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アドレスは「中央区明石町」

大成有楽+大成の免震「オーベル明石町レジデンス」

 


「オーベル明石町レジデンス」完成予想図

 

 大成有楽不動産と大成建設の「オーベル明石町レジデンス」を見学した。横浜・山手や神戸とともに外国人居留地として文明開化を先駆けた由緒ある中央区明石町の一角にあり、建物は大成建設も自ら事業主となりハイブリッド免震工法を採用。「『ひとつ上の安心』という価値」がコンセプトのマンションだ。

 物件は、東京メトロ有楽町線新富町駅から徒歩3分、または日比谷線築地駅から徒歩6分、中央区明石町に位置する12階建て全88戸(非分譲1戸含む)。専有面積は58.59~80.83㎡、価格は未定。竣工予定は2014年2月下旬。設計・施工・監理は大成建設。

 現地は冒頭に書いた通りだが、聖路加国際病院、聖路加ガーデンがある街といったほうが分かりいいかもしれない。現地の目の前には100年の歴史があるという明石小学校があり、周辺には浅野内匠頭邸跡、芥川龍之介生誕の地、慶應義塾大学・立教学院・女子学院・明治学院発祥の地、ガス街灯柱、アメリカ公使館跡など歴史をしのばせる石碑などが随所にある。

 緑も豊かで、聖路加看護大学の敷地内や街路樹にはメタセコイアを筆頭にユリノキ、シナノキ、スズカケ、クスノキなどの大木が植わっている。

 建物は、大成建設の地震の揺れを建物に伝わらないようにする積層ゴムのほかに地震エネルギーを弾性すべり支承で吸収するハイブリッド免震「TASS構法」を採用。外観は細かな縦リブを持つタイルを採用。基壇部に重厚な山形タイルを配しているのが特徴。エントランスには江戸切子の工芸品や銀座の街並みをモチーフにしたデザインアートが掲げられる。

 住戸は1フロア4戸ずつ2ブロックに分離し、サッシは2300ミリのハイサッシを、キッチン・洗面化粧台カウンターには御影石(一部を除く)をそれぞれ採用。グレード感を高めている。

 モデルルーム見学は完全予約制とし、アンケート記入からシアターまで個室で対応しているのも特徴で、これまで地域に縁のある人を中心に400件を超える来場がある。

 大成建設都市開発本部開発事業部課長・藤野明氏は、「大成有楽との共同事業の1号案件として、先に長期優良住宅の『横浜白楽レジデンス』を分譲(完売済)したが、今回が2号案件。 ゼネコンとして先進的な機能の提案を目指し、『ひとつ上の安心という価値』をコンセプトとした共同事業をやっていきたい」と語った。年に1~2件程度のペースで共同事業を行う模様だ。

 

◇     ◆     ◇

 

 価格が決まっていないのが残念だが、この「明石町」のポテンシャルの高さをどこまでアピールできるかがポイントだ。少なくとも他の中央区の物件よりは上だ。


左の壁に掲げられているのがデザインアート(完成予想図)

カテゴリ: 2013年度


「ライオンズ西新井グランフォート」完成予想図

 

 大京が3月末から分譲開始した西新井駅前再開発エリアでは最後のマンションとなる「ライオンズ西新井グランフォート」が好調なスタートを切った。全68戸のうち1期としては多めの38戸を供給して、現在31戸を契約済み。来場者は200件を越えている。

 物件は、東武伊勢崎線西新井駅から徒歩5分、足立区西新井栄町1丁目に位置する8階建て全68戸。専有面積は68.57~81.93 ㎡、現在分譲中(5戸)の価格は3,790万~5,540万円、坪単価は208万円。竣工予定は平成26年3月17日。施工は大末建設。設計は日建ハウジングシステム。

 現地は、西新井駅前の大規模再開発エリアの一角で、これまでもマンションは賃貸を含め千数百戸が分譲されており、今回が最終分譲となる。大京の「グランフォート」シリーズとしては28件目。

 建物外観に黒のルーバー手すりを採用、女性の目線で企画した「ライオンズ リビング ラボ」を搭載しているのが特徴。

カテゴリ: 2013年度

野村不動産〝オハナ〟好調続く

「草加谷塚」は1カ月で78戸申し込み 単価は超割安の129万円

 


「オハナ草加谷塚」完成予想図

 

 野村不動産の第一次取得層向けマンションブランド〝オハナ〟の第5弾「オハナ草加谷塚」を見学した。3月に分譲した1期88戸のうち74戸に申し込みが入るなど、厳しい市況の東武伊勢崎線沿線では驚異的な売れ行きを見せている。

 物件は、東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)谷塚駅から徒歩7分、草加市谷塚町字谷際に位置する9階建て全127戸の規模。第2期(戸数未定)の専有面積は66.13~75.53㎡、予定価格は2,200万円台~3,000万円台(最多価格帯2,800万円台)、坪単価は129万円。竣工予定は平成26年1月上旬。施工は長谷工コーポレーション。

 現地は、急行停車駅の草加駅から徒歩17分の表示で、歩こうと思えば歩けないことはないが、やはり最寄り駅は各駅停車駅の谷塚だろう。駅からのアクセスはあまり車が通らない住宅街を抜けたところで、道路を挟んだ南側は地区計画により中層建築物以下に抑えられている。現状は戸建てなどが建ち並んでいる。

 最大の特徴は価格の安さ。冒頭にも書いたが、坪単価は129万円だ。業界関係者ならこの単価がいかに安いかがお分かりだろう。記者は数カ月前に130万円ぐらいで分譲されることを知りびっくりしたほどだ。今後分譲されるマンションなら土地代がただでもできない〝超〟を付けたいぐらいの割安単価だ。

 どうしてこれほど安い単価で分譲したのかは分からないが、地元の人以外ほとんど知られていない谷塚駅圏で早期完売しようとしてはじき出したのだろう。野村+長谷工だからできる単価設定でもある。

 この〝超〟が付くほどの割安単価であるにもかかわらず、若干残したのも高単価・高グロス価格になると売れ行きがバッタリ止まるこの沿線の特殊性を物語っている。それでももモデルルームをオープンしてまだ 1 カ月しか経過していないのにこの数字は驚異的だ。同沿線のマンションの売れ行きとしては東武鉄道「ソライエ草加松原」を上回るスピードだ。設備・仕様も沿線のマンションと比べればむしろ水準以上だ。南向きのスパンはほとんどが6300ミリ以上。

 申込者はもちろん地元中心のファミリーだが、戸建てからの買い替え、買い増しもあるという。賃貸の相場は70㎡で11万円ぐらいというから投資需要も見込める。これほど充実した賃貸マンションなどないはずだ。


〝オハナ〟の定番のシンク下(収納スペースはないが、ゴミ箱と子ども用の脚立がある。ニースペースにもなる)

 

「オハナ」の人気の秘密を見た 野村不「玉川上水」(2/22)

カテゴリ: 2013年度

大成有楽不「オーベルグランディオ吉祥寺」 3カ月で106戸完売

 


「オーベルグランディオ吉祥寺」完成予想図

 

 大成有楽不動産は4月4日、三鷹市のマンション「オーベルグランディオ吉祥寺」が3月9日の販売開始から4週間で109戸を売り出し106件の申し込みがあったと発表した。1月5日の事前案内会開始から約3カ月で来場者は約800組に達した。

 同マンションは「牟礼団地総合再生プロジェクト」の分譲マンション第1号。都市再生機構(UR)がプロデュースする総開発面積約41,000㎡の一角。

 物件は、JR中央線・総武線、京王井の頭線吉祥寺駅からバス13分、バス停徒歩1分、三鷹市牟礼6丁目に位置する8階建て全177戸(販売対象外46戸含む)。109戸の専有面積は35.87~87.65㎡、価格は1,870万~5,180万円。申し込み倍率は最高5倍、平均1.4倍。施工は長谷工コーポレーション。竣工予定は2014年1月下旬。

カテゴリ: 2013年度

震災前2年間と比べ住宅着工は29%、マンション73%増

 


「ライオンズ仙台レジデンス」完成予想図

 

 大京が2月に東日本大震災後初めて東北エリアで分譲したマンション「ライオンズ仙台レジデンス」108戸が最高4倍、平均1.2倍で即日完売し業界でも話題になった。仙台駅東口から徒歩7分の区画整理事業地のほぼ中央に位置し、大林組の最新の技術である2棟連結免震構造を採用したほか、専有面積62.18~91.34㎡で2,290万~5,090万円(最多価格帯3,000万円台)というリーズナブルな価格設定が人気の要因だ。同社はこれまで仙台市内で195棟のマンションを分譲しており、市場を熟知しているのも好調な売れ行きとなった。


建築中の 「ライオンズ仙台レジデンス」

 

◇     ◆    ◇

 

 この大京のマンションが象徴するように、被災した東北3県のマンションや分譲戸建て、持家が震災後大幅に伸びている。

 東日本大震災の被災3県(岩手、宮城、福島)の平成23年3月から25年2月までの2年間の住宅着工戸数は67,727戸(前年同期比25.6%増)となっており、内訳は持家が36,417戸(同22.3%増)、貸家が22,143戸(同30.9%増)、分譲住宅が8,451戸(同23.4%増)と大幅に伸びている。分譲住宅の内訳はマンションが2,729戸、一戸建てが5.722戸。

 震災復興に向け確実に戸数を伸ばしていることが分かるが、震災後2年間と震災前2年間(平成21年4月~23年3月)とではどうなっているのか調べてみた。震災前2年間と比べると住宅着工総数は29.1%増、持家は34.3%増、貸家は16.8%増、分譲住宅は41.4%増となっている。分譲の内訳のマンションは72.7%増、一戸建ては31.3%増。つまりマンションの伸びが突出しており、持家や分譲戸建ても大幅に伸びていることが分かる。貸家は震災復興の2年間に大幅に伸びてはいるが、震災前と比べるとそれほどでもないことが分かる。

 今後どうなるかだが、宮城県では持家が昨年12月から3カ月連続して前年同月比で下回っており、岩手、福島も伸び率は鈍化傾向を示している。その一方で、マンションや戸建ても伸び率は鈍化しているが、まだまだ高い水準で推移しており、今後も相当の勢いで伸びるものと思われる。


積水ハウス「スマートコモンシティ明石台」

売れ行き好調 震災後初の大型 積水ハウス「明石台」(3/29)

大京 仙台で免震「ライオンズ仙台レジデンス」108戸(2012/11/15)

カテゴリ: 2013年度

 日本綜合地所は4月1日から9月30日まで「設立20周年キャンペーン」行う。期間中、予約の上モデルルームに来場した人にもれなく商品券2,000円分をプレゼントするほか、抽選で毎月20名合計120名に家電などをプレゼントする。

 キャンペーンサイトは http://www.ns-jisho.co.jp/anniversary/

カテゴリ: 2013年度
 

 

 

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