怒張力も全く影響はない=医者が言っている)

三菱地所リアル(83⇒84) 4-2 鹿島建設(85⇒86)

  1 2 3 4     合 計
三菱地所リアルエステートサービス      
鹿島建設      

  (時間切れ)

三井不動産レジサービス(78⇒79) 5-8 ポラスグループ(81)

  1 2 3 4     合 計
三井不動産レジデンシャルサービス        
ポラス 4X        

  (時間切れ)

サンフロンティア不動産(83⇒84) 5-0 メイクス(82⇒80)

  1 2 3 4     合 計
サンフロンティア不動産    
メイクス    

 

三井不動産レジリース(86) 〇(不戦勝)●東急不動産(75⇒78)

  1 2 3 4     合 計
三井不動産レジデンシャルリース    
東急不動産    

  

タイセイ・ハウジー(86.5) 〇(不戦勝)●日本駐車場開発(78⇒81)

  1 2 3 4     合 計
タイセイ・ハウジー    
日本駐車場開発    

 

IMG_7037.jpg
散水車も〝焼け石に水〟

 

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