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2016/06/14(火) 00:00

RBA水曜ブロック開幕 試合結果 パナのオコエ 初打席は死球、すぐ牽制死

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延長サドンデスの場面、リスト岩島の暴投で生還するタウングループの走者(コリジョンは適用されなかったが、別のシーンでは適用された)

 第28回RBA野球大会水曜ブロックが6月15日開幕。予選トーナメント15試合が神宮外苑軟式野球場で15試合が行われ、第27回大会優勝チームのエイブルが不戦勝ちしたほか、準優勝の旭化成ホームズが主砲・松井の満塁弾と早大卒の新人・沼座の好投で不動産流通カップの覇者・住友不動産販売に快勝したほか、強豪リストは初陣タウングループに延長サドンデスでサヨナラ勝ち。コリジョンルールが初めて適用された。タウングループは勝利目前で失策から大魚を逸した。

 このほか、〝格下〟積水ハウスは同点ジャンケンの末、優勝候補のミサワホーム東京を下した。東京建物不動産販売が4発を放ち、新人齋藤が好投。みずほ不動産販売が過去3年の総得点を上回る16点を挙げコールド勝ち。積水ハウス神奈川の工藤が快刀乱麻、素晴らしい投球を披露した。スターツ伊原も「大谷を超えるかも」と絶好調。〝最弱〟三菱地所ホームは日神不動産に快勝。東急ホームズは大河内の満塁弾などで逆転勝ち。パナホームの〝オコエ〟は全打席出塁したが、牽制球に反応できず憤死。一条工務店の大嶋は負けたのは靴づれした新調の靴のせいにした。

 完敗したケイアイスター不動産の瀧口専務は「株価は2倍上昇」と記者を煙に巻いた。完勝した長谷工グループ・長谷工アーベスト大岡修平社長は「藤浪(阪神)ファン)と藤浪そっくりの新エース檜木の好投にご満悦。30キロ減量に成功したナイスの49歳・芦沢が目の覚めるような快速球を投げた。54歳・三菱地所ホームの一条はタイムリー2塁打を放った。みずほは西武・森そっくりの新人(誰だっけメモが見つからない)が大活躍した。活躍したポラス高谷は来週は彼女にプロポーズする日だとかで欠場を宣言した。

 記者は一度に4試合、8時間で16試合が行われたためパニックになったが、ほぼ全試合をみた。レーティング上位チームが10勝4敗、勝率は.714でまずまずだったが、ミサワ東京がジャンケンとはいえ敗れ、みずほがコールド勝ちしたのは驚いた。

三菱地所ホーム(65) 7-3 日神不動産(71)

  1 2 3 4     合 計
三菱地所ホーム        
日神不動産        

 三菱地所ホームが3年ぶりに勝利した。元監督の鈴木が捕手を務め、小松投手を巧みにリードした。菱田が決勝打を、54歳一条がタイムリー2塁打を放った。日神不動産は準優勝投手・柳原が〝引退〟。〝最弱〟チームに転落の危機。

ポラス(80) 9-2 一条工務店(76)

  1 2 3 4     合 計
ポラス        
一条工務店        

 ポラスが圧勝。岩瀬が好投した。主砲・清水はメタボ寸前。3塁打を放った高屋は「来週のこの日は彼女とデート。プロポーズするつもりなので欠場」とコメント(まあ、8番のあなたがいなくても大勢に影響はないと思います。がんばってください)。一条のエース大嶋は「靴を新調したが、靴擦れした」と敗れた理由を靴のせいにした。草彅監督は「次は加藤を先発させる」と予告先発。加藤は藤沢八部球場でスタンドインしたという。

住友不動産販売(86) 1 -8 旭化成ホームズ(91)

  1 2 3 4     合 計
住友不動産販売      
旭化成ホームズ 3x      

 旭化成ホームズが快勝。主砲松井が満塁弾を放った。明大硬式出身の倉富捕手とバッテリーを組んだ新人、早大準硬式の左腕沼座が好投。津久井捕手は3塁へコンバート。住友不販はエース伊藤を温存。明大準硬式の5年目新人・西が痛恨の一発を浴びた。

〇エイブル(87.5) 不戦勝 積水ハウス京葉(78)●

  1 2 3 4     合 計
エイブル    
積水ハウス京葉    

 

タウングループ(78) 6-7 リスト(85)

  1 2 3 4     合 計
タウングループ    
リスト 2x    

(7回サドンデス)

 リストが延長サドンデスを制し辛勝。佐藤が復活をアピールした。岩島はサドンデスで登板、いきなり暴投で1失点したが、その裏、自らの四球でサヨナラを手繰り寄せた。タウングループは惜敗。初陣タウングループは右腕坂本が好投したが、最終回、味方の失策から崩れた。

野村不動産アーバンネット(86) 15-0 積和不動産(79)

  1 2 3 4     合 計
野村不動産アーバンネット           15
積和不動産          

 野村不動産アーバンネットがコールド勝ち。塚本が先制打を放った。茂木が完封勝ち。積和は相手が悪かった。

●ミサワホーム東京(87) 7-7 積水ハウス(79)〇

  1 2 3 4     合 計
ミサワホーム東京  
積水ハウス  

(ジャンケン)

 積水ハウスが延長サドンデスでも決着がつかず、大会史上3度目となるジャンケン戦を制した。投げると同時に3塁側に大きく振れる〝消える投手〟横内が好投。子ども4人の植田が3ランを放った。みさわ東京はエース古市は先発しなかった。核弾頭・高橋は復調をアピール。チームの格下げを検討する。

積水ハウス神奈川(84) 4-0 伊藤忠ハウジング(81)

  1 2 3 4     合 計
積水ハウス神奈川        
伊藤忠ハウジング        

 〝じゃんけんで負けて〟先発した積水神奈川・工藤が素晴らしいピッチング。ストレートに威力があり、変化球のキレも抜群。「あれは打てない」と伊藤忠の主砲・大倉(だったか)も脱帽。怪物斉藤は「あんなに深く守られては」と無安打。伊藤忠はエース渡辺が途中登板。高速スライダーが冴えた。

セキスイハイム不動産(77) 5-9 東急ホームズ(73)

  1 2 3 4     合 計
セキスイハイム不動産      
東急ホームズ      

 東急ホームズが昨年敗れた借りを返した。4-5の5回、大河内の満塁弾などで逆転。ハイム不動産の左腕井上は拙守もあったが、本塁打は完璧に打たれた。

グローバル住販(75) 3-8 長谷工グループ(77)

  1 2 3 4     合 計
グローバル住販      
長谷工グループ      

 長谷工グルーブが大岡社長の応援に応え快勝。「社会人になって投げたことがない」5年目の檜木が好投。初陣・グローバル住販はRBAの厚い壁に阻まれた。

ケイアイスター不動産(83) 0-4 スターツ(83)

  1 2 3 4     合 計
ケイアイスター不動産        
スターツ        

 スターツのエース伊原の速球が冴えた。ケイアイスター不動産は手も足も出ず完敗。瀧口専務は「上場してから株価は倍増。株主優待としてクオカード3000円贈呈も決定した」と、話をはぐらかすしかなかった。浅見は立ち上がり失点したのが痛かった。

オープンハウス(85.5) 9-6 大和ハウス工業(77)

  1 2 3 4     合 計
オープンハウス    
大和ハウス工業    

 オープンハウスが快勝。RBAの看板投手・川崎が変化球も交え格の違いを見せつけた。4回で降板。渡辺新監督に勝利をプレゼント。隅田が特大本塁打を放った。大和ハウスの期待の新人・上原は球威十分だったが、コントロールが定まらず、ストレートを狙い打たれた。軟式に馴れれば打たれない。もう一人の期待の新人・星は研修で欠場。

ナイス(83) 10-5 三菱UFJ不動産販売(67)

  1 2 3 4     合 計
ナイス         10
三菱UFJ不動産販売        

 ナイスの49歳〝アッシー〟こと芦沢が100キロから75キロの減量に成功。威力十分のストレートに大きく曲がるカーブを自在に投げ好投。正木は3失点したが、最後は山本が締めた。若手の活躍も目立った。三菱UFJは敗れはしたものの〝UFJ復活〟を印象付けるかのように若手が大勢参加。加藤外野手は「守りながら、隣の試合を見ていたが、コスモスイニシアだったら絶対に勝てる」とうそぶいた。「ピンチで失策、チャンスで三振」(石本監督)した背番号2は独りでしょげかえっていた。

みずほ不動産販売(66) 16-3 コスモスイニシア(67)

  1 2 3 4     合 計
みずほ不動産販売         16
コスモスイニシア        

 「信」がとれて、中村監督が優待してチームは支離滅裂になるかと危惧していたみずほ不動産販売が見違えるようなチームに変身して快勝。16点も奪いコールド勝ち。岩本(だったか)が「3年分の得点を挙げた」と銀行系らしく数字に強いところを見せた。新戦力のバッテリーが大活躍。コスモスイニシアは惨敗。渡辺は「必ず復活する」と前を向いた。

東急リバブル(84) 11-4 ちばリハウス(77)

  1 2 3 4     合 計
東急リバブル         11
ちばリハウス        

 東急リバブルが津田-藤巻の継投で逃げ切った。新旧のオーダーも機能した。新人太田が3安打。猪股は今期は休養する模様。ちばリハウスは3回に1点差に追い上げたが、その直後、エース篠原が横田に痛打された。

東京建物不動産販売(77) 11-2 パナホーム(76)

  1 2 3 4     合 計
東京建物不動産販売         11
パナホーム        

 東京建物不動産販売が富岡、齋藤、小野、加覧の4発の本塁打攻勢で圧勝。投げては新人左腕・斎藤が球威十分のストレートに切れのある変化球で相手打者を翻弄。パナホームのボクサー出身の〝オコエ〟こと藤代は初打席で死球を選び出塁したが、牽制球に全く反応できず憤死。2打席目も四球を選び、盗塁を決め、暴投で得点も記録。存在感を示した。

 

 

 

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