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 大和ハウス工業は4月19日、2019年3月期の業績予想を修正し、売上高4兆1,200億円(前回予想比1.7%増)、営業利益3,700億円(同4.5%増)、経常利益3,560億円(同1.1%増)、当期純利益2,350億円(同2.1%減)とした。

 2019年3月に判明した中国の関連会社における不正行為、4月の戸建・集合住宅の建築基準不適合の影響を受けたもの。建基法不適合に関する調査、顧客の要望に対応する費用として約20億円を売上原価として営業損益に含めた。

 また、中国の関連会社の不正行為については、第三者委員会による調査及び社内調査を継続しているが、不正に流出した資金による影響など約130億円を持分法投資損失として経常損益に計上した。

 当期純利益は、中国での不正行為に関する税金費用や一部の固定資産で減損損失を計上することから減益となる見込み。

 実際の業績については、建基法不適合、中国の不正行為について調査を継続しているため、今回の業績予想と異なる結果となることがあるとしている。

カテゴリ: 2019年度

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左から太田氏、大隈氏、三木氏(ザ・キャピトルホテル東急で)

 東急不動産ホールディングスは4月12日、4月1日付で新社長に就任したグループの東急リバブル・太田陽一氏と、東急住宅リース・三木克志氏のお披露目・就任記者会見を行った。

 冒頭、東急不HD社長・大隈郁仁氏は、「2017年にスタートした中期経営計画は今年4月で前半の2年が経過するが、計画を上回る進捗で推移している。現在のマーケートには変調を感じているが、確実に計画を上回る業績を上げるために二人を登用した」と挨拶。

 太田氏は、「仲介大手3社に食い込んでいる当社には3つの業界ナンバーワンがある。一つはお客さんの評価、2つ目は事業競争力、3つ目は働き甲斐のある会社ということだ。私個人の強みは、過去24年間で現場を12年間、スタッフを12年間経験し、社員をよく知っており、視点に偏りがなく、バランスよく客観的にものごとを見ることができること。環境の変化にも対応してきた。今後長期的には実需はシュリンクしていくが、どのマーケットが強みを引き出せるか引き出しを多くして対応していく。人材育成も生命線」などと抱負を述べた。

 趣味は運動、音楽、ミステリー読書。「運動は仕事を支える。思考を柔軟にし、展開を読むためにもミステリーは仕事に役立つ」。家族は1歳の孫と91歳の父親を持つ「高齢者家族のモデル」だそうだ。1960年(昭和35年)生まれ。東京都出身。早稲田大学卒。

 三木氏は、「人が力を発揮するのに大事なことが3つあることを、ずっと仲介現場を経験してきて学んだ。第一は信頼。社員、上司、会社がそれぞれ助け合うということ。第二は成長。人が成長すれば、事業も成長する。第三は創造。この3つを基本に社員の力を最大限に引き出す」と語った。

 三木氏は1959年(昭和34年)生まれ。神奈川県出身。早稲田大学卒。大隈氏とは同期入社。

カテゴリ: 2019年度

 アキュラホームグループは4月1日、入社式を行いアキュラホーム・宮沢俊哉社長が次のように訓示(要旨)した。グループの新卒新入社員は114名(男性46名、女性68名)。

 アキュラホームグループを代表いたしまして、114名の新入社員の皆様を歓迎いたします。

 本日は、新元号が発表される、日本人として記念すべき日です。一方で、アキュラホームグループも昨年10月1日より40周年を迎えております。皆さんは、このような記念すべき新たな時代の幕開けの日に入社されました。今日も一人一人に辞令交付をさせていただきました。皆さんのフレッシュさや個性溢れるすばらしい目の輝きを感じ、嬉しく思っています。

 我々の事業は、注文住宅を主体とした住まいづくりです。私は、当グループの皆が、つくる喜びを感じ、お客様に喜んでもらうことでいい仕事ができるという「匠の心」を持つべきだと考えています。

 そして、永代にわたり住み継いでもらう住まいを提供することを目指しています。 また、お客様に幸せを提供し続けるためには、社会に価値ある企業として存続し続ける必要があります。

 そのためには、常に進化のできる企業でなければなりません。過去の成功にとらわれず、時代の変化に適応することや、新しいものへの変化を恐れないことが大切だと思います。

 たった今、新元号が発表されました。「平成」から「令和」になったそうです。「令和」という新元号に慣れないかもしれませんが、馴染みがないという気持ちは、皆さんが社会に出ても同じだと思います。偶然ではありますが、皆さんへの歓迎の訓示の最中に、新元号が発表されたというのも、何かの縁だと感じるとともに、私自身も記念にもなりました。

 新たな時代に、ぜひ皆様が自身の人生を豊かにされ、仕事でも活躍をしていただけることを期待しています。

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宮沢社長の手ほどきでカンナ削りを体験する新入社員(社長を越えろ!)

カテゴリ: 2019年度

 ポラスグループは41日、入社式を行い、中内晃次郎代表が次のように訓示(要約)した。同社の新入社員は149名(男性105名・女性44名)。

 新元号が施行される本年、創業50周年を迎える当グループの経営方針のキーワードは、「自他共栄」です。互いに信頼し感謝することで、自分も世の中の人も共に栄えることができるというものです。経営理念に則った経営を推進し、企業の成長と地域貢献を両立することが、次の半世紀に向けた企業経営が出来るのではと考えています。

 新入社員の皆さんは、自分への投資として継続的に新聞を読む事と資格取得に取り組んで下さい。新聞では世の中の動きを知ることが出来、資格取得は業界の知識や法律を学ぶことが出来ます。プロとして恥ずかしくない見識を身に付けることが、お客様からの信頼・信用に繋がるのです。

 これらに積極的にチャレンジし、一日でも早くこの業界に相応しい振舞い、動き方、考え方が出来る社会人になれるように努力してください。

 

カテゴリ: 2019年度

 野村不動産ホールディングスは41日、入社式を行い、沓掛英二社長が祝辞を述べた。

 皆さんは、今日から野村不動産グループの一員となります。役職員全員で、皆さんの入社を心よりお祝いし、歓迎いたします。本日、新元号が発表となります。皆さんは、新たな元号がスタートする記念すべき年次の新入社員となります。当社はこの平成の時代に大きく成長し、そして、新しい時代に向けて大きく成長しようとしている企業グループです。

 入社に当たり、伝えたい点が1点だけあります。野村不動産グループはまさに「未来志向」の企業集団であるということです。野村不動産グループの企業理念は「あしたを、つなぐ。私たちは、人、街が大切にしているものを活かし、未来(あした)につながる街づくりとともに、豊かな時を人々とともに育み、社会に向けて新たな価値を創造し続けます」というものです。

 この理念を、お客様や社会に対する「私たちの約束」とし、不動産開発や不動産に関連するサービス・マネジメントビジネスの発展を目指しています。

 未来志向で行動していくためにも、これから皆さんが入社する会社や業務が、どう言った生い立ちでスタートし、先輩方が様々な苦労や努力を重ねた結果、現在があることを、確りと理解したうえで未来を見つめてください。

 我々、野村不動産グループは、今期より2028年を目指した、新たな中長期経営計画をスタートします。未来に向けて大きな成長を計画し、実行に移してい きます。

 皆さんも一人一人が「未来志向の発想と夢」をもって、野村不動産グループの一員として歩んでもらいたいと思います。

 野村不動産グループは、一人一人の行動指針として

 「お客様第一の精神」

 「独創的発想による新たな価値創造」

 「挑戦者であり続ける姿勢」

 「社会と共に成長してゆく自覚」

 「生き生きと働く、ウエルネスの実現」

を掲げています。

 また、野村不動産グループは、「人材を最も大切な財産」として成長してきた、そうしたDNAを持った企業であり、それは今後も揺るぎません。

 皆さんと一緒に、この行動指針やDNAを共有し、明るい未来の実現のために、歩んで行きたいと考えています。

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 大京グループは4月1日、入社式を行い、小島一雄社長が次のように訓示した。

 新入社員の皆さん、入社おめでとうございます。総勢193名の皆さんとともに、本日ここに入社式を迎えられたことを、役職員一同、大変うれしく思います。本日は、皆さんが社会人として第一歩を踏み出された記念すべき日です。この日を迎えるにあたり、ご家族をはじめ、お世話になった方々への感謝の気持ちを忘れず、新たな決意を持って社会人生活をスタートしていただきたく思います。

社会人生活と学生生活の違いについて

 本日から新社会人となる皆さんに、まずは学生生活と社会人生活にある大きな違いを2つお話しさせていただきます。1つ目は、「立場が変わる」ということです。今までは消費者側もしくはサービスを受ける立場にいることが多かったと思いますが、本日からは生産者側もしくはサービスを提供する立場になります。これまで消費者として感じてきたことを糧として、新たな生活を切り拓いていってほしいと思います。

 2つ目は、「個人で成果を上げることが中心だったところから、チームや組織で成果を上げることが中心になる」ということです。しかも、性別や年齢、国籍を問わず、さまざまな立場の方とそれぞれの特色を生かしながら成果を上げていくことが求められます。

社会人の基本について

 次に、新しい社会人生活の一歩を踏み出すにあたり、社会人の基本を2つお伝えします。1つ目は、時間を守ること、2つ目は挨拶をきちんとすることです。この2つは当たり前のことのようで、意外とできないものです。1年目はこの2つの基本がしっかりと身に付けばよしとするくらいの重要度で取り組んでいただきたく思います。

大京グループの非上場化について

 2019年2月に、大京グループはオリックスの完全子会社となり、非上場となりました。大京グループは今まで、マンション開発、管理、仲介、工事など、マンションを中心とした不動産事業を行ってきましたが、今後は、オリックスの行っている不動産事業と機能を統合していくことで、オフィス開発、物流施設、ホテル開発など、より総合的な不動産業にもフィールドを広げていく可能性があります。

 最後に、皆さんにはこの1年間、新入社員という特権が与えられます。分からないことがあればその場で聞くなど、この特権を生かしながら精一杯頑張ってください。今後の社会人人生は本当に長丁場ですので、焦らず腰を据えて着実に成長していただきたく思います。皆さまのこれからの人生が健やかで実り多いものになることを祈念して、お祝いの挨拶とさせていただきます。

カテゴリ: 2019年度

 東急不動産は4月1日、入社式を行い、大隈郁仁社長が次のように講話(要旨)した。

 当社はライフスタイル創造、提案型の企業集団。新入社員にはクリエイティビティを高めると同時に「コミュニケーション力、プレゼンテーション力、ネゴシエーション力」の3つの力を磨いてほしい。事業提案などで資金力のある同業他社と対峙する場合、この3つの力を生かして関係者との厚い人間関係を構築し、提案の中身を磨き、勝ち抜くことが会社のさらなる成長につながる。

 我々は8月に渋谷に本社を移す。渋谷の街の魅力は『多様性の許容』だ。国籍、年齢など多様な人が様々な目的を持って、街に魅力を感じて集まっているのが渋谷の強みだ。ただ我々は渋谷に大きな土地を持っているわけではなく、地権者の皆さんと協力をして再開発をしていく必要がある。皆さんは『多様性の東急』の新入社員。この渋谷に拠点を持つ東急グループの強みも多様性。先ほどの3つの力と人間力をしっかり磨き、社内外の人とのコミュニケーションを深めながら様々な仕事に取り組んでほしい。

 新入社員の中には希望していなかった仕事を任される人もいると思う。でも自分が本当にやりたいところに配属されなくても、目の前の仕事を一生懸命やれば必ず評価され、行きたい部署の人にもその活躍は必ず届く。そして先輩の仕事を奪うつもりで仕事をしてほしい。組織全体で見れば、下の社員がより多くの仕事をすれば、上司や先輩はもっと大きな仕事ができるようになり、会社全体でも大きな仕事に取り組めるようになる。

 今日から皆さんは東急不動産の社員。今は横一線で個々人の評価はこれからの仕事の中身で決まる。休日も含めコンプライアンス意識をしっかりと持ちつつ、高いパフォーマンスを上げられるようにしてほしい。決して焦ることはない。

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三井ホームは41日、入社式を行い、池田明社長が次のように挨拶した。

 

三井ホームへの入社、誠におめでとうございます。三井ホームグループを代表してお祝いの言葉を申し上げます。

当社は1974年の会社設立以来、これまで全国で累計約24万棟の家づくりにたずさわってきました。この実績は、これまでに諸先輩が築き、当社の人、技術、ブランドなどそれぞれをお客様にご評価いただけた結果に他なりません。

今年は51日に、本日決定した新しい元号「令和」に改元される年となりますが、当社にとっても会社設立45周年を迎える節目の年です。設立時からみれば、少子高齢化やライフスタイルの多様化など、社会情勢は大きく変化しています。企業として歴史の重みを大切にしながらも、時代の変化に柔軟に対応し、これからの時代をリードしていかなければなりません。

中核事業である注文住宅事業においては、これまで当社が培ってきた優れた耐震性や耐久性などの基本性能とともに、強みであるデザイン力、コンサルティング力に一層磨きをかけ、お客様の期待に応え、三井ホームに住むことがお客様の誇りになる確かなブランドを築いていかなければならないと思います。  

また、これまで以上に三井不動産グループ各社との連携を強化し、住宅事業のみならず介護・福祉施設や文教・保育施設などの施設系建築事業やリフォーム事業、海外事業など、事業フィールドのさらなる拡大を図り、持続的な成長を目指します。

皆さんは今日、大いなる希望を抱いて、入社式に臨んでいると思います。当社には、自分を成長させる、自分の可能性と出会う機会がたくさんあります。失敗を恐れず多くの経験を積み、それぞれのおかれた分野で一人ひとりがその分野のプロフェッショナルになってください。そして、お客様はもちろん、関係会社の皆様、先輩、同期など、関わる全ての人から信頼される人になってください。信頼という財産を築くことができれば、その財産が多くの場面で皆さんを助け、力を与えてくれるはずです。

今日から皆さんは仲間です。三井ホームブランドを社会に貢献し、愛される企業として、一緒に輝かせていきましょう。みなさんの活躍を心より期待しています。

カテゴリ: 2019年度

 三井不動産は4月1日、入社式を行い、菰田正信社長が次のように挨拶(要約)した。

 入社おめでとうございます。皆さんを心から歓迎します。

 三井不動産グループの歴史は、日本の経済・社会の発展とともに、その時代の「パラダイム転換」を捉えた、新たな「価値創造」の歴史です。その価値創造に果敢にチャレンジし、常に自らのビジネスをイノベーションすることが、当社グループのDNAであります。

 当社グループのコーポレートステートメントである「都市に豊かさと潤いを」は、人が暮らし、働き、憩う「都市」を豊かで潤いのあるものにするという強い思いを示したものです。またグループビジョンに「&EARTH」を掲げていますが、これは都市に豊かさと潤いを提供する上で、地球環境との共生を常に意識しながら行動していくという意志を表しています。

 世界の先進国では少子高齢化や環境問題などの社会課題を抱えていますが、我々は街づくりを通して様々な社会課題を解決し、持続可能な社会を実現することを目指しています。またグローバル化が進んだ現代において都市の魅力の高まりは、世界中から人材や資金、情報を集め、日本経済の活性化にも大きく貢献することになり、当社が担う役割は、社会的な意義が大きなものとなっています。2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催は絶好の機会であり、「街づくりゴールドパートナー」として、当社グループの街づくりの魅力を世界に発信していきたいと考えています。

 グループビジョンで示す「&マークの理念」は、多様な価値観を「どちらか」「OR」ということで選択するのではなく、「どちらも」「&」として両立・共存させようというものです。お客様の価値観の多様化に応えていくためには、当社自身の中に多様性を取り入れ、多様な価値観・多様な才能を持った人材が持てる力を最大限に発揮し、シナジーや化学変化を起こせる会社にならなければなりません。

 入社にあたり、皆さんに期待すること、心掛けていただきたいことは、以下の5点です。

 まず「自立した個人」になること。今日を新たなスタートラインと位置づけ、自らの力で人生を切り開き、高い志を果たしてください。

 二つ目は、「幅広い視野を持つ」こと。社会、経済の変化の激しいダイバーシティの現代において、自らの可能性を最大限に伸ばしていくためには、「好奇心」や「ネットワーク力」、価値ある情報を選び取る「感性」が必要です。社内外・世代を問わず、「人との交流」「出会い」を大切にし、物事を見る視野・人間の幅を「外向き」志向で広げてください。

 三つ目は、「チャレンジスピリットを発揮する」ということ。仕事をしていくうえで、様々な困難に直面することがあります。そういう時こそ、当社グループのDNAであるチャレンジスピリットを発揮していただきたいと思います。

 四つ目は、「健全な心身を保つ」こと。常に心と体の健康を保てるよう、十分な自己管理を心掛けてください。

 当社は今、多様な人材が自分にあった働き方でその能力を最大限発揮できるよう「働き方改革」に取り組んでいます。労働時間に制約があるという前提で、限られた時間で最大限の成果をあげ、それ以外の時間は、家族と過ごす時間も含め「個人を豊かにする時間」に充てようというものです。それが、社員としての人間の幅を拡げ、ひいては会社の組織としての力を強くすることにつながり、さらには社員の心身の健康を保つことにもつながると思います。

 そして最後は、「社会人としてのコモンセンスを持つ」こと。世の中の不祥事のほとんどは、常識の欠如に起因するものです。「コモンセンス」がしっかりしていれば、ごく自然にコンプライアンスの態勢がとれるはずです。

 当社の行っている事業は、社会的意義が大きく、人々に夢と感動を与えられる産業です。当社グループが、魅力あふれる企業グループであり続け、今後もたくましく成長していけるよう、共に頑張りましょう。

                                                                

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 長谷工コーポレーションは4月1日、入社式を行い、辻範明社長が次のように挨拶した。

 新入社員の皆さん、入社おめでとうございます。

 長谷工グループは現在、好業績が続いていますが、これは東京オリンピック・パラリンピックに向けた建設・不動産市場の活性化の影響が大きいと考えています。ただし、2020年以降はこの追い風がやむおそれがあり、その時には中長期的な流れである、少子化・高齢化に伴う人口減少や世帯数減少の影響がより顕著に表れると思います。

 一昨年4月にスタートした中期経営計画「NBj計画」(New Born  haseko Jump up plan)は、2020年以降の新しい時代に向けたグループの基盤作りと位置づけています。時代の移り変わりに備えて、様々な変化が生じつつある時が今だと感じています。新入社員の皆さんは、目の前の仕事に一生懸命取り組むのと同時に、長谷工グループの進化の当事者としての意識を持ってこれからの日々を送ってください。

 年頭に今年のキーワードとして「堅忍不抜」という言葉を掲げました。「堅忍」は意思がきわめて強く、じっと耐え忍ぶこと。我慢強いこと。「不抜」は固くて抜けないという意味。合わせて、「辛く苦しいことがあっても我慢して、ひたすら意思を貫くこと」という意味になります。世の中の状況がどうであれ、安全・安心で快適な住まいを提供するために、“堅忍不抜”の精神で、社員全員が各々の立場・役割に則って、基本に忠実に業務に励んで欲しいと思います。

 長谷工の社員は、目標を与えられると粘り強く、最後まで諦めずに何とかしようという気持ちを持って行動します。長谷工のDNAとも呼んでいますが、自分の会社は自分で良くする、何とかするんだという気持ちを社員全員が共有していたからこそ、過去の修羅場・土壇場・正念場という3つの場を乗り越え、会社を成長させてきたのだと思います。長谷工グループは「大いなる中小企業」の集まりだと思っています。皆が会社のために何ができるかを常に考え、常に動く。現状に甘んじることなく全員で努力する。そんな人材になるように努力をしてください。

 「グループの全社員が営業マン」というプロジェクトを、グループ全体で進めています。一人一人が自分の所属する会社だけでなく、グループ全体のために行動するグループ連携の考え方が、長谷工グループの良いところであり、強みだと思っています。これからはいつもグループを意識して行動して頂きたいと思います。

 一日も早くこのグループの一翼を担う人材として活躍されることを期待しています。

 

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