RBA OFFICIAL
 

IMG_9532.jpg
〝安西さんよ、俺らも決勝トーナメントだ。当たったら雪辱するぞ〟三井リアルティ千葉

オークラヤ住宅​7-11三井不動産リアルティ千葉

  1 2 3 4     合 計
オークラヤ住宅 1 2 1 3         7
三井不動産リアルティ千葉 1 2 3 5         11

 

IMG_9407.jpg
〝なんで打たれるか、俺もさっぱりわからない〟加藤

二転三転のシーソーゲームを三井不動産リアルティ千葉が制した。小林が3安打猛打賞。オークラヤ住宅はエース加藤が打たれた。

三井不動産リアルティ千葉は初回、先頭の小林の本塁打で同点。2回は、この回先頭の5番中塚、6番関谷、7番岡本の3連続内野安打と小林の適時打などで同点。3回はこの回先頭の2番安島の安打をきっかけに5番中塚、6番関谷の安打などで3点を挙げ逆転。1点を追う4回は、この回先頭の9番鈴木が死球で出塁したあと、小林、3番上門、岡本の安打と敵失を絡めて一挙5点を挙げ再逆転した。小林が本塁打を含む3-3-3の大活躍。

〝人間機関車〟篠原は5回を投げ7失点完投。

オークラヤは初回、先頭の谷口が安打し、4番宮本の適時打で1点先制。2回は1死から7番加藤が左翼前安打を放ち、9番大川の左翼越え2塁打と谷口の中堅前安打でリードを奪い、3回は、この回先頭の4番宮本の安打をきっかけに1点を奪い再びリード。逆転された4回には、谷口の2塁打と3番中島の適時打などで3点を挙げ逆転。しかし、その裏、再逆転された。

○小林(23) 埼玉蕨-千葉大公式です。打ててよかった8(3-3-3の活躍)

○上門(24) 沖縄の無名講。立教大はサークル

●加藤 最初に本塁打を打たれたが、その後は三者三振(1回を終え。加藤ほどわからない投手はいない。鵺のような男だ。社内ではモテモテとか)

IMG_9535.jpg
小林(左)と上門(ウエジョウ)

IMG_9419.jpg
三井リアルティ千葉 2回、同点に追いついた場面

IMG_9399.jpg
大川

IMG_9394.jpg
〝加藤さ~ん、がんばって〟オークラヤ応援団

IMG_9302_二回、佐藤の特大2ランに沸くベンチ.jpg
二回、佐藤の特大2ランに沸くベンチ

ミサワホーム東京​1-10三井不動産リアルティ

  1 2 3 4     合 計
ミサワホーム東京 0 1 0 0           1
三井不動産リアルティ 2 4 4           10

(時間切れ)

IMG_9427.jpg
鎌形

 三井不動産リアルティ安西監督が呵々大笑。毎回先頭打者が出塁し、大量点に繋げた。ミサワホーム東京は主砲・北斗が「優秀社員表彰」のハワイ旅行で欠場したほか、レギュラー数人を欠いた。

 三井不動産リアルティは初回、先頭の佐藤は四球、2番安田は敵失で出塁し、3番横瀬の中堅越え2塁打で2点先制。2回はこの回先頭の7番米澤が四球で出塁し2盗、3盗塁した1死後、9番大和の適時打で1点、さらに佐藤の左翼越え2ラン、安田の3塁打と4番岩崎の安打でこの回4点。3回には、この回先頭の6番大内と米澤の連打と8番清原の死球で満塁と攻め立て、大和の適時打、安田の押し出し死球、横瀬の犠飛などでさらに4点を加点して試合を決めた。

 佐橋投手は1失点、被安打4、奪三振4の好投。

 ミサワ東京は2回、この回先頭の5番西島が内野安打し、続く鎌形は死球で出塁した223塁から9番谷屋の左翼前安打で1点を返したのみ。安打は3番トモキ、4番井町と合わせ4本に抑えられた。 

安西監督 まずはシード権を獲得でき良かったです。佐橋が安定的に投げて守備にリズムをつくり、攻撃が安心して専念できた。二回に米澤が足で勢いをつけた。佐藤の特大2ランがさらに勢いをつけた。1イニング4点、営業会社なので数値目標を設定していて、二回三回で達成できた。ドームでの優勝を目指し、1戦必勝でやっていく

 ○佐藤(二回に特大2ラン) 新卒で入り、1号ホームランです。前半の均衡から一気に畳み掛けたいところで、しっかりとらえられた。チャンスの方が燃える。常に11点、積み重ねていきます

 ○佐橋 低めを丁寧に投げたことでスタミナを持続できた。決勝T? 1点も取らせない。同期の佐藤は勤務地は違いますが配属になった所属部も一緒で、仲間であり良きライバルです

 ●小岩 引退のため今日がラストゲーム。チームは皆さん優しくて新卒時代から本当によく声をかけていただいた。巡り合いに感謝しています

 ●鎌形 抑えられる日もあれば打たれる日もあるので、今日は打たれる日だったと思って切り替えます。決勝Tまでに調整してリベンジしたい

 ●西島 後輩の僕が先輩の尻拭いをしないといけないのに

IMG_9299_二回、生還した米澤(99)を迎えるベンチ.jpg
二回、生還した米澤(99)を迎えるベンチ

IMG_9315_三回、米澤.jpg
二回、米澤が生還

IMG_9334_新卒コンビ活躍、佐藤(左)と佐橋.jpg
新卒コンビ佐藤(左)と佐橋

IMG_9331_呵々大笑.jpg
呵々大笑 安西監督

IMG_9293_二回、9番谷屋がタイムリー.jpg
二回、9番谷屋がタイムリー

IMG_9319_2番手西島.jpg
西島

IMG_9335_チームに感謝し小岩引退.jpg
チームに感謝し小岩引退

IMG_9326_1戦必勝.jpg
三井不動産リアルティ

 

IMG_9439.jpg
〝俺は不死身だ〟ポラス岩瀬

ポラスグループ​17-5伊藤忠ハウジング

  1 2 3 4     合 計
ポラスグループ 2 11 3 1           17
伊藤忠ハウジング 0 2 0 3           5

(時間切れ)

IMG_9450.jpg
〝まだまだいける〟ベンチでへたり込む福澤

 ポラスグループが大勝。新人・中谷が満塁弾を放った。大量点に守られて岩瀬がすいすい投げた模様。伊藤忠ハウジングは斉藤が先発したが、四死球を連発し、味方の拙守にも足を引っ張られたてようだ。

◇        ◆     ◇

 この日の10時からの試合は同時進行で4試合が行われた。試合時間は1時間30分、次の試合が始まるまで30分あり、記者はすべての試合を取材するためグラウンドを駆けずり回る。1試合2時間としても、隣のグラウンドに移動するのにも2~3分かかるので、1試合当たりの取材時間は(120分-2~3分×4試合)÷4試合=27.5分しかない。回数にすると2~3回だ。

 この試合は、伊藤忠ハウジングが優勢と予想した。斉藤が好投するはずで、ポラスの岩瀬は連投が厳しいと読んだからだ。

 豈図らんや。押っ取り刀で駆けつけたときは大勢が決していた。予想とは全く逆で、2回までポラスが13-2で大量リードしていた。

 3回のポラスの攻撃。マウンドには伊藤忠の斉藤は降板したのか、福澤が立っていた。この回先頭の3番上津原がショートゴロエラーで出塁すると、遊撃手はこの回だけで3つの失策を犯し、福澤も3つの四球を出して3失点(自責はゼロ)。

 ポラスの選手に試合経過を聞いても、エラーとか四球が多く、どうして得点できたのかわからない様子で、1番中谷は満塁弾を放ち、8番菊池は体重が100キロから91キロまで減ったことだけが分かった。前試合で4番を打った石橋監督はベンチ、前試合でベンチを温めていた(くそ暑いのに)清水は4番として出場していた。

 記者はこの後、次のグラウンドに向かったので、試合経過は不明。伊藤忠の杉山監督はやけくその状態で、何やら叫んでいた。〝投壊〟〝守乱〟はわが西武と一緒のようだ。開幕前は決勝トーナメントに進出すると思っていたのに…。

IMG_9445.jpg
福澤

IMG_9444.jpg
杉山監督

IMG_9646.jpg
〝決勝トーナメント進出だぞ〟東京セキスイハイム

東京セキスイハイム​12-8三井住友トラスト不動産

  1 2 3 4     合 計
東京セキスイハイム 0 2 1 2 7         12
三井住友トラスト不動産 2 1 3 0 2         8

 

IMG_9578.jpg
〝こんなはずじゃ…〟吉田

 東京セキスイハイムが乱打戦を制した。矢本が3安打猛打賞3打点の活躍。2番手望月投手が好継投。三井住友トラスト不動産は3度のリード守り切れず。エース吉田が不調。

 2点先制された東京セキスイハイムは2回、2死から8番伊藤、9番水戸が連続四球を選び、1番矢本が中堅越え3塁打を放ち同点。再びリードされた3回は3番小野寺の中堅越え本塁打で同点。3点ビハインドの4回には、この回先頭の伊藤が四球を選び、盗塁とパスボールで三進したあと9番代打吉田の犠飛で1点、さらに矢本の安打と敵失などで1点を返し、5回はこの回先頭の5番深澤が2塁打を放った1死後から3連続四球で同点、続く矢本が中堅前安打を放ち逆転。なおも攻撃の手を緩めず小野寺、4番合田の安打などでこの回一挙7点を奪い試合を決めた。8番、9番打者は6打席5四球、1犠飛の活躍。先頭の矢本に繋いだ。放った安打は8本、10個の四球を選んだ。

先発の伊藤はピリッとせず、13分のゼロを投げ、与四死球43失点で降板。2回無死満塁のピンチで登板した望月は、登板直後は制球を欠いたが、しり上がりに調子を上げ、4回を投げ被安打25失点(自責は2)の好投。カーブ、スライダーがよく決まった。

三井住友トラスト不動産は無念。最終回の大量失点が堪えた。

初回、四球で出塁した2番草川を1塁に置き、4番猪股が左翼越え本塁打して2点先制。同点にされた2回には、3つの四球と内野ゴロで再び1点リード。さらに同点にされた3回には、2つの四球と敵失を絡め7番田中の2店だなど3点を挙げ、3度目のリードを奪ったが、最終回に逆転された・

吉田投手は10個の四球を与えるなど安定感を欠いた。

IMG_9548.jpg
伊藤

IMG_9559.jpg
望月

IMG_9644.jpg
勝利の瞬間

○吉田監督 望月はうちのエース。打たれないと思う(試合途中)。久々の決勝トーナメント。下位打線が上位に繋いだ。ベテランと若手の融合。いいチームになってきた(試合後。セキスイハイム不動産と2チームに分かれて以降は初の決勝T進出ではないか)

○望月(33) RBA野球大会の出場は初めて。勝ててよかった(ストレートの制球を欠いたが、カーブ、スライダーの切れがよく、ストレートが決まれば打たれないはず)

○柳川(52) みんな声を出していた(チームでただひとり出塁できなかったが、3回はいい当たりがショートライナー)

●近松監督 決勝トーナメント進出が目標だったが…残念。来年、巻き返す(前日は水戸でゴルフの大会。この日もゴルフの予定だったが、試合を優先。ゴルフのスコアは100ちょっととか)

●吉田 また来年。しっかり練習してくる

●猪股 初回に先制2ランを打てたは良かったが敗退。RBAはレベルが高いと思った。打球を捕られている。練習してきます

●花岡 最終回の守備で右翼に入り、抜けたら同点という場面でライトフライを捕球。跳んだら球がグローブに入っていた。勝ちで終われなかったが、走攻守バランスのいいチームなので、全体的なレベルアップをしたい

 

IMG_9575.jpg
小野寺

IMG_9630.jpg
矢本

IMG_9554.jpg
本塁打を放った猪股(右)を迎える三井住友トラスト不動産ベンチ

image002.jpg
花岡(左)と猪股

IMG_9632.jpg
〝しょうがない、来年だ〟三井住友トラスト不動産

IMG_9511.jpg
原田(中央)が還りサヨナラ勝ち

みずほ不動産販売​4-5旭化成ホームズ

  1 2 3 4     合 計
みずほ不動産販売 0 2 0 1 1 0       4
旭化成ホームズ 0 0 0 5X       5

 

IMG_9381.jpg
木暮

 旭化成ホームズが逆転サヨナラ勝ち。0-4の最終回、主砲の秋山が逆転の口火を切る本塁打を放ち、水久保がサヨナラ打を放った。みずほ不動産販売は大魚を逃した。5回まで1安打に抑えていた木暮投手が疲れからか、突如崩れた。投球数は109球。エース丸山は欠場。

 旭化成は最終回、チームで唯一安打を放っていたこの回先頭の3番秋山が左翼越え特大本塁打を放ち1点返すと、続く北寒寺が中堅前安打し2盗、3盗、相手にプレッシャーかけると5番村上、6番川村、7番吉田、8番原田が4連続四球を選び1点差に追い上げ、9番久保田の犠飛で同点。その直後、2走吉田は隠し玉に引っ掛かり2死となったが、原田が2盗、3盗を決め、1番石川が四球を選んだ2死1、3塁から2番水久保が左翼前安打してサヨナラ。

 先発の松田は4回を投げ3失点、2番手清水は2回1失点。今野の出番はなかった。

 みずほ不動産販売は無念。小暮は疲れ切っていたが、代わりの投手がいなかった。

 打線は2回、この回先頭の4番石澤が内野安打を放ち、続く片岡が3塁打して1点先制。さらに7番尾谷の左翼前安打で片岡が生還してこの回2点。4回には片岡が本塁打。5回は、この回先頭の9番梁島の安打をきっかけに3つの四死球で1点加点。6回は1死満塁の好機に2番松本、3番木暮が凡退した。

 木暮投手は5回まで被安打1、与四球3の好投を見せたが、最終回に崩れた。

IMG_9371.jpg
松田

IMG_9459.jpg
原田

IMG_9476.jpg
本塁打を放った秋山(右端)

IMG_9454.jpg
片岡

○秋山(30) RBA通算15本。関東一のとき甲子園に出場し、(中日入りした)柳から本塁打しベスト4。大学は立教

○渡辺 神戸国際-立大で、秋山と同期。力? 秋山が上だった

○今野 相手の捕手(片岡)が素晴らしい

●木暮 もうへとへと(試合後。打撃成績は4打席3打数ノーヒット。酷暑に投げて打ってはかわいそう。6回はストレートがお辞儀しており、限界を超えていた)

●片岡 しょうがない

IMG_9514.jpg
水久保

IMG_9543.jpg
渡辺(左)秋山(写真ほど身長差はないと思うが…まるで大人と子供)

IMG_9544.jpg
〝笑ってる場合じゃないぞ〟隠し玉をくらった吉田
 

 

IMG_9480.jpg IMG_9515.jpg
逆転の口火を切る本塁打を放った旭化成ホームズ秋山(左)とサヨナラ打を放った水久保

 第36回RBA野球大会水曜ブロックは7月10日、予選トーナメント3回戦6試合が大宮健保グラウンドで行われ、1・2位決定戦では旭化成ホームズが0-4の最終回、疲れが見えたみずほ不動産販売・木暮投手を攻略、一挙5点を挙げサヨナラ勝ちしたほか、ミサワホーム東京に圧勝した三井不動産リアルティ、野村不動産​ソリューションズとの接戦を制した大和ハウス工業がそれぞれ1位を確定、リストグループに不戦勝した住友不動産販売とともに決勝トーナメントのシード権を獲得した。

 3位決定戦では、三井住友トラスト不動産を乱打戦の末下した東京セキスイハイム、伊藤忠ハウジングに圧勝したポラスグループ、オークラヤ住宅とのシーソーゲームを制した三井不動産リアルティ千葉が勝利し、ナミキに不戦勝した東急リバブルとともにそれぞれ決勝トーナメント進出を決めた。

【1・2位決定戦】

ミサワホーム東京​1-10三井不動産リアルティ

  1 2 3 4     合 計
ミサワホーム東京 0 1 0 0           1
三井不動産リアルティ 2 4 4           10

(時間切れ)

みずほ不動産販売​4-5旭化成ホームズ

  1 2 3 4     合 計
みずほ不動産販売 0 2 0 1 1 0       4
旭化成ホームズ 0 0 0 5X       5

 

リストグループ●(不戦勝)○住友不動産販売

  1 2 3 4     合 計
リストグループ 0 0 0 0 0 0     0
住友不動産販売 0 0 0 0 0     7

 

野村不動産​ソリューションズ​2-3大和ハウス工業

  1 2 3 4     合 計
野村不動産​ソリューションズ 0 0 0 0 2 0     2
大和ハウス工業 0 0 0 3     3

【3位決定戦】

オークラヤ住宅​7-11三井不動産リアルティ千葉

  1 2 3 4     合 計
オークラヤ住宅 1 2 1 3         7
三井不動産リアルティ千葉 1 2 3 5         11

 

ポラスグループ​17-5伊藤忠ハウジング

  1 2 3 4     合 計
ポラスグループ 2 11 3 1           17
伊藤忠ハウジング 0 2 0 3           5

(時間切れ)

東京セキスイハイム​12-8三井住友トラスト不動産

  1 2 3 4     合 計
東京セキスイハイム 0 2 1 2 7         12
三井住友トラスト不動産 2 1 3 0 2         8

 

東急リバブル​○(不戦勝)●ナミキ

  1 2 3 4     合 計
東急リバブル 0 0 0 0 0 0     7
ナミキ 0 0 0 0 0     0

 

 

 7月4日付の「信じられない審判の判定2つ…」の記事について、7月7日に三郷サンケイグラウンドで行われた日曜ブロックの主審を務めた外苑審判倶楽部事務局長・石橋基治氏(74)は、次のように反論した。石橋氏は審判歴40年超のベテランだ。( )は記者。

 「左翼手が捕球できなかったのをアウトと宣告したことについては、その後、主審と線審が相談し、正しい判定に訂正したということ。(ルールブックには「誤審」はないのでは)確かに、ルールブックには「誤審」なる文言はない。

 もう一つ、バックネットと1塁、3塁を結ぶラインを超えた場合は、主審の判定に委ねるべきで、ボールデッドと判断して、球を拾ったのは守備妨害と判定されてもやむを得ない。サンケイグラウンドにはそもそもラインを引いていないので、その都度、主審が判断する。試合前にどうするか徹底すべき」

◇        ◆     ◇

 皆さんはどうか。記者は石橋さんの主張におおむね同意する。判定の訂正はありうることだ。審判は〝神聖にして侵さざる〟神のような存在だ。神が最初に下した判定を訂正したことに対して抗議する権限もまた誰にもないということだ。よって、今回の件で打者走者の1塁進塁を認めたのは当然の措置として記事を訂正する。

 ただ、主審が「誤審」を口にしたのはいかがなものかと思う。ルールブックには「誤審」なる文言はないのだから。

 1959年の西鉄と毎日大毎オリオンズの試合で、西鉄・三原監督の「ルールブックを見せてくれ」という抗議に対し、二出川延明主審が「俺がルールブックだ」と突っぱねたのはあまりにも有名だ。記者は当時10歳で、西鉄ファンだったのでよく知っている。

 インブレーかボールデッドかの判定は、石橋さんのいう通りかもしれない(これまでは暗黙の了解でラインを超えた場合はボールデッドとされてきた)。事前に審判が何も説明しなかった場合は、ボールデッドが告げられない限りインプレ―として選手は判断すべきということだろう。

信じられない審判の判定2つボールデッドのはずが…「誤審」のあとの試合再開は…(2024/7/4)


 

 

IMG_9113.jpg
岡村

野村不動産​6-2東京建物

  1 2 3 4     合 計
野村不動産​ 0 4 0 2 0       6
東京建物 2 0 0 0       2

 

IMG_9115.jpg
〝おっ、当たったぞ〟勝呂

IMG_9061.jpg
勝呂 

 野村不動産が快勝。岡村が投打に活躍。最年長本塁打記録がかかっている松崎常務は欠場。東京建物は初回の天翔の2ランのみ。エース河越が投げられなかったのがすべて。

 2点先制を許した野村は2回、この回先頭の3番坡山、4番来間、5番山下が連続出塁した2死後、9番岡村が右中間を破る走者一掃の2塁打で逆転、さらに敵失で1点を加点しこの回4点。4回には、岡村、1番生井、坡山の3本の安打などで2点を追加してリードを広げた。

 投手は、これまでは生井-岡村の継投だったが、この日は岡村が先発し、そのまま完投した模様。

 東建は完敗。初回、1死から難波が四球でしゅつるいしたあと、続く天翔の2ランで2点先取したが、そのあとすぐ逆転されると、その後は反撃の糸口すらつかめなかった。日曜ブロックを代表する好投手のはずだったエース河越は「今年は31歳になり、体重を75キロから82キロに増量して成功した」などというのは真っ赤な嘘で、単なる不摂生による劇太りに過ぎないことを初戦の安田不動産戦で露呈したのがすべて。ナインの期待を裏切った。

○マネージャー(26) 相手の9番勝呂さんは同業会で知り合って、飲み会をやったことがあります。結婚相手? ノーコメント。活躍したら考えます

●勝呂(24) 慶大のバレー部出身(9番で出場。2階の打席のとき、記者は相手の岡村-田中バッテリーに大きな声で「相手はバレー部、真っすぐだぞ、ど真ん中だぞ」と野次ったら、田中は「はい」と答え、岡村はその通り投げた。いい当たりではなかったが、打球は1、2塁間を抜ける右翼前安打になった。2打席目は三振。マネージャーの眼鏡にかなったかどうかは不明)

●赤松 慶大陸上部です(勝呂と同期か。8番で出場。勝呂と同じように野次ったら、岡村はその通り投げた。岡村、田中は優しい。しかし、赤松は2打席凡退)

●河越 牧田さん、また来年(と手を振ったが、記者は河越の丸々太った姿など見たくない)

IMG_9060.jpg
野村不動産のマネージャー

IMG_9103.jpg
東建の投手(谷口だったか。河越そっくり、先が危ぶまれる)

IMG_9106.jpg
河越(右)と左は不明

 

IMG_9344.jpg
岡崎監督(京王プラザホテルで)

 最初に断っておく。記者は明後日行われる第36回RBA野球大会水曜ブロック1・2位決定戦のミサワホーム東京-三井不動産リアルティ戦は互角と見ている。どちらの味方でも敵でもない。ニュートラルの立場だ。丁か半か、右か左か、白と黒か、どちらに転ぶかやってみないとわからない。

 この日(7月9日)、昨日の日曜ブロックの結果の記事を書いていたとき、ミサワホーム東京の岡崎監督(ミサワホーム新築請負事業本部 首都圏営業本部 東京支社 多摩支店長)から携帯に連絡が入った。恒例の「ミサワホームMBPフォーラム」をこの日、京王プラザホテルで開催するのでどうぞということだった。ひょっとしたら小生がファンの北斗(高橋)に会えるかもしれないと考え、取材することにした。

 会場の京王プラザホテルに着いたのは16時過ぎ。500~600人が参加したようだ。岡崎監督が取り仕切っており、その動員力・人脈がすごいではないか。岡崎監督は次々と野球部メンバーを紹介してくれた。以下は、そのインタビュー内容。

 1人目。名刺には同社「首都圏営業本部東京支社多摩支店多摩営業二部八王子営業課 村松利暉」とあった。福島県立福島高校-中央大学卒の23歳。6年前、県大会ベスト8に進出した当時の福島高校野球部メンバーだ。大学では野球はやっていないとのことだった。身長175cm。

IMG_9334.jpg
村松(左はマネージャーの塩見さん)

 2人目は、前試合で「2イニングを完璧に抑えた」同社「首都圏営業本部東京支社東京北支店東京北営業三部江戸川営業課 西島晃世」。帝京大野球部出身の23歳、身長190cm、体重85キロの右サイドスロー投手。「得意球はスライダーではなく、動くストレート。軟式にまだ十分慣れていないが、先輩の鎌形さんには負けたくない」とライバル意識をむき出しにした。

 3人目は、エースの座を確保した2年目の同社「首都圏営業本部東京支社東京西支店市場開発部市場開発一課 鎌形大智」。東洋大硬式野球部出身の24歳。左のスリークォーター投手。「得意玉は146キロのストレート」のようだが、緩急を使い分ける技巧派ではないか。打力もあり、前試合では本塁打を放っている。二人は鎌形⇒西島の継投をにおわせた。

IMG_9337.jpg
鎌形(左)と西島

 4人目は、同社「新築事業本部首都圏営業本部東京支社東京西支店東京西営業一部練馬営業課 大石雄大」。東北福祉大硬式野球部出身の23歳。身長は167cmだが、50m6.3秒の俊足が売りで、中堅手。前試合は3打数3安打の猛打賞。「鎌形? 西島? 多分、打てる」とメラメラと対抗心を燃やした。

IMG_9339.jpg
大石

 この他にも、「流し打ちが得意」の松岡誠也氏(32)などとも名刺交換したのだが、書き出したら止まらないので、このあたりでやめる。

IMG_9342.jpg
松岡

 肝心の北斗は「優秀社員表彰」のハワイ旅行とかで会えずじまい。懇親会の参加も認められたので、ワインを10杯くらい飲み、何人かの方と歓談したのだが、最後にお会いした二人は、すごい経歴の持ち主だった。

 一人は、2013年春、浦和学院が全国優勝したときの捕手だったランドネット第1営業部営業2課・西川元気氏(28)。西川氏は東海大に進み、ホンダ鈴鹿の社会人野球選手として活躍。当然だが、西川氏はみずほ不動産販売の主砲・木暮をよく知っていた。

 もう一人は、2011年に優勝した日大三高の1塁手で、法大からやはりホンダ鈴鹿の社会人野球選手として活躍したソニー生命保険東京中央ライフプランナーセンター第9支社第2営業所・金子凌也氏(30)だ。

IMG_9357.jpg
西川氏(左)と金子氏

 ホンダ鈴鹿は、わが故郷・三重の強豪。最近は全国大会でなかなか勝てない。二人に聞いた。「ミサワホームも含めRBA野球参加チームからトレードの誘いがあたら転職するか」と。二人は笑うだけで応えなかった。

みずほ不販4連覇木暮は満塁・決勝弾含む6-3-3-6 丸山も好継投三井住友が準V

 さて、ここまで書いてきて、明後日の試合はどうなるか。安西監督もこの記事を読むはずだ。鎌形も西島も経歴・情報は入手済みのはずだし、岡崎監督が記者に取材を誘ったのは、安西監督への間接的な牽制球だ。二人はRBAのキツネかタヌキだ。どっちが勝つのか俄然面白くなってきた。記者の〝どっちも勝って〟予想では「好勝負」と書いた。ミサワはハワイ旅行の北斗のアナをだれが埋めるのか。鎌形も西島も意欲を示した。

IMG_9354.jpg
懇親会のテーブル(これまたものすごい量の料理が提供された)

第36回RBA野球大会水曜B予選3回戦記者の〝どっちも勝って〟予想

ミサワ岡崎監督得意技さく裂札幌ドームビール売り経験者〝今日からマネージャー〟(2022/5/23)

 

IMG_9282.jpg
〝阿部よ、俺の本職は水球だぞ〟石川

HATARABA9-3大成有楽不動産

  1 2 3 4     合 計
HATARABA 2 0 1 1 1 4     9
大成有楽不動産 1 0 0 0 2     3

IMG_9184.jpg
〝三春、負けたのはお前のせいだ〟阿部 

 今年4月、社名をオフィスバンクから現社名に変更したHATARABAが着々と加点し快勝。大成有楽不動産はエース伝法谷に続き、チームの核・三春も子育てとかで欠場し、完敗。

 HATARABAは初回、先頭の丹羽か右翼前安打を放ち、続く平安は敵失で23塁の好機をつくると、3番島袋の犠飛と4番山本の左翼前安打で2点先制。3回には山本の本塁打、4回は8番石川の本塁打でそれぞれ加点。7回はダメ押しの4点を追加して試合を決めた。

 先発の畠山は2回を投げ1失点、3回以降は山本が投げ2失点。

 大成有楽不動産はいいところがなかった。2回、2つ四球と9番阿部の内野安打で満塁とし、1番浦上の犠飛で1点を返したが、その後は凡退。最終回に2点を返したが、時すでに遅し。

○島袋監督 業績? いいですよ

○丹羽(26) 東海大熊本キャンパスの寮生活をしていた夜中、震災にあった。寮は全壊したが、助かったので今がある。社名が変わってームードがよくなった

○石川(24) びわこ成蹊スポーツ大学の水球部出身。日本代表に選ばれたこともあります。野球は初めて(4回か、ランニングホームランを放った模様)

○平安捕手(29) 沖縄尚学出身

○山本(23) 札幌日大出身。3回から投げた

●阿部 三春? 子育て。いつになったら子ども連れで出場できるか? あと2年(そのころは選手生命が絶たれているのではないか)

IMG_9277.jpg
丹羽

IMG_9279.jpg
平安

6 / 160
 

rbay_ayumi.gif

 

ログイン

アカウントでログイン

ユーザ名 *
パスワード *
自動ログイン