鹿島の先発・野間(左)と2ランを放ち「投手4枚のうち俺が一番」と豪語した菊池
第36回RBA野球大会日曜ブロックは6月30日、三郷サンケイグラウントで予選トーナメント4試合が行われ、東京建物に快勝した青山メインランド、野村不動産をコールで下した鹿島建設、旭化成リフォームを破った三菱地所リアルエステートサービス、大成有楽不動産に大勝した清水建設がそれぞれ1・2位決定戦に勝ち進み、決勝トーナメント進出を決めた。敗れたチームは3位決定戦に臨み、勝利したほうが決勝T進出を決める。
行われる予定だったTHEグローバル社-ポラス、三井不動産レジデンシャルリース-HATARABAは、THEグローバル社、三井不レジリースがそれぞれ不戦勝。1・2位決定戦に勝ち進んだ。敗れたチームは3位決定戦で決勝T進出をかける。
次戦(7月7日)の組み合わせは次の通り。
【1・2位決定戦】 双方とも決勝トーナメント進出
青山メインランド-鹿島建設
清水建設-三井不動産レジデンシャルリース
三菱地所リアル-THEグローバル社
【3位決定戦】 勝者が決勝トーナメント進出
東京建物-野村不動産
大成有楽不動産-HATARABA
旭化成リフォーム-ポラスグループ
東京建物0-7青山メインランド
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
東京建物 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
青山メインランド | 2 | 2 | 1 | 1 | 0 | 1X | 7 |
野村不動産0-7鹿島建設
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
野村不動産 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||
鹿島建設 | 0 | 5 | 0 | 1 | 1X | 7 |
(コールド)
清水建設22-2大成有楽不動産
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
清水建設 | 5 | 9 | 6 | 2 | 22 | |||||
大成有楽不動産 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 |
(時間切れ)
三菱地所リアル4-2旭化成リフォーム
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
三菱地所リアルエステートサービス | 0 | 1 | 2 | 1 | 0 | 4 | ||||
旭化成リフォーム | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 2 |
THEグローバル社○(不戦勝)●ポラスグループ
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
THEグローバル社 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 | ||
ポラスグループ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
三井不レジリース○(不戦勝)●HATARABA
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
三井不動産レジデンシャルリース | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 | ||
HATARABA | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
清水建設の24歳上原(左)と鹿島建設の23歳仲田は成蹊大の先輩後輩
「仲田は1つ下。どっちが上か? あいつは2年の時から3割を打っていた。ベストナイン(令和5年度東都大学野球連盟3部)にも選ばれている」(上原)「公式戦本塁打は9本です」(仲田)
第36回RBA野球大会は7月3日(水)、水曜ブロック予選トーナメント2回戦8試合が大宮健保グラウンドで行われる。記者の〝どっちも勝って〟予想。
三井不動産リアルティ-三井不動産リアルティ千葉
歴史からすれば兄弟同士、現体制からすれば親子の対決となった。実績、戦力からすればリアルティだろうが、そう単純ではない。双方が初戦を突破したことで、少なくとも1チームが決勝トーナメントに勝ち上がることが決定し、敗れても3位決定戦に勝利すれば双方とも決勝Tに勝ち上がる可能性が出てきたからだ。
安西監督(住宅賃貸事業本部部長)の立場も微妙だ。「千葉」を叩き落せば…このチームはその可能性を秘める面白いチームだ。前試合でも4回までに大量18点を奪ったように、打ち出すと止まらない。猪突猛進チームだ。RBAの1試合最多得点は36点だが、これは第23回大会の三井のリハウス(現三井不動産リアルティ)が対総合地所戦で記録したものだ。しかも、打者は7番出口から出口で終わるという1イニング28連続得点の大記録を樹立している。
この試合も千葉を打ちのめせば社内から批判が殺到するはずだ。ここは勝ちを譲って3位決定戦に賭ける手も否定できない。
「千葉」は遠慮はいらない。〝人間機関車〟篠原は渾身の力を振り絞って投げるはずだ。安西監督が手心を加えれば勝利する可能性は十分あると見た。骨肉の争いにはならない。〝♪おててつないで~〟の大凡戦になる可能性のほうが大きい。
オークラヤ住宅-ミサワホーム東京
オークラヤ住宅の〝モテ男〟加藤が投げるかどうか。これまで好投しても、打線の援護がなかったことを考えると、今回もまた京都かどこかの旅行も考えられる。そうなると前試合で先発した中学校までしか野球をやったことがない素人赤木が投げるのだろうが、二匹目のドジョウはまずいない。間違いなくミサワ東京の打線の餌食になる。もちろん、加藤が投げたら最少失点に抑える。
ミサワ東京は新人鎌形投手がデビュー戦を飾ったようだ。勝ち味の遅いのと、記者がファンの北斗の調子が今一つなのは気がかりだが、チームは若返っており、紙一重で優勢と見た。
伊藤忠ハウジング-旭化成ホームズ
旭化成ホームズが優勢と見た。前試合で発した清水は4失点したが、これは味方の2つの失策が絡んだもので、心配するほどでもない。この試合も先発か。今野はまた抑え(試合経過によると敗戦処理)に回るのだろう。打線は全盛期にほど遠いが、先頭打者・橋本が元気なようで、北寒寺も鋭い当たりを飛ばした。
伊藤忠ハウジングの試合はみていないが、完封した斉藤のほか投げられる投手はほかにもいるはずだ。打線は、引退したのか大倉の姿がなかった。
みずほ不動産販売-ポラスグループ
互角。みずほ不動産販売は丸山が前試合でも好投した。間違いなく最少失点に抑える。打線は木暮が期待通りの活躍をすれば圧勝もありうる。前後を打つ打者も振りが鋭く、〝森そっくり〟片岡も久々の本塁打を放った。
ポラスは、3回が限度の岩瀬投手の2番手がいないのが気がかり。打線は好調だ。新加入の渡部がいい。チームを引っ張る存在になる。50m5.8秒の中谷の使い方も見ものだ。先頭打者が出塁したら、代走として送れば、2盗、3盗して、次打者がゴロでも打てば得点できる。
三井住友トラスト不動産-大和ハウス工業
これも互角。優劣がつけられない。三井住友トラストは、市川―吉田が投げたようだが、その逆もありそう。しっかり打線が援護したい。
大和ハウスはトミー(冨永)が絶好調。今回も2回限度だろうが、ここで抑え、波に乗りたい。2番手投手も好投したようだ。ムードはいい。
東京セキスイハイム-野村不動産ソリューションズ
ともに初戦を乱打戦の末、逆転勝ちしたチーム。この試合も予想不能。シーソーゲームになるか。野村不動産ソリューションズは今回も右の岡野と左の横倉の継投か。セキスイハイムは不明。
住友不動産販売-ナミキ
戦前の予想で〝無印〟のナミキが6年ぶりに勝利した。昨年、ユニフォームも一新した。会社の宝・篠監督が戦力補強に本気で乗り出したのか。
不戦勝で勝ち上がった住友不動産販売は戦力は不明だが、最近はふがいない戦いが続いている。能力からすれば、かつての(こう呼ばざるを得ないのが残念)エース伊藤は老け込む歳ではないし、強打者がたくさんいた。
今年はどうか。チームで練習試合ができるくらいだから、人数だけは揃っているのか。相手投手は下手投げの西。攻略するのは容易ではないると見た。
リストグループ-東急リバブル
昨年総合優勝の東急リバブルと水曜準優勝のリストの再戦。昨年はリバブルが快勝したが、エース井上は調整不足か。初戦はストレートが高めに浮き、変化球も甘かった。中2週で立て直すのは容易ではない。2番手、3番手の投手は出るのかどうかも注目したい。打線は、かつての主砲・河野が引退したのが気になる材料だ。カギはやはり竹内だ。
リストは、三上投手が初戦を欠場。シンデレラ城の顛末が気になる。シンデレデレ状態に陥り、投げられる状況にないのも想定したい。代わって上之園が投げるのか。可能性はありそうだ。打線は岩島が絶好調。昨年の井上から2安打を放っている。
まあ、双方とも敗れても3位決定戦で勝ち上がる可能性は大きいので、手の内を明かさず、手探りの試合になるかもしれない。しかし、キツネとタヌキの化かしあいにもならない。倉持、大槻監督とも性格からして勝ちにこだわるはずだ。
本日(6月23日)、三郷サンケイグラウンドで予定されていたRBA野球大会日曜ブロック予選トーナメント2回戦6試合は雨天のため中止となった。
RBA野球大会 日曜ブロック 予選2回戦 記者の〝どっちも勝って〟予想
斉藤
ケイアイスター不動産0-4伊藤忠ハウジング
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
ケイアイスター不動産 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
伊藤忠ハウジング | 2 | 0 | 0 | 2 | 0 | X | 4 |
伊藤忠ハウジングが完封勝ち。斉藤が完投。初回に3番神が2塁打を放ち、押し出しの追加点を奪う活躍。ケイアイスター不動産は取締役常務執行役員Co-CSOの浅見(45)が3回投げ2失点。打線の援護がなかった。
○杉山監督(54) 斉藤がよく投げ、神も活躍した。4回の得点は俺
○ナイン 佐久間? 花粉症
●浅見 3回投げた。あと投げた3投手もよかった。満塁のチャンスが2回あったが…
△主審 楽しませてもらった。(ケイアイスターの高橋に向かって)いい投球だった。双方の投手に言えることだが、マウンドが真っ平。これは投げおろす利点が生かせない
浅見
左から田中(24)、入澤(26)、日野(27)、高橋(23)
※この試合は取材することができなかった
赤木
ナイス0-5オークラヤ住宅
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
ナイス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
オークラヤ住宅 | 0 | 0 | 3 | 2 | 0 | X | 5 |
ナイス期待の新人8番野村(26)=左と9番小柳(25)
オークラヤ住宅・加藤、ナイス・山本両エースが欠場した好カードの試合は、「野球は中学までしかやったことがない」オークラヤ住宅の赤木が完投したのか、5-0で完封。ナイスは屈辱的な敗戦。
オークラヤ・加藤、ナイス・山本ともどこと戦っても最少失点に抑える力があるとみていた。試合前、双方に話を聞いた。オークラヤは「モテモテ」(ナイン)の加藤は京都旅行とかで欠場。投げるのは「野球は中学校まで。高校、大学は何もやっていない」新人の赤木(22)。
これを相手のナイスに伝えたら、「山本? 山本は結婚した。今日は欠場」とかで、先発は初めて投げる野村とか。
この時点で、ナイスが圧勝すると予想した。中学までしか野球をやったことがない、見たところ普通の青年がレベルの高い、しかも決勝戦まで勝ち進んだことがあるチームに勝てるはずがないと判断して、いかにも素人っぽい赤木の投球を少し見ただけで、他の試合を見に行くことに決めた。
オークラヤ住宅のスコアによると、3回、1死から1番宮本が安打、2番高橋が敵失で出塁した好機に、3番赤木の適時打と4番谷口の2点適時打で3点。4回には宮本、高橋、赤木、谷口、5番中島が連続出塁(安打かどうかは不明)して2点を追加した。宮本と赤木がそれぞれ2得点。谷口が3安打を放った模様。
赤木が嘘をついているとは思えない。どうして素人が3番に座るのか、3打席のうち2打席で出塁できるのか、さっぱりわからない。球速は80キロくらいではないか。
「今日は加藤がいない。外野も急造。総力戦だ」檄を飛ばす都所監督
赤木
年齢は赤木の2倍以上あるナイス4番横澤(左)と芦沢監督
佐橋
三菱地所ハウスネット2-18三井不動産リアルティ
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
三菱地所ハウスネット | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 2 | ||||
三井不動産リアルティ | 6 | 5 | 3 | 4 | X | 18 |
(コールド)
井手口
三井不動産リアルティが毎回得点の大量18点を挙げ、5回コールド勝ち。三菱地所リアルネットの両投手は14四死球(1回に3.5個)を与え、試合にならなかった。
三井リアルは初回、先頭打者の原が本塁打すると、もう打線は止まらない。続く安田も安打、そのあと3連続四死球に6番大内の適時打など打者一巡の猛攻で、この回一挙6点。続く2回も6番大内の本塁打と7番清原の3塁打など打者一巡で5点。3回には5番DH竹野の、4回にはDHを解除した5番佐橋の本塁打など、4回まで毎回得点の大量18点を奪った。
先発した佐橋は3回を投げ、被安打6、奪三振4、1失点(自責はゼロ)、2番手の並木は被安打ゼロ、1失点(自責はゼロ)。
三菱地所リアルネットは、長崎海星-愛知学院大の2年目井手口投手(24)の不調がすべて。いきなり本塁打、安打、そのあと3連続四死球を与えた。
打線は1番下村、3番森、4番佐々木ら主力が得点に絡んだが、序盤の大量失点が堪えた。
三井不動産リアルティベンチ(左端が安西監督)
◇ ◆ ◇
いつもそうだが、安西監督は采配を揮い、檄を飛ばし咆哮しながらスコアもつけている。記者は中学生のときスコアラー兼マネージャーをしていたので、敵味方のスコアはほぼ完ぺきにつけた。中学生は技術も未熟だから、欠点を監督に伝えると、面白いように的中する。例えば、「振り回すだけだから、ボール球にも手を出す」とか「性格に問題あり。野次ったほうがいい」とかだ。野球は科学だ。数字は嘘をつかない。スコアをつけないと絶対強くならない。
安西監督のすごいのは、冒頭に書いたように、指揮を執りながらスコアをつけられることだ。さすがに球数、球種は記録していないが、ほぼ完ぺきにつけている(字はお世辞にもきれいとは言えないので読みづらいが)。
スコアを正確に紹介すると、次戦の相手に情報を与えるようなものなのであまり書かないようにしようと思ったら、何と次は三井不動産リアルティ千葉だ。どう分析しても三井リアル千葉の確率は3割もない。判官びいきの記者は千葉を応援したい。
〝人間機関車〟篠原頑張れ。相手の下位打線はたいしたことない(打順を変えるかどうかはしらないが)。上位打線は勝ちに徹している。3番横瀬は全打席4四球。横瀬がキーマン。勝負を避けるのも一法だが、ど真ん中に投げてやれ。1~5番まで20打席で11四死球を選んでいる。逃げるな、どんどん攻めろ、相手に考える暇を与えるな。佐橋、並木は無四球。これがヒントだ。
※記事は、三井不動産リアルティ提供のスコアによるもの
トミー(冨永)
セキスイハイム不動産1-2大和ハウス工業
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
セキスイハイム不動産 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | |||
大和ハウス工業 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | X | 2 |
石崎夫婦の代理の指輪
大和ハウス工業が接戦を制した。先発した53歳トミー(冨永)が2回を完璧に抑えた。セキスイハイム不動産は植木が先発して好投したのだろう。惜敗。
試合はトミーが投げた10球くらいしか見ていない。目的はトミーの投げるのと、セキスイハイム不動産の石崎の姿をみることで、一方の石崎の姿は見えなかったからだ。
トミーは「120キロを目指ている」と大原監督から聞いていたが、ストレートは130キロ超出ていたはずで、低めにヒントロールされていた。変化球の切れも抜群。2番手の寺本も好投したのだろう。
セキスイハイム不動産は試合後、口の悪い監督兼野手の4番北川は「俺がタイムリーを放っただ。負けたのは石崎が欠場したため」と、石崎の傷口に塩を刷り込んだ(記者も同罪か)。
目的が果たせなくとも、転んでもただでは起きないのが記者だ。石崎夫婦の代わりに、応援していた夫婦の指輪を写真に収めることにして、お願いしたらすんなりとOKしてもらった。
写真を添付したので見ていただきたい。男性はバスケの選手だそうで、背が高く手はとてつもなく大きかったが、女性の手は白魚のように透き通っていた。こんな美しい手は、記者のかみさんの若いとき以来見たことがない。
○トミー 積水ハウス京葉の生田さんがヘルニアとか。私も経験がある。あれはきつい
●北川監督兼野手 おれはラブラブだと書いてよ(その声を聞き取った奥さんはすぐさま「並、並」と訂正した。♪男と女の間には深くて暗い河がある~♪北川さんよ、ごみのように捨てられないよう気をつけたほうががいいよ。経験者の記者が言うから嘘じゃない)
寺本
北川(左)と新人の植木投手
一条、タウン、それと全投手へ大和ハウス・トミー(冨永)、旭化成・今野に学べ
それぞれトップ営業マンのポラス・渡部(左)とオープンハウス・森川
オープンハウス0-0ポラスグループ
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
オープンハウス | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 5 | ||||
ポラスグループ | 0 | 0 | 3 | 1 | 3 | 7 |
オープンハウスの選手のお子さん(ぼく3歳)
♪勝つと思うな 思えば負けよ~♪ ドラマは最終回に待っていた。0-4の絶体絶命のオープンハウスが一挙5点を挙げ逆転したその裏、ポラスは相手の2つのエラーで再逆転、サヨナラ勝ち。3回が限度の岩瀬投手が「代わりがいない」と5回完投。オープンハウスは社会人JR東日本出身の水木(27)が投打に活躍したが、味方に足を引っ張られた。
ポラスは、3番上津原の2ランと3塁打、8番斉藤の2安打などで4回まで4-0とリードしたが、5回、それまで0点に抑えていた岩瀬が連打を浴び5失点、逆転された。相手投手は、青森山田-JR東日本の社会人野球出身の水木。必敗かと思われたが、平凡なゴロをオープンハウス野手が2度も失策するなどして逆転サヨナラ勝ち。岩瀬が5回完投。
この前、ポラス中央住宅の戸建て住宅地「REASON(リーズン)八千代緑が丘 とわの街」で取材したとき会った5番渡部は最終回、この回の先頭打者として打席に立ち、10球くらい粘って四球で出塁したのが勝因。この日はくそ暑いのにベンチを温めていた、かつての主砲清水は「渡部はうちのトップ営業マン」と話した。
オープンハウスは最終回、水木が特大中堅越え2ランを放ち逆転したが、その直後に痛恨のダブルエラーで勝利を逃した。水木はいい球を投げだが、本職は外野手。
RBA球界屈指の〝ビッグマウス〟光永監督は、「うちの新卒1年目の営業成績トップ」と森川(24)を紹介した。
記者は、キツネかタヌキのようなベテラン選手が奮闘しているのも楽しみにしているのだが、若い選手のはつらつプレーを見るのが無上の喜びだ。だから30年以上も頑張れる。
○岩瀬 4回は出来すぎ。代わり? いない。いつかこうなると思っていた
●大給(24) 長崎須坂-駒大です
岩瀬
岩瀬(左)上津原
左から渡部(26)、50m5.8秒の中谷(26)、レフト津田(29)
逆転に歓喜、咆哮する光永(「檻に入っていろ」主審から注意された)
平岡
6番大給(記者はその趣味はないが、光永や水木は番犬にして、大給はリードにつないで歩きたくなるほどかわいい)
光永とご家族
【以下の写真はすべてオープンハウス提供】
森川
小川
穂積
水木
水木
高山
平岡
上之園
三菱UFJ不動産販売0-11リストグループ
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
三菱UFJ不動産販売 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||
リストグループ | 6 | 0 | 2 | 3 | X | 11 |
三菱UFJ不動産販売の生後半年のお子さん
リストグループがコールド勝ち。エース三上は彼女にディズニーランドのシンデレラ城で〝永遠の愛〟を告白するために逸走し欠場したが、初めて先発した上之園が素晴らしい投球を披露し、最後の1回はベテラン船山に渡し、5回ノーヒット・ノーランリレー。〝野球部員は仕事も優秀〟揃いの三菱UFJ不動産販売は選手が集まらず惨敗。
グラウンドに着いたとき、リスト三上が欠場したことを聞かされ、惨敗もあるかと思ったら逆だった。すでに初回に主砲岩島が本塁打を放つなど一挙6点を奪い、三菱UFJをゼロ点に上之園が抑えていた。
何回だったか、その上之園が打席に立ったとき、ベンチから「鹿児島から応援に来てるぞ」の檄が飛んだ。上之園はその声に奮い立ったか、左翼に大飛球を放った。飛距離にして70~80mか。惜しくも相手左翼手の加藤監督兼野手に好捕されたが、ベンチの倉持監督は「あそこまで飛ばせるのは身長が180cm以上ないと無理。上之園は吉田正尚クラス」と絶賛した。
いかにもプロらしい評価だ。(だが、しかし、吉田正尚も西武-オリックス森も、日ハム-ソフトバンク近藤も170cmそこそこ。例外はあるということか。昨日、森は西武戦でダメ押し2号を放った。〝森そっくり〟みずほ不動産販売の片岡もこの前、久々の本塁打を放った)
そんなことより、気になったのは「鹿児島」だった。ナインが紹介した。減量しても体重110キロの土偶そのものの山中主将をはじめ、どちらかといえば醜男ばかりの中に、白いバラかカサブランカ、というよりは可憐なカスミソウのような美しい女性がベンチで正座していた。本人の了解を得て写真に収めた。この時点で、試合などどうでもよくなり、他の試合を見に行った。
また戻ったとき試合はとっくに終わっていた。記者を呼ぶ声があり、上之園と彼女の記念写真を撮れという。ばっちり撮り、上之園に突撃淫(どうしてこんな字に変換するのだ)タビー(わかった。タビューと打ち込むべきだった)した。「彼女との関係は? 」「中学校の同級生」「それでこれからどうするの? 」「ちゃんと未来を見据えている」と話した。
同僚の鈴木に聞いた。「恋は成就するか」と。鈴木は「多分」と太鼓判をおした。
敗れた三菱UFJナインの写真も撮った。いいチームだ。また、来年 再見(サイチェン)!
三上、〝永遠の愛は〟はどうなった? 成功したら次は出るのだろう。コメントを用意してほしい。彼女も応援に来るか。失敗したら、永遠に登板しない可能性も否定できないと思うが…。
上之園と彼女
岩島(左)と鈴木
山中
三菱UFJ不動産販売
〝人間機関車〟ザトペック篠原
ミサワホーム神奈川0-7三井不動産リアルティ千葉
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
ミサワホーム神奈川 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
三井不動産リアルティ千葉 | 2 | 0 | 0 | 4 | 0 | 1 | 7 |
大沼
三井不動産リアルティ千葉が完封勝ち。〝人間機関車〟ザトペック篠原投手※(46)が被安打2の快投。ミサワホーム神奈川は〝イケメン〟藤本が2番手で登板したが、やや制球に欠いた。エース大沼はベンチ。昨年に続き初戦敗退が決まった。
三井不動産リアルティ千葉・髙橋は、「1回裏、相手先発投手(梶河)の制球が定まらず、3四球で満塁とし、5番上門のセンター越え2塁打で2点を先制。4回裏には、8番松﨑の安打で1・2塁のチャンスを作ると、相手のエラーで1点を追加。さらに、四球で満塁の好機に4番今関のタイムリー2ベースでこの回4点。6回裏は、篠原のライト線タイムリー塁打で1点を加点した。
篠原投手は6回を被安打2、四死球3、要所を締めて完封」とコメントを寄せた。
※記者は、篠原を〝人間機関車〟ザトペックと名付けた(知らない人はネットで調べていただきたい)
藤本
大沼(左)と藤本か
2ランを放った〝森そっくり〟片岡
三井不動産レジデンシャルサービス2-5みずほ不動産販売
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
三井不動産レジデンシャルサービス | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 2 | |||
みずほ不動産販売 | 1 | 0 | 0 | 0 | 4 | X | 5 |
三井不動産レジサービス・コンナイ投手
みずほ不動産販売がエース丸山と〝森そっくり〟の片岡捕手のダメ押し2ランで快勝。日曜ブロックから転戦した三井不動産レジデンシャルサービスも善戦、水曜ブロックでも戦える戦力があることを証明した。
1-1の同点で迎えたみずほ不動産販売は5回、打線がつながり、2番鈴木の適時打などで2点を挙げリードを奪うと、5番片岡が中堅越え2ランでダメ押し。
エース丸山は「夏バテ」と言いながら安定したピッチングで2失点に抑えた。
三井レジリースは4回、この回先頭の4番小島が安打し、パスボールから二進した後の1死後、6番飯島の適時打で同点。6回は飯島の適時3塁打で1点を返したが、反撃もここまで。
○丸山 夏バテ
○小暮 ダメ、ダメ、やめてよ(この日は前後の打者が活躍した)
○片岡 …(2ランを放ち、息も絶え絶え。足は森より速い)
●藤本 みんな若い。投手も捕手もいい(かつての主砲。50歳)
丸山
鈴木か
「ダメ、ダメ、やめてよ」木暮
藤本
吉田監督(左)と柳川
東京セキスイハイム8-7スターツコーポレーション
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
東京セキスイハイム | 2 | 2 | 0 | 0 | 4 | 8 | ||||
スターツコーポレーション | 1 | 1 | 1 | 4 | 0 | 7 |
さいころのようにコロコロ優劣が変わる試合は、東京セキスイハイムが最終回、3点差を跳ね返し逆転勝ち。スターツは無念。
東京セキスイハイムの5番を打った53歳のはずの柳川は「シーソーゲームを制した。3点差を跳ね返し、1点を守り切った。吉田がタイムリー。若手と老人が融合した」と話し、これまたベテランの吉田監督と仲良く肩を組んだ。
セキスイハイム不動産の選手のお子さんのはず。選手と傘ダンスを踊っていた(石崎も来年はこのようなかわいい子ども連れてきてほしい。1年では無理か)
先制打&決勝打を放った山際(スコア、写真提供はすべて野村不動産ソリューションズ)
積水ハウス京葉6-7野村不動産ソリューションズ
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
積水ハウス京葉 | 0 | 0 | 2 | 0 | 3 | 0 | 1 | 6 | ||
野村不動産ソリューションズ | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 2x | 7 |
岡野(左)と横倉
野村は初回、2死から3番小西が出塁(スコアはT5)し、4番山際の2塁打と5番高根の安打で2点先取。その後、ノーヒットに抑えられ、3点を追う6回には、この回先頭の2番長妻が内野安打し、小西の安打と敵失で同点に。再度リードされた最終回は、〝代打俺〟の9番小林監督は3塁フライに倒れたが、1番長谷川、長妻が連打し、小西は四球で満塁とし、山際がサヨナラ打を放った。
先発の岡野は生田に3ランを浴び降板。代わって登板した横倉は最終回に1失点したが、味方のーに助けられ敗戦投手を免れるどころか、勝利投手になった。
積水京葉は2度のリードを守れなかった。2点を追う3回は、1死から1番古川が敵失で出塁したあと、2番剣持がチーム初安打をはなち、続く3番加藤、4番生田の3連打で同点に。さらに5回、2つの死球を得た1死後、生田が3ランを放ちリードを奪った。同点にされた7回には、2死から生田が2塁打し、6番堂本(メンバー表にはそうあるが、堂原ではないのか)が適時打を放ち、再び勝ち越したが、その裏、生田が打たれた。
ヘルニアを抱えるRBA〝元祖二刀流〟生田投手は、サイクルにあと3塁打1本の単打-本塁打-2塁打を放ち、5打点の活躍。
チームのスポークスマンで、野村の仲介+(PLUS)錦糸町センターのセンター長・小林剛氏は「先発ピッチャー岡野は4回まで2失点の粘投でしたが、5回に相手の4番生田さんに3ランを打たれ5失点。その後を継いだ横倉が2回1/3を投げ1失点で切り抜けました。
打線は、初回、2アウト2塁から4番山際がレフトオーバーのエンタイトル2ベースで1点を先制し、続く5番新人高根がライトへのポテンヒットで追加点。2点を先制しました。
3回に同点に追いつかれ、5回に3ランを打たれ、5-3と劣勢でしたが、6回1アウト満塁から6番加藤のセカンドゴロをセカンドが弾き(エラーか)、ライトが深めに守っていたこともあり、ファーストランナー高根が俊足を飛ばし一気に生還し3点を上げ同点としました。
最終回7回に1点を奪われ、後がありませんでしたが、最後の攻撃は1アウトから1番長谷川、2番長妻の連続ヒットで1、2塁とし3番小西が2個目のデットボールで満塁とすると、4番山際が2ストライクからレフト前へ運び2者生還しサヨナラ勝ちを収めました。
初戦ながら粘りの試合運びで好投手率いる積水ハウス京葉さんから勝利をもぎ取ることができました。本当にいい投手でした。偏った試合経過ですが、以上です。
とりあえず、今季終了しなくてホットしております。仕事の時より細かいメールですみません。よろしくお願いします」とコメントを寄せた。
Re 小林さん、完璧なコメントありがとうございます。気にはなっていたんですが、ヘルニアの生田は投げられず、完敗すると思っていました。しかし、さすが二刀流。スコアブックに「T5」とあるのは。「Tunnel」ですよね。
○山際 (サヨナラの打席は)2球目くらいまでとても緊張していたが、空振りをして、自分が緊張していることに気が付いた。緊張のあまり心臓がちぎれるかと思った。打ててよかったです
●生田 ヘルニアは首。左手にかけてしびれる。右手じゃないから大丈夫(試合前)
サヨナラ勝ちに狂喜乱舞の野村不動産ソリューションズ
3得点の加藤
〝代打俺〟小林監督
井上
東急リバブル8-6タウングループ
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
東急リバブル | 0 | 0 | 0 | 1 | 5 | 2 | 8 | |||
タウングループ | 0 | 0 | 6 | 0 | 0 | 0 | 6 |
(タイブレーク)
坂口
昨年総合優勝の東急リバブルが6点ビハインドから最終回に同点に追いつき、延長タイブレークの末、辛くも勝利。竹内が決勝打を放った。エース井上は昨年の出来にほど遠かったが、何とか抑えた。かつての主砲河野は〝不惑〟を超え、やり切った満足感からか、大槻監督を通じで「引退」が報告された。タウングループは自滅。大魚を逃したのか、予想外の敗戦か。
6点差を追う東急リバブルは4回、この回先頭の2番濱が死球で出塁、7番井上の適時打で1点。5回には、この回から代わった松原投手から1死後、3連続死球を選び、2死からも3連続を選び、ノーヒットでこの回5点を奪い同点に。
タイブレークでは、左の竹内が巧みな流し打ちで左翼前に運び1点、さらに1点を加え、その裏を竹内が締めて勝利した。
タウンは悔やまれる敗戦。3回、この回先頭のこの回先頭の7番小田桐がチーム初安打となる中堅前ポテンヒットを放った1死後、9番大塚も同じようなラッキーな中堅前安打を放ち好機をつくると、1番松原、2番鵜月、3番秋葉が3連続長短打して3点、さらに2死後、及川が3ランでこの回一挙6点を奪った。その後は井上投手に抑えられた。最終回、1死1、3塁のサヨナラの好機に二者凡退したのが悔やまれる。
先発の坂口投手は4回を投げ被安打2、7奪三振の活躍を見せ降板。代わった2番手の松原、3人目の池田が6個の四死球を与え自滅した。
○井上 めちゃくちゃ連打された。やばいと思った(この日はストレートが高めに浮いていた。変化球にも切れがなかった。それでも4回以降を何とか抑えたのは、たまにいい変化球が入ったからだ)
〇濱主将 次は打って勝つ
〇星川 要所要所で結果は出せているのかな。今日の守備は体が勝手に反応。「サード行ってない」という二塁手の声が聞こえ、投げられた。打撃は1打席目で感覚をつかんで2打席目で狙いを絞ったのが当たりました
星川
○中松捕手 初めてのリード。打たれたのは甘いスライダーが中に入った
○竹内 最初は力んじゃった。決勝打はうまく打てた
●高坂GM うちはこれまでリバブルさんには負けたことがない(試合途中。大魚を逃がしたと書いたのは失礼だったか)
●丘監督 (坂口を)続投させたら抑えられたかどうか…投手はあと1枚必要だ
竹内
竹内(左)と中松捕手
「フレッシュに、カッコ良く」 タウン、ユニフォーム一新
試合前の坂口(左)と松原。秋葉の斡旋で、登板前にもかかわらず新ユニフォームのモデルを務めてくれた
タウングループが今季からユニフォームを一新した。デザインは秋葉が担当。「フレッシュさを忘れずにいようという気持ちと、相手から強そうに見えるカッコ良さ」を込めたと言い、引き締まって見えるダークカラーが特徴的だ。木をイメージした企業ロゴをふんだんに配し、グループ意識、チーム意識を高めている。
試合前、秋葉に新ユニフォームでの撮影をお願いすると、自分は小柄だからと、モデル役を呼んで逃走した。モデルは坂口と松原。
●鵜月主将 先行から逃げ切りたかったが力不足。来年も絶対に来るのでよろしくお願いします
●麻生捕手 惜しかった。四死球で相手に不快な思いをさせ申し訳ないです。攻めた結果でした。先発坂口へは真っすぐを気持ちよく投げられるよう気持ち優先で受け、相手が甘い球を振ってくれた。松原さんには打者の癖を見て配球して、今日は荒れていたが要所はいい球でした。エース池田さんがしびれる展開で登板してくれて、低めを意識してリードしました
●高坂GM ミドルシニア大会を楽しみにしています
3回のタウングループベンチ