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結婚前の細井監督 

 三井不動産の細井監督から4月22日(日)の早朝8時43分、次のようなメールが届いた。

 「話しすることすら辛い状況なので、もし取材などで情報が必要な場合は、キャプテンの内海に聞いてほしい」と。

 記者はと言えば、連日連夜のわが西武の圧勝、大勝、大逆転勝ちに酔いしれ、日曜日でもあり、まさに春眠暁を覚えず、惰眠をむさぼっていたが、この「話しすることすら辛い状況」メールでいっぺんに目が覚め、その意味を瞬時に理解した。あの顔全体が笑顔の〝仏〟の細井監督がそれほどまでに辛い状況に追い込まれるとは、それはもうただ一つ奥さんに捨てられたとしか思えないではないか。

 3日3月3年という。細井監督が結婚したのは今から3年前の44歳だ。今流行りのセクハラ・パワハラや買春(回春剤は必要かもしれないが)とは無縁の男であるのは容易にわかるが、せっかく女性を愛することとその返しの愛を手に入れたのに、わずか3年で破綻し、白髪交じりの五分刈りの脱走兵のような恰好をしてまた万年床の独身寮に戻るのかと想像するだけで悲しくなった。

 しかし、話せないのならやむを得ない。内海キャプテンに電話した。「奥さんに捨てられた? そんなことはないと思いますよ。とても仲がいい」と内海は話したが、それでも半信半疑。これでは決勝戦の采配どころではないと確信した。

 一通り決勝戦に臨む意気込みを内海から聞いた。先日、三井レジの内山が話したように〝RBAの星〟志村はどうやら登板しないようだ。(これも予想できないことではない。前出の記事の通り)先発は相澤が確定的だ。相澤は志村とは異なり、間違いなく三井レジを力づくで封じにかかる。完封する力は十二分にあるとみた。

 打線はどうか。守備だけならプロも通用すると思われる慶大卒の斎藤遊撃手が打力でもチームを引っ張る。このチームは慶大野球部出身者が多く、大久保、藤枝らがいる。

 それ以上に面白いのが東大野球部だ。古くは肥田、溝口らがチームを引っ張ったことがあり、今は内海、山本、浅井のトリオに、新人の楠田が加入したという。「うちが5-2で勝つ」と内海は言い切った。

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相澤

 いまはまったく6大学に関心がない記者は「東大野球部 楠田」で検索したら、出る出る。楠田は日ハム入りした宮台と同期で外野手。2017年の秋には打率.341(リーグ6位)、3本塁打、9打点の活躍をみせ、ベストナインに選ばれているではないか。宮台が日ハムの指名を受けたのに、自分が指名されなかったことに涙したとある-ネット記事を読んで、根っからの野球好きであることが伝わってくる。

 楠田さん、長い人生を考えたとき、プロ入りすることが最大の目標ではないと思いますよ。プロは東大に入るより狭き門ですが、プロ入りする人と同数の人が毎年去っていく。10~12年に総入れ替えとなる計算です。厳しいセカンドキャリアの現実が待ち受ける。

 プロの夢を断ち切って、日本一のデベロッパーの一員として仕事で頑張っていただきたい。記者はこれまで28年間、ほとんど休むことなくRBA野球を応援してきた。今後も死ぬまで応援を続ける。決勝戦での活躍を期待しています。三井レジの吉田から安打を放ったら大したもんです。〝三井に楠田あり〟といわれる存在になっていただきたい。

 内海との電話が済んでから、当の細井監督から電話がかかってきた。

 「ハハハハハ、いや、土曜日、みんなと練習してぎっくり腰になっちゃった。あのときは本当にどうしようもなかった。今はちょっと良くなった。ハハハハハ」

 ※参考 溝口と細井は会社の寮に満期までいたレジェンドとして顔写真が額縁付きで飾られている。

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大石

 第29回RBA野球大会日曜ブロック決勝戦の三井不動産-三井不動産レジデンシャルが4月27日(金)行われる。両社が決勝戦で雌雄を決するのは初めてで、三井不動産が勝てば第14回大会以来15年ぶり4度目、三井不動産レジデンシャルが勝てば初優勝となる。以下は、圧倒的な的中率を誇る記者のレーティングをもとにした〝勝って〟予想。

 三井不と三井レジの関係を人間に例えれば、財布・人事を握っているのは三井不だとすれば〝親子〟の関係で、実際の仕事では三井不が管轄する賃貸事業と、分譲事業を担う三井レジはほぼ同じ売上高の、グループの稼ぎ頭という点では〝兄弟〟で、人的交流がさかんに行われるという意味では両性具有ともいえる。

 そんなどうとでもとれる関係が予想を難しくする。親子の縁を切る、兄弟喧嘩が高じて収拾がつかなくなる骨肉の戦いに発展するのか、それとも仲良しこよし、お医者さんごっこかおままごとのような〝凡戦〟になるのか、関係者でなくても興味津々の試合になるのは間違いない。

 客観的に分析すれば、記者のレーティング(格付け)は三井不が87。三井レジが85。過去の例からして、レーティング上位のチームが勝つ確率は約75%。記者の格付け付与能力は高い。三井レジのエース吉田はまとも投げれば三井打線を封じる力があり、ロースコアになるのは必至だが、三井不の優位は動かない。

 ましてや、あの「野球は趣味で」という名言を発し、目の前にぶら下がった当時2億円とも言われた読売巨人軍の支度金・契約金を足蹴にし、わが不動産業界の雄・三井不に入社した志村亮(51)が、全盛時と変わらぬ制球力を武器に投げるとすれば、勝率はさらに高まる。

 しかし、志村(この4月から三井不動産リアルティに異動)も三井レジのマンション用地担当として仲間と苦楽を共にしてきた。かつて部下だった三井レジ内山などを赤子の手をひねるように、再起不能に陥るようなダメージを与える投球はしない。そんな冷酷無比の血も涙もない人間ではないはずだ。手心を加えるのは間違いないと記者は予想する。

 とはいえ、慶大時代に残した同窓の大先輩・故藤田元司氏と同数の通算31勝の燦然と輝く名誉をけがすような、そしてまた、やはり通算31勝を挙げた早大卒の斎藤佑樹氏(ご存じ色あせたハンカチ王子)とは器が違うことを知らしめ、さらにまた(大観衆が集まるかどうか不明だが)観戦するはずの桐蔭-慶大の先輩、遠藤靖氏(三井不動産リアルティ専務)の前で無様な投球は見せられないと決意し、RBAの最年長勝利記録であるミサワホームの鉄人大野の54歳には及ばないが、50歳で引退した中日・山本昌氏のプロ野球の最年長現役投手記録を超えても衰えていないことを示し、〝プロだけが夢ではない〟ことを高校球児に言外に知らしめるためにも、ここは渾身の力を振り絞って抑えにかかるのではないかとも思われる。むざむざと三井レジの軍門に下るようなことはしない。

 かくて、打たせない打たせよう、打て打つな…志村自身の中で万華鏡のような激しい葛藤せめぎあいが演じられ、あげくの果て、めまいを発症し支離滅裂の投球となるストーリーが描けないではない。

 そんな志村の心中を読み切ったのか、国学院久我山-立大卒の三井レジのかつての主砲内山は、「志村さんは僕が入社したころの上司。このまえ会ったら『投げるかどうかわからない』と言ってましたから」と、志村が投げないことに淡い春陽炎のような埒もない夢を描く。「仮に志村さんが投げても大丈夫」-自分だけは打たせてもらえると手前勝手な解釈をする。

 しかし、志村が投げても投げなくても、志村の後輩・相澤が三井レジに大きな壁として立ちはだかる。相澤もまた6大学で通算9勝を挙げている。肩を壊したためか伝家の宝刀の高速スライダーはスピードが落ちたが、三井レジ打線をきりきり舞いさせる力はある。「相澤さんはちょっと…」と内山も戦う前から尻尾を巻く。相澤は志村のように優しくない性格と見た。〝おれがエースだ〟とばかり、三井レジを牛耳るはずだ。

 となると、三井レジの勝機は限りなくゼロに近づくが、かといってゼロではない。死中に活を見出すことはできる。

 4番を打つ上智大硬式野球部出身の大石遊撃手の前に走者をためることだ。大石の調子は絶好調。打力は水曜ブロック積水ハウス神奈川の名手・若佐や旭化成ホームズの北寒寺を上回るかもしれない。守りも堅い。

 では、大石の前の走者になりそうなのは誰か。それはもう1番を打ちそうな東邦-中大卒の〝東邦の怪物〟山際しかいない。記者は山際がデビューした第24回大会の目の覚めるような本塁打を忘れない。

 ところが、その後はマンション販売の激務に疲れ果てたのか、わが身の限界に諦観したのか、こざかしいサラリーマンの仲間入りを果たそうと目論んだのか、天与の容貌を武器に女性に入れ込んだのか、その理由は定かではないが、コンマ何秒かの動物的で知的な人類普遍のアヘンというべき野球の魅力と決別し、野球ボールよりはるかに小さくて止まっているゴルフボールなるものに魅入られたために、さっぱり打てなくなった。

 ゴルフの弊害は、すぐ外見に現れた。足腰が全てというアスリートの基本をかなぐり捨て、ただ遠くへ飛ばしたいという腕っぷしに頼りすぎたため、あの鋼鉄のようなむしゃぶりつきたくなるようなふっくらとしたお尻は優男のそれになり下がり、ハエも止まりそうな凡飛を見失い、腰砕けとなる醜態をさらけ出した。

 「内山さん、山際はもうダメだね。あれじゃ志村さんを打てるわけがない。〝東邦の虚砲〟か〝東邦の空砲〟とでもあだ名を替えようかしら」と内山に聞いたら、「やめてほしい。あいつは心臓が弱いから」と答えたが、この記事を読んで委縮するようならもともとその程度の男ということだ。

 わが三重県勢が名前を聞いただけで震え上がった〝東邦の山際〟のすごさをここで見せなくてどうする。6年前、ピンポン玉のようにボールをはじき返した力の片りんでもいいから見せてほしい。山際の出塁こそが志村を攻略し三井を破るための必要十分条件だ。そして大石が好機を広げ、内山が還す-これが三井レジの勝利の方程式だ。

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6年前の山際

 キーマンは室谷だ。相澤と同期の室谷は、渡辺監督の意向を忖度して、「お返しをするから」と、風邪薬ではなく鼻薬をかがせ、悪臭芬々の腋の下ではない香気に満ちた袖の下をこっそりと相澤の胸元から差し入れることぐらいやりかねない。

 あろうことか相澤はそれを受け取ったばかりに動揺し、ために四死球を乱発し、目前の勝利をフイにする可能性は否定できない。

 かくして万に一つの勝利をものにすれば、渡辺監督は「ガハハハハ、山際も大石も内山もよくやった。吉田もよく投げた。室谷? 彼は優秀」と勝利者インタビューで答える場面があるのかないのか。

 菰田社長はどちらを応援するのか。

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6年前の内山

三井レジ 三上が決勝打 吉田は実質3安打1失点 清水・小寺は3ラン含む4打点(2018/3/25)

志村-相澤 無安打継投 歴代4人目の6大学女性選手・川崎もベンチ ケンコーポ無念(2017/11/26)

ケンコーポ6年連続14度目V 3年目の初登板大澤が快投 三井レジは11与四死球で自滅(2017/5/12)

第24回RBA野球大会 今年は新人の当たり年 チームの躍進・再生に大活躍(2012/8/20)

山際だけじゃないぞ 三井不動産レジデンシャル快勝(2013/7/1)

 

 

 

 

 

第29回RBA日曜ブロック決勝戦 三井不-三井不レジ スコア速報

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大石

 第29回RBA野球大会日曜ブロック決勝戦の三井不動産-三井不動産レジデンシャルが4月27日(金)行われる。両社が決勝戦で雌雄を決するのは初めてで、三井不動産が勝てば第14回大会以来15年ぶり4度目、三井不動産レジデンシャルが勝てば初優勝となる。以下は、圧倒的な的中率を誇る記者のレーティングをもとにした〝勝って〟予想。

 三井不と三井レジの関係を人間に例えれば、財布・人事を握っているのは三井不だとすれば〝親子〟の関係で、実際の仕事では三井不が管轄する賃貸事業と、分譲事業を担う三井レジはほぼ同じ売上高の、グループの稼ぎ頭という点では〝兄弟〟で、人的交流がさかんに行われるという意味では両性具有ともいえる。

 そんなどうとでもとれる関係が予想を難しくする。親子の縁を切る、兄弟喧嘩が高じて収拾がつかなくなる骨肉の戦いに発展するのか、それとも仲良しこよし、お医者さんごっこかおままごとのような〝凡戦〟になるのか、関係者でなくても興味津々の試合になるのは間違いない。

 客観的に分析すれば、記者のレーティング(格付け)は三井不が87。三井レジが85。過去の例からして、レーティング上位のチームが勝つ確率は約75%。記者の格付け付与能力は高い。三井レジのエース吉田はまとも投げれば三井打線を封じる力があり、ロースコアになるのは必至だが、三井不の優位は動かない。

 ましてや、あの「野球は趣味で」という名言を発し、目の前にぶら下がった当時2億円とも言われた読売巨人軍の支度金・契約金を足蹴にし、わが不動産業界の雄・三井不に入社した志村亮(51)が、全盛時と変わらぬ制球力を武器に投げるとすれば、勝率はさらに高まる。

 しかし、志村(この4月から三井不動産リアルティに異動)も三井レジのマンション用地担当として仲間と苦楽を共にしてきた。かつて部下だった三井レジ内山などを赤子の手をひねるように、再起不能に陥るようなダメージを与える投球はしない。そんな冷酷無比の血も涙もない人間ではないはずだ。手心を加えるのは間違いないと記者は予想する。

 とはいえ、慶大時代に残した同窓の大先輩・故藤田元司氏と同数の通算31勝の燦然と輝く名誉をけがすような、そしてまた、やはり通算31勝を挙げた早大卒の斎藤佑樹氏(ご存じ色あせたハンカチ王子)とは器が違うことを知らしめ、さらにまた(大観衆が集まるかどうか不明だが)観戦するはずの桐蔭-慶大の先輩、遠藤靖氏(三井不動産リアルティ専務)の前で無様な投球は見せられないと決意し、RBAの最年長勝利記録であるミサワホームの鉄人大野の54歳には及ばないが、50歳で引退した中日・山本昌氏のプロ野球の最年長現役投手記録を超えても衰えていないことを示し、〝プロだけが夢ではない〟ことを高校球児に言外に知らしめるためにも、ここは渾身の力を振り絞って抑えにかかるのではないかとも思われる。むざむざと三井レジの軍門に下るようなことはしない。

 かくて、打たせない打たせよう、打て打つな…志村自身の中で万華鏡のような激しい葛藤せめぎあいが演じられ、あげくの果て、めまいを発症し支離滅裂の投球となるストーリーが描けないではない。

 そんな志村の心中を読み切ったのか、国学院久我山-立大卒の三井レジのかつての主砲内山は、「志村さんは僕が入社したころの上司。このまえ会ったら『投げるかどうかわからない』と言ってましたから」と、志村が投げないことに淡い春陽炎のような埒もない夢を描く。「仮に志村さんが投げても大丈夫」-自分だけは打たせてもらえると手前勝手な解釈をする。

 しかし、志村が投げても投げなくても、志村の後輩・相澤が三井レジに大きな壁として立ちはだかる。相澤もまた6大学で通算9勝を挙げている。肩を壊したためか伝家の宝刀の高速スライダーはスピードが落ちたが、三井レジ打線をきりきり舞いさせる力はある。「相澤さんはちょっと…」と内山も戦う前から尻尾を巻く。相澤は志村のように優しくない性格と見た。〝おれがエースだ〟とばかり、三井レジを牛耳るはずだ。

 となると、三井レジの勝機は限りなくゼロに近づくが、かといってゼロではない。死中に活を見出すことはできる。

 4番を打つ上智大硬式野球部出身の大石遊撃手の前に走者をためることだ。大石の調子は絶好調。打力は水曜ブロック積水ハウス神奈川の名手・若佐や旭化成ホームズの北寒寺を上回るかもしれない。守りも堅い。

 では、大石の前の走者になりそうなのは誰か。それはもう1番を打ちそうな東邦-中大卒の〝東邦の怪物〟山際しかいない。記者は山際がデビューした第24回大会の目の覚めるような本塁打を忘れない。

 ところが、その後はマンション販売の激務に疲れ果てたのか、わが身の限界に諦観したのか、こざかしいサラリーマンの仲間入りを果たそうと目論んだのか、天与の容貌を武器に女性に入れ込んだのか、その理由は定かではないが、コンマ何秒かの動物的で知的な人類普遍のアヘンというべき野球の魅力と決別し、野球ボールよりはるかに小さくて止まっているゴルフボールなるものに魅入られたために、さっぱり打てなくなった。

 ゴルフの弊害は、すぐ外見に現れた。足腰が全てというアスリートの基本をかなぐり捨て、ただ遠くへ飛ばしたいという腕っぷしに頼りすぎたため、あの鋼鉄のようなむしゃぶりつきたくなるようなふっくらとしたお尻は優男のそれになり下がり、ハエも停まりそうな凡飛を見失い、腰砕けとなる醜態をさらけ出した。

 「内山さん、山際はもうダメだね。あれじゃ志村さんを打てるわけがない。〝東邦の虚砲〟か〝東邦の空砲〟とでもあだ名を替えようかしら」と内山に聞いたら、「やめてほしい。あいつは心臓が弱いから」と答えたが、この記事を読んで委縮するようならもともとその程度の男ということだ。

 わが三重県勢が名前を聞いただけで震え上がった〝東邦の山際〟のすごさをここで見せなくてどうする。6年前、ピンポン玉のようにボールをはじき返した力の片りんでもいいから見せてほしい。山際の出塁こそが志村を攻略し三井を破るための必要十分条件だ。そして大石が好機を広げ、内山が還す-これが三井レジの勝利の方程式だ。

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6年前の山際

 キーマンは室谷だ。相澤と同期の室谷は、渡辺監督の意向を忖度して、「お返しをするから」と、風邪薬ではなく鼻薬をかがせ、悪臭芬々の腋の下ではない香気に満ちた袖の下をこっそりと相澤の胸元から差し入れることぐらいやりかねない。

 あろうことか相澤はそれを受け取ったばかりに動揺し、ために四死球を乱発し、目前の勝利をフイにする可能性は否定できない。

 かくして万に一つの勝利をものにすれば、渡辺監督は「ガハハハハ、山際も大石も内山もよくやった。吉田もよく投げた。室谷? 彼は優秀」と勝利者インタビューで答える場面があるのかないのか。

 菰田社長はどちらを応援するのか。

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6年前の内山

三井不志村は登板せず?相澤が先発「5-2で勝つ」内海が断言(2018/4/23)

三井レジ 三上が決勝打 吉田は実質3安打1失点 清水・小寺は3ラン含む4打点(2018/3/25)

志村-相澤 無安打継投 歴代4人目の6大学女性選手・川崎もベンチ ケンコーポ無念(2017/11/26)

ケンコーポ6年連続14度目V 3年目の初登板大澤が快投 三井レジは11与四死球で自滅(2017/5/12)

第24回RBA野球大会 今年は新人の当たり年 チームの躍進・再生に大活躍(2012/8/20)

山際だけじゃないぞ 三井不動産レジデンシャル快勝(2013/7/1)

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小森氏

 水曜ブロックの10指に残る名投手だったオークラヤ住宅の小森監督兼投手(38)が引退を表明した。「体力の衰えもありますし、投手は加藤がいい。メンバーも20人くらいいる。ユニフォームも返す。後任は加瀬。加瀬をよろしく」と語った。4月10日(火)、品川の球場で引退試合が行われる。

 小森監督はオークラヤ住宅のエースとして活躍。2007年にはチームを決勝に導いた。旭化成ホームズ相手に試合は1-7で敗れたが、小森投手は6回まで4安打しか打たれておらず、自責点はゼロだった。

 第28回大会から監督に就任。ケイアイスター不動産相手に5年ぶりに完封勝利を挙げたが、その後、肩の調子は思わしくなかったようだ。女性応援団を大勢動員する力もあった。

オークラヤ小森だ!復活だ!5年振り完封勝ち ケイアイスター浅見 援護なし(2016/7/7)

旭化成ホームズ7度目の優勝 今野投手が5回を1安打(2007/3/20)

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試合終了は午後6時ころ 渡邊監督を胴上げする三井ナイン

三井不動産レジデンシャル(85) 10-6 清水建設(86.5)

  1 2 3 4     合 計
三井不動産レジデンシャル     10
清水建設    

 (延長タイブレーク)

 三井不動産レジデンシャルが2年連続決勝進出-第29回RBA野球大会日曜ブロック準決勝戦、三井不動産レジデンシャル-清水建設が3月25日、神宮外苑軟式野球場で行われ、5-5のまま延長戦に入る激戦となったが、先行の三井レジがタイブレーク(1死満塁で攻防)で5点を奪い、そのまま逃げ切った。5番大石が3安打猛打賞でチームに勢いをつけ、エース吉田が実質3安打1失点に抑えた。3番三上が勝利打点を挙げた。清水は田村-大城の継投でしのぎ、最終回、小寺の適時打と敵失で同点に追いついたが、最後は守りが破綻した。

 勝った三井レジは決勝で51歳の志村を擁す三井不動産と対決する。

 

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三井 大石(左)と三上

 3点を先制された三井は2回、1死から5番大石が痛烈な右翼前安打を放ち、すかさず2盗を決めたあと、7番坂尾の適時打で1点を返した。続く3回、1死から1番伊藤が左翼前に運び、盗塁を決め、2番山本が四球で好機を広げると3番三上が左翼越え3塁打(※)で同点とすると、大石の中堅前安打で逆転。6回には敵失でさらに1点を追加。

 延長戦では、三上が内野安打で1点先行し、続く山際の安打と四球、敵失などで一挙5点を奪い試合を決めた。

 エース吉田はストレート中心に尻上がりの好投を見せ、最終回、力みから3安打を浴び2失点したが、最後まで力は衰えなかった。

 清水は涙を飲んだ。初回、2死2、3塁から5番小寺の左翼越え3ラン(※)で先制したが、その後5回まで無安打に抑えられた。最終回、この回先頭の2番田村が安打し、3番大城の内野安打で1、2塁とすると、小寺の左翼前安打と敵失で同点に追いついた。延長戦は3番以下が凡退に倒れた。

 先発のチーム最年長の田村投手は変化球が決まり絶好の立ち上がりを見せたが、やや球威を欠いた。2番手の大城が5回から登板し力で押したが、自らの失策も絡んで抑えきれなかった。

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園長の7回、内野安打を放った三上

〇渡辺監督 今日が今年初めての試合。みんなよくやった。殊勲者は大石。(初回の3失点ついて)3塁の伊藤は減額もの、レフトの池田は懲罰もの

〇吉田 (6回、味方が追加点を奪った場面で、相当緊張したかのか記者に聞いた)トイレないですか。(6回は)もちろんノーヒット・ノーランを意識した(6回は明らかにたまが上ずっていた。調子に乗りすぎたか。それでも最後まで力は衰えなかった)

〇大石 相手(大城)はストレートしかないのが分かっていた(3安打とも痛烈な安打。上智大野球部出身の30歳。守備もよく水曜の積水・若佐より上かも。すごい打者だ)

〇室谷 代打でヒットを打った(6回、貴重な追加点を奪うきっかけの安打を放ち)

●本間監督 しょうがない

●小寺 ずっと肩が痛かった(5回までは3度の守備機会を完璧に処理したが、6回2死から痛恨の1塁への高投の失策。打撃では本塁打含む4打点の活躍)

●田村大 千葉・船橋高校出身の新人です。武器はストレート(先輩の同姓田村との共演があるか)

※記録は、「俺(記者)がルールブックだ」を適用し、双方とも有利になるよう特別ルールとした。これによると、三井・吉田は6回まで被安打3で自責点は1のみ。三上が3塁打含む2安打3打点。清水は小寺が3ラン含む2安打4打点。田村は被安打4で1失点、大城は被安打2で無失点)

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先制の3ランを放った清水 小寺

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清水 田村投手(左)大城投手

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清水、6回同点の場面

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渡辺監督

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三井 大石

三井不動産レジデンシャル(85) 10-6 清水建設(86.5)

  1 2 3 4     合 計
三井不動産レジデンシャル     10
清水建設    

 (延長タイブレーク)

 三井不動産レジデンシャルが2年連続決勝進出-第29回RBA野球大会日曜ブロック準決勝戦、三井不動産レジデンシャル-清水建設が3月25日、神宮外苑軟式野球場で行われ、5-5のまま延長戦に入る激戦となったが、先行の三井レジがタイブレーク(1死満塁で攻防)で5点を奪い、そのまま逃げ切った。5番大石が3安打猛打賞でチームに勢いをつけ、エース吉田が実質3安打1失点に抑えた。3番三上が勝利打点を挙げた。清水は田村-大城の継投でしのぎ、最終回、小寺の適時打と敵失で同点に追いついたが、最後は守りが破綻した。

 勝った三井レジは決勝で51歳の志村を擁す三井不動産と対決する。志村は4月1日付で三井不動産リアルティに異動になる模様。

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三井 吉田投手

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神宮外苑軟式野球場 コブシグラウンドで

 

 

三井不動産レジデンシャル(85)-清水建設(86.5)

 日程の都合で年越しとなった第29回RBA野球大会日曜ブロック準決勝戦、三井不動産レジデンシャル-清水建設戦が3月25日(日)、神宮外苑軟式野球場で行われる。三井が勝てば2年連続2度目の、清水が勝てば2年振り9度目の決勝進出となる。

 清水がやや優勢と見たが、レーティング差はわずか1.5。調整次第でどちらにも転ぶと見た。清水の先発はベテラン田村か準々決勝戦で好投した鈴木か、ノーコン病が解消されていれば快速・大城もありそうだ。田村はまだ老け込む年齢でないが、完璧に抑える投球ができなくなってきたのが懸念されるが、場数を踏んでいる強みがある。まず先発は間違いない。行けるところまで行って鈴木に交代すると見た。大城の先発はギャンブル。本間監督の采配が見ものだ。

 打線は主砲の小寺が復帰したのが心強い。どっしりと4番に座ることで、チームに安心感を与える。大城は打撃は文句なしにいい。三重スリーアローズ出身の治下はどうしたのか。

 三井は、先発の吉田の調子次第。前回の決勝戦では先発の長谷川、2番手の吉田、3番手の室谷の3投手が4回まで11四死球を与えるなどふがいないピッチングで自滅したが、ここは汚名返上のチャンス。吉田は本来コントロールのよさが身上の投手だ。吉田が崩れれば頼れる投手はいない。

 打線は不安のほうが先行する。ここまではどちらかと言えば対戦相手に恵まれ、相手の自滅に助けられて勝ち上がってきた。運も実力のうちかもしれないが、相手の田村や鈴木から大量点は奪えない。確実にチャンスをものにする機動力が必要だ。

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左から長野氏、杉山氏、木内氏

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 横浜高校時代、松坂投手にエースの座を奪われたRBA野球大会の古豪リストのかつての主砲、杉山大樹氏(39)が初マラソンで4時間を切る快挙を成しとげた。3月18日に行われた「2018板橋Cityマラソン」で達成したもので、走破タイムは3時間54分27秒。順位は8,000人以上が参加したマラソン一般の部総合男子で3440位。

 杉山氏は9時10分34秒にスタート、5キロごとのラップは30キロまでは26分台をキープし、スタート時の順位7,846位から一時は3,183位まで浮上したが、35キロ過ぎからペースが落ち、残り2キロ時点で3分差をつけていた同社のマラソンの師匠、木内寛之氏(47、タイム3時間53分58秒)にもゴール寸前で抜き去られた。

 杉山氏は、「4時間を切れたのは師匠のお陰。30キロあたりまでは調子がよく楽勝かと思ったが、37キロあたりから足が動かなくなった。最後の2キロは歩きたくなるほどきつかった。野球とは比較にならない。もう絶対走りたくない気持ちだが、次は師匠のボス木内さんに勝ってやる。リストで4時間を切ったのは僕のほかは木内さんと北見社長しかいない。」と前を見据えた。秋のホノルルのトライアスロンに挑戦するという。

 木内氏は、筑波大アメフト出身。「10年くらい走っている。ベストタイムは3時間41分。杉山が飛ばしたのは分かっていたが、ついていったら潰れると考え、自分のペースを守った。負けたら会社でなにを言われるかと恐怖を覚えた。勝ててよかった。今度の対戦? もちろん絶対負けない。圧倒的に負けたくない。受けて立つ」と断言した。

 木内氏はまた、「素人が最初に目指すのが4時間を切る〝サブフォー〟。しかし、これがなかなかできない。杉山はたいしたもの」と弟子を称えた。

 同社からはこのほか、長野敏文氏(42=タイム5時間8分13秒)、庄司真氏(35=同4時間53分4秒)、山本宏氏(33=同6時間32分3秒)が出場し、みんな完走した。もう一人出場する予定だったが、スタートの前日に〝リタイア〟した。

 完走した5人は「走っている間中、早く終わってほしいと思っていた。しかし、こうやって走った後で飲めるのが最高にいい」と口々に語った。明日はきちんと出社するそうだ。独身の長野氏は、「どのような女性が好みか」という記者の質問に酒の勢いも借りてか「(野球部の監督)倉持さんの娘さん明日香さんがいい」とラブコール。

 延々と続く打ち上げ式にあきれ返ったのか、杉山氏の奥さんは、「(杉山氏が)内野ゴロを打って肉離れする野球など見たくない」と野球での奮起を促し、妹さんと一緒に帰っていった。

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庄司氏(左)と山本氏

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1時間40分、待ち構えていたが杉山氏のゴールシーンは捕らえられず

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小林氏(優しい顔だから、今野のようなえげつないシュートは投げないか)

 今年の記念すべき第30回RBA野球大会に復帰する意向を示しているタカラレーベンのエースがわかった。当初は監督の手島芳貴常務(43)が〝俺が投げると〟意欲満々だったが、今年の不動産協会の賀詞交歓会で「肩を壊しちゃった」と弱音を吐き、出場する前に不参加・断念の懸念が浮上したかと思いきや、いやいやすごい投手がいることが判明した-経営企画統括グループ経営企画部 広報課課長代理の小林太志(34)だ。

 どうしてわかったか種を明かせば、実は〝マンションモデルルームの革命児-著名人に例えればジャンヌ・ダルクかローザ・ルクセンブルクか、それともマザー・テレサかレディ・ガガか〟と記事にした同社取締役執行役員営業統括グループ統括部長・高荒美香氏にインタビューするのが目的だったのだが、その前に小林氏と名刺交換し、小林氏から野球の話を持ち掛けられたのだ。

 一見して並みのサラリーマンでないことは分かった。背が183㎝と高く、筋肉も締まっていることが外見からも十二分に見て取れた。名前が「太志」(ふとし)だが、中西太氏のように全然太っていない。

 それでも、手島常務の2番手なら大したことないと高を括っていたのだが、どうしてどうしてその球歴たるやRBA史上最強最高の投手と断定できる。これを読んだらケン・コーポレーションの田辺監督や三井不動産の細井監督、清水建設の本間監督も腰を抜かすかもしれないが、事実だから隠すわけにはいかない。

 ウィキペディアによると、小林氏は群馬県富岡市出身。1983年生まれの34歳。群馬県立富岡高校在籍時に最速144キロを投げ注目され、一般入試で立教大学に進学。リーグ戦通算10勝を挙げた。

 大学卒業後の2006年、JR東日本に入社。1年目からチーム投手陣の主軸に抜擢され、第77回都市対抗野球では2試合に先発、シダックスから補強された森福允彦らと共にチームのベスト4入りに貢献。2007年、横浜ベイスターズに分離ドラフト1巡目で指名され、契約金1億円+出来高5000万円で契約。

 入団の翌年、初先発で初勝利するなど、31試合に登板し通算5勝4敗の成績を残した。2014年、戦力外通告を受け退団。在籍7年間で128試合に登板、13勝23敗、防御率4.47を残している。同社に入社して今年3月で3年目だという。

 不覚にも、ウィキペディアを読んでも、西鉄-西武ファン歴40年の、かつては日刊スポーツとフクニチスポーツ(九州の西鉄贔屓の夕刊紙。東京でも購読すれば3日遅れで読めた)を購読し、全試合のスコアテーブルは言うまでもなく、2軍や大学野球の記事まで皿のように読んだことがあったが、ここ20年は西武の試合はほとんど見るが、他のましてやアンチ巨人のセ・リーグの試合はほとんど興味がなくなった記者は全然記憶がよみがえってこなかった。西武戦でも小林氏は投げたのか。あのころのベイスターズに西武はたぶん3勝1敗ペースだったと思うが…。

 それはともかく、本人曰く「得意玉はスライダーとシュートだが、軟球はシュートが曲がりにくい。他のチームと試合を1試合しかやっていないので何とも言えないが、野球経験者を集めればそこそこ戦える」(さすが投手、話しぶりに全くスキがない)

 元ベイスターズのタイセイ・ハウジー千葉英選手とは年齢が同じ。千葉英投手は早く退団したので一緒に戦ったかどうかは微妙。

 もしタカラレーベンが参戦したら、プロでの実績から言って小林氏が図抜けた№1投手だ。(野手は長崎慶一氏、屋鋪要氏がいる)

 同社チームは第9回大会から第16回大会まで日曜ブロックで参加しており、第12回大会では島田和一現社長が監督を務め準優勝を飾っている。通算成績は13勝15敗。

 また、これは打診の段階だが、あの北京オリンピックで経験したことがない左翼(入団したときは捕手で、その後の本職は右翼)を守らされたばっかりに素人の記者でも目を覆いたくなる凡ミスを2度も3度も犯した(あの時の監督はこの前亡くなった星野さんで、田淵氏、山本氏がコーチを務めた)ばっかりに退団を余儀なくされたわが西武のG.G.佐藤氏が率いる野球チームも賛成の意向があるようだ。(わたしはもちろんG.G.佐藤さんの大ファンだが、チームにはまだ現役で通用しそうな元プロがたくさんいそうだ。例えばG.G.佐藤さんは左翼しか守ってはいけないとか、打席に立つ前はあの相手投手が凍り付く儀式は必ずやるとか、勝っても負けても試合後は「キモティ」を絶叫しなければならないとかのハンディをつけないと試合にならないのでは)

10指に余るRBAの元プロ野球選手
 

 

 

 
 
 

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