RBA OFFICIAL
 

2015/10/22(木) 00:00

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先制のホームを踏んだ長谷川を迎えるエイブルベンチ

  1 2 3 4     合 計
東急リバブル        
エイブル        

 

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荒川直のタイムリーで3点目のホームを踏んだ田口(捕手は西澤)

 エイブルが完封勝ち。0-0の4回、1死2、3塁から二つの敵失と荒川弟の2点適時打でリードを奪い、田口が3安打完封勝ち。リバブルは3連投の猪股投手がよく踏ん張ったが、自らの失策をきっかけに失点、打線の援護もなかった。

 初 回、1死満塁のチャンスを併殺でつぶしたエイブルは4回、1死から7番長谷川が安打し2盗、3盗を決め、8番深谷は四球、9番田口はピッチャーゴロエラー で満塁。当たり屋1番坂木は大きく弾むセカンドゴロ(記録はエラー)で長谷川が生還。続く、2番荒川直がきれいに中堅前に返し、2者か生還した。

 先発の田口投手は制球に苦しみながらピンチをしのぎ3安打完封。

 リバブルは無念。4回の守りは3連投の猪股自身の失策でピンチを広げ、坂木の討ち取った当たりは大きくバウンドしホームは間に合わなかった。

 3回の2死2、3塁で主砲の河野が投手ゴロに倒れたのが惜しかった。

○堀内監督 今日は最初から田口に任せたのが正解だった。1点勝負だと思っていた。それぞれが自分の役割をよく考えるようになってきた。いいチームになってきた

○田口 調子は全然よくなかったが、後ろに斎藤がいてくれるので飛ばした

○春名淳一副社長 勝てるとは思っていなかった。ドームにはできるだけ動員をかけて全力で応援する

○ 深谷捕手 外のシュートがストライクになったので、勝負にいった。あれはボール(3回の2死2、3塁のピンチで、打者は河野。カウント2-0となったところで 敬遠かと思ったが、3球目がストライクとなり、4球目は内を攻めて投手ゴロに討ち取った。内角攻めは河野も予測していなかったはず。深谷は第13回大会の 決勝戦で旭化成ホームズと戦った扶桑レクセルの選手。本人から言われてびっくりした。当時は投手ではなかったか)

●大槻監督 悔しいね。エイブルさんのデータは全て入手していたのに…

●猪股 体が動かなかった(1死2、3塁で田口の投手ゴロをはじいた場面。なんでもないゴロだと思ったが、焦ったか、それとも疲労は極に達していたか)。今野さんは頑張った? 僕とひとつ違い(勝っていれば10年ぶりの今野との対決になっていたが)

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決勝進出を決めたエイブル(中央は田口投手) 

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途中から応援に駆け付けたエイブル・春名淳一副社長(阪神ファンだそうで、CSに2度行ったとか。弱い阪神などやめて強い自社のチームを応援してほしい。左は堀内監督)

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深谷

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猪股投手

2015/10/22(木) 00:00

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勝利した旭化成ホームズナイン

  1 2 3 4     合 計
野村不動産アーバンネット      
旭化成ホームズ      

 

 旭化成ホームズが逆転勝ち。3回同点に追いつき、4回は打撃好調の原田が勝ち越し2点打を放った。今野投手はほぼ完ぺきの投球で3安打1失点完投。野村アーバンは2回、PL学園出身の新人中川の安打と8番田中の適時打で先制したが、その後は抑えられた。三根が3回降板、塚本に交代した直後に逆転された。

 1点を追う旭化成は3回、この回先頭の1番原田が四球、続く木下が死球を選び、原田は3盗を決めた1死2、3塁から4番津久井の内野ゴロで原田が還り同点。4回にはこの回から登板した塚本を攻め、7番橋本が初安打を放つと9番池田が四球で出塁した1死2、3塁から原田が決勝の2点打を放った。5回には3番北寒寺が3塁打を放ち、敵失で生還して1点追加。

 今野は5回を3安打1失点完投。球数は75球。

 野村アーバンは完敗。2回、1死から新人中川が初安打を放ち、敵失を挟んだ2死2、3塁から8番田中の適時打で1点をもぎ取ったが、その後は抑えられた。連投の三根は3回で降板。

○山本監督 勝ててよかった。原田? 彼は毎試合、名古屋から来ている(この日は主砲松井ら若手が欠場。投手の平山がDHで出場するなど苦しい試合だったが、そつのなさは相変わらず)

○今野 スライダーが当たっちゃった(田中には簡単にカウント0-2に追い込んだが、3球目を打たれた)

○原田 名古屋勤務は今年で3年目(2盗、3盗を決め、チームの不動の1番打者)

○北寒寺 (あれはホームまで走らないと)そうですね(痛烈な左翼超えを放ったが、2塁を回ったあたりでスピードが衰え3塁止まり。失策も一つ。この10年で4つ目くらいか)

●三根監督 完敗。今日はきつかった

●中川 まあ、こんなもんです(今野の難しいスライダーをものの見事に捉えた。すごい選手だ)

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決勝打を放った原田

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さすがPL出身 野村アーバン中川 今野の難しいスライダーをものの見事にはじき返した

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先制打を放った田中を祝福する榎本英二専務

2015/10/21(水) 00:00

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決勝進出を決めたエイブル(中央は田口投手)

 東京ドーム決戦はエイブル-旭化成ホームズ-第27回RBA野球大会水曜ブロック準決勝戦2試合が10月21日、大宮健保グラウンドで行われ、3-0で東急リバブルに完封勝ちしたエイブルと、野村不動産アーバンネットを4-1の逆転で下した旭化成ホームズがそれぞれドームの切符を手にした。エイブルは参加5年目で初めて、旭化成は11年連続の決勝進出。( )内の数字は記者のレーティング。

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途中から応援に駆け付けたエイブル・春名淳一副社長(阪神ファンだそうで、CSに2度行ったとか。弱い阪神などやめて強い自社のチームを応援してほしい。左は堀内監督)

東急リバブル(84) 0-3 エイブル(85)

 エイブルが完封勝ち。0-0の4回、1死2、3塁から二つの敵失と荒川弟の2点適時打でリードを奪い、田口が3安打完封勝ち。リバブルは3連投の猪股投手がよく踏ん張ったが、自らの失策をきっかけに失点、打線の援護もなかった。

  1 2 3 4     合 計
東急リバブル        
エイブル        


 野村不動産アーバンネット(84) 1-4 旭化成ホームズ(92)

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決勝打を放った原田

 旭化成ホームズが逆転勝ち。1点を追う3回、2つの四死球と内野ゴロで同点に追いつき、4回は打撃好調の原田が勝ち越し2点打を放った。今野投手はほぼ完ぺきの投球で3安打1失点完投。野村アーバンは2回、PL学園出身の新人中川の安打と8番田中の適時打で先制したが、その後は抑えられた。三根が3回降板、塚本に交代した直後に逆転された。

  1 2 3 4     合 計
野村不動産アーバンネット      
旭化成ホームズ      

 

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さすがPL出身 野村アーバン中川 今野の難しいスライダーをものの見事にはじき返した

2015/10/20(火) 00:00

 明日(10月21日)はいよいよRBA野球大会水曜ブロックの準決勝戦。東急リバブル-エイブルは、リバブルが勝てば10年振り、エイブルが勝てば参加5年目で初のドーム進出が決定する。旭化成ホームズ-野村不動産アーバンネットは、旭化成が勝てば11年連続、野村が勝てば参加19年目にして初のドームが決まる。( )内の数字は記者のレーティング。

東急リバブル(84)-エイブル(85)

 互角。レーティング差は1のみ。やってみないと分からない。しかし、それでもエイブルが1ポイント上位とみたのは、投打とも安定した力が発揮できると見たからだ。投手は齊藤が先発し、ピンチを迎えると田口が登板して抑える図式、勝利の方程式が完成した。斎藤は力みなのかコントロールを乱す場面があるが、うしろがしっかりしているのだからもう少し大胆に攻めたい。

 打線も上げ潮だ。坂木が絶好調。1番の役割を十分果たしている。荒川兄、海野も毎試合のように安打を放っている。荒川弟に当たりが止まっているのが気がかりだが、そろそろ出るか。

 リバブルはベテラン猪股が復活。ここ2試合で10回3分の2を投げ、許した安打は2安打、自責点1の快投を演じた。抑えた相手が三井不動産リアルティとリストだけに価値がある。ストレートに威力が戻り変化球が生きてきた。明日も投げれば3連投。疲れが心配。藤巻の先発もあるか。

 打線は好調を維持している。主砲の河野が打てなくても他の選手がカバーし、少ないチャンスをものにする集中力がある。昨年はエイブルにサヨナラ負けを喫している。借りを返せるか。

野村不動産アーバンネット(84)-旭化成ホームズ(92)

 野村アーバンは先週、旭化成ホームズの次にレーティングが高い90の積水ハウス神奈川に快勝するなど驚天動地の快挙をやってのけた。レーティングを引き上げたいのだが、双方の彼我の戦力をどう分析してもこれ以上の点数をつけられない。よって据え置きとする。

 ただ、この2試合は完璧な内容だ。積水ハウス戦では若手の茂木が踏ん張れば、次の積水神奈川ではベテランの三根が快投。三根は試合後、「次は無理」と話したように、ここはまた茂木が先発か。隙のない旭化成打線にどう挑むか。落ち着いて投げれば最少失点に抑えられる。

 打線はどうか。これまたどう考えてもあの今野を攻略できるという解は見つからない。打てるとすれば塚本あたりか。それでも連打で得点は難しいので、機動力を生かしたい。それにはとにかく塁に出ることだが、これまた至難の業。おそらくチャンスは1度かせいぜい2度まで。それを生かせるか。どうせ打てないのなら、一発狙いもある。

 記者は判官びいきだから、今野攻略のヒントを一つ。今野はピンチを迎えるとえげつないシュートを投げる。これにどう対応するか。おまけにもう一つヒント。今野は高めのストレート、つまり疑似餌、吊り玉をよく投げる。これに引っかからないことだ。勝負球は間違いなく内外の変化球だ…こんなことを書いてど真ん中に投げられても記者は責任を取りません。

 旭化成ホームズは積水ハウス神奈川が敗退したことで、優勝を9分9厘手中に収めた。よほどのことがない限り、敗れる要素は見当たらない。

 その「よほど」だが、今野が風邪か食あたりで投げられなくなった場合だろうが、今野は過去10年間、一度もそんなアクシデントを起こしていない。自己管理がよくできているのだろう。「無事之名馬」という言葉がある。多少力が劣っていても無事なのが名馬だという意味だが、今野は力があってなおかつ無事。怪物だ。

 打線も茂木クラスなら2回り目あたりに攻略するか。松井が完全に主役の座に就いた。

 

2015/10/17(土) 00:00

 RBA野球大会水曜ブロックの9月17日付記事「ナイス横澤 敵も味方も思考停止させた大チョンボが明暗分ける」で、記者は次のように書いた。

 「昨日は、もう一つ不思議な判定があった。東急ホームズ-大和ハウス戦だったか、カウント3-2から投手が投げたボールはホームベースに当たり、大きく弾んでバックネットを越えた。この時点で、ボールデッドになったのだが、打者走者は1塁にとどめられた。

 記者は、暴投となった時点ではインプレーだから当然に2塁進塁が与えられるべきだと思う。野球ルールもその通りになっているはずだ。主審によると『ルールで決まっている』とのことだった。つまり、神宮外苑ではバックネットをボールが越えても進塁が許されないケースがあることを認識すべきだ。

 しかし、これも主審によって進塁が認められるかもしれないので、とにかく早合点しないで、主審や審判のジャッジが下るまでは全力でプレーすることをお勧めする」

 この記事に対して、水曜ブロック準々決勝戦が行われた10月14日、外苑審判倶楽部の方から「牧田さん、先日のこの記事、野球規則で決まっていることですよ」と、記者が書いた記事と野球規則を解説した本のコピーを手渡された。

 外苑審判の方から頂いた野球規則を解説した本のコピーには次のように記載されている。

 「(h)1個の塁が与えられる場合-打者に対する投手の投球、または投手板上から走者をアウトにしようと試みた送球が、スタンドまたはベンチに入った場合、競技場のフェンスまたはバックストップを超えるか、抜けた場合。この際はボールデッドとなる。」

 「(i)四球目、三振目の投球が、球審か捕手のマスクまたは用具に挟まって止まった場合、1個の塁が与えられる。

 ただし、打者の四球目、三振目の投球が(h)および(i)項規定の状態になっても、打者には一塁が与えられるにすぎない。」

 つまり、9月17日の東急ホームズ-大和ハウスの試合で審判が下した判定は野球規則にのっとった正しいものであり、記者が間違っていたことが分かった。

 ここに、外苑審判倶楽部と関係者の皆様にお詫びするとともに、この部分の記事を削除いたします。

 気をつけなければならないのは、三振目、四球目の球に捕手、または他の野手が触れてボールデッドになった場合は走者にも打者にも2個の進塁が認められるということだ。

 東急ホームズ-大和ハウスのときの捕手はたしかにボールに触れていなかった。捕手が下手ではなく(かといって上手でもなく)ボールがホームベースに当たって弾んだからだ。

2015/10/14(水) 00:00

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エイブル サヨナラの瞬間

  1 2 3 4     合 計
ミサワホーム東京 神奈川      
エイブル 3X      


 レーティングが84のミサワホーム東京神奈川と85のエイブル戦は、エイブル坂木がサヨナラ打を放ち3-2で逆転勝ち。斉藤-田口の継投も決まった。

 ミサワ東京神奈川は清水-大沼とつないで逃げ切りを図ったが、6回無死満塁の好機に1点も取れなかったのが響いた。主砲の鈴木は病み上がりで2三振。最終回は代打を送られた。

 2点が重くのしかかり後がなくなったエイブルは最終回、1死から5番海野、6番坂本が連打し、続く田中が四球を選び満塁としたあと、8番深谷の内野安打で1点を返した。ここで2塁走者の坂本は3塁オーバーランしてタッチアウト。2死になったが、9番長谷川の安打で満塁とし、1番坂木が1-2と追い込まれながら中堅前に安打してサヨナラ。

 2回の1死満塁、4回の2死満塁の好機を逸していたが、やっと3度目の正直となった。

 先発の斎藤は制球が定まらず2失点したが、2番手の田口がよくしのいだ。

 ミサワはあと一歩のところで勝ちを逃した。初回、安打で出塁した1番山田を3番石部が安打して1点。さらに3回には3四球の満塁から敵失で1点追加。3回まで無失点に抑えた清水から大沼へと逃げ切り態勢に入ったが、最後は落とし穴が待ち受けていた。

 6回、無死満塁から8番以下が凡退し1点も取れず突き放せなかったのが痛かった。

○坂木 打ったのはスライダー(初球、2球目ともストレートをコンパクトに振りファウル。3球目はボールで、4球目を見事にセンター返し。気迫がこもっており、打者の見本のような打撃だった。坂木は前試合でも3安打。打たれた大沼は真っ向勝負。責められない)

●ナイン うちのレーティング低すぎるんじゃないの(2-0でリードしていた場面。確かに強くなったが、あの無死満塁でどうして1点も取れないのか。スクイズはなかったのか。相手の田口は予選でも無死満塁のピンチをしのいでいる)

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サヨナラ打を放った坂木

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エイブル坂木

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堀内監督

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ミサワが敵失で1点追加した場面

2015/10/14(水) 00:00

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野村が6点目を挙げた場面

  1 2 3 4     合 計
積水ハウス神奈川      
野村不動産アーバンネット      

 

 水曜ブロックと日曜ブロック合わせ全59チームのレーティングがせいぜい20位くらいしかない野村不動産アーバンネットが、第2位の91積水ハウス神奈川を圧倒、7-3で快勝した。〝大ちゃん〟こと佐藤が初回に3ランを放ち、43歳三根が強打の積水打線を抑えた。積水神奈川は先発の八木が誤算。

 先のラグビーワールドカップでは世界ランキング3位の南アフリカを13位の日本代表が破り、日本中が沸きかえったが、今夏の野村の勝利はそれくらい衝撃的な、記者にとっては屈辱的な出来事となった。三根監督は「レーティングがおかしいんだよ」と平然と語った。

 野村は初回、先頭の折笠いか3者連続の四球と暴投で難なく1点先取。続くこの日は4番に座っていた佐藤が3ランを放ちこの回一挙4点を挙げ逆転。2回にも四球の2走者を置き、2番塚本が2点2塁打で突き放した。

 前試合で素晴らしい投球をした茂木はヒジ痛で登板回避。代わって登板した43歳の三根監督兼投手は5回を3失点。最後は塚本が投げた。

 積水神奈川は惨敗。初回は先頭の崎浜が安打し盗塁と内野ゴロで3進後、3番若佐の犠飛で1点を先取したまではよかったが、大量失点が堪えた。先発の八木は球威もコントロールもなかった。

○三根監督 レーティングの差なんかないと思っていた。俺、来週の水曜が誕生日。次投げられるか? 無理、無理(さすが大昭和製紙(白老)時代、あの興南高校出身の我喜屋監督時代に活躍しただけのことはある。三根の先発は全然読めなかった)

○木内応援団長らナイン どうせ大番狂わせなどと書くんでしょ。そうじゃないんだよ。これがうちの実力、実力。ベスト4まで進んだことないけど(…)

○マネージャー 大ちゃんが3ラン(佐藤の愛称が大ちゃんなんて全然知らなかった。佐藤はかつてチームの1番打者として孤軍奮闘。首位打者を獲得した年もあったのではないか。最近は衰えたと思っていたが、こんな大試合で本塁打を放つのはさすが)

●若佐 完敗です。完全に力負け。工藤? 仕事

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〝これが俺たちの実力なんだよ〟佐藤(左)と三根監督

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〝誰だ、負けたら廃部などと言ったのは〟がっくりする積水ナイン

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土下座して自己批判する積水の選手

2015/10/14(水) 00:00

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リバブルが逆転した場面

  1 2 3 4     合 計
東急リバブル        
リスト        

 リバブル猪股 またまた快投 5回3分の2をノーヒット自責ゼロ

 古豪同士の東急リバブル-リストは、リバブルの記者と同名の長谷川〝司〟ちゃんの走者一掃の3点2塁打をきっかけに4-3で逆転勝ち。1回途中から登板した猪股が前試合に続き好投。リストを1失点に抑えた。

 長谷川司ちゃんは身長が160センチ台の小兵だが、同点打は見事なセンター返しだった。

 リストは新エース横溝が欠場。前エースの舟山が4回突如崩れ、2番手の磯部も四球を連発して踏ん張れなかった。

 3点を追うリバブルは4回、この回先頭の5番古屋が左翼前に快打を放つと俄然ムードが盛り上がり、続く山口が四球でチャンスをつくり、7番横田は倒れたが、8番西沢が粘りに粘り四球で満塁と好機を広げ、前打席で三振に倒れ監督の信頼を失う危機に立たされた9番長谷川が左中間を破る走者一掃の2塁打で同点。

 ここでたまらず先発の舟山を諦めたリスト倉持監督は2番手の磯部をマウンドへ。しかし、磯部はまったくコントロールがきかず3者連続四球を与え、3塁走者の長谷川が小躍りして逆転のホームを踏んだ。

 リバブル先発の藤巻は制球が定まらず1失点し、さらに満塁のピンチを迎えると、大槻監督は猪股に交代。猪股はピンチをよくしのぎ5回3分の2を投げノーヒット自責点ゼロに抑えた。

 リスト舟山は体調が万全でないようで、4回に突如崩れた。

○大槻監督 こういうゲームはうちにあっている。ヒットがうてなくてどうやって点を取るか、これをテーマに戦ってきた。長谷川は前の回に三振したが、もう一度チャンスを与えようと決断した。投手交代も非情だったが、あそこで代えないと試合が壊れていたかもしれない

○長谷川司 (私の名前を憶えてくれていますか)もちろん(嬉しいことを言ってくれるではないか。最初に会ったのは昨年か2年前だったか。大槻監督には「司さんを出してやって」とお願いした)

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同点の2塁打を放った長谷川

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長谷川「司」ちゃん

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試合後、倉持監督の話を聞くリストナイン

 

2015/10/14(水) 00:00

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〝おい、おい、おい、俺らは2軍じゃないぞ〟旭化成のやっとナイン

  1 2 3 4     合 計
旭化成ホームズ       13
ナイス      

旭化成 63歳の堀井 RBA最年長安打記録になるか

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堀井

 王者・旭化成ホームズとナイスの戦いは、旭化成の山本監督、エース今野、チームリーダー北寒寺ら主力メンバーが本業の「全国表彰式」に出席するため欠場したにも関わらず、13-0で圧勝。選手が足りず駆り出された63歳の元監督・堀井が中堅前強襲の2塁打を放ち打点1をあげた。

 これほどの高年齢の選手が安打を放った記録はなく、球史に残る偉業を達成した。山本監督に代わって采配を揮った木下は、自ら満塁に3球三振した以外は全てサイン通りに成功したという。2番手平山が完封。

 全国表彰対象者は約1,100名で表彰社員は約180名。同社チームからは毎年のように数人が選ばれており、昨年は女性マネージャーも参加している。〝仕事も野球も〟を実践するRBAが誇れる優等生揃いだ。

 ナイスはエース正木が肩痛で投げられる状態ではなかった。有力新人は宅建試験の直前で欠場したのも痛かった。

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〝肩が痛いんだょ、中1週じゃきつい〟正木

 旭化成は初回、先頭の原田が安打、2番木下は倒れたが3番久保田が四球、5番松井の内野ゴロは野選となりまず1点。その後も2つの四球と相手の拙守で2点を追加。さらに9番青木快の2点適時打と1番原田の3ランでこの回一挙8点を挙げ試合を決めた。

 63歳堀井は6回無死1塁、6番福田の代打として登場。8球粘ったカウント3-2から痛烈なセンター前安打を中堅手が後逸(記者は見ていないが記録は2塁打らしい)する間に走者の津久井を迎え入れ打点1。堀井はその後ホームを踏み得点も記録。最終回はレフトを守り、守備機会はなかったそうだ。原田と青木快が3安打猛打賞

 平山は3安打完封、5つの三振を奪った。

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木下(三振はしたが2安打)

○木下 僕がチャンスに3球三振した以外はサインもよく決まった(堀井の記録を演出する采配は見事。試合後は山本監督かどうか分からないが携帯で勝利の報告をしていた)

○堀井 いい当たりだった。これ、もう破られない記録でしょ(水曜には60歳のみずほ信不動産販売の中村監督が、日曜には67歳の明和地所・藤縄顧問がいるが、果たしてどうか。堀井の記録は永遠に残るかもしれない)

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猛打賞の青木快

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〝どうだ、これで完全に1番打者として定着だ〟3ランを放った原田

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〝俺だって他のチームなら不動のエースだ〟平山

2015/10/10(土) 00:00

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〝勝てばいいんだ〟3失点のナイス正木

  1 2 3 4     合 計
東急ホームズ      
ナイス      

  
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横澤(左)と村尾(今季はこの2人の調子がいい)

 ナイスが快勝。主砲村尾が3ランを放ち、3番横澤が3塁打と2塁打を放つ活躍。正木投手が3失点に踏ん張った。新人5人のうち4人は宅建直前で欠場。初陣東急ホームズは惜敗。〝口撃〟隊長の8番稲木が2安打を放ったが、得点に結びつかなかった。

 1点先取されたナイスは2回、この回先頭の5番芦沢が安打し、敵失で同点。さらにリードを許した3回には2番佐藤が四球で出塁、続く横澤の2塁打で同点とし、4番の村尾が2ランして逆転。4回にも敵失で1点を追加した。エース正木が完投。

 東急ホームズは小刻みに加点したが及ばず。初回は先頭の保田が安打と盗塁、暴投で先取。3回には安田の2塁打と四球、4番佐藤の安打で満塁と攻め立て、6番本多の押し出しで1点リード。最終回には敵失で1点を返したがそこまで。

○城戸監督 来週は宅建の直前。5人の新人のうち4人は出ることができない

○横澤 今日は2塁打と3塁打。サイクル狙うぞ(その後は凡退。芦沢もそうだがメタボを何とかしないと絶対無理だろう)

○芦沢 (横澤の当たりは本来は本塁打と3塁打。走れないからサイクルは無理無理(本人はホームランの当たりでもせいぜい2塁まで)

○中家 宅建? 取得していますよ(新人らしく初々しい顔もきりりとしていた)

●稲木 負けた気がせんな、相手も勝った気がせんのじゃないか(放った安打はナイスが6本、東急が5本。うち2本が稲木。決定的に違うのは足。稲木が48、捕手の田口が50歳。相手の横澤も芦沢も同じくらい遅いが、あとはみんな若い)

●スコアラー 一人2点だ! (試合途中で檄。つまり2×9=18点取れと言うこと。稲木以上に過激。本業でもこうやって、営業の尻を叩いているんじゃないか)

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ナイス中家(新人の皆さん、不動産業界に就職するなら大学3年、4年のうちに宅建の資格くらい取らないと。民法は難しいが、宅建業法と建基法、都市計画法などはそんなに難しくない。70点でいいんだ)

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〝俺は口だけじゃないぞ!2安打だぞ〟稲木

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左から50歳田口、スコアラー氏、48歳の稲木(スコアラー氏のスコアはほぼ完璧)

2015/10/10(土) 00:00

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生還した松井を迎える山本監督(左)ら旭化成ホームズナイン

  1 2 3 4     合 計
旭化成ホームズ        
オープンハウス        

 

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〝俺は目をつぶってたってストライクが取れるんだ〟今野

 旭化成ホームズが快勝。2回、先頭の松井の2塁打をきっかけに1点先制。4回には1死から2連続敵失などで一挙6点を奪った。エース今野は今季一番 の出来 で、相手打線を翻弄。オープンハウス川崎は1点も与えられないプレッシャーに押しつぶされた。許した安打は3本、自責点は1のみだった。

 旭化成は2回、この回先頭の4番松井が2塁打、5番佐藤が倒れたあと6番久保田、7番原田が四死球で満塁とし、8番津久井のピッチャーゴロで1点先制。追加点が欲しい4回には1死から2つの敵失と原田の四球で満塁と攻め立て、暴投と野選、9番池田の2塁打、1番橋本の適時打などで一挙6点を奪い試合を決めた。

 先発の今野は4回投げ内野安打のみの1安打に抑えた。5回は原田が投げた模様で、1安打と四球で満塁のピンチをつくったが最後は三振に切って取った。

 オープンハウス川崎は、1点も許せないプレッシャーからか2回は2つの四死球を与え満塁としたのが痛かった。4回は緊張の糸が切れた。自責点は1のみ。野手が足を引っ張った。放った安打は3回の8番光永の内野安打と5回の6番光永の安打のみ。4回は4番謝敷、5番隅田が今野の厳しい攻めに連続三振。力の違いを見せ付けられた。

○山本監督 (積水ハウスのエース秋山は投げられないですよ)そうですか、ウフフフ(まるで関心なさそう)

●佐藤監督 三振を奪いにきているのが分かった(謝敷と隅田が三振した場面を振り返り)

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川崎を攻略するきっかけとなる2塁打を放った松井

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孤立無援のオープンハウス川崎

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〝うーん、上がらんな〟今野から凡ゴロに討ち取られた謝敷

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謝敷のお子さん

2015/10/09(金) 00:00

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ミサワホーム東京神奈川ナイン

  1 2 3 4     合 計
スターツ  
ミサワホーム東京神奈川 1x   1

(延長サドンデス)

 ミサワホーム東京神奈川が延長サドンデスを制しサヨナラ勝ち。清水-大沼の継投で完封した。最後は石部が死球を選んだ。スターツ井原は無念。打線が援護できなかった。

 7回までミサワの放った安打は5安打、喫した三振は7個、スターツは3安打、5三振。両チームの投手の好投で決着がつかず延長戦へ。スターツは2人の打者とも三振し、その裏、石部が死球を選んでサヨナラ。

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ミサワ清水

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スターツ井原

2015/10/09(金) 00:00

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エイブル斎藤(左)と田口

  1 2 3 4     合 計
エイブル      
ミサワホーム東京      

 

 エイブルが接戦を制した。斎藤-田口の継投が決まった。坂木が3安打猛打賞。荒川兄が先制のホームを踏んだ。ミサワはエース古市が不調。ストレートが走っていなかった。打線も2安打に抑えられた。

 エイブルは2回、この回先頭の4番荒川卓が安打した2死後、7番田口の適時打で1点先制。同点の3回には、2番坂木の安打と荒川卓の左翼飛が敵失となり荒川も還って2点。

 先発の斎藤が2失点した後は田口が締めた。

 ミサワ東京は2回、この回先頭の井町が安打し盗塁、内野ゴロと敵失で同点に追いつき、3回には井町の2塁打で1点差と追い上げたがそこまで。

 昨年大活躍した高橋は8番に降格され、2三振。

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エイブルが先制した場面

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荒川卓(左)と坂木

2015/10/09(金) 00:00

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岩佐も怪物だ

  1 2 3 4     合 計
積水ハウス神奈川             12
オークラヤ住宅            

(1時間30分時間切れ)

  積水ハウス神奈川が3回までに大量12点を奪い圧勝。4本のホームランを放った。ただ、エース秋山は肩痛が再発したようで3回途中で降板。5失点。次戦の登板は絶望的。オークラヤは丸山、小森が火だるま。相手が悪かった。

  積水神奈川は初回、先頭の崎浜が内野安打、続く石田が四球で出塁したあと3番岩佐が3ラン。その後も敵失と四球を絡め5番小松崎の3塁打、6番小林の適時打などでこの会5点奪取。2回には岩佐の2打席連続本塁打と5番斎藤、小松原の連続2塁打などで3点追加。3回にも2番石田の本塁打などで4点を加点。岩佐は猛打賞。

  先発のエース秋山は球威、制球力ともになく、3回途中で降板。4安打7四球5失点。最後は岩佐が抑えた。

  オークラヤは2回と3回で5点を返したが焼け石に水。

○石田ら 今季は45試合やって44勝1敗。負けたのは旭化成戦だけ。あの時は最悪だった。負けて悔しくて、沖縄に観光を兼ねた1泊の合宿を張った。打線は〝ヤバイ〟(危ないという意味ではないらしい)。旭化成を特別意識しているわけではないが、優勝できなかったら廃部する(大丈夫か、そんなこと言って。挑発するつもりだろうが、返り血を浴びるのではないか。戦力は旭化成のほうが上だと思う。積水神奈川は守備と投手に不安あり)

○岩佐 2打席連続ですよ、本塁打。秋山? 今度は3番手の工藤が投げる

○斎藤 今日も打ちましたよ2本(足はないと思っていたが、2盗、3盗)。ほら、見て。みんなナイキ。僕、ナイキのスポンサーが付いているんですよ。

○小林 相澤さんは元気? 大坪はよく活躍しているようだけど(慶大で大坪と同期。小林は学生コーチ) 

●小森 相手の打撃はすごい

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2回3失点して引き上げる秋山(右)

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小林

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化け物の斎藤(しゃべることも普通じゃない)

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オークラヤ住宅の女性応援団

 

 

 

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