ケイアイスター相手に7回15個の三振を奪ったオープンハウス川崎(大会記録は16個)
旭化成・今野、オープンハウス・川崎の明大卒の投手が大活躍-第27回RBA野球大会水曜ブロック予選3回戦が7月15日、神宮外苑軟式野球場で8試合が行われ、旭化成ホームズ今野投手が初陣・積水ハウス神奈川に最終回追い上げられはしたものの頭脳的なピッチングで王者の貫録を示した。オープンハウス川崎投手は大会記録に1個及ばなかったが、ケイアイスター不動産相手に15個の三振を奪った。試合はサドンデスで今野が決勝打を放った。明大の先輩後輩が存在感を示した。
強豪同士の対決となったリスト-住林は住林がコールド勝ち。中宇祢-石井の継投もズバリ。三井リアルはミサワ神奈川に苦戦しながらも逆転サヨナラ勝ち。東急リバブルは野村不動産アーバンネットを振り切った。猪股が好投した。
住友不動産販売-積水ハウスは、積水が最終回10点を奪い逆転勝ち。真田が満塁弾を放った。住友不販のエース伊藤はバテたのか最後に崩れた。伊藤忠ハウジングは三菱UFJに大勝、長谷工グループも中央ビル管理に快勝した。( )内は記者のレーティング。
旭化成ホームズ今野から打点を挙げた新怪物、積水神奈川の斉藤
リスト(87) 1-7 住友林業(81⇒80)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
リスト | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | ||||
住友林業 | 1 | 0 | 5 | 0 | 1x | 7 |
住林がコールド勝ち。3回、制球に苦しむリスト舟山を攻め、3つの四球に4安打を集中し一挙5点を奪った。中宇祢-石井の継投も決まった。リストは舟山の不調がすべて。杉山の久々の一発も空砲。
ミサワホーム東京神奈川(83)6-7 三井不動産リアルティ(85⇒87)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
ミサワホーム東京 神奈川 | 0 | 0 | 4 | 0 | 2 | 6 | ||||
三井不動産リアルティ | 3 | 0 | 2 | 0 | 2x | 7 |
2転、3転のシーソーゲームは結局三井リアルがサヨナラ勝ち。松浦投手は制球がいま一つだった。ミサワ神奈川は2度逆転し粘りを見せたが、最後は逆転を許した。
中央ビル管理(68⇒67) 1-5 長谷工グループ(73⇒76)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
中央ビル管理 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | ||
長谷工グループ | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 | 1 | X | 5 |
格上長谷工が快勝。後藤が決勝打を放ち、原が2ランを放った。梅垣投手も好投した。中央ビル開発は清川投手が踏ん張ったが、及ばず。安打は6本放ったがつながらなかった。
三菱UFJ不動産販売(69⇒71) 0-14 伊藤忠ハウジング(84⇒85)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
三菱UFJ不動産販売 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||
伊藤忠ハウジング | 12 | 1 | 1 | 0 | X | 14 |
伊藤忠打線が爆発。初回12点で試合を決めた。小出が好投。川岸、大倉が本塁打を放った。三菱UFJは1安打に抑えられた。
旭化成ホームズ(92) 4-3 積水ハウス神奈川(83⇒88)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
旭化成ホームズ | 1 | 0 | 1 | 0 | 2 | 4 | ||||
積水ハウス神奈川 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 3 |
旭化成ホームズが接戦を制した。エース今野は最終回に2失点したが、強打の積水ハウス神奈川打線を抑えた。最終回、木下が効果的な2点打を放った。積水神奈川は健闘及ばず。斉藤が最終回、意地の適時打を放った。
オープンハウス(90⇒87) 4-0 ケイアイスター不動産(82⇒83)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
オープンハウス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 4 | |
ケイアイスター不動産 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
(延長サドンデス)
オープンハウス川崎が奪三振の大会新記録16個にあと1個にせまる15個の三振を奪った。サドンデスでは今野が決勝打を放った。ケイアイスター不動産は、川崎相手では勝てないと読んだのか、主力を不動産健保大会に出場させたため2軍ばかり、それでも42歳渡部が7回まで無失点に抑えた。惜敗。、
東急リバブル(79⇒80) 8-4 野村不動産アーバンネット(79⇒81)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
東急リバブル | 0 | 0 | 3 | 2 | 3 | 8 | ||||
野村不動産アーバンネット | 0 | 2 | 0 | 2 | 0 | 4 |
東急リバブルが逃げ切り。かつての大投手、猪股が緩急を使い好投。札ノ辻、尾形、西沢が本塁打を放った。野村アーバンはエース茂木が登板回避。塚本-岩崎とつなぎ、打線も粘ったが及ばず。
積水ハウス(76) 14-5 住友不動産販売(83)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
積水ハウス | 0 | 2 | 2 | 0 | 0 | 10 | 14 | |||
住友不動産販売 | 3 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 5 |
積水ハウスが最終回、一挙10点を奪い逆転勝ち。真田が満塁弾を放った。住友不販は5回、増田の2ランで逆転に成功したが、そのあとすぐにエース伊藤が崩れた。
野村アーバン野口の安打で生還した丹羽(捕手はリバブル西沢)
第27回RBA野球大会水曜ブロック予選3回戦の記者の〝勝って〟予想。( )内は記者のレーティング。
リスト(87)-住友林業(81⇒80)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
リスト | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
住友林業 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
リストが優勢。リストはこれまで対戦相手に恵まれてきたが、ここは古豪対決。かつての住林だったら接戦だろうが、住林は戦力が年々下降。ここは石井が踏ん張らないと大敗もある。石井はしばらく投げていないから肩の調子がよければ最少失点に抑えるか。
ミサワホーム東京神奈川(83)-三井不動産リアルティ(85⇒87)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
ミサワホーム東京 神奈川 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
三井不動産リアルティ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
好勝負必至だが、三井リアルが優勢と見た。三井リアル松浦投手は只者ではない。ミサワ神奈川打線ならほぼ完璧に抑えるはず。ミサワ神奈川は清水の肩次第。頭脳的なピッチングで打たせて取る戦法。野手はしっかり守りたい。
中央ビル管理(68⇒67)-長谷工グループ(73⇒76)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
中央ビル管理 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
長谷工グループ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
長谷工が元気。ここも突破しそう。梅垣の調子がよさそう。後藤もいい。大谷は奥さんが元気。中央ビル管理は投げる投手がいない。
三菱UFJ不動産販売(69⇒71)-伊藤忠ハウジング(84⇒85)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
三菱UFJ不動産販売 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
伊藤忠ハウジング | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
三菱UFJはチームが若返りいつになく元気だが、ここは相手が悪い。伊藤忠はだれが投げても最少失点に抑える力がある。ここは必勝態勢で渡辺が先発か。打線は大倉がいまひとつ目立っていないのが懸念材料。
旭化成ホームズ(92)-積水ハウス神奈川(83⇒88)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
旭化成ホームズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
積水ハウス神奈川 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
予選トーナメント最大の注目カード。入場料を取っても客が入るのではないか。無敵の王者・旭化成ホームズに初陣の積水神奈川がどう挑むか。レーティングは、90のケンコーポの次ぎで、87の三井リアルより上と見て88に引き上げたが、記者の付与能力も試される。この試合結果で優勝戦線が見えてくる。
旭化成は今野が投げるのか、様子見でまた平山か。山本監督は強さを見せ付ける戦法に出るはず。今野の先発だろう。積水神奈川は誰が投げるのか。左のエース秋山が登板するのか。積水京葉の生田クラスだと旭化成も攻略に苦労するはずだ。今野-斉藤の対決はあるのか。
オープンハウス(90⇒87)-ケイアイスター不動産(82⇒83)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
オープンハウス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
ケイアイスター不動産 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
オープンハウスが優勢と見たが、旭化成相手に川崎も謝敷も欠場するようでは負け癖をつけるようなもの。格下げ。ケイアイスターは当たって砕けろだ。川崎が投げれば打てないだろうが、浅見はオープン打線なら最少失点に抑えるはず。
東急リバブル(79⇒80)-野村不動産アーバンネット(79⇒81)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
東急リバブル | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
野村不動産アーバンネット | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
流通会社同士の激突。レーティング差はわずか1点。練習試合でも勝っている野村アーバンを上位に見たが、ここは互角。リバブルは過去2戦、相手に恵まれたとはいえ打線が爆発。ムードがいい。野村アーバンも住友不販に逆転勝ちしており、上げ潮ムード。ベンチの応援合戦も見もの。双方の過激な応援に冷静に対応できたチームが勝つと見た。
積水ハウス(76)-住友不動産販売(83)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
積水ハウス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
住友不動産販売 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
レーティングにやや差があるが、住友不販は弱さも同居するチーム。エース伊藤が欠場するようだと危ない。積水はあとがなくなった。前試合で雨中で投げた投手は制球に課題があるが、球威があった。
サヨナラ2ランを放った加藤(中央)を迎える青山メインのナイン
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
ポラス | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | ||
青山メインランド | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2x | 2 |
ポラス折笠 1死2塁から痛恨の被弾
被弾しマウンドで大の字になる折笠
心配した娘さんが駆け寄ったシーン
それでもしばらく立ち上がれなかった折笠(勝者と敗者を分けるこんなシーンを見るのは記者もつらい)
青山メインランドが新人加藤の起死回生の逆転サヨナラ2ランで決勝T進出へ望みをつないだ。下手投げの小松崎投手が味方のエラーによる1失点のみに抑えた。ポラスは左腕折笠が気迫のピッチングで青山を7回1死まで1安打6三振の投球を見せたが、痛恨の1球に泣いた。
0-1と完璧に折笠に抑えられていた青山メインは最終回、この回先頭の4番北野が死球で出塁、続く石井のファーストゴロで代走が2進したあと、6番加藤が中堅超え本塁打を放ちサヨナラ。
小松崎投手は初回、味方の失策により1失点したが、その後は四球と失策による走者を2人出したのみの好投。
ポラスはあと一歩で勝利を逃した。初回、先頭の荒川が安打で出塁。2番田中は三振したが、3番大川が四球を選び、1、2塁としたあと、4番成田のショートゴロエラーで荒川が生還。その後は小松崎に抑えられた。
折笠投手は最初から飛ばし、威力のあるストレートにカーブ、スライダーをコーナーに決め完璧に抑えたが、最後は魅入られたように2ランを浴びた。先頭打者の北野を1-2に追い込んだあとの4球目のカーブが曲がりすぎて死球となったのが悔やまれる。外のカーブ、スライダーかストレートで三振を奪えたのではなかったか。加藤の初球ストレートも疑問が残る。相手はストレートしか待っていなかったのではないか。
〇加藤 新人です。浅草生まれ。高校も大学も普通。風? 関係ない(ホームプレートからセンター方向に風が吹いていた)
〇小松崎 初回以外よかったが、こんなもんじゃない。半分くらいの力。ケンとタイセイに照準を合わせている
●折笠 死球の場面は、内のカーブをみせて、外で勝負するつもりだった。悔しい(声を絞り出した)
サヨナラの場面
加藤
3ランを放った羽中田を迎えるケンコーポナイン
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
旭化成リフォーム | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
ケンコーポレーション | 0 | 0 | 2 | 0 | 3 | X | 5 |
旭化成リフォーム 風間投手 ともに2死から被弾
旭化成リフォーム 風間
ケン・コーポレーションが4番羽中田の効果的な2本の本塁打で快勝。羽中田は3回、2死から2ラン、5回も2死から3ランを放ち、全打点を挙げた。旭化成リフォームは5安打を放ったが、ケンコーポ小笠原に要所を締められた。主砲の金田は所用で欠場。
ケンコーポは3回、2死から3番土田が中堅越え3塁打を放ち、続く羽中田がカウント3-2から見事な左翼超え本塁打。追加点が欲しい5回には、2死から2番矢澤が安打し、土田が四球をえらんだあと、羽中田が今度は中堅超え3ラン。
小笠原投手は5安打を許したが、ここぞという場面では相手を牛耳った。
旭化成リフォームは風間投手が力で押したが、羽中田の2発に泣いた。許した安打は羽中田の2本塁打を含め4本だった。羽中田の後ろを打つ5番小笠原との勝負はなかったか。1番小田を完璧に抑えていただけに悔やまれる。
3回、1死から9番西井が歩き、1番水島の犠打で2進し、2番土屋の安打で西井が生還できなかったのが痛かった(記者は見ていなかったが、ケンの守りがよかったということか)。
●ナイン 西井? …(期待の新人をどうして投げさせないのか、投げられないのか不明)
3-2からストレートを完璧に捕えた羽中田(捕手は土屋)
羽中田(小笠原のリードで疲れているはずなのに)
小笠原(憎たらしいほど余裕があった。相手は小笠原と羽中田がパニックになる攻撃をみせないと勝てない)
先制点を挙げ沸くサンフロベンチ
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
三井不動産レジデンシャル | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | ||
サンフロンティア不動産 | 0 | 2 | 1 | 0 | 1 | 1 | X | 5 |
三井不動産レジデンシャルは予選敗退
三井レジ 内山
サンフロンティア不動産が9本の長短打で快勝。先制-中押し-ダメ押しの理想的な攻めを見せた。末次-内村の中大コンビが機能し、先発の鳥村を継いだ二宮が5回、6回を完ぺきに締めた。三井不動産レジデンシャルは予選敗退。
サンフロは2回、この回先頭の4番内村が三井内山投手から中堅越え2塁打、続く今田は四球、6番平井が併殺で2死となったが、7番鳥村が敵失で生き、8番松尾が右中間3塁打を放ち2点先取。
3回には1番小林が死球で出塁した後、2番荻野、3番末次の連打で1点。4回にも荻野、内村の2塁打で1点を加点した。
先発の鳥村は4回に3安打を許し1失点。5回から満を持して登板した46歳の元いすゞの二宮監督が2イニング6者を全て内野ゴロに討ち取り、完璧に抑えた。6回には下位打線に2安打されたが、最後は三振を奪った。
三井レジは4回、この回先頭の4番小平田が安打し、6番佐藤の内野安打と8番山本の安打で1点を返し反撃したが、ここまで。5回以降は二宮に子ども扱いされた。
〇二宮監督 (記者に)メタボで投げられないと言われたので、投げられるところを見せないと。ストライクはいつでも取れる(2イニングをピシャリ。最後の2安打はよく分からない。46歳の歳のせいにするのか)
●内山 相手はみんなよく打つ
先制打を放った松尾
サンフロ 末次(この日は3-11打点。内村の6年先輩の30歳)
サンフロ 内村(この日は3-2、2塁打2本、1打点)
〝ストライクはいつでも取れる〟スピードはないが、切れ刃抜群 二宮
サヨナラに沸くミサワナイン
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
鹿島建設 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 4 | 6 | |||
ミサワホーム | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 4x | 7 |
鹿島 最終回に逆転もつかの間 最後は勝利ポロリ
鹿島 仲田投手
20歳代が一人もいないミサワホームが最終回、2死から3点差を跳ね返し逆転サヨナラ勝ち。最後は相手の落球で勝ちが転がり込んできた。2年振り決勝T進出を決めた。川口が粘投した。鹿島はまさかの逆転負け。決勝T進出をかけて三井不動産と戦う。
3点を追うミサワは最終回、この回先頭の5番繁田が四球、続く岡村、渡辺が倒れ2死となったが、これから大逆転劇が始まった。8番尼子が四球、9番副島が右翼前安打で満塁。1番小尾が四球で押し出しで1点。2番の山口のとき暴投でその差2点に。山口はセカンドフライで万事休すと思われたが、鹿島・田中が落球。この間に副島に続き小尾も還りサヨナラ勝ち。
住林の主砲だった遠藤も3回に適時2塁打を放ち存在感を示した。川口-小尾の30歳バッテリーもよく踏ん張った。川口の6回の自責点はゼロ。
鹿島はまさかの逆転サヨナラ負け。2回に5番上野、6番福本の連打などで2点を先制。1点を追う6回には、敵失から同点に追いつき、7番仲田、1番谷中の適時打で4点を挙げリードしたが、その裏逆転を許した。
〇塩島監督 大野も中村も欠場(試合前は苦戦を覚悟していたようだ)
●福本監督 次は三井さん。戦いたくなかった(これまでの戦績は劣勢)
●田中 ぼくの落球。もう引退だ(しょげかえっていたが、借りを返すまで引退してはいけない)
ミサワ 川口投手
ラッキーボーイとなった山口(左)と主砲の遠藤
最終回、適時打を放った仲田
仲田に続き2点適時打を放った谷中
近藤の適時打で生還した貞池を迎えるタイセイナイン
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
タイセイ・ハウジー | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 | 4 | ||
トーシンパートナーズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 |
トーシン 急きょ先発 塚越 タイセイ 両千葉が絶賛
トーシン塚越
タイセイ・ハウジーが逃げ切り。9番近藤が決勝打を放った。貞池-高橋の継投も決まった。トーシンは急きょ先発した本来は抑えの塚越が踏ん張り、ピンチに猪俣につないだが、猪俣が決勝打を許した。
0-0で迎えた5回、タイセイはこの回先頭の千葉英がチーム初安打を放ち、7番貞池の安打と四球で1死満塁の好機をつくり、9番近藤が先発の塚越からここで代わった猪俣のストレートを見事にセンターにはじき返し2点。さらに1番花井の適時打で加点した。6回にも敵失から6番千葉政の2塁打で1点を加えた。
先発の貞池は4回まで2つの四死球を与えたのみだったが、5回の先頭打者に死球を与え1失点。前回の日曜ブロック決勝戦でも5回につかまり、前回の清水戦でも6回に突如乱れた。スタミナが課題だ。6回から登板した高橋が無難に抑えた。
トーシンは5回、この回先頭の6番設楽が死球で出塁したあと、8番知見の2塁打で1点を返したが、反撃もここまで。主砲西田は2-0。
先発のサイドスローに近い下手投げの塚越は球に力があった。タイセイの両千葉が絶賛した。
〇村上監督 7回までいくと思って5回は貞池を続投させた
〇千葉英・千葉政 前回の誤審をどうしてアピールしなかったか? 気が付くのが遅すぎた。相手の先発は小笠原より球速い。生きた球投げる
〇貞池 スタミナ不足
●岩本監督代行 田中監督は所用で欠場。本当は猪俣を先発させる予定だったが遅刻。塚越は抑え。タイセイは強い
決勝打を放ったタイセイ近藤
2塁打を放った千葉政
貞池
トーシン 猪俣
RBA 前代未聞の珍事・誤審 清水もタイセイも審判もルール知らず? (2015/6/28)
清水建設 田村
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
清水建設 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 4 | |||
日本駐車場開発 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
日駐 先制のチャンス 併殺でつぶす
日駐 石郷岡
清水建設が田村の好投と、集中打で少ないチャンスを生かす攻撃で日駐を下し、決勝Tのシード権を獲得した。日駐はよく粘ったが、田村の好投に屈した。
0-0で迎えた5回、清水はこの回先頭の8番藤川が安打で出塁し、盗塁を決めたあと9番川崎の適時打で貴重な先取点をあげると、4回には2死から6番の浅野以下、荒内、藤川、川崎の4連打で3点を追加。
投げてはエース田村が7回まで6三振を奪い、3安打完封。球数は70球。
日駐は完敗。3回、1死から8番藤原、9番板澤の連打でチャンスをつかんだが併殺でつぶした。4回にもこの回先頭の2番大沼が2塁打で出塁。続く山本も四球を選んだが後続が凡退。先取点を奪えなかったのが痛かった。
先発の石郷岡は4回まで2安打に抑えたが、疲れからか4回以降に連打で失点した。
〇本間監督 全員で勝ちました
●木田監督 打てなかった。うちは強いのか弱いのか、いまだによく分からん
●玉木 あそこでセーフティバントが決まっていれば…(3回、1死1、2塁で投手前小フライになり併殺)
河﨑の安打で生還した清水藤川
藤川の安打で生還した荒内
清水建設 川崎
日駐 玉木(左)と大沼
2ランと3ランの2発で全5得点を叩きだしたケン羽中田(左)と、最終回、1死2塁から劇的なサヨナラ2ランを放った青山メイン新人加藤
2死から敵失でサヨナラのホームを踏んだ小尾を迎えるミサワナイン
ケンコーポ、清水がシード権、タイセイ、ミサワも決勝T進出-第27回RBA野球大会日曜ブロック予選4回戦が7月12日、三郷サンケイグラウンドで6試合が行われ、2発全5打点を叩きだした羽中田の活躍で旭化成リフォームに快勝したケンコーポ、エース田村が日本駐車場開発を0封した清水建設がそれぞれ決勝トーナメント進出を決め、シード権を獲得した。トーシンパートナーズを4-1で下したタイセイ・ハウジー、鹿島に7-6で逆転サヨナラ勝ちしたミサワホームも決勝T進出を決めた。鹿島の次戦は三井不動産。
青山メインは最終回、加藤が逆転サヨナラ2ランを放ち、2-1でポラスを破った。旭化成リフォームと決勝T進出をかけて戦う。ポラスは予選敗退。三井不動産レジデンシャル-サンフロンティア不動産は投打がかみ合ったサンフロが勝ち、次戦で日駐と戦う。三井レジは予選敗退が決まった。( )内は記者のレーティング。
清水建設(83) 4-0 日本駐車場開発(78)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
清水建設 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 4 | |||
日本駐車場開発 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
旭化成リフォーム(83⇒84) 0-5 ケン・コーポレーション(90)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
旭化成リフォーム | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
ケンコーポレーション | 0 | 0 | 2 | 0 | 3 | X | 5 |
タイセイ・ハウジー(85) 4-1 トーシンパートナーズ(80⇒81)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
タイセイ・ハウジー | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 | 4 | ||
トーシンパートナーズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 |
鹿島建設(75⇒74) 6-7 ミサワホーム(68)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
鹿島建設 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 4 | 6 | |||
ミサワホーム | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 4x | 7 |
三井不動産レジデンシャル(78) 1-5 サンフロンティア不動産(78)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
三井不動産レジデンシャル | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | ||
サンフロンティア不動産 | 0 | 2 | 1 | 0 | 1 | 1 | X | 5 |
ポラスグループ(80) 1-2 青山メインランド(85)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
ポラス | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | ||
青山メインランド | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2x | 2 |
ほぼ完ぺきに抑えていたのに、最終回、1死2塁から初球ストレートを加藤に中堅超え本塁打され、大の字にのびるポラス折笠投手
第27回RBA野球大会日曜ブロック予選4回戦が7月12日、三郷サンケイグラウンドで6試合が行われる。決勝トーナメント進出チーム8チームのうち4チームが決まる。敗者のうち4チームは敗者復活に回り、2チームは予選敗退が決まる。決勝T進出を賭けて激戦、熱戦が展開されるのは必至。
例によって、記者のどっちも〝勝っ手〟予想。( )内は記者のレーティング。( )は格上げ、( )は格下げ。
清水建設(83)-日本駐車場開発(78)
勝ったほうが決勝トーナメントのシード権を獲得する。敗れたほうはサンフロ-三井レジの勝者と決勝T進出をかけて戦う。
清水がやや優勢と見た。エース田村が安定したピッチングを見せており、最少失点に抑えている。打線も小寺がチームを引っ張り、小技もできる。治下に期待したいが…。
日駐は試合間隔が空いたのがどうなるか。誰が投げるのか。強いのか弱いのかいまひとつよく分からないチーム。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
清水建設 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
日本駐車場開発 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
旭化成リフォーム(83⇒84)-ケン・コーポレーション(90)
勝者は決勝Tのシード権を獲得。敗れたほうは青山メイン-ポラスの勝者と決勝T進出をかける。
戦力が飛躍的にアップした旭化成リフォームの真価が問われる一戦。ここで健闘すれば、敗者復活でも勝ち残りそう。期待の新人投手が投げるのか。これまでほとんど期待を裏切ってきた過去が思い出されるが…。打線はケンコーポと互角。
王者ケンコーポは負けられない一戦。目前の敵を完璧に打ちのめすか。勝てばシード権を得る。小笠原が投げれば優位は動かない。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
旭化成リフォーム | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
ケンコーポレーション | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
タイセイ・ハウジー(85)-トーシンパートナーズ(80⇒81)
勝ったほうが決勝トーナメント進出。負ければ敗者復活に回り、野村不動産パートナーズと決勝T進出を賭ける。
激戦だがタイセイがやや優勢と見た。貞池は前試合で最終回に崩れ、スタミナに課題を残したが、ここも中盤までは完璧に抑えるはず。抑えは高橋か。
5年ぶり復帰のトーシンは前回は選手が揃わず不戦敗。ここは万全の態勢で臨むはず。投手が踏ん張り接戦に持ち込みたい。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
タイセイ・ハウジー | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
トーシンパートナーズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
鹿島建設(75⇒74)-ミサワホーム(68)
お互い初戦は不戦勝だったため、ここで勝てば決勝トーナメント進出が決まる。敗者は強豪の三井不動産と戦うことになり、ここは双方とも必死で臨むはず。
レーティング下位チーム同士だが、実績から鹿島がやや優勢と見た。ただ、インドネシア勤務から復帰した谷中が投げるようだと危ない。
ミサワは高齢化がまた一歩進行している。鉄人大野は一度も姿を見せずに消えるのか。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
鹿島建設 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
ミサワホーム | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
三井不動産レジデンシャル(78)-サンフロンティア不動産(78)
勝ったほうが清水-日駐の敗者と決勝T進出をかけて戦う。負ければ予選敗退。
接戦、激戦、乱戦、熱戦、死闘が演じられそう。互角。三井レジは前試合で彗星のごとく現れた新人バッテリーに駆ける。力で相手をねじ伏せるか。
サンフロは投手力に不安を抱える。元社会人の二宮監督は老け込む歳ではないはずだが、メタボの進行でもはや投げられないのか。ここはピンチ。末次、内村の打線に賭ける。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
三井不動産レジデンシャル | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
サンフロンティア不動産 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
ポラスグループ(80)-青山メインランド(85)
勝ったほうが旭化成リフォーム-ケンコーポの敗者と決勝T進出。敗れれば予選敗退。
青山メインがやや優勢。先発は津久井か小松崎か悩ましいが、どちらが投げてもポラス打線を最少失点に抑える力がある。打線は波があるが、9打数6安打の北野を中心につながれば怖い。
ポラスは折笠の左腕に全てがかかる。打線がいまひとつなので、自分で相手を抑えるしかない。打線は機動力を生かしたいが、高齢化が進行しており、サインどおりに動けるか不安あり。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
ポラス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
青山メインランド | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
満塁弾を放った篠原を迎えるちばリベンチ
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
ちばリハウス | 2 | 0 | 0 | 6 | 1 | 9 | ||||
日神不動産 | 4 | 0 | 1 | 0 | 0 | 5 |
日神不動産 柳原、2死から痛恨の満塁被弾
日神 柳原
ちばリハウスが逆転勝ち。3点ビハインドの4回、2死から押し出しで1点差に迫り、篠原が逆転の満塁弾を放った。日神の柳原はスローボールで交わし好投したが、一発に泣いた。
ちばリは初回、3番の白井以下、杉田、香取の3連打で2点先取。逆転を許し3点を追う4回には、2死から制球を乱した相手柳原投手から3つの四球と敵失、香取の適時打で1点差に迫り、6番篠原が満塁弾を放ち逆転した。先発は桑折。エース篠原は先発回避した。
日神不動産は悔やまれる敗戦。かつて大投手柳原はスローボールで打者のタイミングを外し好投したが、疲れからか4回の四球連発から崩れた。自ら初回に2ランを放ったがフイになった。
○小川監督 篠原? ゴルフ疲れみたい(先発しなかったことに対して)
満面の笑みの篠原
小橋の乱調で得点を重ねる東急リバブル
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
積水ハウス | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | |||||
東急リバブル | 6 | 4 | 2 | 4 | 16 |
リバブル 河添、若村が3安打猛打賞
投手ゴロを捕球しようと泥田に突っ込む小橋(いい球を持っている。惜しい)
東急リバブルが毎回得点の大量16点で圧勝。河添、若村が3安打猛打賞。投げては藤巻が1失点完投。積水ハウスは先発の小橋の制球が定まらず、走者を貯めては痛打を浴びた。
リバブルは初回、4つの四死球と暴投から3点を挙げ、6番横田の2ランでまず5点。2回には9番若村、1番河添、4番河野、5番古屋の4本の長短打と四球などから6点。さらに3回、4回にも若村の安打、河添の本塁打を絡めて加点。藤巻は初回の1失点に抑えた。
積水ハウスは先発の小橋の乱調がすべて。ストレートに威力はあったが、雨天のためか制球が定まらず、四死球を乱発したうえ、暴投で失点を重ねた。初回、4番堀田の適時打による1得点にとどまった。
2ランを放った横田を迎えるリバブルナイン
〝こりゃ、もう野球じゃないよ〟積水ハウス堀田
暴投で勝ちを拾った積水ハウス京葉
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
ミサワホーム東京 | 1 | 0 | 3 | 5 | 9 | |||||
積水ハウス京葉 | 0 | 1 | 4 | 5x | 10 |
ミサワホーム東京 打線はさらに厚み増すが…
大ピンチのミサワベンチ(左端が内村監督、その隣が岡崎参謀。右から2人目が古市)
強豪同士の対決は、ミサワのエース古市は先発回避、積水生田は欠場。試合はミサワが優位に進めたが、最終回、2番手の渋沢が崩れ、4連続四死球に最後は3番手で登板した吉川の暴投で逆転負け。積水京葉は主力を半分欠きながら勝ちを拾った。双方とも勝ちたいのか勝ちたくないのか分からない試合となった。
5-9で劣勢の積水京葉は最終回、怒涛の反撃というより相手の自滅により勝利が転がり込んできた。この回先頭の9番中田が四球を選ぶともう止まらない。続く長も四球、2番渡辺は三振に倒れるが、そのあとは5番大久保の三振を挟み5者が連続四球で同点に追いつくと、ミサワベンチはようやく動き、渋沢から吉川に投手を交代。しかし、吉川も打者一巡した打者中田のとき暴投、あっけないサヨナラとなった。
積水京葉は3回には、四球と敵失を絡め大久保、6番富山の連打で3点を挙げ試合をひっくり返したが、すぐ逆転を許した。
先発した富山、寺田、角の3投手ともピリッとしなかった。怪我でベンチを温めていた主砲の佐藤は「今日はレギュラーが半分欠けている」と試合前に話していたが、終わってみればラッキーな勝利が転がり込んできた。
生田が欠場した積水京葉も不可解なら、破れたミサワのベンチの動きも理解不能。定石なら、ここはエース古市を立て、積水を完璧に抑えにかかるはず。ところが古市は1塁。しかも、何でもない牽制球後ろに剃らず失態を演じ、3回で早々と交代。先発した鈴木を継いだ渋沢は4回独り相撲で、失点を重ね、最後は暴投でサヨナラ負け。打線は好調。3回、1番谷屋、3番寺泉、5番井町の安打と敵失、四球などで一挙5点を挙げ逆転したが、4点差をひっくり返された。
雨のせいとはいえ、双方の戦いぶりは士気にもかかわってくるはずだ。双方ともレーティングを下げる。生田は2試合連続欠場。大ピンチとみた。ミサワの打線は昨年よりさらにアップしているが…。
ミサワ 渋沢
〝勝っちゃったよ〟積水京葉
積和 宇田川
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
積和不動産 | 3 | 0 | 0 | 1 | 4 | 8 | ||||
一条工務店 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 | 3 |
積和が最終回に一挙4点を挙げ、勝敗を1勝1敗に戻した。初陣一条は追いすがったが及ばず。2連敗で予選敗退が決まった。
積和はエース宇田川が先発。一条は大嶋。積和が5回に一挙4点を挙げ、その裏の一条の反撃を1点に抑え逃げ切った。
一条 大嶋
一条ベンチ