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ポラス塚本

 今日6月22日の日曜ブロックの試合は全てノーゲーム、中止となった。各チームの選手のコメントを紹介する。

 ポラスは飯田監督に代わって主砲の成田が新監督に就任した。成田新監督は「プレーヤーは止めない条件で引き受けた。ガラッと若返りを図った。もちろん勝つため」

 この日も5人の18~22歳の新人がベンチ入りした。また、平成23年の「第26回技能グランプリ」の建築大工部門で銀賞を受賞した塚本将史(28)もベンチ入り。「サインには忠実。堅い野球をやる。(本業で)狙うは世界一」と話していた。

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左から菊地(18)、大川(19)、大西(22)、大瀧(22)、稲塚(19)

◇     ◆   ◇

 タイセイ・ハウジー千葉政に試合前に会った。「昨日(21日)は涌井がバースデー勝利を挙げた。僕はパパになったばっかり。8カ月。名前? 僕が『政秀』。実家は宮城なので『政宗』にしました」(伊達政宗にあやかろうということか、なんともクラシックで立派な名前をつけたものだ)

 千葉政は横浜高校時代、ロッテ涌井の2番手投手。肘を故障しており、現在はもっぱら外野。

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タイセイ・ハウジー千葉政

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 三井不動産住宅リースの佐藤-高橋のバッテリーと、安田不動産の田保監督、石渡ともバッティングセンターで会った。高橋は元ヤクルト。サンフロンティア不動産の新人内村との対戦を楽しみにしていた。石渡は高校時代にモデルをしていたとか。マスクの比較なら高橋か石渡か。高橋はまだ独身。

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三井不動産住宅リース佐藤(左)と高橋

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安田不動産 田保監督(左)と石渡

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日駐ナイン

 試合開始のずっと前から、さらにノーゲームが宣告されてもベンチから全然動こうとしないチームがあった。今年初参加の日駐だ。早速取材開始。

 まず、国士舘-八戸学院大卒の新人エース、左腕山本。義理堅い木田監督は「この前、八戸学院では3番手と話しましたが、7~8番手だったそうです」と修正。山本は「秋山さん(西武)も塩見さん(楽天)も二つ上。高校では2番手でした。春の予選で準決まで進みました」というから、相当の力があると見た。

 抑えは千葉工大卒の大沼。体重は入社してから20キロ増の93キロ。「軟式は全然ダメ。硬式のMAXは140キロ」だそうだ。

 「スクリューとカットボールが得意ですが、軟式では投げられない」と言ったのは山本だったか大沼だったか書き忘れた。

 主砲は渡辺。「兵庫県の公立夢野台高校ですが、ベスト18(兵庫県はベスト16でなく18チームが準々決勝に進むのか、記者が聞き間違えたのか)まで進みました。あの金刃(のち巨人入り、現在楽天)からヒット打ちました」

 1番は俊足の鈴木。小学4年から高校まで野球をやっていたそうだ。

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山本(左)と大沼

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主砲の渡辺

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鈴木?

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女性マネージャー

日中友好だ NITTYU(日駐)だ 4強入りするぞ日駐がRBA初参加(2014/6/12)

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ノーゲームを宣告する審判

 本日6月22日、神宮外苑軟式野球場で行なわれる予定だった日曜ブロックの開幕ゲーム、清水建設-ポラス、安田不動産-鹿島建設、日本駐車場開発-コスモスイニシアは試合開始直後に雨天のためノーゲームとなった。それ以降の試合も全て中止となった。コスモスイニシアは選手が集まらず不戦敗になるはずだったが、雨天に救われた。

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 清水建設の2番茂野、ポラスの折笠投手がRBA関係者はもちろんベンチの期待に応える、土砂降りをもろともしないサービス精神旺盛の感動的なベースランニングを敢行、やんやの喝采を浴びた。

 試合は清水が先行。1死後、今季から広島営業所に異動になった2番茂野は四球を選び、2盗を決め暴投で3進。2死後、4番小寺のとき、またも暴投で猛然と本塁を突き、相手の折笠投手とそれこそ折れ重なるような状態で生還。

 歓喜の先制点を挙げ、ベンチで吼えた。ところがだ。全身ずぶぬれ泥だらけになった折笠が続投不能と判断したか、自らがこれ以上濡れて風邪でも引いたら命取りとなると判断したか審判はタイムをかけ、しばらくして清水には無情の、ポラスには幸運のノーゲームを宣告。

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折笠(左)の暴投で生還した茂野(右)          茂野

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清水ベンチ(左)とポラスベンチ

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折笠

 気の毒なのは茂野と折笠。せっかくわざわざ広島から遠征してきて、劇走につぐ劇走で先制打をあげたのにその直後にリーゲームとはあまりにもかわいそうではないか。折笠も投手難のチームを救うべき初登板。身長178センチ、体重98キロ。投手というよりは相撲取りの格好で31歳になりながらいいところを見せようとしたのに、雨のせいでコントロールが定まらず、挙句の果てが自らの暴投で失点した。自尊心はズタズタだ。

 しかし、2人はこれしきの逆境にはくじけない。むしろ逆だ。逆境をプラスに転じる高い志を持っているからこそ、厳しい時代を生き残れるのだ。ノーゲームをこれ幸いと、何をしゃべったかは分からないが、「茂野、走ります」とでも言ったのかホームベース前で高らかに宣言したあと、まずは茂野が走り出した。1塁を全速力で走り抜け、足をとられながらも2塁を回り、3塁を回り、安倍さんの積極的平和主義を先取りする初年兵のように、あるいは柳川鍋になるのを嫌がり泥田に逃げ込むドジョウのように渾身の力を込めて本塁に猛然と突っ込んだ。

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以上、茂野(茂野は昨年結婚したはずだ。奥さん、悪いのはそそのかしたナインであり、記者です。ちゃんと洗濯してやってください)

 

 負けられないのは折笠だ。すごすごと尻尾を巻いて逃げる犬でもブタでもない。よせばいいのに茂野の軌跡、足跡をたどるようにどたどたと走り出し、最後はベッドスライディングというよりも、だるまが転がるようにして出っ張った腹からホームに突入した。

 2人の劇走に両チームのナインはもちろん、子育てに忙しいスズメがベンチの巣から〝よくやった〟とエールを送っていた。

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以上、折笠(折笠は31歳。独身か既婚かは聞かなかったが、だれが洗濯するのだろう)

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 同時に始まった安田不動産-鹿島建設の試合でも同じような選手がいたようだ。余興と呼ぶなかれ。ばか者と蔑むなかれ。記者はこうした意気に感じる選手に拍手喝采する。もやしのようなサラリーマンでは絶対にできないだろう。

 次は、相手がいないのにベンチで長々と雨宿りしていた日駐のナインを紹介する。うそか本当かはしらないが、みんなべらべらとしゃべり、記者の期待に応えてくれた。

 本日(6月22日)、三郷・サンケイグラウンドで予定されていた日曜ブロック、三菱地所リアルエステートサービス-青山メインランド、三井不動産レジデンシャル-菱重エステートの2試合はグラウンド不良のため中止になりました。

 神宮外苑の試合は行なわれる予定です。

 サンフロンティアに甲子園4強の鹿児島工・内村が加入

 三井住宅リースの元ヤクルト高橋との対決必至

 先日行なわれた抽選会でサンフロンティア不動産の参加者が超ど級の爆弾発言をした。かつての甲子園4強、鹿児島工業の内村投手が加入したというのだ。まさか酔った勢いでそんな嘘をつくはずがない。本当なら、平成元年、巨人の誘いを蹴り三井不動産に入社した志村氏以来のビッグニュースだ。肩か肘を痛めてプロ入りを断念したのか、内村は中大に進学。外野手として活躍したようだ。その内村が投げるのなら、みんな対決したいはず。日曜ブロックが例年になく熱い大会になりそうだ。

ポラス-清水建設

 清水がやや優勢。決勝戦ではケンコーポに敗れたが、ポラス相手なら負けられない。田村投手が先発するのはほぼ間違いない。山寺監督から本間監督にバトンタッチされ、采配がどう変わるかもみたい。

 ポラスはどこと戦っても互角に戦えるチームだが、そこがウィークポイントでもある。相手のペースに合わせるところがある。ここも接戦に持ち込むだろうが、勝つまではどうか。選手の高齢化も進んでいる。誰が投げるか分からないが、室田か内田か。

鹿島建設-安田不動産

 安田がやや優勢。安田は岩間の先発だろうが、慶大卒の新人もありうる。しかし、采配を揮う西澤は新人を先発に起用するギャンブルに出ないと思う。岩間で飛ばすはずだ。打線は西澤がチームを引っ張れるか。イケメン石渡の出番はあるのか。

 鹿島はエース豊田が抜けたのが痛い。ひょっとしたら名古屋から駆けつけるかもしれないが、旅費をみんなで負担しようというチームワークはあるのか。ただ、高原も安田相手だったらそう点は取られない。接戦に持ち込めば勝機あり。

コスモスイニシア-日本駐車場開発

 双方とも戦力は未知数だが、日駐を取材した限りでは、予選を突破する力があるとみた。ここはしっかり力量を見届けたい。

コスモスイニシアは以前出場していたチームの選手が中心ならとっくに40歳過ぎ。まさか、土曜、日曜休みになったこれまで水曜ブロックに出場していた吉村が投げるようなことはないとみた。

三井不動産レジデンシャルサービス-東急不動産

 互角。しかし、三井サービスはマンションの管理組合の総会シーズン。選手が集まるかどうかが勝つか負けるかより難問だ。集まればそこそこ戦える。

 東急はチーム体制を建て直しやる気満々。合宿まで張ったというが、雨でドッジボールに切り替えるようではたかがしれている。飲むのが目的ではないのか。今年も投手難は解消されていないとみた。乱戦もありそう。

東京建物-ケンコーポレーション

 東京建物は東建不販に出向していた生出が戻ったこともあり、大幅に戦力アップ。〝出ると負け〟から完全に抜け出した。

 しかし、相手がケンコーポでは分が悪い。相手が格下とみてエース小笠原ではなく、他の投手なら無様な試合にはならないだろうが、どうなるか。水曜ブロックの住友不版が旭化成ホームズを破ったような大波乱はないとみた。どちらかと言えば、ケンコーポは弱いものいじめが好きなチーム。

三菱地所-旭化成リフォーム

 優劣がつけがたく混沌としている。W杯と同じ、どっちが死に物狂いになるかで勝敗が決まる。この点なら三菱地所がやや心配。選手が揃えば勝つ力があるが、この季節になると丸の内の野球大会に重点をおくため日替わりメンバーになる。ここも選手が揃うかどうかだ。

 旭化成リフォームは、抽選会場での参加者の声からするとメンバーは年年歳歳、みんな歳を重ねながらまた暑い夏を迎える。旭化成ホームズはすごい選手が毎年のように加入するのと対照的に、このチームはリフォームの時代といわれるようには選手層に反映されない。しかし、新築が伸びるのもリフォームが頑張っているから。意地を見せてやれ。

サンフロンティア不動産-三井不動産住宅リース

 勝敗はともかく、サンフロンティア不動産にかつて甲子園を沸かした鹿児島工業・内村が入社したという。内村はプロの誘いを蹴って中大に進学。外野手として活躍したようだ。高校時代に肩か肘を痛めたようだが、140キロを越えるストレートにキレのある変化球も投げた。

 果たして先発するのか。実績だけなら巨人の誘いを蹴って三井不動産に入社した志村氏以来か。すごい選手が入ったものだ。

 三井住宅リースには元ヤクルトの色男・高橋がいる。投げるかどうかは不明だが、内村との対決はみものだ。これは見逃せない。観戦料金を取りたいくらいだ。試合はサンフロが圧倒的に優位とみた。三井リースは安打を打てるかどうかだ。

 内村の活躍次第ではRBAが全国区になるかもしれない。サンフロも名を売るチャンスだ。

タイセイ・ハウジー-三井不動産

 好試合。タイセイは投手2人を含む新人4人が新戦力。投手不足が課題だっただけに補強ができたのか。元プロの千葉英はメタボが心配。ここで頑張らないと忘れ去られる。

 三井は誰が投げるのか。必勝を期すなら相澤だろうが、昨年はほとんど一人で投げた室谷もありそうだ。選手が揃ろうかどうかの課題は例年通りだろう。順当なら内村を擁するサンフロが勝ちあがってくるはず。挑戦権を得るためにもどちらも負けられない。

三菱地所リアルエステートサービス-青山メインランド

 青山メインが優勢。山梨監督は抽選会でも「優勝しかない」と強気発言。最初から全力で戦うはず。だれが先発しても優位は動かない。昨年からどれだけ戦力アップしているか確認したいが、会場は神宮外苑でなく三郷。どうしてそうなったのか。

 地所リアルは相手が悪い。

三井不動産レジデンシャル-菱重エステート

 三井レジがやや優勢。東邦のスラッガー山際は欠場だろうが、山際だってサンフロ内村と対決したいはず。保立監督、今期の売上げはもう十分メドが立っているはず。野球シーズンだけは研修扱いにして山際を出場させてほしい。間違いなくRBAの宝になる。勝ち進んで内村とのガチンコ勝負が見たい。東邦出身者は3年連続して入社したと聞く。出し惜しみしないでどんどん出場させて優勝を狙ってほしい。

 菱重はエース佐々木の踏ん張り次第。力まずに四死球を最小限にとどめれば勝機も生まれる。

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エイブル 齋藤

  1 2 3 4     合 計
セキスイハイム不動産千葉        
エイブル         13

 

セキスイハイム不動産千葉 1点返すのがやっと

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 エイブルが5回コールド勝ち。新人齋藤が期待通りのピッチングでナインの期待に応えた。セキスイハイム不動産千葉は1点を返すのがやっと。

 齋藤は日大藤沢-桜美林卒。大学時代はコーチだったという。スライダー、カーブ、フォークも投げる。MAXは140キロ出たときもあったという。3回を1安打3奪三振の好投。堀内は記者に齋藤を見せないためか、勝ちあがれば対戦しそうな積水ハウスを意識しているのか「うちはいい。積水ハウスの新人を見てきてよ」とけしかけた。(残念ながら積水の新人・横内は見なかったし、齋藤もよく観ていない)

 セキスイハイムは相手が悪かった。酒でも飲んですっぱりと忘れて次に備えよう。

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セキスイハイム不動産 ベンチ

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野村パートナーズ(左から海津監督、羽尾、石田、富塚)

  1 2 3 4     合 計
三菱地所ホーム        
野村不動産パートナーズ        

 

三菱地所ホーム新監督松田 自らの打撃を悔いる

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三菱地所ホーム松田監督

 ビルマネとマンション管理会社が合併して誕生した野村不動産パートナーズが初勝利をあげた。羽尾が4回を2失点に抑え、打撃陣が小刻みに加点した。関社長に勝利をプレゼント。三菱地所ホームは鈴木前監督が助っ人として出場したが、かなわなかった。

 野村不動産パートナーズは小村が勤務の関係で出場できないが、期待の新人冨塚が加入した。千葉学院大卒。大学時代にヒジを痛め、全力では投げられないようだが、海津監督は「富塚が投げられるようになれば」と期待していた。ただ、6回あった守備機会のうち3回失策を犯し、守備に課題を残した。

 三菱地所ホームは松田新監督が「4回の2死満塁の場面で僕が打てなかった。あそこで打っていれば試合の流れは変わっていた。次は必ず勝つ」と前を向いた。鈴木前監督は相手の厳しいマークにあい、二つも死球を食らった。

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「ほら、ここに当たったんだよ。蚊じゃないぞ」鈴木前監督(相手は相当警戒したんだろうと思いたいが、単にコントロールが悪かっただけかも)

 

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二枚目とは言わないが投手3枚揃ったぞ(左から小森、丸山、川上)

  1 2 3 4     合 計
オークラヤ住宅        
総合地所        

 

総合地所徳田社長ら大応援団の期待に応えられず

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「ご声援ありがとうございました」総合地所ナイン 

 序盤に大量点を入れたオークラヤ住宅が快勝。新人・川上が力感溢れるピッチングを疲労した。総合地所は徳田賀昭社長ら幹部も含め大応援団を送ったが、大量失点がこたえた。

 オークラヤ住宅に大型投手が加入した。身長185センチの細身の川上投手だ。我孫子-大東文化大卒で、マウンドに立つのは4年ぶりだ。ダイナミックな投法で投げ下ろすストレートは威力がある。しばしば制球を乱す場面があったが、これが修正できればまず打たれない。

 エース小森は長いイニングが難しくなってきただけに次期エース候補にのし上がってきた。

 総合地所・蓮見副社長は「いつになく試合になっている。新人橋戸ら戦力も整ってきた」と選手の健闘を称えた。蓮見氏に同社スポークスマン石井を「石井さんはえらい。広報マンとしてよくやっている。ほとんど全物件の見学会をやっている」と褒めたのに、どうしたのか翌々日電話したら声変わりでもあるまいし声が全然出ていなかった。風邪ではない。サッカーW杯に勝てなかった日本を応援しすぎて声が出なくなったのか。「すいません」と誤っても明日は見えてこない。たかがサッカーではないか。悔しかったら野球で返せ。

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左から川上、松本、舟見

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オークラヤ住宅 応援団

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総合地所 応援団

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総合地所 応援団(右端が蓮見副社長)

 

 

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スターツ 荒海

  1 2 3 4     合 計
スターツ 10   16
ちばリハウス  

(8回延長サドンデス)

ちばリハウス篠原疲労困憊7回に痛打浴びる

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試合開始まもなくのちばリ篠原(試合後の疲れきった写真を撮るべきだったか)

 スターツが8回延長サドンデスで逆転勝ち。エース荒海が8回を9失点しながら完投。ちばリハウスは1時間30分の制限時間に1分前の1時間29分の6回終了時点で5-3とリードしていたが、審判が試合を続行したため勝利がフイに。

 他の試合がとっくに終わっていたのに、この試合だけが行なわれていた。7回表のスターツの攻撃。マウンドにはちばリハウスのエース篠原が立った。見るからに疲れていた。序盤はすいすい投げていた。カーブ、スライダーがコーナー低めに決まっていたが、この回はコントロールが全然ない。安打と四球で満塁とされると死球、安打で3失点し逆転された。

 その裏、ちばリは同点に追いつきサドンデスに。急きょマウンドに上がった急造投手・菅谷も疲れからかコントロールが定まらず大量失点。小川監督は白井に交代したが白井も火に油を注ぐ結果に。結局、この回10失点しジ・エンド。

 スターツはこの日、社員旅行で主力メンバーを欠く苦しい戦い。それでもエース荒海が踏ん張った。

 スターツの女性マネージャーらが「すごい投手が入った」と吹聴した。九州学院卒で全日本にも選ばれた井原投手だという。この日は彼女とデートで欠場とのことだった。

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スターツのマネージャー(ピンボケでコメンなさい)

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本塁打を放ったスターツ大平

 試合時間については先に書いた記事を読んでいただきたい。1時間29分で7回に突入したのは、審判が試合時間のことを考えていなかったと記者は確信している。7回を終わって、審判は両チームのナインを集めようとし、運営には関わっていない記者に「どうするの」と聞いてきたことがなによりの証拠だ。

 過去25回の大会で、緊迫した投手戦はともかく、6回まで双方の得点が8点という試合が7回に突入した試合はまずないはずだ。試合時間2時間半も大会記録だろう。

 神宮外苑の軟式野球審判団は優秀な人ばかりだと思っていたが、考えを改める。基本的なことがまるで分かっていない人もいるようだ。

 この際だから言っておく。記者は第3回大会から取材しているが、長いときは1日7~8時間は水を飲むくらいで、休みなくずっと取材をしている。手抜きなどしない。ミスターRBAの東急リバブル岡住氏は「僕は野球に人生をかけている」と話したことがある。それほど真剣に戦っているのにいい加減な取材ができるはずがない。スコアをつけるときも、ヒットかエラーか微妙なときは最終的には「俺がルールブック」の記者が決定するが、双方のチームから意見を聞いてから決定するケースもしばしばある。参加全選手800数十人の打撃成績、投手成績を記録に残したこともある。選手がそれだけ真剣なのだから記者も審判も期待に応えるのは当然だ。

 審判の方たちはいろいろな試合の審判をされるのだろう。仲良しクラブのお遊びの審判もするはずだ。報酬がもらえるのだから、そんな試合だったら審判もお遊びでいい。しかし、RBA大会は26年間もこの神宮外苑で行なってきた。どのような大会であるかは少しは事前に勉強すべきだ。この試合の審判を務めた人はなにも分かっていない。

 そういえば、別の試合だったが、記者が審判にメンバー表を借りようとしたら怪訝な顔をされた。「どうして渡さなきゃいけないんだ」という表情をした。記者も悪かった。早く返さなきゃと思い、メンバー表をスコアブックに転記してすぐ返した。試合が続行中のときだった。これがいけなかった。あとで怒られた。こんな経験も初めてだった。よく知っている方は、記者の顔を見ると進んでメンバー表を渡してくれる。

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ちばリ白井、桑迫が連続ホームラン

RBA野球開幕 残り1分で試合続行した審判 結局 試合時間は2時間30分に(2014/6/18)

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積水ハウス 横内

  1 2 3 4     合 計
積水ハウス      
長谷工グループ      

 

長谷工グループ 新人・原が失点重ねる

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長谷工 原

 積水ハウスが逆転勝ち。ID野球を目指す小田部長に勝利をプレゼントした。期待の新人、創価大卒の横内が2回をピシャリと締めた。長谷工は神奈川大準硬式の原が失点を重ねて惜敗。

 積水ハウスの先発は高橋。初回に4失点し、2点をリードすると横内にスイッチ。横内は「軟式は初めて。緊張した」というが2回を1安打ピッチング。期待通りの活躍を見せた。

○堀田監督 抽選会で言ったでしょ。ルーズヴェルトベースボールをすると(初回を終わって3-4とリードされ)

○真田 全然僕に取材してくれない。亜細亜大出身でソフトバンクの松田と同期(西武ファンの記者はテレビに映る松田の顔を見ると悪寒が走るほど大嫌い。真田も嫌いといっているわけではない)

●原投手 野球は1年ぶり。軟式は初めて

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積水ハウス 真田

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長谷工ナイン

 

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