RBA OFFICIAL
 

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満塁弾を放った高橋

ポラスグループ(81⇒83) 3-9 タイセイ・ハウジー(86.5)

  1 2 3 4     合 計
ポラス 0      
タイセイ・ハウジー      

  (時間切れ)

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高橋を迎えるベンチ

 タイセイ・ハウジーが快勝。いつも投げる高橋が1塁を守り満塁弾を放ち、普段は1塁を守る千葉英が先発し無難に投げた。ポラスのエース折笠は3回に集中打を浴びた。

 タイセイは初回、先頭の高橋が安打を放ち、3番野呂兄の適時打で先制。そのごみ敵失でこの回3点先取。3回は、この回先頭の野呂兄が四球をで出塁、続く元新潟アルビレックスの盗塁王・野呂弟の左翼前安打で好機をつくると5番井上、8番吉村の適時打と高橋の中堅越え満塁弾でこの回一挙6点を挙げ試合を決めた。

 千葉英は4回まで4つの四球を与えるなど制球はいま一つだったが、変化球が決まった。2番手の野呂兄は4四死球を与えた。

 ポラスは完敗。2回、3四球を選びながら9番片野の適時打による1点どまりだったのが悔やまれる。折笠は3回、2死から9番打者に四球を与え、高橋に満塁弾を浴びた。打線は2回、9番片島の適時打で1点を挙げ、5回は4つの四死球などで2点を返すのがやっとだった。

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左翼前安打を放った野呂弟(捕手は細野)

〇千葉英監督 完封するかも(4回まで打たれた安打は1本のみ。変化球が冴えた。しかし、下位打線に4四球はなぜ)

〇野呂弟 (水曜ブロックの同僚だったトラバース木ノ内は打率7割以上、本塁打3本、打点王、あなたが打たないと優勝できないと伝えると)軟式? 難しい。そんなにプレッシャーかけないでよ(と言いながら目の覚めるような安打を放った)

●成田監督 今年はグラウンドコンディションが÷なったのが全て

●折笠 4回が… あの満塁弾は完璧に打たれた。力負け

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〝調子がいいのかか悪いのか、この球に聞いてくれ〟千葉英

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〝最後は力負け〟折笠

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〝穴があったら入りたいよ〟成田監督

 

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サヨナラだ!地所リアル

サンフロンティア不動産(84⇒85) 2-3 三菱地所リアル(84⇒85)

  1 2 3 4     合 計
サンフロンティア不動産 0      
三菱地所リアルエステートサービス 1X      

  (時間切れ)

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サヨナラ打を放った栗山

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寺田(左)と栗山

 三菱地所リアルエステートサービスが水曜ブロック時代を含め参加28回目にして初の決勝トーナメント勝利をサヨナラでもぎ取った。〝イケメン〟栗山がサヨナラ打を放った。エース寺田はキレがよく2失点(自責ゼロ)の好投。サンフロンティア不動産の三村も寺田と互角の投球を見せたが、最後は力尽きた。

 先制したのは地所リアル。4回、この回先頭の4番小林がチーム初安打となる2塁打を放ち、続く栗山の安打と盗塁で無死3、3塁にすると、6番落合の左翼前2点打で先制。

 好機をつくりながらあと1本が出なかったサンフロが最終回に反撃。これまで2度の走者を置きながら凡退していた主砲の4番末次が怒りの2塁打を放つと、5番川添のショートゴロが敵失となり末次が生還。川添は3塁まで進んだあと、6番三村が自身2本目の安打を右翼前に運び同点に。

 地所リアルに漂った嫌な空気を吹き払ったのはまたも〝右玉〟橋本だった。6回裏、この回先頭の「右玉の調子はいい」3番橋本が四球を選び、続く小林が2塁打を放ち無死2、3塁にすると、栗山がきれいに中堅前に運びサヨナラ。

 寺田投手は毎回走者を出しながら6安打2失点(自責ゼロ)に抑えた。

 サンフロは惜敗。毎回走者を出しながら決定打を欠いて迎えた6回、この回先頭の4番末次が2塁打を放ち、敵失と6番三村の適時打で同点に追いついたが、突き放せなかった。

 三村投手は力投したが、4回、6回に集中打を浴びた。

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寺田

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三村

〇ナイン 決勝トーナメントで初めて勝ったぞ!(勝った瞬間、誰かれなく歓声をあげた)

〇落合 先制打を放ったのはわたし。決勝打になるはずだったのに…あいつ(栗山)に(ヒーローの座を)持っていかれた

●野崎監督 …

●末次 この悔しさをバネに練習しよう…なんて考えるのは誰もいないよな

●三村 調子? よくなかった。(同点打の)走った影響? 関係ない(試合後は大の字になって悔しがっていた)

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岡野監督(左)と向井ゼネラルマネージャー

 

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土肥

三井不動産レジリース(86) 9-0 旭化成リフォーム(85.5)

  1 2 3 4     合 計
三井不動産レジデンシャルリース 0      
旭化成リフォーム      

  (時間切れ)

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2回、本塁打を放った小野田を迎えるベンチ

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2発を放った小野田

 宅建試験で44点の高得点を挙げた元ヤクルトの投手で三井不動産レジデンシャルリースの新人土肥投手が好投し、東洋大野球部の3つ後輩の小野田が2発の祝砲で圧勝。1番大坪が猛打賞を記録するなどチーム全体で15安打を放った。旭化成リフォームは先発の森が打たれた。

 三井リースは2回、この回先頭の5番小野田が右翼越え本塁打し、6番佐藤7番中野の連打した2死後、1番大坪が適時2点打を放ちこの回3点先制。4回には9番土肥、大坪、2番渡辺の3連打で1点、5回には2本目となる小野田の本塁打と大坪、渡辺の適時2塁打などで4点を加点。

 土肥は、「力2分か3分」(小野田捕手)ながら、球をコーナーに散らし牛耳った。

 旭化成は完敗。初回、1死から2番木下が四球で出塁、4番中口の安打で木下は本塁を狙ったか憤死。その後も走者を送ったが決定打を欠いた。

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2回、大坪の安打で生還する中野

〇藤代 点差ほど力に差があったわけではないが、小野寺が2発放ち、打線もよく打った。いい流れ出来ている

〇小野田 土肥? いいっすね。力2分か3分だがよかった。本塁打? たまたま(桐生第一-東洋大。本職は捕手で、4年生で公式戦に出場したとか。3つ先輩の土肥の球を受けたこともあるはず)

〇佐藤 小野田を初めて見たがすごいパワー。土肥が投げられたのは雨で試合が延期されたため。宅建前に試合が行われていたらわたしが投げる予定だった

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旭化成リフォーム森投手

◇       ◆     ◇

 万歳!万歳!土肥万歳!-どこが勝とうが負けようが関係ない。こんな嬉しいことはない。野球漬けの元プロの選手が入社してわずか数カ月の勉強しかやっていないのに、宅建試験で44点の高得点を挙げるとは…(元独立リーグのサンフロンティア不動産・末次は昨年40点で合格した)。30年近くもRBAの取材をやってきた甲斐があった。〝野球は馬鹿じゃできない〟-元オリックスでケン・コーポレーションで活躍した庄司大介氏の名言を証明した。

 ウィキペディアによると、東洋大法学部卒の土肥は2014年10月23日、ドラフト会議で東京ヤクルトスワローズから6位指名受け入団。2017年10月、戦力外通告を受けた。この間の公式記録は8試合に登板、10回3分の1を投げ、勝敗に関係なく、自責点7で防御率は6.10。三井不動産レジデンシャルリースに入社したのは今年5月。

 土肥は高校時代からプロを目指していたようで、他のプロ入りする選手と同様、学業に熱中することはなかったという。

 「宅建」の勉強はすぐ始めたようだ。「人事部の(チームメートでもある)竹谷さんが作ってくれたカリキュラムに添って土日は10時間、平日は3~5時間くらい。竹谷さんのお陰。間違ったのは民法で3問、税金で1問、業法で2問」と話した。

 その竹谷は「始業前は早く出勤し、終業後も遅くまで残ってよく勉強していた。44点は社内でも他に1人くらいしかいない」とほめた。

 次戦は過去2年連続で決勝に進んでいる三井不動産レジデンシャルだが、この勢いなら撃破しても不思議でない。同僚対決とはいえ土肥は手抜きなどしないと見た。

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竹谷(8番で出場。1安打を放った)

来季大爆発の予感RBA日曜の最強打者サンフロンティア末次40点で宅建士合格へ(2017/11/23)

 

 

 

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〝宅建を44点で突破だ〟三井不動産レジデンシャルリース土肥投手

 三井レジリース土肥が宅建試験で44点を挙げ8強を決め、大学後輩の小野田が2発祝砲-雨天のため3度中止になっていた第30回RBA野球大会日曜ブロック決勝トーナメント1日目が10月28日(日)三郷サンケイグラウンドで3試合が行われ、8強がすべて出そろった。

 「タッケン」の言葉すら知らなかった元ヤクルトの三井不動産レジデンシャルリース土肥(どひ)投手(27)は、わずか数カ月の勉強で先の試験で何と44点の高得点を挙げ合格を確実にするとともに、旭化成リフォーム打線を4回ゼロ封して、チームを初の8強に導いた。東洋大野球部の3つ後輩の小野田捕手(25)が2発を放ち先輩の〝解答乱麻〟を祝福した。

 サンフロンティア不動産-三菱地所リアルエステートサービスは、地所リアル栗山がサヨナラ打を放ち、初の決勝T勝利を決めた。エースのプーチン寺田が2失点(自責ゼロ)の好投。サンフロ三村投手は自ら同点打を放った直後、力尽きた。

 ポラスグループ-タイセイ・ハウジーは、元DeNA投手の千葉英が初めてといっていいほどの投手らしい投球を見せ、元新潟アルビレックスの野呂弟がけた違いの力と足を見せ、エースのはずの高橋が満塁弾を放ち快勝。ポラスはエース折笠が力負け。

 準々決勝戦は来週11月11日(日)に行われる。

ポラスグループ(81⇒83) 3-9 タイセイ・ハウジー(86.5)

  1 2 3 4     合 計
ポラス 0      
タイセイ・ハウジー      

  (時間切れ)

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〝俺は投手だったんだ〟タイセイ千葉英

三井不動産レジリース(86) 9-0 旭化成リフォーム(85.5)

  1 2 3 4     合 計
三井不動産レジデンシャルリース 0      
旭化成リフォーム      

  (時間切れ)

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〝俺がリースの主砲だ〟土肥とバッテリーを組んだこともあるのか小野田

サンフロンティア不動産(84⇒85) 2-3 三菱地所リアル(84⇒85)

  1 2 3 4     合 計
サンフロンティア不動産 0      
三菱地所リアルエステートサービス 1X      

  (時間切れ)

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サヨナラだ!地所リアル

 

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〝点を取られないのがいい投手だ〟伊藤

住友不動産販売(87) 10-3 オークラヤ住宅(83.5)

  1 2 3 4     合 計
住友不動産販売 0         10
オークラヤ住宅        

  (コールド) 

 住友不動産販売がコールド勝ち。近藤が3ランを含む4打点。エース伊藤が大量点に守られ完投。オークラヤはエース加藤が不調。

 住友は2回、1死から6番布施が四球で出塁、続く円城寺の適時打で1点先制。さらに2死1、3塁から1番近藤が3ランを放ちこの回4点。3回には敵失で1点、4回には敵失を絡めて2番新井の適時打などで2点、5回にも2死から5番岡村、布施、9番小畑の3安打などで3点を挙げた。

 エース伊藤は9安打を浴びたが要所を締めた。

 オークラヤ住宅は完敗。安打は住友を上回る9本を放ったが、あと1本が出なかった。エース加藤は2、4、5回とも2死からの失点(3回は味方の失策による失点)。野手陣も援護できなかった。

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決勝打を放った円城寺(左)と新婚の布施

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〝おっと〟当たり損ねの投手ゴロに倒れた近藤

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近藤の投手ゴロで生還する円城寺

 

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松下投手

東急リバブル(86) 9-2 ちばリハウス(81)

  1 2 3 4     合 計
東急リバブル 0      
ちばリハウス      

  (時間切れ)

 東急リバブルが最終回に一挙8点を奪い逃げ切り。新人の松下投手が5回まで1安打、7奪三振の快投。待望の快速投手が誕生した。ちばリは完敗。城戸の好投に応えられず。最終回2点を返したが焼け石に水。

 東急は2回、この回先頭の4番河野が四球を選び、続く近藤が適時2塁打(ちばリはエラーと記録)を放ち1点。その後、追加点を奪えなかったが、6回、この回先頭の3番宮倉が四球を選んだ1死後、近藤がまたも2塁打で1点を追加すると、松本、宮本の連打に8番坪井の3ラン(ちばリは安打とエラーと記録)が飛び出し、最後は河野がとどめの3点2塁打を放った。

 先発の松下は6回、1死から5連続四死球を与え降板。最後はエース坪井が締めた。

 ちばリハウスは完敗。城戸投手が粘り強く投げ、チーム唯一の安打を放ったが、打線の援護がなかった。

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2回、先制のホームを踏む河野(捕手は杉田)

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6回、近藤(背番号5)と宮倉(同0)を迎えるベンチ

IMG_0321_六回、宮本ホームイン。奥を回っているのが坪井.jpg
6回、ホームインする宮本

〇松下 朝日大学時代のMAXは145キロ。途中でひじを痛め、プロに行く気力もなくなった。(途中降板は)スタミナ切れですね。1年間のブランクもありますし…。宅建? 大学時代に取得済みです(大学時代は公式戦で数勝挙げているそうだ。サイドスロー)

〇近藤 二回はたまたま。6回はつなぐ気持ちでいって結果良かった

〇坪井 セカンドの守備? 高校時代ぶり、15年ぶりくらい。楽しかったです

〇ナイン 松下? スピードは間違いなくRBAの上位

●永田監督 新ユニフォームは注文済み。この日勝てば次戦で披露する(と試合前)相手はいいピッチャー。全然打てなかった(と試合後)

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城戸投手(記者は観ていなかったが、リバブル打線を5回まで1失点に抑えた力は本物か)

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ちばリ最後のユニフォーム姿

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山本投手

野村不動産アーバンネット(91) 3-5 ナイス(85)

  1 2 3 4     合 計
野村不動産アーバンネット      
ナイス      

  (時間切れ)

 ナイスが逆転勝ち。0-3の4回、突如崩れた相手高木投手から6四死球と針生、稲垣の連打などで一挙5点を挙げた。山本投手が自責ゼロの好投。野村アーバンはRBA野球大会に優勝した燃え尽き症候群か、主力をほとんど欠き、高木投手が試合をぶち壊した。

 ナイスは4回、この回先頭の3番中島以下、4番武田、5番山本が連続四球を選び満塁とし、続く芦沢が犠飛でまず1点。7番池田が四球で再び満塁とすると、8番針生、9番稲垣の連打で逆転。なおも1番村尾、2番茂木の四死球で1点を追加した。

 山本投手は味方の拙守で3失点したが、自責点ゼロの5安打完投。8三振を奪った。

 野村はまさかの敗戦。初回、先頭の佐藤が2塁打を放ち、敵失と5番小林の適時打で2点を先制。3回にも3番礒部の安打を足掛かりに敵失で1点を追加して試合を優位に進めたが、その後はノーヒットに抑えられた。選手は9人しか集まらず、レギュラーは礒部と吉本くらいで、ベテラン佐藤も2安打するなど気を吐いたが、及ばず。

 茂木に続く投手として期待されている高木は3回まで1安打とほぼ完ぺきの投球を見せたが、4回に突如として崩れた。

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針生(左)と池田

 

〇城戸監督 山本がよく投げた。針生も2安打。横澤? おたふくかぜの疑いは晴れたのだが体調不良で欠場。酒? 少し飲んでいるようだ

〇山本 あの3失点はみんなエラーでしょ(数年前の新人に戻ったように元気)。三井リアルってそんなに強い? (抑えられるか)

〇池田 6年前高崎商業時代の94回大会に甲子園に記録員として出場しています

●阿部監督 結婚やら仕事やら引っ越し準備やら…主力を欠いた。野球はこういうときもある

●吉本 燃え尽き症候群かも

●東海林 高木はつかみどころのない好投(2回までを評して)

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〝お宅らはもう満腹でしょ〟タイムリーを放った山本(左)とナイス芦沢1塁手

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〝さわやかな秋だなぁ〟高木(堪えている様子は全くなかった)

 

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ナイス山本投手

 第9回RBA不動産流通カップ第1回戦3試合が10月24日(水)、大宮健保グラウンドで行われ、ナイス、東急リバブル、住友不動産販売がいきなり準決勝進出を決めた。準決勝戦は住友-東急、ナイス-三井不動産リアルティと決まった。11月14日(水)に行われる予定。( )内の数字はRBA大会のレーティングにならった。

住友不動産販売(87) 10-3 オークラヤ住宅(83.5)

  1 2 3 4     合 計
住友不動産販売 0         10
オークラヤ住宅        

  (コールド)

 住友がコールド勝ち。近藤が3ランを含む4打点。エース伊藤が大量点に守られ完投。オークラヤはエース加藤が不調。

東急リバブル(86) 9-2 ちばリハウス(81)

  1 2 3 4     合 計
東急リバブル 0      
ちばリハウス      

  (時間切れ)

 東急が最終回に一挙8点を奪い逃げ切り。新人の朝日大卒の松下投手が5回まで1安打、7奪三振の快投。大学時代のMAXは145キロとかで、待望の快速投手が誕生した。ちばリは完敗。最終回2点を返したが焼け石に水。

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松下投手

野村不動産アーバンネット(91) 3-5 ナイス(85)

  1 2 3 4     合 計
野村不動産アーバンネット      
ナイス      

  (時間切れ)

 ナイスが逆転勝ち。0-3の4回、突如崩れた相手高木投手から6四死球と針生、稲垣の連打などで一挙5点を挙げた。山本投手が自責ゼロの好投。野村アーバンはRBA野球大会に優勝した燃え尽き症候群か、主力をほとんど欠き、高木投手が試合をぶち壊した。

第9回RBA不動産流通カップ10/24開幕 記者の〝勝って〟予想(2018/10/19)

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約200名の応援団に呼び掛ける磯貝社長

 ミサワホームは社員約10人が入場開始時刻の1時間以上前からドーム前に集合し、同社イメージキャラクターのミッフィー4体などを並べて、200人に迫る応援団を出迎えた。

 試合開始10分前には、応援担当社員が「野球部から元気とパワーをとやってきたそうです」とチームを紹介した後、磯貝匡志.社長がメガホンを持ってスピーチ。 

 この一戦について「本当に嬉しい話。ドームは18年前に出て以来と聞いた。ミサワは50周年を9月末で終え、今まさに51年目の最初の月に入ったところ。51周年目の第一歩、最初の、元気で良い話。ぜひ頑張っていただき、これからのミサワの発展に元気をもらえたら」と語り、応援の火ぶたを切った。

 試合が始まると、応援担当者の先導の下、客席一丸となり選手名をコール。守備で一つアウトを取るたびに万歳や拍手が起こり、5失点後の四回には「ここからだー!」と激励の声が上がる。そして五回。「負けているのは応援の声が足りないからだ!」と鼓舞する声とともに、さらに声援が力を増し、谷屋の安打で大きく「ミサワ、ミサワ、…」の大合唱。続く寺泉、山田の連続二塁打で3点を返し、「声で点を呼び寄せたー!!」。立ち上がり拍手、拍手で、喜びに沸いた。

 優勝は叶わなかったが、最後は、健闘したナインに、そして対戦した野村不動産アーバンネットにも、大きな声援と温かな拍手を送った。

 「実は野球は好きではない」という磯貝社長も、初回から終始、拍手や万歳を繰り返して試合を見守り、「いい試合を見せてもらいました。ありがとうございます」と穏やかな笑顔で語った。

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応援団を誘導する同社スタッフ(イメージキャラクターのミッフィー4体も一緒)

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磯貝社長

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喜びを爆発させる佐藤(左から2人目)

 RBA出場15年目の佐藤は、優勝が決まると「めちゃめちゃ嬉しい!」と喜びを爆発させた。「あのでこぼこチームから、こんなにいい試合ができるチームに…。変わった…。不思議…」。弱かった時代からの軌跡を知る、ベテランならではの感慨があった。

 2004年の入部当時は、ゴロをアウトにできないような弱いチームだったという。だが勝てない時も諦めず、勝ちたい、ドームに行きたいという目標意識をみんなで持ち続けて、この日を迎えた。「どんどん新戦力が入り、気が付いたら強豪の旭化成さんを倒せて、ドームにいた。サインなんてしないんです。勝つためにどうするか、1人1人が考えるチーム」

 前々日に誕生日を迎え43歳に。8番左翼として出場し、真剣にそして楽しくプレーした。「本当に実現できるとは、夢のよう! しかも自分が出ていてね。もちろん飲みますよ」と球場を後にした。

◇       ◆     ◇

 ご存じない方へ。佐藤さんが若いころはチームの1番を打っていた。長打を飛ばすタイプではないが、シュアなバッティングが光った。打率はいつも4割くらいをマークしていた。

 打率4割の選手なら他にもたくさんいたが、佐藤さんはとにかく足が速かった。塁に出ると必ず走った。単打は2塁打になった。2塁打は3塁打になったこともあった。佐藤さんをホームに還す打者がチームにいたら、いつもベスト8には進出していたのではないか。

 その佐藤さんの奥さんとお子さんに出会った。女の子だから野球は無理かもしれないが、ソフトがある。とても聡明そうな顔をしていた。きっと頭もいいのだろう。

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奥さんとお子さん

 

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