RBA OFFICIAL
 

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2ランを放った〝森そっくり〟片岡

三井不動産レジデンシャルサービス2-5みずほ不動産販売

  1 2 3 4     合 計
三井不動産レジデンシャルサービス      
みずほ不動産販売      

 

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三井不動産レジサービス・コンナイ投手

 みずほ不動産販売がエース丸山と〝森そっくり〟の片岡捕手のダメ押し2ランで快勝。日曜ブロックから転戦した三井不動産レジデンシャルサービスも善戦、水曜ブロックでも戦える戦力があることを証明した。

1-1の同点で迎えたみずほ不動産販売は5回、打線がつながり、2番鈴木の適時打などで2点を挙げリードを奪うと、5番片岡が中堅越え2ランでダメ押し。

エース丸山は「夏バテ」と言いながら安定したピッチングで2失点に抑えた。

三井レジリースは4回、この回先頭の4番小島が安打し、パスボールから二進した後の1死後、6番飯島の適時打で同点。6回は飯島の適時3塁打で1点を返したが、反撃もここまで。

○丸山 夏バテ

○小暮 ダメ、ダメ、やめてよ(この日は前後の打者が活躍した)

○片岡 …(2ランを放ち、息も絶え絶え。足は森より速い)

●藤本 みんな若い。投手も捕手もいい(かつての主砲。50歳)

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丸山

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鈴木か

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「ダメ、ダメ、やめてよ」木暮

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藤本

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吉田監督(左)と柳川

東京セキスイハイム8-7スターツコーポレーション

  1 2 3 4     合 計
東京セキスイハイム 0        
スターツコーポレーション        

 

 さいころのようにコロコロ優劣が変わる試合は、東京セキスイハイムが最終回、3点差を跳ね返し逆転勝ち。スターツは無念。

 東京セキスイハイムの5番を打った53歳のはずの柳川は「シーソーゲームを制した。3点差を跳ね返し、1点を守り切った。吉田がタイムリー。若手と老人が融合した」と話し、これまたベテランの吉田監督と仲良く肩を組んだ。

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セキスイハイム不動産の選手のお子さんのはず。選手と傘ダンスを踊っていた(石崎も来年はこのようなかわいい子ども連れてきてほしい。1年では無理か)

先制打を放つ山際選手.jpg
先制打&決勝打を放った山際(スコア、写真提供はすべて野村不動産​ソリューションズ)

積水ハウス京葉6-7野村不動産​ソリューションズ

  1 2 3 4     合 計
積水ハウス京葉 0    
野村不動産​ソリューションズ 2x    

 

先発岡野投手.jpg RBA初登板横倉選手.jpg
岡野(左)と横倉

 野村は初回、2死から3番小西が出塁(スコアはT5)し、4番山際の2塁打と5番高根の安打で2点先取。その後、ノーヒットに抑えられ、3点を追う6回には、この回先頭の2番長妻が内野安打し、小西の安打と敵失で同点に。再度リードされた最終回は、〝代打俺〟の9番小林監督は3塁フライに倒れたが、1番長谷川、長妻が連打し、小西は四球で満塁とし、山際がサヨナラ打を放った。

 先発の岡野は生田に3ランを浴び降板。代わって登板した横倉は最終回に1失点したが、味方のーに助けられ敗戦投手を免れるどころか、勝利投手になった。

 積水京葉は2度のリードを守れなかった。2点を追う3回は、1死から1番古川が敵失で出塁したあと、2番剣持がチーム初安打をはなち、続く3番加藤、4番生田の3連打で同点に。さらに5回、2つの死球を得た1死後、生田が3ランを放ちリードを奪った。同点にされた7回には、2死から生田が2塁打し、6番堂本(メンバー表にはそうあるが、堂原ではないのか)が適時打を放ち、再び勝ち越したが、その裏、生田が打たれた。

 ヘルニアを抱えるRBA〝元祖二刀流〟生田投手は、サイクルにあと3塁打1本の単打-本塁打-2塁打を放ち、5打点の活躍。

チームのスポークスマンで、野村の仲介+(PLUS)錦糸町センターのセンター長・小林剛氏は「先発ピッチャー岡野は4回まで2失点の粘投でしたが、5回に相手の4番生田さんに3ランを打たれ5失点。その後を継いだ横倉が21/3を投げ1失点で切り抜けました。 

打線は、初回、2アウト2塁から4番山際がレフトオーバーのエンタイトル2ベースで1点を先制し、続く5番新人高根がライトへのポテンヒットで追加点。2点を先制しました。 

3回に同点に追いつかれ、5回に3ランを打たれ、5-3と劣勢でしたが、6回1アウト満塁から6番加藤のセカンドゴロをセカンドが弾き(エラーか)、ライトが深めに守っていたこともあり、ファーストランナー高根が俊足を飛ばし一気に生還し3点を上げ同点としました。

最終回7回に1点を奪われ、後がありませんでしたが、最後の攻撃は1アウトから1番長谷川、2番長妻の連続ヒットで1、2塁とし3番小西が2個目のデットボールで満塁とすると、4番山際が2ストライクからレフト前へ運び2者生還しサヨナラ勝ちを収めました。

初戦ながら粘りの試合運びで好投手率いる積水ハウス京葉さんから勝利をもぎ取ることができました。本当にいい投手でした。偏った試合経過ですが、以上です。

 とりあえず、今季終了しなくてホットしております。仕事の時より細かいメールですみません。よろしくお願いします」とコメントを寄せた。

Re 小林さん、完璧なコメントありがとうございます。気にはなっていたんですが、ヘルニアの生田は投げられず、完敗すると思っていました。しかし、さすが二刀流。スコアブックに「T5」とあるのは。「Tunnel」ですよね。

○山際 (サヨナラの打席は)2球目くらいまでとても緊張していたが、空振りをして、自分が緊張していることに気が付いた。緊張のあまり心臓がちぎれるかと思った。打ててよかったです

●生田 ヘルニアは首。左手にかけてしびれる。右手じゃないから大丈夫(試合前)

サヨナラのランナー(長妻)を出迎えるナイン.jpg
サヨナラ勝ちに狂喜乱舞の野村不動産​ソリューションズ

奇跡の3得点を生んだ加藤選手.jpg
3得点の加藤

代打「俺」小林監督.jpg
〝代打俺〟小林監督

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井上

東急リバブル8-6タウングループ

  1 2 3 4     合 計
東急リバブル      
タウングループ      

(タイブレーク)

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坂口

 昨年総合優勝の東急リバブルが6点ビハインドから最終回に同点に追いつき、延長タイブレークの末、辛くも勝利。竹内が決勝打を放った。エース井上は昨年の出来にほど遠かったが、何とか抑えた。かつての主砲河野は〝不惑〟を超え、やり切った満足感からか、大槻監督を通じで「引退」が報告された。タウングループは自滅。大魚を逃したのか、予想外の敗戦か。

 6点差を追う東急リバブルは4回、この回先頭の2番濱が死球で出塁、7番井上の適時打で1点。5回には、この回から代わった松原投手から1死後、3連続死球を選び、2死からも3連続を選び、ノーヒットでこの回5点を奪い同点に。

 タイブレークでは、左の竹内が巧みな流し打ちで左翼前に運び1点、さらに1点を加え、その裏を竹内が締めて勝利した。

 タウンは悔やまれる敗戦。3回、この回先頭のこの回先頭の7番小田桐がチーム初安打となる中堅前ポテンヒットを放った1死後、9番大塚も同じようなラッキーな中堅前安打を放ち好機をつくると、1番松原、2番鵜月、3番秋葉が3連続長短打して3点、さらに2死後、及川が3ランでこの回一挙6点を奪った。その後は井上投手に抑えられた。最終回、1死1、3塁のサヨナラの好機に二者凡退したのが悔やまれる。

  先発の坂口投手は4回を投げ被安打2、7奪三振の活躍を見せ降板。代わった2番手の松原、3人目の池田が6個の四死球を与え自滅した。

○井上 めちゃくちゃ連打された。やばいと思った(この日はストレートが高めに浮いていた。変化球にも切れがなかった。それでも4回以降を何とか抑えたのは、たまにいい変化球が入ったからだ)

〇濱主将 次は打って勝つ

〇星川 要所要所で結果は出せているのかな。今日の守備は体が勝手に反応。「サード行ってない」という二塁手の声が聞こえ、投げられた。打撃は1打席目で感覚をつかんで2打席目で狙いを絞ったのが当たりました

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星川

○中松捕手 初めてのリード。打たれたのは甘いスライダーが中に入った

○竹内 最初は力んじゃった。決勝打はうまく打てた

●高坂GM うちはこれまでリバブルさんには負けたことがない(試合途中。大魚を逃がしたと書いたのは失礼だったか)

●丘監督 (坂口を)続投させたら抑えられたかどうか…投手はあと1枚必要だ

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竹内

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竹内(左)と中松捕手

「フレッシュに、カッコ良く」 タウン、ユニフォーム一新

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試合前の坂口(左)と松原。秋葉の斡旋で、登板前にもかかわらず新ユニフォームのモデルを務めてくれた

 タウングループが今季からユニフォームを一新した。デザインは秋葉が担当。「フレッシュさを忘れずにいようという気持ちと、相手から強そうに見えるカッコ良さ」を込めたと言い、引き締まって見えるダークカラーが特徴的だ。木をイメージした企業ロゴをふんだんに配し、グループ意識、チーム意識を高めている。

 試合前、秋葉に新ユニフォームでの撮影をお願いすると、自分は小柄だからと、モデル役を呼んで逃走した。モデルは坂口と松原。

●鵜月主将 先行から逃げ切りたかったが力不足。来年も絶対に来るのでよろしくお願いします

●麻生捕手 惜しかった。四死球で相手に不快な思いをさせ申し訳ないです。攻めた結果でした。先発坂口へは真っすぐを気持ちよく投げられるよう気持ち優先で受け、相手が甘い球を振ってくれた。松原さんには打者の癖を見て配球して、今日は荒れていたが要所はいい球でした。エース池田さんがしびれる展開で登板してくれて、低めを意識してリードしました

●高坂GM ミドルシニア大会を楽しみにしています

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3回のタウングループベンチ

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今野

一条工務店4-6旭化成ホームズ

  1 2 3 4     合 計
一条工務店 0        
旭化成ホームズ        

 

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永井(左)と村井

 王者(まだそう呼べるか)旭化成ホームズが逆転勝ち。新人村上が逆転2塁打を放った。4回から登板した今野投手が2イニングを完璧に抑え、勝利投手に。通算100勝まであとわずか。一条工務店は先制打を放った村井投手がその裏、崩れた。

 旭化成ホームズは2回、1死から7番原田が四球を選び、続くDH三浦が安打、9番高原は倒れたが、1番橋本が2打席連続安打の適時打で1点先制。逆転された3回には、5番石川(※)の2塁打で1点を返し、4回には9番の代打吉田の死球から4連続四球で1点差に迫り、3番北寒寺の痛烈な3塁ゴロで同点。石川(※)は三振に倒れたが、続く慶大硬式野球部出身の新人村上が逆転の2塁打を放った。

 先発の清水は3回、味方の2つの失策から崩れ4失点(自責点はゼロ)。4回から登板した今野は2イニング17球、奪三振2、三ゴロ2、一ゴロ1、投ゴロ1。完璧に抑えた。

 一条工務店は悔やまれる逆転負け。3回は、1死から8番眞野が1死から敵失で出塁、続く横倉がチーム初安打を放ち好機をつくると、1番中野は敵失(エラーしたのはショート北寒寺<西武源田もエラーするように、北寒寺も人の子。この20年間で北寒寺がエラーしたのを見たのは45度目か>)で満塁とし、2番村井、3番高野の連続2塁打で一挙4点を奪い逆転。

 しかし、その裏、村井投手が崩れ、交代した永井もピリッとしなかった。

※メンバー表には石井とある

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逆転決勝打を放った村上

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同点のホームを踏んだ北寒寺

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清水

○佐藤監督 (41日付けで住宅事業神奈川本部町田支店長に就任)今日はみんなボールの見極めができていた。これから仕事が忙しくなるので、出場できないときは平山に監督代行を務めてもらう

○平山 みんなでドームに行こう

○橋本 今日はおれが首位打者(3-2-1

○清水 配球がよくなかった(西武佐藤の筑波大後輩。今年、鹿島建設に入った身長194センチの堀田を知らなかった。重なっているはずだが…。堀田はでかいだけで、活躍しなかったのか)

○久保田 今野は完璧だった

○(記者がファンの)北寒寺 (素晴らしい当たり。少しそれていれば長打? )当たりはよかった

●村井 練習不足が露呈した(記者は3回表に自ら2塁打を放ち激走したのが制球を乱した原因だと思う。記者が監督なら、そのようなケースを考え、少し休ませてから再登板させる。二刀流は大谷くらいしかできないのでは)

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左から村井、横倉、高野

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佐藤監督

一条、タウン、それと全投手へ 大和ハウス・トミー(冨永)、旭化成・今野に学べ

 

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西

 

日神グループHD4-12ナミキ

  1 2 3 4     合 計
日神グループHD        
ナミキ X         12

 

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山田

先の日曜ブロックは、昨年Vの三菱地所、準Vのケン・コーポレーションが敗れた試合から書いたが、どの試合から書くかいつも結構悩む。マンションや戸建ての取材では、大手、中小を差別したことなど一度もないし、RBAだって強豪と弱小を区別せず公平に取材してきたつもりだ。今回は予定されていた16試合のうち、住友不動産販売がタイセイ・ハウジーに不戦勝したため15試合。

そこで、別のスタッフが取材した試合3試合を除き、抽選会と同じようにくじ引きで書く順番を決めた。くじはかみさんに引いてもらった。すべて書き終えるのは明日(土曜日)になりそうだが、遅いからと言って文句を言わないでいただきたい。

 さて、そのくじ引きで最初に当たったのは日神グループHD-ナミキだ。結果は、想像だにしなかった、ジャイアントキリングの試合になった。何とこれまでの大会出場5年間の通算成績が110敗、まさに〝出ると負け〟の並ナミキが12点を挙げ圧勝した。6年ぶりに2勝目を挙げた。しかもコールドというおまけつき。

記者が取材に行ったときは雌雄が決していた。ナミキは初回9点を奪っていた。日神グループベンチは掃き溜めに鶴、美しい女性応援団のみが輝いていた。

どうしてナミキが勝ったのか。すべては東海大熊本時代に甲子園に出場している下手投げ西の好投に尽きる。少しだけだが投球を見た。相手は打てないと思った。ソフトバンクの投手として通用したのは数年間で、今年巨人に移籍して活躍している高橋と同じだ。相手が慣れるまでは打たれない。元西武の牧田とはちょっと違うような気がした。牧田のリリースポイントはもっと低かった。

日神は4回に3点、5回1点奪っているように、23打席目には打ったのはさすがだ。大量失点したのは、エース山田は肩か肘かを痛めているためのようだ。

日神の小川監督とは、マンション管理協の懇親会が終わったとき声を掛けられ、ナミキの戦力について聞かれたので「大楽勝、ひょっとすると決勝トーナメントまで行けるかも」と答えた-リップサービスではない。どう分析してもナミキが勝てる材料などかけらもないと思った。

○西 下手投げにしたのは中3から。しっかり投げないと(試合途中)

○高橋さん 今はなんでもない。写真係(6年前は常務)

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髙橋さん

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日神グループHDの女性応援団

オークラヤ住宅 相手拙守に付け込み圧勝 ナミキ 「次は美穂でいく」高橋常務(2018/6/15

 

 

 

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六回、押し出しで逆転のホームを踏んだ井町(55)

ミサワホーム東京6-2長谷工アーベスト

  1 2 3 4     合 計
ミサワホーム東京 0      
長谷工アーベスト       2

 

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梅垣

ミサワホーム東京が最終回、相手の自滅に乗じ一挙5点を挙げ逆転勝利した。2年目の鎌田と山下が同期バッテリーを組み、鎌形が6回被安打2の内容で完投、RBA初勝利を挙げた。

 初回に2点先取を許したミサワホーム東京は五回、二死二・三塁で2番澤田が「仙台育英!」の檄に応えるタイムリーを放ち1点差に。最終回の六回は二死から相手2番手投手から5連続四球を得て押し出しで逆転。5つのうち3つ目の四球は代打渋井が粘って見極めてチャンスをつないだ。

 長谷工グループは抽選会で「絶好調」と話した梅垣が先発。言葉通り、初回で相手打線を三者凡退に打ち取り、テンポをつくると、二回から四回を打者4人ずつに打ち取った。攻撃では初回無死二塁、2番山本の中越二塁打で先制し、一死後、山本も相手の守備乱れで生還。その後も四回に無死二・三塁の得点機をつくったが加点できず。五回から登板した三好が最終回に崩れた。

○岡崎監督 鎌形がよく投げた。(記者がファンの)北斗? 4番に据えたがいまいちたった。しかし、北斗は仕事で北斗七星のように輝いている

○後藤主将 渋井に尽きる。後ろへつないだ

○鎌形 初勝利です。チームを勝たせる投球ができ、最後まとまって良かった。初回の入りに気を付けて、チームを勢いづけられるように、7月も頑張ります

○山下 鎌田とは高校時代に地元千葉の試合で対戦していて入社前から知っている仲。今日の鎌田はすごくいいわけではなかったが、その中で勝てて良かった。リードではその時のいい球を早く見つけて投手が気持ちよく投げられるよう心掛けています

○澤田 打ちましたが肩痛で守備は貢献できなかったなと。来週も頑張ります

○中田 9年目の31歳です。これまで一度も取材を受けたことがない。本職? ベンチ。口撃力? 岡崎監督には全然かなわない。人望がちがう

●梅垣 思いのほか投げられたかな。もうひと踏ん張り。出場15人中、5人くらいが新人で、若返りました。ただ野球経験が少なくて

●三好 登板初回は良かったが、2イニング継続できず。練習不足です。自主トレですね

●山本 サード方向を意識して狙い球を待ったところに、遅い低めの変化が来て打ち返したのが、うまくセンターを越えていった。今日が初参加で、活気があって楽しい。日大藤沢高―明治学院大、社会人も少しやりました

「今年こそ監督をドームへ」若返り戦力アップ ミサワ東京

 第1回大会から出場を続け、第30回大会で東京ドームでのブロック決勝を戦った古豪・ミサワホーム東京。昨季は初戦敗退を喫し、若手メンバー加入後の現チームにとって、この長谷工戦が「初勝利」となった。

 すっきり快勝とはいかなかった。岡崎監督は「初回から浮足立っていた。まだ1勝を経験していないチームで、初勝利のプレッシャーもあった」と振り返る。試合後のミーティングでは「もう少しバッター陣が頑張らないと勝てない」とまずナインに告げ、それから「盗塁を走ってくれた」「ノーアウト二・三塁を鎌形が自分で抑えた」と一人一人のプレーを挙げていった。

 ドームを経験したベテラン勢が少なくなった一方、若い新戦力たちが「今年こそ監督をドームへ連れていきたい」と意気込み、頼もしい。7月には入社研修を終えた新人たちも加わる。

 「勝たねばならない野球の伝承、みんなに見られるチームであること、その『空気』を変えずに大事にやっています。次戦は初回から点を取りたい」と指揮官。モットーの「会社の元気は野球部から」を今季も実践し、頂点を目指す。

 

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鎌形

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五回二死二・三塁、2番澤田のタイムリー

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中田

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初回、1番天野(左)が先制のホームイン

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山本

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山本

IMG_8908_現在のメンバーで初勝利を挙げたナイン(一部メンバーは仕事のため先に出発済).jpg
ミサワホーム東京

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長谷工グループ

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三回、6番鈴木の適時二塁打で生還した花岡(31)と猪俣(24)を迎えるナイン(右端が近松監督)

三菱地所ホーム7-14三井住友トラスト不動産

  1 2 3 4     合 計
三菱地所ホーム 0        
三井住友トラスト不動産         14

(コールド)

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吉田

 14年ぶりにRBAに復帰した三井住友トラスト不動産(当時すみしん不動産)が乱打戦を制した。1点を追う三回、打線が爆発、ダブルスコアで決着をつけた。
 三井住友トラスト不動産は5点を追う初回、四死球に乗じて無安打で1点差に詰め寄り、二回に3点差に離されたその裏、無死から3番花岡の2点三塁打で再び1点差と追い上げた。三回には、この回先頭の9番青木が外野安打で出塁した一死後、2番草川の適時打で同点に。さらに連続四死球で一死満塁の絶好機に5番市川の単打で三走草川が返り逆転。なおも一死満塁で6番鈴木、7番吉田の連続2点二塁打で相手エースをKO、8番田中の三塁打と9番青木の二塁打で2点を加え突き放した。
 三菱地所ホームは馬越、小林、菱田がタイムリーを放つなど序盤2回で7点を挙げリードしたが、投手が踏ん張れなかった。(全館空調「エアロテック」とはほど遠い内容=記者注)。
 投手は三井住友トラスト不動産が市川―吉田、三菱地所ホームが後藤―米川―長谷尾。

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ヘリコプター打法の三菱地所ホーム・馬越(左)と日大時代の先輩の東急リバブル竹内

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三回、適時二塁打後に自身も生還した鈴木を迎える市川(32)

IMG_8915_二回無死二塁、2番馬越の第2打席。中越打で走者を進めた.jpg
馬越

IMG_8917_二回無死一・三塁、3番小林が左方向へ適時二塁打を放ち1点追加.jpg
二回無死一・三塁、3番小林が左方向へ適時二塁打を放ち1点追加

 ○近松監督 投手の出だしが悪かった。勝てて良かった。今日はマリナーズ特任コーチ岩隈とゴルフの予定だったが、代理を出して球場に来た。監督だから。これで負けたらねぇ…。とりたててヒーローのいるチームではないが投手を中心に、次はもっとまともな試合をします

 ○吉田投手 投げたのが昨秋以来。初めコントロールが荒れたが、投げ方をセットポジションに変えてからストライクが入り、良かったです。打撃では皆で営業ならではの粘り強さを発揮し最後に打線爆発。さすが営業会社です。次も頑張ります

●小林監督 エース米川が遅刻で先発できず。今日は捕手も来られず本来内野手の私が務めた。序盤で打てたのは良かったが、厳しいチーム事情。新卒採用でピッチャー募集中です

●米川主将 仕事で到着が遅れてアップ不足。チームに若い人が増えてきましたが、バッテリーが足りなくて、僕も後藤もみんな内野手

●馬越 次打者の小林さんに回そうと打った。1・2打席目はタイミングが合い長打、3打席目は合わなくて飛球(ヘリコプター打法を見たかった=記者注)

<三井住友トラスト不動産>

 三井住友トラスト不としてはこの日がRBA初出場。旧すみしん不と中央三井信不が経営統合して三井住友トラスト不が誕生する以前、旧すみしん不が第22回大会まで出場しており、近松監督をはじめ現チームを率いるフロント陣はRBA経験者。チームは昨秋の銀行系不動産会社野球大会で優勝したみずほ販売と引き分けた実力を有する。

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大和ハウス・トミー(冨永)と旭化成ホームズ・今野

この記事は、一条工務店とタウングループの投手に、そして全チームの投手に読んでいただきたい。

それぞれ1イニングだが、大和ハウスの53歳トミー(冨永)と、旭化成ホームズの44歳今野の投球をみた。トミーは和歌山県の名門簑島工高から立命大に進学し、抑えのエースとして活躍した。RBAの大会では、あの大阪桐蔭の中田とコンビを組んだオープンハウスの謝敷との対決は忘れられない。当時43歳だったトミーは、カウント3-2から四球を与えたが、真っ向勝負を挑んだ。10球くらい投げたのではないか。ストレートは140キロ出ていたはずだ。あれほど速い球を投げたRBA投手は10人いるかどうか。

 あれから約10年。この日(619日)はセキスイハイム不動産戦で先発。さすがに10年前の速さはなかったが、球を低めに集め、切れのあるスライダーなど変化球で2回をほぼ完ぺきに抑えた。その裏、チームは2点を奪った。試合は2-1で勝利。勝利投手にはならなかったが、勝利に貢献した。

 一方、松阪世代の旭化成ホームズ今野は44歳か。明大軟式野球部出身だ。データはないがRBA野球大会では100勝近くしており、負けたのは数度しかない。不朽の大記録だ。もちろん大記録を残せたのは、チームが強かったからでもある。

今野は勝敗にこだわる投手ではない。勝利を最優先した。雌雄が決した時は、同僚の平山や後輩にマウンドを譲った。あと一人でノーヒット・ノーラン達成の決勝戦の試合でもマウンドを降りた。

 この日は、一条工務店相手に2-4の劣勢の4回に登板。記者は、今野もいよいよ敗戦処理投手になったかと感慨深く投球を眺めた。判官びいきだから、今野のすごさを知らない一条の若い選手には「今野は遊び球を投げない。追い込まれたらおしまい。カウントを取りに来るストレートに絞れ」と檄を飛ばした。プレッシャーをかけるため、今野に聞こえるように大きな声で話した。

 結果はどうか。今野は一枚も二枚も上手だった。ストレートは1球くらいしか投げなかった。そのストレートは、右打者の内角高め。難しい球だった。打者はファウルチップした。しかし、そのあとはカープかスライダーで打ち取られた。15球、3人で15球くらいではなかったか。失投は1球あった。スライダーが抜けて高めのボール気味に入った。打者は思わず空振り三振。コントロールがいいからこのようなことが起きる。

 今野のすごいのは、1球目より2球目、2球目より3球目のほうが変化が大きいことだ。落差は30cm、角度は3040度くらいか。バックネット裏で見ると大げさに言えば90度くらいに見える(これでは捕手は捕球できないだろうが)。絶対に打てないと思った。

 トミーと今野の違いがまた面白い。トミーは負けず嫌いなのだろう。53歳になってもストレートの速さにこだわっているはずだ。この日も130キロは出ていたはずだ。

今野は〝省エネ〟に徹している。いかに少ない球数で抑えるかを考えて投げる。プロの投手も打者もみんなそうだろうが、相手の打者が打席に入った時、相手の投手がマウンドに立った時、彼我の力関係が分かるはずだ。今野は素人打者にはストレートを平気で投げる。失敗することもあった。ベンチではナインと離れて観察している。きっと打者を監査して弱点を探しているのだろうと思う。この日も背が低い代打に四球を与えた。思わぬ選手に戸惑ったのではないか。

これがヒントだ。野球は騙し合いでもある。いかに自分は素人であるかを今野に伝えることだ。そして、初球を狙う。一球勝負に賭ける。十中八九カーブかスライダーだろう。空振りしたらまたその球を狙う。追い込まれたら右打者は左打席、左打者は右打席に立ち今野をかく乱する。これしかない。プロ野球でもそのような記録はある。

一条とタウンの投手に読んでほしいと冒頭で書いたのは、ヒットなど打たれていないのに自滅したからだ。力んでいるのが素人でもわかった。

いまのRBA投手で、ストレート1本で勝負できる投手はケン・コーポレーションの杉下くらいしかいない。打者はみんなバッティングセンターで打ち込みをしているはずで、トミーも今野も強打者に対して絶対にストレートで勝負しない。力んだらおしまい。緩急を使わないと強打者を抑えることはできない。(打者もそうだ。あの左打者のリバブル竹内は、タイブレークでちょこんとバットを合わせ左に運んだ。いわゆる流し打ちだ)

トミーと今野の過去の記事を添付した。アクセス数はそれぞれ40006000件に達している。

トミー・ジョンじゃないぞ 大和ハウスのトミーこと冨永がRBAに復帰(2019/4/9

オープンハウス完勝 見応えあった大阪桐蔭-明大出の謝敷と43歳冨永の対決(2014//22

旭化成ホームズ2年ぶり12度目の総合V 木下が決勝打(2014/5/15) 

旭化成ホームズ7度目の優勝 今野投手が5回を1安打2007

 

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決勝打を放った東急リバブル竹内

 36回RBA野球大会(第9回 国土交通省 不動産・建設経済局長表彰)6月19日、水曜ブロックが大宮健保グラウンドで開幕。15試合が行われ、16日に開幕した日曜ブロック同様、波乱の試合が相次いだ。昨年の総合優勝チーム東急リバブルは辛勝。タウングループに6点差をつけられながら相手の自滅に助けられ同点に追いつくと、延長タイブレークで竹内が決勝打を放った。大和ハウス工業の53歳トミー(冨永)、44歳の旭化成ホームズ今野がそれぞれ2イニングを完璧に抑え、勝利に貢献した。

 昨年リストを準Vに導いた三上はディズニーランドのシンデレラ城で「永遠の愛」を誓うため欠場。また、新婚2か月で高価な結婚指輪をグラウンドでなくしたセキスイハイム不動産・石崎も欠場。野球より「愛」が大事ということか。

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左から大和ハウス工業トミー(冨永)、旭化成ホームズ今野

三菱地所ハウスネット2-18三井不動産リアルティ

  1 2 3 4     合 計
三菱地所ハウスネット        
三井不動産リアルティ         18

(コールド)

ミサワホーム神奈川0-7三井不動産リアルティ千葉

  1 2 3 4     合 計
ミサワホーム神奈川 0      
三井不動産リアルティ千葉      

 

ナイス0-5オークラヤ住宅

  1 2 3 4     合 計
ナイス 0      
オークラヤ住宅      

 

ミサワホーム東京6-2長谷工アーベスト

  1 2 3 4     合 計
ミサワホーム東京 0      
長谷工アーベスト       2

 

ケイアイスター不動産0-4伊藤忠ハウジング

  1 2 3 4     合 計
ケイアイスター不動産 0      
伊藤忠ハウジング      

 

一条工務店4-6旭化成ホームズ

  1 2 3 4     合 計
一条工務店 0        
旭化成ホームズ        

 

三井不動産レジデンシャルサービス2-5みずほ不動産販売

  1 2 3 4     合 計
三井不動産レジデンシャルサービス      
みずほ不動産販売      

 

オープンハウス5-7ポラスグループ

  1 2 3 4     合 計
オープンハウス 0        
ポラスグループ        

 

三菱地所ホーム7-14三井住友トラスト不動産

  1 2 3 4     合 計
三菱地所ホーム 0        
三井住友トラスト不動産         14

(コールド)

セキスイハイム不動産1-2大和ハウス工業

  1 2 3 4     合 計
セキスイハイム不動産 0      
大和ハウス工業      

 

東京セキスイハイム8-7スターツコーポレーション

  1 2 3 4     合 計
東京セキスイハイム 0        
スターツコーポレーション        

 

積水ハウス京葉6-7野村不動産​ソリューションズ

  1 2 3 4     合 計
積水ハウス京葉 0    
野村不動産​ソリューションズ 2x    

 

日神グループHD4-12ナミキ

  1 2 3 4     合 計
日神グループHD        
ナミキ X         12

 

三菱UFJ不動産販売0-11リストグループ

  1 2 3 4     合 計
三菱UFJ不動産販売 0        
リストグループ         11

 

東急リバブル8-6タウングループ

  1 2 3 4     合 計
東急リバブル      
タウングループ      

(タイブレーク)

タイセイ・ハウジー●(不戦勝)○住友不動産販売

  1 2 3 4     合 計
タイセイ・ハウジー 0    
住友不動産販売    

 

IMG_8085.jpg IMG_8152.jpg IMG_8208.jpg

【お詫び・お願い】昨日(19日)は試合後、大宮のせんべろ「日高屋」で遅い昼食のビールを飲み、家に帰ってからまた飲み、疲れたので仮眠して記事を書こうと思ったらそのまま寝てしまいました。取材を始めてから初めて当日に記事を書けませんでした。本日は午後に取材が入っているので、全試合の記事をアップするのは金曜日一杯(酒ではない)かかりそうです。見ていない試合もあり、皆さんの情報提供をお願いします。

 

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