RBA OFFICIAL
 
2024/04/07(日) 09:32

総合優勝戦 東急リバブルVS三菱地所 記者のどっちも〝勝って〟予想

 日本不動産野球連盟(Real Estate Baseball Association 略称:RBA、主催:第三企画)第35回大会総合優勝戦、水曜ブロック優勝チーム・東急リバブルVS日曜ブロック優勝チーム・三菱地所が4月14日(日)、東京ドームで20:50から行われる。東急リバブルは18年ぶり5度目の進出で、勝てば4度目の優勝、三菱地所は28年ぶり3度目の進出で、勝てば初優勝。記者のどっちも〝勝って〟予想。( )内の数字は記者のレーティング。

東急リバブル(92)-三菱地所(90)

 東急リバブルが優勢と見た。先発投手は「駒大時代は草野球しかやっていない」という新人エース井上。今季6試合全て先発し、一人で投げ切っている。6失点したが、自責点は2のみ。防御率は0点台。シーズン序盤では制球に苦しむ場面もあったが、しり上がりに調子を上げた。低めに変化球が決まればまず打たれない。宅建試験でも43点の高得点をマークした。

 大槻監督が「うちの35年の歴史の中で最強チーム」と豪語するように、打線も強力。1番の日大硬式野球出身の竹内(25)は、ブロック決勝戦で先頭打者本塁打を放つなど6試合で5発を放った。主砲の河野(42)は健在で、このほか奥富、濱、高岡ら中軸も長打力を秘め、下位の畑野、羽方らも上位につなげるバッティングをする。走力もある。

 不安を探せば、ブロックの試合時間は1時間30分、または7回戦で、総合優勝戦は2時間、または9回戦となるので、井上のスタミナがどうか。継投になったら誰が投げるのか。

 三菱地所の劣勢は否めない。プロ野球でいえば大谷選手と同じ、投打の要・社(33)が4月1日付で海外勤務に異動になったことを澤田監督は明らかにした。

 今季の社は、初戦の三井不動産レジデンシャル戦で5回9失点したが、次戦のタカラレーベン戦は7回を完封、自ら決勝打を放った。3戦目の優勝候補の筆頭・ケン・コーポレーション戦では2安打1失点完投。好投手・杉下も攻略した。4試合目の青山メインランド戦は海外旅行とかで欠場(代わって投げた大河原は6回3分の1を投げ5失点。ピンチを柴田が何とか抑えた)。準決勝戦では鹿島建設相手に、ボストンから帰ったばかりで時差ボケに苦しみながら粘投。5回を1失点に抑えた。決勝戦のケンコーポとの再戦では社-大河原-柴田がノーヒット・ノーランリレー。社は決勝の押し出し点を挙げ1-0の完封勝ち。

 その社が出場できないとなればだれが投げるのか。澤田監督は大河原が先発し、柴田につなぐとコメントしている。大河原は決勝戦の守備でも活躍した。抑えの柴田は早大野球部出身。楽天入りした早川と同期で、専ら抑えでリーグ優勝に導いた貢献者の一人。問題は大河原-柴田の継投が決まるかどうか。柴田は肩に爆弾を抱えており2回が限度。2回なら完璧に抑える力がある。それまで大河原が踏ん張れるか。ケンコーポ戦と同じように落ち着いて投げられるかどうか。

 打線は、RBA大会では精彩を欠いたが、チームの首位打者・横手が監督の期待に応えるか。東京建物から〝無償トレード〟で移籍した鑑定士・村部はヤジ将軍としてナインを鼓舞するか。

 番狂わせの可能性はないわけではないが…社がアメリカから急遽駆けつけ、試合をぶち壊す危険性もあるとみている。まあ、勝敗は二の次。記者も楽しみたい。

東急リバブル

出場回

試合

勝率

総合V

総合準

B優勝

B準V

4強

32

159

115

44

.723

3

1

5

3

2

 

 

 

東急リバブル(92)4-0リスト(92)
東急リバブル(92)8-0一条工務店(88⇒90)

東急リバブル(92)7-1積水ハウス京葉(87⇒90)

野村ソリューションズ2-5-東急リバブル

東急リバブル13-0長谷工グループ

東急リバブル5-3オープンハウス

大槻俊彦監督コメント 自分達のベストパフォーマンスを120%出し切る

3A5A8411rs.JPG.jpg

 コロナ休止3年間の苦しい時期を超えて、大会再開に尽力いただきました久米代表及び、第三企画スタッフの皆様、国交省他関係各社の皆々様に、改めまして心より感謝の意、僭越ながら御送り申し上げます。誠にありがとうございました。

 私の同年代世代(58歳)は、大会野球の試合のみならず、各社横の繋がりが深く強く育まれ、「業界の親睦と繁栄・発展」「働く人の健康・成長とその家族の幸せ」「国際親善への貢献」-この連盟活動三指針を体感しながらしっかりと根付き浸透して参りました。佳き経験をさせていただきましたこと、感謝しかございません。

微力ながら、この大会が、100年先まで続くよう、今度は私達世代が次世代にしっかりと伝承すべく、動いて参りたい所存です。

 コロナ明け35回大会におきましては、弊社野球部は、選手社員の頑張りはもちろんですが、運良く18年ぶり5回目の水曜リーグを制すことができました。

 三菱地所様とは、私がキャプテン捕手で挑みました第6回大会以来のお手合わせです。当時三菱地所様エース投手の松島さんの素晴らしい投球にてこずり、なかなか攻略できず2-2で迎ええた終盤にようやく突き放し4-2で勝利させていただいた記憶です。第6回大会の後は、三菱地所松島さんとバッテリーを組み、オーストラリア遠征で他社メンバー様と共に親交を深めることができました。

 捕手目線では「ミスをしないディフェンスがしっかりした真に強いチーム。やりづらい」という印象が根強く残ります。チームカラーは継承しますから、きっと14日対戦させていただくチームも、3人様の投手(質の高い投球をされると伺いました)を中心に素晴らしいチームだと察し、予測しながらゲームプランを構築しています。

 弊社東急リバブル野球部は、ここまで全員が漏れ欠かすことなく順調な調整が図れております。チームは、走攻守全てとても良い状態に仕上がり盤石です。選手社員には自分達のベストパフォーマンスを120%出し切る事に集中させます(相手ではなくまずは自分との闘い特化が重要)。その個々を和にまとめ、悔いなく全力で闘いたいと思います。

 特出したキーマンはおりません。試合スターターでないリザーブメンバー、マネージャー、また「応援の力は格別」という視点からは、スタンドのOBと、忙しい中観戦応援で足を御運びいただきます、大田社長及び社員皆様、その全員がキーマンです。

 頑張って努力した先に見える「頂」の幅広い景色は何にも変え難い!若い部員社員には、この機会を逃さずに自らの力で勝ち取り、見て感じてもらいたい!18年ぶり4回目の総合優勝!必ず獲ります!

三菱地所

出場回

試合

勝率

総合V

総合準

B優勝

B準V

4強

30

125

69

56

.552

 

2

3

1

4

 

 

 

ケン・コーポレーション(90)0-1三菱地所(90

三菱地所(90)3-1鹿島建設(91

三菱地所(90)7-6青山メインランド(86

ケン・コーポレーション1-4三菱地所

タカラレーベン0-2三菱地所

三井不動産レジデンシャル9-10三菱地所

澤田勇太監督コメント ベンチメンバーをフル活用し、総力戦だ

1 (3383).jpg

 練習試合も行い、チームとしての仕上がりは上々。エースで打線の主軸でもある社の穴(4/1から海外に転勤)は大きく、相手も強豪である為厳しい展開になると思うが、固い守備と細かく得点を積み重ねる攻撃で何とか食らいついていきたい。

 投手のキーマンは大河原。柴田への継投タイミングもポイント。打撃のキーマンは横手。打順的にもチャンスメイク・チャンスでの一打、両方に期待。

 守備のキーマンは大串。外野への飛球が多くなると予想する中で、両翼のカバーも含めた広い守備範囲に頼る場面が出てくるはず。

 ベンチメンバーをフル活用し、総力戦で何とか頑張りたいと思います。

勝って予想.png

 

第35回RBA総合決勝戦東急リバブルvs.三菱地所 4/14 20:50東京ドーム

 

 

 

ログイン

アカウントでログイン

ユーザ名 *
パスワード *
自動ログイン