第25回RBA野球大会 水曜日ブロック 決勝トーナメント 1回戦 記者の勝って予想
9月4日(水)大宮建保グラウンド
12区画 「23」グラウンド
10:00 ~ 12:00 No.1 三井不動産リアルティ(83)-スターツコーポレーション(68)
三井不動産リアルティが優勢。予選を無敗で勝ち上がってきた余勢をかってここは無難に突破しそう。
スターツはエース荒海が右手を負傷。抽選会場でも「来年頑張ります」と早くも来季に照準を合わせていた。荒海以上の投手が投げればともかく、ここは苦戦必至。
12:00 ~ 14:00 No.5 ミサワホーム東京(83)-伊藤忠ハウジング(74)
好試合になりそうだが、レーティング上位のミサワ東京がやや優勢。ライアン小川と同級生という古市が伊藤忠打線を抑えるか。
伊藤忠は城西大カルテットの踏ん張り次第。先発は神か。伊藤はピークを過ぎたと見る。しっかり守って投手を援護したい。杉山、面高のベテランがチームをどこまで鼓舞するか。
12区画 「24」グラウンド
10:00 ~ 12:00 No.2 東急リバブル(81)-住友林業(85)
古豪対決で接戦になりそうだが、投手力が安定している住友林業がやや優勢と見た。エース石井は今季も好調。相手は打力のあるチームなので長打は警戒しなければならないが、最小失点に抑える力がある。打線はやや弱いが、稲田、遠藤らの主軸が頑張るか。
リバブルは谷貝の先発か。制球に難があったが、予選最終戦ではナイス相手に好調。投げ込みも十分のようで、スイスイ投げるか。打線は住林より上だが、好投手石井をどう攻略するか。接戦に持ち込めば勝機ありと見た。
12:00 ~ 14:00 No.6 エイブル(80)-ナイス(70)
レーティング上位のエイブルが優勢と見たが、課題だった貧打が解消されておらず、投手に負担がかかる。ここは必勝態勢で荒川卓が先発か。緩急を使い相手打線を翻弄する展開に持ち込みたい。
ナイスは正木が「(オープンハウス)川崎に勝つ」と強気発言しているのが不気味。相手がエイブルなら最小失点に抑えられる。打線が奮起すれば面白い。絶好調の横澤の前にどれだけ走者を貯められるか。
12区画 「25」グラウンド
10:00 ~ 12:00 No.3 ケイアイスター不動産(82)-リスト(88)
無敗で勝ち上がってきたケイアイスターだが、ここは相手が強い。リストが優勢。舟山は投げるたびに調子を上げている。打線も横溝の加入で厚みが増した。横溝にライバル意識をメラメラ燃やしているのが杉山。昨年の田中もようやく一発を放った。岩島も好調とみた。
ケイアイスターは上武大と前橋育英の大学、高校とも群馬勢が頂点に立った勢いに乗りたい。エース浅見が強打のリスト打線にどう挑むか。変化球を有効に使いたい。
12:00 ~ 14:00 No.7 旭化成ホームズ(90)-ミサワホーム東京 神奈川(81)
予選でも対決しているチーム同士がまた対決するが、ここも旭化成が優勢だ。エース今野が好調。ここは打たせて取るピッチングに出るか。打線はどこからでも得点できる機動力がある。
ミサワ神奈川のベテラン清水は「今度戦ったら3点以内に抑える」と語ったが、仮に3点以内に抑えても、旭化成から3点以上を取るのは至難の技だ。
12区画 「26」グラウンド
10:00 ~ 12:00 No.4 オープンハウス(84)-東京建物不動産販売(70)
業績も絶好調で東証上場が決まったオープンハウスが押し切るか。エース川崎が力で相手をねじ伏せる。不安があるとすれば、昨年あたりから「仕事優先」にスタンスを変えており、主力を欠いたとき。
東建不販は2年目エース生出の出来次第。最小失点に抑え、打線の援護を待ちたい。頼みの加覧は痛風がかなり深刻のようで、同窓のソフトバンク小久保同様、引退の危機が迫る。(草野球に引退はないか)
12:00 ~ 14:00 No.8 日神不動産(68)-ポラス(78)
レーティング上位のポラスが順当に勝ち上がりそう。エース岩瀬は相手が日神ならまず打たれない。打線は勝ち味に遅いが清水を核にここぞというところでは力を発揮する。
日神は森山の頑張りに期待。スタミナに課題があるが、鍛えればリスト八筬クラスの投手になれる。仕事も忙しいだろうが、来季に備えてほしい。
次回予定:9月11日(水)大宮健保グラウンド
「未定」グラウンド 10:00~(予定)
No.9 【三井不動産リアルティ㈱-スターツコーポレーション㈱】勝者
-【東急リバブル㈱-住友林業㈱】勝者
No.10 【ケイアイスター不動産㈱-リスト㈱】勝者
-【㈱オープンハウス-東京建物不動産販売㈱】勝者
No.11 【ミサワホーム東京㈱-伊藤忠ハウジング㈱】勝者
-【㈱エイブル-ナイス㈱】勝者
No.12 【旭化成ホームズ㈱-ミサワホーム東京㈱神奈川】勝者
-【日神不動産㈱-ポラス㈱】勝者
決勝T かく戦う 日曜ブロック抽選会コメント集
抽選会場(ヒルトン東京)
8月29日に行なわれたRBA野球大会の決勝トーナメント組み合わせ抽選会場で拾った日曜ブロック各チームのコメント(敬称略、順不同)
●鹿島建設 中原、小林勇
RBAのホームページがきれいになった。くじ運次第(いいことを言ってくれる)
鹿島(左から山本、中島)
●ケン・コーポレーション 田辺監督、笠、小田、塩津、吉永
田辺「見ての通り。小笠原は太っちゃった。練習できない状態。登板過多? そんなに投げていない。肥満が問題。清水さんが一番強いんじゃないの」 笠「僕を忘れたの? 三井の志村かケンの笠かといわれたんですよ。僕が投げる」 小田「経験はぼくだってある。甲子園も大学選手権も出た。肩を痛めたので投げていないが…投げろといわれれば投げる」(このコメントどおりに受け取れば、小笠原は投げられないとみた。大原でも笠でも小田でも3回持つか)
ケン(左から小田、吉永さん、笠、田辺監督、塩津さん)
●清水建設 小寺、本間、茂野
小寺「僕も投げる。治下? 軟式に慣れるより怪我が問題。小笠原? 投げてくるんじゃないの。まあ、対決するのは決勝だが…負けること? もちろん想定していない」(小寺が投げられたらとっくに投げているはず)
●ミサワホーム 塩島、中村、矢田
塩島「この前、決起集会をやった。締めは『ドーム行くぞ!オー!』 僕は56歳。みんな歳をとっているので、特別ルールで5点ぐらいハンディをくれないか。どこもうちと対決したいと思っているんじゃない」(その通り。5点ぐらいアドバンテージをあげたいくらいベテランは皆勤賞)
ミサワホーム(左から中村、塩島、矢田さん)
●旭化成リフォーム 山本、吉野、中西
くじ運次第。不安ですね(平居社長様、社長様は『ホームズよりリフォームがかわいい』とおっしゃったのを私は忘れておりません。あれほど優秀な新人を採用するのですから、一人や二人、リフォームに選手を送り込んでもいいのではないですか)
●青山メインランド 山梨、石井、吉原
この前、決勝を想定して練習と紅白試合をやった。25人も部員がいるからね。投げるのは小松崎-君島-吉井の順。北野は打撃専念で3番」(予告先発などしていいのか。闘志が空回りということも十分ある)
旭化成リフォーム(左から山本、中西、吉野) 青山メイン(左から吉原、山梨、石井)
くじを引くミサワ塩島 旭化成リフォーム山本
「今日は名刺を20枚持ってきましたので」(安西監督)に早速応える青山メイン山梨監督(安西監督は山梨監督が北海道出身ということを知っていた。さすがだ)
決勝T かく戦う 水曜ブロック抽選会コメント集
抽選会場(ヒルトン東京)
8月29日行なわれた抽選会の会場で拾った各チームの声を紹介します。まずは水曜ブロック。(敬称略、順不同)
●日神不動産 柳原、稲村、土井
抽選に勝つ。今年の夏はまだ終わっていない(レーティング手最下位のチームがどうして抽選のクジに勝つというのか)
●伊藤忠ハウジング 杉山、塚本、堀川
相手次第。まずは初戦突破(杉山は真っ黒「仕事ですよ仕事。仕事以外にありますか」)
●オープンハウス 佐藤監督
上場の初値? ノーコメント。4番は平賀に決めた。与那嶺? いいね。秘密兵器が猛一人いる。課題は選手が揃うかどうか(オープンハウスのようにマンション・戸建て分譲と仲介がバランスよく事業展開できている不動産ポストに入っている上場会社は大手以外少ない。記者は初値は最低で1,700円と見る)
日神不動産(左から土井、柳原、稲村) オープンハウス(佐藤)&伊藤忠ハウジング(左から杉山、塚本)
●三井不動産リアルティ 安西監督、森下、北地、吉岡、島津、嶋田、竹田
今年はビッグマウスを控えようと。気がついたら勝っていた。みんないいチームばかり。住友林業さんとは練習試合をやったが、石井(投手)には手も足も出なかった。うちは水野(投手)がいい(北地は「富士山の4つの登山ルートは全て制覇した。もう日本にはのぼる山がない」と言ったが、RBAの制覇は目標にないのか)
三井不動産リアルティ(後列、左から北地、安西、森下)
●ポラス 清水、中村、満
阿波踊りの乗りで勝ち進む。目標は日曜のポラスと対決すること。ドームに行ければ阿波踊りの大応援団を繰り出したい(昨年は恵まれてベスト4。今年の上がり目は? )
●東京建物不動産販売 内山、小栗
昨年は積水ハウス京葉さんに惜敗した。まずは1勝。加覧さん? 痛風を克服できるかでしょう。ビール控えないと…(加覧はこの前の試合でも相当痛そうだった。同じ国学院久我山出身では「小久保(ソフトバンク)か加覧か」といわれたのではないのか)
ポラス(左から清水、満) 東建不販(左から内山、小栗)
●ナイス 正木、城戸監督
オープンハウスの川崎に勝つ(正木は大口を叩いた)
●住友林業 大坂、長田
石井はいい。稲田は減量中。鈴木監督は会議で欠席。営業のトップクラスですから(森林・林業の再生なくしてわが国の経済の再生はない。住林は個人的にも応援したいが…稲田が打線の核にどっしり座らないと…)
ナイス(左から正木、城戸) 住林(芝原さん)
●旭化成ホームズ 今野、佐藤、小林、久村
北寒寺が準備万端といっている。新人もいいし、私(今野)はもう引退でしょ。マネージャーも新人。いいくじを引いてくれた(確かにいいくじを引いた。油断するだろうから相手は隙をつきたい)
●スターツコーポレーション 荒海
怪我しちゃいました。もう一つのチームとの合流は難しい。来年頑張ります(頼みのエース本人が右手を怪我。全然投げられないと見た)
旭化成ホームズ(左から久村さん、今野、佐藤) スターツ・荒海
●ミサワホーム東京 岡崎、内田、西川
レーティングはあげすぎですよ。また、いいの入っちゃった。外野。古市はライアン小川と同窓。うちはスポーツ選手を基本的に採用しないが、今日参加している人事部の内田が古市を採用したんだから。えらい。古市はRBAの新人王でしょ(いつも岡座は大口を叩くが、確かにチーム力はアップしている)
●エイブル 堀内、相川、前久保
打てないね。エース? 荒川卓でしょ(3人とも頭を抱えていた)
ミサワ東京(左から内田、岡崎、西川さん) エイブル(左から堀内、相川、前久保)
●東急リバブル 大槻監督、三ケ島、河添
谷貝も藤巻もいい。ずっと練習しているからね。大丈夫。いつも仕上げてくるでしょ。レーティングはもっと上じゃないか(確かにちょっと不気味なチーム)
●ミサワホーム東京 神奈川 清水、森
いける。大丈夫。旭化成? この前はやられたが今度は3点以内に抑える(と語った矢先、初戦で旭化成と対決することが決まった。3点以内に抑えれば面白いが、打線がそれ以上取れるか)
リバブル(左から河添、三ケ島、大槻監督) ミサワ神奈川(左から清水、森さん)
くじを引く伊藤忠ハウジング塚本 ミサワ東京 西川さん
〝どうぞ、お手柔らかに〟ミサワ東京・岡崎と伊藤忠ハウジング杉山
決勝トーナメント 組み合わせ決まる
第25回RBA野球大会決勝トーナメント組み合わせ抽選会が8月29日、都内のホテルで行なわれ、下記の通り決まった。
日曜ブロックは予選無敗でシード権を得た清水建設は初戦で旭化成リフォームと、ケンコーポレーションは青山メインランドと戦うことが決まった。
水曜ブロックはシード権を得た三井不動産リアルティが初参加のスターツコーポレーションと、ケイアイスター不動産がリストと、ミサワホーム東京が伊藤忠ハウジングと、旭化成ホームズがミサワホーム東京神奈川とそれぞれ初戦で戦う。
抽選会(ヒルトン東京で)
【日曜ブロック】
シード権を得たケンコーポと清水建設がやや抜けた存在だが、ケンコーポのエース小笠原が肉離れを発症し、投げられるかどうかわからないことが分かった。この日、抽選会に出席したケンコーポ田辺監督は「小笠原は激太り。肥満が問題」とはぐらかしたが、同席した笠は口を閉ざし、「僕が投げる」と自ら先発することを匂わせた。また、甲子園にも出場し、東洋大ではオールジャパンの代表にも選ばれた小田は、「肩を壊しており投げることを封印しているが、レーザービームで本塁封殺したこともある」と緊急登板する可能性を示唆した。
対する青山メインの山梨監督は、「昨日も紅白試合を行い、投手3人を絞った。先発は小松崎、中継ぎは君島、抑えは吉井。北野は打撃に専念させる」と早くも予告先発。「これから決起集会がある」と、抽選が終わると早々と席をたった。
清水建設は山寺監督が欠席したが、小寺、本間、茂野が出席。「小笠原? 煙幕を張っているんでは。彼は投げるはず。まあ、いずれにしろ対決するのは決勝」と、決勝まで負けることを想定していない様子で余裕綽々。小寺は「僕も投げる。治下は軟式に慣れるまで、僕がそうだったように1年はかかる」と、意味深なコメントを残した。
【水曜ブロック】
抜けた存在の旭化成ホームズが抽選に恵まれた。同じグループでレーティングが上位なのは83のミサワホーム東京と81のミサワホーム東京神奈川、80のエイブルぐらいで、それでもレーティングの差は7から10もある。両ミサワはこれまで善戦はしているが、勝つまではどうか。エース今野は「今年は新人がよく、僕もそろそろ引退か」などと、心にもないことを話し、余裕たっぷり。籤運が恵まれたことについては、同僚の佐藤とともに「くじを引いたのも新人のマネージャー。勝利の女神」と上機嫌だった。
ミサワホーム東京の岡崎は、「うちのレーティングを上げすぎじゃないの。でも、またいい外野手が入った。やばい。古市はライアン小川と同級生。いつもメールでやり取りしているようだ。古市はRBAの新人王。その古市を採用したのは野球部員で人事担当の内田。内田も偉い」などとチームの宣伝に余念がなかった。
もう一つのヤマは大混戦。レーティング81の東急リバブルから88のリストまで6チームが入った。リバブルは初戦で85の住友林業林と対決する。予選を無敗で勝ち上がった82のケイアイスターはリストと、川崎を擁す84のオープンハウスは順当なら準々決勝でケイアイスター-リストの勝者と戦う。シードの83三井不動産リアルティは初参加のスターツと戦うが、スターツのエース荒海は右手の怪我で投げられないことが分かり、三井の初戦突破はまず堅い。準々決勝でリバブル-住友林業の勝者と戦うことになりそう。
いまひとつ戦力が読めないリバブルは、大槻監督が「水曜で優勝回数が多いのは旭化成ホームズさんに次いでうち。谷貝も藤巻もよくなっている。ずっと練習を行なっておりしっかり仕上げてきた」と、投手難の声を一蹴した。やや打力が弱い住友林業は女性マネージャーが「秘密兵器が3人いる」と去り際につぶやいた。
(各チームのコメントは改めて紹介します)
敵前逃亡じゃないぞ ケイアイスター、リスト、三井不レジが抽選会欠席
8月29日夜行なわれるRBA野球大会決勝トーナメント抽選会に水曜ブロックのケイアイスター不動産とリスト、日曜ブロックの三井不動産レジデンシャルがそれぞれ欠席する。参加予定24チームで欠席するのはこの3チームのみだ。それで、欠席の理由などを聞いた。
まずケイアイスター不動産。同社は初参加で、古豪東急リバブル、川崎を擁すオープンハウスを撃破し、なんと無敗で決勝T進出を決めた。まだ優勝云々の段階ではないが、初出場で初優勝を果たしたチームは過去に1チームだけある。第15回大会のトーシン(現トーシンパートナーズ)だ。〝怖いものしらず〟であれよあれよという間に勝ち進み、日曜の覇者ケン・コーポレーションも破って総合優勝した。
ケイアイスターは戦力的にはせいぜい8強ぐらいだと見るが、同社にとってはこれ以上ない、他のチームにとっては不吉な兆候がある。
それは、第一に大学選手権で同社が地盤とする群馬県の上武大学が初優勝したことだ。これだけではない。なんと甲子園であの前橋育英が初出場初優勝を成し遂げたのだ。初出場で優勝を飾ったのは、第73回大会(1991年)の大阪桐蔭以来だ。大学も高校も群馬が制した。まさかRBAも…ということになるのかならないのか…。
抽選会に欠席したのは、強豪と対決するのを恐れて敵前逃亡したのではないか、尻尾を巻いて逃げ出したのではないかと思い、杉山監督に電話した。そうではなかった。「いやぁ、今日は7時にどうしても外せない仕事があってやむなく欠場した。RBAにはユニフォームができあがる前でも出場させていただいて感無量。欠場したことについてはご自由にどうぞ」とコメント。敵前逃亡はきっぱりと否定した。
リストも同様だ。海藤主将は「みんな仕事が忙しく抽選会は欠席。何とか頑張って優勝を狙う」とコメントした。
三井不動産レジデンシャルはどうか。記者は怪物山際が出場すればひょっとすると4強もあるかと思っていたが、山際は仕事の関係で欠場。代わって登板した山本も失点を重ねた。内山は好投したが、両方とも投手ではなさそうで完璧に抑えるのは無理と見て評価を下げた。抽選会に欠席したのも〝どうせ勝てない〟とこれまた敵前逃亡を決め込んだのかと思ったが、そうではない。
スポークスマンの内山は「今日は以前から決まっていたチームの決起集会。抽選会よりこっちが大事。もちろんRBAで勝ち抜くための戦略会議。山際? 出場するかもしれない。山本? 僕の先輩だからノーコメント。僕? 僕は打撃で頑張る。投手は他にもいる」と、秘密兵器の登板を匂わせた。敵前逃亡ではなく、優勝を虎視眈々と狙っているようだ。
対戦相手は今日22時に決まるはずだ。
決勝トーナメント進出チーム 記者のレーティング
( )内は昨年開幕当初のレーティング
水曜ブロック レーティング |
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旭化成ホームズ 90(90) |
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打力は新人の横田、原田の1、2番コンビが活躍。北寒寺は3番に。投手は今野が好調だが上がり目はなし | |
リスト 88(87) |
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八筬は勤務の関係で出場できないが、舟山は調子を上げている。打線も新人横溝の加入大きく杉山も絶好調 | |
住友林業 85(88) |
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エース石井は水曜では屈指の好投手。最小失点に抑える力あり。もろさも同居する打力が課題。機動力生かせるか | |
オープンハウス 84(81) |
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2年目の川崎が期待通りの活躍。水曜ブロックでは抜けた存在。打線は好不調の波がある。新人の与那嶺に注目 | |
ミサワホーム東京 83(67) | |
エース古市が絶好調。他にも投げられる投手がおり、投打のバランスがいい。穴はこのチームか | |
三井不動産リアルティ 83(82) | |
日曜チームと統合しチーム力がややアップ。安田、水野の2枚看板に北地も加わる。打線は昨年と同じとみた | |
ケイアイスター不動産 82(-) |
|
初出場でシード権獲得。ややくじ運に恵まれたが、水準以上の力あり。エース浅見は安定感あり。上州旋風どこまで | |
ミサワホーム東京神奈川 81(75) | |
ベテランエース清水がチームを引っ張る。打線も若手の成長でチーム力は確実にアップ。曲者藤原にも注目 | |
東急リバブル 81(76) | |
打線は主砲河野を核に昨年よりアップ・課題は投手力だが、谷貝はナイス戦で好投。制球身につければ前進 | |
エイブル 80(80) | |
投手力はエース荒川卓に坂本、阿部ら豊富。選手層も厚いが、課題は打力。核になる打者が不在 | |
ポラス 78(71) | |
エース岩瀬は安定感があり、スタミナも十分。チームは勝ちみに遅いところがあるが、意外性もあり前進可能 | |
伊藤忠ハウジング 74(78) |
|
エース伊藤はデビュー時の勢いないが、代わって神が登場。城西大のカルテットも好調でムードはいい。守り課題 | |
ナイス 70(63) | |
エース正木は制球力も増し、安定した力を発揮している。打線は横澤が絶好調。芦澤はどこまで調整してくるか | |
東京建物不動産販売 70(65) | |
2年目生出がチームを引っ張る。投手力だけならベスト8の力あり。課題は守備力と打力。主砲加覧の頑張り次第 | |
スターツコーポレーション 68(-) | |
初出場で決勝T進出。後半戦は不動産健保大会に出場しているチームから補強があればさらに前進可能 | |
日神不動産 68(61) | |
5年ぶりに決勝T進出。サイドスローの森山は制球・スタミナが課題だが、上昇余力あり。打線が援護したい |
日曜ブロック レーティング | |
ケンコーポレーション 88(86) | |
RBAナンバー1投手、小笠原がわき腹の肉離れ発症。登板できなければ4強も危うし。機動力でどうカバーするか | |
清水建設 88(75) | |
チーム再建が実る。新エース田村がほとんど投げきる。元プロ治下はどこまで軟式になれるか。破壊力は桁違い | |
青山メインランド 85(74) | |
投手は北野、君島、小松崎に抑えは元プロの吉井と豊富。打線は上下むらなく打つ。課題は経験の少なさだけ | |
鹿島建設 83(77) | |
エース豊田が絶好調。投打に活躍。打線は主砲中原を中心に元気いっぱい。3強にどこまで迫るか | |
ポラス 79(77) | |
試合巧者だが、最近はミスも目立つ。若手の台頭がいまひとつ。新エース室田は肩痛発症。どこまで回復するか | |
三井不動産レジデンシャル 78(68) | |
投手は山本、仲村、内山と若手3枚揃う。怪物山際は勤務の関係で出場できないのが痛いが…意外性秘める | |
旭化成リフォーム 78(73) | |
新エース前川はやや安定感に欠ける。結城の復活は? 打線は破壊力を秘めており、勢いづくと怖い存在 | |
ミサワホーム 67(75) | |
ややくじ運に恵まれたが3年ぶりの決勝T進出。51歳の鉄人大野は仕事で欠場もエース松本が復活。巧投がはまれば |
水曜最終戦 8月7日試合 記者の勝って予想
第25回 RBA野球大会 水曜日ブロック(モンゴル国大使杯)
試合日程&試合結果&記者の勝って予想
8月7日(水) 大宮健保グラウンド <右側3塁先攻>
【文具 41】
15:00 ~ 17:00 d 7 エイブル-積水ハウス
この前の予想は変えないが、エイブルにとっては過酷な日程になりそうだ。当日は不動産健保野球大会も同じ大宮健保グラウンドで行われる予定で、一部、二部とも朝9時から準決勝、12時から決勝戦・3位決定戦が行われる。エイブルは一、二部とも勝ち進んでおり、準決勝は一部ではケンコーポレーションと、二部では青山メインとそれぞれ対決する。RBAを含めると5試合だ。いくら野球部員が30名もいても、この酷暑で5試合を乗り切るのは容易でない。
スポークスマンの冨島氏は「全部勝つつもりで臨む」といっているが、5試合目ともなるとみんな疲れきっていて戦う余力などないのではないか。勝って臨むのならまだしも負け-負けだったら辛い。とすると、積水ハウスが優勢だ。遠慮はいらない。足でかき回せば相手は戦意を喪失するかもしれない。
それにしても不動産建保大会で勝ち進んでいる4強8チームのうちの一部ではケンコーポレーション、エイブル、タイセイ・ハウジー、二部では青山メイン、エイブル、スターツと6チームがRBAにも参加している。RBAのレベルの高さがうかがえるではないか。記者は9割ぐらいケンコーポが優勝すると見ている。ケンを倒すとすればタイセイかエフジェーネクスト(このチームはよく分からないが)か。
(牧田司記者 平成25年8月5日)
日曜ブロック 7月28日試合 記者の勝って予想
第25回 RBA野球大会 日曜日ブロック(タイ国大使杯)
7月28日(日)試合予定&記者の勝って予想
7月28日(日) 三郷サンケイグラウンド 10 : 00 ~ 12:00 <右側3塁先攻>
グラウンド「 5 」 e1 三井不動産-鹿島建設
両チームは初戦で対決しており、8-1で鹿島が快勝しているが、今回は大激戦。ベストメンバーで双方が望めば1点勝負になる。勝敗は時の運だ。三井不動産の先発は九分九厘相澤だろう。今季はこれまでで最高の出来。球威が戻ってきた。スライダーのキレも抜群。鹿島打線をキリキリ舞いさせるか。打線も好調。新人斉藤は頼もしい存在。
鹿島はエース豊田に負担がかかる。相手は足のある打線ではないが、一発のある打者が多い。相澤からは連打連打で得点するのは難しいだけに機動力を使いたい。
グラウンド「 6 」 e2 ミサワホーム-東急不動産
勝てば初の決勝T進出が決まる東急がやや優勢とみたが、投手難が解消されておらず、もろさも同居するチーム。歯車が狂えば相手の術中にはまる危険性もある。果たして誰が投げるのか。得点源の津島に当たりが止まっているのも懸念材料。望月は負けられないはずだ。
ミサワは鉄人大野は抑えか。先発は松本で間違いない。サンフロンティア不動産戦で見せたように丁寧に投げれば最小失点に抑えられる。鉄人大野も短いイニングだったら任せられる。打線が奮起して援護したい。
グラウンド「 7 」 e3 三菱地所-三井不動産レジデンシャル
接戦だ。三菱地所は前の試合で社-森が好継投。下手投げの森は制球力もあり、先発の可能性もあると見た。
三井不動産レジデンシャルは誰が投げるかだが、内山か前試合で好投した仲村もありそう。打線は互角。下手投げの森を攻略するのは左打者と見たが、三井レジに左はいたか。
グラウンド「 8 」 e4 ポラスグループ-東京建物
戦力的にはポラスがやや上位。新エース室田は自分の投球を心がければ最小失点に抑えられる。打線は主砲の成田がチームを引っ張る。走者をためて長打に期待。選手の高齢化が進み、小技が利かなくなってきたのは気がかり。
東建は村部の右肩に全てがかかる。試合を重ねるごとに調子を上げており、ポラス打線を封じても驚かない。10年ぶりの決勝T進出はあるか。
(牧田司記者 平成25年7月26日)
水曜ブロック 明日の試合&記者の勝って予想
第25回 RBA野球大会 水曜日ブロック(モンゴル国大使杯)
試合日程&どっちも勝て 記者の勝って予想
7月24日(水) 神宮外苑軟式野球場 <右側3塁先攻>
【日の丸】
8:30 ~ 10:30 d 7 エイブル-積水ハウス
エイブルが不動産健保大会にも出場するため「試合時間を早めて欲しい」と申し出て、積水ハウスが同意したので早朝開始となった。積水は立派。いきさつからすれば積水に2~3点のアドバンテージをあげたいぐらいだが、そのような取り決めはないようだ。
冷静に勝ち負けを予想すればやはりエイブルが優勢だ。誰が投げるかだが、ここはやはり元エースの坂本か。前の試合では立ち上がりに失敗したが、今回はきっちり調整してくるはず。課題の打線の強化は未完成だが、総合力で積水を上回る。
積水は寺島が先発するのは間違いない。この前は横手投げも練習していたが、そんな器用なことはできないはず。名門・都立城東の甲子園組・坂本が後輩の準々決勝敗退の憂さを晴らせば面白い。ただし、今季の坂本はいまひとつ元気がないのは気がかり。
【桜】
10:00 ~ 12:00 d 8 東京建物不動産販売-三菱地所ホーム
東建不販がやや優勢。昨年の決勝T進出がフロックでなかったことを証明しそうだ。課題の拙守は解消されていないが、力関係からして優位は動かない。
地所ホームは18年ぶりの決勝T進出がかかるが、戦力不足は否めない。生出が体調不良か何かで欠場すれば互角に戦えるが … 。
(牧田司記者 平成25年7月23日)
日曜ブロック 7月21日試合 記者の勝って予想
第25回 RBA野球大会 日曜日ブロック(タイ国大使杯)
どっちも勝て 記者の勝って予想
7月21日(日) 三郷サンケイグラウンド <右側3塁先攻>
「 6 」グラウンド
10:00~12:00 d1 ケン・コーポレーション-鹿島建設
1点を争う好ゲームになりそうだが、総合力で勝るケンコーポがやや優勢。初戦ふがいないピッチングをしたエース小笠原は前試合は見違えるような投球を見せた。先週の不動産健保大会では矢澤が投げ好投したようだが、今回は小笠原で必勝態勢だろう。打線もソツのない攻めを見せる。
鹿島はエース豊田が絶好調。中3週間と間隔も十分。ケン打線を最小失点に抑えれば勝機も生まれる。打線も中原、榎本ら若手が好調。小笠原から連打で得点するのは難しいだけに足でかき回したいが、機動力には? がつく。敗れれば次戦はミサワ-三井の勝者。
12:00 ~ 14:00 d4 清水建設-三井不動産レジデンシャル
勝てば決勝Tが決まる。清水が優勢。チーム力が一変しており、ここも力で押し切る。先発は前試合で好投した田村か、他の投手の可能性もありそう。攻守とも充実している。打線は治下がどこまで調整してくるかに注目。
三井不動産レジデンシャルは内山が先発しそう。これまでの相手と異なるのでどこまで通用するか。選手層が薄いのも懸念材料。相手関係を考えれば、負けても次戦は優位に戦えそう。
「 7 」グラウンド
10:00 ~ 12:00 d2 旭化成リフォーム-東急不動産
勝てば決勝T進出が決定。旭化成リフォームが優勢。ケンコーポには完敗したが、ここは戦力上位。憂さを晴らすか。前川は力で押し切りそう。
東急不動産は投手難を露呈。先発は中村か。前回は散々だっただけにどこまで調整してくるか。仮に負けても次戦があるので無欲で戦えばアッと言わせるか。
12:00 ~ 14:00 d5 青山メインランド-ポラスグループ
勝てば決勝T進出が決まる。青山メインがやや優勢。清水には完敗したが、ここは負けられない。北野、小松崎に吉井も抑えに登板するか。打線も好調を維持している。先日の不動産健保大会で先発した石井は鎌倉学園出身で、西武-DeNAの長田と同期の投手。「長田が入ってきて投手としての自分の将来はないと思った」そうだ。投球術はさすがだが、あの体型ではちょっと無理か。相手を幻惑させる効果はあっても1順目まで。
ポラスは初戦で11三振を奪い好投した室田で必勝態勢。今回は打力のある相手だけにどこまで抑えられるか。接戦に持ち込めば勝機もある。負ければ次戦は三菱-東建の敗者だ。
「 8 」グラウンド
10:00 ~ 12:00 d3 ミサワホーム-三井不動産
三井不動産が優勢。オール三井の大会で敗退しただけに RBA に全力投入。先発は完全復活を印象付けた相澤もあるが、ここは溝口か。打線は斎藤を中心に仕上がっている。ただ、勝てばケンコーポ-鹿島の敗者と戦うことになるので、ここは選択が難しい。
ミサワホームは選手を揃えられるかどうか。前回好投した松本が先発しそうだが、強打の三井打線をどこまで抑えられるか。鉄人大野の出場はないのか。相手は9人野球でなめてかかるだろうからそこが付け入る隙だ。しかし、ミサワも次戦をにらんで〝負けるが勝ち〟を選択すればどうなるか。
12:00 ~ 14:00 d6 三菱地所-東京建物
三菱地所がやや優勢。オール三菱の大会に敗退しただけに、ここは必勝態勢。先発は前回好投した横手か。他の投手は制球に難がある。打線は谷村が絶好調。チームを牽引する。しかし、ここも勝てば清水-三井レジの敗者が相手…ならば、あるいは…。谷沢監督はどうでるか。
10年ぶりに1シーズン2勝した東京建物はここが試金石。新人村部は変化球もマスターしたのは好材料だが、相手打線は強化されている。野手陣はしっかり守り盛り立てたい。相手は投手力が安定していないだけに付け入る隙はある。もちろん〝負けるが勝ち〟の選択もある。
(牧田司記者 平成25年7月19日)