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 東急リバブルは9月30日、厚生労働省が実施する平成27年度「均等・両立推進企業表彰」の均等推進企業部門で大手不動産流通企業としては初めて「東京労働局長優良賞」を受賞したと発表した。

 「均等・両立推進企業表彰」は、「女性労働者の能力発揮を促進するための積極的な取り組み」または「仕事と育児・介護との両立支援のための取り組み」について他の模範ともいうべき取り組みを推進している企業を表彰する制度。

 今回同社が受賞した均等推進企業部門「東京労働局長優良賞」は、地域において、女性の能力発揮を促進するために、他の模範ともいうべき取り組みを推進している企業に与えられるもの。

 同社は、2013年4月に大手不動産流通企業で初めてダイバーシティ推進P.T.(現ダイバーシティ推進課)を設置して以来、コース(職掌)転換を検討している社員を後押しする「キャリアアップ支援セミナー」の実施、売買仲介営業職の女性社員に対するメンタ―制度の導入、女性社員の管理職登用に向けた研修などさまざまな取り組みを推進している。

 これらの取り組みをHPにて紹介することで、女性社員の採用拡大にも努めており、こうしたダイバーシティ推進の取り組みにより、売買仲介業の営業職に占める女性社員の割合が増加するなどの成果も出てきている。

 こうした計画的な取り組みにより成果をあげていることが評価され、受賞となった。

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 東急リバブルは10月1日(木)、売買仲介店舗「赤羽センター」を開設する。北区では初の店舗で、これにより東京都内23区すべてに店舗を設置することになる。

 「赤羽センター」は、JR各線赤羽駅から徒歩1分、東京都北区赤羽1丁目14番1号 Tスクエアビル7階。電話03-6860-6109、FAX03-6672-5111。

 今回の出店により、今年度の売買仲介店舗の新規出店数は7店舗となり、売買仲介と賃貸仲介をあわせた全国のリバブルネットワークは164カ所となる。

 

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完成した石山神社

 創建グループの木の城たいせつ(本社:北海道夕張郡、吉村孝文社長)は、プレカット「木組み工法」による石山神社(北海道札幌)の建て替え事業を契機に神社、仏閣の建て替え事業の受注や個人住宅の新築・建て替えを推進していく。9月25日、石山神社の建て替えが完了したのを受けて記者発表会を行った。

 石山神社は、石山が札幌軟石の産出地で、採石職人の安全を祈願するため明治18年に祀ったのが神社創建の由緒とされており、昭和2年に現社殿が完成している。主祭神は天照大御神。

 神社では勧進を募り約4,000万円の予算で建て替えることを決め、伊勢神宮からの譲与材を使用して、毎年行われている秋祭りまでに完成させる条件で見積もりを募ったが、参加5社の提示は面積不足や予算超過などで事業は不可能となった。

 そこで、木の城たいせつ社が予算内で竣工する提案を行い建て替えが実現した。地元材のカラマツを主要構造部に使用し、伊勢神宮からの譲与材を多用。100年以上の使用を可能とするよう、高床基礎、太い柱と梁の軸組工法、積雪に耐える大屋根、防火性能を備えているのが特徴。

 建物は木造平屋建て、建築面積約37坪、契約金額は4,000万円。着工は2015年5月、竣工は同年8月。

 木の城たいせつは、昭和24年創業。地域材を活かした住宅などの請負を行ってきたが、2007年に経営破たん。しかし、同社が建設した住宅のアフターメンテナンスや宮大工の技術を継承すべきという声の高まりで2009年に経営再開。2012年から産地証明付き北海道の無垢材100%住宅の販売を再開している。グループ全体の売上高は約18億円(2014年5月末)。従業員は52名。今年度は神社・仏閣、一般住宅など35棟・件の受注を目指す。

 わが国の神社の数は81,235社(文化庁調べ)あるが、勧進(寄進)が集まりにくく、建築コストの高騰や宮大工不足などから建て替えが難航するケースが多いという。現在、宮大工の技術継承者は全国で100人とも言われている。

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建て替え前の神社

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完成した神社内

◇       ◆     ◇

 記者発表会で、同社の前田雅彦氏が木組み工法による柱・梁の接合の仕方や伊勢神宮の譲与材の使用などについて説明した。

 構造材はカラマツで、接合部を補強する込み栓にはカエデを採用。金物は建基法で定められている継手部分のみ使用したという。前田氏は「金物を遣わなくても強度的には問題ないが、金物を使わない場合は構造計算を行わなければならず莫大な費用が掛かる。一般住宅として確認申請すれば、金物を継ぎ手に使用していなければまず確認はおりない」と現行法の問題点も指摘した。

 伊勢神宮からは13本のヒノキ材の柱などの譲与を受けたが、土中に埋まっている部分の傷みが激しく修復には苦労したという。工場で出た端材はかんなくずにいたるまで袋に入れて石山神社に戻したという。石山神社はそれをお守りなどにするのだそうだ。

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構造材の接合部分について説明する前田氏(手にしているのが込み栓)

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 伊勢神宮の式年遷宮は20年ごとにすべての社殿を建て替えることが知られており、第62回の神宮式年遷宮が平成27年3月に完了した。式年遷宮の際に解体される旧殿の用材は、神宮内やその摂社・末社をはじめ、全国の神社の造営などに再利用される。石山神社もその一つ。

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9月8日に行われた秋季例大祭

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 野村不動産アーバンネットは10月2日(金)、「野村の仲介+ 中野センター」を開設する。今回の店舗開設により「野村の仲介+」の部店数は、首都圏61部店・関西圏5部店の計66部店となる。

 「野村の仲介+ 中野センター」は、JR中野駅北口徒歩1分、中野区中野五丁目64番5号、サンピオーネビル8階。センター長は佐藤大樹氏。電話:03-5318-5141、FAX:03-5318-5147。

 

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第1回DHP研修(日蓮宗大本山・池上本門寺で)

 大京グループは、昨年度から開始した社員の健康に投資する取り組みD H P(大京健康プログラム)の成果を発表した。大きな成果が得られたことで、今年度はさらに取り組みを強化するという。

 昨年度のDHP研修は首都圏のBMI30以上の管理職を対象に実施し、半年間で参加者15名全員が減量に成功。そのうちの約半数が10~20kgの減量をすることができ、参加者からは「目標達成能力が向上した」「フットワークが軽くなり行動力が増した」などの声があったという。

 今年度は対象者を全国・全職位に広げて開始し、BMI値30以上の約40名が、寺での精神修養から半年間の研修をスタート。2016年2月までの半年間、「運動」「食事」「ストレス」の3つの面で支援を受けながら、4回の集合研修と、毎月のパーソナルトレーナーによる個別面談支援、SNS を活用した参加者同士の情報共有を通じて、各人の目標値達成を目指す。

 BMI値とは、身長から見た体重の割合を示す指数で、BMI=体重÷(身長×身長) 。適正体重=(身長×身長)×22。

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 結構な取り組みだ。同社に限った事ではないが、取材先のデベロッパーの幹部は歳をとるごとに太り、メタボ体質の方が圧倒的に多い。若いときは仕入れや販売の現場で駆けずりまわっていたはずで、〝出世〟するごとに肥満体質になるのはいかがなものかと思う。なんでもそうだ。座学で得られるものは少ない。

 いったい同社にはBMI値が30以上の管理職の比率はどれくらいあるのか、10~20㎏減量したら適正体重になったのか聞いてみたが、「個人情報もありますので」と広報にやんわりと断られた。

 デベロッパー各社がこの情報を公開したら面白いものになる。マンション供給ランキングよりBMI値ランキングのほうがはるかに面白い。進んで公表する勇気のあるデベロッパーはいないのか。

 記者も参考までに測ってみたら16.56(低体重)と出た。記者がメタボでないのは他に理由がある。その理由は馬鹿にされるのでちょっと言えないが、現場主義は貫いているつもりだ。若いときは適正体重を保っていた。

 山寺での座禅は経験がある。アブが腕の血を吸っていたのをしばらく眺め、満腹になったであろうと判断したころで叩き潰そうとしたが逃げられた。そのとき、和尚が竹刀ではない警策(けいさく)でもって記者の肩を強かに打った。あとで聞いたのだが、打たれるときに頭を動かすと耳がそげることもあるそうだから、叩かれるときは背筋を伸ばし、身じろぎもせず瞑目することだ。それよりもアブや蚊に刺されても動かないのが無難だ。

 健康増進に関することだが、自民党はたばこの値上げを検討しているようだが、それよりもメタボ税を創設したほうがみんな健康になれるし、数兆円の増収にもなるのではないか。

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積水ハウスの男女別育児休暇取得者数の推移

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 先日、積水ハウスの決算説明会・記者懇親会があり、「女性活躍」について同社経営企画部ダイバーシティ推進室室長・伊藤みどり氏と歓談する機会があった。

 記者は「女性活躍」の核心は「男性の働き方を変える」ことだと伊藤氏に話した。働く女性には家事労働はもちろん、子どもが生まれるとほとんどそのすべての負担が女性にのしかかる。これは不平等だし、女性への負担が集中することは企業の経済活動にも支障をきたすし大きな損失にもつながると。

 伊藤氏も「その通り」と仰った。そこで伊藤氏が話したのは同社の「ハローパパ育児」制度だった。昨年秋から開始したもので、男性の育児休暇が取得しやすいようにするのが主な目的だ。内容は次のようなものだ。

 ①従来煩雑であった「育児休暇」取得の手続きを通常の勤態システムで申請できるよう簡素化

 ②全従業員に「育児休暇」に対する理解を促進するため、グループ全従業員に「マンガでわかる仕事と育児の両立ガイド」を配布

 ③子供の出生を人事システムで会社に届出した際、上長に「育児休暇」取得を勧めてもらうメールを配信(積水ハウスのみ)

 ④本人には子供を健康保険の扶養に入れる際、健康保険証と一緒に「ハローパパ休暇」をPRするカードを配布(同)

 この効果はてきめんだった。別表は同社の育児休暇取得者数の推移を見たものだ。

 5年前の60期の女性の育児休暇取得者は87名で男性は30名だ。男性の取得者が多いか少ないかは判断できないが、おそらく住宅・不動産業界では突出して多いはずだ。女性と男性の割合も100:34だから、これも男性の比率は高い。

 ハローパパ休暇の促進を図った64期(2014年2月~2015年1月)は女性が242名へ5年前と比べると約2.8倍に増加し、男性も119名へ約4.0倍に増加している。女性対男性の比率も100:49へ改善が進んでいる。他の業界はしらないが、これほど男性の取得率が高いのは大手企業ではないのではないかと思われる。

 同社は男性の取得率30%を目指しており、65期下期には達成できる見込みという。

 伊藤氏は、ハローパパ育児制度は「男性の育児参加の意識改革に寄与している。育児休暇を取得した男性従業員が、職場の育児中従業員の良き理解者となること、住まいづくりの提案においてもこの経験は非常に意味がある」とコメントしている。

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「マンガでわかる仕事と育児の両立ガイド」

 

 

 

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 積水ハウスは9月11日、平成28年1月期 第2四半期決算グループ経営計画説明会をおこなった。決算についてはマスコミ各社が報じている通り、一点の曇りもない秋晴れと形容していいくらい絶好調だ。

 へそ曲がりの記者は、説明会で約1時間、決算内容説明と記者団の質問にてきぱきと答えた阿部俊則・代表取締役社長兼COOに「会社の課題や悩みはないのですか」と質問したら、阿部社長は「たくさんありますよ」と答えた。「一つでもいいですから教えてください」と突っ込んだが、「また、いずれ」と笑ってはぐらかされた。

 そこで考えた。中長期的な事業環境は言うまでもなく住宅事業は縮小傾向に向かう。同社はその中でどうシェアを高めていくかだろうし、周辺の事業分野の深掘りをどう進めるかだ。

 そのために社内の体制をどう整備するか。一つは人材の確保と育成だろうと見当をつけた。これはそれほど的を外していないと思う。

 どんなに「スマートタウン」が優れていようが、ユニバーサルデザインの取り組みで他を圧していようと、「5本の樹計画」で抜きんでていようと、それを推進するのは人財だ。人を増やせばいいようなものだが、阿部社長が口癖のように言っている「どのように市場環境が変化しようが、筋肉質の収益基盤を構築」するためには闇雲に人を増やしたりはしないはずだ。

 いかにグループの総合力を高め、人財を強化していくかが同社の最重要課題の一つとみた。

◇      ◆     ◇

 そこで、我田引水だが最近取材を始めた「女性活躍」について。

 女性の活用を積極的に行っている企業として経産省・東証が「なでしこ銘柄」として2012年度から毎年選定して発表している。同社は2013年度に続き2015年度も選定されている。2度も選定されているのはハウスメーカー初で、大和ハウス工業とNTT都市開発が2015年度に選ばれている。

 記者は「なでしこ銘柄」を市場、つまり株式市場がどのように反応しているか非常に興味がある。ところが、経産省はなでしこ銘柄の選定後の株式の推移などについては追跡調査など行っていないようだ。東証には現在照会しており、近く回答があるはずだ。

 記者の感触では、なでしこ銘柄に選定されたからと言って株式が敏感に反応した企業はほとんどないと見ている。「女性活躍」は喫緊の課題ではあるが、そのこと自体に株式が反応することはあり得ないからだ。

 しかし、せっかくいい制度を設けたのだから、経産省や東証はきちんとデータを取り、情報を開示すべきだし、選定した企業には法人税を引き下げるとか、銀行の融資金利を引き下げるとか何らかのアドバンテージ、インセンティブ、を付与すべきだと思う。(三井住友銀行は今年から「SMBCなでしこ融資」制度を設けている)

 阿部社長に「なでしこ銘柄制度はものすごくいいが、魂が入っていないのでは」と質問したら、「その通り」の答えが返ってきた。

 参考までに。2015年度のなでしこ銘柄が発表されたのは3月18日だ。その前日の同社の株価は1,757円で、18日当日は1,758円。ほとんど反応していないというより、それ以降の株価は4月に入るまで下げ基調で推移している。反転したのは4月入ってから。4月1日の1,714円を底に6月3日の2,115円(これが現段階で今年の最高値)までほぼ一本調子で上昇し続けた。出来高も倍増した。しかし、これを「女性活躍」と結びつけるには無理がある。

 それでもやはり、「女性活躍」が企業の価値を測る指標の一つとなるような社会を築かないといけない。そしてまた「女性活躍」と表裏一体をなす「男性の働き方」を改める必要性を痛感している。

◇      ◆     ◇

 これはおまけだが、阿部社長は最近、「ザ・リッツ・カールトン京都」に泊まられたそうだ。このホテルの素晴らしさについては言うまでもない。記者もたくさん書いてきた。

 1泊最低でも10万円するそうだが、リッツのホスピタリティは桁が違う。百聞は一見にしかず、目からうろこ、目から鼻だ。読者のみなさんにも是非一度利用されることを勧めたい。

 もう一つ。日本初のマイクログリッドによる「東松島スマート防災エコタウン」について。

 これは、同社と東松島市で推進している災害公営住宅と周辺の病院、公共施設などとマイクログリッドを構築し、地産地消で電力供給を行うものだ。これまたスマートシティ、コンパクトシティに最適なシステムだと思う。

 発表会では、完成したエコタウンの一部がビデオで放映されたのだが、5本の樹計画らしきものはひとつもなかった。そこで担当者の執行役員・石田建一氏に質問したら「災害公営住宅では同社のアイデアを盛り込むような規定にはなっていない。わたしも残念に思う」ということだった。公営住宅のあり方を問う問題だ。

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「和美庵」(左)と「アルジール・フロンティアン」

 ポラスグループの注文住宅を手がけるポラテックは8月30日、東武東上線では初のモデルハウス2棟を新座・朝霞ハウジングステージにオープン。9月3日、報道陣に公開した。

 2棟のうちの1棟「アルジール・フロンティアン」は、これまでの同社の主力商品「アルジール」「和美庵」に加え、新たにアッパーミドル・富裕層向けをターゲットにした3階建て新商品。「家系を繋ぐために集まり(聚い)住む家」がテーマ。チーク、石灰石系の自然素材を多用し、親世帯、子世帯共通のLDKを持ち、空間や時間を共有できる提案となっているのが特徴。

 もう一つの「和美庵」は、これまでの商品群をさらに充実させたもので、50代後半から60代の夫婦を想定した2階建て。視覚や聴覚、臭覚、触覚などで、付かず離れずの距離感を気配(けわい)で演出しているのが特徴。赤松や竹の無垢材、障子や格子などを多用し「和」の提案も行なっている。

 双方とも、同社独自の技術により斜め壁の構造計算が可能になり、大きな間口の無柱空間を実現している。建坪はそれぞれ15~18坪程度だが、「お客様目線でリアル展示場として提案した」ためという。

 「アルジール・フロンティアン」は、モデルハウス仕様で坪88万円。年間販売目標は13棟。「和美庵」は、坪91万円。年間販売目標は12棟。

 発表会に臨んだ同社取締役木造住宅事業部長・森田昭廣氏は、「東武東上線は当社の重要な事業エリア。昨年、成増にマインドスクェア事業部東京西事業所を開設したが、今回はその第二弾。POHAUSのターゲット顧客は固定概念を払拭し発想の転換ができる方で、これが差別化につながるはず。今年度の目標25棟というのは控えめな数字」と説明した。

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「アルジール・フロンティアン」 リビング

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「和美庵」 リビング

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「アルジール・フロンティアン」

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桜庭さんによる始球式(これが限界。記者のカメラは数万円。プロは100万円もするレンズ付きのカメラを持っていた)

 三菱地所は9月2日、TVCM「三菱地所を、見にいこう。」シリーズ新CMお披露目会と始球式を東京ドームで行われたプロ野球日本ハムVS千葉ロッテ戦で行い、女優の桜庭ななみさんが見事な始球式を演じた。試合開始前のほぼ30分間、日ハム大谷投手が登板する試合で「三菱地所を見にいこう」が球場を支配した。

 桜庭さんは、2010年から同社のTVCMに出演しており、今回は新しいCM「日本全国」と「物流施設」篇の2本。

 始球式では、桜庭さんは最少のエネルギーでもっとも遠くまで飛ばせる物理の法則を応用したのか、ピッチャーズマウンドから元日ハム・多田野投手も真っ青なきれいな45度角の放物線を描くボールを投げた。球は、ロッテ荻野の内角をえぐり、ワンバウンドで日ハム市川捕手のミットに吸い込まれた。西武・森なら真剣勝負でも絶対に空振りする絶妙なコントロールだった。

 この投球に心を奪われたか動揺したのか、この日先発した日ハム大谷投手はいきなり四球を与え、次打者・角中に2ランを浴びた。試合は結局、ロッテが4-2で勝利。大谷は6回3失点でマウンドを降り、4度目の敗戦投手。

 観衆は、大谷効果か桜庭効果か、はたまた三菱地所の底力か分からないが、前日より1万人近く多い約3.1万人だった。

 イベントでは、同社が招待した子どもたち約100名によるベースランニング、「三菱地所の車」から登場した桜庭さんによる新CM発表会、両監督への花束贈呈式などが行われた。

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「三菱地所の車」から登場した桜庭さん

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子どもたちのイベント(日ハムやヤクルトファンはいたが西武ファンはいなかった)

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関係者らで記念写真

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桜庭さん(プロでなくたってこれくらいの写真が撮れる。被写体がいいからですが)

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三菱地所 杉山社長「広島が気になる? ダメ、ダメ、今日は日ハムの応援なんだから」

体操ニッポンが始球式に登場 三菱地所 新CM発表イベント(2014/8/30)

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「常盤橋街区再開発プロジェクト」

 三菱地所は8月31日、東京駅日本橋口前に位置する常盤橋街区で計画を進めている「常盤橋街区再開発プロジェクト」の都市計画手続きを開始したと発表した。

 同事業は、東京圏の国家戦略特別区域計画の特定事業として進めているもので、東京駅周辺で最大となる敷地面積3.1ha に及ぶ大規模複合再開発。大手町連鎖型再開発プロジェクト第4 次事業として、街区内の下水ポンプ場や変電所など都心の重要インフラの機能を維持しながら10 年超の事業期間をかけて段階的に4 棟のビル開発を進める。

 東京の新たなランドマークとなる高さ390mの超高層タワーや東京駅前の新たな顔となる約7,000 ㎡の大規模広場などを整備する。総延べ床面積は約680,000㎡。全体竣工は2027年度の予定。

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