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溝口氏(左)と福田氏(三井不動産ロジスティクスパーク船橋Ⅰ ICT LABOで)

 三井不動産は9月13日、三井不動産ロジスティクスパーク船橋ⅠにICT LABO開設に伴う記者内覧会を実施したが、そこで同社野球チームの〝かつて〟の主力選手、溝口賢治氏と福田法文氏にばったり出会った。両氏とも「もう我々の出番はない」と、野球の話なのか近未来の社会について話したのかよくわからないが、ICT技術の進展に脱帽していた。

 記者内覧会の記事については別稿で書くが、溝口氏と福田氏は〝かつて〟(これには反発したが)三井不動産チームの主力だった。

 溝口氏は東大野球部出身。守ることも打つことも投げることもできるユーテリティプレーヤーとして活躍。もともと重量級だったが、この日は一段と成長し一回り大きくなっていた。名刺には「ロジスティクス本部 業務推進室 業務推進グループ統括」とあった。

 16にも上るICT関連の機器やシステムについて「流通コストの削減を図ろうにも、人材が集まらないのが現状。われわれは人手不足は物流から始まると考え、数年前から取り組んできた。これからは一挙に省人化が進む」と、わざわざ積載重量120キロまで耐えられる追従(〝ついしょう〟と記者は読んでしまったが、もちろん〝ついずい〟)運搬ロボットに「おれは100キロないからね」と自ら乗るなどして記者に懇切丁寧に説明してくれた。

 野球については「おじさんチームのBチームで準優勝し、一部に昇格した。Aチームに負けないぞ」と、記者が〝かつてのエース〟と呼んだのに反発した。

 ロジスティクス本部には〝RBAの星〟志村亮氏もいる。

 福田氏も、最近の試合には出場しなくなったが、同社チームの出場試合数の多い選手ではトップクラス。選手が集まらない危機を救ってきた。

 本職は同社ベンチャー共創事業部事業グループ主事で、ICT  LABOにも車番認証カメラを出展しているクリューシステムズ事業本部長として出向している。記者は何が何だかよくわからないが、「従来だと500万円くらいだったものが、これ1台で100万円くらいに抑えられる。他の用途も無限」と将来性をアピールした。

 今年の同社チームは決勝トーナメント進出を決めた。エース深澤も復帰した。クジ運次第では4強入りが狙える位置にいる。ドームに進出したら二人に会えるかもしれない。楽しみだ。

 (興味のある方はRBA野球のホームページで「溝口」「福田」を検索してください。20本以上の記事がヒットするはず)

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「おれは100キロないからね」追従運搬ロボットに乗る溝口氏(左)と「これで100万円」とアピールする福田氏

 サンフロンティア不動産のスポークスマン小林氏からメールが届いた。先に三井不動産レジデンシャル吉田が史上3人目の完全試合を達成したと記事にしたが、サンフロンティア不動産の青木が10年前に完全試合を達成しているので、吉田は史上4人目という指摘だった。わざわざ当時のRBAの記事を添付してくれた。

 記者はすっかり忘れていた。その記事を読んだ。確かに青木が6回完全試合を達成していた。市立船橋出身というのも思い出した。当時、「巨人入りした林より力は上」と小林が力説したのも思い出した。大変失礼いたしました。記事を訂正させていただきます。

 青木は次戦の対ポラス準決勝戦で6回まで無失点に抑えたが、延長サドンデス(1死満塁で攻防)で2つ暴投し2失点で敗戦投手となった。当時のサンフロのメンバーで今も残っているのは小林と野崎監督、二宮くらいだ。ドームに行くまで頑張ってほしい。

応援含め総勢30人の声援に完全試合で応えた青木(2007/11/8)

ポラス 延長サドンデスで荒川が決める!?スクイズ2度空振り いずれも得点に結びつく(2007/11/25)

 本日9月6日行われる予定だった第29回RBA野球大会水曜ブロック4日目は雨天のため中止となりました。

 29回RBA野球大会水曜ブロック4日目の記者のどっちも〝勝って〟予想。3日目の予想結果は10勝2敗、通算31勝11敗、的中率は.738となった。3日の日曜ブロック5試合の的中率は100%だった。( )内の数字は記者のレーティング。⇒は前試合からの修正。

東急リバブル(84.5)-旭化成ホームズ(90)

 旭化成ホームズが優勢。先発は左腕沼座も考えられるが、ここは今野が万全の態勢で臨むはず。そして沼座への継投と見た。

 東急リバブルの劣勢は否めないが、決勝トーナメントを考えると5失点くらいに抑えたい。坪井がどこまで通用するか。今野から少なくとも1点は奪いたい。

一条工務店(82)-積水ハウス京葉(83⇒82.5)

 接戦。積水ハウス京葉の元ロッテドラフト1位の木村は本気で投げていないのか球威がない。打線は相変わらず。

 一条は加藤が投げるのか、それとも望月か。加藤はいい球を持っているのにいつも負けるパターンは四死球乱発で自滅。球歴通りだと、望月は積水京葉打線なら抑えると見た。

伊藤忠ハウジング(85)-ちばリハウス(77.5)

 伊藤忠が優勢。神が復活した。渡辺も健在。ここは相手を一蹴するか。

 ちばリはベテラン篠原の肩次第。日曜ブロックのメイクスには上武大のエース橋本が入った。先輩の意地を見せてやれ。

ミサワホーム東京(87)-住友林業(85)

 ミサワ東京がやや優勢。エース古市はやや球威が衰えたが、上手さでカバーするか。打線は高橋が完全復活。下位まで線でつながった。

 住林は石井がどこまで投げるか。ここを抑えるようだと4強入りもあるか。

オークラヤ住宅(83)-タウングループ(84.3)

 タウングループがやや優勢と見たが、完璧に抑えられる投手がいない。継投が決まればいいが…危うさもある。打線は核になる選手がいないのが懸念材料。絶対的に信頼できる打者の育成が急務。

 オークラヤ住宅は加藤がどこまで踏ん張るか。捕手が気になる。前回は目黒捕手が巧みにリードした。

セキスイハイム不動産千葉(78)-グローバル住販(77.5)

 接戦と見た。その日の調子次第、どちらにもチャンスあり。大乱戦になる可能性大とみた。

積水ハウス神奈川(92)-ケイアイスター不動産(79.5)

 積水ハウス神奈川が優勢。相手が〝格下〟だろうが、手を抜くチームではない。先発はエース工藤か。2番手を育てたいから、ひょっとすると若佐か。

 ケイアイスター不動産は当たって砕けろ。負けてもともと。浅見が踏ん張れば最少失点に抑えられるが、工藤攻略は容易でない。

パナホーム(77)-三菱UFJ不動産販売(79.3)

 ここも大接戦。パナホームは最近好調の楽天オコエにあやかりボクサー・オコエが活躍すれば勝機が生まれる。

 三菱UFJ不動産販売は勢いがある。相手を一蹴する可能性もありと見た。

ミサワホーム東京神奈川(86.5)-オープンハウス(81⇒83)

 ミサワ東京神奈川がやや優勢。清水-大沼とつなぐはず。打線も整備されつつある。

 オープンハウスは川崎が奮投し、打線が援護すれば逆転もありそう。鍛えれば優勝が狙えるチームなのに…。業績と反比例しているのが惜しい。

野村不動産アーバンネット(89.5)-みずほ不動産販売(80)

 野村不動産アーバンネットが優勢。穴が見つからない。相手を蹴散らすか。

 みずほ不動産販売は相手が悪い。ここは死んだふりして次戦に備えよう。

長谷工グループ(81)-リスト(84)

 打力があるリストが優勢と見た。佐藤、舟山は失点覚悟。打線の破壊力は水曜ブロックで上位にある。

 長谷工は梅垣の踏ん張り次第だが、相手打線は強力。緩急を使いたい。

大和ハウス工業(78.8)-住友不動産販売(87.5)

 住友不動産販売が優勢。エース伊藤はエンジンのかかりが遅いが、ここは必勝態勢。万全の態勢で臨むと見た。

 大和ハウス工業は〝発展途上〟。上原が頑張ればそれほど点は取られない。打線の奮起に期待。

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〝俺が№1投手だ〟タイセイ・ハウジー高橋

三井不動産レジデンシャルサービス(78⇒80) 0-4 タイセイ・ハウジー(83.5)

  1 2 3 4     合 計
三井不動産レジデンシャルサービス      
タイセイ・ハウジー      

 

 タイセイ・ハウジーが完勝。4回、相手の3連続失策などから4点を奪取。エース高橋が完投。三井不動産レジデンシャルサービスは門井が力投したが、味方に足を引っ張られた。

 タイセイは3回、この回先頭の6番高橋と8番近藤の安打で好機をつくった2死満塁から2番内山の先制打で1点を奪うと、3番千葉英、4番井上、5番吉村の3連続敵失でこの回4点を奪った。エース高橋が要所を締め完封勝ち。

 三井不動産レジデンシャルサービスは守りが破たん。門井の自責点はゼロ。

〇ナイン 青山メインランドにすごい投手が入った。天理高校出身らしい。うちは戦いたくない(戦う前に弱音を吐いてどうする)

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〝俺の安打も勝利に貢献したぞ〟近藤

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〝パパ、ツツゴウッテ ナニモノ? バケモノ? パパヨリツヨイノ? 〟(千葉英の娘さん寧音ちゃん)

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〝先頭打者ホームラン打ってくるぞ〟と予告したがあえなく三振。三井若松

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〝うちはオール三井の大会で三井不動産レジデンシャルに勝ったんだぞ〟西武山川そっくりの甲田(快打は見られず)

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〝汚名返上だ、ノーコン投手と呼ばせないぞ、完全だぞ〟三井不動産レジデンシャル吉田

ナミキ(78) 0-9 三井不動産レジデンシャル(81) 

  1 2 3 4     合 計
ナミキ        
三井不動産レジデンシャル        

 

 三井不動産レジデンシャルが相手の拙守につけ込みコールド勝ち。エース吉田が5回参考記録ながら大会史上4人目の完全試合を達成、奇跡の復活。前大会決勝戦でノーコン病を発症、そのまま引退かと思われたが、「アンダーグラウンドでしっかり練習していた」ようだ。ナミキは惨敗。〝ハイエースを返せ〟の声が外野から飛ばないか心配。

 前28回大会決勝戦で四死球を乱発し、2度と立ち直れないのではと思われた三井レジのエース吉田が帰ってきた。しかも、5回参考記録ながら、一人の走者も出さないRBA球史に残る〝偉業〟を達成した。

 どれほどふがいないピッチングをしたか。当時の記事を再録する。

 「三井レジは自滅。先発の横手投げ36歳ベテラン長谷川は制球を欠き2死球を与え1回で降板。2回からエース吉田が登板したが、2者に一つのストライクも取れず連続四球を出すと自らの失策を挟み3四死球を乱発。4回には3安打と2つの死球と味方の失策で1死も取れず降板。3番手の室谷がかろうじて抑えた」

 吉田の名誉のために書くが、それまでの吉田は快刀乱麻、獅子奮迅の大活躍で、大会参加9年目にして初の東京ドームに導いた立役者だ。

 東京ドームで醜態をみせた吉田は今季これまで一度も登板していない。初戦は室谷が投げたが、菱重プロパティーズにタイブレークで敗れ、2回戦では明和地所に大勝したものの、3回戦はサンフロンティア不動産に不戦敗。予選敗退の危機にあった。

 吉田は試合後、「本業が忙しく、たまたま日程の都合がつかなかっただけ。しっかり練習を積んできた。四死球の悪夢は払しょくした」と涼しげに語った。

 しかし、吉田が屈辱を晴らしたと言い切れるのはケン・コーポレーションを倒したときではないか。吉田もきっと胸のうちではそう思っているに違いない。

 RBA野球大会の完全試合は、第5回大会のナショナル住宅産業(現パナホーム)野中投手(対三菱地所戦=6回)、第19回大会のサンフロンティア不動産・青木投手(対旭化成リフォーム戦=6回)、第23回大会の住友林業・石井投手(対セキスイハイム不動産戦=5回)しかなく、吉田投手は歴代4人目。

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〝伴は引退〟(加藤監督が話したが、さてどういう意味か)

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〝またまた、へんなとこ撮らないでよ〟満身創痍のナミキ黒木監督(左手のけがはゴルフじゃなくて野球だそうだ。肉離れは完治したのか)

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〝困ったなぁ、俺の進退問題に発展しなきゃいいが〟あきれ顔の高橋常務(右、左で座っているのが黒木監督)

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〝このままじゃ帰れないぞ〟(黒木監督)〝俺は1億円プレーヤーだぞ〟(篠)

ケンコーポ6年連続14度目V 3年目の初登板大澤が快投 三井レジは11与四死球で自滅(2017/5/12)

 

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武田の2ランに沸く菱重ナイン

サンフロンティア不動産(82) 2-9 菱重プロパティーズ(83) 

  1 2 3 4     合 計
サンフロンティア不動産        
菱重プロパティーズ        

 

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佐藤投手

 菱重プロパティーズが武田の2ランと義積の3ランなど長打攻勢で圧勝。7年ぶりに決勝トーナメント進出を決めた。佐藤が完投。サンフロンティア不動産は末次が退社した後輩内村への惜別弾を放った。主砲・内村は出身地・鹿児島に帰ったことが試合後、ナインから明らかにされた。

 菱重は初回、先頭の義積が安打し、3番佐藤の2塁打で先制。続く武田が右翼越え2ランを放ち、この回3点。さらに2回、7番鈴木の四球と9番漆原の安打で好機をつくり、義積が右翼超え3ランを放った。3回にも6番竹村、8番福村の安打と新ラガーマン2番岩本の2塁打などで2点を挙げ、4回は武田、佐々木、竹村の3連打で1点を加点。

 エース佐藤は5つの四死球を与えたが、5つの三振を奪い2失点完投。

 サンフロは完敗。4回、主砲の末次が意地の2ランを放ったが、好機に打線がつながらなかった。

 中大卒末次の後輩内村が退社し、故郷の鹿児島県に帰ったことをナインが明かした。

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武田と息子さん

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3ランを放った義積

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新ラガーマン岩本

〇茂木監督 決勝トーナメント進出は7~8年振り。新ラガーマンも活躍した

〇山野 昔のうちのチームとは全然違う。僕の出番などない(本職はラグビーだが、毎試合のように出場し、チームを盛り立ててきた。安打もよく打った)

〇岩本 長崎北陽台出身のラガーマンです。強いかって? 全国トップレベルです(ネットで調べたら過去1度、花園で準優勝。九州屈指の強豪らしい。山野からレギュラーの座を奪うか)

●ナイン 内村は鹿児島に帰っちゃった(日曜ブロック屈指の強打者がいなくなったのは残念。この前、「来年は投げるかも」と言っていたのは何だったのか)

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「我が胸の 燃ゆる思ひにくらぶれば 煙はうすし 桜島山」(平野国臣) 〝俺の心境はこの歌と真逆だぞ〟末次

菱重エステート佐々木が好投 接戦制す(2010/8/2)

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ポラス折笠

メイクス(80) 2-4 ポラス(82) 

  1 2 3 4     合 計
メイクス        
ポラス        

 

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 ポラスが接戦を制した。エース折笠が力投し、自ら決勝打を放った。メイクスはマックス145キロの上武大エースだった橋本(22)がデビュー。球史に残りそうな快速球を投げたが、四球で自滅した。

 1点を追うポラスは3回、この回から代わった相手2番手柴田投手から8番本間、9番中川が四球を選び、ここで代わった3番手橋本から1番小田切が死球で満塁と攻め立て、2番菊地の敵失と3番折笠の四球で逆転。

 同点に追いつかれた5回には、3つの四球で2死満塁とし、ここで折笠が2点適時打を放ち勝ち越し。折笠は8奪三振の力投。

 メイクスは惜敗。初回、先頭の仙崎が2塁打し、2番藤田の内野安打と暴投で先制。4回には、この回先頭の4番清水の2塁打をきっかけに2つの四球で満塁と攻め立て、9番尾崎の適時打で同点に追いついた。

 先発の左腕吉田が2回を抑えたが、2番手の柴田が下位打線にいきなり四球を与えたのが痛かった。3番手の橋本は2回を投げ5三振を奪ったが、6つの四死球を与えた。

 敗れはしたもののこのチームは間違いなく強くなる。甘く入ったが、折笠の初球ストレートをものの見事にセンター返しし同点とした尾崎はとても9番打者とは思えない。

〇飯田監督代行 折笠だけで勝った。まぐれ

〇折笠 調子はあまりよくなかったが、相手はみんな揃っている

●仲村監督 継投は予定通り

●柴田 ほら、僕がエース番号(1)。左ひじを手術しているんです(右手投げではないか。左腕吉田より上なのか。試合をぶち壊した張本人なのに試合後はケロリとしていた)

●吉田 肩? 大丈夫(2回降板)

●橋本 上武大1年のとき全日本選手権で優勝。2~4年生のときは神宮大会でベスト4。エースでした。マックスは145キロ(この日は間違いなく千葉英がデビューしたときと同じくらい130キロは出ていた。ノーコンも一緒)

●伊地智 立正大湘南出身です。インフルで検索してみてください(伊地智はインフルで試合出られなかったが、それでもチームが選抜で勝ったことが報じられている)

●(背番号3) 三浦大輔さんと同窓の高田商業高校出身です。コーチャーですが投げられます

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仙崎(左=二松学舎出身)と伊地智

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吉田

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柴田

元ロッテ-中日の愛甲氏 メイクスの応援・指導に

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愛甲氏(左)と橋本

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 メイクスナインと試合前話しているときだった。誰かが言った。「愛甲さんが応援してくれている」

 「えっ、あのロッテの? 」さっそく隣のグラウンドにグランドのベンチに腰かけていた〝おじさん〟めがけて走った。かつてのロッテの主砲の面影は全くなかったが、確かに愛甲氏だった。

 愛甲氏は横浜高校のエースからロッテに入団。投手としては活躍できず、すぐ野手に転向し、主軸として活躍。その後中日に移籍したが、プロ生活19年で通算.269の成績を残している。現役引退後は野球評論家、タレントとして活躍している。現在55歳。

 愛甲氏は試合後、「橋本はいいものを持っている」と投球や打撃についていろいろアドバイスしていた。来期はリスト倉持監督とともに2人の元ロッテのプロ野球選手が監督・コーチに就任するかもしれない。

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橋本

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旭化成リフォーム中口(左)と吉国

鹿島建設(84) 3-4 旭化成リフォーム(84.5) 

  1 2 3 4     合 計
鹿島建設      
旭化成リフォーム      

 

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鹿島 遠藤

 旭化成リフォームが逆転勝ち。4回、新人の中口-吉国コンビの連続2塁打など4連打で試合を決めた。鹿島は3回、主砲の中原が勝ち越し2ランを放ったが守り切れなかった。

 2点を追う旭化成は4回、1死から4番金田が四球を選び、続く中口の2塁打で好機をつくると、6番吉国の適時2塁打で同点に追いつき、7番やや太田の右翼前安打で逆転。風間は5四球を出したが、2安打2失点完投。

 鹿島は初回、いきなり先頭の中野が2塁打し、3番中原の2塁打で先制。同点の3回、またも中原の2ランで勝ち越し。そのまま押し切るかと思えたが、遠藤が相手打線に屈した。

〇金田監督 風間がよく投げた。打線では新人コンビが活躍した

●福本監督 ライト…また来年(右翼手の守備に一言言いたそうだったが、ぐっとこらえて来年を見据えた)

●中原 こすっちゃった(一打逆転の5回の好機、右翼飛に倒れ)

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〝いまは7番だが、おれが主砲だったんだ〟旭化成リフォーム太田

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〝太田先輩、感謝します〟風間

「あれはない」  おとなしい水島 不可解判定に怒る

 普段はおとなしい、カメラを構えると逃げ出すシャイな水島が怒った。5回裏の旭化成リフォームの攻撃。この回先頭の2番水島は1塁内野安打で出塁。追加点がほしい絶好のチャンスだ。次打席高島のとき2盗を企てた。明らかにセーフと思えた。塁審はセーフの審判を下したかに見えた。

 事件はここで起きた。しばらくあって、水島はすごすごとベンチに下がった。アウトの宣告を受けたようだ。ナインも記者も何が起きたのか全然わからなかった。鹿島の小林尚捕手の「アウトだよ」の声が届いた。

 ベンチに戻った水島がそのシーンを再現した。水島の説明によると、スライディングして2塁ベースを蹴飛ばしたのだそうだ(サンケイグラウンドのベースは固定されていない)。そしてややあって、本来あるべき2塁ベースから水島が離れて、つまり離塁したと塁審が判断してアウトを宣告されたという。

 「足からスライディングして、ベースを蹴飛ばして、離塁することなどありえない」-水島は2度3度、ナインにその場面を再現して見せた。

◇       ◆     ◇

 このシーンを記者はバックネット裏で見ていた。小林尚はいい送球をした。しかしタイミングは完全にセーフ。塁審も手を横に広げた、というより何のジェスチャーも示さなかったように見えた。水島はすぐ起き上がったが、勢い余って離塁したとはとても見えなかった。

 三郷サンケイグラウンド審判団の〝誤審〟については何度も書いてきた。審判も人の子。コンマ何秒の一瞬の出来事を人間の目で判断するのだから、誤審はつきものだ。各チームの監督・選手も微妙な審判については誰も文句などつけない。誰が見ても〝おかしい〟判定が多すぎる。

 ほかにもあった。インフィールドフライの宣告をすべきシーンで審判はなにもしなかった。仮に野手が落球したら大混乱に陥ったはずだ。コールドゲームについても全く理解していなかった審判もあった。審判の方々には試合に集中してほしいとしか言いようがない。

1死1、3塁のはずが2死1塁に ミサワ尼子の3進はセーフに見えたが…(2017/7/9)

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〝パパ、コノヘンナオジサンガネェ、パパニニナクッテヨカッタネ、トイッタノ。コレ、ドウイウイミ? ワタシ、パパノヨウナヤキュウノセンシュニナリタイケド、ナレナイトイウイミ? ソレトモホカニイミガアルノ?〟(千葉英の4歳の娘さん寧音=ネネちゃん)

三井不レジ吉田 奇跡の復活 史上4人目の完全試合

 決勝トーナメント進出チームすべて決まる-第29回RBA野球大会日曜ブロック予選5日目が9月3日、三郷・サンケイグラウンドで5試合が行われ、タイセイ・ハウジー、菱重プロパティーズ、三井不動産レジデンシャル、旭化成リフォーム、ポラスが勝利し、決勝トーナメント進出を決めた。先に決勝T進出を決めていたケン・コーポレーション、清水建設、青山メインランド、三井不動産と共に東京ドーム進出をかけて戦う。

三井不動産レジデンシャルサービス(78⇒80) 0-4 タイセイ・ハウジー(83.5)

 タイセイ・ハウジーが完勝。4回、相手の3連続失策などから4点を奪取。エース高橋が完投。三井不動産レジデンシャルサービスは門井が力投したが、味方に足を引っ張られた。

  1 2 3 4     合 計
三井不動産レジデンシャルサービス      
タイセイ・ハウジー      

 

サンフロンティア不動産(82) 2-9 菱重プロパティーズ(83)

 菱重プロパティーズが武田の2ランと義積の3ランなど長打攻勢で圧勝。7年ぶりに決勝トーナメント進出を決めた。佐藤が完投。サンフロンティア不動産は末次が2ランを放ったが空砲に終わった。主砲・内村が退社、出身地・鹿児島に帰ったことも明らかになった。

  1 2 3 4     合 計
サンフロンティア不動産        
菱重プロパティーズ        

 

ナミキ(78) 0-9 三井不動産レジデンシャル(81)

 三井不動産レジデンシャルが相手の拙守につけ込みコールド勝ち。エース吉田が5回参考記録ながら史上4人目の完全試合を達成、奇跡の復活。前大会決勝戦でノーコン病を発症、そのまま引退かと思われたが、「アンダーグラウンドでしっかり練習していた」ようだ。ナミキは惨敗。〝ハイエースを返せ〟の声が外野から飛ばないか心配。

  1 2 3 4     合 計
ナミキ        
三井不動産レジデンシャル        

 

鹿島建設(84) 3-4 旭化成リフォーム(84.5)

 旭化成リフォームが逆転勝ち。4回、新人の中口-吉国コンビの連続2塁打など4連打で試合を決めた。鹿島は3回、主砲の中原が勝ち越し2ランを放ったが守り切れなかった。

  1 2 3 4     合 計
鹿島建設      
旭化成リフォーム      

メイクス(80) 2-4 ポラス(82)

 ポラスが接戦を制した。エース折笠が力投し、自ら決勝打を放った。メイクスはマックス145キロの上武大エースだった橋本(22)がデビュー。球史に残りそうな快速球を投げたが、四球で自滅した。

  1 2 3 4     合 計
メイクス        
ポラス        

 

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〝こうすれば、速球に対応できるんだよ〟(メイクスナインに試合後、アドバイスする元ロッテ愛甲氏)

 

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