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飯田グループホールディングスは515日、20203月期決算を発表。売上高1兆4,020億円(前期比4.2%増)、営業利益835億円(同14.0%減)、税引前利益787億円(同16.3%減)、純利益537億円(同17.9%減)と増収減益。

戸建て分譲は12,159億円(前期比2.1%増)、販売戸数は45,773戸(同2.5%増)となった。セグメント別ではアーネストワンが戸建て分譲で12,031件、売上高2,714億円(前期比5.8%増)、一建設は12,157件、売上高3,053億円(同0.3減)となり、件数ではアーネストワンが一建設にほとんど並んだ。

今期業績予想は非開示。年間配当は前期62円から32円へ減配する予定。

カテゴリ: 2020年度

大和ハウス工業は515日、オンライン音声配信による「マスコミ向けスモールミーティング」を実施し、芳井敬一社長が約40分にわたり新型コロナウイルスの影響、対応策などについて語った。

新型コロナの影響で大きく変わったことの事例として、芳井氏は「昨年10月に、ネットを通じて家づくりをサポートする『Lifegenic(ライフジェニック)』をスタートさせた。12月は月3万件くらいのアクセスで、成約は月10件くらいだったが、宣伝効果もあり3月は22万件のアクセスに増加し、成約も35件にのぼった。4月も3040件の成約が見込まれており、反響で7倍、契約で3倍に増加した。大きな成果だと思っている。

これまで住宅販売は住宅展示場を中心とするface-to-faceフェースツーフェース)が基本だったが、展示場のあり方を変えていく必要がある。無人化を検討していく。

社会全体に新型コロナがどのような影響を与えたか、リーマン・ショックを超える影響があるかは軽々に言えないが、社会全体の働き方は確実に変わる。われわれの事業領域で取り組んでいく」と語った。

商品企画のあり方らついても触れ、「テレワークに対応した〝一人になれる〟スペースのニーズは高まるはずで、一次取得層向けのマンションや戸建ての商品開発をきちんとやって落ち込みをカバーしていく」などと述べた。

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 オンラインによる「マスコミ向けスモールミーティング」は今回で2回目で、芳井社長が出席するのは今回が初めて。前回は画像も公開されたが、今回は音声のみ。芳井社長は「みなさんの顔が見えないので臨場感が欠けている」と話しながら、一人ひとりの質問に答えた。小生の「芳井社長頑張れ!吉村府知事に負けるな!」のエールに「ありがとう、頑張っている。一人でしゃべり続けた。3分休憩だ」と答えた。

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 マンションなどの商品企画がどう変わるか、この3カ月間ほとんど現場取材をしていないので軽々に言えないが、テレワークに対応した間取り提案は必須アイテムになるのは間違いない。

 コスモスイニシア、伊藤忠都市開発、三菱地所レジデンス、日本土地建物のマンションで提案した事例を紹介する。

大和ハウス 20203月期 売上・営業・経常は過去最高 今期経常は55%減益予想(2020/5/14

コスモスイニシアとリコー共創 住空間×働き方テーマに新提案 リノベに採用(2020/4/3

伊藤忠都市開発 「ゼクシィ」と共同開発した「理想の新婚部屋」具現化(2020/4/2

一戸当たり土地持ち分67㎡ 日土地ほか「バウス武蔵境」 悩ましい都市計画道路(2019/9/11

ダウンサイジング流行りにぴったり 三菱地所〝部屋の中の小屋〟「箱の間」発売(2020/8/27

 

 

カテゴリ: 2020年度

大和ハウス工業は514日、20203月期決算を発表。売上高は4兆3,802億円(前期比5.7%増)、営業利益は3,811億円(同2.4%増)、経常利益は3,676億円(同2.3%増)、純利益は2,336億円(同1.6%減)となり、売上高・営業利益・経常利益は過去最高を更新した。

次期業績予想は、売上高36,500億円(前期比16.7%減)、営業利益1,700億円(同55.4%減)、経常利益1,640億円(同55.4%減)、純利益1,050億円(同55.1%減)を見込んでいる。

 

カテゴリ: 2020年度

 ゴールドクレストは5月14日、2020年3月期決算を発表。売上高は34,791百万円(前期比4.9%増)、営業利益は11,508百万円(同39.5%増)、経常利益は11,305百万円(同41.9%増)、純利益は7,589百万円(前期比40.2%増)となった。期末配当を当初予想から15円増配し、50円とする。

 今期業績予想は非開示。「資金繰りにつきましては、現預金を十二分に確保しており、当面の心配はありません」としている。

カテゴリ: 2020年度

 プレザンスコーポレーションは5月14日、20203月期決算を発表。売上高2,240億円(前期比39.5%増)、営業利益326億円(同20.2%増)、経常利益319億円(同20.6%増)、純利益218億円(同19.7%増)となり、「新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けることなく着地」した。

 今期業績予想は第2四半期までとし、売上高981億円(前期比18.2%減)経常利益139億円(同35.8%減)、純利益97億円(同34.6%減)を見込む。

 

カテゴリ: 2020年度

フージャースホールディングスは514日、20203月期決算を発表。売上高852億円(前期比5.2%減)、営業利益66億円(同27.9%減)、経常利益55億円(同35.0%減)、純利益2億円(同91.3%減)の減収減益。

今期業績予想は非開示。

 

カテゴリ: 2020年度

 住友不動産は5月14日、2020年3月期決算を発表。売上高1兆135億円(前期比0.1%増)、営業利益2,343億円(同6.8%増)、経常利益2,205億円(同8.5%増)、純利益1,409億円(同8.4%増)の増収増益となった。主力のオフィスビル事業がけん引し、8期連続の増収と10期連続の営業、経常利益増収を達成した。

 マンションを中心とする販売事業は、売上高3,250億円(前期3,318億円)、計上戸数5.421戸(同5,970戸)。

 今期業績予想は、売上高8,800億円(前期比13.2%減)、営業利益2,040億円(同12.9%減)、経常利益1,900億円(同13.8%減)、純利益1,300億円(同7.8%減)を見込む。年間配当は今期35円を38円に増配する予定。マンション計上予定戸数は4,500戸(前期比17.1%減)。

カテゴリ: 2020年度

 三菱地所は5月14日、2020年3月期決算を発表。売上高は1兆3,021億円(前期比3.1%増)、営業利益は2,407億円(同5.1%増)、経常利益は2,957億円(同6.3%増)、純利益は1,484億円(同10.3%増)の増収増益となった。ビル事業や海外事業で賃貸利益や海外事業を中心にキャピタルゲインが増加したが、ホテルや商業施設は2月以降、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けた。

 マンション事業は、売上高2,028億円(前期2,389億円)、計上戸数3,214戸(同4,007戸)、粗利益率17.8%(同17.0%)、期末完成在庫373戸(同540戸))。来期売上計上額は1,301億円。

 今期業績予想は、「9月末に向けて徐々に事業環境が回復することを想定」し、売上高1兆1,420億円(前期比12.3%減)、営業利益1,850億円(同23.2%減)、経常利益1,690億円(同23.0減)、純利益1,100億円(同25.9%減)を見込む。

 新型コロナの想定影響額(事業利益)として、分譲事業50億円、商業施設160億円、ホテル150億円など全体で450億円の減少を見込んでいる。ビル事業の空室率は前期末1.07%から2.0%に上昇すると予想。配当も前期33円から25円に減配する予定。


 

カテゴリ: 2020年度

コスモスイニシアは513日、20203月期決算を発表。売上高1,105億円(前期比5.7%増)、営業利益60億円(同11.7%増)、経常利益52億円(同3.9%増)、純利益34億円(同25.1%減)となった。高収益物件の引渡等によりソリューション事業が前期比大幅な増収・営業増益となったが、新型コロナウィルス感染症の影響により宿泊事業は 20202月以降客室稼働が低下し、運営収益が悪化した。

今期業績予想は、「10月以降に収束へのステップが進展し、期末には感染症影響以前の事業環境に近づく想定のもと作成した」とし、売上高1,050億円(前期比55億円減)、営業利益0(同60億円減)、経常損失8億円(前期利益52億円)、純損失8億円(同34億円)と予想。新型コロナウィルス感染症の影響により、特に宿泊事業が前期比大幅な減収・営業減益の見通しとしている。年間配当(前期13)も見送る。

 

カテゴリ: 2020年度

  三井不動産は512日、20203月期決算を発表。売上高1兆9,056億円(前期比2.4%増)、営業利益2,806億円(同7.0%増)、経常利益2,585億円(同1.7%増)、純利益1,839億円(同9.1%増)となった。売上高は8期連続、営業利益、経常利益、純利益は6期連続で過去最高を更新した。

単体オフィス空室率は1.9%(前期1.7%)。新築マンションの次期計上予定戸数3,800戸に対する当期末契約進捗率は81.6%。完成在庫はマンション128戸、戸建て58戸の合計186戸(前期末171戸)。

今期業績予想は、第2四半期以降、年度末に向けて緩やかに正常化するという前提のもとで、売上高18,500億円(前期比2.9%減)、営業利益2,000億円(同△28.7%減)、経常利益1,690億円(同34.6%減)を予想している。

カテゴリ: 2020年度
 

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