1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
清水建設 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 | 9 | ||
旭化成リフォーム | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 |
(タイブレーク2回)
清水中島の〝ストレート1点〟に絞った一打が試合を決めた。延長の7回、1死満塁から旭化成リフォーム・西井の不用意な初球ストレートを叩き、走者一掃の3塁打を放った。エース田村が5回まで2安打2失点の好投。旭化成は5回の1死2、3塁の好機にスクイズを失敗したのが痛かった。32歳の西井はスライダーが冴え、尻上がりに調子を上げたが、1球に泣いた。
清水建設・田村、旭化成リフォーム・西井の両投手の投げ合いは5回で決着がつかず延長サドンデスへ。6回は双方とも1死満塁の好機にあと1本が出ず再度延長戦に。7回表の清水の攻撃。打席は前の回と同じ3番中島から。「打ったのは初球ストレート。ストレートしかないと狙っていた」当たりは左中間3塁打となり、すべての走者が還り試合を決めた。中島は初回にも先制の2塁打を放っていた。
2回の1点は、この回先頭の7番荒内が2塁打し、続く松浦は手堅く送り、9番川崎のゴロで松浦が生還した。
エース田村は味方の拙守にもめげず1安打(清水の記録は失策)2失点の力投。
旭化成は惜敗。3回、敵失を足掛かりに1番福島の犠飛で1点を返し、続く4回には3番土屋がストレートの四球を選び、4番金田の放った強烈な当たりが1塁を抜け土屋が還り同点に。さらに5回、この回先頭の7番中林の内野安打(清水は失策と記録したが、これは完全な安打)で出塁、犠打と敵失で1死2、3塁の好機にエンドランスクイズを失敗しサヨナラを逸した。
尽誠学園出身の今季初先発の横手投げ西井はスライダーのキレが抜群。清水の主砲小寺から5回と延長の6回、スライダーで三振を奪った。低めのストレートは「ナチュラル」だそうだが落ちた。
○本間監督 全員野球で勝った。一戦一戦たたかっていくのみ
○中島 前の回に三振したのに僕から使ってくれた監督の期待に応えたかった。初球からストレート1点に絞っていた。小寺さんのお蔭(と先輩を立てた)
○小寺 この前の記事は僕の言ったことが全然書かれていない。今日は何も書かなくていい。今度当たる青山メインの北野は後輩だから、投げるように言っといて(点か線かはナインに参考になったはず。その意味では小寺が決勝打をアシストした。次の青山は下手投げの小松崎が先発するはず。北野はこの日2回を無難に投げた)
●江上監督 言葉が出ない。あそこがね…(5回のスクイズ失敗を悔やんだ。記者も間違いなくスクイズだろうと読んだ。相手バッテリーは全く警戒していなかった。しかし、福島は中途半端な打ち方でファウル、そのあと三振)
●金田 (試合後、芝生に大の字になったまま暮れなずむ虚空を悄然と眺めていた。6回に決められなかった責任を感じていたのだろう。声が掛けられなかった)
●西井(32) 尽誠の1年の時に肘を痛めた。それまではオーバースロー。今でも強く投げると痛い
旭化成・西井 悔やまれる初球ストレート
旭化成 西井
延長サドンデス7回の西井の初球ストレートは甘く真ん中に入った。それを見事に捕えた中島を褒めるべきなのだろうが、あの場面はやはりスライダーで入るべきではなかったか。バッテリーは慎重さを欠いたのではないか(初回に中島に2塁出された球は何だったのか知らないので、うかつなことは言えないが)。
西井のスライダーは角度が大きい。あの西口の球のように鋭く曲がる。あれは打てない。
しかし、清水の主砲小寺はストレートもスライダーも打とうと思ったに違いない。小寺の狙いはよく分かる。相手の得意の球を打ってこそ主砲だろうと意識した筈だ。両方狙ったからこそ、ストレートのタイミングがずれていた。
その意味で、中島の選択は正解だろう。打てないスライダーを意識するより、打てそうなストレート一本に絞る。一か八かに賭ける。
ケンの小笠原だって同じだ。小笠原の高速スライダーを狙って打てる打者はそうない。狭いグランドだ。若いときのような威力はなくなってきたから、ストレート一本に絞られたら小笠原も怖いはずだ。小笠原を攻略するチームはどこか。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
青山メインランド | 0 | 0 | 5 | 0 | 0 | 0 | 5 | |||
ミサワホーム | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 |
青山メインランドが逆転勝ち。3回、2つの敵失を絡め打者一巡の猛攻で一挙5点を奪った。先発津久井は制球を欠きながら4回を2点に抑えた。ミサワはもうすぐ54歳の鉄人大野が今季初登板、6回を3安打自責3に抑えたが、報われず。
1点先制された青山は3回、2死1塁から1番豊田、2番派谷、3番加藤の3連打で3点を奪い逆転。その後も2つの敵失などで一挙5点を奪った。
先発の右腕津久井は4回を7個の三振を奪いながら、2安打5四死球2失点と乱調。5回、6回は北野が締めた。下手投げの小松崎は欠場。
ミサワ大野は3回を除けば完璧の内容。四球の走者一人を出したのみだった。3回は1死から8番打者に四球を与え、3連打を浴びた。
しかし、投球の巧さに磨きがかかり、来季のRBA最年長勝利投手(52歳)記録更新に期待を抱かせるのに十分の投球を披露した。
○石井監督 とにかく次の一戦。全身全霊を傾けて勝ちに行く
○山梨 えっ、あの投手が54歳? 俺、まだ47か
○北野 僕、2回投げましたよ
●大野 あのスライダーが…(3回、加藤に真ん中に入った球を2塁打されたのを悔やんだ)
打力はすごい加藤
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
ケン・コーポレーション | 0 | 4 | 2 | 3 | 1 | 10 | ||||
トーシンパートナーズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
(5回コールド)
ケン・コーポレーションが大量10点を奪いコールド勝ち。エース小笠原は5回を投げ、2安打10奪三振の好投。トーシンは拙守で自滅。いいところがなかった。
ケンコーポは2回、この回先頭の4番羽中田が四球で出塁、続く小笠原の敵失で好機をつくり、その後は村上、朝日、大原、矢澤の4安打でトーシン猪俣をあっさり攻略。その後も攻撃の手を緩めず着々と加点した。
小田も笠も欠場。記者は矢澤に追っ払われた。
トーシンはいいところがなかった。中郡と中野の2安打のみ、10三振を喫した。
●田中監督 ユニフォームじゃない? これまで仕事だった
●岩本 ダメ、エラーが6個くらいあった
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
タイセイ・ハウジー | 4 | 2 | 2 | 1 | 2 | 11 | ||||
日本駐車場開発 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
貞池がいなくても勝てる! タイセイ・ハウジーが圧勝。毎回の9安打11点でコールド勝ちした。日本駐車場開発は石郷岡が欠場、代わって先発した鈴木がしあいをぶち壊した。
タイセイは初回、先頭の千葉政が初球死球、続く内山も初球死球で好機をつくると、千葉英は中堅飛で倒れたが、鈴木の牽制悪送球に暴投で難なく1点。さらに花井の2点2塁打などでこの回4点。2回には9番山下からの3連打で2点。3回には高橋と5回には内山の本塁打も飛び出して圧勝。
貞池は結婚式の打ち合わせらしく欠場したが、代わって登板した高橋が2安打完封。
チームは、試合前から千葉英と千葉政がいつものように掛け合い漫才を披露、村上監督も「3年ぶりに抑えで投げようかしら」と軽口を叩き、まるでお祭り騒ぎ。ただ、先発9人のうち3番の千葉英のみが4タコ、主砲の井上も死球を選んだもののノーヒット。二人が蚊帳の外だった。
日駐は惨敗。鈴木が初回独り相撲を取ったせいか、ナインは戦意喪失。弱い日駐に逆戻り。
○村上 俺だって投げられる。3年ぶりに投げるかも
○木下 貞池? 今日は本人の結婚式の打ち合わせでいない
○千葉英&千葉政 (記者がロッテはどうなったの? と聞いたのがきっかけで)今年の涌井はいいねから始まり一挙に記者を交えた漫談に花が咲いた(それにしても千葉英さんよ、4タコはない。広角に打ち分けないと。秋山を見なさい。千葉政さんはいいね。2塁打に3四死球。いい打者とは自分がアウトにならない打者。2番の内山も4打席すべて出塁。新人花井も2安打絶好調。下位も打った…ケンを倒すのはこのチームか)
●ナイン えっ、貞池じゃないの? 貞池対策をみっちり練ってきたのに…高橋? あの球の速いの? 右だっけ、ひだりだっけ。うち? エースの鈴木。(記者が)いいねって褒めたじゃないの(いつのことかさっぱり分からない。2球でピンチを招き、悪送球と暴投で点を取られるようじゃ試合にならない)
いよいよ水曜ブロック決勝トーナメントが7日開幕する。例によって記者のどっちも〝勝って〟予想。レーティング上位チームの勝率は予選では7割を超えた。決勝はチーム力が拮抗してくるので外れる確率も高まるが、どうだろう。( )内は記者のレーティング。
エイブル(84)-ミサワホーム東京(88)
打力がやや勝るミサワ東京がやや優勢。打線は2年目の高橋が精彩を欠いているのが気になるが、若手と中堅のバランスがよく、下位からでもチャンスが作れる。投手はエース古市の先発だろう。古市は新人の頃よりスピードが落ちてきたが、変化球が使えるようになってきた。渋井もエイブル打線を封じる力がある。
エイブルは齊藤、田口の両投手が好調。どちらが先発するか分からないが、間違いなく継投だ。先手を奪って逃げ切りを図るのが勝ちパターン。双方とも2、3失点に抑える力がある。
問題は古市を攻略できるか。坂木、坂本、荒川兄弟、海野ら巧打者揃い。機動力で相手守備陣をかきまわしたい。レーティングは4点の差をつけたが、そんな差はないか。
東急ホームズ(72)-ナイス(82)
ナイスが優勢。山本投手と稲見の両新人がいい。宅建の直前で出場できるかどうか。出られなくても正木がいる。やや波があるのが心配だが、調子がいいとスイスイ投げる。
東急は劣勢だが、運を味方につけたい。エース佐藤がどこまで踏ん張るか。
スターツコーポレーション(81.5)-ミサワホーム東京 神奈川(81)
極めて難解な試合だ。レーティングは互角とみたが、記者の沽券に係わるのであえてスターツを0.5ポイント上にした。新人の井原投手は前試合のポラス打線から15三振を奪った。これは本物だ。守りに不安があるが、力で牛耳るか。
ミサワ神奈川は清水が投げる。投球術はRBA屈指。若手が多いスターツ打線を翻弄する場面も想定したい。打線は井原から連打連打で得点するのは難しそうで、少ないチャンスをものにしたい。主砲鈴木がカギを握る。
旭化成ホームズ(92)-オープンハウス(88)
優勝候補同士の激突。旭化成がこの10年間で敗れたのは4度ある。17回大会、23回大会、24回大会、26回大会だ。
ところがエース今野はまだ一度も敗れたことがない。23回大会ではオープンハウスに延長の末、サヨナラ打を許しチームは4-5と敗れはしたが、延長サドンデスを記者は投手成績に含めない。くじ引きみたいなものだからだ。だからこの試合で今野に負けはつかなかった。あとの3回の敗戦投手は17回大会が常田、24回大会が平山、26回大会が篠永だ。
この間、今野が何試合投げたかテータはないが、1年に5試合として50勝0敗だ。
オープンハウスが勝つとすれば、川崎が完璧に抑え、誰かが走者を置いて長打を放つケースだろう。今野から長打を放てそうな打者は…やはり謝敷だろう。謝敷が打てば打線が活気づく。明大の同窓だからといって遠慮はいらない。
旭化成も川崎から得点するのは難しいが、少ないチャンスをものにする試合運びのうまさはオープンハウスをはるかに凌駕する。主砲松井は打てるか。
リスト(84)-積和不動産(80)
リストがやや優勢。予選ではエース舟山がピリッとしなかった。どう調整してくるか。横溝の先発もあるかもしれない。打線は強力だが、波があるのが気がかりだ。
積和は、小田川-寺島の継投か、あるいは寺島の先発か。相手は強いが、投手に不安がある。先手を奪い慌てさせたい。チャンス十分とみた。
積水ハウス(79)-野村不動産アーバンネット(81)
レーティング差は2ポイント。総合力で野村アーバンがやや優勢とみたが、エース茂木がやや心配。継投もありそう。打線は若手の加入で厚みが増した。
積水は高橋の出来次第。ピンチに力を発揮するタイプ。堀田監督も「うちのエースは高橋」と全幅の信頼を置く。打線は高齢化が進行しているが、みんな老け込む歳ではない。逆転の芽も十分とみた。野村は大応援団を繰り出しそうで、冷静に対処できるか。
三井不動産リアルティ(86)-東急リバブル(82)
みんな看板を背負っているからだろうか、不動産流通会社の対決はどの試合も面白い。選りによってどうして初戦からシード権を獲得したチーム同士でしかも流通会社対決になったのか。
この試合も大激戦になりそうだが、ここ数年は三井リアルがリバブルを圧倒している。ここも押し切るか。新エース松浦はストレートがそれほど速いわけではない。変化球のキレで勝負するタイプ。リバブルの打線が好調だけに失投が命取りになるケースもあるか。石谷捕手が投げるのに意欲的なのが気になるが、まさか先発はないはずだ。
打線は互角以上。神を中心に怖い打線で、意外性のある選手も多い。藤巻、猪股もよく行っているはずだ。
リバブルはやはり投手力がカギを握る。今季は藤巻が好調で、課題だった制球難が解消されつつある。かつての大エース猪股も復活した。猪股の先発はないとみたが、いつからでも投げる準備をしてくるはずだ。
松浦投手のような変化球投手は苦手かもしれないが、コントロールがよければ却って狙いやすいか。
積水ハウス 神奈川(89)-オークラヤ住宅(78)
初陣だが、古豪の雰囲気が漂いだした積水神奈川が優勢。誰が投げるのか不明だが、エース秋山だろう。打線は間違いなく旭化成と互角かそれ以上だ。
オークラヤは相手が悪すぎた。丸山も小森も抑えるのは容易でない。残念ながら玉砕しかない。
清水、青山メイン、ケンコーポが4強入り-第27回RBA野球大会日曜ブロック決勝トーナメント1日目が10月4日、大宮健保グラウンドで行われ、2-2のまま決着がつかず2度のタイブレークの末旭化成リフォームを下した清水建設と、ミサワホームを5-2で下した青山メイン、トーシンパートナーズを10-0のコールドで破ったケン・コーポレーションがそれぞれ4強入りした。日本駐車場開発を11-0で一蹴したタイセイ・ハウジーは次戦で三井不動産と4強入りをかけて戦う。( )内は記者のレーティング。
青山メインランド(85) 5-2 ミサワホーム(73)
青山メインランドが逆転勝ち。3回、2つの敵失を絡め打者一巡の猛攻で一挙5点を奪った。先発津久井は制球を欠きながら4回を2点に抑えた。ミサワはもうすぐ54歳の鉄人大野が今季初登板、6回を3安打自責3に抑えたが、報われず。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
青山メインランド | 0 | 0 | 5 | 0 | 0 | 0 | 5 | |||
ミサワホーム | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 |
〝ウリャー、もうすぐ54歳だぞ。この試合の前ももう1試合戦ってきたんだ。山本昌が辞めても俺は投げるぞ!〟(ミサワの鉄人・大野、6回完投、自責点3)
清水建設(83.5) 9-2 旭化成リフォーム(84)
清水中島の〝ストレート1点〟に絞った一打が試合を決めた。延長の7回、1死満塁から旭化成リフォーム・西井の不用意な初球ストレートを叩き、走者一掃の 3塁打を放った。エース田村が5回まで2安打2失点の好投。旭化成は5回の1死2、3塁の好機にスクイズを失敗したのが痛かった。32歳の西井はスライ ダーが冴え、尻上がりに調子を上げたが、1球に泣いた。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
清水建設 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 | 9 | ||
旭化成リフォーム | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 |
(タイブレーク2回)
点か線か、小寺が勝つか結城が勝つか 明日の清水-旭化成リフォーム戦(2015/10/3)
中島の決勝打のアシストをした小寺は西井のスライダーに2三振「俺の言った通り全然書いていない。今日はなにも書かなくていい。青山の北野に投げろと言っといて。後輩だから」
ケン・コーポレーション(90) 10-0 トーシンパートナーズ(81)
ケン・コーポレーションが大量10点を奪いコールド勝ち。エース小笠原は5回を投げ、2安打10奪三振の好投。トーシンは拙守で自滅。いいところがなかった。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
ケン・コーポレーション | 0 | 4 | 2 | 3 | 1 | 10 | ||||
トーシンパートナーズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
(5回コールド)
タイセイ・ハウジー(85) 11-0 日本駐車場開発(80)
貞池がいなくても勝てる! タイセイ・ハウジーが圧勝。毎回の9安打11点でコールド勝ちした。日本駐車場開発は石郷岡が欠場、代わって先発した鈴木がしあいをぶち壊した。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
タイセイ・ハウジー | 4 | 2 | 2 | 1 | 2 | 11 | ||||
日本駐車場開発 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
〝球は点で打つ〟-清水建設の主砲小寺の下手投げ攻略法を当欄で紹介した。小寺理論が正論なのか妄言なのか、明日の清水建設-旭化成リフォーム戦で証明されるはずだ。明日の旭化成の先発は下手投げではなく横手投げの西井だが、記者は左の下手投げ結城が先発する可能性も十分だと見ている。
何しろ西井は今シーズンほとんど投げておらず、江上監督の「予告先発」発言は陽動作戦かもしれない。
さて、では清水は結城を攻略できるか。これまで結城と対決したチームの打線を考えると、結城が絶好調であれは、清水が得点できるのはせいぜい2~3点だろう。カギを握るのが小寺だ。〝点で打つ〟のが正解で、ナインに小寺理論が浸透していれば大量点を奪うかもしれない。
しかし、これが妄言、虚言であれば、凡打の山を築く。清水のエース田村は旭化成を2~3失点に抑えるはずだがから、試合は接戦になる。
仮に清水が負けるようなことがあれば、小寺はナインから袋叩きに遭いそうだ。小寺にとって不利な材料もある。
この前も書いたように、元ロッテの里崎さんは、西武の秋山選手が打撃開眼したのはバットを高く掲げていたのを低くし、ボールを『点』で打つより『線』で捉えるようになったから」と解説した。
本日の「Sportiva web」にも、14年ぶりにリーグ優勝したヤクルトの三木肇作戦兼内野守備・走塁コーチが、選手たちの”自主性”について、「野球の試合は、どのプレーも“線”でつながっていると思うんです。ひとつのプレーが“点”で終わるのではなく、ワンプレーがゲーム展開を左右し、次の試合に影響を与えることがあります。ミスをした時、ただ『気持ちを切り替えよう』ではなく、その失敗を次に生かすことが大事なんです」と語ったことが紹介されていた。どのフレーも点ではなく線でつながっているというのだ。
点か線か、小寺が勝つか結城が勝つか、明日の試合が楽しみだ。
参考までに。同じ下手投げの青山メイン・小松崎もミサワホーム戦で先発する。こちらはミサワには失礼だが、小寺理論は〝てん〟で役に立たないだろ。ミサワの選手は小寺理論を吸収するには歳を取りすぎている。てんでんばらばら、〝せんせん〟恐慌を来たさないか心配だ。
水曜ブロック決勝トーナメント開幕まであと1週間。この日(9月30日)は各チームとも本番を睨んだ練習に余念がないだろうから、神宮外苑軟式野球場に行けばどこかのチームに巡り合えるだろうと足を運んだが肩透かしを食らった。どこもいなかった。まあ期末の最終日だから野球どころではないのかもしれない。
決勝T進出チームには出会えなかったが、意外なチームが練習試合をやっていた。コスモスイニシア<ガッツ>だった。吉村投手が異動で出場できなくなり、47歳の高瀬が投げざるを得なくなったため、チーム力はもとの〝出ると負け〟状態に戻ってしまったが、よほどみんな野球好きなのだろう。本業のマンションも40周年を機に勢いを取り戻しつつある。ご同慶の至りだ。
さて、その練習試合。相手はガッツと同じくらいかそれ以上の〝おじさんチーム〟に見えた。ユニフォームからして昔懐かしい南海ホークスとよく似た青に近いグリーンが基調で、捕手もあの〝ドカベン〟そっくりの体型をしていた。
こんなチームにガッツは負けるはずはないと思ったが、試合は劣勢だった。やはり高瀬が投げており、記者が観戦したときは、3つの四球に内野ゴロと暴投で2失点した。相手の走者には投げる前から走られていた。
コラッ、高瀬! ストライクくらい投げよ! 自滅では士気が上がらないではないか。RBAのレベルはこんなもんかと敵に誤解されるではないか!
ところが、亀の甲か亀の子たわしか心臓に毛が生えたのかしらないが、歳の功というのか、本人はけろりとしたもので、全く意に介していない。いけしゃあしゃあとのたまった。曰く「捕手の要求通り。フォークを多投した」-記者はみんな山なりボールだったから、カーブのすっぽ抜けかとおもっていた。
しかしまあ、山本昌に和田、小笠原、谷繁、西口、森本、平野恵、関本、木佐貫、高橋尚、谷、斉藤隆、小山伸…プロ野球選手も続々引退を表明しているのだから、47歳にしてエースの座にしがみついている高瀬はえらい。
来年は大和ハウスとなら互角以上に戦える。がんばれガッツ! 大和もがんばれ。
それはそうと、ミサワの鉄人・大野はどうした? 三井リアルの鉄人・平賀はとっくに「知命」を過ぎたのにまだ現役で頑張ってる。
9月27日(日)、三郷・サンケイグラウンドで行われる予定だった第27回RBA野球大会日曜ブロック決勝トーナメント準々決勝戦はグラウンド不良につきすべて中止になり、次週に延期されました。
いよいよ27日(日)、第27回RBA野球大会日曜ブロックの決勝トーナメントが開幕、8強がベスト4目指して激突する。例によって、予選の的中率が72%と驚異的な数値を残した記者のどっちも〝勝って〟予想。( )内の数字は、記者のレーティング。
青山メインランド(85)-ミサワホーム(68⇒73)
青山メインが優勢。予選トーナメント最終戦で旭化成リフォームに敗れはしたが、度重なる不運を考慮した久米大会委員長の名采配で「特別枠」(高校野球の21世紀枠のようなもの)として決勝T進出を決めた。レーティング85が示す通り間違いなく優勝争いに食い込める力がある。投げるのは下手投げの小松崎。打線はやや勝ち身に遅いが、破壊力を秘める。
ミサワはここ数年〝最弱〟の評価をしてきたが、汚名返上だ。予選では鹿島に逆転勝ちしたように〝出ると負け〟のチームでなくなった。どこか松坂大輔投手に似た風貌の川口が救世主として現れた。住林の主砲だった遠藤の加入で打線に大黒柱が据わった。失うものはない。当たって砕けろだ。女性マネージャーを打席に立たせれば面白い。小松崎はコントロールを乱すかもしれない。
清水建設(83⇒83.5)-旭化成リフォーム(84)
大激戦。レーティングは共に84にしようと思っているのだが、驚異的な記者のレーティング付与能力を証明するためにも同数では沽券に係わるので、0.5点ほど旭化成が優勢とみた。江上監督が法螺かどうかは判然としないが、尽誠学園出身の右の横手投げ西井の予告先発をしたようにやけに強気だからだ。
記者は全然この投手をしらない。不気味な存在だ。しかし、左の結城か右の風間の先発もあるかもしれない。打線は金田が軸になる。
清水はエース田村の先発だろう。涼しくなったので完投も十分できる。コントロールが抜群で、相手打線を翻弄するか。
打線は小寺が今年も絶好調。小寺の前にランナーを貯めたい。小細工がきくのもこのチームの特長だ。実質的に初登板となる西井の立ち上がりを叩けば逆転の目もあると見た。
ケン・コーポレーション(90)-トーシンパートナーズ(81)
ケンコーポが優勢。エース小笠原は完全に特急・快速球から技巧派に脱皮した。ストレート勝負と見せかけて変化球で討ち取る技を会得した。
打線は、個々の選手は〝並〟のようだが、ここぞという場面の集中力がすごい。主砲の小田もチームバッティングに徹する。優位は動かない。
ただ、小笠原の女房役の羽中田が、抽選会当時はオーストラリアに研修中とかで、果たして帰ってきたのか。欠場するようだと誰が捕手を務めるのか。片寄あたりか。
トーシンは猪俣-塚越の継投で勝ち上がってきた。水準以上であるのは間違いないが、勝負師揃いのケンコーポ打線を牛耳るのは容易ではない。かといって、逃げ一辺倒では墓穴を掘る。攻めの姿勢をどこまで貫き通すことができるか。
打線も小笠原を攻略できるか。速い球を狙っているだけでは赤子の手を捻られるようなものだ。コントロールがいいから、狙い球を絞って一発狙いを勧める。小笠原の球をみんな打とうなんて思わないことだ。塁に出たらとにかく走ることだ。連打連打で得点することは至難の業だ。バント作戦もいいかもしれない。小笠原の守備は? がつく。
タイセイ・ハウジー(85)-日本駐車場開発(78⇒80)
タイセイがやや優勢。2年目の貞池が一段と安定性を増した。ややスタミナに不安があるが、最少失点に抑えるはずだ。2番手の高橋もいる。
打線は新人の花井がチームを引っ張る。千葉英のホームランを見なくなって久しいが、代わりに千葉政が打つようになってきた。もちろん井上も健在だ。
日駐は、大沼が抽選会の時も大口を叩いていたが、いま一つ読めないチームだ。試合前の酒が影響するのか、守乱で自滅することもある。
投手は石郷岡が好調だ。タイセイ打線は脅威だが、緩急を使って丁寧に投げたい。間違っても千葉英をストレートで抑えてやろうとムキにならないことだ。千葉英は打ちたいから多少のボールにもくらいついてくる。ヒットならしめたと思えばいい。走れないから安心だ。
記者の“勝って”予想的中率は74.4%-第27回RBA野球大会の予選トーナメントがすべて終了したが、記者の“勝って”予想の的中率は74.4%をマークした。日曜ブロックは32試合で、記者予想は23勝9敗、的中率は71.99%、水曜ブロックは38勝12敗、的中率は76.0%。トータルでは61勝21敗、的中率74.4%だった。
さて、的中率74.4%が高いか低いか、RBA野球をギャンブルに例えるのは不謹慎だが、競馬、競輪、競艇などの予想でこれほど的中すれば蔵が建つのは間違いない。驚異的な数字だ。
中には4試合に1試合は外すではないかと仰る方もいるかもしれないが、ラグビーWカップの掛け率が1:33の日本対南アフリカで日本が勝ってしまうくらい、スポーツもまたやってみないとわからない部分もあるので、やはり74.4%は記者のレーティング付与能力の高さを証明している。そもそも〝勝って〟予想はレーティングが低いチームを応援する意味でも書いている。
自画自賛だが、それにしてもなぜこれほどものの見事に的中するか、各チームにヒントを与えよう。それは、“野球は投手と捕手の力で決まる”という定石をしっかり頭に叩き込んでいるからだ。
日曜、水曜別に振り返ってみよう。
日曜ブロックで記者の予想を裏切ってくれたのはサンフロンティア不動産と東急不動産だ。予想を外した9試合のうちこの2チームがそれぞれ2試合からんでいる。このチームの戦力を過大評価したのが敗因だった。弱投を過小評価しすぎた。
他ではレーティング68のミサワホームが74の鹿島を撃破したのも予想を大きく裏切った。ミサワは若手の加入があったのを見落とした。鹿島は投手難を露呈した。
水曜ブロックでは、レーティング82の住友林業が76の積和不動産に、83の住友不販が76の積水ハウスにそれぞれ敗れたのが大番狂わせ、競馬でいえば万馬券クラスの試合だった。
積和は寺島の加入でチームが盛り上がっているのを過小評価し、住林の弱投をもっと重視すべきだった。住友不販が敗れたのは、明らかにエース伊藤が酷暑にばてたためだ。ここも2番手の越前が投げられないことを甘く見た。
会心の予想は伊藤忠ハウジング-ナイスの試合。伊藤忠は当初82からスタートし、エース渡辺が復調したので86まで引き上げたが、このチームは弱さも同居しているのでナイス戦では81.5に引き下げた。一方のナイスは76からスタートしたが、投手を含む新人が活躍したことでチーム力が一変したので81に引き上げた。結果は、2度の延長サドンデスの末、ナイスがサヨナラ勝ちした。予想は外したが、レーティング差はわずか0.5。チーム力をよくみている証拠ではないか。
セキスイハイム不動産を当初70から76に引き上げたのも大正解。76の積水ハウスに延長の末敗れはしたが、同等の力があると判断した記者の読みが的中した。
77のスターツが80のボラスを破ったのにも驚いたが、スターツの新人井原投手は相当の力がある。打線は弱いが、レーティングは81に引き上げる。
日曜ブロック 予選トーナメント試合結果&記者の〝勝って〟予想結果
冒頭の○は記者のレーティング上位チームが勝利した試合、●は下位チームが勝利した試合、△はレーティングが同じチーム同士の試合で、的中率の計算の対象外とした。
【予選トーナメント5日目】
●日本駐車場開発(78)12-2サンフロンティア不動産(78⇒79)
●旭化成リフォーム(84)3-1青山メインランド(85)
○トーシンパートナーズ(81)22-1野村不動産パートナーズ(73)
○鹿島建設(74)2-5三井不動産(86)
【予選トーナメント4日目】
○清水建設(83)4-0日本駐車場開発(78)
○旭化成リフォーム(83⇒84)0-5ケン・コーポレーション(90)
○タイセイ・ハウジー(85)4-1トーシンパートナーズ(80⇒81)
●鹿島建設(75⇒74)6-7ミサワホーム(68)
△三井不動産レジデンシャル(78)1-5サンフロンティア不動産(78)
○ポラスグループ(80)1-2青山メインランド(85)
日本駐車場開発(78) ○(不戦勝)●トーシンパートナーズ(77⇒80)
【予選トーナメント3日目】
○鹿島建設(75)3-11 旭化成リフォーム(83)
●清水建設(81⇒83)4-3タイセイ・ハウジー(85)
○三菱地所リアル(78)5-17 三井不動産(87⇒86)
●東急不動産(78⇒77)4-5野村不動産パートナーズ(73)
○青山メインランド(85)6-1三井不レジサービス(68)
○安田不動産(76⇒77)0-4三井不レジデンシャル(80⇒78)
○東京建物(77)0-4ポラス(79⇒80)
○ケン・コーポレーション(90)18-0ミサワホーム(68)
【予選トーナメント2日目】
○トーシンパートナーズ(77)8-1野村不動産パートナーズ(73)
○三井不動産(87)1-4ケン・コーポレーション(90)
○東急不動産(78)0-9清水建設(81)
○旭化成リフォーム(83)8-1三菱地所リアル(78)
○三井不動産住宅リース(75)5-6サンフロンティア不動産(78)
○青山メインランド(85)3-1三菱地所(82)
○安田不動産(76)19-0菱重エステート(68)
○明和地所(70)0-20 ポラス(79)
【予選トーナメント1日目】
●サンフロンティア不動産(80) 5-7トーシンパートナーズ(70)
△三井不動産住宅リース(78) 0-7日本駐車場開発(78)
○三井不動産レジデンシャル(80) 3-15 タイセイ・ハウジー(85)
○清水建設(80) 6-1菱重エステート(70)
●東急不動産(78) 4-0安田不動産(79)
ミサワホーム(68)○(不戦勝)●三井不動産レジサービス(68)
三菱地所(76)●2-2○ケンコーポレーション(90)
●三井不動産(85) 7-5青山メインランド(86)
●ポラス(80) 5-6三菱地所リアルエステートサービス(73)
○明和地所(67) 0-7旭化成リフォーム(82)
鹿島建設(75)○(不戦勝)●東京建物(77)
水曜ブロック 予選トーナメント試合結果&記者の〝勝って〟予想結果
【予選トーナメント5日目】
●住友林業(82) 1-3 積和不動産(76)
△長谷工グループ(78)2-3 オークラヤ住宅(78)
●伊藤忠ハウジング(81.5)5-6ナイス(81)
●スターツコーポレーション(77)7-1ポラス(80)
●東急ホームズ(71)10-1大和ハウス工業(72)
△積水ハウス(76)9-7セキスイハイム不動産(76)
○ミサワホーム東京(88)5-0ちばリハウス(77)
オープンハウス(87)(不戦勝) 積水ハウス京葉(82)
【予選トーナメント4日目】
○住友林業(80⇒82)3-6エイブル(82⇒83)
○ミサワホーム東京神奈川(83⇒81)8-4ポラスグループ(80)
○オープンハウス(87)9-2ちばリハウス(77)
○リスト(87⇒85)20-6オークラヤ住宅(78)
伊藤忠ハウジング(85⇒86)〇(不戦勝)●スターツコーポレーション(77)
長谷工グループ(76⇒78)●(不戦勝)〇積和不動産(73⇒76)
○旭化成ホームズ(92)13-0積水ハウス京葉(83⇒82)
野村不動産アーバンネット(81)〇(不戦勝)●大和ハウス工業(72)
○三井不動産リアルティ(87⇒86)11-6ナイス(76⇒82)
○積水ハウス神奈川(88⇒89)9-5ミサワホーム東京(88)
○東急リバブル(80⇒82)8-5セキスイハイム不動産(72⇒76)
○積水ハウス(76)14-0東急ホームズ(71)
【予選トーナメント3日目】
○リスト(87)1-7住友林業(81⇒80)
○ミサワホーム東京神奈川(83)6-7 三井不動産リアルティ(85⇒87)
○中央ビル管理(68⇒67)1-5長谷工グループ(73⇒76)
○三菱UFJ不動産販売(69⇒71)0-14 伊藤忠ハウジング(84⇒85)
○旭化成ホームズ(92)4-3積水ハウス神奈川(83⇒88)
○オープンハウス(90⇒87)4-0ケイアイスター不動産(82⇒83)
●東急リバブル(79⇒80)8-4野村不動産アーバンネット(79⇒81)
●積水ハウス(76)14-5住友不動産販売(83)
【予選トーナメント2日目】
○エイブル(82) 9-0オークラヤ住宅(78)
●ナイス(76) 4-1ポラス(80)
●ミサワホーム東京(88) 9-10 積水ハウス京葉(83)
△セキスイハイム不動産(72) 15-4大和ハウス工業(72)
○中央ビル管理(68)1-16 リスト(87)
○ミサワホーム東京神奈川(83)8-5三菱UFJ不動産販売(69)
○旭化成ホームズ(92)11-0オープンハウス(90)
○積水ハウス(76)1-16 東急リバブル(79)
○積和不動産(73) 8-3一条工務店(71)
○スターツ(77)11-1三菱地所ホーム(65)
○ちばリハウス(77) 9-5日神不動産(71)
東急ホームズ(71) ○(不戦勝)●パナホーム(73)
●長谷工グループ(73) 10-2東京建物不動産販売(74)
○みずほ信不動産販売(68) 3-15 伊藤忠ハウジング(84)
○総合地所(71) 1-4ケイアイスター不動産(82)
○コスモスイニシア(65) 3-4住友不動産販売(83)
【予選トーナメント1日目】
○一条工務店(71) 2-6オークラヤ住宅(77)
○エイブル(82) 5-1積和不動産(72)
○住友林業(81) 8-7東京建物不動産販売(71)
○長谷工グループ(76) 2-6リスト(87)
○三菱地所ホーム(65) 0-8ポラス(80)
●スターツ(78) 5-12 ナイス(76)
○伊藤忠ハウジング(82) 0-1三井不動産リアルティ(85)
△みずほ信不動産販売(68) 3-12 三菱UFJ不動産販売(68)
○積水ハウス京葉(84) 10-2日神不動産(71)
○ミサワホーム東京(88) 7-1ちばリハウス(76)
○ケイアイスター不動産(80) 0-8積水ハウス神奈川(83)
○総合地所(69) 2-18 オープンハウス(90)
大和ハウス工業(72)○(不戦勝)●パナホーム(74)
●東急ホームズ(71) 0-5セキスイハイム不動産(70)
●野村不動産アーバンネット(79) 10-5住友不動産販売(83)
○東急リバブル(79) 11-2コスモスイニシア(73)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
住友林業 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | |||
積和不動産 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 | X | 3 |
〝戦力外無償トレード〟の寺島が好リリーフ&一発
積和不動産が〝古豪〟住友林業を一蹴。小田川投手が4回、満塁のピンチをしのぐと、5回から積水ハウスに〝戦力外〟通告された寺島が満を持して登板、2回をぴしゃりと締め、自らも効果満点の一発を放った。住林は4回の1死満塁の好機にあと一本が出なかった。かつてのエース石井が肩痛をおして途中から登板したが、流れを変えられなかった。
1点先取された積和は初回、先頭打者の下谷が本塁打して同点。2回にはこの回先頭の7番森田が四球を選び、続く清水が2塁打して2、3塁としたあと、9番山本が2年振りに安打して勝ち越し。5回には5番寺島が右中間本塁打して突き放した。
先発の小田川は4回の1死満塁のピンチをしのいだ。5回からは寺島がピシャリと締めた。
住林は初回、先頭の吉原と2番梶原の連打で先制したが、得点はこの回の1点のみ。2回はこの回先頭の5番尾藤が3塁打したが後続が凡退。4回の1死満塁の好機にもあと1本が出なかった。
○小田川 本間さん、岡崎さんにいい報告ができる
○山本 2年振りの安打が決勝打
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
長谷工グループ | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | ||||
オークラヤ住宅 | 0 | 1 | 2 | 0 | X | 3 |
オークラヤ住宅が接戦を制した。3回、2死2,3塁から松本が決勝打を放った。丸山-小森の継投も決まった。長谷工は最終回、1死2、3塁と攻め立てたが及ばず。
2点を追うオークラヤは2回、この回先頭の6番松本が2塁打し、2つのボークで1点差に迫り、3回には松本の2点3塁打で逆転。3回から丸山に代わって登板した小森がしのいだ。
長谷工は惜敗。チーム唯一の安打を放った原が最終回に登板し、速球で相手打線をねじ伏せ来季に期待を持たせた。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
伊藤忠ハウジング | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 5 | |
ナイス | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 | 2x | 6 |
伊藤忠・渡辺 力投&3安打猛打賞も報われず
ナイスが延長サドンデスでサヨナラ勝ち。伊藤忠・渡辺、ナイス・正木の投げあいも決着がつかず試合は延長サドンデスに。ナイスは同点に追い付いた1死満塁 から、横澤の当たりを勝手にファウルと判断した両チームの隙を突いて3塁走者の佐藤が還りサヨナラ勝ち。(延長サドンデス)
2点を追うナイスは4回、この回先頭の4番村尾が本塁打、続く横澤が3塁打し、6番芦澤の犠飛で同点。延長サドンデスは1度で決着がつかず、2度目で横澤の内野ゴロであっけないサヨナラ勝ち。正木が気力あふれるピッチングで、4安打2失点(6回まで)完投。
伊藤忠は無念の予選敗退。初回、2死から4番渡辺の適時打で1点先制。3回には渡辺の安打を足がかりに敵失で1点追加。しかし、その後は攻め切れなかった。エース渡辺は長打攻勢に泣いた。チーム4安打のうち自ら3安打猛打賞の活躍を見せたが、報われなかった。自慢の打線も闘志が空回り。
○正木 100球は投げたんじゃないか
○佐藤 主審が「ファウル」のジャッジをしなかったので、とりあえず走っておこうと判断した
●面高監督 〝オコエ神〟がいいよ、1塁から安打でそのままホームインしたんだから(前半は〝絶口調〟だったが…最終回、2死から元西武・立花義家氏の息子、野球は素人の立花を代打に送り、立花は四球、さらにかつての主砲で今は〝守りの切り札〟杉山を代打に送る執念の采配を見せたが、立花は2盗にオーバーランして失敗)