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「ハイブリッドS-MJ」

 積水ハウスは8月25日、木造住宅「シャーウッド」に在来工法の4倍の業界最高強度を持つ耐力壁などを採用し、耐震性能を維持しながら設計の自由度も高めた新構法「ハイブリッドS-MJ」を開発、「シャーウッド」全商品に同日から導入すると発表した。

 新構法は、合板の二重張りや高耐力接合金物などにより強度を高めた耐力壁や、ラーメン柱と耐力壁の併用によりモノコック構造の堅さとラーメン構造の高い自由度を併せ持つ構造などを導入しており、設計条件が厳しい敷地や、3階建て、多雪地域でも大空間の提案が可能という。

 価格は3.3㎡当たり61万円から(本体価格のみ)。販売目標は150棟/月。

カテゴリ: 2014年度

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「プラウドシーズン栗平」

第一弾 全250区画の「プラウドシーズン栗平」9月分譲

 野村不動産が9月上旬に分譲開始する戸建て「プラウドシーズン栗平」を見学した。開発面積約25haの「稲城上平尾土地区画整理事業」地内に位置する全250区画の大型プロジェクトで、1区画最低面積を130㎡とし、ランドスケープデザインや外構・住戸デザイン、エネファーム全戸導入、ラクモア採用など街づくりにかける意気込みが伝わってくる物件だ。

 物件は、小田急多摩線栗平駅から徒歩9分、または小田急線新百合ヶ丘駅からバス約11分・徒歩1分、稲城市平尾の土地区画整理地内に位置する全250区画。敷地面積は135.00~159.18㎡、建物面積は100.52 ~118.93㎡、価格は未定だが5,000万円台から6,000万円台になる模様。建物は木造(2×4) 2階建て。設計・施工は東急建設、西武建設、細田工務店。

 かつて小田急多摩線の新百合ヶ丘駅徒歩圏では1億円以上、その他の駅圏では7,000~8,000万円の建売住宅が飛ぶように売れていた。さすがに最近の価格はそれほどでもないが、小田急不動産を中心に大手のハウスメーカー、デベロッパーが戸建てや停止条件付き宅地分譲を行なっており、良好な住宅地を形成している。

 区画整理事業方式により開発されたため、ここも良好な街並みを形成している。街全体は起伏に富み、1区画最低面積は130㎡、道路幅員は6m以上。外構には「まちなみツリー」「まちなみ花壇」を配し、各住戸のシンボルツリー、印象的なデザインの門柱、「コーナーウォール」などを設置。建物の外観には軒や窓周りにデザインモールやロートアイアン風のバルコニー手すりを設けている。

 住戸プランでは、全戸にエネファームを採用。同社の戸建てでは初めて「ラクモア」を導入。モデルハウスは吹き抜けリビング付きで主寝室にDENを設置し、浴室は1620サイズ、引き戸は全てソフトクローズ、2階のバルコニーは回遊できる広さなのが特徴。

  同社の戸建て住宅向けコミュニティ支援・生活サポートサービス「SMART&GROWING」を採用するほか、交流拠点となる「クラブハウス」も設置する。

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◇   ◆   ◇

 栗平駅は何度も建売住宅やマンションの取材で訪れている。今回の物件は、小田急不動産との競合もあるし、戸数が多く、はるひ野、京王線若葉台などでの供給も少なくないので高値追求はできないだろうと思った。7,000万円を超えることはないと予想したがその通りだ。アッパーで6,500万円ではないか。

 街並みの美しさや設備仕様の高さをアピールできれば十分勝負できると読んだ。同社は、大手町へ乗り換えなしで通勤できること、隣接の区画整理が進めば若葉台へのアクセスが飛躍的によくなる利便性もアピールしていくようだ。

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コーナーウォール

◇     ◆   ◇

 同社は昭和45年に約1,680区画の町田市・玉川住宅地(成瀬土地区画整理事業)に参画以降、「鶴川緑山住宅地」(約1,200区画)、「千都の杜」(約730区画)、「八千代緑ヶ丘」(約1,000区画)など40年間で合計25件(うち事業完了済20件、現在施行中5件)の土地区画整理事業に継続的に携わってきた。

 今回見学した「プラウドシーズン栗平」は施行中の「稲城上平尾土地区画整理事業」(施行面積25ha)地内のプロジェクトだが、同社はこのほかにも稲城市の2つの土地区画整理事業にかかわっている。「南山東部土地区画整理事業」(施行面積87.5ha)と「稲城小田良土地区画整理事業」(施行面積29ha)だ。3プロジェクトの合計施行面積は約142haだ。同社がどれだけの区画を取得・分譲するかは現段階で不明だが、マンションを含め千数百戸にのぼりそうだ。

 さらに同社は区画整理事業方式による戸建て分譲として今年に入って「プラウドシーズン船橋小室」(施行面積13.2ha、312区画)の分譲を開始した。「三芳町富士塚土地区画整理事業」(施行面積14.6ha)でも事業参画する。

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◇     ◆   ◇

 土地区画整理事業は「都市計画の母」と呼ばれてきた。記者も昭和50年代からそう呼んできた。地権者が権利に応じて土地を提供し(減歩)、その土地を道路や公園などの公共用地に当て、一部を売却して事業資金とする(保留地減歩)手法が、宅地不足を解消する合理的で公平な制度として定着し認識されてきたからだ。

 ところが、区画整理事業は地価の上昇を前提にした事業であるため、バブル崩壊後は様相が一変した。義業の長期化による金利負担増、減歩率の上昇、保留地の売却が進まないなどの理由から破たんするところが相次いだ。記者は減歩率が97%、つまりほとんど何も残らなかった広島県福山市郊外の「佐賀田土地区画整理事業(あしな台)」(19.5ha、342区画)の悲劇的な事例を取材している。

 昨年、三井不動産レジデンシャルが同社としてはバブル崩壊後で初めて茨城県守谷市の「松並土地区画整理事業」(施行面積41.7ha)に参画して話題になったが、それほど区画整理事業は厳しい環境下にある証左だ。

 その意味で、野村不動産の区画整理事業への参画は驚嘆に値する。稲城市での3つのプロジェクトは区画整理の復権・再生につながるかもしれない。それにしても、昭和45年に市街化区域に編入されてから区画整理事業が検討されてきた「南山東部」はそれから44年。当時生まれた子どもは44歳だし、母はすっかりおばあちゃんになっているはずだ。減歩率は68%で事業費は402億円。この間の推進派と反対派の賛否両論の時間とエネルギーを金額に換算したらいったいいくらになるのか。

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「みんなの書斎」(キッチンサイドに設置されており、料理に関することや子どもの勉強にも使える。キッチンやニッチなどにはマグネットが使えるホーローが多用されているのも特徴)

「区画整理の限界を超える」か スマートシティ「ビスタシティ守谷」(2013/2/22)

多摩ニュータウン学会 稲城市の南山東部区画整理・里山を学ぶ(2012/3/26)

カテゴリ: 2014年度

 

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「ファインコート国分寺日吉町」

 三井不動産レジデンシャルが近く分譲開始する都市型戸建て「ファインコート国分寺日吉町」を見学した。エネファームや太陽光発電、蓄電池、HEMSなどを組み合わせることで、エネルギーの「創る」「蓄える」「省く」「見える化」などをスマートに実現する「スマートファインコート」に基づく第1弾で、街並みが美しいのも特徴だ。第1期の分譲戸数は14戸くらいで、今週末から登録申し込みが始まる。

 物件は、JR中央線西国分寺駅から徒歩13分、又は西武国分寺線恋ヶ窪駅から徒歩4分、国分寺市日吉町4丁目に位置する全27戸。土地面積は125.11~135.85㎡、建物面積92.80~102.39㎡、価格は未定だが、5,900万円台から7,600万円台の予定。建物は木造2×4工法2階建て。施工はエステーホーム。入居予定は26年9月下旬。用途地域は第1種低層住居専用地域(建ぺい率40%、容積率80%)。事業主は同社と日立アーバンインベストメント。

 同社は今年3月末から「ファインコート」シリーズにエネファームの全戸標準仕様化を決定しており、今回のプロジェクトにはHEMS+LED照明+エネファーム+太陽光発電システムを搭載。

 パッシブデザインの手法も取り入れており、舗道はインターロッキングブロックを採用。夏涼しい冬暖かい居住空間を実現するため軒・庇、窓の形状にも工夫を凝らしている。

 同社の試算によると、従来のTES熱源型と比べ年間の光熱費のランニングコストは約51%削減できるという。

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 街並みを見てほとんど瞬時にレベルの高さを理解した。価格は7,000万円くらいだろうと判断したが、その通りだった。現地で対応してもらった同社地域開発事業部営業室所長・加藤泰明氏によるとこのエリアの相場は6,000万円がアッパーだそうで、決して安くはない。しかし、豊かな植栽計画、印象的なデザインの外観はアッパーミドルのユーザーに支持されるはずだ。

 敷地がすべて125㎡以上というのは市の指導によるもので、透水性のインターロッキング舗装も認められたようだ。日立の子会社が事業主になっているのは、敷地がもともと日立の社宅だったため。

 ランドスケープ、外構、建物デザイン、インテリアには4人のデザイナーを起用。フランスの「トロワ」「ブルゴーニュ」「ストラスブール」「ノルマンディ」の4つの田園都市をモチーフにした街並みに統一しているのが特徴。大屋根の外観、装飾窓や花台、ティンバー、石造り風、木製鎧戸、鋳物ブラケット、ジャワ鉄平の石積みなどが印象的。

 住戸内のリビングドアはソフトクローズ機能付き、階段はメーターモジュール。リビングの天井には化粧天井が採用されていた。洗面化粧室はマンションと同じ仕様。

 都市型戸建て市場はここ数年同社が独走状態にあったが、同業の大手デベロッパーも最近は力を入れており、競争が激化するのは必至だが、街並みの美しさ、建物デザインでは同社がまだまだリードしていると思う。

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外構

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化粧天井のあるモデルハウス

カテゴリ: 2014年度

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KOIZUMIが照明計画を担当した「3号棟」

 ポラスグループの2×4戸建て分譲事業を展開している中央住宅は7月11日、南仏の街並みをモチーフにした〝ボゥ ヴィラージュ〟シリーズ第12弾「ボゥ ヴィラージュ越谷レイクタウン」の現地見学会を行い、7月19日から販売開始すると発表した。照明メーカー3社とコラボしたモデルハウス3棟を公開し、一般の来場者も含めたコンテストを実施する。先日行われた決算発表でも、7月からポラスの得意とする中・大型物件の供給を開始するとあり、その第一弾である。

 物件は、JR武蔵野線越谷レイクタウン駅から徒歩8分、越谷レイクタウンの区画整理事業地内に位置する全62区画。土地面積は150.02~159.67㎡、建物面積95.75~100.50㎡、価格は未定だが、3,000万円台の後半から5,000万円台の前半(最多価格帯は4,000万円台の半ば)。第1期分譲は20棟。

 現地は、これまでイオンモールや民間マンション・一戸建てなど先行して開発が進められてきた駅北口とは反対の南側の戸建て街区の一角で、敷地面積が150㎡以上、壁面の位置が1m以上離すなどの規制がある住宅地。

 建物はベージュを基調とした外観デザインで、エントランス部分には自然石を敷き詰め、ウッド、タイル、ストーンの3種のサインウォールを設置。シンボリックな尖塔付きタイプも用意している。1階の天井高約2.7m、サッシ高約2.2m、親子リビングドアなどはこれまでの戸建てと同じ。

 見学会に臨んだ同社取締役兼マインドスクェア事業部部長・金児正治氏は、「駅南側は開発がやや遅れており、街のシンボルともなるよう緑豊かで潤いのある街づくりを促進させるためにも意欲的な取り組みを行なった。工期を90日に短縮し、照明メーカー3社と建物の商品企画段階からコラボしたのもそのひとつで、素晴らしいものができたと思っている。来場者の方に商品としても評価してもらうようコンテストも行う」と語った。

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「3号棟」

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 見学会に参加した記者にも3棟のなかで一番好きなのを選ぶよう求められたので、記者はためらいなくKOIZUMIが照明計画を担当した「3号棟」を選んだ。プレゼンが明快であったためだが、玄関・ホール・階段室の空間演出と、1階の南側に配したダイニング-リビング-畳コーナーの長さ約9mもある下がり天井のライティングが見事だったのを評価した。ダイニングに自然採光を取り入れたのもいいし、洗面室や主寝室の演出もユーザーに支持されるはずだと思った。

 照明はパナソニックが担当した「2号棟」は、外構・デザイン、吹き抜けのあるリビングなどプランはよかったが、照明はその意図が分かるだけに物足りなさを感じた。アプローチライト、スポットライトはいいのだが、玄関框とニッチのライティングのスイッチは手動ではなく人感センサー付きにすべきと思った。手動にするのであれば、点滅に家族のメッセージを込める、例えば点滅しているときは「パパ、お帰り」「ママ、ありがとう」「今晩はOK」など、消灯は「また無断で飲んできた」などだったら記者は投票したかもしれない。

 DAIKOが照明を担当した「4号棟」はせっかくリビングに吹き抜け空間を設けたのに、それが中途半端だったのが不満だった。リビング・ダイニングは17帖大あるのだが、中央の吹き抜け部分は1.3m×2.7m、2畳大しかないのがどうかと思った。吹き抜け部分を南面に寄せ、全面ガラス張りにしたら素晴らしい空間演出ができたのではないか。「温調」「楽調」などはリモコンなどでもっと簡単に調光できるようにしてほしかった。吹き抜けを利用した2階ロフトの提案はいい。

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「2号棟」

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 なかなかいい見学会だ。20年くらい前だったか、三井不動産レジデンシャルがYAMAGIWAとコラボして建売住宅を建てたのを思い出した。外灯の位置、足元灯、化粧がしやすい洗面室、自然光を採り入れた浴室などがユーザーの圧倒的な人気を呼んだ。ハウスメーカーでは旭化成ホームズが4年前に記者見学会を行なっている。

 今回の照明計画も順光よりもダウンライト、間接照明、アッパーライトを重視しているのは納得できた。しかし、ユーザーの視点に立った場合、金児氏がいみじくも言ったように「楽しい照明計画」になっているのかどうかについて同社も照明メーカーはもっと考えるべきだと思った。

 実はこの日、見学会の時間は1時間少ししかなかった。見学の最後の頃、ゲリラ豪雨が襲ったため、3棟全てを十分見学できなかった。記者は同社の車で駅前まで送ってもらったのだが、企画意図をしっかり理解するため同社の駅前のカフェ「バナーノ」で資料をじっくり読んだ。それでもよく分からなかったので、同社広報に連絡してもう一度戻った。結局、14:00から18:00過ぎまで取材した。

 それでも正直にいってまだよく分からない。コストはもちろんだが、「2号棟」でも書いたようにユーザーは手動で朝昼晩、用途によって光の調整などしているのだろうかという疑問がわくし、そもそも夜は暗いものだし、必要以上に室内を明るくする必要があるのかとも思う。

 もっと外光を取り込む工夫や闇を逆手に取ることも考えていいはずだ。光と風、光と音の演出がこれからは必須だろう。

 個人的なことをいえば、真っ暗な蚊帳の中に蛍を放ったり、障子の影絵を楽しんだり、雨戸の節穴から朝日が差し込み逆さ絵を描いた昔の住宅が懐かしい。至れり尽くせりよりもユーザーに考えさせる照明計画が一番いいのかもしれない。今回の試みがそのヒントになってほしい。

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「4号棟」

旭化成ホームズ 「明るさ尺度値」を用いた照明計画(2010/6/10)

カテゴリ: 2014年度

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「マルチアイランドキッチン」

 旭化成ホームズは7月11日、今年25周年を迎える同社の「共働き家族研究所」が調査・研究した報告書「いまどき30代夫の家事参加の実態と意識~25年間の調査を踏まえて~」(A4判86ページ)をまとめ発表した。

 調査の結果、①夫の家事参加が大幅に進み、5割の夫は洗濯ものを干す②夫の7割近くが、出産後も妻に仕事を続けてほしいと思っている③家事を完璧にこなせる夫は3割で、意欲はあっても上手にできない「チョイカジパパ」が多い-ことなどがわかった。

 また、今回の調査結果を踏まえ、同研究所と永大産業が共同して、夫の家事参加を促す「マルチアイランドキッチン」「ランドリーサンルーム」「デイリークローゼット」を開発、住宅展示場や「街かどヘーベルハウス」などで提案していく。

◇     ◆   ◇

 記者はこの種の発表会でいつも思うのだが、社会、経済環境は昔と比べ大きく変化している。「専業主婦」「配偶者・扶養控除」「寡婦(夫)控除」「共働き」などの呼称・文言について考え直すべきだと思っている。

 記者は約10年間、妻が死亡したためだが2人の子どもを育て仕事もこなしてきた。同社が夫の家事・育児関与度を21項目に分類した評価では21項目、つまり調理も洗濯も掃除も育児も程度の差はあれ全て行なった。特に食材では白、黒、赤、緑、黄を盛り込むことは忘れなかった。鰹節やトリガラで出汁を取ったこともあるし、砂糖を用いなくても甘みを出すことも覚えた。アップルパイは毎週のようにつくった。

 同社はまた、妻のしっかり家事度を13項目に分類して評価したもの、例えば「雑巾がけ」「水拭きする」などは全然行なわなかったので、2~3項目しかやらなかった。それでも家事・育児労働は1日3~4時間くらいはやったはずだ。

 家事・育児労働を金額にも換算したことがある。自己評価では月額30万円くらいになった。しかし、それでも記者は専業主婦(夫)でも兼業主婦(夫)でもなく、「孤閨」を守ったわけではないし、うじがわく「男やもめで」もなかったが、税法上は「寡夫」だ。そんな経験から、先にあげた言葉がしっくり受け入れられないのだ。

 例えば専業主婦。ウィキペディアによると、専業主婦は「『働く女性(賃金労働者)』と『専業主婦』はもともと対立概念ではなく、様々な理由から多くの女性が『働く女性(賃金労働者)』と『専業主婦』というライフコースを行き来する。賃金労働に従事していない時期名である為、『無職』に分類される。…専業主婦は家庭という組織内部で貢献しつつ内部分配を受けることから、企業における製造・営業に対する『総務・経理的役割』と同等の『家庭内の役割』だと考えられている」とある。

 これはこの通りだろう。しかし、必ずしも女性の労働環境は良好といえないから、働く女性と対立して考えざるを得ない現実がある。賃金労働者でないから「無職」とする一方で、企業における『総務・経理的役割』と同等」の役割を担っているとしていることに矛盾はないか。「家事労働」という言葉もあるくらいだから、「専業主婦」の労働価値を正当に評価すべきだと思う。

 また、「配偶者控除・手当て」もよく分からない制度だ。103万円だとか130万円の壁が論議されているが、女性の雇用促進を考えるのなら、働く女性が不利にならないように、また多様な生き方が選択できるような仕組みにすべきだ。「寡婦(夫)」もいやな言葉だし差別的だ。「未亡人」「やもめ」「孤閨」などと同じだ。税制面での支援策があるが、ならばどうしてシングルマザー、シングルファザーには支援がないのかもよく分からない。

 ことほどさように生き方は様々だ。家父長制が貫徹されていた昔と異なる。このあたりの制度なり意識改革を抜本的に行なわない限り、女性の社会進出促進や男女共同参画社会は実現しないのではないか。「男女参画社会」もまたよく分からない概念で、どうして「男女平等社会」でいけないのか。

◇     ◆   ◇

 調査結果は予想していた通りだし、「マルチアイランドキッチン」「ランドリーサンルーム」「デイリークローゼット」の提案もなかなかいい。アイランドキッチンは他社も採用しておりかなり増えてきたが、2帖ほどのランドリーサンルームとそれに隣接した「タタミコーナー」「デイリークローゼット」がいい。記者も洗濯には難儀した。ティッシュを取り忘れたときなどはパニックになった。室内にコンパクトに洗濯作業場があると助かる。

 ついでだが、いかに「寡夫」にとって家事・育児労働が大変であるかをしょうかいしよう。

 だいたい自分の時間が持てるのは夜10時過ぎだ。それから酒のつまみをつくり1時、2時まで飲む。もちろん原稿も書く。遠足用の弁当つくりもこの時間まで掛かる。

 困るのは子どもに持たせるこまごました道具類だ。あるとき「ナプキン」を持たせるようにと学級便りにあった。これには頭にきた。記者は妻がいないことを先生は承知しているのにどうして生理用品を持ってこいというのか、怒鳴りつけようかと思ったが、義妹に相談した。「よく読みなさいよ。そんなもの持ってこいというはずない」と電話口で言われたので、よく見たら「ナフキン」だった。それまで「布巾」は知っていたが、「ナフキン」など知らなかった。「トイレ」を持ってこいというのもあった。これにも呻吟した。先生を呪った。しかし、これもよく見たら「トレイ」だった。

 読者の方々は笑うかもしれないが、忙しいときはゆっくり学級便りなど読んでいる暇は全然ない。やってみれば分かる。

カテゴリ: 2014年度

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「マインドスクェア練馬春日町」

 ポラスグループの中央住宅マインドスクェア事業部が分譲開始した「マインドスクェア練馬春日町」のモデルハウスを見学した。同社の都内城西エリアでの分譲戸建てを見学するのは3件目だが、隣接する公務員宿舎の借景といい商品企画といい、大手デベロッパーの物件と十分戦える商品と見た。

 物件は、都営大江戸線練馬春日町駅から徒歩11分、練馬区田柄3丁目に位置する全12区画。土地面積は100.16~123.49㎡、建物面積は89.7~108.75㎡、価格は6,450万~7,880万円(最多価格帯6,700万円台・6,900万円台)。構造は木造2階建て(2×4工法)。

 現地は、練馬高校、小・中学校に近接し、閑静な住宅街の一角。防衛庁の公務員宿舎に隣接しており、ケヤキ、イチヨウなどの緑の借景に恵まれているのが大きな特徴。同社の物件に隣接して細田工務店も12区画の分譲戸建てを建築中だ。

 外観は、先に見学した「赤塚」と同じ尖塔付きもあるが、全体として同社のこれまでの分譲戸建てにはなかった洗練された都会的デザインになっている。 

 アプローチ・エントランス周りは天然石の石張りやテラス空間を設けゆとりを演出。設備仕様は同社オリジナルのものがふんだんに採用されている。1階の天井高は2.7m、サッシ高は2.2m、リビングドアは親子ドア、玄関ニッチ、突板フローリングなどが標準装備。モデルの1、2号棟には9.5kwhの大容量蓄電池が標準装備されており、他の住棟もオプション設定されている。

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手前は防衛庁の公務員宿舎

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外構

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 同社の分譲戸建ては数えきれないほど見学してきた。そのほとんどは同社が地盤とする埼玉県や千葉県だ。同社が都内に進出する方針を固めた2年前から、商品企画は十分大手と対抗できると思っていた。全ての分譲戸建てで1階の天井高を2.7m確保しているのは同社だけだ。

 これだけでも十分だが、階段のステップは15段というのも他社は少ないはずだし、最近は少なくなったようだが、メーターモジュールどころか1.2mの階段幅を確保した物件もあった。親子ドアも多く採用している。細かなことでは、タッチレススイッチ、洗面室暖房などもある。

 一つだけ懸念していたのは外観デザインだ。軸組工法でも2×4工法でも、最近の大手デベロッパーはシャープな都会的デザインのものがほとんどだ。同社はどちらかと言えばオレンジ、ベージュなど暖色系を多用した欧風デザインが主流だ。いったい、このようなデザインが都内の準都心部でもユーザーに受け入れられるのかとずっと思っていた。

 同社取締役事業部長・金児正治氏とはこの問題について何度も話し合ってきたが、金児氏は「練馬春日町は大手デベロッパーの分譲戸建てを意識した商品企画にする」と語っていた。記者は間違いなく勝負できると思う。価格もモデルハウスを見学して予想した値段とぴったり一致した。これからの展開に注目したい。

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吹き抜け

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モデルハウス リビング

カテゴリ: 2014年度

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「ソライエ清水公園アーバンパークタウン」街びらきフォトセッション

 東武鉄道は6月13日、千葉県野田市で開発を進めている土地区画整理事業地内の大規模開発「ソライエ清水公園アーバンパークタウン」の街びらきを行った。野田市長・根本崇氏、同社専務取締役・竹田全吾氏ら関係者が参加して、ちびっこ鉄道制服着用体験、「烈車戦隊トッキュウジャー」ショー、地元中学校吹奏楽部による演奏会、工房スタッフが教える壁張り体験、地元店舗による飲食などの物販販売など盛り沢山のイベントが行われた。約1,100人が集まった。

 同開発は戸建て住宅を中心とした約500区画(約9.1ha)の規模で、「自然を感じる暮らし」「自分らしい暮らし」「コミュニティでつながる暮らし」がコンセプト。

 区画整理事業は、施行面積が約28.1ha、施行期間は平成4年から同19年。総事業費は127億円。同社は平成5年から業務代行を受けて造成工事を進めており、約500区画(約9.1ha)の土地を保有。沿線のイメージアップ、活性化の取り組みの一環として魅力ある街づくりを進める。

 「ソライエ清水公園アーバンパークタウン」は、大宮と船橋を結ぶ東武野田線(愛称:東武アーバンパークライン)清水公園駅前に位置し、駅前にはコミュニティを図る約4,500㎡の「そらいえひろば」を設置したほか、「みんなのカフェ」「えほんの図書館」「まちのコンシェルジュ」機能を備える。戸建て分譲の1期(28棟)の土地面積は150.43~178.37㎡、建物面積91.91~99.98㎡、最多価格帯は3,000万円台の前半を予定。販売開始は7月中旬。パッシブデザイン、ハンドメイドの手法を盛り込んでいるのが特徴。

 まちびらきで挨拶した同社・竹田専務は、「『都市とつながる、こころのふるさと』のキャッチコピーには、この街が末永く『こころのふるさと』でありたいという私たちの思いが込められています。この街づくりを通して、沿線地域の今後のますますの発展に少しでも寄与することが出来れば幸い」と語った。

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街びらき会場になった駅前の広場

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挨拶する竹田氏

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 同社の大規模開発は「つきのわ」以来10年ぶりだが、いかにも鉄道会社らしい街づくりだ。駅前に様々な施設を整備したのもそうだが、戸建ての商品企画は10年後、20年後を見据えた「ハンドメイドでつくりあげていく」街だ。環境共生がテーマになっており、デザイン監修には「チームネット」代表・甲斐徹郎氏を起用。パッシブデザイン手法を全面的に採用している。

 甲斐氏からプロデュースハウスを案内してもらったのは午後2時30分過ぎだった。甲斐氏は次のように話した。

 「室内の温度は周囲の表面温度に大きく影響されます。いま地表の温度は45度です。建物西側のアプローチデッキの表面は30度です。芝生や樹木、スダレなどのバッファがあるから温度が下がるのです。今朝の室内の壁の表面温度は21度でした。昨夜、部屋の窓を開け放して冷気を取り込んだ結果です。そして、今の室内の温度は26.2度。外気温は28.3度です。かなり人の出入りがあったことを考慮すると、かなり効果があることが分かります。樹木が生長すればもっと数値はよくなるはず」

 体感温度は湿度にもよるが、この26.3度というのはエアコンなしでも過ごせる温度だろう。植栽やウッドデッキ、スダレ、さらには2階の階段室の上部に設けられた熱を逃がす高窓が効果てきめんであることを証明した。

 この種のパッシブデザインの手法は以前から取り組まれてきたが、最近は高気密、高断熱のアクティブデザイン手法に押され気味だった。その流れを劇的に変えたのが東日本大震災だ。今後もパッシブデザインの取り組みが盛んになるのは間違いないし、同社の今回の提案もその流れに沿ったものだ。

 ここで強調したいのは、甲斐氏こそ環境共生が叫ばれだした20年くらい前からずっとその必要性を主張してきた人だということだ。記者は15年前、甲斐氏らが中心になって完成させた「経堂の杜」を見学して、その豊かな外構に驚愕した。たしか、外壁にせせらぎを設けたのではなかったか。この外壁にせせらぎを設置する建物としては、隈研吾氏が設計・デザインを監修した豊島区の「Brilliaタワー池袋」にも採用されている。

 もう一つ、購入者が好みでエコな壁紙を貼ることができるのも大きな特徴だ。ハンドメイドコーディネーター・坂田夏水氏が監修した簡単でエコな壁紙を玄関と主寝室の2カ所に自分で張ることができる。駅前の工房で張り方などが学べるようになっている。

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「ものづくり工房」(壁紙張り体験ができるコーナー)

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甲斐氏(左)と坂田氏

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 同社が今回分譲する清水公園駅の一駅大宮寄りの七光台駅圏ではポラスが圧倒的人気を呼んだ「パレットコート七光台」がある。七光台のようなスピードで売れるかどうかは分からないが、同社は「ハンドメイドで作り上げていく」とコンセプトに掲げているように、販売スピードをあげるよりじっくりと年間40~50戸を販売していく戦略だろうと思う。

 パッシブデザインの街は年を経るごとに価値が高まっていくし、スローライフな生き方を希望するユーザーに訴求する売り方をするのではないか。数えてはいないが、各住戸の敷地には10本くらいの中木の若木が植えられていた。成木になるには10年掛かるのではないか。

 ひとつ、地元の野田市にいいたい。第1期分譲の街区に面した道路の街路樹にはクスが植えられていた。その樹形の悪さにびっくりした。まだ成木ではないが、将来が思いやられる。クスはこんもりとした見事な樹形に生長するが、ここの街路樹はチュッパチャプスの飴玉そのものだった。まったく思想がない。

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コンセプトハウス

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モデルハウス

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全国大会にも出場するという地元の中学校吹奏楽部の演奏

 

三井不動産レジ・大和ハウス工業 「アユモシティ」街びらきに2000人(2013/7/19)

街路樹が泣いている(8) 奇形ばかり海浜幕張・電柱そのもの府中街道の街路樹(2012/6/12)

全191戸が5カ月で完売した「パレットコート七光台」(2005/2/4)

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「ママトコ南浦和」完成予想図

 ポラスグループの中央グリーン開発は6月9日、「第8回地域住宅計画賞活動部門奨励賞」を受賞した「子育てママの理想の家をつくろう!」プロジェクトの設計基準を元に開発した新ブランド「子育てママの理想の家」シリーズ初の戸建分譲住宅「ママトコ南浦和」(全13戸)が好調なスタートを切ったと発表した。

 「子育てママの理想の家」設計基準は、一般の主婦(9人)が商品開発に取り組み、実際に建築・販売された4戸をワークショップを経て改良を加えたもの。6つの共通テーマ「家族で過ごす空間づくり」「子どもの育み」「家事ラク♪ママ楽♪」「スムーズな家事動線」「使いやすい収納」「安心・安全」で構成。子育てならではの細かな配慮や工夫が凝らされている。

 「ママトコ南浦和」は、JR京浜東北線・武蔵野線南浦和駅から徒歩18分、川口市小谷場字下谷に位置する全13棟。敷地面積は100.00~119.12㎡、建物面積93.98~102.26㎡、価格3,990万~4,630万円。5月中旬から販売開始し、1週間で半数以上の7戸を成約している。

 今後9月上旬に販売開始予定の「(仮称)パレットコート柏たなか未来区」(全53棟)の一部街区にも「子育てママの理想の家」を採用する予定。

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「ドマクロ収納」

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リビングを見渡せるキッチン

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「イズ・ステージ」外観

 積水ハウスは5月19日、基本性能を向上させ、ストック価値を高めた鉄骨戸建2階建てのモデルハウス新「イズ・シリーズ」を小田急線・新百合ヶ丘の住宅展示場で公開した。

 強くて美しい外壁「ダインコンクリート」と、防汚性能を高めた「タフクリア30-ハイブリット光触媒仕様」により従来15年だったメンテナンスサイクルを30年に伸ばした。また、進化したユニバーサルフレームシステムにより、陰影の深い外観シルエットと連続大開口や吹き抜け空間などを採用した「スローリビング」を提案。高断熱仕様でネット・ゼロ・エネルギー化を推進する高性能樹脂サッシも提案している。

 「イズ・シリーズ」は、発売から30年近く経過するロングセラー商品で、今回の進化型はコストアップ要因にもなるが、企業努力によって従来商品とそれほど価格はアップしないという。

 6寸勾配の大きな屋根が特徴の「IS STAGE(イズ・ステージ)」と、5寸勾配及びフラット屋根の「IS ROY+E(イズ・ロイエ)」で構成される。標準仕様で坪単価は62万円から。

 モデルハウスの延べ床面積は191.35㎡(57.88坪)。深い庇を持ち、1、2階ともフルフラットサッシを採用し、縁側やバルコニーに樹脂系のデッキを敷き詰めることで外部と内部の一体化を図っているのが特徴。

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「イズ・ロイエ」外観

◇       ◆     ◇

 まるでマジックショーを見るようだった。モデルハウスのエントランスの体験コーナーには「タフクリア30-ハイブリット光触媒仕様」の外壁タイルと一般的な外壁タイルが用意されていた。同社担当者がマジック(サインペン)でそれぞれに落書きでもするかのように着色した。一瞬だった。一般的なタイルはサインペンの青がそのまま付着したままなのに対して、前者のタイルはほんの1、2秒で色が消えた。驚いた記者は「これはマジックですか」と尋ねたら、担当者は笑って「マジックではありません」と答えた。

 「タフクリア30-ハイブリット光触媒仕様」は、このように太陽光に当てると発生する活性酸素が付着した汚れを分解するとともに、大気中の有害物質も分解する機能を持つという。

 また、太陽の紫外線による塗装の色褪せなどを抑制し、超親水性作用を持つため汚れが付きにくい優れた機能を持っているという。

 これまでもこの種の機能を持つ外壁材は同業他社やデベロッパーがマンションなどに採用していたが、これほどの性能を持つ外壁材を採用するのは同社が初めてだという。塗装剤に銀や銅の成分を5倍増量したという。

 「光触媒」を発見した東京理科大学長・藤嶋昭氏も今回の新商品の紹介ビデオにも登場した。藤嶋氏は毎年のように「ノーベル化学賞」候補に名が上がる方だ。

 記者はカタツムリの殻が汚れないという性質にヒントを得て「ナノ親水」の技術が開発されたのを思い出した。「光触媒」と「ナノ親水」はどう違うのか。積水は「光触媒は、汚れを分解するNOXやSOXを浄化する藻やカビを防ぐなどの分解作用も備えているという優れた点がある」としている。

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「ダインコンクリート」

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「グレースヴィラ越谷レイクタウン」

 ポラスグループのポラスタウン開発が分譲中の「グレースヴィラ越谷レイクタウン」を見学した。全戸150㎡以上の全31棟の環境共生プロジェクト」。

 物件は、JR武蔵野線越谷レイクタウン駅から徒歩17分、越谷市川柳町6丁目に位置する土地区画整理事業地内に位置する全31区画の規模。敷地面積は153.07~153.59㎡、建物面積は93.88~111.8㎡、価格は4,313万円~4502万円。建物は木造2階建(在来工法)、完成済み。施工はポラテック。昨秋に分譲開始し、これまで24戸が契約済み。

 パッシブデザイン手法を採用して国が定めた「認定低炭素住宅」を、「CASBEE」住まい(戸建て)では「Aランク」をそれぞれ取得しているのが特徴で、各住戸の商品企画にも細かな配慮がなされている。区画割は隣り合う住戸が見合いしないよう棟割りとせず、窓の位置をずらしている。門柱はLED照明を採用。ガーデニングの水栓も門柱に隠れるように設置している。

 そして何より大きな特徴は、同社ならではの1階天井高約2.7mの空間を生かすデザインとしていることだ。モデルハウスの一つ「木くばりの家」では構造材を現わし天井として採用。照明用の移動可能レールも設置している。もう一つのモデルハウス「ビルトインガレージ」では、リビングから愛車が眺められるようにし、その上部は多目的に利用できる空間を提案している。

 これらのプランはどこかで見たような気がしたら、やはりポラスの注文住宅「ポウハウス」のデザイナー百瀬修氏が担当したとのことだった。侘び寂びを採用したデザインの住宅もよかった。

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モデルハウス

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ビルトインガレージ付きモデルハウス

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門柱

ポラス、地震の揺れを動画で見る「倒壊シミュレーション」開発(2013/6/18)

ポラス 新越谷に2棟のモデルハウス 「音楽好き」と「くるま好き」を想定(2010/10/18)

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