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 アグレ都市デザインは5月6日、2021年3月期決算を発表。売上高20,485百万円(前期比12.8%増)、営業利益1,305百万円(同85.0%増)、経常利益1,137百万円(114.7%増)、純利益783百万円(同120.5%増)と大幅増収増益となった。売上高・各段階利益ともに過去最高値を更新した。

 主力の戸建販売事業では、自社ブランド「アグレシオ・シリーズ」322棟、土地分譲25区画(アセットソリューション事業4区画を含む)の引渡しを行った。

 期末配当は、3月12日公表の1株当たり38円から4円増配し、1株当たり42円(前期末は18円)とする予定。

 2022年3月期業績予想は、売上高23,779百万円(前期比16.1%増)、営業利益1,438百万円(同10.2%増)、経常利益1,211百万円(同6.5%増)、純利益823百万円(同5.1%増)としている。期末配当も44円と増配を予想している。

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 明日(5月7日)、同社の「アグレシオプラス西新井IV」(全23戸)を見学取材する予定だ。しっかり見学してレポートしたい。


 

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 野村不動産ホールディングスは4月27日、2021年3月期決算を発表。売上高は5,806億円(前期比14.2%減)、営業利益は763億円(同6.8%減)、事業利益764億円(同7.7%減)、経常利益は659億円(同9.7%減)、純利益は421億円(同13.7%減)となった。

 新型コロナウイルスの影響額は、事業利益ベースで約140億円(2020年7月時点では同200億円と想定)となり、当初予想から60億円減少。各部門の利益率向上・経費削減 による約100億円の利益の増加により、事業利益は前期比7.7%減の764億円となった。

 事業別では、住宅部門は計上計画が少なかったうえ、新型コロナの影響により一部物件の計上時期を変更したことで、マンションと戸建てを合わせた計上戸数が3,669戸(前期比1,070 戸減)と減少。粗利益率は22.6%(前期20.4%)と向上した。2022年3月期計上予定売上高3,150億円(戸数:4,400戸)に対する期初進捗率は65.3%と堅調に推移している。

 都市開発部門は、新型コロナの影響により商業施設の賃貸収入やホテル事業、フィットネス事業の収入が減少した一方で、オフィスビル、物流施設を中心とした物件売却が堅調に推移し、売却粗利益は211億円(前期比20.1%増)となった。

 サービス・マネジメント分野は、私募REITを中心に運用資産残高が増加し、CRE部門、運営管理部門は、新型コロナの影響を一部受けたものの、主に年度後半にかけて、仲介取扱高の増加、および受注工事の利益率改善などによって回復し、サービス・マネジメント分野全体では増収増益となった。

 2022年3期の業績予想は、売上高6,800億円、営業利益770億円、事業利益840億円、経常利益725億円、純利益495億円と増収増益を見込む。売上高、事業利益、純利益は過去最高となる見通し。

 配当は、2020年5月に公表した配当予想を修正し、2021年3月期の年間配当金を1株82.5円と9期連続の増配とする。2022年3月期の年間配当は85.0円の予定。

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 いちごは4月19日、2021年2月期決算を発表。売上高613億円(前期比29.8%減)、営業利益96億円(同65.1%減)、経常利益71億円(同70.6%減)、純利益50億円(同38.7%減)となった。新型コロナの影響を受け、ホテルの賃貸収益が大幅に減少した。

 アセットマネジメント事業は、コロナの影響を受けいちごホテル売上に連動するベース運用フィーが減少し、物件売却益がなかったことなどから売上高は2,480百万円(前期比37.2%減)となった。

 心築(心を込めて既存不動産に新しい価値を創造する)事業は、コロナの影響により資産の売却を見送り、売却益が減少した結果、売上高は54,780百万円(同32.0%減)となった。ただ、レジデンスは賃貸収益の安定性を背景に堅調に推移した。

 収益の安定性が高いクリーンエネルギー事業は売上高4,654百万円(同22.6%増)と順調に成長した。

 2022年2月期業績予想はレンジでの開示とし、営業利益120~91億円(前期比24.1%増~5.9%減)、経常利益89~60億円(同24.0%増~16.4%減)、純利益80~50億円(同59.1%増~0.5%減)を見込んでいる。


 

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夢をつなぎ削り出した宮沢社長

 “カンナ社長”で知られるアキュラホームとアキュラホームグループ、スマートアライアンスビルダーは4月1日、「カンナ削り入社式」を開催した。

 今回は、新入社員85名から多く寄せられた「コロナ禍でも繋がりやコミュニケーションを大切にしたい」「対面の入社式を希望したい」という声を受け、昨年実施したオンライン入社式ではなく、同社グループとしては初めてとなる新入社員とともに作り上げる入社式とした。

 実施に当たっては、新入社員全員が所信表明として漢字1文字(合計85文字)を全長3メー トルに及ぶ木材に書き、宮沢俊哉社長が大鉋(おおがんな)で削り出した。入社式後には、85名で「絆」の人文字を描き、「全員が力を合わせて1つのものを作りあげる」決意を固めあった。

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カンナ削りの実習

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 同社からプレス・リリースが届いたとき、せっかく新入社員が書いた全体で85の漢字を宮沢社長が削り取ったら何も残らないではないかと思った。すぐに問い合わせた。宮沢社長は夢を消しさったのではなく、85の漢字が書かれた木の薄皮をはぐようにして全てつなげたのだという。さすが!宮沢社長!

 漢字でもっとも多かったのは「挑」で、進、楽、成、気、希なども多くみられたそうだ。

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 宮沢社長は、以下の祝辞を述べた。

 新入社員の皆さん、入社おめでとうございます。新型コロナウイルス感染症の影響もあり、学生生活や就職活動など大変苦労されたと思いますが、数ある企業からアキュラホームグループを選んでいただき、大変うれしく思います。

 今年度は5,589名のエントリーの中、新入社員85名を新たに仲間として迎えることができました。昨年はコロナ禍の中で日本全体、世界全体が厳しい状況におかれた年でしたが、アキュラホームグループは、「ESG(環境、社会、企業統治)に優れた日本一の注文住宅・まちづくり企業といえばアキュラホームグループとなっている」というビジョンを掲げた中期5ヵ年計画の初年度でもありました。昨年は突然の環境変化の中でも、逆境をチャンスと捉え、ITを駆使した遠隔操作のロボットによる展示場案内、WEBを活用したイベント開催などへの営業面のシフト、新型コロナウイルスを前提とした新生活様式を代表とする商品開発など、様々な施策を打ち出すことで当初の事業計画以上の業績を収めることができ、結果として、決算賞与の支給など社員への還元も行うことができました。

 今後も、新たな取組として総合展示場ではない「まちかどモデル」の展開やWEBを活用した販売戦略、リフォーム事業・土地仲介事業の立ち上げ、お客様から大工さんを指名していただく大工指名制度など様々な取り組みを予定しています。働く社員にも幸せになってもらうために、物心両面の充実も図っていく予定です。中期5ヵ年計画では売上1,000億円企業を目指し、全国のホームビルダーとの賢い連携をはじめ、社員一人ひとりの専門性を活かしてその知見を最大限に活かす専門チームという独自の取り組み、分社化により子会社社長など、社員の活躍する場、挑戦する場を次々と用意しています。

 皆さんにも、このような取り組みの実現のため、また皆さんの成長に向けて、当社が大切にし、根幹となる「匠の心」をもち、お客様に喜んでもらうために努力し、つくる喜びを感じながら仕事に取り組んでほしいと考えています。

 幸せを提供し続けるためには、現状維持ではなく常に進化し続けることが重要です。また当社が大事に思う、失敗を恐れず挑戦すること、挑戦を通じて気づきを得て成長するという経験を是非たくさん積み重ねてほしいと思っています。

 昨今の変化し続ける時代において、新しい価値観が生まれていますが、このコロナ禍という苦境を乗り越え、入社してきた皆さんだからこそ、新しい価値観、時代の変化を捉え、柔軟に対応し、未来に向かって力を発揮してくれると期待しています。

 本日は様々な感染症対策により、新入社員85名が一堂に会することができました。本日の入社式では、入社した皆さんの意見やアイディアもたくさん盛り込んだ内容となっています。かけがえのない仲間となる同期との「絆」を大切にし、お互い切磋琢磨しあい、様々な経験を重ねながら、一人ひとりが成長することで会社の成長・発展につながり、アキュラホームグループの未来を創っていきます。今日から社会人として、アキュラホームグループの一員としての自覚をもち、社会人としての第一歩を踏み出してください。

 皆さんのこれからの社会人生活が、公私ともに輝か しいものになることを祈念して、私の祝辞とします。

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 リリースには、次のような新入社員のコメントも寄せられている。

 一年前のちょうど今頃、新型コロナウイルスが流行し始め、これまで当たり前に過ごしてきた日々ががらりと変わってしまいました。就職活動においても、自分自身が一体何をしたいのか、これから先、何を大切にすべきなのか、改めて考えさせられるきっかけとなったと同時に、慣れないオンラインでの選考は、失敗や発見の連続でした。そうして、いくつもの壁にぶつかり、悩みながらも就職活動を進めていたとき、アキュラホームグループに出逢いました。

 住まいづくりへの情熱、信念、そして誇り。住まう人の喜びのために精進し、努力を惜しまない「匠の心」はもちろん、いち早くコロナ禍でも安心して快適に暮らすことのできる住まいを提供できる行動力に感銘を受けたことを今でも覚えています。住まいに関することだけでなく、カンナ削りの木のストローをはじめとする社会貢献活動など、「日本の住まいづくりを変える」という、その強い想いと高い志に惹かれ、いつしかその一員になりたいと願うようになっておりました。

 このたびの新型コロナウイルスで、世の中では様々な活動が自粛などとなっています。今後、働いていくにあたって予想もつかないような事態が起きることもあると思いますが、ピンチをチャンスに変えられるよう柔軟な発想をし、トライ&エラーで実践していきたいと思います。これから先、一年前のあの頃のように悩み、戸惑い、壁にぶつかって立ち止まってしまうことも多々あるかもしれません。そんな時は今日の喜びを思い出し、何事にも全力投球で取り組 み、前に進んでいきます。そして、新入社員一同、アキュラホームグループの一員として恥ずかしくない社会人となるため、日々高みを目指し、精進して参ります。これから、同じ想いを持ち共に入社した仲間たちと切磋琢磨しながら成長し、会社の発展のために努めさせて頂くことをここに誓い、決意表明と致します。

カテゴリ: 2021年度

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新CM「三菱地所と次にいこう。」

 三菱地所の新スローガン「三菱地所と次にいこう。」を告知する新CM「三菱地所と次にいこう。」を見た。

 新CMは、2010年から8年間CMを放映してきた「三菱地所を、見に行こう。」に代わるもので、これまでのスローガン・CMからのステップアップを目指し、「まちづくり」を通してより良い未来をリードしていく存在でありたい、という想いを込めたという。

 テレビCMの第一弾「協創」篇は、2017年度から同社グループのCMに出演している女優・高畑充希さんを起用。2027年度に東京駅前に全面開業予定の「TOKYO TORCH」(トーキョートーチ)」を舞台とし、「何事かを成し遂げるには、他人とのぶつかりあいが必要だ」という劇作家ゲーテの言葉を引用、協創の場を「知性のぶつかりあいが起こる空間」として紹介している。

 撮影は、TOKYO TORCH街区内に2021年6月末竣工予定の「常盤橋タワー」建設現場で実施。赤、青、黄、緑の様々な色のライティングで幻想的に演出。未来と協創の語り手として、クールで大人の高畑充希さんを描いている。

 高畑さんは、「今回の撮影は、建設中の常盤橋タワーの建設現場ということで、いつもとは違う緊張感がありました。建設中のビルの中に入ったのは初めてだったのですが、このCMを通して、刺激的な空間が出来上がっていく躍動感を感じていただけたら嬉しいです」とコメントしている。

 新CMは3月18日から放映されている。

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 記者だけかもしれないが、TVCMというものはよく目立つか、よほど意識して観ていないとなかなか伝わらないものだと感じた。

 記者は、同社のCMタレントは桜庭ななみさんだとずっと思ってきた。桜庭さんは、同社が2013年に東京ドームで行った新CM発表会で始球式を行ったとき拝見している。

 今回の新CMは、あのときの桜庭さんと顔もスタイルも全然異なる〝大人〟に変身していたので、びっくりした。つまり、3年以上も前に高畑充希さんに代わったことを全く知らず、「三菱地所を、見に行こう。」=あのかわいい桜庭さんだと思い込んできたということだ。

 ネットで高畑さんを調べた。1991年生まれというから29歳だ。名前・充希は「みつき」とお読みすることも知った。桜庭さんも調べた。1992年生まれだった。同じ世代だ。ということは、初めて桜庭さんを身近に見たときは21歳だったということだ。サザエさんが歳をとらず、吉永小百合さんも30年くらい前と同じなのと一緒か。そういえば、昨日(20日)の小野由記子さんも全然変わっていない。鏡を見るのも嫌になるほど加速度的に醜悪度を増すのは記者だけか。

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三菱地所の新CM発表会 「三菱地所を、見に行こう。ナイター」(2013/9/15)

体操ニッポンが始球式に登場 三菱地所 新CM発表イベント(2014/8/30)
 

カテゴリ: 2020年度

 ナイスは3月19日、金融商品取引法違反(虚偽有価証券報告書提出罪)の嫌疑で横浜地方検察庁に起訴されていた問題で、3月12日に横浜地方裁判所から罰金1,000万円(求刑:罰金1,000万円)の判決を受けたことに対して控訴しないことを決定したと発表した。 

 報道によると、同容疑で懲役2年6か月、執行猶予4年の判決を受けた元同社会長の平田恒一郎被告と、懲役1年6か月、執行猶予3年の判決を受けた元社長の日暮清被告は判決を不服とし控訴した模様だ。

カテゴリ: 2020年度

 三菱地所レジデンスは3月11日、組織改正を発表。それぞれ4月1日付。

 首都圏分譲マンション事業で都心部を強化し、機動的な組織体制を構築するため「第一 用地部」「第二用地部」「第三用地部」及び「第一計画部」「第二計画部」「第三計画部」を、「第一用地部」「第二用地部」及び「第一計画部」「第二計画部」へ用地・計画各3部体制から各2 部体制へ再編し、再開発事業の強化を図るために再開発事業部門を新設する。

 また、分譲マンションの販売に関連する機能集約化による販売力強化並びに顧客ロイヤルティ向上を目的として「第四販売部」を新設。関東以北における事業機能を首都圏第一事業部門に集約するため、「札幌営業所」は2021年3月末に、「仙台営業所」は同6月末に廃止する。さらに、再開発事業の強化を図るために再開発事業部門を新設する。

 この他、「サステナビリティ推進グループ」、「C・DX 企画部」をそれぞれ新設する。

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 都心部や再開発に力を入れるというのは納得できる。都心部の高額では同社だけでなく、住友不動産も野村不動産も三井不動産レジデンシャルに圧倒的に負けている。3社が束になってもかなわないのではないか(これは失礼か)。「ザ・パークハウス グラン」はどうしたのだろう。再開発も他社と比較するとやはり弱い。

 札幌、仙台から撤退…地方のことはよくわからないが、各社が入り乱れて用地争奪戦を展開しているのではないか。そんなところで血みどろの戦いをしないというのも賢明な選択ではないか。「金持ち喧嘩せず」といったらこれまた失礼か。


 

カテゴリ: 2020年度

 人事異動シーズンに入り、RBA野球関係者の昇格が続々報じられている。もっとも〝躍進〟が目立つのが三井不動産グループだ。

 4月1日付で専務執行役員に就任する海堀安喜氏は国土交通省出身で、不動産業課長時代の2009年~2011年、抽選会に来賓として出席、参加者にエールを送っている。

 新たに商業施設本部リージョナル事業部長に就任する肥田雅和氏は、東大野球部出身で、かつてのチームのエース&主砲。他の選手がふがいなかったことから〝孤軍奮投〟した。

 慶大野球部出身で、大学日本一に導いた第一人者と言われる同窓・志村氏の3つ先輩の遠藤靖氏が社長を務めるからではないだろうが、三井不動産リアルティは執行役員27人のうち7人がRBA野球関係者となる。

 同社の応援団長的な存在の上席執行役員・石井雄二氏は常務執行役員に昇任。住宅賃貸事業本部、横浜支店住宅賃貸営業部、関西支店賃貸営業グループ・賃貸運営グループ、名古屋支店賃貸営業グループを担当する。

 執行役員に新任するソリューション事業本部副本部長ソリューション事業本部統括営業部長・志村亮氏は、いうまでもなく〝RBAの星〟。平成元年のドラフトで、当時としては破格の契約金3億円を巨人から提示されながら「野球は趣味で」との名言を残し三井不動産に入社したのは今でも記者は忘れられない。今年55歳になるが、体形は昔のままでまだまだ投げられるはずだ。

 同じ執行役員ソリューション事業本部副本部長・吉田裕氏は、野球は素人ながら〝出ると負け〟だった当時の三井リアルプランチームを常勝チームに育て上げた監督を長く務めた。

 このソリューション事業本部を管掌する常務執行役員・正木条氏はかつての三井不動産販売の監督を務めていた。

 志村氏と同じ執行役員に就任する三井不動産リアルティ札幌代表取締役社長・江川尚志氏は、RBA野球大会32年間の歴史の中で2人しかいない三冠王の一人。双方が勝てば東京ドームの試合で、三井不動産販売チームに所属していた江川氏は志村投手に三振を喫したが、その時のコメントは「目の前で球が消えた」だった。

 住宅賃貸事業本部地域統括部長に就任する安西幸次郎氏はチームの監督。安西氏ほどの〝口達者〟なRBA関係者はそういない。野村不動産アーバンネット執行役員・木内恒夫氏と双璧だ。

 東京建物は1月1日付で住宅賃貸事業部長・佐林繁氏が住宅事業第二部長に就任した。投げても投げても〝底が抜けた桶〟のナインに足を引っ張られ続けた〝悲劇のエース〟だ。同社の「ブリリア」ブランド立ち上げにかかわっている。

 投資事業推進部長に就任した情報開発室長・中町純一氏は、チームが大会に参加した第2回大会から30年間監督を務めている。最高成績はベスト4が2回で、通算成績は94試合34勝60敗、通算勝率は0.362。かつては〝がんばれベアーズ〟状態だったが、最近はチーム力が上がっており、優勝を狙えるチームに浮上している。

 3月21日付で執行役員(ロジスティクス事業部担当兼 商業事業部長兼ホテル事業部長)に就任する髙橋浩氏は、三井不動産・志村氏と桐蔭-慶大野球部の同窓同期で捕手。入社してからは志村氏とは対照的に体重がどんどん〝成長〟し、そのうちRBA野球大会からも姿を消した。メタボが心配。ただ、ロジスティクス、商業施設、ホテル事業は同業との人脈はありそうで、抜け目なく情報収集するのではないか。

 三菱地所の4月1日付人事異動で、Mitsubishi Estate Asia Pte. Ltd. Executive Directorから総務部長に就任する明嵐二朗氏は、チームの黄金時代の主軸の一人。

 東急不動産ホールディングスの人事異動で、住宅事業ユニット首都圏住宅事業本部開発第二部統括部長・泰道周作氏が同本部開発第一部統括部長に就任する。チームの主砲を務めていた。名前が「泰道」とあるように、わが故郷・三重県出身の実業家・泰道家とは姻戚関係にある。

 野村不動産ホールディングスは一昨日当欄で紹介した。今後も人事異動が発表されたら、その都度紹介したい。

野村不動産 新社長に松尾大作専務が就任へ 宮嶋社長は同社副会長に(2021/3/5)

 


 

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 野村不動産グループ各社は3月5日、機構改革・役職員の人事異動を発表。

 野村不動産ホールディングスは4月1日付で取締役体制は会長に永松昌一氏、代表取締役社長に沓掛英二氏、取締役に吉川淳氏、宮嶋誠一氏、関敏昭氏、芳賀真氏、東哲郎氏(社外)が、コーポレートコミュニケーション部長に佐々木秀洋氏がそれぞれ就任。同日付で吉川氏は野村不動産顧問に、宮嶋氏は野村不動産取締役副会長に、関氏は野村不動産ライフ&スポーツ取締役を継続すると共に野村不動 産ホテルズ取締役およびUHM取締役に就任する予定。

 6月下旬開催予定の総会を経て取締役体制は取締役会長に永松昌一氏(重任)、代表取締役社長に沓掛英二氏(重任)、代表取締役副社長に松尾大作氏(新任)、取締役に芳賀真氏(重任)・黒川洋氏(新任)、取締役(社外)に東哲郎氏(重任)・伊藤かつら氏(新任)がそれぞれ就任する予定。

 野村不動産は4月1日付で松尾大作氏が社長に就任する。

 松尾氏は鹿児島県出身。1964年10月18日生まれ。1988年3月、同志社大学経済学部卒、同年4月、4月、野村不動産入社。2012年4月、執行役員、2015年4月、常務執行役員、2018年4月、取締役兼専務執行役員(現職)、野村不動産ホールディングス執行役員(現職)。

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 RBA野球関係者では、野村不動産の〝主砲〟を死守する常務執行役員・松﨑雅嗣氏が芝浦プロジェクト本部長に就任する。松崎氏は野村不動産ビルディング社長も兼任する。

 野村不動産アーバンネット(4月1日付で野村不動産ソリューションズに商号変更)は、応援団の常務執行役員・神園徹氏が法人営業本部ウェルスマネジメント一部、ウェルスマネジメント二部担当に、かつての切り込み隊長・佐藤大樹氏が流通事業本部吉祥寺営業部長に、元レギュラーの〝口撃力〟は木内氏と互角だった笹野青志氏がパートナー営業本部業務部長に就任する。

野村不 初回一挙6点で逃げ切り 松崎常務が口火 三井レジリース どうした山際(2018/7/2)

 


 


 

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 フージャースホールディングスは3月2日、2021年1月29日から3月1日まで実施した株式の公開買付の結果、従前の筆頭株主だったシティインデックスイレブンスから同社が所有していた全株19,153,500 株の応募があり、うち18,967,500 株を取得したと発表した。この結果、同社の大株主順位は30位となり、異動前の第2位だったフージャースHD代表取締役社長・廣岡哲也氏が筆頭株主(議決権所有割合26.35%)になったことを公表した。

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 シティインデックスイレブンスはいろいろ噂されていた投資企業だ。廣岡氏が筆頭株主に返り咲いたのは何よりだ。驚いたのは廣岡氏の住所がシンガポール共和国になっていたことだ。この意味が分からない。

フージャースHD 筆頭株主にオフィスサポート&シティインデックス(2020/5/25)

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